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ティラノゲームフェス2023参加作品

11233 のレビュー
  • くろがねと姫
    くろがねと姫
    戦乱の中世ファンタジー的な世界を舞台にした非常に壮大なストーリーでした。若き姫と従者である騎士の関係性が非常に尊く感動的です。回想シーンや敵とのやり取りを含めて1つ1つのセリフが重い。淡々としたテキストが却って読み手の心を熱くします。シーンシーンに合ったイラストも表示されつつ、短いプレイ時間に反して超濃厚な満足感が得られました。よき物語でした。
  • Die to Live
    Die to Live
    ものすごく、胸にくる素敵なゲームでした…! 読み進めながら、手の届かないところにある真実を手繰り寄せようと必死に頭を回転させながらプレイしたのですが、すごく面白かったです!! @ネタバレ開始 ジョシュとヴァルの二人の関係性が素敵すぎます。ありきたりな言葉しか出てこない私の語彙力が憎いぐらい…! 生者と死神、その線は交わってはいせないものだったのだなぁと感じさせられるラストがすごく切なかったです。 だけど、死後ヴァルに会ってたくさんお話をするためとは言えど、前を見始めたジョシュに安堵しているのも事実です。 ヴァルも言葉選びを間違えなかったし、ジョシュも言葉の受け取り方を間違えなかったんですね。 また、ずっと気になっていたジョシュの赤い魔法についても正体が分かってすっきりしました! ジョシュも死神なのか、いやでもそれだったら本人や周囲の人が分かるはず…と悩んでいたのですが、あの光はジョシュを見守っている彼のものだったとは。イグニスにも幸せになって欲しいよ〜! まぁ、イグニスが幸せを掴むその第1歩は、ヴァルがなんとかしてくれそうなので…。 ジョシュとヴァルがまた会えた時にお話する内容が増えたなと思うと心が暖かくなるのを感じました。 @ネタバレ終了 彼らに出会えて、本当に良かったです。 素敵なゲームをありがとうございます!!
  • 夜梟伝
    夜梟伝
    動画や効果音がうまく絡まってカッコいいゲームでした。 戦いが始まる前に水墨画タッチの背景がちょっとずつ効果音とともに現れる演出がとても好きです。ちょこちょこ挟まる参加型の戦闘や、わくわくできる本格的謎解きパズルには衝撃を受けました。作りこみがとにかくすごい!!!ノベルゲームでこんなことまでできるんだと驚かされました。 プレイ出来てよかったですありがとうございました。
  • 嘘つき生者と死者の国
    嘘つき生者と死者の国
    こんにちは、SOALのスカと申します。 ツイッター(Xか…)の企画で墓守さんを描かせていただくことになり 気になっていたのもありまして、プレイさせていただきました! @ネタバレ開始 謎解きや頭を使うゲームが好きなので(得意ではないです) すごく楽しめました! 最初何も考えず、素直に若い男の子を選んだら血まみれの彼にめちゃくちゃ怒られて 「ごごごごごめんね…!」となりました笑 素直すぎた…笑 彼じゃなかったら彼女だと思っていたので、 次は無事に生き返りルートに行くことができました笑 多分すべてのルートを回収させていただいたと思うんですが、 個人的には墓守さんの弟子ルートが好きでした!フード可愛いですよね…!(そこ?) 生き返りも希望があって素敵だなと思いました。 カラフルになっているのが、現実に帰ってきた感があって素敵な演出だなと思いました…! コンパクトながらこんなにもEDのバリエーションが作れるんだな…!と感服いたしました…! @ネタバレ終了 素敵なゲームを遊ばせていただき、ありがとうございました!
  • 落とし屋・麒麟 ~薫酒~
    落とし屋・麒麟 ~薫酒~
    もう一度、あの素敵なイケオジに会いに行くぞ〜!とワクワクしながらプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 一緒に飲むでは、なんだかもう記憶がなくなりそうなくらい大人の色気に当てられました。か、顔が良い、表情も良い…遊び慣れてるってこういうことだ…ともはや怯えながら、ゆったりとした時間を楽しませていただきました。 触れられる場所も、あと1つが少し難しく、他の方のコメントを頼りに触れ合ったのですが、頭を殴られたような衝撃に襲われました。イケオジってずるい!! と、おまけの破壊力が凄すぎて、イスミさんにしなだれかかっている記憶しかなかったので、もう一度声をかけるところから始めました…。 いやしかし、どうしてご自身を呪おうとした女性にあんな優しくできるんです!?よ、余裕に溢れている。 でもまぁ、余計な敵を作るよりも後々が楽そうではありますが…。彼なりの処世術だったりして、なんて考えたりしました。 @ネタバレ終了 素敵な雰囲気のゲームをありがとうございました!!
