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SF・ファンタジー

8079 のレビュー
  • アンガー・マネジメント・ファンタジー
    アンガー・マネジメント・ファンタジー
    あー序盤のハムスターから持っていかれました。 ゆっきさんの笑いのセンス、凄すぎます。 あっという間にクリアしてしまいました。絵のタッチと会話のミスマッチ感がより笑いを引き立てていて私の血圧も上がりそうでした。 @ネタバレ開始 見た目は重厚なファンタジーっぽいのに脳筋パーティーで最高です。 ツッコミが誰もいない…!! ダーヴィン、賢そうな魔法使いなのに全然人の話聞かないし。 騎士団長が社畜で不憫すぎるんですが、彼のチャーハン私も食べてみたいです。 演出も凝っていてドラゴン討伐のお話も楽しめました。 @ネタバレ終了 はー!面白かったです。落ち込んだり、イライラしてるときにまたプレイしたいです。 元気をもらえました! 素敵な作品をありがとうございました
  • 機械仕掛けの嘘と夢
    機械仕掛けの嘘と夢
    大変いい作品でしたノベルゲームコレクションで一番最初にやったゲームでしたが今でも一番だと思えるぐらいの名作です @ネタバレ開始 ところでエンド2 への行き方が知りたいのですがわかる人いませんか?。@ネタバレ終了
  • おばけのともだち屋
    おばけのともだち屋
    最後までプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 色んなゴーストがいますね~。 満足のいくコガレくんのような関係もあれば、ネリちゃんのように人をダメにする関係もあったり。 契約違反も「そんなはずじゃなかった」とはいえ、人間のことを考えすぎたんでしょうね~…うっうっ、ごめんよ~。 フジムラさんが優しすぎる…!あなたは導きの使徒か?? そしてヒソクさんあなた…。やっていいことの限度がですね… (とはいえエンジョイできてるから、いいのか…?) @ネタバレ終了 心の関係性がとても素敵なお話でした!
  • 異種間エンパシー
    異種間エンパシー
    お、面白かったー! 今後現実でも、起こり得そうな世界観で没頭して読みました。 こんな優しくて麗しいバイオノイドさんが家に来てくれたら好きになってしまうかも…!! 私たちの脳も電気信号でやり取りしているから、バイオノイドと人間を隔てるものってなんだろうと悶々と考えてしまいました。その差異って明確にできないのではと思いながら読んでいました。 @ネタバレ開始 亜子ちゃんの話を聞きながら喧嘩相手の弟にまで共感してしまう彼はきっと生きにくいだろうなと感じました。 共感してもらう側は救われた気持ちになるけど、本人はきっと苦しいですよね。 弟君の恋人も予想外の人物でした。彼女はアルくんとは逆の立場で刺激的でした。色々な見方ができる世界観…!素晴らしいです。 個人的には重いお話が好きなのでEND2が一番好きでしたー!金髪の闇落ちしたアルくん、邪悪で美しい。亜子ちゃんへの相反する感情、もっと深堀したもの読んでみたいなと思えるくらいぐぐっと来ました。一番人間臭い結末だったかなと感じます。 @ネタバレ終了 素敵なお話、ありがとうございました。
  • 空と白雪 空色少女と雪女神
    空と白雪 空色少女と雪女神
    最初にシエルルートとキリカルートだけやり込めました。 特にキリカさんが大押しで、 顔と胸が魅力的ですね。 ヤンデレなのは仕方がないけど、 昔は髪が長かっただって?。 その姿が最も見てみたいです。
  • IZ EP:CORNEA
    IZ EP:CORNEA
    今社会人ですが,高校生の頃からイラストが好きで拝見していました. 昔からイラストのような世界観のゲームを作ってみたい or やってみたいと仰っていた気がします. イラスト見させていただいて,私も同じように感じていましたので,とても良い経験ができました,ありがとうございます. エインはユーモアがあって非常にいいキャラでした,お気に入りです.
  • 『STELLA System Down~星見台の憂鬱~』
    『STELLA System Down~星見台の憂鬱~』
    はじめまして、ねりちゃわと申します。ゲーム実況させていただきました。 ちょっと感情をこめて読み上げています。気分を害されてしまったら申し訳ありません……。 思考実験的な話はあまり読んだことがなかったので問題について深いところまで考えて自分自身の答えを出す、ということがあまりできなかったのですが、考え方の違う二人の掛け合いが楽しく、読んでいるだけでも面白かったです! 浅はかな感想ですみません……。素敵なゲームをありがとうございました!
