ドラマ
7856 のレビュー-
想起最初に辿り着いたのはEND1、次にEND2、END3と、意図せず数字の順番通りになりましたが最後まで見届けました。 @ネタバレ開始 ケーキ屋さんの桃のゼリー!!リッチ感もあって美味しそ~~~。 なんて、呑気にお話を聞いていましたが徐々にシリアスな雰囲気へ……。 逃げるのも忘れるのも人間の自己防衛反応としては正常ではあるんですよね。前を向いて生きていくための選択肢でしたが、主人公が心身ともに事故から立ち直れることを心からお祈りしております。 あと、コンフィグをよく見ると「タイトルに戻る」ではなく「表紙に戻る」なんですね。素敵です。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!!
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「お嬢様、あなたにお伝えしないといけないことがあるのです。」先ほどTwitterから情報を得ましたので早速プレイさせていただきました! @ネタバレ開始 まずはハッピーエンドを回収しようと正直にお嬢様に告白し、ハッピーエンドの予感にまた微笑んでいると何やら不穏な気配が。情緒あふれる、濃厚な文章に押し流されるまま、あれよあれよとEND2を回収したのですが、マリノの「許さないで、忘れないで」という強い執着がまさかこんな結果になるとは夢にも思わず......。 でもそうですよね、身分も立場も違う彼女がお嬢様の隣にいることなどできるはずもない。勿論、外聞を気にしたのもあるのでしょうが、彼女が何よりも気がかりだったのは跡継ぎを求められ、家の繁栄を担うキャロルの未来を奪うことだったのかもしれません。 それほどまでに愛し、大事に思っていたからこそ、こんな執着を生み出したのかと思うとやはり愛というのは恐ろしいものですね。 その次にEND1を回収しましたが、最後のエンドスチルがキャロルの激情をよく表現していて思わず声が出てしまいました。 きっと彼女は貴族という生まれだからこそ常に何でも与えられ、いつでも満ち足りていたのでしょう。そんな彼女が唯一手に入れられなかったものがマリノだった。そればかりか、自分が女に生まれたせいで決して得られない未来が目の前にある。その空白を埋められず、むしろ底なし沼から虫が湧くように重々しい感情が流れ出てくる様は本当に圧巻でした。 そして最後、今までの重々しいENDを経てからのハッピーエンド!今までの激重感情はそのままですが、彼女たちが幸せな結末を迎えられて良かった! そうですよね、激重感情を持て余していても、たとえ性別が同じでも幸せは手に入る。それをキャロルが実に格好良く示してくれたいいエンドでした! 前作に引き続き、丁寧な描写と精緻な表現に舌を巻きっぱなしの15分でした。お互いを大事にしているが故の愛と執着を目の当たりにできる素晴らしいゲーム、大変楽しませていただきました!本当にありがとうございます! 次回作も応援しております! @ネタバレ終了
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Last Song-ラスト ソング-すごく面白かったです! ユリアスがシャルのためにと想う気持ちがほんとに悲しくてストーリーも素晴らしかったです
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ビーフ オア チキンフェス期間なのでもう一度コメントを…! とにかくいきなり急角度でぶん殴ってくるようなショックのある作品ですが、非常にKaroooomeさんらしいですし、最高の作品です! @ネタバレ開始 いつ見ても機内食がおいしそうなのが最高です!! @ネタバレ終了
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鏡子の面接作者様の作品は全てプレイしてきましたが、色んな作品を作ることができる方なんだと改めて思いました。 ストーリーも全てのENDも面白かったです♪ そして... @ネタバレ開始 1番最初に見たENDは6でしたw 漏らしちゃいましたw メチャクチャ笑ってしまいました。 "鏡子との出会い"での、オチも素晴らしかったです! 鏡子さんカッコ良かったです♪ 目の前でゾンビになった母親を打つ。 これは、逆に優しさがなければできない行動だと思いました。 @ネタバレ終了 自分が何故面接をしたか? 納得できました(*'▽') 素敵な作品をありがとうございました<m(__)m>
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YOUNG TEAM SOUNDS : INTROカッコイイ・・・ デザインも鮮烈でタダタダ衝撃的でした。 コレはスゴいぜ!
