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35666 のレビュー
  • みちのく怪奇譚 1話
    みちのく怪奇譚 1話
    オープニングは正統派ホラーノベルのような文章と雰囲気で、おおっとワクワクしながら……の所で視点終了! 本編は心霊現象を解決する側を主人公とした物語なので、ひたすら巻き込まれるだけの一般人視点より怖さは低くなるのが安心感でした。 各キャラも魅力的で、ホラー演出もさることながら、とにかくノベルとして面白かったです。 ハルノさん何者なんだ……! それからタイトル画面のBGMが、ホラーに相応しく不気味なのに、どこかワクワクもするような美しさがあって、すごく好きだなあと、うっかりゲームを始めるのを忘れたまま一度画面を閉じるほどに聞き入ってしまったのですが、書き下ろし楽曲だったんですね……! とても素敵でした。
  • HUNGRY TEA PARTY
    HUNGRY TEA PARTY
    応援したくてツイッターアカウント取ってしまいました。 この凝ったビジュアルをゲーム画面にするのは大変だったのでは…と素人心に思いました…。素敵…。 オープニング画面の入り方がもう好きです。ミニシアターの映画のような雰囲気。 カニバリズム表現を含みますが、ビジュアルがお洒落で、毒っ気もありつつ愛嬌があるので、そこまでグロテスクには感じませんでした。 プレイ時間も短いのでライトにさくっと楽しめる良さと、言葉ではなくイラストでコミュニケーションをとるシステムが、世界観も相まって想像が膨らんで楽しかったです! 幾つかのエンディングに添えられるストーリーも、最後に美味しい小さなお菓子をおもたせで貰えたようで。アリスが可愛いかったです。
  • 毎日地獄の底にいる
    毎日地獄の底にいる
    自分以外の存在に対し憎悪を吐き続ける、思春期の女の子の物語。選択肢はなく、20分程度で読了。説明文ではシナリオ・起承転結がないとの記載がありますが、個人的にはしっかり存在していると思いました。(主人公の独白だけに終始するのかなと考えてましたので) 主人公・西山さんのこれでもかと憎悪を剥き出しにした独白は、そこまで不快感はなく、むしろ清々しさすら感じました。 自分自身の話になってしまいますが、精神的に落ち込んでいた時期、ずっと殺伐したことを考えていました。そんなあの頃の煮えたぎった感情を思い出させるような、迫力のある文章です。 個人的には、小瀬くんのキャラクターにすごく魅力を感じました。彼の思考もどこかおかしいんですが、それをあまり表面に出さない部分がとてもツボでした。 人を選ぶ部分はありますが、痛快な劇薬を飲むような作品でした。読後感も悪いものではありません。未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • (短縮版)忘れられない歌 ~light side~
    (短縮版)忘れられない歌 ~light side~
    性格がバラバラのメンバーがバンドを組んでいく過程を描いた作品。キャラクターがたっていて、良かったです。あまり音楽活動に詳しくないのですが、全然ストレスなく読めました。これからどうなっていくのかが楽しみなストーリーです。特に、主人公と彩未の意識のズレは興味深い。それぞれ信念を持ってやっていく中でどう折り合いをつけていくのか……。続きが出ればまたプレイさせて頂きたいと思いました。
  • わん~そうだ、温泉へ行こう!!~
    わん~そうだ、温泉へ行こう!!~
    面白かったです! ゲームが苦手な俺でも楽しくプレイできました! 驚いたのはアルバムの量……!もう、すごいとしか言いようがありません。 素敵なゲーム、ありがとうございました!
