ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
翅赤とんぼの歌の詩のごとく。はかなくもたくましい人生が綴られているなと 思いました。 赤とんぼ、あんなにはかない詩なのに時代背景や人のたくましさなどを感じる 生命力のあるBGMにあった物語です。本当にシリアスでした。
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今宵、忘却列車にて。目覚めると見知らぬ青年と電車の中で 質問や会話のテンポなど没入感がありました。 夜空や彼の表情の変化などとても細かく美しく ストーリーを進めれば進めるほど 手を振っている彼の姿の意味合いが増していきます。 トゥルーエンドでも彼のはかなさが際立ってとてもよかったです。
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セリカ・リドル雰囲気のある伝承のパートと実際にセリカさんの探索は…! 銀の鍵やヨグ=ソトース、エルダーサインクトゥルフの わくわくワードがいっぱいです。 キャラクターの表情や背景の画像など多彩で没入感があって楽しめました!
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誰が殺した小夜啼鳥を>だいずさん、コメントありがとうございます! 素っ頓狂な会話、掴み所が無い。読者を飽きさせない。 でニコニコしてしまいました。 天然というか、見た目は大人なんだけど、子供っぽくて何処かズレている浮世離れした感じの人ってのが、初見の人にも判ると良いな~。 と思いながら会話を書いていたので、嬉しいです! しかも、宣伝を上手く出来ない作者に代わって、 前作をお勧めして下さる親切さ……本当に有難うございます! 此れからも地味に尾の無い猫シリーズは更新していきますので、どうぞ宜しくお願いします~。コメント、本当に有難うございました!
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ストーンブレイカー【Chapter3公開】チャプター3まで見ました! 強い!と思った敵もなんとか戦い方のコツがわかれば勝てました! チャプター3熱かったです! 今後の展開が気になります。 あいかわらずグラフィックに力が入っているので 時間がかかると思いますがとても楽しみです。 無視かよ…を選んだ時の主人公のバッチにウケました たしかに(笑)
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鉛の魔女1時間半ほどでクリア。 ダイスで攻撃力を決めていくプロレス式で、なるほどこういうこともできるのかと大変勉強になりました。 @ネタバレ開始 森の次の遺跡が死にゲー箇所で、ポータルから先の不思議な館についてしまえば回復→スライム→回復のループが見つかるので、そこでやろうと思えば無限レベルアップができます。 @ネタバレ終了 自分もこういうの作りたいです。
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三秒前の恋人グラフィックとUIとすべてがマッチした技術が高すぎて 本当にすごいとしかいいようがないです。すごい(O_O) 高負荷演出何かなと思ったら、音楽まで選べる! そして…。 こちらの操作と演出のマッチングぶりがすごいです。
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嘘の手紙UIと画面とSEのマッチングでできたアドベンチャーの雰囲気、 とんでもない完成度です! はじめたとたんにうああああなにこの教室 陰鬱でいてそして御洒落!オシャレ! 空の色に影響していく嘘 会話や探索で得られる嘘 本当にUIが秀逸。 一度エンディングを見た後のヒントモードのUIとの一体感。 個人的には不安に駆られた色のない救いなき探索パート 顔がない人間関係、イベントで入っているイラストの手の動き。 めちゃ好きです。 真エンドまで用意されている。プレイヤーへのやさしさというか 少しだけ前向きになれる世界も用意されているので みなさん是非遊んだらいいと思いました!
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TGIF金曜日以外に見たので、リベンジ金曜日に見に来ました。 どのキャラも、顔グラがこまかく表情豊かに動きます。 はーどっこい金曜日^^ねぎらいを頂きました。
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TGIFゲームのヒントを読まずに今日(木曜日)にプレイしてしまった…… そしたらなんと…… 後はお楽しみで! とりあえず、また明日やります(笑)
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リベリオン・ヒーローズ街で流行っているヒーローごっこをきっかけに仲良くなった、主人公のほのか(名前変更可)と、柴犬の半獣であるヤマトの物語です。全3ルート、おまけを含め2時間弱で読了しました。舞台は現代ですが、獣人などファンタジーの要素も少し入っています。 とにかく真っ先に「これはすごい!」と感じたのは、細かい部分まで洗練されたUIです。格好良いUIと、可愛くてスタイリッシュなイラスト(スチルも豊富になります)が相まって、作品の没入度をより高めてくれます。2人のやり取りを最後まで楽しく読めたのは、UIとグラフィックによる力も大きかったと思います。 ストーリーは基本的に、ほのかとヤマトがお互いの距離を少しずつ縮めていく姿を見守っていく感じになります。ヒーローごっこに関する演出や描写を挟むことで、メリハリが出ているのも良かったです。出会ったことでお互いが良い方向に影響し合っていることを自覚し、さらに寄り添っていこうとする2人の姿はとても微笑ましく、最後は温かい気持ちで(ニヤニヤとしながら)読み終えることができました。2人がより一層、幸せになって欲しいと願わずにいられない素敵な作品でした。ありがとうございました!
