ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
トリカゴセヴンデイズ亡失した主人公の記憶を追い求めながら、カレンの真実に迫っていくノベルゲームです。少しずつ世界観が明らかになっていくにつれて、プレイヤーも引き込まれていきます。 クリアしたときにシナリオの完成度の高さに感服しました
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僕らのノベルゲーム僕らのノベルゲーム読了しました。プレイ時間3時間半。 学園、青春、創作、サクセスストーリー! 綺麗なイラスト、練られたシナリオと完成度が非常に高いです。 開始直後の演出や、UIなど大変拘って丁寧に作られています。 また、ストーリー序盤~中盤でキャラクター毎にスポットが当たる場面があるのですが、誰と何をしているのかを明確にしている点も工夫を感じました。 シナリオの見どころのひとつとして、創作をしている身としてはあるあるの部分から、闇の部分までが詰まっている点。 プレイしていて思っていたことは、「これを書ける九州さんのメンタルすげぇ」でした。 人によってはゴリゴリとメンタルを削られるかもしれません。 @ネタバレ開始 一番好きなシーンは最後の屋上。 窮地の場面で誰が助けに来るんだろう?と色々と考えていたんですが、なるほどそう来たか。 製作者としては一番嬉しいやつですね。最後までエレナを守り抜いた樋口がかっこよかった。 読了後、「あとがきは!? あとがきはないの!?」ってなりました。 Twitterで呟いていた最後まで悩んでいたワンシーンの部分や、前述の屋上の場面で他に助けに来る人の候補があったかなどが個人的には気になります。 きっと自身のブログに上げる準備をしているのでしょう。お待ちしております。 @ネタバレ終了 3年間の製作本当にお疲れさまでした! 最後に、マイベストフェイバリットキャラは鬼瓦くんだというどうでもいい情報を書き込んで締めさせてもらいます。 え? みんなも鬼瓦くんに立ち絵付けて欲しいって一度は思ったでしょ?
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神隠姿:月待望の神隠姿二作目! 文章が簡潔に且つシンプルに纏まっているのと、ストーリー自体がサクサクと進むためノベル系のゲームが苦手な人でも非常にやりやすい。一応前作をプレイしていなくても今作品は十分楽しめる。が、前作との伏線がありとあらゆる場所にあるので、一度プレイしてる人は滅茶苦茶楽しめると思う。特に最後の所とかは「ンアスンゴイシッテルコノヒトォ!!!」と湧き上がるものがあるので、是非まだ前作をプレイしていない人はやってみてほしい。「まさかお前が……?」ともなるし「アッなるほどね理解した」って感じにもなるしで最高に面白くなる。 実写映像も中々に雰囲気があって好きなので、これからプレイする人は是非映像にも注目してほしい。 あ、ちなみに個人的な事なんですが私はチーちゃんと山田さんと前作なら山荷部長が好きです。
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パーソナル・スペース
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僕らのノベルゲームまさしく創作の明と暗、軽と重といった二面性を併せ持つ制作者にも響く物語だったと思います。 切り口は学園ものの王道で、スッと彼らの日常に入り込めるテイストがとても多くの人にお勧めできる作品だと感じました。 僕は読むスピードが遅いので、読了まで5時間くらい掛かったと思いますが「読みやすさ」と緩急の利いた飽きさせないプロットで、時間の長さは気になりませんでした。 小説を書く方も、ノベルゲームを制作する方も、ぜひ青春という甘酸っぱいフィルターを通して「あるある」を感じつつ、彼らの物語を見守ってみてはいかがでしょうか。 ひと夏の思い出を、ノベルゲーム制作の合作に懸けた彼らの人間ドラマもお見逃しなく! @ネタバレ開始 【2軸のストーリーライン、二面性】 主人公、樋口新平の頭の中にずーっと住み続けていたエレナ。 彼女をメタファーとして、創作上の物語と新平の日常がうまくリンクして並列進行していく造りがとても面白かったです。 頭の中に断片的にあった彼女の想像が、鬼瓦くんの手によって具現化されたり、段々創作上のシナリオが組みあがっていく中で、本当にファンタジー小説を読んでいるかのような描写にゆっくり溶け込んでいくのが素晴らしかったです。あ、もうストーリーは動き出しているんだ。。と、エレナと先生たちの掛け合いを見て思いました。 また、新平たちの日常もコミカルさと青春の甘酸っぱさが丁寧に織り込まれていて、やっぱり創作の日常風景っていいなと再認識する世界でした。 それと「創作あるある」や制作者なら分かる進捗とか合作の大変さというライトな描写が”明”とするなら、新平が抱える絶望と挫折と過去のトラウマが”暗”という感じでヘヴィーな側面もしっかりと感じることが出来ました。 