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SF・ファンタジー

7979 のレビュー
  • 星巡列車
    星巡列車
    バーチャルフェスでお見かけしたのがきっかけでプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 子供向けアニメを見ているような気持ちで遊ばせていただきました。 キャラデザがとても素敵です…!!みんな可愛い上にそれぞれの要素が盛り込まれていているのがすごいです。服装の差分も細かくあってテンションが上がりました!ギャラリーでちゃんと全員見られるのがとても嬉しかったです。 みんな好きなんですが、特にシュウトくんの見た目と物腰の柔らかさにやられました…!タケノコモチーフであんなにかっこよくできるのかと唸りました。私服?姿も好きです! お話も年頃の悩みや未知の世界へのワクワク感などが丁寧に書かれていてとてもよかったです。優しさがいっぱいで心があたたかくなりました! 十矢くんが炊き込みご飯の絵を描いた時はめちゃくちゃ笑いましたが、その後に出てきたシュウトくんとコメットちゃんに「あの時の絵がモチーフになってる!!」と驚きました。 そして米奈ちゃんの伝えたかったことは告白だけだと思っていたら転校!?転校なんで!!?と焦りました。 取りやめになってよかったです…! 恋のお悩みを解決してめでたしめでたし…ではなく、一章では出てこなかった十矢くんのお父さんの話に! お父さんはもしかしてと思っていたら、まさかの展開に驚きました。 無事再会できて本当によかった…! 停電した学校の廊下に星巡列車が来たときは本当に終わったと思いました。シュウトくんのキックめちゃくちゃ強い!さすがヒーローです。 あと、星巡列車で出会った人たちと別れるんじゃなくて、地球で一緒に生活しているのがのが個人的にとても好きです! @ネタバレ終了 素敵な作品と、プロモカードもありがとうございました!
  • ケートス号にまつわる記録
    ケートス号にまつわる記録
    12股の実況から東漸勝にハマってこちらの作品をプレイさせていただきました! ありがとうございます!! 潜水艦から溢れる泡の演出やレトロチックなドット絵のグラフィックがとても好みです。そして場面ごとに変わるBGMも哀愁漂うこのケートス号とマッチしていて世界観にのめり込みました。素敵な作品です。 @ネタバレ開始 東漸さん12股では真面目堅物誠実、一途だけど弟相手には身を引く優しい男じゃんSUKI…となっていた所こちらでは兵士!?軍人!?しかもつよつよこわいおにいさん!?と驚きましたがオールオッケー。こちらも大変好物です。 別世界線なのかキャラ設定自体がそもそも違う??となりましたが最後に【?】を見た所ええまさか…?いやでも年齢が、えっどっちが先??と混乱しましたが混乱したまま妄想に耽ることとします。ありがとうございます。 彼の最期にやられましたね…弟に落胆したと思いきや自分では得られなかった愛を相手は持ってたんだもんな、私が愛を教えてやるよという夢女心が騒ぎます。 次に南波くんルートを見たんですがいやほんと驚き。キミかわいいなあ!?こんな子だったの!?ピリピリした船内の中で明るく優しく接してくれる。ゲーム内での癒しです。こんなにやさしくしてくれるのキミぐらいなもんだよ、しかも最期まで私の事守ってくれるじゃんエッ…。一番希望、というか未来あるルートなのかな。 西海さんは裏切られるし騙されるし救いがない…せめて主人公のこと最期に認めてくれてたらなあ。 一番謎だった北神さんを最後にプレイしましたがその順番で良かったと個人的に思ってます。計画的な愛の犯行だったんやね。 哀しいけれどそれがクセになります。 本当にありがとうございました!
  • 人を喰った話
    人を喰った話
    感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 タイトルがすでにオチとも言えるとは思いましたが、ざっと他の方のレビューを見るにそれだけでは終わらない話というのは間違いないというのを把握。 果たして四日間の間に何が起きるのか?真相を確かめたくなり手に取らせていただきました。 開始から雰囲気に溢れたOPに高まる期待。 謎解き要素も微量という事でそれが明かされるまでに推理できるのか?も一応気に留めながら…。 @ネタバレ開始 今回、クリア後の要素として伏線部分が強調されるという設定があるとの事で、感想を書く再プレイの際に利用させていただきます。 (感想そのものはあくまで初見プレイの時の内容を中心とした構成として書かせていただきます) 雨の中目的地であるお館に到着すれば年若い少女の姿が。 あらすじの通り、この少女が人喰いの一族として育った花嫁であり主人公の言葉は花婿として訪れた事を意味する物だろうと理解はしました。 しかし、二週目かつ主人公の目線で伏線を強調されると何故初対面の際にそこまで驚いたのか等はそういう事だったのかと…。 真相が判明した際に暖炉の前で挟まれた記憶は後程理解しましたが、初見では置いてくる事になった奥さんの事かと誤解しておりました。 主人公が花婿としてきた理由としてはここ数年続く村の不作を解決する為、くじ引きの結果選ばれたから。 不作等になったら神や人知を超えた存在向け儀式や供物を捧げる事で解決をする風習自体は確かによくある話ですし、それでは行かざるをえなかったのは理解すれどどうやら肝心な部分が間違って伝えられているというようで…。 