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ティラノゲームフェス2020参加作品

10054 のレビュー
  • 初恋の後悔
    初恋の後悔
    主人公が自分の内面や恋愛感情、その他様々なことに ついて悩み、成長していくお話です。 @ネタバレ開始 読み終わって、「こんな良い友達に恵まれたいなあ」 なんて思いました。 私自身、人間関係から逃げ続けたり、 どこか冷めた目線で一歩踏み出せないことが たくさんあります。 主人公である玉木悠太には 共感するところがあり、 そんな彼が人間的に成長していく姿を見て 温かい気持ちになりました。 玉木は沢山の良い友人たちに囲まれています。 そのきっかけは、たまたまクラスが 一緒だったとか、たまたま転校してきた とかかもしれません。 ですが、そんな偶然一緒になった人と 関わることを決めたのは玉木自身です。 そういった意味で、この友人達も 玉木の選択だと思います。 自分らしい生き方が叫ばれる昨今、 自分らしさに悩む人が増えているように感じます。 自分らしさは環境が作り上げる面も大きいように思います。 だからこそ、自分に目を向けるだけでなく、 周りの人に目を向けることも 大切だと思いました。 小学校からの友達も、 中学からの友達も、 高校からの友達も。 高校の三人の先生や家族、 大学で知り合った人たちも、 全てが繋がって、この物語や玉木悠太を 作り上げています。 そう思うと、舞台は大きく動きませんが とても壮大な話に思えました。 とある本で「後悔とは言い換えると時間の無駄である」 と書いてありました。 「人は数ある選択肢から一つしか選択できないから、  選択しなかった方をいつまでも悩んでも時間は  戻らないし、違う方を選択することもできない」 と続いていました。 読んだときは腑に落ちたように感じました。 ですが、後悔もまた人生の一部だと思います。 後悔が役に立つとか立たないとかではなく、 自分の気持ちを整理したり、 他人や自分の行動、思いを深く考える為にも 後悔は人間にとって必要だと思いました。 全体を通して、派手な展開はありません。 ですが、そういった派手さのない人生でも 多くの人の感情が動いている。 そのように思いました。 教師陣もみんな、人間らしさがあって良かったです。 @ネタバレ終了 noteのあとがきも読みました。 魂のこもった作品をありがとうございました!
  • too late but
    too late but
    創作に関わるお話です。 私自身、創作について悩んでいたので とても心に響きました。 作品への温かい感想はいつもらっても嬉しいですね。 @ネタバレ開始 最後の伏線回収(お守りの中の紙片)は かなり驚きましたし、創作の原点はここにある と思い出させてくれました。 私も一つ一つの感想をもっと、大事にしたいと思いました。 作品が死後に評価されることは、作者に 届かないかもしれません。 ですが、作品を通して伝えたものは 読者の心の中でずっと生きていくと思いました。 @ネタバレ終了 創作に悩んでいる方はぜひ、プレイしてほしいです。 創作や物語は食料や水、空気のように 生きていくのに必須ではないかもしれません。 ですが、生きていく道を示す指針になってくれる。 そのように思いました。
  • Eveplus(イヴプラス)
    Eveplus(イヴプラス)
    イヴちゃんのゲームが出来るなんて…!!!と終始感動しながらプレイさせて頂きました。メニュー画面からして最高ですよね… 絵、シナリオ、音楽が素敵な世界でした。。
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    たのしかったです。 すでにたくさんの方の感想に書かれている通り、よい作品でした。 個人的に特によいと感じたのは、それぞれの描写の量です。中でも特に登場人物については、程よい長さで全体の調和がとれていて、なおかつ丁寧な描写だったように感じました。キャラクターは谷口さんが特に好きです。 @ネタバレ開始 本作はぬるくない創作物語でした。 以下木下君と新平に関して、私が勝手に想像したことを書きます。 人や人のものに手を出すのは最悪の行為だと思います。ですが、そんなことをする木下君と主人公の新平は、似ていますよね。 弱い立場の存在に対して一方的な感情をぶつけるという行為は、タツくんとのファミレスシーンで描写されています。おまけに手を出してしまう(水をかけてしまう)ところまで同じ。私は、タツくんの反論はその通りであると感じました。