  • 機械仕掛けの嘘と夢
    機械仕掛けの嘘と夢
    プレイさせていただきました!! @ネタバレ開始 最初の「元気かい?」「どういうこと?」好きです。 グリベルの簡潔というか…端的な返しが好きです。 「心があるのか?」「ない」ってとことか。 途中の故障イベントで、「だしっぱなしにしてしまった~」というところで「あれ?」っとなっていましたが、ネジ巻き通りでの会話で「アッ…」っとなりました。 「先輩」ではなく、「絡繰」になってしまったところで心が死にかけました。 永遠ルート、グリベルとブリキうさぎのところと、車掌ちゃんの言葉で完全に心が死にました。 そういうことだもんなぁ…。と突き付けられました。 「俺」と「彼女」を選ぶのか、「僕」と「394番」を選ぶのか…。 みんな好きなのですが、個人的には先輩とグリベルが好きです。いやみんな好きなんですけどね?特にということで…。 先輩の話も…勝手にあるのではと期待しています…。 ブリキうさぎ、最後までかわいく癒しでした。かわいいかわいいね。 「俺」と「彼女」のゲームもプレイさせていただきます! @ネタバレ終了 本当に素敵な作品をありがとうございました!!!!!!
  • ねじまきマキナ
    ねじまきマキナ
    前回プレイから、恐らく完成版まで跨ぎましたが無事クリア出来ました! @ネタバレ開始 END3に向かう為の試練に、パソコンからだと苦戦し到達できませんでした。 ですがその問題はiPadなどで自力に解消。その工程も踏まえて、 達成感が素晴らしい結末でした。そう、ハッピーエンドだったのです。 ネタバレOKの項目の筈がこれは皆さんに到達して体感して頂ければ とやんわりとした感想で申し訳ございません。@ネタバレ終了 作者さま、他作品もプレイした上で、本当に良い体験をしました。 有難うございます!!
  • おばけのともだち屋
    おばけのともだち屋
    ありがとうございます 全キャラプレイしました
  • Choice&Roll ~冒険者の選択~
    Choice&Roll ~冒険者の選択~
    大変感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 まず、選択次第で善にも悪にもなれるという事でどんなRPをするかも含めて楽しめそう!という点が魅力的に感じました。 レトロゲームブック風という事で、基本はどこか懐かしさを感じるTRPGのような雰囲気や背景としてある世界観。 攻略の本筋とは関係なくとも盛り上げてくれる要素がある作品ですね。 @ネタバレ開始 まずはキャラメイクからスタートという事でここは好みを前面に出しつつ 軍事大国の戦士→人々を魔物から守るため→屈強な剣闘士→ドラゴンを討伐した→最後まで倒れない忍耐 冒険者になった理由にさらっと「犯罪の過去の隠すため」という不穏な選択肢があるのは好きです。 選択肢次第で善にも悪にもなれるというのがここから仕込めるという点やRP設定の幅が広がりそうという点で。 ここを決めていくにあたって今回冒険をする自分はどんな設定の人物なのか? ゲームには反映されない設定も選択肢の内容から膨らませていけるのは考えていて楽しかったです。 結果的に攻撃(6)と防御(7)しか上がっていないという能力値となり >>竜殺しのヒガン(脳筋)爆誕<< いざ受ける依頼を決めたところで、まずは基本といえば情報収集という事で話を聞いたり所持金全てをぶっこんで回復薬を購入したりと準備も万端。 フレデリックから聞けるこの世界の歴史に関する話は世界観を知る上で重要ですし、初見ではロザリンドの操作説明も必須ですしやはり情報は武器…。 亡国から見つかった魔法の杖という時点で、これはそれを盗んだと言われているキャリバンも杖に操られている予感がしますね。 能力値的に、技量が初期値の為アイテムを探すには不向きと思いスライム避けという選択肢は捨てて倒して経験値にしよう方針で進行。 戦闘に勝利すれば迷わず攻撃を上げる攻撃と防御で全てを解決する形へ。 戦いの音?という事で近づいてみれば酒場で名前が出ていたヘレナさんが苦戦しているのを発見。 ここで加勢をするか見捨てるか、善悪に関する部分も出てたなぁ!とワクワクするものがありました。 基本は善人プレイで行くつもりだったのでここは加勢を選択。 そもそも魔物も女戦士に気を取られているなら、別に逃げなくても後ろから奇襲ができるのでは? と思いましたが騎士道精神なのか女戦士の隣にわざわざ行く主人公。 奇襲で片方は倒しておきたかったなぁと思いつつ、どちらの魔物を相手にするか選べるようなので自分の能力値と相性がいいのはどちらかを迷いましたが恐らく大きな魔物の方がダメージは大きそうだけど脳筋戦法でやりあうにはいい相手か?