元々は貴族の位である人喰いの一族に対し税を払えない場合の代わりとして、供物は捧げられていただけだったという事実。 これでは主人公が食べられたとしても村は何も救われないという大問題。 少女としても、もう残る人喰いは自分一人であり消えゆく一族である事。 花婿という表現もあくまで比喩であって、人間との間に子供はできない為子孫を増やす事もできない事。 だから主人公に逃げないのかと問いかければ、主人公の首には命令を聞かせる事のできる奴隷紋の首輪がついており逃走ができないという誰も幸せにならない状態で…。 せめて正しく全て伝承が伝わっていれば…と頭を抱え、しかも主人公は実は奥さんがいたのに選ばれたというせめて伴侶がいる人は除外してくじ引きしようよぉ!?と言いたくなる結果からというのもやるせない。 首輪を外せるのは長老のみ。現在主人の権利は少女に移っているものの取り外す事ができるのは最初に取り付けた者のみ。 もし供物になる事に意味がないからと町へ戻っても長老達が納得するかと言えば難しく。 命が惜しくなって嘘を吐いていると言われてもおかしくない。 しかもこんな目立つ首輪があれば、逃亡生活をするにも邪魔でしかないという選択肢なんて実質ない状態。 理不尽が…理不尽がすぎる…! 主人公としてはどのみち食べられる事を望んでおり。 少女としては、しきたりに沿うなら四日後が食べる時になるのでそれまでに主人公の気が変わるのを待つという奇妙な生活へ。 ◆一日目 伏線の強調である赤い文字が見える度に「あぁぁぁぁ…!」という声にならない声がでる二週目の目線。 館の規模を思えば何も疑問はなかったですが、館の間取りを知っているのも当然の話だったり食料の状態もそういえば…となり。 通常の食事もできるのに何故人喰いの一族は人を食べるのか? 比喩であれ花嫁や花婿という言葉を使うのも、日本でも供物として出され食べられる場合でもそういう呼び方をするケースは知っていたのでそこまで不思議には思っていませんでしたが結果的に一族を繫栄させるという点からあながち間違いでもないというのがなかなか上手い表現だと思いました。 基本的に、食物連鎖の上に行く程数が増えすぎると生態系も崩壊するので数が増えにくいようにできているのは自然。 なので、一族の出生率が低く基本は寿命を延ばしながら長い目で生きていくというのも理に適った仕組みと言えるでしょう。 契約がないと動けないとされる悪魔のように、ある意味嘘を吐いたり約束を破るという事ができるのは人ならではなのでしょうね…。 人間側が約束を忘れた結果人喰いの一族は数を減らすしかなく、実際もう最後の一人になっている。 それでも人喰いの一族は約束を守りこのままでは衰退しかないのを承知でいるしかできない。 それは人間が持ちえない物でありとても気高く、しかしあまりにも儚いと思えました。 (実は伏線強調オンにせずとも当初から『』で強調されていた『人間』という部分から目をそらしながら) 自己紹介をし、恥ずかしがるたびにピョン!と効果音付きで飛ぶオティーリエがとても可愛らしい。 そして、館の維持に手が回っていないという事で主人公は残る日数をかけて館の掃除をする事に。 自分が食べられた後に、かつて自分が拭いた窓や床を見た時に名前を思い出して欲しい。 こんな事を言われたら食べる事が確定してるのに必要以上に惚れてしまうじゃないか…と、比喩であれ本当に花婿として伴侶の役割をしているのがいじらしく。 館には地下室も存在しているらしく、そこだけには入らないようにして欲しいとお願いをされ。 何故でしょう…地下室、入ってはいけない部屋…と聞くと童話の青髭のような危ない雰囲気がありますね。 とはいえ、堂々と見られたくないものがあるからと言われている以上そこまで言うなら仕方ないかなとも思える範囲でしょうか。 どのみち、四日目に食べられる事が確定である以上そこは大きな問題でもなさそうな事より。 夜に書庫を調べればそこには重要そうな本があり。 この世界における歴史の成り立ちであり、そして一族が供物をいただく権利を得たようになってからの内容は…。 名前は載っていない、今まで食された花嫁・花婿の一覧。 日付や出身地、いわば税の代わりとしてもらっていた以上必要な情報はそれだけで良かったのでしょう。 ただ食されて終わりの、供物に名前は必要ないというかのように。 館に到着した夜、オティーリエは最後に花婿を迎えたのは百年は前の事だったと語っていた。 しかし、長老はかつて花嫁や花婿が捧げられていくのを見送っていると語っている。 長老が実は長生きだった説を考えましたが、これは主人公自身が否定をし。 記録に残っている最後の日付は十二年前。 その時の当主として署名をしたのはオティーリエであり、これは明らかに発言とも食い違っている。 この謎が大きな鍵になる事はわかっても現状何もわからないまま…。 ◆二日目 昨日より早くに目覚めたのか、彼女が朝食の用意をしていた所で顔を合わせ。 もう少し早く起きれば手伝えたのにと言う主人公がやはり献身的に思えてここからどうにかならないものか…という気持ちが。 どうせ残り僅かな人生なら、震えて待つより楽しく過ごす四日間にしたい。 主人公の行動原理がここにあるとしても、なんと健気で前向きというのか…。 (そして、伏線を見るに食人行為における調理等の会話の反応も…彼女が主人公に少し変だという事も、そういう事かと) 今日は二階の掃除と目的地に到着する主人公。 