ものに関しては、部室でノートを破いたところなどで描写されています。新平は大切な物語に対しても、手をあげています。 この辺りを考えると、木下君は新平の弱さや至らなさを象徴したキャラクターなのかなとも感じました。 しかし、だからこそあの破いたノートを、暑い中エアコンを消してまでくっつけていたシーンや、屋上での木下君に対抗して絵を守るシーンが光ったのだと感じます。これらの場面は、物語上で描かれている創作に対しての思いはもちろん、新平の抱えていた弱さなどの諸々のことが入っているように私は思いました。 そして本当はずっと大切で大好きだった物語に、新平が助けられるという描写。私はすごくいいと思いました。この場面大好きです。 そんな前に進んだ新平の大きな支えとなった美央さんや、谷口さんと先輩も非常によかったです。 最後の方で書かれていたみんなの少し先の話なども、また程よい情報量で妄想が捗ります……! @ネタバレ終了 この作品は、九州壇氏さんの作品をやったことがある方は、にやりとできるシーンがありますね(笑) この辺りもたのしかったです。 ありがとうございました。 制作お疲れ様です。
  • パーソナル・スペース
    パーソナル・スペース
    宇宙船に残った断片的なデータをばらばらの時系列で追っていく、という構成がまず面白かったです。(個人的に映画の「メメント」を思い出しました) 時系列はばらばらですが、開放される順に読めばすんなり物語が入ってきます。 序盤のchapterでシロエ可愛いなあ~ってなるんですが、その後の展開がわかっているだけに終始切なかったです。その辺り本当に上述のchapterの構成が効いてると思いました。 SFらしい壮大な展開との対比もあって、彼女たちのパーソナルな感情や物語がより刺さるのですよね。。 そして読み終わる頃にはラズリ大好きに。 @ネタバレ開始 ラズリ推しとしてはラストでミドリが最後までラズリを思っていたことが明かされるところ、ぐっときました。 あと、chapter13のクロハが仲間を助けるシーンでボロ泣きでした。 @ネタバレ終了 登場人物がみんな点となり時を超えて、やがて線で繋がる。 素敵な物語をありがとうございました!制作お疲れさまでした。
  • ありすすいーぱー
    ありすすいーぱー
    マインスイーパーをベースにして、そこに可愛いキャラクター・ボイス・華やかな演出などが加わった作品になります。ティラノでマインスイーパーを作れることにも驚きましたが、そこに初心者向けのお助けアレンジを加えているので、初めての人でも気軽に楽しめると思います。 自分自身、今までマインスイーパーは1回もやったことがありませんでした。しかし、この機会にやってみようと思い、プレイしたらあっという間に2時間が経ってしまいました。マインスイーパー以外にもストーリーモードがありますが、そこに出てくるありすちゃんもすごく可愛くて、ボイスを含めて、とても楽しくプレイすることができました! マインスイーパー自体、最初はどう攻略すればいいのか分からず、あっという間にゲームオーバーになってしまいました。でも、失敗してもアリスちゃんのおかげで、不思議と嬉しい気分になってしまいました(笑)。ネットで簡単な攻略法を見て、お助け機能を使いつつ、無事に完走することができました。頭は疲れましたが、上級をクリアした瞬間の高揚感は大きかったです。途中で上級完全クリアを試みようとしましたが、運ゲーになってしまい、あえなくゲームオーバーになってしまいました。いつか完全クリアを目指したいですね。楽しく熱中できる作品をありがとうございました!
  • 地下監獄ESCAPE
    地下監獄ESCAPE
    スタイリッシュなグラフィックに惹かれてプレイしました!脱出ゲームでありながら、”探索で手に入る物”ではなく”主人公の頭脳そのもの”で危機を切り抜けていく、斬新なゲームだと感じました。スタートからゴールまで緊張感があり、臨場感のある脱獄劇を楽しめました。
  • 気づいてよ彼女ちゃん
    気づいてよ彼女ちゃん
    どこか様子のおかしい彼女ちゃんとやり取りを行っていくゲームです。15分程度で全4エンディングを見ることができました。 彼女ちゃんのいろんな可愛い表情を堪能しながら、全てのエンディングを見ることができました。とあるエンディングの彼女ちゃんの狂気は、(良い意味で)「おおっ⋯⋯」と思ってしまいました。また、エンディング1のギミックは、一人の制作者として「こういう方法もあるのか!」と驚きました。 短い時間ながらも彼女ちゃんの可愛い表情の数々、ノベルゲームの媒体を利用したギミック、いろいろ推測してしまうストーリーなど、様々な部分で楽しめました!
