heart

search

チップを送付できる作品

35373 のレビュー
  • 月不見月の彼女
    月不見月の彼女
    キャラクターがフルボイスなのはすごいですね
  • 天海のメッセージボトル
    天海のメッセージボトル
    素晴らしい作品でした。 メッセージボトルのタイトルから海から流れてくるものをイメージしていましたが、SF作品だったとは…!! ピアノの静かなBGMと音声の入ったテキスト、それがどれも雰囲気に合っていて魅了されました。 @ネタバレ開始 最初の宇宙へメッセージを送るというストーリーの引きがよかったです。続きが気になるっ! と思いました。 テンカちゃんが通常の時間軸と違って早く育っていくのは、割とよくある展開かな、と思いましたが、親子として描いたのは気が付かなかったです。家族ものの話が好きなのでとても気に入りました。 声優さんの演技も素晴らしくテンカさんが涙ぐむラストの手紙は、目頭が熱くなりました。 @ネタバレ終了 素晴らしい良作でした。
  • 私が『ヤンデレ』になった理由
    私が『ヤンデレ』になった理由
    健気な少女ちゃんが笑顔でいたり、ひとりで泣いていたりしているのがとても心苦しかったです……。 タイトルから期待できる通り心理描写が丁寧で恋をしたときの苦しみが良く表現されていました。 @ネタバレ開始 とはいえ、一方でヤンデレ好きなので彼女がハイライトをなくしたり 顔に影が落ちたり不穏なBGMが流れたりするたびに 「やったぜ」となりました(ごめんね) あんなに我慢していた彼女がおまけでは立派に成長して……( ;∀;) ハッピーエンドだと個人的に思います。 @ネタバレ終了 少女ちゃん可愛くてとても面白かったです、ありがとうございました!
  • 幸せな毎日を夢見る
    幸せな毎日を夢見る
    インパクトの強い展開の連続で、どんどんお話にのめり込んでいけました。 @ネタバレ開始 しかしその反動として、ラストの部分はそれまでの興奮に水を差されるような感覚はありました。 でも、逆に言うとそれだけ話に入り込んでいたということでもあります。私は作品を読んでいて、夢を夢だと確信するのに時間がかかってしまい、自分の考えが間違っていたのだとなかなか認めることができませんでした。そういう面で、「頭がおかしくなった」という状態を本当に実感することになり、貴重な体験ができました。 @ネタバレ終了
  • 女中浮世の怪談
    女中浮世の怪談
    何度もゾクッヒエッとさせられつつ惹き込まれる文章と演出に どんどん読み進めてしまいました! 怪談を話し終えた後の浮世さんのお話にも 想像を掻き立てられて良かったです。 全体に漂うモダンかつレトロな雰囲気がたまらなく素敵でした。 各話タイトルやセーブロード画面のイラストのセンスも好きです。 浮世さん言葉選びが独特で可愛かったです。 各話の登場人物も魅力的で表情の描き方が素晴らしいなと思いました。 @ネタバレ開始 「十三年前の夏井沢」 最初の話らしく王道で切ない、すっと胸に入ってくるお話でした。すず子ちゃん可愛い! 「裏切りの対花」 ラストの和花奈ちゃんの表情がたまらなく好きです。 「恋人形ノガミくん」 「オイオイやめとけやめとけ……」って言いたくなるようなゾクゾク感が良かったです。 「優しいお肉屋さん」 イイハナシダナー( ;∀;)やさしい! 「数字の悪魔」 演出が特に凝ってて感動しましたし、ラストはキュンとしました。 黒星くんのキャラがツボです。 @ネタバレ終了 寝る前にこんな話……眠れないよ!笑 って思いつつ実際浮世さんがいたら話をねだってしまいそうです。 大変面白かったです!ありがとうございました!