と選択。 苦戦はしましたが何とか回避を潜り抜け必殺を当てられた事もあり勝利。 同行者としてヘレナさんも加わり舞台は森へ。 無事に目的地に到着したところでどこかで名前を見た気がするシャイロックさんと遭遇。 遺跡の調査にきた、プレイヤーにとっては行商人も兼ねた人かな?と思えば…選択肢の真ん中が悪人プレイをするなら選んでくださいと言わんばかりの物が。 善人プレイをすると決めた以上、殺害して道具を奪うのはなしで。 というか、同行者がいるのにここで殺生をしたらどう思われるかも怖い物がありますね…。 幸い先に進む程売却レートが上がっているという訳でもなさそうなので先程の戦闘で消耗した回復薬を全額投資をして補充。 魔法の矢も欲しいところですが、このプレイスタイルだと回復薬を切らさない事が生命線になりそうという判断より。 探索中に見つけた書物から、これは杖に操られていたのではなく元々野心家だったパターンかな?と推理をしながら家探しは冒険者の特権と回復薬をゲット。 反対の通路にいけば鍵を持った魔物を発見、これは敏捷が高ければ余計な戦闘を回避できたのかなと思うも不意打ちから仕掛ける事に。 プレイヤーの方針によっては悪人プレイもですが、こういう場面で器用さを利用して立ち回るプレイングもできるというのはいいですね。 入口から右も探索すれば先客がいたようで、宝箱の鍵を開ければ横取りをされる展開へ。 100リアを払おうにも50リアしか持っていない上にこの宝玉は恐らく重要アイテムの予感がしてならない。 …という訳で私から奪ったお前が悪い!とここで初めての人間相手の戦闘へ。 みねうち程度で済ませるつもりでしたがどうやら死体になってしまったか…と思いつつやはり宝玉の名前からほぼ必須アイテムだったのを再認識。 これで寄り道も終わったと正面の扉へ行けばそこには先に旅立ったと言われていたロレンスさんが! キャリバンに呪われたせいで操られているという事で、ここは先程ころしてでもうばいとるをしてきた宝玉が早速使える場面だと使用すれば同行者も増えて最終決戦への準備も整ってきました。 再び入口に戻って回復薬もしっかり購入。 最奥に到達し、使い魔を物理で殴る!上げられる能力値はここまできたら攻撃だと上げる! 連戦として魔神キャリバン戦へといきましたが、ここで今までに見捨てたり殺害した人間の数に応じて敵の強さが上がる仕様ときましたか…。 初回だし、と善人プレイをしていた事を正解と思う瞬間でした。 それでもなかなか敵の火力が痛い分、苦戦はしましたが実は魔法の矢が優秀だったのが最後の最後で判明したのと同時に撃破成功。 危険物である杖は結果として破壊されたのもあり世界の危機を回避する事にも成功となりましたね。 同行者であったヘレナさんとロレンスさんも今後も一緒に冒険をするという事でグッドエンドとなりました。 @ネタバレ終了 プレイヤーによって、能力値の振り方やRPの方針から展開される物語が変わるというのは良かったです。 力こそ正義とばかりに遊んでいきましたが、それ故に選べなかった選択肢もまたどんな展開になるのか? こういった方式のゲーム故の楽しみ方が堪能できると言えましょう。 それでは、素敵な作品をありがとうございました。
  • ファンタジー世界であった怖い話
    ファンタジー世界であった怖い話
    大変感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 怖い話に関するゲームは数あれど‟ファンタジー世界で”というのはなかなか斬新な設定と目を引きました。 内容としては先輩冒険者から経験談としてこれまでに体験した怖い冒険についての話を聞く、この世界においては隣り合わせにある怖い話という視点。 プレイヤーにとっては別世界の怖い話という事もあって不思議な話のような感覚で読み進める事ができますが、もし自分もこんな世界にいたら? 少し視点を変える事でまた感じ方が違う題材と言えましょう。 @ネタバレ開始 最初は酒場で先輩冒険者達から旅の心得を聞いていたはずが、各自の直面した危険な体験談へ。 実際ありえる想定として本題に入る前にシヴィルさんが言っているような死の危険も存在するでしょうが、実際死んだらどんな経験だったか知れませんからね。 ここで話を本題として持って行くにあたって確かにと思えたのがバジルさんの発言でしょうか。 「ほかの冒険者から聞く話は、たいてい武勇伝や成功譚ばかりだからな」 それも誇張されたホラ話が多いとなれば確かに先輩方でもそういった他者の話を聞くのはあまりない機会なのかもしれません。 ◆人ならざるもの こういう時は左から順番かな、とまずはバジルさんの話から。 駆け出しである主人公に目線を合わせてくれたというべきか、バジルさんにとって最初の冒険のお話という事ですね。 若さ故というのか、まだ世界の広さも知らないし自分が強いと疑わない故の無謀さというのか。 本来冒険者なら夜間の行動は控えるべきという原則を無視した行動をし依頼のあった村へ到着したバジルさん。 どうやら人間に化ける魔物を退治して欲しいという事でバジルさん自身もその魔物に関する噂は聞いたことがある様子。 いざ、村の近くにある森へ向かい魔物が潜んでいそうな洞窟を発見。 しかしいくら進んでも何も出てこない…と思いきや、違和感を覚え何故自分の影は前へとのびているのか。 後ろに光源がある可能性と共に流れる不吉なBGM…。 とっさに背後へ向かって斬りかかるとそこにはこちらの攻撃が当たったであろう、負傷した女性が。 この人がもしや人に化けるという魔物のウーズ? しかし、何やら引っかかる発言もしているのが気になる…。 ここでバジルさんがどうしたかを選択できるようですが… もし相手が魔物であれ一撃は入れている以上こちらの方が有利。 かつ、引っかかる事がある以上話を聞く一択でしょう。 こちらが有利であるというのはバジルさんも同じ認識のようで、話を聞いてみれば彼女はウーズについての知識があるようでした。 ウーズは熱に弱い、予想以上に数が多く村一つを丸ごと皆殺しにして成り代っている。 この場面で村人とのやり取りの際に松明を怖がっていた描写が思い出されますね。 確かにリザさんの話が本当であればそれも説明がつきます。 確認の為にリザさんと村へ戻れば背後からの殺気。 後ろへと剣を振るえばそこにはさっきの村人が。 一見すれば人を斬ってしまった状況ですが、リザさんの言葉通りに松明を近づけると村人はウーズの姿へ…! さらに周囲からもう擬態する必要はないとばかりにウーズが群れを成して出てきた事でリザさんの話が本当だった事は証明されましたね。 一歩間違えれば魔物に利用されるところだったという危機。 ギルドへ出されている依頼ですら、実は人間が出した物とは限らないのが何ともトラップすぎるでしょう。 人間が出していても100%信用できると限らないのに…。 結果的にはそこからバジルさんはリザさんと旅をする事になりめでたく結婚したという事でオーライではあれど。 もう片方の場合も気になったのでそのまま攻撃したらどうなるかも試しました。 すでに結末を知っている以上この行動が何をもたらすのかわかっているだけに心は痛みましたが…結果女性は死んでしまう事に。 ここでようやくバジルさんも想定するべきだった可能性が恐ろしくなったようで。 人間に化けたウーズが死んだら、死体は人間の姿のままなのか? …確かに何かに化ける魔物というのはファンタジーにおいて多々あれど、大抵は本来の姿に戻るイメージがあります。 しかし、その嫌な予感を振り払うように村へ戻ってみればそこには水の入った桶を持っている村人が。 最初に接触した際、松明を怖がっていた以上やはり用済みになればそれを消す用意をしていたのでしょう。 火が消えた途端、そこにはウーズの姿がありかろうじてまぐれ当たりで倒せたものの村はすでにウーズに乗っ取られていた…。 そして村から逃走し、ギルドに結果を報告したところ討伐隊が組まれはしたけれどすでに村はもぬけの殻に。 残っているのは犠牲者の遺品であろう物だけ。 あの洞窟にいた女性もウーズだったのか確認しようとした所、洞窟に死体は残っていなかった為真相は闇の中…… なんて事はなく、ウーズの弱点である熱源だった松明を持っていた彼女は確実に人間だった事を知る事に。 ただ力が強いだけでは駄目な事だってある。 知恵というものがどれだけ大事なのか、もしこれが明るい時間であればまた何か違ったのか。 人を殺め、魔物を取り逃がしたという結果だけが残る後味の悪さを残した体験談となりましたね。 ◆血塗られた宝石 冒険者の仕事と言えば何を思い浮かべるか? やっぱり定番は魔物退治、それもドラゴンとか?なんて想像してしまいますがシヴィルさんが挙げているように実際は様々な物がありますね。 どうやらシヴィルさんが一番好きなのは宝探しのようで、その際に経験したお話のようです。 ファンタジー世界らしい職業の一つとも言える探索屋をするエリックさんから遺跡の情報を入手。 情報料として宝の分け前を要求するというのはこういった世界観ならではですね。 いざ現地に到着してみれば、シヴィルさんの勘も「当たり」だと思えるような場所のよう。 