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夜の河原少し難しかった
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ガタンゴトン揺れや発着時の音などで、本当に電車に乗っているような気持ちになりました! @ネタバレ開始 選択肢が出てきた時に、これは乗り過ごした方が話が進むだろうな…と思いながら即降りました!身についた習慣はなかなか取れませんね笑 次はちゃんと乗り過ごしてみました!(?) 一度はぼんやりと、何もかも忘れて果てまで行ってみたくなりました。 @ネタバレ終了
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INNOCENTプレイさせていただきました! 大人になっていく……それは素敵なこと、残酷なこと、洗練されていくこと、汚れていくこと…… @ネタバレ開始 最後のシーン、涙目になりました。泣くのを抑えるのに必死だった…… 高校卒業辺りから両親の存在を感じなかった(断捨離してるし幼少期に食べていたご飯くらいしかそれっぽい存在がない) 幼いころからピアノ習わせてたり勉強にうるさかったりと英才教育・教育ママ的なことがあって、もしかして両親とも精神的、あるいは肉体的な別れが起きてるのかな? それによって弟を捨てるという、家族への情を喪った描写があるのかな?と考えていました。(考えすぎ……?考察でしかないです!) 花言葉が純粋 ひたむきに夢を叶えるために頑張っていたけど、大人になるにつれそのままではいられなくなってしまった……? それを成長ととらえて喜べたらよかったけど、この視点だとすごく切ない…… また中古から復活して、新しいおうちに拾われて同じことが繰り返されてる可能性もあるなぁ…… もしくはもっと大人になって懐かしんで、買い戻しに来てくれたらいいなぁ、なんて思いました。 @ネタバレ終了
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選択型人生遊戯プレイさせていただきました! 人との会話においてのタブーを話しまくって地雷踏みまくろうぜ~~!! なお話! リアルじゃ絶対できない(ていうか普通その境遇に至れない)ところまで佐藤さんが入り込んでて面白いです笑 そして、そのとんでもない会話を受け止めていく鈴木さん……!彼女は一体何者なのか……!! @ネタバレ開始 恐らく隠しエンドのやつ、読んでいてウワァッと怖くなりました。 こちらがほかの話してるとき、彼女は「男性の話を聞く(聞きまくる)」してたのか……! これが人生……選択……!! @ネタバレ終了
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Forever Timeまだ途中だけど感想いいたくなるぐらい心をぎゅっと持っていかれました!! 本当に何気ない日常の実写シーンでも何か趣深さを感じ、そこにイラストが入ることにより世界観が構築される?そんな意味のわからないことを言ってしまいますが好きです!! またやり終えたら感想を投稿しますね!!
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異形のあなた、光と共に。短編ならではの謎めいた設定とBGMに裏打ちされた美しい表現が素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 私は上から順番に選択肢を選んでいったのですが、その度に異形頭の彼の感情が抑えきれなくなる様、それにつられて語り手の心情が大きく揺れ動く様子に心打たれました。 また異形頭である彼と語り手の埋められない溝を立場、種族(?)という点で強調しつつ、語り手とその部下たちの視点の違いを描写していたことでこの二人の関係が特別であることが本当に丁寧に表現されていたと思います。 きっとこれからも語り手の彼は一生、異形頭の彼を思って生きていくのだろうし、それを理解できる人は決して現れないのだろうなと考えると、雑な言い方ではありますがこの二人、大変エモい。どうか一生引きずっててほしい。願わくば彼との思い出が語り手の人生を照らす灯りであって欲しいなと個人的には思ってしまうぐらい、素敵な作品でした。 美しい言葉の数々にあてられて興奮のあまり乱文を書き散らしてしまいました。まとまりのない文章で申し訳ありません。 @ネタバレ終了 本当に素敵な物語をどうもありがとうございました!