  • 誰が殺した小夜啼鳥を
    誰が殺した小夜啼鳥を
    冬記さん、コメントありがとうございます! やったー! ホラーになっていましたか!? やったー!(二回目) @ネタバレ開始 やらかした事はまだ、ギリ許してやらんでもない……が、其れに対して誠実さが無いのはダメだ! 許さん! 命を持って償え! という思考の元、あぁなりました。えげつないと言って貰えて嬉しいです! ありがとうございます!(ニッコニコ) 立ち絵が有るの先生だけだしなー幾ら何でもバレバレかしらん? と思っていたので、其処も嬉しいです!  小夜ちゃんは……女の子ですからね。一度冷めたらもう他人なんですよ……冷め切ったら、もう自分を愛してくれない男なんてゴミなんですよ……。フフ。@ネタバレ終了 冬紀さん、コメント本当にありがとうございましたー!
  • 誰が殺した小夜啼鳥を
    誰が殺した小夜啼鳥を
    タイトル画面がとても雰囲気があって素敵だったのでプレイしました。 立ち絵が黒塗りなのも味があっていいですね。 @ネタバレ開始 タイトルの感じからしてホラーかな?と思っていたのですが…… えげつない感じのホラーでしたね……! ゾッとしたし怖かったです。 合間に一瞬だけ表示される線画イラストで、なんとなく事実が読めましたが、まさか先生が……とは思わなかったのでまんまと騙されました。 最後、小夜ちゃんの晴れ晴れとした笑顔が印象的でした。ある意味あそこが一番怖い……。 @ネタバレ終了
  • 怠惰な天使は夢を見る
    怠惰な天使は夢を見る
    とても雰囲気のあるゲームでした。 イラストが綺麗で、UIもおしゃれ。 選択肢によって全然違う結末を迎えます。 世界観などは詳しく書かれていないので、彼らに起きたことをしっかり理解できたわけではありませんが、考察の余地があってよかったです。 暗めな雰囲気の素敵なゲームでした。
  • 空の果てからこんにちは
    空の果てからこんにちは
    ■設定が斬新で面白い 果たして、 立ち絵が逆さまのままでエンディングを迎えるヒロインがいただろうか……。 重力が真逆の世界から来た少女メイラ。 当然ヒロインの立ち絵も画面で逆さになっていて、 天井から生えているシュールな状態で会話をすることになります。 トイレとかどうしてるんだろう、とか。 逆さの状態で人間何ヶ月も過ごせるのかな?  みたいなツッコミはもはや野暮でしょう! 知っている人はクスリとできるパロディネタなんかもありました。 メタ要素も結構ぐいぐい来ます。 ■選択肢が豊富 ギャルゲ好きとしてはかなりの高評価ポイントでした。 その選択肢自体も、ヒロインのリアクションを期待させるタイプで、 どれを選ぼうかなーと迷わせてくれるのが憎いところです。 思わず全部試したくなる選択肢、いいですよね。 ■作中の雰囲気 とてもコミカルに話が進んでいきます。 かなり日常シーンを大切にされているのがわかりました。 なだけに、まさか直接的な「行為シーン」があるとは思わず、 声をあげてびっくりしました。 このコミカルさでエッチシーンあるの!?  ■この作品の一番良いところ 突き抜けているところです。 ツッコミどころが多いというのが逆に楽しい。 設定がガチガチな作品だと、ツッコミどころはストレスにしかなりませんが、 この作品のそれは一味違うというか、なんか楽しめてしまうんですよね。 なので理屈ではなんかおかしいなってところもニヤニヤしてプレイ出来ます。 本来シリアスなシーンとかピンチなシーンでも、 やっぱりシュールな絵面を想像して笑ってしまいます。 逆さま設定でどうあがいても心が重くなる展開がないのも良い。 終始楽しくプレイできました。
  • 安らかなこの場所で眠る
    安らかなこの場所で眠る
    可愛いのにどこか不穏なタイトル画面とタイトルに惹かれてプレイしました。 手書きの背景が絵本のようで素敵です。 個人的に異形頭がとても好きなのでワクワクしながら読みました。 探索パートは調べられる箇所でカーソルが指の形に変化するのでサクサクと進める事ができ、よかったです。 最初、世界観がつかめませんでしたが、読み進めるうちにわかってきて、そういうことだったのか……!と切なくなりました。 はじめの方はほのぼのとした平和な会話を楽しんでしましたが……最後は狂気的な執着を感じて少しぞっとしました。 ほのぼのから不穏な感じに変わっていく過程がとてもよかったです。
  • 嘘とサプライズ
    嘘とサプライズ
    タイトル画面の可愛さに惹かれてプレイしました。 表情がコロコロ変わる女の子が可愛かったです! とくに、笑いを堪えている時の顔が可愛い……! ほのぼのな会話の中に、ちょっとシリアスが混じりながらもテンポよく進み、さっくり楽しめるゲームでした。 会話ワードを入手して会話を進めるというのも、面白いな〜と思いました。 『先輩』という言葉と、他の方の感想を見た感じ、前作からの続きなのでしょうか。二人の関係は一体……?と、いい感じに気になる展開で終わっているのがまた、いいですね。 楽しかったです。
  • なつのかわにうかぶ
    なつのかわにうかぶ
    りんご飴を食べるシーンの動画に笑っちゃいました。可愛すぎる! あと、りんご飴の感想が私と同じで少し嬉しかったです(笑) 幻想的なキラキラとしたグラフィックの中、楽しむ二人を見て、お祭りに行きたくなりました。 短いストーリーなのに、スチルが多くて豪華でした! 動画もあって、手が込んでいるなぁと思いました。 今作をプレイするにあたり、前作を先にやったのですが、やはり前作をプレイしてからの方が楽しめると思いました。 キャラへの愛の深さがうかがえるあとがきも楽しませていただきました!
