ティラノゲームフェス2022参加作品
8814 のレビュー-
かご ~KAGO~今度は、かごゲー? @ネタバレ開始 前作、高難度の脱出ゲームからの”かごゲー”に、すっかりはまって抜けなくなりました。主人公にとって、本当にバットなのかどうなのか分からなくなるENDに笑いました。 自分が愛用している買い物かごが”かご美”タイプなので、これからは”かご美”と呼んで大切にします♪ 個人的には、バッドエンド3が好きです。 @ネタバレ終了 これからも応援しています。ゲーム制作頑張ってください!
-
かご ~KAGO~今回も最高に面白かったです!! ほんと私のツボにドストライクですww また実況もさせていただきました! 楽しい作品ありがとうございました!
-
もし乙女ゲの攻略対象がギャルゲーマスターだったら全ED回収させて頂きました!ENDやギャラリーが埋まっていくのが楽しくてしょうがなかったです! @ネタバレ開始 ストーリーも、テンプレ展開だけどテンプレじゃない一味違ったギャルゲーを楽しませて頂きました! 3→2→1→4の順番にEND回収をしたのですが、初めて見るイラストに、少しずつ明かされていく益太くんの心境にどんどん引き込まれていきました。そして極め付けにはEND4のアレ…!! @ネタバレ終了 作者さんのおかげで楽しい時間を過ごすことができました。どうもありがとうございました!
-
もう二度と会えないあなたが、どうか幸せでありますように。面白い設定のライトSFです。「サイレントテロ」の設定が最後でちゃんと生きてくるのが上手いですし、一周目と二周目のラストで、異なる事実が明らかになり、読み手を二度驚かせてくれる構成が巧みです。 そして元が小説だけあって、文章の切れ味が良いですね。長々と語るタイプの文章ではないのですが、簡潔にして、それでいて要点を押さえた描写がとても良いです。よくよく読むと結構端折っているのですが、「省くべきところ」の見極めが上手いため、読み手にはテンポの良さだけが伝わります。読み心地もとても良好でした。 ラストは結構切ない終わり方なのですが、それを払拭するかのような仕掛けがしてあり、粋な見せ方だなと思いました。SFらしい綺麗な幕引きでしたね。個人的には、トゥルーエンドの後、ちょっとしたエピローグでも見てみたい気もしたのですが、それは野暮というものかも知れません。 設定と構成に捻りが効いた、短編SFの良作です。ちょっと変わった設定の不思議な物語をお探しの方にお薦めします。
-
ユメビヨリパステルカラーを基調とした可愛らしいUIとキャラデザインで、「友情」をテーマにしたハートフルな優しいストーリーを楽しむことができました。 @ネタバレ開始 ゆらちゃんの特別な力がキーとなり仲直りするシーンと、ハッピーエンドがお気に入りです。 はるちゃん、最期に素敵な願いを叶えてくれましたね。 学生時代にあった後悔してしまったこと(そんなつもりがなくてもつい傷つけることを言ってしまったり、助けたくても怖くて友達を助けられなかったり、気遣ったつもりが辛い思いをさせてしまっていたり…)がどれも「そんなことあったよね…」と、形が違えど誰しもが経験した感情だったんじゃないかなと思いました。 最期4人が和解して想いを伝えあった時はとても心が温かくなりました。 @ネタバレ終了 みるちゃん、しのちゃん、はるちゃんが歌うED曲の「リマジック」もとてもいい曲だったので、YouTubeでフルバージョンも聴かせていただきました。 素敵なゲームをありがとございました!
-
かご ~KAGO~早速サクッとプレイさせて頂きました! 安定のギャグの勢いと、独特の言い回しがとても面白かったです。 名前選択画面からエンドロールまで笑いっぱなしでした! @ネタバレ開始 カゴごとにリアクションやBGMが違うのはもちろん、お気に入りの彼女?カゴまで色んなカゴを楽しめました! トゥルーエンドのカゴ美が想像以上に神々しい…!しれっと元の神様よりランクが高くなってますね笑 (コメントが書けていないのですが『入ってますか?』と『やはりこいつはヤンバルクイナ』もプレイさせていただきました。面白かったです!) @ネタバレ終了 コンスタントに作品を出されていてすごいです。次回作も楽しみにしています!
-
かんたん宇宙人クイズとりあえずめちゃくちゃ笑った作品でした(笑) こういうの凄く好みです(^^)
-
雑草マン~やくそうを求めて~初めまして!強烈なサムネ、タイトルに惹かれ実況プレイとらせて頂きました!イラストにbgmのチョイス、最後まで笑いっぱなしでしたwとても面白かったです✨ 楽しいゲームを作って下さりありがとうございます!!