  • くろがねと姫
    くろがねと姫
    絵本のような絵柄やシナリオが良かったです。 逃亡劇の中にも楽しい会話があったり、襲ってくる敵もただ敵なだけじゃなかったりと1つ1つのセリフなどが丁寧に作られているという印象でした。 少し暗い、でも少し明るい。そんな物語が好きな人におすすめです。
  • 博士はすべてを終わらせることにした
    博士はすべてを終わらせることにした
    プレイを終えて、心が震える物語でした。 作品タイトル、あまりにも長い年月を生きて精神が疲弊していく博士、そばにいながら慰めることができない自分を不甲斐なく思うアンドロイド。 そんな中、予想外の事態が起きて――。 @ネタバレ開始 アナザーエンドにもわずかな救いがあった、と感じましたが やはりトゥルーエンドが最高です。 話の途中まで行き詰まっていた二人が救われたのもよかったですし、 暗い印象のタイトルが完全にひっくり返るところが爽快でした。 何より、生きることに不器用な博士が自分の想いをハッキリ自覚できたのが、 ロメイさんの気持ちを考えても幸せな結末でした。 関係が変わってもやり取りが相変わらずなところに、クスッと笑ってしまいます。 再会した二人も、どうか幸せでありますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • メルティ・エレベーター
    メルティ・エレベーター
    作者さんのゆるふわな絵柄と相まってとてつもないインパクトがありました。過去の作品はいずれもほのぼの系だった記憶しかないこともあって、頭の中でえー!えー!と叫びながらプレイしました。これはもう夢に出そうなほどの強烈さです。 かなり短時間でコンパクトにまとまった作品ですがその分印象も強く感じられました。色んなパターンのEDが見られてとっても満足です。ありふれた日常を噛み締めて生きていきたいと思いました!
  • バグだらけ研究室
    バグだらけ研究室
    発想ももちろんですが、ゲームシステムがとても良くできていてとても面白かったです! 特にゲームを制作する方にとってはバグは切っても切れない腐れ縁のような存在。ゲーム中に登場するバグは自分にとっては馴染みのあるものばかりで、なんだか全く他人事に感じられませんでした。いつもはムキー!となるバグを次から次へと見つけて嬉しく感じるようになるといういっぷう変わった体験ができました。 ADVに親しみのある方ならみな楽しめるかと思います!バグの種類が多種多様ですし、バグを活かしたルート分岐なんかもあったりしてやり応えもハンパなかったです。
  • 怪奇!開けてはいけない扉卍
    怪奇!開けてはいけない扉卍
    攻略がのってたおかげでコンプできました 普段と違って長時間一気にできたのは キャラクターとシステムのおかげかも ありがとう
  • 僕は運動が出来ない! それでも…
    僕は運動が出来ない! それでも…
    スポンサー賞受賞作とのことで飛んできました! 運動が苦手で友達も少ない主人公が素朴なやりがいを求めてバスケの練習に励むお話。主人公がひたむきかつ純粋なので、ぼっちですがかなり好感度が高いです。この時分はスカして斜に構えるのが普通なお年頃だと思うのですが、球技大会に向けて努力する&校内清掃を真面目に行うなんてとっても天晴れなヤツです。練習の内容は地味でレベルもかなり低いのですが、応援の気持ちからか丁寧な描写に心を掴まれました。まったく期待していなかった恋愛関係の面でも非常に楽しめました。 個人的にはお隣さんが非常に好きなキャラでした。超キャラ立ってました。アイキャッチの謎のプチ情報や学食シーンなど、真面目なストーリーにコミカルな要素がほどよく散りばめられていて最後まで面白かったです。 ちなみにエンディングは一番好きなパターンかもしれません。全員のその後ともに首が千切れるほど頷きながら拝見しましたが、お隣さんのターンも地味にリアリティがあって良いですよね。 @ネタバレ開始 女子の喧嘩で顔面パンチで流血騒ぎとか聞いたことない展開過ぎて衝撃でした。嵐花が女子ボクシングと出会ったシーンを見て、「あ、今から世界を獲る話が始まるのかな?」と思いましたw @ネタバレ終了
  • 夢魔さんと死にたがりさん
    夢魔さんと死にたがりさん
    セクシーすぎる夢魔さんと死にたがり主人公が最後の思い出に1日だけデートしまくるお話。 死にたがりで基本無気力なのに、しっかり突っ込んだりちゃんと思春期の健康男子だったりする主人公が面白かったです。まぁでもどこにデートに行っても夢魔さんが寄り添ってくれる感じでしかもエロ可愛いのでそりゃ男ならそうなるっす。それにしてもデート場所によっては塩対応されるかと思ったのに、どこに連れて行っても喜んで楽しそうにしてくれる夢魔さんが素晴らしすぎる。悪魔なのにマジ天使です。 EDは2+1ですが、+1の隠しエンドもなんなく到達できたので嬉しかったです。個人的にはそのEDが一番好きです!