その後ろを小動物のようについてくるオティーリエ。 何だこのひたすら可愛い生き物は…!? 二人で掃除をする流れになるも、掃除が下手なオティーリエ。 今まで一人で館を維持してきた割には不自然なような?でも、元々が貴族で使用人に任せてきたのなら下手な事は充分にありえる。 手が行き届いてなくとも、極論それで当事者である自分が困らない程度なら問題もないですし。 とはいえ、水拭きの知識もないのは多分その辺の貴族というか…お嬢様でも多分知っていそうなので驚きでしたが。 次は階段を磨きに行くと声をかければ楽しそうにかけていくオティーリエ。 しかし、その結果彼女がバランスを崩し危ない!と何とか手を伸ばし助けたかと思えばとても密着した体勢で倒れ込んでしまい…。 落ち着いてくださいの四段活用のような事を言いながら照れてしまう彼女。 その姿勢のまま、日向ぼっこをするように休憩へ。 今まで一人ぼっちだった彼女が人恋しさから今までの行動を取っていたと思うと何とも切ない部分があり。 もし、二人が人と人喰いでなければ普通の夫婦として共に生きる道もあったはずなのに…。 その後はのんびり昼寝をして再び夜の書庫パートへ。 床に落ちた本を手に取ればそれはどうやらオティーリエの日記のようで。 しかし、主人公も疑問に思っている通り普通日記は自室に置いているのが一般的なはず。 日記をつける間隔が長命種族らしいというのは面白い違いですが、どうやら中身も日常というよりは作った料理のレシピという辺りが書かれている辺りレシピメモを兼ねた内容っぽい? さらに気になる記載として最後の同胞を失くした時のものであろう数百年前に書かれたページが。 最後の記述は十二年前で止まっており、前日に見たリストにある最後の花婿を迎えた時ともタイミングは合致する。 主人公は何やら心当たりがあるようでしたが、私にはさっぱりでした。 何かがおかしいのにそれを線で繋げる要素が何かがわからない…。 (しかし、日記に料理のレシピを書くような人物が果たしてこの館に来てから出しているような物を食べるのだろうか?) (わざわざ記載する位なら本来のオティーリエは料理をする事に楽しさを見出していたと考える方が自然で) (やがて自暴自棄になっている様子が見て取れる日記の流れ) 言われたらおかしいと気づけたのに、何故初見の時はそこへ違和感を持てなかったのか? 充分にヒントは出ていたのを理解した時、軽く背筋がぞわっとしました。 ◆三日目 真相及び強調された伏線の意味を理解すると声なき悲鳴をあげたくなる朝の台所。 他の部屋に比べると随分片付いていた台所。 しかし、彼女の出していた料理はとても調理に凝っていたとは思えず備蓄を食べているといった方が正しそうで…。 棚にある固くなったパンやチーズが今まで出されていた内容なのでしょう。 どのみち、前日よりさらに早く起きたせいか彼女はここにはいない様子。 その時、床にある四角い枠…所謂床下収納スペースのような物を発見。 一見すれば野菜室のようであれど、その野菜は木箱に収まっている。 …もしかしたらここが地下室の入り口なのではないか? てっきり、地下室へ行く階段が一階のどこか…普通に考えれば廊下にあってそこから行けるとばかり考えていたので予想外の展開でした。 どちらにしても今探しているのは地下室でなく、もしこの先が地下室だとしても入らないように約束もしている。 となれば、まだ彼女は自室にいると考えるのが自然だと部屋を探す事に。 しかし部屋の数が多ければ場所を知らない場合探すのも手間でしょうね…。 (よく考えれば、今 の彼女という言い方も不自然だったはずなのに何故気づかなかったのか…) (最後の同胞を失う以前、元から使っている部屋から変える必要性はなく最低限の維持で済ませたいなら固定した方が合理的であり) と、大量の部屋を確認する単調作業の結果起きたミスというべきか…うっかりオティーリエが着替えをしているタイミングでドアを開けてしまい!? 女の子の裸を見るのはアカン!後ろ姿としてもアウトーーーー!! 速やかにドアを閉める主人公、そして中から聞こえる悲鳴。 ギャグっぽく返すなら…死ぬ前に眼福だったねというべきなのか……。 そして、気まずい事もありながら食後の散歩タイムへ。 照れながら見ましたか?と質問をする彼女に背中しか見ていないと返答する主人公。 しかし、前日に事故とはいえ正面から抱き合っていた事も合わせると彼女の解像度が高まるとか…結構ムッツリだな!? 命日が近いのに…今を思いっきり満喫してやがる…とこの時の私は考えていました。いや、これは私こそが決してムッツリという訳ではなく…。 真面目な会話の流れになり、主人公は逃げる事ができない状況であれどオティーリエは望むのなら館に留まる必要はない事。 すでに貴族としての特権もない今、もっと条件の良い他の土地へ移り住む事だってできるという事。 自由になってもいいという事を説明されるも、オティーリエはそれは無理だと否定的な様子。 …ここは伏線表記になってませんし、慣用句としても使用される表現なのですが 「食えないおかた」という一言がこの二人の本来の正体を考えた時に実はその通りなんだよなぁ…というので思わず「あぁ…」となりました。 同時にタイトルである「人を喰った話」というのは人食いの一族であるオティーリエが花婿である主人公を食べた話であり、それまでの出来事を語られる。 とばかり思っていましたが、やはり慣用句としてこちらもあるんだよなぁ…と。 (こちらは言葉の意味が合致するか?というとまた疑問はありますが) 明日はいよいよ四日目、逃げ出すなら今夜までという忠告をされ。 ◆四日目 目の前で揺れる、最愛の人の顔。 (行かないで) (行かないで。どうして、あなたが) もう縁を切っており、泣かせないと誓ったはずなのに泣かせてしまった相手。 君を笑顔にするのはもう僕ではないかもしれない。それでも幸せを願いたいと思う相手。 やはりどうせなら楽しんで四日間を生きようと思っても、いざとなれば残してきた奥さんの事を思い出すのが当然なのか。 現状、オティーリエとパスが結ばれ満月が近づくにつれ絆が強まるとはいってもそれは後天的に与えられた一種の呪いかもしれない。 館から逃げる選択肢を捨てている時点で、花婿としての役割に徹した振る舞いをしていても主人公が奥さんを愛しているからこそそういった気持ちを持ってしまうのはあまりにも当たり前に思えて…。 そして、夢にしてはやけに実態があるような?と思えば… オティーリエが主人公の上に!? 昨日の時点で、四日目になれば理性的な振る舞いができるとは限らないと聞いていましたがさすがにこれは大胆すぎる…。 何とか正気を取り戻してもらう事には成功し、彼女は部屋に戻ろうとした際…何かを決意したようで。 朝になれば彼女はどこにもいない。 前日主人公が説得したように、きっと外の世界に旅立っていったのでしょう。 主人公はここから出て生きる事はできずとも、せめてその分も幸せに暮らせれば良いのかな…。 …なんて、甘い終わりはなかった。 ◆続・四日目 これで終わりではないよなぁとは思いましたが、このチャプターが出た時点で何となく嫌な予感もあり。 時刻は夜になり、昼間は意図的に探していなかった場所である地下室へ。 …確かに、もう彼女が出て行った後なら地下室に何があっても見たかどうかがわかるはずはない。 なのにわざと、という事は実はそこにいる事を理解していたという事? 予想通り、台所にあったあの四角い物は地下室への入り口であり階段を下りれば何やら聞こえてくる物音。 そこには人骨を口にするオティーリエの姿が。 彼女はここで四日目をやり過ごし主人公が出ていくのを待っているつもりだったという告白。 そして、ここから始まる物語の真相。 彼女の言葉と矛盾する、最後の供物が捧げられたタイミング。 しかし、彼女はとても嘘を吐いているように見えず見極めるのに四日かかってしまった事。 彼女が、今目の前にいるオティーリエこそが十二年前に供物となった花婿だった!? 本来なら自室にあるはずの日記が何故か書庫にあった事。 なのに目の前のオティーリエは書庫は利用しないという事。 日記の内容から本来の彼女は料理が好きそうなのに実際の食事は質素な物だった事。 掃除の知識にしても、長命種族である一族の領主としてはあまりにも叡智に欠けていた事。 さらに彼女の(体に対する)解像度という言葉。 正面から抱きしめればあるはずのものがないのは当然わかり(サイズはまぁ、人それぞれにしても) 部屋でうっかり見てしまった背中のラインは男女では違いが出る部分という点で証拠になる。 …私は焦りが先行してそこまでじっくり見る余裕などありませんでしたが! 主人公が本来約束を破る事ができない人喰いの一族だからこそ、地下室に入らないという約束をする際にも抜け道を用意していたのがなかなかでした。 そして今までも話題にあった、一族は暗示をかける事ができるという能力の話。 ずっと目の前の彼女は自分こそが最後の人喰いであるオティーリエと思い込むようにされていた。 その上で、彼女が真実を思い出さないように行動範囲等を制限していた。 真相を知っても、目の前の彼女が気にするのは主人公が自分の花婿であり、自分が彼にとっての花嫁であるかどうか。 それが一番大事な事というように心配すれば、今度は絶対に破られる事のない約束をとりつけ。 最後の人喰いは自分であると、かつて彼女の話していた自身の血を厭わしく思い出て行った者こそが自分であったのだと。 だからこそ、今度こそこの約束は破られる事がない。 日記の記載通り、数百年前に館を出て…長い時を外の世界で過ごした末、にまるで運命のように戻ってくる事になった事。 そこにはかつて愛した最愛の妹の名を名乗る別人が待っていた事。 自分が出て行った事でやがて自暴自棄になった妹は、最後の花婿に暗示をかけ恐らくは自害してしまった事を思うとまた何とも言い難い胸の痛みがあり。 …どのみち、人喰いの一族と人族の間に子供ができないのなら彼女の性別もそこまで問題でもないのかな? だったら後は互いに寿命がくるまで、結ばれた二人が幸せに過ごせればハッピーエンドと言えるのでしょう。 結果的に、彼女がそうであったように人喰いを愛さなかった伴侶ないなく。 実際に彼女の四日間がそうであったように。 人喰いには、伴侶を幸せにする力がある。 しかし、最後の一文はつまり…そういう終わりって意味ですよね……? (抱えた頭に添える手を震わせながら) ◆最終感想 実績であるバッジが解放された時には思わず言葉を失いました。 そして、二人は末短く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。 末短くって事はやっぱりあの後食べたって…事だよなぁと。 しかし、すでに二人の間にパスが繋がれていて満月である事を思えば一番魅力的に見えておいしくなる時なのは違いなく。 『幸せって何だっけ…?』