チップを送付できる作品
35219 のレビュー-
吹き溜まりの彼女はやめに読んで30分程度のプレイ時間でした。 ゆっくりでも1時間は全然かからないと思います。 @ネタバレ開始 特に物語の前半部分、彼女との再会~触れ合いのパートが魅力的でした。 昔の面影を残したまま主人公の前に現れる彼女。 そして直接的な描写が少なくても、 彼女の表情や立ち振る舞いを見るだけで想像できる凄惨な過去。 主人公が感じる罪悪感が痛いほど伝わってきました。 アダルトチックな表現もグイグイ引き込まれました。 これがあることで幼少期の彼女とのギャップが大きくなり、 物悲しい想いを一層強く感じました。 結末は賛否あるかもしれませんが、突拍子もないハッピーエンドにするくらいなら現実的なエンドにする方が自然だと思うので個人的には割と好きです。 @ネタバレ終了
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Please call me…?やっとプレイ出来ましたのん! 序盤の2人の掛け合いが楽しくて、このまま青春を謳歌するお話なのかな?と思いましたが… そうじゃなかった!! 言葉を巧みに使いこなしてらして、読んでいて勉強になりましたのん! @ネタバレ開始 表紙も伏線だった事にはビックリしました!@ネタバレ終了
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誰が殺した小夜啼鳥を【魅力的なキャラクターと叙述トリック】 黙読で15分、感情込めて音読で40分。 謎の場所、曖昧な記憶そして、人らしからぬ怪しい男『葦島』 葦島と共に自身(子ども)の記憶を辿り、あるの人物に辿り着きます。 前半は会話と回想ですが、葦島との素っ頓狂な会話によって、読者を飽きさせません。 一本完結の短編作品ですが、『葦島』という掴みどころのない謎のキャラクターが気になる方は『尾の無い猫は夜に哭く』を読んで頂くと、理解が深まり、より面白いです。
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青い翅の蜘蛛この短いお話の中で、色んな事を考えさせられました。 @ネタバレ開始 蜘蛛さんが嫌っていた自分と、理想の自分。 確かに、手に入れ方は褒められるものではありませんが… 自分より友人を大切にする心と、それを分かって貰えない切なさが、心に刺さりました。 @ネタバレ終了 子供の時に読んだ昔ながらの絵本をもう一度読みたくなるような、考えさせられる作品でした。
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僕らのノベルゲーム面白かったです! @ネタバレ開始 ・中盤から終盤にかけて、これでもかと言うぐらい問題が次々に発生し、 一体どうなってしまうのかという展開からの綺麗な着地は、 とてもハリウッド映画的というか、まさにエンターテイメントだった。 ・ずっと上下が黒く被さっていて、全体が見えないエレナの絵がぶわっと表示されて、 君をこの世界に出してあげたいんだ!的なシーンはすごい感動して鳥肌がたった。 ・木下が凶暴すぎて笑ってしまった。 ・鬼瓦くんはビジュアルなかったけど、ごつい柔道部男子みたいなイメージ。 ・クソゲーツッコミ実況は、制作者にはつらそうだがちょっと見てみたくもある。 あえてツッコミどころ満載のゲームを作って、有名実況者に 実況してもらうのを目標とするというのもゲーム制作の戦略としてアリなのかも。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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飛びたいの豹牙晃さん ゲームプレイありがとうございます!そしてルートコンプお疲れ様です。 短編作るのははじめてでしたが、楽しんでいただけたようでホッとしました。 ご感想、ゲームプレイありがとうございました!
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飛びたいのエンド全て回収しました。面白かったです! エンド数が11と豊富で、サクサクと進むので全て回収するまであっという間でした。 エンドもシュールなものから残酷なものまで様々です。 個人的には真エンドとおもいのが印象に残っています。 プレイ時間は15分程度なので、気軽にプレイできる作品だと思います。 イラストも多く、綺麗でよかったです! ありがとうございました!
