ティラノゲームフェス2021参加作品
8498 のレビュー-
サマーチューリングチューリングという言葉とタイトルの画像に、これは…!と思ってプレイさせていただきました。 期待を裏切ることのない、謎とその真相の物語が大変面白かったです。 UIや背景など細かいところまで世界観が感じられるものとなっていて、自然とこの世界に入り込めました。 透明感を持ったキャラクターたちの立ち絵もとても美しいです。 @ネタバレ開始 ルカさんと主人公の交流でほのぼのまったりとする時間が好きでした。 初めて手を繋いだ感想など小さなことでも変化があり、少しずつ経験を積んでいくルカさんを親心のようなものも持ちつつ見守っている平穏な時間が至福でした(後々の衝撃を振り返って) ルカさんとのエンドがハッピーエンドで終わったのが救いでした。 エンド2種類はバッドエンド寄りとのことだったので覚悟していましたが、マユズミさんが想像以上にマッドサイエンティストで、救われなかった…。 ループものなのかなと思っていた時期もありましたが、ループではなく…の衝撃の真実が…! ユゥジさんが初日からずっと嫉妬心がつよつよで、こういう性格なのかな、でもヤンデレ系タイプには見えないし…と思っていたら、そういうことだったのかと! スチルが大変美麗&キャラクターが魅力的なので、全エンド到達待ったなしでした。 マユズミさんが最後に来るので衝撃を受けて終わる、けれど世界の真相が分かるこの流れ、大好きです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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オレの推しの命が危ない!?タイトル画面でも微妙に推測できる通り、まさかのガンシューティングモノです。 嘘じゃないです。だって照準が表示されていますから!! お気に入りは何といっても撮影会ステージです。 このゲームの作りに気付くことができず随分ゲームオーバーになりましたが、 最後は集中力とともに反射神経で大勝利しました。 バイトのステージや主人公が真実に気付くところ、最後の選択肢も楽しめました。 ゲームのモチーフの切り取り方からゲームへの昇華の仕方まで素晴らしいと思いました!
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バーチャル沖縄あらすじ以上の予備知識があると新鮮な驚きを失ってしまいそうなので割愛しますが、 未来の沖縄を舞台にした非常に意外性のあるノベルゲームでした。 早いタイミングから斬新な世界観が顔を表しますが、 不思議とリアリティを感じる設定と表現に心を奪われました。 基本的にはコミカルな男3人組のやりとりだけで状況を伝えられる文章力は素晴らしいです。 読後感も非常によく、あとがきのおかげで作品世界の理解も深まりました。 写真加工と思われる背景も綺麗でした。
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僕たちは春に別れるアツアツやないかーい!ちょっと赤裸々過ぎてドギマギしました。 ややアダルチーなど真ん中BLなのでちょっと私には刺激が強かったっす。 ちなみにBLは置いといて透の考え方は分からなくもないという気も。 かなり読後感の良い結末にすっきりできて良かったです。
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各務家〜食卓物語〜社会人から6歳児までの子供がいる家庭を舞台にしたゲームです。 末っ子の誕生日パーティーのを家族とその恋人の視点で見られるのが面白かったです! デフォルメされた登場人物のイラストがとても可愛くて印象的です。 明るく和やかな中にもちょいちょい不穏な空気を感じましたが、 最後、完全に予想外の結末だったのでその点でもとても満足です。 まさか最後、 @ネタバレ開始 こんなにきれいなハッピーエンドで終わるなんて!! @ネタバレ終了 登場キャラクターの中で一番好きなのは圧倒的に長男の彼女でした。 キャラクターの背景と言動がとてもマッチしていたと思います! 次に好きなのは途中で登場する3人組と無邪気なボク(睦祈くん)でしょうか。 時折表示される名言もゲームに合った良いことを言ってて良い演出だと思いました。
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暗い森のダンジョン非常に秀逸なアイデアをもとに緻密に構成されたゲームでした! RPG風世界観の冒険とこのシステムの相性が抜群で、夢中になって遊びました!! 恐らく30分ほど掛けてHAPPYとTRUEに到達することができました。 アナログゲームとかゲームブックとかテーブルトークRPGとか好きな人が好きそうな、 剥き出しの面白さをそのまま堪能できるゲーム!という印象を受けました。
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-実写系ホラーの破壊力をまざまざと見せつけてくる戦慄のホラーゲーです。 全EDとトゥルーエンド後のおまけシナリオまで全て拝見しました! PCでプレイしましたが縦型画面ですのでお気軽に深夜に職場でスマホプレイ推奨です! 人の笑顔がこんなに恐ろしく感じることもなかなかなかったですね。 使用画像やその加工、演出が巧みなので即恐怖の世界に誘われます。 非常に恐怖を感じたのは @ネタバレ開始 人物の目、一目見て異様だと分かる肌の質感、あとは何といってもトイレシーンが怖かったです。 @ネタバレ終了 実写は実写でしか表現できない怖さがあるな、と再確認いたしました!
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シュレディンガーは悪魔がお好き凝った作りの良くできたゲームで、とても楽しめました! 確実にPC推奨、というかPCじゃないと難易度爆上がりです。 よし、俺は1周でクリアしてやんぜ!と思いましたが結果3周くらい掛かりました。 正直なところ謎はきちんと理解して解けたのか不安な部分もありますが、 無事にタイトル画面が変化したのでクリアで間違いなしのようです。イエイ。 24時間以内で制作されたとのことで、それが驚きです。凄い。
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闇のCM作ろうぜ!作者さんのゆるかわ選択ゲ―で癒されるべく本作もプレイいたしました。 可愛らしいグラフィックととっつきやすい作りは健在でした。 自分で選んだ選択肢が確実にきちんと反映されるのが魅力です。 ゲーム中で制作されるCMの構成が面白くて、 CMパターンはとりあえず一気にすべて拝見しました! イラストのパターンもとにかく多いしとにかくかわいい癒されたいときに是非!