と初見の時は気持ちが追いつきませんでしたが、クリア後に増えたTipsやあとがきを読むと重要なのは当事者達にとっての幸せが何だったのか。 本当に大切なのは、第三者から見た時の感想よりもそちらなのだろうなとは思いました。 人喰いの権能により、伴侶は必ず人喰いを愛する。 だから花嫁であり花婿は幸せを感じたまま血肉となる事ができる。 実際、彼女は最後まで自分が本当のオティーリエかどうかよりも彼にとっての伴侶である事の方が重要に思っていた事を思えば幸せになれたのでしょう。 それが権能によってもたらされた、甘い洗脳のような物だったとしても。 同時に、彼女の言う通りパスが繋がった時点で人喰いからも満月が近づく程伴侶が魅力的に感じるというのなら… 主人公も、また彼女を好きな気持ちはあってもそれはそうなる仕組みからきた物だったのかもしれません。 だけど、最終日の夜を迎えるまで与えられる情報の中で主人公は落ち着いた様子ではあった事。 本物のオティーリエが花婿にパスを繋いだ上で食べないまま暗示により身代わりにする事を選べたという事を考えると、必ずしもその結末は血肉という形で生涯を共に過ごすハッピーエンドとは限らない。 血に抗おうとしたという点であれば、主人公もオティーリエも同様であり結ばれない結末もなくはなかった。 とすれば、この主人公が花嫁に向ける気持ちは本当の恋であり愛していたという事だったのか? 真相は当人のみぞ知るですので、個人的にはそうであれば嬉しいという落としどころにしたいと思います。 (まぁ、好きな人の血肉になりたいとか界隈によっては普通によくある話だから両者納得の上ならハッピーエンドだよね。という本能的な見解も含め) @ネタバレ終了 素敵なダークファンタジーの世界観に各所に散りばめられた謎を含め面白さのあるストーリー。 肝心の物語もチャプター単位で読む事ができるお手軽さもあり、一度クリアをしてから二周目のプレイする事を強くおすすめしたい作品です。 種族の違う男女と抜け出せない『運命』の結末、何とも甘美な響きですよね…。 という事で、素敵な作品をありがとうございました。
  • その気になれば出られる部屋
    その気になれば出られる部屋
    凄く素敵なお話しでした。探索すればするほど好奇心がかき立てられる謎が見つかって、最後には「うわ~~この物語好きぃ…」と打ち震えたくなりました。 @ネタバレ開始 エンドの中では特に4番目の結末が好きです! 加護を持つ主人公が、自分やシュウ君を使い潰した人間達を生け贄にして平和な世界を作る…恐ろしくもかっこいいエンディングに心を鷲掴みにされました! シュウ君視点で読む事が出来る学生だった頃の二人の日常も面白かったです✨トラブルメイカ―な主人公と、とんでもない物が魔法で出来たり起こる度に振り回されるシュウ君のドタバタ劇に夢中になりました。 @ネタバレ終了 作者さんのイラストも、とっても素敵でした~!
  • ケートス号にまつわる記録
    ケートス号にまつわる記録
    12人の方から過去を知りたいと思って来ましたが、涙が止まりません 救済は無いのですか…… @ネタバレ開始 12人の方でもなんばくん、西海くんが大好きだったのですがこの作品を通過してより好きになりました。そしてより苦しくなりました……;; とうぜんくんは気の強そうな人だな、と思っていたのにエンディングでグッときました、貴方は神です。叶うなら私は彼を振るのではなく愛したいと思ってしまいましたのでもう一周12人のバドエン見ます。 なんばくんは12人の方でやることはすごいけどかわいい優しい子!と思ってたので、好きな子を守る勇気に一段と惚れました。指輪つけてて良かったですボロ泣きしてますほんとに救済ほしい 西海くんは主人公ちゃん大好きだけど情緒不安定な子だと思っていたので、エンディングは可哀想すぎてまたしても心にクリーンヒットしました。見捨てられるのも切なすぎて味方になりたいと思いました。 最後に……こんな神作品を無料で提供して頂きありがとうございます。スマホしか持っていないのでケートス号と12人しかできていないのですが、パソコンを買おうと思いました。大ファンです。そしてできるなら、いつかあの12人を心置き無く愛せるハッピーな世界線がみたいなと思いました…… 長文失礼致しました……今日は引きずりすぎて眠れる気がしません……;;@ネタバレ終了
  • DESTRY Diamond Engine(デストリーダイヤモンドエンジン)
    DESTRY Diamond Engine(デストリーダイヤモンドエンジン)
    ティラノビルダーの本気、コマンド選択式RPGという言葉に惹かれてプレイしました。 その言葉通り、凄い! 3Dキャラが動いてRPGみたいな戦闘してました! 戦闘時のカットインや、必殺技を出す時のアニメーションがかっこいい! そして、ストーリーを1つずつ進めるごとに出てくる出てくる新しいキャラ! 毎回戦闘する前に編成で新しいキャラを入れて必殺技のアニメーションを見るのが楽しかったです!
  • ありすすとーりー
    ありすすとーりー
    本当にラスト直前まで遊んでいたのですが低画質などやれることはやってみましたが自分のパソコンのキャパが足りなかったのかどうしても戦闘中にフリーズするようになってしまって進行不能になってしまいました…… 最後まで遊べなかったのは残念ですがティラノとは思えないようなシステムが多様にあって開発者様の技術力が窺えました!
