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ティラノゲームフェス2020参加作品

10034 のレビュー
  • 嘘の手紙
    嘘の手紙
    10年前に書かれた手紙が主人公の元に届いたことから始まる物語。モノクロの世界、顔の見えない人々という主人公の不安の表れのようなイメージに飲み込まれこちらも不安な気持ちになりながら探し続け真エンドにたどり着いたときは「良かった……」と息を吐きました。物語もゲームとしてもとても素晴らしいものをありがとうございます。
  • 片恋スターマイン
    片恋スターマイン
    はじめて触れたのは憧れの先輩と推理クイズからであの時から美しく切ない雰囲気と文章だなって感心して、そのまま隣の家の幼馴染をプレイして、すっかりファンになってしまいました。恋の行方はもちろんキャラの成長もみれてとっても満足しました。次の作品も応援します!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    こんにあー! Vtuberを知らない人にもぜひプレイしてもらいたい作品です。 『推しは推せるときに推しておけ。』ですね。 @ネタバレ開始 予想の斜め上をゆく結末に涙し、笑わせていただきました。 初回と2週目に、かたラーメンルートに入り「これが…Trueエンド…?」と錯覚しましたw 今日から、かたラーメン推しになります。 地下労働はいいぞ。
  • 夏の亡霊、刹那の雪と透羽の空
    夏の亡霊、刹那の雪と透羽の空
    くろっくさんのシナリオなので、泣く覚悟でやり始めましたが最初の方はセナツ・ホタル・ヒジリ、どれもかわいくて面白くて、ヒジリの無邪気さというか、天真爛漫さには癒されました。 @ネタバレ開始 ストーリー内容は重すぎず軽すぎず……いや、もしかしたらテーマ的には重いのかもしれないですが、キャラクターとストーリー、システム等全体的に、とっつきやすく感じました。 @ネタバレ終了 Autoでゆっくり世界に浸るのがオススメですね。
  • きみとたわいもないおしゃべりを
    きみとたわいもないおしゃべりを
    シルク君のほんわかしていて誠実なところに和みました。 声もとても合っていて可愛いかったです。 システム面も丁寧に作られているように感じました。 この後どんな物語が待っているのかとても気になります!
  • 四十雀とフォトグラフ
    四十雀とフォトグラフ
    少年の心境の変化が明瞭で、最後は爽やかな気持ちになれました。 物語冒頭から入る環境音の効果もあるのかも? 読後感のよい短編でした。
  • いろさがし
    いろさがし
    最初始まったときには「!?」となりましたが、なるほど、タイトル通りでした(笑) @ネタバレ開始 1シーンごとに背景に変化があって、解決に向かっている実感がわきました。お鍋のアニメーションが可愛かったです。 @ネタバレ終了 主人公二人とも、ある意味似た者同士な感じもするので、お互いにツッコミを入れながら仲良く(?)過ごしていきそうな気がしました。めでたしめでたし?