しかしいざ地下へと入ってみれば本能的に危機を察知するような場所でもあり、お宝はあるとしても相応か釣り合わない危険が待っているのでしょう。 それでも宝探しに危険は付き物と進めば案外あっさりと最深部まで到着し、一個の赤い宝石を発見。 見ていると心臓を鷲掴みにされるような、説明しようのない怪しさがあった。 …まさか呪われた宝石?ブルーダイヤ辺りが有名でしょうか。 現実でもそういった話はよくある以上この宝石もその類なのかという予感がひしひしとします。 直感的に宝石から視線を逸らして対策をしたシヴィルさんと違い、そういった勘が働かなかったのかエリックさんは魅入られてしまったようで。 口からこぼれる台詞も完全にそういう時に発するであろう内容ですね…。 そしてやはりというべきか、宝石に魅了されてしまったという展開へ。 さらに悪い事は重なるというのか、宝石をとった事で本来の持ち主であろう骸骨が出てくるという事態に。 ここで選択肢ですが、これは骸骨もまずいしエリックさんを放置するのも嫌な予感しかしない。 宝石がトリガーになっているなら台座へ戻せば助かるのではないか? 窃盗が許されない場面におけるトラップとして王道でしょう。 そういう意味でもまずはエリックさんを正気に戻す事を優先しました。 荒療治とはいえ殴ってしまえばそのショックで宝石を手放した事もありエリックさんは正気に戻り。 宝石は床にあるので元に戻せないですがこうなればもう逃げるしかないのは仕方ないでしょう。 というか、骸骨としては宝石に触れた時点で手放してもアウト判定だったらしく攻撃をされる流れへ。 執念がそのまま強さに反映されているかのように重たい一撃。 こんな奴を一体相手にしているだけでも厳しいというのに増援として出てきた骸骨達までいるとは!? と、思いきや骸骨兵の目的はこちらへ敵対する為の増援ではなく宝石の様子…? さらにこちらが相手をしていた骸骨も参戦して宝石の争奪戦が開幕するという展開へ。 幸いこちらを狙っている訳ではない事もあり、その隙に脱出すれば宝石についての詳細が後日判明。 宝石が好きな公爵の略奪品、その中でもひときわ美しいとされた赤い宝石が存在していた事。 あまりの美しさのせいか、宝石を巡って館の中で殺し合いが発生し公爵や兵士はおろか召使いたちまで武器を持って斬り合うという事が起きたという話。 エリックさんの反応の時点で予想はできましたが、やはり人を魅了する呪いの宝石だったのでしょうね。 館で起きた惨劇のせいで血を浴びた宝石がますます妖しく輝くようになったというのがまさしくその魔性を示しています。 死後も宝石の奪い合いは続いており、自分が死んだ事にすら気づいていない…。 宝石の魔力と人間の欲深さ、どちらも恐ろしいと言えますがこれはまず欲深さがないと成立しない式と思えば…。 でも、それを利用する存在も大概と言えましょう。 やはり選ばなかった方も気になり、骸骨に攻撃を仕掛ければ持っていた盾に防がれてしまいダメージは通らず。 それどころかさらに他にも兵士風の骸骨が複数出てくるという窮地へ。 狙いはエリックさんのようでこちらが逃げるように叫んでも全く気付く様子はない。 宝石に魅入られた時点で他者の声なんて届かなくなってしまったのでしょうが…。 何本もの剣に突き刺され死んでしまうエリックさん。 次はこちらが狙われるのか?と思えばどうやら骸骨兵の狙いは最初から宝石のようでシヴィルさんと交戦していた骸骨も含め宝石を巡って争いだす展開に。 バジルさんの時同様、話の本筋が変わらないのならやはり優先事項を間違えたIFルートという事なのでしょうね。 そしてさらに後日談として、他の冒険者が例の遺跡に入った際の目撃談が予想はできてもなかなかでした。 一人だけいる、肉の身体を持ったアンデッド。 全身を切り刻まれても宝石を手に取ろうとし続け、肉が削げ落ちていき白い骨が露出していく様は最終的にあの骸骨兵と同様になる事を示唆している。 死後も虜になってしまう呪いの宝石がある。 犠牲者が出ているという点ではバッドなのでしょうが、こちらの方が後日談も含めより宝石の魔力を感じる内容として好みでした。 ◆ローズの墓 最後はヘンリーさんという事で、彼としては怖い話という事でこれしかないと決めていた様子。 今までの体験談が危険と隣り合わせの冒険という内容だったので、やはり失敗すれば死者も出る。 そして、その亡骸を丁重に葬る事もまた必要な事である。 他の二人と違い僧侶でもあるという視点が活かされた内容ですね。 今回は若くして亡くなった冒険者であるローズさんを、彼女の生前の願い通り緑豊かな場所へ眠らせてあげるようです。 