-
ユメビヨリ魔法少女ものなのですが、導入部が変わっています。いつも一緒に過ごしていた仲良し4人組の1人雪宮はるは子供の頃から病弱だったのですが、急に容体が悪化して亡くなってしまい、その葬儀に残り3人が集まるという冒頭。なかなかヘビーです。 この3人、ちょっとしたことで仲違いしてしまい、今は疎遠になっています。なので、魔法少女ものの定番テーマ「友情」が今作にも盛り込まれているのですが、テーマの盛り込み方が上手いです。このテーマによりしっかり物語が盛り上がります。 どちらかと言わなくても、かなり先読みがし易いストーリーなのですが、構成が丁寧で、ここというタイミングで非常にちょうどいいエピソードが来る上、テレビアニメを思わせる明確な起承転結も効いていて、とても読み心地がいい物語です。ちょっとしたイベントの活用法も巧みです。 エンドは3つで、実はノーマルエンドの方がグッドエンドよりも収まりが良く見えてしまったので、グッドエンドの後にエピローグでもあれば良かったかも知れませんね。 短い物語ですが、気軽に読めてプレイ時間以上の満足度のある良作だと思います。正攻法で丁寧に作られた、ハートウォーミングな現代ファンタジーです。
-
可惜夜のがんがら荘最新作を見つけて早速DL。 マテオ君に誘われて廃墟化?した怪しい集合住宅へ。 助手子も相変わらずで……、タイマー録画しておけばいいじゃないの。 肝心の舞台は、え?今って令和ですよね?っていう、混沌とした作中のあれこれ。 探索・謎解き自体は特段苦戦せずにトントンと。 @ネタバレ開始 ただ204号室、おめーはダメだw まさか序盤のアレに繋がっていたとは。 ヒントを見なければ今年いっぱい時間を費やしてもわからなかったでしょう。 プレイし終えて…… 事の発端となる幼女連れ去り事件について何の言及もなかったので、 探偵事務所らしく事後に「調査報告書」みたいな有ればと思いました。 @ネタバレ終了
-
ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~主人公の優しさ故に生まれた心の葛藤に胸を打たれました。 人間なら誰しも抱く嫉妬や怒りといった負の感情、その感情を受け入れて向き合うことはとても難しいこと。 夢を追うことの厳しさと同時に、夢に向かい情熱を注ぐことへの素晴らしさも感じたとてもいい作品でした。
-
オルタナティブ・マスカレード ~花飛の章~主人公の卯月桜さん(デフォルト名)と、その隣人であり桜さんの慕う「愁にぃ」こと山大地 愁さんとのお話でした。 目を開けたら現れたイケメンにわーい!と歓喜したものの、桜さんの置かれた状況はシリアスで…。そして段々と不穏になっていくお話に引き込まれていきました。 @ネタバレ開始 母親とは死別、父親も行方不明という悲しく不安な桜さんを、懸命に支えてくれる隣人の「愁にぃ」。イケメンだし優しいし料理もできるし言うことなし!こんな人がそばで支えてくれるなんて桜さん幸せ者~なんて序盤は思ったのですが、あまりに「愁にぃ」さんがハイスペックで素敵すぎるので、逆に何か底知れないものがあるのでは?と不安を感じ始めたら案の定…。哀しい予感が当たってしまいました。 が、そこからは予想以上の展開!愁さんがこれまで隠してきた愛情の重さや、最後に紡がれた桜さんの本音には想像を超えるものがあり、切なかったです。そんなに思い合っているのにどうしてこうなった…!TRUEエンドでは、更なる傷を負ってしまった桜さんの今後が心配でなません。父の支えがあるとしても、こののち生きていけるのだろうか…と。むしろBADエンド2のように、何も知らず恋心のままに突っ走るほうが幸せだったのかななんて思ったりもしました。 ただTRUEエンドの悲愴さが非常に印象深いのも事実で、この辺りは読者の好みによって分かれるかもしれないですね。私は結末からエンドロール、そしてタイトル画面が変わる様も含めて、壮大な切なさが押し寄せてくるTRUEエンドがとても好みでした。 また、私は花飛の章→槐夏の章の順で読んだのですが、槐夏の章は全く違う展開で、真相を知った上で読んでも全然問題なく楽しめる構成になっていて驚きました! ただ私はネタバレ全然OKなのでこの順番で読んでも問題なかったですが、もしかしたら槐夏の章→花飛の章の順で読んだら愁さんの変貌に更なる驚きを感じられたかも?なんて少し思ったりもしました。なので個人的なオススメ攻略順を以下に記載させていただきますが、もし不都合がありましたら削除しますので教えていただければと思います! @ネタバレ終了 仮面をつけているのは誰なのか、そしてその下に隠されている嘘とは何なのか…短編ながら重厚な愛の物語でとても読みごたえがありました!大好きなタイプのヤンデレが味わえ大満足です…!ありがとうございました! ※槐夏の章と花飛の章どちらを先に読むかについて、個人的には真相に遠い槐夏の章から読むのがいいのではないかと思いました。花飛の章で真相を知った後ふたたび槐夏の章を読むとまた物語が違って見えて面白いと感じたので、槐夏→花飛→槐夏とループすることもオススメしたい読み方です。
-
春が過ぎたらYouTubeで実況配信をさせていただきました! プレイ前は夏には隕石が落ちてしまうのに、登場キャラ2人がどのように過ごすのか気になっていました! 作中ではなんでもない日常を過ごしつつも、それすらも青春と感じさせる素敵な作品でした!