  • 神隠姿
    神隠姿
     「ああ、これぞノベルゲーム!」と文字を追いながら始めるも、ここは迷いの森ならぬ迷いの山か、いや、やっぱり森か。登山は危険。ぐるぐる回り続けて、and more...からの終わり。どうにか10種類、エンディングを見ることが出来た。ちょっとこれは挫折する方もいるのではないか。到達したエンディングの表などあれば良かったかしらん。  演出が素晴らしく、特に動画にセンスを感じた。
  • 隣人と和解せよ
    隣人と和解せよ
    「声を発せない子供『ニア』とお喋り」の説明とかわいい表紙に、ほのぼの筆談ゲームかな?と能天気にプレイ開始したら、7→1→3→4→2→6→5…ひぃぃ!ごめんニアちゃん、もう1回1か7を出すから和解しようね!(※和解失敗しました) 同じ設定のまま選択肢で世界観すら変えてしまう構成が見事でした。コンプ後に1回だけ見れるあの動画(あえてこの表現で)も、とてもよかったです。FAはあのエンド後のニアちゃんのイメージで…大好きです。
  • ヘンゼルとグレーテルDS(ダークサイド)
    ヘンゼルとグレーテルDS(ダークサイド)
    イラストがとっても可愛くて、世界観に合っているなと感じました。面白くて、全ての分岐をクリアしました。グレたんのギザ歯が最後まで可愛かったです。二人に幸あれ。
  • 暗闇の家にて
    暗闇の家にて
    短く、空き時間等を使って気軽にクトゥルフ神話の恐怖感を味わえるゲームでした。兄妹も可愛くて親近感が湧きます。ラストの選択肢がバラバラに配置されているところでゾワっとしました。制作お疲れ様でした。
  • 無人島
    無人島
    面白かった。ネタでいれた言葉も文が用意されているし、まだまだENDがあるかもって思わせてくれる。
  • Aくんと祭のむこう あやなす
    Aくんと祭のむこう あやなす
    出逢ったときからずっと好きで新作が出るのを待ち続けて応援し続けてきました!! 火曜日と木曜日がとても大好きで、千隼がとても大好きです…。 週末の早朝、新が千隼の墓参りに来るシーンで思わずうるっとしてしまいました。 千隼も新もお兄ちゃん達も幸せになって欲しいと思いつつ、この物語だからこの話はとても綺麗なんだと言うことをいつも噛み締めています…。 いつも応援していますので、これからもナラ冠含め、お身体には気をつけて頑張ってください!
  • 神様の存在を忘れた巫女
    神様の存在を忘れた巫女
    忌み嫌われた神様と明るく元気な巫女さんがひと時を一緒に過ごすお話です。 良くも悪くも人間臭い神様だなと思いました。 「人間の信じた姿が神様の姿」ということですが、きっと神様の元々の性質が優しく慈悲深いから妙恵さんも理沙ちゃんもこの神様を信じてお仕えしようとしたのだろうと思います。 選択肢のようで選択肢ではない選択肢はとても心が痛みました。 人を見守り幸せを願うのが神様の仕事かもしれませんが、あの行動は神様もきっととてもつらかっただろうと思います。 理沙ちゃんがいて少しの間でも楽しい時が過ごせて良かったのか…それとも孤独が増してしまったのかということを考えると切なくなります。 神様を信じて好きでいてくれる人が増えてくれればいいなと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • LAST.
    LAST.