恋人であり共に冒険をしていたセドリックさんは酷く落ち込んでいるようでしたがこれも冒険者であればあり得た結末でしょう。 ヘンリーさんの言う通り、後は時間が解決してくれるのを待つしかないと思えば聞こえてくる奇妙な噂。 すっかり酒場に姿を見せなくなったセドリックさんの様子がおかしい。 しかも毎晩どこかへ向かっている? この状況で向かう場所といえばローズさんが眠る墓の一択と思えますが、それにしても尋常ではない様子というのは気になります。 何故昼間でなく真夜中に向かうのか…ヘンリーさんの疑問もごもっとも。 なんて思っていれば、さらに奇妙な目撃情報が…。 手から血の雫を落としながら戻ってくるセドリックさんを目撃した…? 理由をきけば、死んだはずのローズさんが自分の血を欲しがっているからと答えたというのも変と言えましょう。 毎晩彼が出かけるのも理由として裏は取れましたが、まるで死んだ彼女がまだ生きているかのような口ぶりというのが奇妙ではあります。 幻聴を聞いた…にしても違和感は拭えません。 そして、夜に出かけるセドリックさんを尾行する流れとなり何が起きているのかを確認すれば… 死んだはずのローズさんが呼びかけに応じて姿を見せた? さらに今日の分の血を要求する彼女に何の疑問も持たず与えるセドリックさん。 こうすればまた生き返る事ができる。そして二人で幸せに暮らしましょうと甘い言葉を囁くローズさんは何者なのか。 きっちり弔いの儀式をした以上、アンデッドではない。 ふと、奇妙な事に気づき視線を彼女を埋葬した木の方へ向ければ…これ完全にモンスターだ!?という姿が。 こうなれば対処するしかないと選択肢が出ましたが、やはり片方は不幸な結果となるのは予想ができます。 吸血樹そのものをどうにかするのも重要ですが、まずは目の前にある幻を消すのが先でしょう。 こちらがその為に呪文の詠唱を始めればセドリックさんも吸血樹もヘンリーさんに気づいた様子。 すぐにヘンリーさんを殺すように叫ぶローズさんの幻、けれどあまりに突然すぎるその言葉にセドリックさんもさすがに戸惑っている。 その間に詠唱が終わり幻を消し去れば、本体は露わとなりもはやこちらを騙そうにも声の真似すらもできない吸血樹。 結果、彼女の姿で騙し続けた報いというべきか…セドリックさんの詠唱した魔法により吸血樹が燃やされたというのは迎えるべき形だったと言えましょう。 後日談としても徐々にセドリックさんもローズさんの死から立ち直り冒険者として復帰したようで一安心。 興味深いのが、本来の彼は理性のしっかりした人物であり平常時であればこんな偽物に騙される事もありえないはずだった。 けれど、そんな人物の精神を弱らせてしまう程死別という物は測り知れない悲しみがある。 ありえないはずなのに、自分の血によって彼女が生き返るかもしれないという希望にすがってしまった事も。 人を騙すという意味ではウーズの時もそうでしたが、弱った心の隙間に付け込む…そんな魔物も存在するというのは恐ろしい物です。 個人的にはこっちの方が悪質と思えますね…。 バジルさんの話が肉体や戦いという意味の強さを持った冒険者でも駄目な場合があるケースでしたが、こちらは心身共に屈強であっても必ず人には弱点はあるというのもあわせ。 こうなると嫌な予感しかしませんが、もし幻を放置したまま樹を攻撃すればどうなるのか。 僧侶であるヘンリーさんが攻撃呪文を使える訳がなく、杖を持って駆け出す事しかできない。 となれば、その攻撃対象が何なのか誤解がされるのも仕方ないでしょう。 「いや!セドリック助けて!」 幻も放置している以上、セドリックさんからすれば攻撃対象がその背後にある吸血樹でなくローズさんの幻だと思えるのも当然。 彼はまず何が起きているのかを理解していないのだから…。 結果、やはりのやはり出てしまった犠牲者。 背後から伸びた枝に心臓を貫かれ、幻である彼女が本性を見せても事態を把握できないセドリックさん。 ようやく自分が騙されていた事を悟れば、せめてヘンリーさんを助ける為にと息も絶え絶えの中で呪文を詠唱し最後の力で吸血樹を燃やす事に成功。 …しかし、彼は胸を貫かれたままその身体は自らが放った炎に包まれてしまった。 そして、あのまま死んだと思われた彼はあの時点ではまだ生きており…亡骸はローズさんの墓の近くへ這いずるような形で倒れていた。 恋人のそばで逝けた事を唯一の救いと見るべきか。 もう一つの選択肢の先を知っていると何とも言えない気持ちもありますね…。 ◆魔王の予言 全ての話が終わったかと思えば魔法使いであろう風貌の女性、ノーラさんが登場。 どうやら大魔女と呼ばれるような人物らしく、知恵者のよう。 彼女が話すのは魔法文明時代の古文書によく出る文章とされる『魔王の予言』についてのお話。 