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35244 のレビュー-
檻のビブリオ特殊な本を管理する図書館、そこでは開きっぱなしの本から文字が逃げ出したりすることも日常茶飯事…みたいな、すごく不思議な世界観を持つ図書館の話です。 そんな独特な図書館に迷い込んだ魔法使い・オトの、逃げ出した文字を追いかけろと言われたときの困惑とか、徐々に慣れていく様子とかが丁寧に描かれていて、うまい具合に、世界観の解説と、プレイヤーをゲームに引き込むことが出来ています。 キャラクターもくるくると表情を変えますし、そんなキャラクターのやり取りも楽しく、ビジュアル的にもとても楽しめる作品でした。 過去にティラノゲームフェスで受賞したゲーム「ガラス姫」も、ここで管理されている本のうちの一冊、という設定ですので、もしそちらを遊んでいないなら、ぜひこの機会に遊ぶことをお勧めします。
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僕を殺す瞳ドット絵のアニメーションやイラストがとても綺麗で、それだけでもやらせていただけた事に感謝します。 その上で短いけれど心に落ちてくるようなストーリー。選ぶ誕生日がこんな風になるなんて、という状態で、素直に自分の誕生日を入れてしまったのでかなり心にきました。笑 男性目線なのでもちろん男性としてプレイする方が多いと思いますし、わたしもそうしていたのですが、なんとなく名前ちゃんで入れたら女友達とルームシェアしているような気持ちにもなれて楽しいです。 エンドレスモードで遊んばせてもらってるんですが、瞳ちゃんの顔に落書きをするとゲームがとまってしまうのはクロームでプレイしているからでしょうか…?
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大きなのっぽのメイドロボクロームでプレイしようとしたら、テキストが薄くキャラクターに被ってしまったのでこちらのコメント見てファイアフォックスでプレイしたらテキストも読めるようになりました。 一種のテキストゲームのように、ただ読んで行くものではありましたが、心が温まるようなストーリー。主人公の女の子がどうしてそのような事があったのか、判明するタイミングがとてもよかったように思います。 ゲームタイトルで流れる「大きなのっぽの」の曲が、ED後に聞くとなんだか暖かい曲に聞こえるのもシナリオが良かったんだと思います。 選択肢がないのが残念だなと思いましたが、このゲームはあえて選択肢が複数なく、けれどプレイヤーが選ぶ主人公の言葉、クリックするたびにプレイヤーが発言してしまうような心の痛さもありましたね。 10分と短いゲームですので、単純に絵やタイトルが好みだな、というのでプレイしても良いかもしれません。
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暗き夜よ、汝の名は女なり行動に応じて赤か青のゲージが増減するなか、少しずつ主人公のことが見えてくるのが面白いですね。前情報なしの手探り感、このゲージはなんなのか分からないけど貯まるとやばいということだけはなんとなく分かる、という焦りがあって、楽しかったです。
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人を呪わば恋ひとつ重い平安ものかと思えば、ポップでかわいかったです。アニメーションが細かくて楽しい。グラフィックも演出もひとつひとつ丁寧で見るところが多くてすてき。物語も、コミカルだけど切なさもあり、面白かったです。
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死神のKISS魔王様のボイスがすごくかっこよくて引きこまれました。だからこそあのラストにやられてしまった。まさかそんな終わりかただとは…! 面白かったです。
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暗き夜よ、汝の名は女なり夜、という理由だけでない暗さがある作品でした。 彼が目的地に着くまでの交流はある意味、贖罪だったのかなという感じを受けました。 赤と青のバーも追い立てられる感じがして、良かったです。
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追想追想する人とその想いの中にいる人の間に、決して超えられないであろう隔たりがあるのが印象的でした。 その隔絶を受け入れようとする優しさの一つが追想するという行為なのかもしれないと、読んで思いました。
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大きなのっぽのメイドロボエンディングからその後にかけて、含蓄があるなぁと感じました。 文字が薄く判読できない箇所と、えもふりによる立ち絵の後ろに隠れてしまう現象があったのですが、ブラウザによる問題だったのですね。(Chromeでした)
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えほんやさん親しみやすいタッチの絵で構成された作品でした。 個人的にはうさぎとかめの絵が可愛らしくて特に好きです。 昔話は幼いころに何回も聴いている分、場面場面の光景のイメージが頭の中にあって、だからこそ作者様はこういう光景を見ていたんだと比べることができ、懐かしいながら新鮮な気持ちで読むことができました。
