ティラノゲームフェス2019参加作品
3302 のレビュー-
チャップとマヨ~のバカンス絵柄を含めた、ほんわかダークな世界観が爆裂にかわいいです。かわいい…。 手触りがもちもちとしていそうで、本当にグッズがあれば欲しくなってしまう…! チャップもマヨ~も優しくて、遊びながら癒されました。 画面のひとつひとつにこだわりを感じられ、たまらないです。個人的に赤いスーツのあの方も、占い屋さんも大好きです。 プレイ時間自体は短く、本当にバカンスのように気軽に(経緯はさておき)観光を楽しめました。 お話の着地点も、とても好きです。のんびり旅行に行きたくなる素敵なゲームでした。
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暴走族夜怪怖かった…。読み進めていくうちに、開いているドアが気になってしまったり(閉めた)周りに毛布や枕を集めてしまいました。 全部で10話あるお話の中、切なくも心温まるものもあれば、所々の演出も、毛穴が広がりそうなぞっとするものもあり。 とても楽しく読み進められました。怖いホラーってやっぱり良いですね…! 出てくる暴走族の子達も良いキャラで、良い子が多いのも個人的には好きです。お話の不気味さ、怖さも相まって、彼らの無事を願ってしまう魅力的なキャラクターでした。 ルートによってバックボーンが多分変わっているのだろうな、という部分は参考になさったといゲームの要素を感じて、一粒で二度美味しい嬉しさ。 ビジュアルも雰囲気があり、ホラー作品としても素敵なゲームです。
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せめて、笑ってくれたなら。<笹笠箕範さん コメントありがとうございます! この物語のシリアステーマは読者の方それぞれに言葉を変えて良いものだと思っています。 物語的には一つの出来事を多方面から、そして大枠から見る設計なので全体像を見つつ読者様の世界観と照らし合わせて頂けたら幸いです。 こちらこそ、ありがとうございました!
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可惜夜奇譚兄妹好きにはたまらない作品でした。短い中に濃縮された兄妹性癖が詰まってるし絵は愛らしく華やかだしスチルは多いし大満足です。読み進めるほどに雨音ちゃんに魅入られます。BADとTRUEのエンドも、もしかしたら逆なのでは?と思わせるエピソードも秀逸でした。タイトルの「あたらよ」という言葉、初めて知りました。綺麗ですね。
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お師匠さまは弟子くんとと、とにかくかわいい!!! どうしても弟子君とXXXしたいだけのお師様が可愛い!! 結局XXXしちゃう弟子君が可愛い!!! あっXXXとは言えいかがわしくはないですよ!! ちょっと肌色が多いだけで!! XXXなだけにホンワカしてかわいらしい作品で、こちらの心もほっこり温めさせていただきました~ほかほか~★
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みちのく怪奇譚 1話始まりの雰囲気がすごくいいです。文字などのデザインもまとまっています。 画像やドッキリで見せるわけではない、このホラー感もとても好きです。 ハルノさん、箱、謎がいっぱいです。 2話も読んでみたくなりました。
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リトルブルー・フォレルスケット図書館の帰り際、突然の雨が降ってきて雨宿りをする主人公の女の子『むーちゃん』。その直後、シスコンのお兄ちゃんがやってきたことにより始まる物語。10分程度で読了しました。 お兄ちゃんの『むーちゃん』に対する過剰な愛情表現がありつつも、全体的にほっこりとする内容でした。昔のエピソードを入れることで、お兄ちゃんの『むーちゃん』を大切にしたい気持ちがよく伝わってきました。辛い時、寄り添える存在がいるのは本当に有難いことだと思います。 『むーちゃん』の方も本が好きなのは変わらないけど、友達も少しできたという部分を見て、確かな成長を感じ取れたのも良かったです。短い時間で終わりますので、未プレイの方は、微笑ましい兄妹の物語を読んでみてはいかがでしょうか。
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生きていく勇気~統合失調症になった僕~ストレートなメッセージ表現の落としどころを考えさせる作品でもあり、 金銭のことや生活の事に関する理解や知識のありかた、 支える人との摩擦、好意をもった相手に良いことであると思い、 素直に教えてしまう、「主人公の青さ」を作品全体から感じ、 人の行動らしさにリアリティを感じました。 事実の部分としては間違っている、取り扱い方に関する指摘もありますが 他者から言われがちな「言葉」を視点を変えて 感じることができ、「知らない人に」とっては 多様性を知る1歩になる良い作品ではないでしょうか。
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臨界天のアズラーイールホロリとする物語しでした(´_`。)理人のがんばりが、ただただ良かった。 ボリュームはありましたが、前半と後半がしっかり交錯していて、目覚しい作品でした。音楽の盛り上がりもステキだし、CGも映えてキレイだし、アズかわいいし、おもしろかったです。
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むいむい。やりきれない、せつない結末。でも未来を感じるやさしい余韻。心にしみるお話しでした。これは愛、愛ゆえに(´;ω;`)私の中のサウザーが泣きました。むいむい、大好き。