  • My fire
    My fire
    「ハートウォーミング鬱SF」というセンセーショナルなジャンル…! 多くの方と同じように、スタイリッシュなサムネにも惹かれました! @ネタバレ開始 センチメンタルだけど、読後は心に熱が残る素敵な作品です。 「ホノオくんが灯してくれたのかな?」と思うと、なんだか嬉しくなります。 お母さんや添乗員ちゃんなど、ホノオくんを大切に想う人とまた会えますように…と願わずにはいられません;; @ネタバレ終了 不思議で近未来的世界観もどこか現実味があり、細やかな描写で理解を助けてくれました! 決して長くはない作品なのに、長編映画のような満足感でいっぱいです。 繊細で美しいお話、ありがとうございました*。
  • ありすすとーりー
    ありすすとーりー
    ありすすとーりークリアしました! 15歳の女の子ありすは、目覚めたら異世界にいて、妖精さんに世界を救ってほしいと頼まれて!?可愛くてちょっとH?だけどバトルは本格的なファンタジーRPG! すごく面白かったです!!私は7時間でNormalBでした。 ありすちゃんシリーズは初プレイだったのですが、性格がよく可愛いけれどちょっとサブカルというかスラングというかそういう知識もあるところが可愛いですね・・! 妖精ちゃんも猫ちゃんもみんなかわいい・・。 お話はかなりシリアスな部分もあり、ありすちゃんが過去の辛い記憶と謎のメスガキちゃんと戦うストーリー(?) とにかくバトルが熱い!!アクティブタイムバトルとは、アクティブゲージがたまると行動ができるタイプのバトルなのですが(私だとFF9が親しみ深い)、コマンド選択が完全にF〇14!作者さんもリスペクトとおっしゃっていましたが、ほぼ完全再現されていて驚きました・・! ちょっと工夫して頭を使わないとボスを倒せなかったり、効率的にバフを焚いて詠唱時間の戻りを計算して打っていかないといけない点なんかはまさに・・〇カセン・・!めちゃくちゃたぎりました! ストーリーはあまりネタバレしたくないのですが、とにかくすごく良いお話でした。ありすちゃんの前向きな強さは、乗り越えた者の強さだったんだなぁと。 @ネタバレ開始 助けてくれた奇跡が、だれか近くの男の子だったり身内じゃなくて、「⚪︎⚪︎の誰か」という点がリアルで、じーんときました。 @ネタバレ終了 バトルバランスはNormalでも結構、苦手な方には難しいかもしれませんが、クリスタルによる強化や素材集めによる武器生成、レベル上げでラスボスまで倒せるようになっていると思いますので、ぜひぜひ最後までプレイしてほしいです! やりごたえがある素敵なゲームをありがとうございました!
  • ままごとのショーティカ
    ままごとのショーティカ
    作者さんのフェス作ヒロインどの子も可愛くて非常に迷ったのですが、女の子に病むほど愛されてラブラブイチャイチャしたいよなぁ?!と思ってショーティカちゃんを選びました! 主人公に名前や姿、キャラクター性は無いので、「ショーティカちゃんに愛されるのは俺!」として存分に夢主体験が出来ました♥ ショーティカちゃんは夢主への愛故に初手で監禁しちゃうような子なのですが、色んな反応が全部可愛くてですね……。なでなでに対するツンデレな反応は思わずにやけてしまいました。 @ネタバレ開始 あんまりお触りすると最終的に怒られるかな?と思っていたのですが、好きなだけ撫でさせてくれるショーティカちゃん!サービス精神旺盛!!好き!!! @ネタバレ終了 逆にエンド回収のためにショーティカちゃんに酷いことをしないといけない時は心苦しかったです……。まあ、それ相応の結果が待っているのですが……。 @ネタバレ開始 TRUE2のタイトル変化があまりに可哀想で……。その分TRUE1のエンディングでは「あああああ良かったねぇええええ(泣)」と拍手喝采でした!!理想ティカちゃんも可愛いけどぬいティカちゃんも可愛いよぬいティカちゃん。 @ネタバレ終了 エンド回収自体は攻略を見ずにすんなりいけました! 段々豪華になっていく内装も見ていて楽しかったです♪ 余談ですが、クリア後、穴が開いてしまったお気に入りの服をどうしようかなーと思っていた時、ショーティカちゃんなら「物を大切にする人って好きよ♥」と言ってくれるよな?!、とイマジナリーショーティカちゃんを脳内再生して頑張って繕いました。 イマジナリーショーティカちゃんが「それは流石に捨ててもいいと思うわ」と言ってくれるまでは物は大切にしようかなと思える、そんな素敵な作品でした♪
  • 鬼の心 人知らず
    鬼の心 人知らず
    タイトルのイラストに惹かれてプレイしました! 本編は未読なのですが、こちらが初見でも問題なく読めます。 @ネタバレ開始 最初は大事にされていたのに、鬼とわかったとたん迫害されるのは辛いですね… その後に酒呑童子と出会えて本当によかったです。 そして復讐も済ませていていますが、語りでさらっと終わらせているのが 主人公の中では今の生活が一番(でもやられた分はちゃんとやり返す)という感じがして好きです。 素敵な作品をありがとうございました! @ネタバレ終了
  • My fire
    My fire
    短編ながらも不思議な体験をしたなぁと色んな感情が胸いっぱいになる作品でした! 演出面が逸脱で非常に驚きの連続でした。 ただのノベルゲームではなく、レトロなような最新なような…?ゲームとアニメと絵本のような…?など色んなメディア表現が融合したような感じで視覚的にも聴覚的にも終始楽しめました。 アニメーションは綺麗で毎回釘付けになりますし、画面構成が頻繁に変わるのが、本当に綺麗な絵本を一ページずつめくっていっているようで、話が進むのがワクワクした気持ちでした。 @ネタバレ開始 探索モードがあることで、自ら能動的に作品の世界に関わることができているような感覚があり良かったです。 iPhoneからのプレイにつき、バッジ取得できませんでしたが、クリア後特典まで拝見させて頂きました! ホノオ君って何者なんだ?主人公との関係がどうなっていくんだろう?と思っていたら、突然の溺死。 泳ぎが…苦手?だったのでは……??驚きと共にじわじわと悲しみが湧きました。 心が空っぽになっている間にあれよあれよという間に時間ばかりが過ぎていく… 文章表現もとても丁寧で、主人公の感情に自分の感情がすっかり重なっていました。 お母さんの憔悴した様子やその後の経過も分かる分かる、と感情移入できます。 人の死後の…哀しみだけではなく何となく気味が悪い、空気が重たい、平常運転の人々には「死」というものは忌避されるような感じも妙にリアルでした。 ホノオ君の欠片…生き残り……というんでしょうか? 最後はその小さな炎が消えてしまい、切ない悲しい気持ちと、一体彼は何だったんだろうという不思議な気持ちが入り乱れて、 とにかくすべてが印象に残っているんですが、複雑な感情を引き出されたような感じで、総じて不思議な体験をしたなぁと思ったりするわけでした。 おまけもボリュームがあり楽しめました! イラストが凝っていてかわいい…! @ネタバレ終了 何だか何を言っているんだという感想になりますが、とても素晴らしい作品に出会えました。 思わずクリアした翌日にもう1周プレイしてしまいました! この度は素敵な作品をありがとうございました!