  • さみしいカッパ
    さみしいカッパ
    かわいいイラストや優しいストーリーに癒されまくりでした~。あるエンディングでは感動もしちゃって。 読み聞かせとBGMも心地よくて、全ルート堪能させていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • わたしのしたい
    わたしのしたい
    スクリーンショットの印象的な立ち絵を見て以来、ずっと気になっていた作品でした。 一夜の物語というにはあまりに色濃く、そして二人にとっては新しい日の始まりだったと思います。 以下内容込みの感想。 @ネタバレ開始 お見掛けしたときも印象的だった「写真」が、こんなふうに関わってくるんだなあと感慨深く思いました…タイトルイラストのソーダの写真も朔ちゃんが撮ったのか、あるいはお手紙に同封したものなのか…なんだかこの写真は可愛らしくて色鮮やかなので、パっと見たときにものすごく印象に残りました。 愛子ちゃんの両親のエピソードも気になったりします。一体何があって、愛子ちゃんの家族はこんな世界に陥ってしまったのでしょう… 朔ちゃんにとっても分岐点になるような出逢いだったと本当に思います。いつか死体じゃなくて愛子ちゃんの笑顔の写真が撮れるんじゃないかなって…そんな妄想をしたりもします… あとおま環かもしれませんが、お手紙からタイトルに戻れずおまけが確認出来ませんでした…!(ブラウザ/DL両方試しましたが駄目だったので、もしかしたら不具合かもしれません) おまけ未読の感想で申し訳御座いません…! @ネタバレ終了
  • 申刻〜サルコク〜
    申刻〜サルコク〜
    不気味な実写画像と文章が良くて、めっちゃ怖かったー! だけど怖いだけじゃないのがまた良くて、コメントしながら余韻に浸ってます。 集中してストーリーを楽しめる難易度と楽々周回、短時間で濃厚な素晴らしい作品をありがとうございました。 ストーリー追加を楽しみにしています。
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    不思議な浮遊感と、印象的な青色と白の物語でした。涼しいような、それでいて海の暗澹とした深みを感じるような。 リンゴも文章には赤、画面は青で、形容しがたい不安や神秘を感じます。 トゥルーエンド二回見てからまた一周目に戻って、噛み締めるように文章を読んでいました。 以下内容込みの感想。 @ネタバレ開始 二周目でホテルのフロントまで来たとき、思わずああーー…と感嘆を吐いてましたね… 我々が見る青色は綺麗だと思ったし、彼女も青空は好きと言っていたけど、今となってはそれすらも沈んだ一色だけの世界なのかもしれないと思ったり。 該当の小説は実在しているのでしょうか…!? そんなことも気になったり、この世界を象っている仕組みのすべてが知りたくなりました。 @ネタバレ終了
  • でぃふぇ~と
    でぃふぇ~と
    コマンド入力がうまく行き攻撃が成功した時は嬉しかったです。長いコマンドが覚えられなくとも何とかなるゲームバランスがありがたかったです。ティラノでこういうゲームも作れるんですね。 「余裕をこいている」からの「ついでにおならもこいちゃうのかしら!?」は名台詞だと思いました。「このママ不幸悪魔!」といい、短いやりとりの中にキャラクターの関係性が現れているのがいいですね。Twitterでクリア秒数をツイートできる仕組みまであるのは凝っているなと思いました。
  • 女中浮世の怪談
    女中浮世の怪談
    音楽・効果音と演出が噛み合っていて怯えながらプレイしていました。スタート画面やセーブ画面、話の初めに出てくるイラストがとても好きです。
  • もんだいがある▼
    もんだいがある▼
    お付き合いしたすぎるワケ有り不良男子と謹んでお断りしたい女子が攻防を繰り広げる短編ゲー。羽子板のごとく飛び交う会話のテンポ感と、デフォルメチックな表情の移り変わりによる表現がとても楽しい作品でした。 会話の応酬をするうちに、ストーリーがあらぬ方向へと転がるのが面白い! いやそうはならんやろと思わず突っ込みたくなったり。 そして短いお話の中で、キャラクター達の個性がしっかり立っているところに巧さを感じました。プレイ後しばらく日にちが経って、たとえフルネームは即座に言えなくても、どういう性格のキャラクターだったかスッ…と思い出せる。そういった、印象に残りやすい動かし方がとても良かったです。 諸々を総じて、情報の出し方がテクニカルな作品だと思います。面白かったー! 素晴らしいゲームをありがとうございました!