-
深海の勿忘草とても面白いゲームでした @ネタバレ開始 最初は絵のタッチとアズサくんの見た目にひかれてきたんですけど、内容も充実していて楽しかったです。最後のやりこみ(おまけ)でどんどん真相が明らかになっていくのを見るのがドキドキしました。ノーマルエンド以外はすべて死んでしまうけど、これが主人公にとって幸せならいいのかな?と思いました。 あとアズサくんのビジュアルが好みです!! @ネタバレ終了 楽しい作品をありがとうございました!!!
-
ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~文芸部に所属する高二の門倉良太。彼は友人も恋人も作らず、ただひたすら創作に打ち込んでおり、自分の才能を疑いません。なのですがコンテストに応募しても、せいぜい二次審査止まり。 そんな彼の「絶望からの再起」を描いた物語です。序盤の良太の傲岸不遜な態度がちょっと鼻につくのですが、それがないとこの物語は成り立ちませんので、序盤だけはちょっと我慢して読んでください。進むにつれて彼のいいところも徐々に見えてきますので。 この物語は、創作をした人ならば誰でも一度は感じたであろう苦悩がテーマとなっています。良太の性格付けの的確さもあって、そのテーマが非常に上手く物語と融合しており、大変読み応えがありましたし、また良太の絶望と、そこから一歩を生み出す様子に説得力がありました。 加えて、良太の再生に他の登場人物がみんな少しずつ重要な役割を果たしているんですよね。キャラクターメイキングとその扱いの上手さにも卓越したものがありました。ただ、「雪音」が中盤ではほとんど消えてしまっているのはちょっと気になりましたが。そこはもう少し踏み込んでも良かったのでは。 ともあれ、創作の面白さとその壁に真っ向から取り組み、そのテーマを上手く描き切った良作です。創作をする人であれば、必ず強いメッセージ性を感じられるでしょう。また、学園ものとしても(多少会話が冗長に感じる箇所もあったものの)ハイレベルな一作でした。是非お読みください。
-
キミのニセモノに恋をする作品全体に大きな仕掛けがある作品です。 伏線の回収の仕方が見事ですが、 それ以上に各シーンの描き方が丁寧で、 特に文字を使った演出は必見です!
-
A-lineシンプルでオシャレなデザイン、BGMに覆い隠された 甘酸っぱくて切ない失恋のお話です。 言葉のひとつひとつが丁寧で 小説を読んでいる様な気持ちでした。 ゆっくり読んで1時間半ぐらいで読み終わりました。 「切ねぇ・・・!!」と心の中で何度叫んだ事か。 @ネタバレ開始 日奈ちゃんのバージンロード効果が絶大だった気がします。 2人の「初恋」に区切りをつけたおかげで、 苦しくも清々しい気持ちになれました。 @ネタバレ終了 失恋とありますが重たくなりすぎず、後味すっきりです。 素敵な作品を有難うございました!
-
キミのニセモノに恋をする配信でプレイさせていただきました! 一気に読み上げてボロ泣きでした。 素敵な作品をありがとうございます♪
-
キミのニセモノに恋をする感動しました TRUEの演出で泣いてしまいました
-
A-line初恋を終わらせるために、初恋相手で従姉のミナちゃんに会いに行くお話。1時間ほどで読了しました! ワンルームを探索しながら、お話を読み進めて行くアドベンチャーゲームです。 「初恋」を抱え続けていた主人公の心理描写が濃密で、胸に突き刺さる描写が多かったです。 おしゃれですっきりとした画面デザインが素敵なのですが、だからこそ主人公が抱えている感情の温度が感じられるようで…繊細で美しい作品でした。 @ネタバレ開始 主人公にとってのミナちゃんは特別な人だけど、ミナちゃんにとっては「親戚の男の子」だったのだと、ミナちゃんの態度や主人公とのやり取りを通じて思い知らされて行くのがとても胸に刺さりました… 決してミナちゃんに冷たくされるとか、雑に扱われる訳ではなくて、むしろ親戚として親しくしてくれる距離感なのがリアルで、一層切なかったです。 主人公の恋が報われたり、他の誰かと幸せになったりするのかなと想像しながら読み進めていましたが、次第に「ああ、この作品はそういうのではないんだな」と感じられました。 「片想い」として描き切ってくれたのが、この作品の魅力だと私は感じています。 だからこそ、終盤のバージンロードのシーンがとても印象的でした。 あの時、環くんと日奈ちゃんそれぞれの初恋が終わったのかなと思います。「恋を諦める」というマイナスの気持ちではなく、むしろずっと前向きな終わり方で… 私が想像した「ハッピーエンド」とは違っていましたが、それでもこれでよかったと感じられる結末で、とても暖かい気持ちになりました。 @ネタバレ終了 カセットテープというモチーフが作品の中でとてもよく活かされていて、短いながらも印象的で満足感のある作品でした。 どこまでも一方通行な片想いがお好きな方は、ぜひプレイしていただきたいです。 切なくて、でも暖かい気持ちになれる素敵なお話でした。最後に…カモノハシはかわいいぞ! 素敵な作品をありがとうございました!