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僕らのノベルゲーム創作の楽しさ、そして苦しさ、そして学園祭に向けて団結するみんなの心を存分に感じることができました。何かに夢中になると、人は周りが見えなくなってしまうもの・・・それ自体を回避することは難しいとしても、支えてくれる人の存在を忘れないように肝に命じたいなと思いました。そして熱量・・・!若い彼らの青春が、存分に描かれていて、心躍るような体験でした。
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僕らのノベルゲームプレイ時間約5時間でした。 ゲームの制作に関して、闇に関する部分もしっかりと描かれていて、 ここまで作品に真摯に向き合うことが出来るのか……と改めて驚かされました。 @ネタバレ開始 九州さんはオン・オフともに非常に世話になっている方で、 ショート100のサブリーダーをされていた九州さんが合作を扱うことについては、非常に感慨深く感じていました。 最近自作品の感想を多くの言葉でいただいたのですが、 なぜ共感していただけたのか、この作品を読んでその片鱗がうかがえるような気がします。 自分も子供の頃に作ったキャラクター・作品を具現化させたくて作品を作ったので、共感できる点がとても多かったです。 また自分も青春学園ものを作ったことがあるので、学校でのイベントが起こるたびにソワソワドキドキしながら見守りました。 キャラクターで言えば、タツがとにかく魅力的でした。 ちょくちょく敬語で話すなど、コミカルな面もあっていいキャラだと思いました。ちなみにあの子に惚れている旨の描写については、さっぱり気づきませんでした。 あと、鬼瓦くんが要所で良い働きをしていたのも良かったです。 新平がタツに厳しい言葉を浴びせかけるシーンについてだけは、 冷静に見るのに苦労というか、なかなか苦しい思いで見ていました。 タツの暴力に訴えない対応はかっこいいですね。 最後にあえて部内でどの女子生徒が好きかと言われたら、谷口さん派ではあるけど、付き合うとなったら食器の洗い方一つまで文句を言われそうだなあ。蛇足でした。 @ネタバレ終了 微細な箇所までこだわり抜いて制作された本作は、ゲーム制作に興味がある人のみならず、そうではない多くの人の心も打つと思います。 力作をありがとうございました。 そして制作お疲れさまでした。
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僕らのノベルゲーム■まず面白い 何気なく始めたら冒頭から心をわしづかみにされました。 主人公が眠りから覚めたシーンで、ヒロインがもう少し寝ていたら? というのですが、 ここに美央が賭けをしているという伏線と、 もしかしたら主人公の寝顔を見ていたかったのかもしれない。 というダブルミーニングが効いた展開を5分たらずで差し込んでいて凄い。 もうこの時点で最後まで楽しませてくれそう! と確信できるほどでした。 始める前にチラっと見た感想で「シリアスな面もある」 ということで、序盤で盛り上がってる展開からどう急転落下していくのか? フリーゲームをプレイし始めて以来一番のワクワク感です。 ■キャラクターの立て方が上手い 3人の女の子が出てくるんですが、 それぞれ主人公のイジリでキャラの性格をわかりやすく表現されています。 それが全然説明的ではなく、「ああ、このキャラこういう性格なんだ」 ということがすっと頭に入ってくる。 不自然さがまったくない、ナチュラルなキャラクター達。 ■この作品の一番良いところ プレイしていて気づいたのは、 「自分もこのメンバーの中に入って議論に加わりたい!」でした。 このゲームの一番良いところってそこなんじゃないかな、と強く思いましたね。 まさに物語に入り込んで「自分ならこうする」が次々に出てきます。 物語における対立部分がしっかりストーリーに組み込まれているんでしょう。 主人公の見えない部分でもキャラクター達が動いているのも良かったです。 特に @ネタバレ開始 執筆作業が進んでいなかったタツが、 裏では苦悩しながら書いていたと思わせるシーンは泣けました。 あれだけ散々「書けないんだから仕方ない」と振っておいての見事な伏線回収。 詳しくタツの裏側を描写するんじゃなくて サラっと書いたところがタツの心情を想像をさせ心に響きました。 “個人的に”この作品は創作のテーマはサブで、 メインは主人公とタクの仲直りをメインにしていると感じます。 主人公とタツの二人がこの作品で一番成長した存在ですからね。 そういう意味では、女の子3人は最初から変化がなく、二人の補佐役に見えました。 創作論に関しては正解がなく、 それに対して友情というのは普遍的なものなので。 単純に作品が完成した! というものではなく、 二人の仲が戻ってその上で作品を完成させた。 という主題(ストーリー)が一番良かったですね。 最終的な決着がハグという学生特有のノリっぽいのも微笑ましかったです。 @ネタバレ終了 ■上げて落とすのが上手い ジェットコースターがなぜ人気なのかがわかります。 タツのシーンとかもそうですが、 これから楽しい創作活動始めるぜ! ってフリからの、険悪な展開。 落として落としてからの、仲直り。 物語を読んでいて、一番楽しい瞬間であるその「変化」の在り方が まざまざとストーリーを通して楽しむことが出来ました。 ■最後に感想 フリーゲームってなかなか本格的なギャルゲ、エロゲ寄りの文体がなかったので、 自分が求めていたゲーム形式はこれだ! と一番ピンと来た作品でした。 こういう作品をずっとやりたかったので、今回出会えたことに感謝です。 次回作があれば、それも絶対にやりたいと思います。
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トリカゴセヴンデイズストーリーの完成度が高く、ゲームとしての運びや仕組みなどが緻密に考えられていてすごく楽しめました。あと、イラストがすごい好きです。
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Eveplus(イヴプラス)雰囲気もよくとてもいい作品だった。 @ネタバレ開始 トゥルーエンドは登場人物の感情を考えると救いであったんだろうと思う。 でも物語を見ているプレイヤーにとっては手放しに喜べるものでは無いという点がとても良い。 @ネタバレ終了
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げきをつくろう! ~お花見に行こう!~アワラギ様 プレイしていただきありがとうございました! 集合イラストが素敵と言っていただいてうれしいです! ウディタの方もプレイしていただきありがとうございました!