  • 魔法少女にうってつけの日
    魔法少女にうってつけの日
    悪役女幹部の人が主人公なんですよね?そうなんですよね? そこに広がる悠大な大草原 世界はすくわれるのかドキドキはらはら あとはかわいい女の子たちはかわいいから正義だなって思いました。 さすがです箱詰先生。超面白かった。【セチル】
  • 肉まん葉集~例えばこんな桃太郎のお話~
    肉まん葉集~例えばこんな桃太郎のお話~
    3月6日に実況プレイさせていただきました! 全年齢と書いてあったのですが…いやそうだけども!!w っと触手やら、ち●こじゃん!!!って分かるようなでもモザイクかけてあったり…確かに全年齢でしたwww ネタが詰め込まれており、終始笑いながらプレイできますwww 色々突っ込みながら話も進めれるので、実況にも非常に向いています!w 話の内容も面白く、本編プレイ後の小話もえぇええ!!!??ってなりますw とてもいい作品でした! プレイさせていただき、ありがとうございました!!
  • Paint Over
    Paint Over
    圧倒的な描写力。 絵が描けなくなって悩む少年のお話。友人や先生から話を聞きながら物語が進んでいき、「なるほど、こういう話か」と分かっていたはずなのに、その美しさにぶん殴られてしまいました。グラフィックはもちろんですが、その場面での情景描写が本当に美しくて圧巻です。 何かに行き詰まっている時に、ふと視野を広げると映る、それまで見えていなかったもの・気付かなかったものの美しさ。それを再発見した気持ちになりました。 素晴らしい作品をありがとうございます。
  • バスルーム
    バスルーム
    見事に「やられたなー」という感じでした。 シャワー中に周りが気になることあるあるー、とか思いながら読んでいましたが、何となく違和感がずっとあって。後で明かされて「そういうことか!」となりました。 @ネタバレ開始 髪の毛を拾って仕舞ったところで、証拠隠滅かと気付きました。そして、部屋に入って「ですよね」と。 振り返ってみれば、だから幽霊に怯えていたのかと納得でした。 @ネタバレ終了 短い時間でぞくりとさせていただきました。ありがとうございます!
  • 青い翅の蜘蛛
    青い翅の蜘蛛
    数分で読める1000文字の絵本風ノベル。 鮮烈で切ないです。大人にも子どもにもおススメ。 青い「翅(はね)」の蜘蛛というタイトルからして興味を引きますよね。 蜘蛛に翅はないのに。 @ネタバレ開始 大人の絵本ということでしたが、読みやすくて子どもにもおススメできますね。 蜘蛛と蝶々をキャスティングした暗喩という感じで、人間に置き換えて思うところが沢山ありました。 自分に無いものを羨んで、攻撃して、取り繕って。 ここまではマイナスイメージ。 虚像の自分でも幸せで、何に変えても守りたくて、最期まで隠し通す。 ガラッとイメージが変わりました。 そこまで焦がれていたのなら、それも幸せだろうと。 しんみりと、少し目頭が熱くなりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 魔女の愛した瞳の中に
    魔女の愛した瞳の中に
    薬の小瓶のバッジに惹かれ、プレイさせていただきました! いつの世もひとを救うのは知恵と力と勇気が揃ってこそなのだな、と考えさせられます。 @ネタバレ開始 2018年に公開された作品ですが、2021年現在の視点でプレイして様々なことを思いました。 姿の見えない病原体に対し、無知であればあるほど「かわってみえるもの」を攻撃することが「わかりやすい正義」になってしまう。識字率が高く、望めばあらゆる情報を手に入れられる現代でさえもそのような風潮があるのですから、教育の十分でなかった世界ではルパートのように振る舞うのが「大衆の正義」なのでしょう。なにより、ヒューにとっては「看板の文字」は当然のように意味を持つが、その他大勢にとっては理解も見向きもされないもの。そこに悲しいほどの分断を感じました。文字が読める人々もまた、読めない人々のことを「分からない」のだなあ、と。 ひとつの時代背景ではあるのですが、こうした描写が物語にリアリティを与えていてすごいと感じました。 無知であることそれ自体に責はないのに、どこかを捌け口にしてしまう人々の性が理不尽を生んでしまう。ヒューの父親のように、知識は優れているのに力や勇気なくしてはそれに十分に抗いきれなかった人々もいる。 そんな「にんげんの習性」を局所からでもひっくり返すほどの力をもつ「魔女」に憧れもするし、同時に「ほんとはどれだけ泣きたいことがあったのだろうな」と感じます。@ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 〇マルみえ!やきにくおーこく!
    〇マルみえ!やきにくおーこく!