  • 狭間の館
    狭間の館
    選択肢が地味に凝っていて少し時間がかかりました。考察が捗る内容だなと感じました。 スマホで出来るのでぜひやってみて下さい。
  • 旅人とほのぼのカフェ
    旅人とほのぼのカフェ
    とっても優しくて温かくてじんわりする、すてきな作品でした…! ほのぼのさんの作る水パンやおひさま大福、泉のスープを味わい、 もふねずみさんのお家に泊まって木の実のお茶を飲みながらゆっくり旅のお話をして、 なごみ町のおばあちゃんの小麦ときのこと白身魚のお料理をほおばり、 ほんわか草原に寝転んで、雲を眺めてのんびりと。 たくさんの和やかで穏やかなひとときを過ごしました。 曲や絵が物語にとにかくぴったりで、 この曲、この絵があってこその作品だと思います。 絵本を読んでいるような気持ちで楽しませていただきました。 目に映る景色の爽やかさや、おいしくて心を満たす料理が ありありと浮かぶ描写で、テキストのお上手さがうかがえました。 「心の宝物が増える」という表現、とても良かったです。 物語に込められたメッセージも涙を誘うものでした。 @ネタバレ開始 旅人さんの「やっぱり、生きてて良かったんだ…」という言葉と共に 彼が旅を続けていた理由が分かり、少しの苦しさを感じつつも 「この世界は楽しくて優しくて暖かな事の方が本当は沢山あったんです…!」 という言葉に感動します。 旅人さんの言葉「楽しい所を探し始めれば世界は変わります…」 ほのぼのさんの言葉「人それぞれ人生の台本は違う」 込められたメッセージが響きました。 @ネタバレ終了 ボツになってしまったというお話もぜひ読みたいと思いましたが、 ご負担にもなるかと思いますので、お願いはいたしません。 ぶつかる壁もあったとの中で制作してくださり、ありがとうございました。 心の宝物のような作品に出会えてよかったです。
  • Crescendo Moon
    Crescendo Moon
    青年と少女が夜の砂浜で語り合うという内容です。 場面は一切変わらず、砂浜のみで進んでいきます。 二人は事情を抱えているものの、会話の内容は 面白く、そして優しくお互いに癒されるものです。 少し暗い場面もありますが、 全体を通して一貫した暖かい雰囲気を 感じ取ってみてください。 絵やBGMも好きです。
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    自分もノベルゲーム制作に携わる人間なのでタイトルに惹かれてプレイしました。 プレイする前にこんな話かなと想像はしていましたが、想像を上回る面白さでした。ルート1本ながらもキャラクターひとりひとりに感情移入できるエピソードが詰まっていて満足度が高かったです。話が進むごとに文芸部の行方を最後まで見守りたい気持ちでいっぱいになりました。全体を通してとても丁寧に作られていたので安心して読み進めることができました。 キャラクターの雰囲気の出し方もとても良かったです。美央ちゃんの遠慮がちな表情が性格とマッチしていて特に好きです。さらにイラストに関して、一瞬しか使われてないスチル絵もあったのでプレイ後にCG鑑賞モードがあったのは嬉しかったです。 素敵な物語をありがとうございました。ノベルゲーム制作者には色々と刺さりそうだなと思いました笑
  • と或る男と女の馴初め ver.2
    と或る男と女の馴初め ver.2
    とてもプレイしていて楽しかったです..!!