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ウィッチ・イン・ホワイトマクュアスウィさんの登場シーンか、わいい! なにげにつけれるあだ名の選択肢が多いのがすばらしい。 この作品を見て、販売されている白衣の女の子さんの立ち絵 の役者として出演という世界観がつながりました。 マルチメディア展開! 白い魔女さんといっしょにおでかけできる楽しい作品です。
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Mask It!! ~俺の手にはシャケしかない~鮭の切り身はどれもおなかがすきました>< 加熱大事!!おくちのやけどには注意ですね! メニューがじっくり見たい( ˘ω˘ )
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げきをつくろう! ~お花見に行こう!~お花見に行くためのメニューをそれぞれが考える選択肢 最初は好みで選んでいたらこってり弁当になってしまいましたが だんだんと点数を減らし…! かなり周回してやっと6点になりました(*ノωノ) みんなの集合イラスト素敵でした!! ウィデタ作の長編の方はプレイ中です>< それぞれのキャラクターが気になる! お花見に行くために思いを募らせるみんなが素敵でした。
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ヘブンズ・ロワイヤル -Frozen Butterfly-大好きな作品の続編。ちょっとだけプレイして続きはまた明日……と思ったのに惹き込まれて一気に最後までプレイしてしまいました。 キャラの関係性や過去を理解した上でプレイするとより楽しめると思うので、ぜひ前作を先にプレイすることをオススメします。 特に前作をプレイして、ルーシーちゃんとナルガさんのことが気になった方は絶対プレイすべきだと思います。
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三秒前の恋人凄いとしか言えないくらい凄かったです。こんな演出が出来るんだと驚きの連続でした。本当にすごい。ストーリーに自分で参加できるので、シンプルながら感動的でした。すてきなゲームありがとうございました。
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僕らのノベルゲーム先ほど読了致しましたので、感想を述べさせていただきます。 タイトルにもあるように何人かで一つの作品を作る楽しさ…そして大変さが描かれていました。 ノベルゲームに限らず、複数人が集まるものであれば当然意見が分かれるし、始めから最後まで全員が同じ熱量のはずもなく…。 ただ、それぞれのキャラクターの立場や心情が如実に描かれていて気持ちが分かるなと(第三者から見てその人に非があったとしても)。 自分も創作している身でありますが、創作するってどういうことなのかを再認識できる作品だったと思います。 この時期にリリースしていただいた九州壇氏さんには感謝いたします。 次回作も期待しております。ありがとうございました!
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僕らのノベルゲームキャラクターたちの距離感が絶妙で、関係性が浮き上がってくるかのようでした。高揚、すれ違い、対立、そのような感情が彼らの言葉遣いに現れているのはまさに生きているかのようで、作者の妙が感じられました。またテキストに限らず最低限以上に揃ったBGM鑑賞モードやTipsなどの機能は嬉しい存在でした。 青春を下地にノベルゲームの合作を描いた本作。犇めく人間関係の距離の中にはカカオ度の高いビターチョコのようにザラザラと残る強い苦みもありましたが、やがて溶明してくる、苦みの奥にある甘い薫りにきっと陶然としてしまうことでしょう。 素晴らしい作品をありがとうございました(タイトル画面で流れる音楽を聴きながら)。