    ある意味夜中に遊んではいけない作品w めちゃくちゃお腹がすきました。 スチルも多くて凄いです!楽しかったです。 最初ふりーむでプレイしましたが、バッジがあったので遊びなおしましたー!
  • 異界の小料理屋
    異界の小料理屋
    食事の表現が豊かで、どんなものなのかもわからないのにとても美味しそうでした!! 「小料理屋 幸」行ってみたい!
  • 夕凪のハイビスカス
    夕凪のハイビスカス
    沖縄への一人旅で現地の姉弟と交流するお話。ほっこりです。 普段無口な凪君がいきなり饒舌になるところが微笑ましかったです~。 作曲も演奏もご自身という事なにでしょうか?凄いです!!
  • KANNNOKKi
    KANNNOKKi
    C10H8形をしたバッジに心惹かれ、楽しくプレイさせていただきました! 探索ゲー要素や、ティラノ?!と思わせるような戦闘システムも素晴らしく、 油彩調の豊かな塗りも心地よくて好きです。 @ネタバレ開始 作品の各所に散りばめられた化学ネタがとにかく小気味良いです。 スキルの消費CPが各分子の分子量だったり、 組成式では原子の配置が見えなくなるため官能基の性質がマスクされていたり、 NaOHを入れてスケールの大きいにもほどがある電気分解を行ったり、 エーテル君がいかにも沸点低くてエステル君がフルーツの香りしたり、 アミド君の立ち位置や出身の話(合成経路とか)、 ニトロ君の服装の模様のNの最外殻電子とか、 アルデヒド、カルボン酸の両方の性質をもつギ酸とか。 ケクレ(科学者)がベンゼンの構造を思いついたときの逸話も「そういえば!」ってなって面白かったですし、 後でスルホン酸アミドが(他のアミドよりも)比較的安定であることを確認して、ひとりで悶えてしまいました……化学反応はとうとい……! @ネタバレ終了 物語としても読みごたえがあり、化学Ⅰ範囲の「ここがすき」ってところがまさにマッチしていてすごく同志をみつけたきもちでした……! すてきな作品をありがとうございました!(ふぇのん)
  • ベーコンレタス列伝
    ベーコンレタス列伝
    大変にさわやかでヘルシーなベーコンレタスでした……! どう見ても絵面も台詞もギャグなのに、ひと肉ひと肉の物語、抱えているものが丁寧に描写されていてとってもおいしかったです。 個人的にはラム先生のパート、馬肉転校生の物語がすごくお気に入りです……! 素敵なお肉をごちそうさまでした!
  • 第12動画欠番【完全版】
    第12動画欠番【完全版】
    本作のコンポーザーSHINJI-coo-K(シンジ・クー・ケー)です。このたびサントラをリリースしたので(Twitterをご参照ください)ご興味の湧いた方はご支援くださると幸いです。みなさまプレイありがとうございました。
  • ユーステティア【2/3シナリオ追加】
    ユーステティア【2/3シナリオ追加】
    とっても面白かったです! 「変態」がテーマと言うこともあり際どい表現もありますが、圧倒的な笑いのセンスとそこに混じる上品さが良い案配で、魅力的な作品でした! UIやフォントがお洒落なのも、また作品の雰囲気をより素敵にさせています。 モブキャラの命名やキャラクター達のちょっとした発言の笑いのセンスが良すぎて何度も笑いました。 そこからのちょっと真面目な雰囲気(シリアス) の切り替えも自然で、物語にメリハリがあって常に惹き付けられました。 お話がチャプターで別けられていて、1つ1つは短めなのですが、その中でもしっかりと物語が動いていくのと、テンポが良くて満足感が得られつつも次が気になる作りになっていて、とても楽しませていただきました。 キャラクターが全員魅力的なのもあって、お喋りできるモードがあるのが本当に嬉しかったです! 推しのエポちゃん可愛い……!!真夜中に訪ねて良かった……! 面白くて濃い物語を楽しめました。 続きがとても楽しみです!