予言によれば遠い未来に現れ世界を滅ぼすとされているものの、力が強すぎるあまり人間界に現れる事ができないという存在のよう。 それでも、魔界に留まりながらもこの世界を侵略する機会を狙っておりこちらとあちらを繋ぐ『門』の完成を待っている。 千年前の古文書には、門が完成するのは千年後と書かれていた。 これの意味する事は…十中八九近々恐ろしい事が起きるという内容でしょう。 魔王が現れたらこの世界に何が起きるのか、想像したら面白いと思わない?と締めくくるノーラさん。 冒険譚ではないですが、あくまで話したい事を話しただけのようですね。 そして、魔王とくればやはり勇者というカギになる存在もいるようで。 勇者が何者なのかはわからない。 お開きとなり、自身の部屋で眠ろうとするも先程の話が気になっていればその後に見た夢は… 夢の中でこちらに語り掛けてくる魔王。 そんな予感はありましたが、どうやら主人公こそが勇者当人だったようで…。 世界の半分をやろう…ではありませんが、取引を持ちかけられる流れに。 もしも魔王の邪魔をするならば殺すけれど、右腕となりその力を魔王の為に使うのなら見逃される? ここは選択肢として「いいえ」の一択でしょう。 この感想文を書くにあたり「はい」も試しましたがですよねー…というか、だれうまというか…でしたね。 そして「いいえ」を選べば自覚を持った事で力が覚醒したのか、激しい光に包まれる主人公。 撃退に成功するも、あくまでこれは夢の中。真の決着は持ち越しのようですね。 …こっちが握り潰される分には死ぬのに理不尽だな? 無事に朝を迎えれば、昨日話を聞かせてくれた4人が主人公最初の冒険についてきてくれるという展開に。 ここから勇者一行による冒険が始まる…希望のある締めくくりでした。 @ネタバレ終了 各話につき1箇所ある選択肢。 それにより違う展開も楽しめる為セーブも活用しつつ全ての展開を楽しませていただきました。 ファンタジー世界の住人にとっては隣り合わせの日常でもある冒険譚。 最終話からの展開もまさにタイトルに相応しい流れで良かったです。 それでは、素敵な作品をありがとうございました。
  • 惑溺のしずく
    惑溺のしずく
    ときはふぁたーるに引き続きプレイさせていただきました! 今回もめっちゃ好みでしたー! カーソルのイカちゃんかわいい 選択肢で会話していく感じも楽しかったです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • SECRET SOCIETY "SORANAKI" -潜入ミッション-
    SECRET SOCIETY "SORANAKI" -潜入ミッション-
    なんだこの作画カロリーのおかしいキャラクタービジュアルは!? 仮面キャラ率100%のマスクドビジュアルノベルゲームとは!? すげえヘキの香りがする!!と潜入開始しましたらなんということでしょう、全員キャラ立ちがエグくて見た目の差別化もすごいので誰が喋ってるのか全然迷子にならない(フツーは画面に複数人出てくる場合、喋ってるキャラ以外は暗く表示される機能を使わないと今誰が喋ってる?になりやすいのに…!)漫符の効果もアメコミちっくで良き… 名前は一回では覚えられないけどあの時あれしてた人!というのは一発で焼き付きました!そして推しキャラが見つかったので名前を覚えにかかりました、スレイプニールさん!!好きです部下にしてください!! 他にもハオやな…となるエージェントがたくさん居たので「今すぐ全エージェントの名前と顔のリストが欲しい…ッ!!!!!!」と思ったのですが無事SNSの方で発見いたしましたありがとうございます。まさかの素顔まで載ってたいのちたすかる @ネタバレ開始 最後の分岐むちゃ胸アツ~~~~だったので先にバッドエンドを回収したのですが、狼煙を上げる間もなく撃たれた演出鳥肌でした。ENDAはやっぱり胸アツのSORANAKI生活の幕開けでした。 おまけモードではみなさんのマスクのモチーフがゆる~~~く出てきて動揺しているさなかにタニグクさんが蛙だった衝撃が…笑 1周目で選ばなかった選択肢の回収もできてよかったです。なんか一人だけ体育座りの人間が居たような…… なおスレイプニールさんが好きな理由は「温厚苦労性男実はクソミソ強い」に脇腹ブッ刺されたからです…そしてお馬さんだった… @ネタバレ終了 タイトル画面などに並ぶ各マークもキャラのガワデザインもかっこよくて、サクッと遊べるコミカルさと独自世界観が楽しめる(そしてやはり作画カロリーがすごい)作品でした。 ありがとうございました!