  • 三美姫物語
    三美姫物語
    以前から気になっていましたがフェスの部門賞受賞の報を見てプレイしました!とにかく印象的だったのはグラフィックがとっても美麗だった点です。特に明るく艶やかな色彩が印象的で、三美姫の華やかさの説得力を裏付けていたと思います。グラフィックは枚数も多く、というよりもアニメのように毎シーン異なる構図で背景まで描かれていてビビりました。個人的には少し懐かしい感じのする絵柄と塗りで、古風なお話との相性もピッタリだったと感じました。 ストーリーはものすんごい波乱万丈でした。原作があるようですが、読みやすく、かつスピード感も現代風にアレンジされていものと推測しました。展開が早いうえ、異常とも言える美麗グラフィックの数々で飽きる暇なく冒頭からラストまでのめり込むようにプレイしました。 次回作も制作予定があるようなので楽しみです!
  • ハシゴ町の忘れ物
    ハシゴ町の忘れ物
    レトロチックな雰囲気のグラフィックとホラーテイストな探索が楽しめるゲームです。スタート直後から興味をそそる展開で不穏な空気がビンビンでとても緊張感がありました。特に何度か遭遇するシーンは見た目も音楽もスリルMAXでした。 初めは謎だらけの町ですが、中盤から終盤にかけて因習モノ的な背景が明らかになってきます。和風ホラー・オカルトが好きな方は垂涎の展開だと思います。全体的なボリュームがほど良く、またラストが非常に綺麗だったと感じました。
  • ハムスターの楽園
    ハムスターの楽園
    この世はこうあって欲しい!と思えるメチャクチャ心の温まる一作でした。 ハムスターを飼っていた、飼っている方だけではなく、全てのペット愛好家がまず間違いなく感情移入できるゲームだと思いました。色んなハムスターが登場しますが1匹1匹見た目にも個性があり、どの子もやたらと可愛いかったです。特に終盤の演出はとても感動的でした。 @ネタバレ開始 イラスト担当のグレうさぎさんのツイートはいつも拝見していたので自分も悲しみを共有しました。しろっくさんとグレうさぎさんの悲しみ、楽しい思い出、祈りの気持ちなどが作品に現れていると感じました。 @ネタバレ終了
  • Forever Time
    Forever Time
    なぜもっと早くプレイしなかった!?と思わざるをえないくらい、圧巻の作品でした。 実写(画像、映像)を織り交ぜた演出が本当に見事で、物語に違和感なく融合されていて脱帽です。 楽しい時間というのはいつまでも続くわけではなく、いつかは終わってしまうものですが。 2人が同じ時を過ごして共有したという事実は、2人の中には永遠に残り続けるだろうし、今後の人生の糧になっていくんでしょうね。 細部にまでこだわり抜かれた、心に残る素敵な作品をありがとうございました! new cinematic novel gameここにあり!
  • でこれいと・でこれいしょん
    でこれいと・でこれいしょん
    親切なヒントがあったのでTRUEを最後にクリアしました。 読後感は最高。途中で色んなところをタップすると少しずつ謎が解けてくるのも、選択肢によって主人公たちの様子が変わるのも細かい仕込みが素晴らしい。 良いゲームをありがとうございます。
  • ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレを理由に好きな人にフラれてしまったわたしちゃん。 真っ当な人間になるべく、謎のお店の謎のお薬に手をそめてしまいます。 しかしまぁ、何かをそっくり無かったことにしたとて、全てが丸く収まるわけもなく。この作品に関してはさらに悪化するという。 人の好き嫌いってそんなに単純ではないよなぁと思いながら、エンド1を笑って迎えていたのですが…選ばなかった選択肢分岐を見ていくと、物語はそれはもう二転三転。 予想を超える結末と、ある種の伏線回収が巧みで、最後の最後までプレイヤーの心を揺さぶってくる面白い作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 無職ら~めん物語 カラシを呼ぶペペロンチーコの思い出づくり
    無職ら~めん物語 カラシを呼ぶペペロンチーコの思い出づくり
    あの無職どもが帰ってきた! 金魚ぱくぱくさん作品のなかでもかなり好きな「無職ら~めん物語」の続編、やらざるをえませんでした。 まさに実家に帰ったような安心感、相変わらず何を言っているのか分からないいつもの3人にまた出会えて嬉しかったです。 やっぱりこの3人が最強で、誰一人欠くことはできない。 3人揃ってのラーメン屋で、この3人の日常がずっとずっと続いていくといいなと思いました。 こってり濃厚な作品をありがとうございました!
  • 涙恋歌 -消えたキミを辿って-
    涙恋歌 -消えたキミを辿って-
    美しい花火と浴衣の女性につられてついついプレイ。 人がいなくなることと花火が咲いて消えること、ひいては夏の終わりというのがなんとなくリンクするようで、少々の哀しさのようなものを感じてしまいました。 元々は涙恋歌という曲が先にあり、曲の世界観を補強するような作品のようなので、曲もゲームも両方楽しむことを強くオススメしたいと思います。 また君と居たいだけ、という気持ちが伝わる、素敵な作品をありがとうございました!