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人ひとりを救うチカラ人道的にいってようじょ、いや少女だな→(゜ロ゜) ごめんごめん正直女子高生だったわ→(゜ロ゜) なかなか思うような結末にたどりつけず、それがおもしろかったです。次はOLの登場もお願いします。
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マリンクラブはあはあ(*´д`*)ゲームオーバーが面白くてクセになってきたところでおしまいに。まだまだ先が見たかっただけに無念です。つづきは同人誌だけなのでしょうか。
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箱箱を開けても開けてもまだ続く、ループの不安感がおもしろかったです。いろいろなアイディアがつまっていた箱でした。
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改元やっと全部の結晶が集まりました! こういうコンプ系のゲームはついやり込んでしまいます…! ジッキーくんの掛け声がめっちゃ可愛いです…(*´∇`*) 擬人化してOKそうなので、ジッキーくんのイラスト添付させていただきます! きつねっ子が自分のもふもふ尻尾を抱えているの可愛くて好きなのです…
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今夜デッドラインおもしろかったです。身につまされる思いで楽しめました。限られた時間の中、無茶な工数計算しちゃいますよね。 他シリーズからの困ったキャラクタ達の乱入も楽しかったです。
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BEAR最初のホラー感と一変して最後はとても切なくでも暖かいお話でした。 言葉はなくてもぬいぐるみの気持ちがすごく伝わってきてとても感動しました。 この作品に出会えて良かったです。
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横行する饅頭、独白する人鳥。生命町という世間から隔絶されたような町で饅頭を運ぶ仕事をする曼殊沙華と後輩のアルビフロラ(とペンギン)のお話です。 全体を通して「純粋すぎるがゆえの毒」という印象を受けました。「自分の欲望に正直」と言うべきかもしれません。 かわいらしく個性的なキャラクターデザインがその「無邪気さ」を際立てていたように感じました。 いわゆる「普通」を教えられることも与えられることもなく、だんだんと何も感じられなくなった曼殊沙華にとってアルビフロラは「感じる」という感覚を思い出させてくれた大事な存在で、2人の中が深まっていくのを見守るのはとても心温まるものでした。 しかしあの立場でいる以上、あの町にいる以上、これまでに構築された思考がある以上、あのトゥルー・ハッピーエンドへ向かってしまうのは仕方のないことかもしれないとやりきれない思いを感じました。 「本当にそれで良かったのか」と考えもしましたが、曼殊沙華がそれで幸せだというならそれが幸せなのでしょう。外野の私が口をはさむべきではないですね。 また、「可哀想な人」とみなされてしまう人に同情であれ愛情であれ安易に手を差し伸べるのは、実はとても残酷なことなのではないかと考えさせられました。 その時は助けられても、一生その人の安心と幸せを保てるという保証はおそらく誰にもないので、非常に危険な行為なのかもしれません。 ショッキングな演出が随所にありますし、精神が健康でないと読み進めるのは難しいかもしれませんが、キャラクターそれぞれの心情の変化が丁寧に描かれており物語に没頭できる作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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雨の王、不要な勇者作者様コメントにあるように、鬱エンドかハッピーエンドに見せかけた鬱エンドのオンパレード。 私がこの物語を最初にプレイした時に思ったのは、「勇者って煌びやかで華々しくて常にハッピーエンド《ではない》物語」だということ。 例えば、天使が悪の化身だったような(例えが下手だけれど…)「普通はそうだよね」という一般常識ではない方の物語ってすごい好きです。 勇者と勇者を想うエリエスという少女。 選択肢でその関係が全然変わる。 それこそ、本当に人間関係のようにリアルに変わっていく物語運びがすごいと思いました。 よくも悪くも生々しい感じがしました。 闇落ちエリエスが、好きです。ということでファンアート描かせていただきました!
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河童の花嫁流麗な文体とすっきりとした青が鮮やかな短編。くどくどと語られることはなく、言葉ひとつひとつが淀みなく奥ゆかしい。冒頭からぐっと惹きつけられるものがあり、あとは言葉を辿っていくだけでするすると物語の奥底へ。文章の面白さ、美しさを再認識させてくれる素敵な作品でした。
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魔法使いとかわいそうな女の子。タイトル通りの作品でした。 人間を信じることのできなくなった魔法使い、だけどどうして、どうしてせめて彼女のことを信じてあげられなかったのか…。 最後に得たものも偽りの幸福でしかないんですよね…幸福であるのかどうかも私にはわかりませんが…。