  • ニニニパン
    ニニニパン
    ドット絵の雰囲気が素敵なので、プレイ! @ネタバレ開始 概要欄にも書かれていましたが、びっくりするほどの闇が描かれててすごかったです…! 最初がほんわかしていたので、ギャップがスゴイ!みんな、それぞれ苦しんでいる…! 正直、ホラー作品より怖いと感じました。 だってみんな、身近に居そうな人たちばかりなんだから…! ホラーは非現実的でファンタジーが多いイメージだけど、こちらの「ニニニパン」は『リアルでもありえそうな話』。 なので、「日頃の不満(思想)が溜まって爆発する」など、臨場感が半端じゃなかったです。 (タイトルの意味がわかって、『そうだよな~!』とゾクッとしました…!) 「偏った思想は危ない」「人は一面だけじゃない、良いところも悪いところもある」ということを、改めて教えてもらえた気がします。 そんな中、「も!」の存在は癒やし…!(で、あってください) @ネタバレ終了 ドット絵はすごくふんわりしていますが、ストーリーはとてもダーティで深いお話でした……! 素敵なゲームを作ってくださり、ありがとうございます♪
  • イクリプスフォール -神の断罪-
    イクリプスフォール -神の断罪-
    とても面白かったです。プレイ時間が長めなので気軽に手を出しにくいかもしれませんが、本作のクオリティを考えるとむしろこの作品に時間を費やすのは圧倒的に吉!と思いました。「ハロー、神様worker」のリブート作ということでリメイク+αみたいな展開かと思っていましたが、全然別のストーリーでした。当該作は本作の前日譚のような位置付けですので、未プレイでも一切関係なく楽しめるかと!フェス期間の最終盤にとてもおススメです! さて、前置きが長くなりましたが改めてとても面白かったです!特殊と思える世界観もすぐに理解でき、多種多様な立場の登場人物たちも登場時から各々の見せ場シーンの見せ方&配置などですっと頭に入ってくる導入~序盤のシーンが素晴らしく、直ぐに作品世界に没入することができました。主人公は最近のゲームではあまり見ることのないであろうクズど真ん中な感じで、酒タバコギャンブル全部やるぜ!という令和の時代に珍しい漢らしさです。ネットスラングやコンプラ上等な発言もボンボンかます様はもしかすると読み手を選ぶのかもしれませんが、個人的には気持ち良さ・清々しさしかなかったです。表面的にはそんな印象の主人公ですがメチャクチャ一本筋が通っており、自身の感情に正直な言動のおかげでストーリーが気持ち良い方向に進んでいくため、かえってこういった主人公の方がカッコ良さが際立つとさえ感じました。長編作である本作には非常に魅力的な登場人物がこれでもかとたくさん現れますが(というか敵味方含めて魅力的でない人物がいない)、悔しいかな主人公が一番魅力的なのかなぁ、などと思いました。 ストーリーの素晴らしさはプレイしなければ分からないのでもう本当にプレイするのみです。グラフィックの素晴らしさはサムネでも一端を垣間見ることはできますが、これまでの作品と同様にダブル絵師体制で盤石です。美しいファンタジー背景と多様なキャラクターの競演は素晴らしく、たくさんのイベントスチルも迫力満点でした。シーンチャプター毎に細かめに入るアイキャッチも毎回異なる画像&情報が用意されていてプレイのテンポを生み出すとともに世界観の理解にも役立ちましたし、戦闘シーンや詠唱シーンなどを中心とした演出も豪華でしたし、BGMや効果音の数々も臨場感を高めておりましたし、全体を通じて細部を含めてとても完成度の高いノベルゲームだと感じました! 非常に面白かったので、(制作の労力が非常に大きいのは間違いないですが)是非第二部も遊ばせてほしいです!