     警察官立ち合いのもと、良からぬことが起きた後であろう場面から始まるお話。色の乏しい世界の中、鮮やかなケーキがおいしそうだと思いながら進めていくと、その明るさが逆に辛くなってくる。  さくさくと進めるけれども決して軽くはない一品。  (最後、図鑑を選んだ後がどうなったのか……解釈が難しかった)
  • 改元
    改元
    ジッキーくんがかわいいです。平成というたった二文字でここまで楽しませて下さった作者様に拍手!キラキラの魔法エフェクトも華やかできれいでした。かわいいゲームをどうもありがとうございました。
  • マッチ売りの美少年
    マッチ売りの美少年
    優しい少年の心にほっと温まる作品でした! ほんわりしたタッチの絵柄がとても可愛いです。 ピンクのもふもふ冬服のリリーが特に可愛かったです(*´ω`*) システム画面も綺麗で、物語中画面に雪が降ってるのも雰囲気に浸れました。 題材こそ誰もが知っている童話ですが、 主人公ミラーチェがマッチを売っている背景や 彼だからこそ見えるマッチの炎の風景がよく描かれていて、 しっかりと独自の作品になっています。 お父さんやリリーを想うミラーチェ、彼を想うリリーの優しい心に胸を打たれました。 一方のENDはとても切なかったですが、どちらのENDも好きです…。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 墜恋
    墜恋
    お姉さん強っ! ヤンデレでも幸せになれる……………………なって(願望)
  • シークレット・ガーデン
    シークレット・ガーデン
     最初の一文の意味は何だろう?と不思議に思いながら読み進み、最後にぞわぞわっとなった。ゲーム内で詳細は明かされないが、前後にあったであろう事項と人間関係を想像すると切ない。  そして何より自分(主人公)の「特別感」が心地良かった。
  • 西の奇蹟
    西の奇蹟
    大阪の西成区に住むホームレスの恵介が、謎の組織に追われている少女マイと出会い、巻き込まれるような形で彼女が目指している「あべのハルカス」へ向かう物語。 導入部分が秀逸で、「おおっ! これは面白そうだぞ!」と思い、そのまま最後まで一気に読んでしまいました。ジャンルはSF要素の入った現代ファンタジー。時間は30分程度で、全3ルート鑑賞済。立ち絵はLive2Dで出来ており(スチルもあります)、さらにフルボイスとなってます。 巻き込まれた形になりながらも面倒見の良さが隠しきれない恵介、とある覚悟を背負いつつも健気に恵介と接していくマイ。2人とも好感の持てる人柄で、トゥルーエンドの内容は素直に「あー良かった!」と思えるような内容でした。スチルもすごく暖かかったです。 未プレイの方は、ぜひやってみてはいかがでしょうか。 最後にバックログにつきまして、自分はPCでプレイしましたが、可読が難しい状態になっていました(2019年10月24日現在)。プレイをされる際、その部分は注意した方が良いかもしれません。
  • 臨界天のアズラーイール
    臨界天のアズラーイール
    読了させて頂きました。 綺麗な白百合の絨毯に、遠く未来を見渡せそうな水平線、そしてエンジェルハイロウのような陽光、何よりも少女の笑顔が素敵で気が付けば物語を開いていました。 僕の好みも相まって、ピアノやシナリオ構成もすごく丁寧で、素敵な物語体験をさせて頂きました。ありがとう。 今「Lilium」のピアノ曲を聞きながら書かせて頂いています。 前半の幸せな世界が濃密すぎて、おそらく多くの人が描くであろう社会人として社会と向き合う生活であったり、恋心から家庭を築くまでの静かな静かな大人の恋愛模様。本当に温かなものでした。 しかし、それで終わらないのがシナリオの面白い所ですよね。 ================================== 軽くネタバレに触れますので、未プレイの方はご注意を。 読了後に語りたくなる物語、というのはとても素晴らしい余韻だと思います。 劇的悲劇の作り方として、上沢舞と長島麗美の関係性のように時間軸や出来事を整理していくと見えてくる抗えない真実は、僕もすごく好みの展開で主人公がどのようにして打ち克つかという葛藤は、クライマックスに匹敵する盛り上がりがあると思っています。 あとがきも読ませて頂いて、僕が物語体験中に想像していたことが腑に落ちるようでした。 なので、エンディングは良い意味で僕の理想を裏切ってくれたのでとても清々しい読後感となりました。ありがとう。 色々と内容について話したいことは多々ありますが、僕は物語という「箱」を作れる方を尊敬しています。この「臨界天のアズラーイール」は、世界観という枠を超えた、「箱」であると感じました。 とても良質な箱の中を覗かせてもらえて、すごく楽しかったです。 これは個人的な妄想ですが、アズの設定はきっと上記した二人の関係性のようになっているのではと考えていました。アズともう一人の誰か。 つまり、理人が無限の可能性を掴むことによって……。そんなトロッコ問題のような切なさをはらむ、とても良いキャラクターでした。 そうかと思えばエンディングは2つなのに、バッジが3つ存在している……。 これはひょっとして……。 ============================== 改めまして、素敵な物語体験をありがとうございました。 ぜひまた、Quantize様の物語に触れられることを楽しみにしています。
  • Dear
    Dear
    タイトル名間違えてました…非常に申し訳ないです…