  • Pygmalion
    Pygmalion
    タイトル画面の可愛い少女に惹かれてプレイさせて頂きました。 人形のように生きる少女と、少女を人形と見間違えてその人形を売ってくれと言い出した少年… どうなるんだろうと身構えていたのですが、積極的なリデルちゃんと初々しいフリート様のやりとりが可愛らしく、最後までほっこりとした気分で楽しませて頂きました。 ほっこり…とはいかない展開もあるのですが、二人が納得した形ならそれもハッピーエンドなのかなと、納得できます。 セピア色の画面やアンティーク調のUIも、物語に馴染んでいてとても良い雰囲気だと思いました。
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    二人の少年のお話で、文章やグラフィックやUIなど、どれも完璧な仕上がりで故にストーリーに集中して読みすすめることができる作品です!とにかく、深いです。考察大好きな人、おすすめです私も待ってます!笑 キャラの心情が、それぞれ深くって、ですが、こうだったんですよ~こうすればよかったんですよ~という正解は明言されておらず、こちらが想像することしかできなくて・・・、クリア後めっちゃ悩み続け頭を抱えていました笑 まじか~いやまじか~・・・ 以下感想と勝手な考察を書かせてもらっています(が勝手な想像で間違っている可能性有り有りなのであしからず) @ネタバレ開始 お話のタイプは、隆之介くんというちょっと変わっている言動をする子がいて、その子に振り回されている主人公 梓くんという図から始まりますが、よくよく読み勧めているとんん?となる構造です。この違和感のもたせ方がうまい… 梓くんは、かなりやべえ状態に初期からあって、しかも周りもやべえ精神状態のやつしかおらず、本当に不憫でなんとかよくなってーーーと思っていました。 後半にかけてもとにかく、気付いてー君が一番やばいんだ。隆之介くんの気持ちに気付いてくれ お前が変わらなきゃきっと何もかも解決しない、そう思ってました。 未来になっても変わらないでいる、変わりゆくものを受け止められないでいる彼を見て 変わるべきだ、ずっと思っていました でも、彼にとってそれは、隆之介くんを忘れることであり、裏切り行為なんですね。 隆之介くんへの気持ちは愛か依存か。 自分を頼ってくれる存在なら隆之介くんじゃなくてもいい?と悩む彼 そんなことはないと思いつつも、かわりゆく隆之介くんを受け止めることができなかった彼。 (そしてそんな梓くんをどうしても救ってあげたいであろう隆之介くん) はいここでもう詰みましたーーーーー ゲームがループするように、梓くんが何度も繰り返すように 二人のすれ違う心も永遠にループする運命なのでしょうかねーーー なーーーんとかしてあげたかったよ!!!!(叫び) でもふつうじゃないことでお互いあるのが二人の愛のカタチなら うーんやっぱり止めることもできないよぉ~~~~どうしたらいいの~~~~~(ループ) 隆之介くん いい子だぁ・・・いい子なんだぁ・・・。 私が見た限りだと彼の気持ちって一回も表になってないですよね だから勝手な妄想ですが、彼は多分すごくさとい。表情の機微とかよんでいるだろう(虐待されてたしね) そして人のためにだけ動いているよーーー好きな人のためにだけ動いているよーーーー いい子なんだぁ・・・でもしなないでくれぇ 運命?うるせーーーーー!! タイトルについて プレイし終わって、お風呂に入りながら考えてふと気づきました、タイトルの存在に 僕らが世界を壊しているのだと あ~~~~~ってなりましたね…そうなんですね… 世界を壊しているのはひとりではない、かつ世界を壊すこと=自分を殺すことならば 間違いなく世界を壊した人は過去にもいて そしてそれは、彼らにとって愛の証明なんですね… 相手の幸せを思うから、自分を殺すんです 愛なんですねぇ… 邑井ちゃん すきです・・・(脳死) ある程度ループものや物語に造形のある方であれば 冒頭のシーンはすでに出ている人物と同一のものであろうということはわかると思うんですが そこに入り込んできた新しい少女という存在 なんて初々しい・・・恋の描写・・・可愛くて切なくて うさぎの形を褒める相手に、よく見えていなくてよかったと思った、その描写にノックアウトだーーーーー!!!!! 未来を見てすぐに分かりました、彼女だと。 だからもう、切なくて、ラストの手段を伝える彼女が、ああーーーああああ(うるさい) これも彼女が彼を思って、本当に相手の幸せを思ったからで…くるじぃ… 私はは彼女だったらきっと彼を変えることができたのだと思っています でも、彼が変わりたくないのを知っていたから だから、変えなかったんだと思うんです あーーーーもう、あーーー ちび隆之介くんをおんぶする梓くんの姿が、一番私の脳内で印象に残っています ほんとうに隆之介くんは相手を思いやれるいいこだぁ・・・ しあわせになれ・・全員幸せになれ・・・(叶わぬ願い) @ネタバレ終了 なんだか感想や考察というよりただの叫びですみませんでした…(しかも長) とっても面白かったです!!!素晴らしい作品をありがとうございました!!