こうしたストーリー性や描写の幅などで、要所要所に二面性を感じたので、ひょっとしたらこのスタイルが九州壇氏さんのスタイルなのかな?とすごく面白いなと思いました。 【読み手を意識した丁寧なシステム面】 フォントの読みやすさもそうですが、基本的なADV形式で進みつつも、単独テキストだったり、色々テキスト面でも趣向を凝らしていたと思います。 あと個人的に良いなぁと思ったのが、バックログが非常に見やすかったです。背景がグリッド線なのは、そういう背景を選んだのか、あえて背景を入れないとそうなるのかちょっと検証したくなるくらい、シンプルイズベストみたいなバックログ画面でした。 それからTips機能も新設設計。創作アイデアをたくさんいただきました。僕も単語とかのTIPSを入れたいなと常々思ってる人なので、そうそうこういうのやってみたかったんだ! と、膝を打ちました(笑 ちゃんと「フライテキスト」と言いますか、その説明まであって至れり尽くせりですよね。素晴らしいです。 【馴染みの音楽からシーンを想起できる楽曲まで】 フリー音源でも本当に素晴らしいものがたくさんありますが、その多くが耳に残っている素敵な曲ばかりでした。 個人的にいつか使いたいと思っていた「ワスレナグサ」なのですが、感情の発露という意味ではここがこの物語のクライマックスだったなと、僕は思いました。「ワスレナグサ」のシーンは、ホント印象深かったです。 【立ち絵とイラストの力】 こちらも触れておきたいことの一つです。僕はあまり作品に立ち絵やスクリーンショットは使わないのですが、イラストの力を見せつけられました! 一枚絵ももちろんなのですが、今回立ち絵の表情がすごく繊細でした。 例えば、会話文で掛け合いをしている中で、新平が突然思考(独白)した時に表情が変わる、というタイミングがちゃんと話を聞いてる感があって、そういう細かいところの演出が素晴らしかったです。 【青春≠恋愛 あっさり目 でもラストでにやり】 学園もので青春なら、恋愛を絡めるのも定石だと思いますがこの作品ではしっかりしたそれぞれの相関図は見えつつも、誰と誰がくっついて、誰と誰が結ばれて、みたいなのがくどくなくて、一見あっさり目にも見えました。 しかし、「4つのタスク」を消化する際に、それぞれの人物にスポットライトを当てて主人公とサシにする演出もまた面白かったです。 でも実際タツは、美央が好きで。。というのは分かるようになっている。どこかで行ってました「いらない部分は削ぎ落す」というのを見た気がします。その関係性は分かるからあえて描写しない、という風でした。 それが、ラストの8年後。エピローグ的に先輩と新平が空を見上げながら話すところで生きていた気がします。 ああ、新平と美央は上手くいったんだな。とか。先輩は最後まで先輩だったなとか。谷口さんもきっと今も頑張ってるんだなとか。連絡はしてないけど、知らせが無いのは良い知らせ的な新平とタツの仲直りとか。 最後まで、みんなはみんなでした。 @ネタバレ終了 めっちゃ長くなってすいません。。 「読んだ後に語りたくなる物語」この作品もすごく胸が篤くなりました。 創作のヒントや、様々な可能性を教えてくれた素晴らしい作品をありがとうございました。
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僕らのノベルゲーム文芸部の高校生達が文化祭に向けて 協力してノベルゲームを作る、というお話です。 @ネタバレ開始 クリアして思ったのは 創作の暗さやつらさが予想以上に描かれていた と感じました。 創作は良いことばかりではありません。 公開する以上、嫌な感想なども時折目にします。 それでも最初に抱いた思いを 忘れなければ、創作はきっと自分に微笑んでくれる。 そう思いました。 私が好きなライトノベルに 「創作が人に馬鹿にされて恥ずかしいのは、自分らしいからだ。 自分らしくないものは馬鹿にされても恥ずかしくない」 というようなセリフがあります。 創作は自己表現だと思います。 新平は木下達に小学生時代、創作を馬鹿にされて とてもつらい思いをしました。 ですが、最終的に自分の作品を守る為に立ち向かいました。 自分の作品を守ることは自分らしさを守ることだと思います。 そういった意味で、つらいことも苦しいことも経験して、 新平は創作者として成長できたのではないかと思います。 創作の魅力を一度知ったら、創作はきっと長い間 形のない友達になってくれるはずです。 友達なので、いつも仲良しというわけにも行きません。 時に喧嘩したり、口も聞きたくないこともあるかもしれません。 ですが、こちらから歩み寄れば きっとさらに深い仲になれます。 そんな素敵な友達と一生付き合っていきたいですね。 制作お疲れ様でした! ありがとうございました! @ネタバレ終了
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どたばたデートDayアリエール真白 さんへ プレイ&コメントありがとうございます! ツボになる人が居てくれてうれしいです!