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MYJOLLYROGER -マイジョリーロジャー-海賊嫌いの主人公ダニエルが、ひょんなことから妹のエヴァと一緒に海賊船に乗ってしまい、成り行きで海賊の一員になってしまったことから始まる物語です。1時間半程度で読了しました。 正統派の海賊冒険活劇ゲームで、最後まで楽しくプレイすることができました! 特に良いと感じたのは、個性的な海賊団メンバーと多彩な背景・スチルです。メンバーの食事風景や集合絵はこのゲームを象徴するような心踊る内容でしたし、深海部分の背景は不気味さと神秘さが混ざったような、まさに「冒険してる」感じが出ていて、とても良かったです。 シナリオは軽快なテンポで進んでいくので、全くダレることなく最後まで読むことができました。海賊である以上アウトローな描写もありますが、ひどく血生臭くなるような展開はありませんので、その辺りが苦手な人でも安心して読めると思います。キャラクターもみんな個性的で、特にレイのインパクトはすごく大きかったです(笑)。最終的にはメンバーみんなが好きになりました。序盤は海賊嫌いだったダニエルも、旅を続けていくうちに徐々に変化していき、最後の決意を見せる部分は、この作品にふさわしい王道で素晴らしい内容だったと思います。 フリーゲームではあまり見かけない、海賊を題材にした華やかな冒険活劇でした。未プレイの方は、ぜひ個性的なメンバーと一緒に海の冒険に出てみてはいかがでしょうか。
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ヘブンズ・ロワイヤル -Frozen Butterfly-■まさか続編が出るとは Frozen Butterfly。の響きの良さ。 ドンパチやってた前作に比べてオシャンティーにせめて来たなぁと思いました。 続編ものってフリーのノベルゲームじゃ結構珍しい部類なので新鮮です。 何と言っても『キャラクターの好感度マックス』の状態から 強くてニューゲームが楽しめるのが見どころですね。 特にルーシーなんかはデレデレで最初から可愛すぎました。 ルーシーの場合「肉体的」にも強者って感じなので、 そういうキャラクターが等身大の乙女っぷりを発揮すると威力絶大です。 そんな彼女についていく「冷徹無比な男」ナルガの構図も良い。 この二人が通じ合ったらもう敵なしだろうという無敵感というか。 ジャンプ漫画でよくあるやっかみつけてきたキャラに信頼されるカタルシスみたいなものを感じる構図です。 ■この作品の一番良いところ ルーシーとナルガの信頼感がやっぱり見どころですかね。 ナルガを恨んでいた元カノが登場した時に、 ルーシーが何の躊躇もなく自分が殺そうかと提案したところなんか良い信頼感。 人間ドラマが好きな人は前作でのバトルメインよりも、 今作の人間性を描いたシリアスが性癖に刺さるかもしれません。 特にナルガの葛藤にスポットライトを当てているので、 感情移入もしやすい作りになっていると思います。 圧倒的にナルガメインのコンセプトでしょう。 あとサブキャラ天使のバルカくんが異常に可愛いです。 このキャラクターを投入したのは神の一手。 本来ルーシーとナルガのやり取りって 一方的にルーシーの独り相撲をさらっとナルガがかわしてる感じなんです。 ナルガが受け身すぎて、進展が見えない状態なんですね。 対してバルカくんとナルガは対照的さが面白いというか、 幼い男の子が健気にしているのと、それをすごい鬱陶しそうにしているのが。 脚本術で言う陸に上がったカッパみたいな、 ナルガの苦手なもの(弱点)をぶつけてきたという采配の上手さを感じました。 やっぱりどこか完璧だと思わせる人間が困惑している様は見ていて楽しい。 「これ、パプリカです」は笑いました。 ■ラグエル @ネタバレ開始 最後のセリフが卑怯でしたね。 「起きたらまた、みんなに叱られるかな……」 という言葉を残すだけで、寂しさから悲劇を求めていたのかな という考察が出来てしまいます。 また、このシーンの前に天使の写真を見て「昔は天使も……」 という感傷に浸る場面があったので、なおさらそれが効いてきます。 ただの狂った天使で終わらせなかったところが 今回のメインストーリーの良かった点でした。 @ネタバレ終了 ★イラスト 前作のレビューでも触れたんですが、やっぱり絵が好きです。 カルラが天使にされるところなんかはBGMも相まって 「かっちょええええええ!!」ってなりました。 設定とも相まって、中二病的な相乗効果の高いイラストレーターさんです。 そういうのが大好きなので、 今作もこの人の描くCG最高だなぁと堪能させてもらいました。 ■最後に 前作好きなら絶対にやったほうが良いです。 全然おまけみたいな扱いではなく、本編そのものなので。