  • 桜影に揺蕩う
    桜影に揺蕩う
    プレイさせていただきました! キャラクターどうしのかけ合いの面白さにゲラゲラ笑いながら読み進めていたら、いつの間にか時間が経っている、そういう作品です。気軽におすすめしたい。 とにかくテンポが良い!コメディフェーズの会話はもちろんのこと、主人公とキャラクターの間の感情の変転を描写する場面、そして作品全体を俯瞰したときのシナリオの緩急や場面切り替えの扱い方が驚くほどうまい。飽きないし、ダレないし、最初から最後までずっと新鮮な面白さを維持している読み物です。 とても難しいことだと思うのに、さらっとやっているのが本当にすごい。 私はBL一次創作を嗜好するオタクではないので、そういった観点からの言及に慣れていないのですが、すごくグッと来るお話でした。遊郭の男娼とその客という関係である以上立ちはだかる障害に翻弄される彼らをとても愛おしく思いました。 相手によって(ルートによって)主人公の恋の在り様が異なるのは当然として、にも関わらず彼という人間の性格は一貫しているようにしっかり感じられたのが嬉しかったところです。キャラクターたちが惹かれる主人公に、まず自分自身が惹かれたかったので…… 素晴らしいゲームをありがとうございました。
  • メモリ - 学校の怪談 -
    メモリ - 学校の怪談 -
    『迷い犬』読了しこちらもプレイさせていただきました。前回は日常ミステリの色合いが濃く感じられましたが今回は学園ミステリと個人的に感じました。事の発端から予想外の展開に発展し何処に導かれるのだろうかと一気に読み進めました。ミチヲ先生がとかくツボを押されてお気に入りです。 次回も楽しみにしています。
  • 空の果てからこんにちは
    空の果てからこんにちは
    主人公のヒロサキくんとヒロインたちの軽妙なやり取りが楽しい、カラフルなおもちゃ箱のような作品でした。 基本的には明るくコミカルな雰囲気でストーリーが進行しますが、きちん練られた壮大な世界設定がシナリオの端々から垣間見えて感心いたしました。 元気でヒロサキくんのことが大好きアピールを欠かさないリコちゃんも可愛くて魅力的だったのですが、個人的には純粋で健気なメイラちゃんがお気に入りです。まさに白銀の天使……! 世界の真相を悟ってしまったヒロサキくんがそのあとにメイラちゃんと語り合う場面は彼らにしかできないラブシーンという感じで大変印象に残りました。 全てのシナリオを拝読しましたがEDを3つ拝見してからが本番ですね……! シナリオも胸が熱くなりましたが最後のスチルがとても素敵でした! 「当たり前」は見方を変えれば当たり前ではなく奇跡と言っていい巡り合わせで、今の「当たり前」を大事にしよう、気軽に「こんにちは」と言える関係を大切に生きよう、そう思える読後感でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • あいちゃんピキング!
    あいちゃんピキング!
    Twitterにある超ハイパーウルトラパーフェクトスクリュー攻略情報を見たら、全エンド到達できた! @ネタバレ開始 エンド3で苦手なあの子が来ているという情報が明かされますが、これがエンド1の結末なのだと思います。エンド名も、「負けて悔しい はないちもんめ」ですしね。 エンド2はその結末にたどり着きたくないがための、逃避ですかね。そう考えると、エンド2のあいちゃんは、主人公のぼくからはあいちゃんに見えていますが、あいちゃんではないのかもしれません。 なので幸福度というのは、あのときの再現や、現実からの逃避を織り交ぜたものとも捉えられると思います。幸福度が足りなければ事実にあたり、幸福度が足りていても記憶の再現になる。そして虚妄の舞台装置は、事実と記憶の認識を歪めてしまう。 主人公は、何にだってなれなかったのかな。いいえ、仮にそれにはなれていたとしても、おそらく本当になりたかったのは、消防士でも警察官でもなく、あいちゃんの◯◯だったのでしょう。 エンド1を見た後だと、道中で時折入っていた回想が、また切ないですね。 @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。