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5文字TALKミヨコちゃんミヨコちゃんかわいい~楽しいひと時を過ごせました!癒やしゲーです!電話かわいすぎる・・・。
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幸福のラルカフェス前に感想を書いたのですが、フェス期間中も応援したいと思いFAを描きました。テーマは「カフェ・エスタシオン」で!えもふりで動き、フルボイスで喋り、素敵なBGMが流れ……と、まさに映画のようなゲームで、実際これを描きながらずっと作業画面の隣でAUTO再生リピートしてました。壮大な冒険ファンタジーでもどきどきの恋愛ゲームではなく、ただひっそりとプレイヤーの心に寄り添う優しいゲームです。疲れた時のAUTO再生、とても癒されるのでおすすめします。
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おじいちゃん、お見舞いに来たよ「Congratulation!」…じゃないよ!と思わず声をあげました。 とてもテンポ良く、ハラハラさせてくれる超短編ゲームです。 真顔で迫ってくる孫も、看護師さんも良いキャラしてます。 どうすれば助かる選択になるのかがイマイチわかりませんでしたが、 1プレイ1分程度で遊びやすいので、リトライしやすくて良いですね。 特にセリフやBGMがワンパターンじゃないので、 リトライも楽しくできる仕掛けになってるのがGoodでした。 気になった人はまず遊んでみるのをオススメします、 ホントにこの感想読むのと同じぐらいの時間で遊べちゃいます。 人によってはかなり強烈な印象(トラウマ?)を残しそうなゲームです。
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LikeRoute:浅草インターフェイスが特徴的。Click!が実に親切ですね。 いくつかある観光ゲームの中でもとても本格的だなぁと感じました。
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チョイス!マインスイーパーマインスイーパーという喩えが言い得て妙だったとおもいます。相手の反応から、このへんが地雷なんだなぁと推測できる点が特に。ちょっと残念だったのは、マインスイーパーが安全な選択が一つしかないゲームではないように、これも単純な1ルートのゲームではないのかなぁと思っていたところ、実際はそれに近かった点と、分岐となる選択肢が一箇所に固まっており、記憶が正しければ、最初の分岐はEND1を見ないと現れないという点でした。 クリア後がとても凝っておりますね。
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みつばちらびっとのなんやら音楽ユニット「328Rabit」のゲーム。 プロモーションゲームというのかな、 内容としては音楽やボイスを聴くのがメインです。 とにかく曲を聴いてくれ!という割り切った内容が潔くて好き。 曲のスキップとかもできず、 プレーヤーとしてはやや不自由ですが、 そもそもスキップするな!という意思が感じられる(笑 「みつばちちゃん」というキャラが曲の紹介とかをしてくれますが、 黒歴史をほじくり返しちゃうようなものもあって、 そのあたりも読んでて面白いですね。 曲としては「笑顔ステップ」が好きでした。 高音と低音の相性が良くて聴きやすく、かなりイイカンジなのに、 デュエット(野郎の声)はこれで最後なのね…。
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手のひらの蝶手の描写・色の表現が素敵な作品でした。 昆虫の羽を毟るにせよ(?)、昆虫を飼うにせよ、昆虫標本にするにせよ、どれも愛でるという目的は同じで、だからこそあの結末を迎えたのかなと感じました。
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巨大靴下の女の子と真夏の雪遊び紹介などを見た感じ、ホラーということだったけど、気のせいだったのかな? と思っていた矢先、唐突にまさかの展開となりその勢いに思わず笑ってしまいました。雪だるま、てるてる坊主、そしてその中に……という白いイメージの重ね方によるストーリーの仕立て方がえらく独特でした。
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Hybrid custom doll(ハイブリッドカスタムドール)プレイ中に何度も泣かされました…。 途中までは女の子同士のほっこり日常ストーリーでしたが、中盤以降、怒涛の展開で涙腺崩壊の連続でした。 失った存在は戻らない…当たり前のことだけれど、改めて噛みしめるように胸に刻まれた気がします。 失うことは恐ろしい。 それでも生きていれば失いたくないものが増えていく。 それが人生なんだな…と思いました。 主人公たちのこれからの人生が幸多きものであることを願っています。
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ねえ、先生背景と音楽以外、特にお声を一人でやっていらっしゃったとは……。 ハンドメイドの絵本のような、丁寧でかわいらしい作品でした。