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好きだ!
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椿の主正直に言います。画像に釣られました。 可愛くて頼りになるメイドさんとの日常が楽しかったです。
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泣けない兎2街八ちよ様 一話から引き続きのプレイありがとうございます!そして、イラストが素敵すぎて悶えています。本当にありがとうございます! シーラ様は実はしっかり女神だという姿の一端がお見せできたようでホッとしました(笑)笛は一個一個でないと解決できない子ですので、ご心配をおかけするかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします!ゲームプレイありがとうございました!
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TGIF金~土の二日間かけてプレイしました(笑) これが「生きてるだけで褒められる」という感覚か…!!と、終始ニヤニヤしておりました。金曜日!それ金曜日!!! あと、イロナちゃんが非常にかわいかったです!! ほんわかした気持ちになれました!ありがとうございました~!(*´ω`*)
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どたばたデートDayかわいいイラストとほのぼのとしたファンタジックな世界観のよい作品でした。 マイキを見守る薔薇姫にちょっとSっぽいところツボでした。
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泣けない兎2昨年公開されました「泣けない兎」の続編ということで、プレイするのを楽しみにしておりました。 まずは今回から本格的に登場する白夜くんがとても魅力的な子で素敵でした……! 年端も行かない男の子なのに大変ハイスペックでしかも可愛らしく、包容力がとてつもないので笛ちゃんが甘えてしまうのもうなずけます。 基本的に敬語というのも個人的に大好物です。 しかしそれらの理由を考えると閉口してしまいます……。 今回のストーリーのメインは笛ちゃんと白夜くんの出会いとそれからのエピソードとなっており、基本的に穏やかではあるものの時々垣間見える不穏さにある程度覚悟はしていましたが、やはりあの結末には心が痛みました。 笛ちゃんが白夜くんのために願った望みの結果に対するシーラさまの問いに、不器用ながらも自分の根柢の思いを認めて口に出すことが出来た笛ちゃんの、その一生懸命さと愚直さにはとても好感が持てました。 何だかんだ言って笛ちゃんを導いてくれたシーラさまもさすがは女神さまという感じで好きです。 これからあの2人がどうなっていくのか、とても楽しみです。 2人に光あれ……! 素敵なゲームをありがとうございました!
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トリカゴセヴンデイズストーリーも絵柄もBGMも、とても好みの作品でした。また、読後感もかなり印象的なものがありました(ネタバレ回避の為ふわっとした感想しか残せずすみません)。 また、別のエンドへの行き方のヒントもとてもわかりやすく、詰まることなくのめり込んでプレイすることができました。 素敵な作品をありがとうございます。これからも応援しています。
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too late but拙作「too late but」が200ダウンロードを達成していました。サムネやプレイ画面を見ればわかるように地味で「華」の無い作品ですが、それでも、興味を持ち時間を費やし、プレイされた方に感謝いたします。 ちなみに、公開から100達成まで約15日。100達成から200まで約50日でした。
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私立フォロワーズ学園やっててめちゃくちゃ笑って幸せな気持ちになりました!第2弾も楽しみにしてます
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カドナのドキドキ爆弾ゲーム!予想外にハラハラしました! 小気味良い破裂音とともに散っていくライバルたち……でもこれ、カフェでの出来事だよなと思うと面白すぎる状況ですね(笑) 運要素もあり何度でも遊びたくなります。
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どたばたデートDayハコニワ観測所 さんへ プレイ&コメントありがとうございます! かわいい世界観を表現したい、というのがあったのでうれしいです。
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どたばたデートDayイラストからマウスカーソル、効果音といった細部にまでかわいい要素が詰まっていて素敵な世界観でした。展開のテンポとシュールさがコメディらしく楽しかったです。
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螺旋卵形線チェルアルコ全EDフルコンプしました! 「異世界にトリップした女子高生の乙女ゲー」 という言葉のイメージが持つ、 「無双・愛され・誰から見ても幸せな結末」とは (良い意味で)かけ離れた作品のように感じました。 攻略対象の凄惨な過去を 安易に乗り越えさせようとしたり、 全てを無かった事にしたりせず、 キャラクターの心情やその変化、 その人物を取り巻く環境の 丁寧な描写が素晴らしかったです。 重厚なシナリオ・世界観・キャラクター設定を構成する 無数の歯車が全て噛みあっているような、 とても繊細な作りの素敵なゲームでした!