  • 蒼白のマジックシールエメラルド
    蒼白のマジックシールエメラルド
    (´∀`)ノリーフィの使命感とそれに共感して協力するシン。まっすぐな少年少女の物語でおもしろかったです。 決して熱くなり過ぎず、状況を分析しながらのシンの戦い振りが良かったです。まさに楯役ですね。 色で種族を分けていたり、魔法を使いすぎると魔法の根源に近づく等、興味深い世界観でした。 がんがん動く戦闘シーンも楽しかったし、あと、ルビがかっこよかったです。 失われた千年大地(ロストサウザンド)、腕まえ(レベル)、スペア(保険)がイカしていました。 あとがきを読みましたが、まさに情熱を注がれたゲームだと思います。おもしろかったです。
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
     谷口さんにガチ恋ヲタクの「劇団くじら座」座付き作家、東雲です。  フェスが終了しようとしている今になって、ようやくこの物語に触れることができました。今この瞬間、こうしてプレイすることができたことが感慨深いです。はじめに自分語りをしてしまい本当に申し訳ないのですが、感想を述べさせていただきます。  この作品のことが心の片隅にありつつも、数ヶ月もの間ずっとプレイすることができませんでした。  それは、ひとえにこの作品が「ノベルゲームの集団制作」を題材としていたから。  主人公・樋口くんの痛みは、ゲームを制作していた頃の私自身の痛みでした。  それでも、創作を捨てることなんてできない。その光を手放すことなんて、できるわけがないんです。圧倒的な孤独の中でしか創作は生まれない。そして、そんな孤独を共有し、一緒に作り上げていくからこそ、集団制作は他の何物にも代えがたい幸せなんだと思いました。樋口くんも、僕も、集団制作を経験した多くの方々にとってもそうであってほしいなと思います。  「ノベルゲームの集団制作」という主題から逃げることなくストーリーを描ききった本作は、同人ゲーム制作者の交流の場という側面もあるティラノゲームフェスにまさにふさわしい力作だと思いました。素晴らしい熱量の作品でした。同人ゲーム制作者ほど刺さる内容だと思いますし、そうでない人にもリーチしてほしいなと思える作品です。  本作の魅力は、先述した集団制作を描ききったことに加え、キャラクターの解像度の高さにあると感じます。特に谷口香織というキャラの解像度はすさまじく、タツくんへのリアルな詰め方は見ていて本当に怖すぎました。リアルすぎる……こういう気が強い子、中高の部活に複数人いましたよね……。そしてちょーちっちゃくてかわいい。つまりはそういうことです。谷口さんとのシーンで話題に出たキャラ付けのメソッドは本当に勉強になりました。おそらく、作者さまご自身が本作において実践しているからこその登場人物の解像度の高さなのだと推察します。  それから、これはプレイする上で非常に重要なことだと思うのですが、とにかくストレスフリーに読み進められます。文章も、演出も。とりわけ演出については細部まで調整が施され、UIもとてもユーザーフレンドリーだなぁと感じました。キャラの絶妙な表情差分がまたいいのです。とにかく谷口さんがリアルすぎていいのです。あ、美央も好きですよ!  気になった点としては、谷口さんのごたる鋭く冷たい視線を内面化させて見てみますと、いくつかあるように思います。ですが、物語の熱量の前ではさほど気になるほどでもありませんでした。二点だけ挙げますと、まず前半のフックが弱いように感じました。それから、作中作の扱いは非常に難しいところなのですが、個人的な意見としては、作中作それ自体が読み手のイメージを喚起し、また本編に伏流するイメージの媒体であると望ましいと思うのです。もちろん本編のすべての要素に繋がる必要などなく、そんな意味づけを行う理由もありません。だけど、それは本編のテーマを示唆する比喩であったり、主人公たちにパワーを与え行動の動機づけとなるような内容であったり、そしてメタ層に位置する読み手そのものにリーチする物語であったりしてほしいのです。本作の場合、作中作はあくまで作り上げられる目的、達成されるべきゴール、世に放たれるべき対象であって、作中作の物語、「世界」そのものがイメージの源泉となることは少なかったのではないかと個人的に思いました。  とはいえ、個人の意見なので聞き流していただいて構いません。むしろ、作者さまご自身の表現したいことを追及してほしいと切に思います。  つらつらと書き連ねてしまい本当に失礼いたしました。忘れられない気持ちを、それでも忘れてしまおうとした気持ちを思い出させてくれる作品でした。素晴らしい作品をありがとうございました!