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不死身の英知読み応え、読みやすさ、面白さ、どれも素晴らしかったです。 個性的なタッチの絵もよく、Live2Dで動くので映画を見ているような感覚でした。 文章力が高いのもありますが、 物語を停止させる選択肢の場面が極力省かれていたのも良かったです。 そのため、リズムを崩すことなく、ぐいぐい読み進められました。 出てくる登場人物にもしっかり立ち絵やシーンがあり、 20~30分という短いお話のはずが、 1時間くらいの短編映画を見たようなボリュームに感じられました。 クリア後の充実感(読後感)もありました。 同作者の「不死の~」シリーズに出てくるキャラクターとのことで、 他の作品も気になりました。 作者のこういうのが書きたい!こういうイメージだ!ってのが ストレートに伝わって来て、ほんと面白かったです。 一部、欠損や流血などがあり(R15指定とのこと)、それがちょっと動いたりするので、耐性がある方、 SFローファンタジーが好きな方にはプレイをオススメします。
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吹き溜まりの彼女はやめに読んで30分程度のプレイ時間でした。 ゆっくりでも1時間は全然かからないと思います。 @ネタバレ開始 特に物語の前半部分、彼女との再会~触れ合いのパートが魅力的でした。 昔の面影を残したまま主人公の前に現れる彼女。 そして直接的な描写が少なくても、 彼女の表情や立ち振る舞いを見るだけで想像できる凄惨な過去。 主人公が感じる罪悪感が痛いほど伝わってきました。 アダルトチックな表現もグイグイ引き込まれました。 これがあることで幼少期の彼女とのギャップが大きくなり、 物悲しい想いを一層強く感じました。 結末は賛否あるかもしれませんが、突拍子もないハッピーエンドにするくらいなら現実的なエンドにする方が自然だと思うので個人的には割と好きです。 @ネタバレ終了
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誰が殺した小夜啼鳥を【魅力的なキャラクターと叙述トリック】 黙読で15分、感情込めて音読で40分。 謎の場所、曖昧な記憶そして、人らしからぬ怪しい男『葦島』 葦島と共に自身(子ども)の記憶を辿り、あるの人物に辿り着きます。 前半は会話と回想ですが、葦島との素っ頓狂な会話によって、読者を飽きさせません。 一本完結の短編作品ですが、『葦島』という掴みどころのない謎のキャラクターが気になる方は『尾の無い猫は夜に哭く』を読んで頂くと、理解が深まり、より面白いです。
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青い翅の蜘蛛この短いお話の中で、色んな事を考えさせられました。 @ネタバレ開始 蜘蛛さんが嫌っていた自分と、理想の自分。 確かに、手に入れ方は褒められるものではありませんが… 自分より友人を大切にする心と、それを分かって貰えない切なさが、心に刺さりました。 @ネタバレ終了 子供の時に読んだ昔ながらの絵本をもう一度読みたくなるような、考えさせられる作品でした。
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1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)オレンジ色と青色が印象的な作品。 ネタバレという訳ではないのだけれども @ネタバレ開始 死を覚悟した後の記憶、それがこんなにも穏やかで鮮やかであることが、物悲しく、そしてやさしい。変えられない結末――物語の受け取り方はまさに万華鏡かしらん。 @ネタバレ終了 短い作品なので、まずは体験していただきたい一品。
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怒ると死にます。ゲームを開始直後に主人公の中二病感に不安を覚え、進めてみるとやはりのトンデモ設定。いや、ゲーム説明を読めば分かること、問題ない。 かわいいヒロイン、ヤバい医者、どことなく(?)懐かしさを感じるギャグセンスにテンポ良く流れる会話。不意に襲来する選択肢を叩き落としエンディングにたどり着くと、成し遂げたという満足感でうれしくなる(特に難易度「難」)。何だかんだでお話がしっかりしており、引き込まれた。 AUTOを使用して横目で見て進めているとやらかすので注意。 エンディング後のタイトル画面が大好き。
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僕らのノベルゲーム面白かったです! @ネタバレ開始 ・中盤から終盤にかけて、これでもかと言うぐらい問題が次々に発生し、 一体どうなってしまうのかという展開からの綺麗な着地は、 とてもハリウッド映画的というか、まさにエンターテイメントだった。 ・ずっと上下が黒く被さっていて、全体が見えないエレナの絵がぶわっと表示されて、 君をこの世界に出してあげたいんだ!的なシーンはすごい感動して鳥肌がたった。 ・木下が凶暴すぎて笑ってしまった。 ・鬼瓦くんはビジュアルなかったけど、ごつい柔道部男子みたいなイメージ。 ・クソゲーツッコミ実況は、制作者にはつらそうだがちょっと見てみたくもある。 あえてツッコミどころ満載のゲームを作って、有名実況者に 実況してもらうのを目標とするというのもゲーム制作の戦略としてアリなのかも。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!