  • おもいをつたえるプログラム ばーじょん.A
    おもいをつたえるプログラム ばーじょん.A
    ピアちゃんにまたお会いしてきました!前作を知っていると嬉しい要素もありますが未プレイでも存分に楽しむことができます! @ネタバレ開始 今作はなんと前作主人公の宙くんと千風瑠ちゃんの息子星翔くんが主人公! 初っ端からTHE・現代っ子な星翔くんに面食らいながらも、きちんとママをしている千風瑠ちゃんや優秀なゲームクリエイターになっている宙くんに感激しました。ただ父親が優秀故に星翔くんは自身と比べてしまうのも無理はないのかな…。 そんなお父さんの作ったゲームの世界で物語は進行していきます。 ピアちゃんとの再会は、やはりプレイヤーにとっても嬉しいものですね。 そして時が経っても、ピアちゃんと宙くんの絆は健在であることに嬉しく思いました。 ストーリーはミニゲームをクリアしていくことで進み、どれもやりごたえのある楽しいシステムでした!ちょくちょく挟まるオマージュも健在。面白かったです。あとポ〇ベルつよい。 終盤では前作でおなじみだった先に選択肢を選ぶシステムが出てきて嬉しく思いました。なんと一発で正解!やったー! 最後はピアちゃんが勇気を出して想いを伝え、星翔くんも実体験からしか得られないものを得て成長したんだなぁと。あっという間にゲームを完成させたのはさすがでしたね! クリア後コンテンツも充実していて、バッジ獲得の条件がなかなかハード!ルドラの1500℃はPCでは無理そうだったのでスマホに切り替えました。やばばバッジを取得できて満足です! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 明す霧夜の継燦式
    明す霧夜の継燦式
    伝説の警官の娘が、怪奇事件を捜査するお話。2時間ほどで読了しました! 街で起こる不可解な事件を巡るサスペンスと、『不死の化け物』をはじめとするファンタジーな要素が組み合わさっていて、面白かったです! 前作に続き、小説風味な描写で心地よく読み進められる作品でした。 捜査パートでマップを移動したり、時折挟まる選択肢で頭を使ったりと、アドベンチャーゲームとしても楽しかったです! @ネタバレ開始 最初は複雑な想いを抱えていた父親や仲間の存在が、シャルアの中で変化していくのが印象的でした。 終盤の、仲間と協力しながら捜査する展開がとてもアツかったです…! ヴァルディとの出会いや、仲間の存在を通じて自分を見つめ直す、シャルアの成長の物語でもあったなと感じました。 そういえば、序盤ではシャルアがタバコを吸う描写がありましたが、後半ではほぼ見なくなったのも、心の変化が影響しているのかなと思ったりしました。 前作をプレイしていたので、もしや世界観が繋がっていたり…?とドキドキしていましたが、緋光機が出てきてとても興奮しました…! どちらのエンディングも見ましたが、ENDAの3人で幸せに暮らすエンディングが特に好きです! (最後に、どこからご報告すればいいか分からなかったのでこの場で失礼しますが、BGMのボリュームが全体的にとても小さめでした。私の環境だけでしたらすみません…! コンフィグの音量設定を上げても聞こえず、SEは聞こえていたので最初は無音のシーンかな?と思いしばらく読み進めていたのですが、パソコン自体のボリュームを上げると聞こえるようになりました) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • うさぎユニバース
    うさぎユニバース
    うさぎユニバース、プレイしました!星座の不思議な夢の世界?に迷い込んだお姫様ニハル。星座のスライドパズルを解いて、素敵な王子様と出会おう! 可愛いイラストに心地よいBGMのもと、パズル完成後にチャート式で読み進められる親切設計!遊びやすくて可愛いゲームでしたv @ネタバレ開始 パズルは楽しくクリアさせていただきました!王子様はみんなそれぞれ素敵ですが、最初に仲良くしてくれて、最後は甘い言葉と共に美麗スチルで迎えにきてくれたプロキオンくんが一番好きですv 影のある男リゲルさんや、何だかんだ姫様をサポートしてくれるファクトさんなども好きなキャラです! @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • My fire
    My fire
    初めて見たとき目を引く綺麗な青色のサムネが印象的でした。 レトロなドット調の画面とBGMが少し懐かしさを感じさせながらも『食べられる炎』という不思議な日常のお話に予想出来ない展開が気になってあっという間にクリアしてしまいました。 とても30分程の作品とは思えないくらい色々なものがぎゅっと詰まった濃厚な作品で面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!!!
  • ネコと和解せよ!
    ネコと和解せよ!
    プレイさせていただきました! タイトルが『神と和解せよ』のもじりだったので緩めのギャグなのか!?と思いプレイしたら、まさかのめっちゃくちゃしっかりとしたSFディストピアものでした! プレイ開始時には想像できない程、設定がしっかりしていてプレイ中考察が止まりませんでした! @ネタバレ開始 まさかのヌコとウイルス感染でべつとは……! 最後の猫猫との答え合わせ一発で行けたけど、半信半疑なまま答えていってたので「アッ!そういうことか!!!」と改めて答えがわかってすっきり……! しかもアイリスさん……!?そんな君が??!!! オニヌコさんはヌコってついてるから元猫側なのか…… 私は10連ガチャしたので何も成果を得られませんでしたガチャ爆死……! @ネタバレ終了 最後ちょっと泣きそうになりました ネコと和解せよ!
  • その気になれば出られる部屋
    その気になれば出られる部屋
    感想は以前お届けしましたが、「テンちゃんくんは描いたけど、シュウくんは描いていない!描きたい!」とFAを描きたくなったので、FAのみお届けです!(ごめんなさい、なんか別人みたいになっちゃった・涙)