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文学少女のホンネ思春期の少年少女の等身大の恋愛模様を描いた作品でした。 クラス内でのポジションは少し異なる二人ですが、 共通の趣味や話題を持つところから恋愛に発展していく描写がとても良かったです。 少しやきもきするような部分も思春期ならではだなぁ、と。 鈴野さんの悩みもとても普遍的で自然なものなので納得感が大きかったです。 選択肢のルート分岐は予想通りでしたが、自分だったら性格的にBADのほうを選んでそう。 鈴野さんのグラフィックがとても可愛かったです!そりゃモテるわ。 共学の胸キュン恋愛モノに触れる度に発動する爆発しろ感情が本作でも沸き起こりました。
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FestivalDress凝りに凝ったたくさんのコスチュームにお着換えできる着せ替えゲーでもあり、 優しいレート設定が嬉しいヴァインさんとひたすらハイ&ローするゲームでもあります。 ひたすらお金を稼ぎ、アイテムを買いまくり、コスチュームを制作しつつ、 お菓子を作って配りまくって好感度を上げる一連の流れに病みつきになりました。 以下、備忘的な粗々の攻略情報です! @ネタバレ開始 おそらくお菓子を6~8つくらいあげると好感度が上がってイベントが発生、 確かイベントを3つくらい発生させればキャラ別エンドに到達できます。 お金を稼ぎまくったセーブデータを保存しておくと効率が良いです! @ネタバレ終了 キャラクターのグラフィックやイベントCGもとても綺麗なのですが、 やはり本作の一番の魅力はいろんなものをモチーフにした独創的な衣装デザインと、 いろんな衣装に対して的確に各キャラクターがコメントしてくれるところだと思いました!
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ベニイロミュージアム2つの短編が楽しめるゲームです。 映画上映風の演出が印象的だったのと、 私の勇者さまのストーリー展開(構造)が良かったと思います!
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イヴの啓発短時間でプレイできる作品ですが、意外な結末に驚きました。 振り返って考えると稀有なレベルでスケールの大きな作品だと思います。
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欠損少年と月夜の闇の海辺~浪川仁とはらわたゲーム~無事に3パターンのエンディングを拝見しました。 ゲームのシステムがとても美しいと感じました。 印象的だったのはやはり到達が一番難しいと思われるEDです。 想像できなかった結末でしたが、これしかない!と思えるものでした。
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ヌコの特等席初めまして、プレイさせていただきました。社畜が求める非日常、行きつけである喫茶店での小さな事件、ヨシミは一体どこに・・・? @ネタバレ開始 そ こ に い た ん か い ! ! (笑) その後の主人公のそこ代われ発言も微笑ましくて笑いました。 @ネタバレ終了 タイトル回収で驚かされましたが、微笑ましくて温かい素敵なゲームでした。
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イヴが終わるまで制作お疲れ様でした。 お話を読んでいる時、とても長い時間一緒に過ごしていたかのような感覚に陥りました。 主人公と共に彼女の最後を見届けられたのはとても嬉しいなと思いました。 他の作品の世界観も繋がってそうなので楽しんでプレイさせていただきます。 素敵な作品をありがとうございました。
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交響曲第十番「融合」叙情的な文章と空気感で語られる、雨の日の「彼」と「彼女」の出会いから、物語は壮大な「命」を巡るストーリーへ。 @ネタバレ開始 短い物語の中で時代を跨いで紡がされていくストーリーは読み応えがありました。原始の人間の粗暴さや生々しさの中、失われずに残っていた「歌」。足りないものを補って人類が先祖返りしていく様は、心のどこかが疼くような気持ちにさせてくれました。 @ネタバレ終了 美しい世界をありがとうございました。
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はぐれモノがたり~ストレイガール~不思議な雰囲気の洋館に迷い込み探索が楽しい!選択肢でも細かく分岐してる……?と選択肢ごとにセーブしつつ何時間か彷徨いましたが……。 @ネタバレ開始 何回やっても序盤のゲームオーバーの後はノーマルバッド(=通常のバッドエンド)にしか辿り着けない! 才能ないんか?どこで変化してるんだ?組み合わせなんか? 本か?花か?セリフか?探索の順番か?銀の鍵の出番が何処にも出ない! 米もパスタも腹一杯だ! ヒ、ヒント……! @ネタバレ終了 キャラのやり取りが軽快で楽しい探索アドベンチャー。 自分がへっぽこなあまり、ごめんよ二人とも……。
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ふきのとうハサミで何かを切っているような音ともに物語が進行します。 お嬢様との関わりにどこか切なさや美しさを感じさせる内容でした。
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在庫がなくなる前にまずは制作お疲れ様でした! ローグライクというのでしょうか。 この類のゲームを久々にプレイしてどこか懐かしく、とても楽しかったです! 特にこのシステムをティラノで作れることに感動しました! 画面構成もさながら、ログも相まってのめり込みが増しました! @ネタバレ開始 あわよくば、どこかのタイミングで店員が持ち帰ったアイテムリストが見てみたかったです! なんとなくプレイしている時に、おっ!このアイテムまだ見て無かったなー!っていうのは感じていたのですが、最終的に揃ったアイテムを見てニヤニヤする時間も欲しいなと思ったので、もし次回作等あればそういった機能もあるとより満足度が高かまるな~!と個人的に思いました! なんだか上から目線の意見になってしまい申し訳ありません! @ネタバレ終了 大変楽しませて頂きました!ありがとうございました!