  • No.9_11
    No.9_11
    面白かったです! ストーリーに力が入ってますね! イラストも可愛いです
  • 黒き竜と黄昏の書[Failed]
    黒き竜と黄昏の書[Failed]
    今作も女の子がかわいくて素晴らしい! 異なる種族同士の傷つけあったりとか歩み寄ったりだとかすきです! @ネタバレ開始 クロイツと竜殺しの一族との因縁が消えても、この世界にとってはほんの一部での小さな出来事でこれからも争いは続くんでしょうね でもクロイツ達は救われてハッピーエンドだしソウが争いの無い世界を目指して進むと決めたのもとても良かったです! あとソウがフランシスの言葉をちょいちょいスルーしがちな二人の会話がすきですw
  • 黒き竜と黄昏の書[Failed]
    黒き竜と黄昏の書[Failed]
    観測、終了しました (以下これから始める人へネタバレ含む注意) @ネタバレ開始 2週目最後のどちらを許すかの選択肢、悩みに悩んでいるとその間に第三の選択肢が出てきますが それを選ぶと[fail]が[fin]になってリスタート出来なくなります 自分はノベルゲー初心者かつ一気に進めたためセーブデータも無く、どちらか片方だけを選ぶ選択肢の結末を見届けられませんでした これから遊ばれます方がこれを見ていましたらどうか気をつけてください @ネタバレ終了 物語も音楽もとても素晴らしいものであるので、これから一から見直してこようと思います 制作、発表してくださりありがとうございました!
  • 骨董品店アルバイト
    骨董品店アルバイト
    YouTubeにて実況動画を取らせていただきました。 @ネタバレ開始 ラト先輩の可愛さと何時も助けてくれるカッコよさと、 渋くてイケおじな店長にずっとキュンキュンしていました。 主人公の種族で変わる店長の対応がすごく好きです! 探索パートも1回のクリックで終わるのではなくクリック回数で変動するのも面白かったです! @ネタバレ終了 面白くて凄く好みに刺さる作品でした。 ありがとうございました!
  • 竹にまつわるぞわっとする話
    竹にまつわるぞわっとする話
    youtubeにてプレイ&実況させていただきました。 身近にあふれる”竹”がこんなに恐ろしいものだったとは知りませんでした・・・。
  • 少女がひとり、生贄となる。~水葬~
    少女がひとり、生贄となる。~水葬~
    あの物語が<追加シナリオ!!!>とともに、ノベコレの世界にいらっしゃったと聞いて、飛んできました!! @ネタバレ開始 あぁぁぁぁ…こう、ただ暗く悲惨なものとして、という死ではなく、 そこにある生き方をこんなにも…あぁぁぁぁ… ノベコレのバッジをゲットした瞬間の、バッジ名の下の一言にグッと来ました… 「水葬」という言葉が気になっていて、 「これ、追加シナリオで絶対何かあるぞ…」と思いながら、 さらにノベコレの詳細の「※」の2つ目のこともあり覚悟してプレイしたのですが… ぬあぁぁぁぁぁぁ!!!! そんな背景が………!! 短編の中で描かれていた、間近で、すぐ隣で見ていた世界を、 少し引いた視点に変えて隠されていた部分が見えたような、 この別の視点から物語が繋がっていく描写が、大好きですっ………!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!!!