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母の片腕あらすじに惹かれプレイしました。 @ネタバレ開始 絶望から始まって反乱を起こし、最後に小さな希望を掴み取る。 …これが3分で読めるストーリーなの凄くないですか!? 文章が本当に上手くて、辛いなあ怖いなあって感情がひしひしとプレイヤーにも湧き上がってきて……本当にすごい… 腕を切り落とさせるのは帰る場所を無くすため、ってので納得出来ました。子供からしたら母の手を切っておいて帰るのは辛い…。 それでも頑張って帰って、片腕で抱きしめてくれたお母さんのことが何よりも愛おしく感じられました。 これからも幸せになって欲しい。もちろんあのリーダーの少年も。 良い作品をありがとうございました! @ネタバレ終了
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道案内終始不穏な感じの、ちょっと怪しいけど楽しいゲームでした! 道を淡々と進んでいくだけなのに少し怖い……。BGMがないのもそれが際立っててすごく好きです。 @ネタバレ開始 「こっちじゃない」「そっちじゃない」って言うってことはこの女性は無意識に道を覚えてるんですかね…? 事件の香りが漂ってますし、選択肢できついこというとすぐ振り出しに戻って泣いていました やっぱり不穏だ… 道案内楽しかったです、ありがとうございました! @ネタバレ終了
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鏡子の面接鏡子さんに惹かれて面接を受けに参りました。 @ネタバレ開始 そこはかとなく漂う裏社会の空気……予想は的中しましたが、ゾンビが絡んでいたのは驚きです。 初手逆張りで逃げたらおもらしした上に不採用!! 主人公さんみっともなーい() お次は清掃員として採用されました。 全ENDを回収しましたが、かっこいい台詞が多く、短編ながらも世界観にぐっと引き込まれました。 「もっと汚れてから出直してきな」 痺れるお言葉~~~!! クソデカ選択肢の「ワン」には笑いました。 @ネタバレ終了 素敵なお時間をありがとうございました。
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Dear Virgin. - ディア・ヴァージン -全ての造形が性癖を捻じ曲げて来そうな恐ろしい作品! デザインに音楽に、フルボイスまで備えた作り込みは、 属性持ちにはクリティカルヒット確定! @ネタバレ開始 初っ端からDVクソ野郎を押し出されたと思ったら、 女の方がなんかやばい?みたいになりまして、 でも最後はそうでもないみたいな… 感情をあっちこっちにぶん回されました。 しかしラストの文面、詩的で比喩なのか現実なのか、判別が難しそうでしたが、 私はあえて比喩だと解釈し、厳しい現実に直面してきた彼女なのだろうなと、 勝手に満足してしまいました。 素晴らしい作品ありがとうございました! @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 全然関係ない話ですが、私も昔、バンドに憧れてギターを練習したことがあります。 ピックもゴリゴリに減るくらい練習しました。 せっかくなので、ゴリゴリに減ったピックを咥えて読後に浸ろうと思います。 ちなみに、全く弾けるようにはなりませんでした。 @ネタバレ終了
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ビーフ オア チキンまずはビーフを選択だ!美味そうなビーフ!からの・・・ 次にチキンを選択だ!美味そうなチキン!からの・・・ 楽しそうな空の旅。美味しそうな機内食! @ネタバレ開始 なのになんでこんなに悲しく感じるんだろう。 人間のエゴを分かりやすく痛烈に突き付けてくれた感じがします。 命の重みを強く感じました。 @ネタバレ終了 食育にピッタリのゲームなのでは!?と感じました。私は今日も明日も食前にはきちんと手を合わせて美味しくビーフもチキンも頂きます。
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涙を止める方法癒し度の高い作品でした。今作を必要としている人はとてもたくさんいるんだろうなと感じました。 @ネタバレ開始 辛い時は自分を甘やかしていいんだよ!自分の一番の理解者は自分なんだよ!と @ネタバレ終了 一生懸命頑張っている人や心をすり減らしている人に遊んで欲しくなった一作です。
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帝都大学医学部付属病院の煙草部屋・最後の夜とても味のあるテキストが楽しめたのと、何と言ってもそのテキスト!完全に世代の人間だったので、出てくる固有名詞がどれもこれも非常に嬉しかったです。特に現メガバンクになる過程で綺羅星のように一瞬誕生した某銀行の名称が文字に出てきた際はテンションが上がりました。病院の喫煙部屋だからこそ発生する悲喜こもごもな会話劇、とても興味深かったです。
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自称お助けキャラの末路リョウゲン、リョウゲン…と作者様のXで度々目にしておりました、リョウくんとゲンキくんの物語、読ませていただきました…! リョウくんとゲンキくん以外の皆さんも非常に個性がお強く、さらに色々と重たかったです…! @ネタバレ開始 おまけのキャラクターの詳細を読むとさらによく分かりますが、皆さんとても重たかったり複雑だったりで、物語がとてもどっしりとしていました! サブストーリーも超大ボリュームで、数日に分けてちょっとずつ読んでいくのがとても楽しかったです。サブストーリーでしか分からない人間模様など、読めば読むほどどんどん皆の境遇だったり立ち位置だったり抱えているものだったりが気になっていきました。 リョウくんとゲンキくんについては真エンドでとりあえず落ち着くべきところへ落ち着いてよかったーと思いましたが、それぞれの末路を見ると「マドカさん、お顔が! お顔がとっても怖いのですが! リョウくんに対する激烈な敵意を感じる…!」となったり「ええええ…誰かと付き合ってもダメ、誰とも付き合わなくてもダメなの!? それは八方ふさがりすぎでは…!」となったり、それぞれのキャラクターの人間関係などもあり、とっっても濃くてドロドロした部分まで楽しませていただきました。 生存のためのハートがパリンッという音とともに0になったときは「ゲンキくんーー!!」と、選択肢を間違えたことを「申し訳ねぇ…マジで申し訳ねぇです…リョウくん、許して…」(許されない)となっておりました…。 ゲンキくんはこのまま希死念慮が小康状態になって幸せになってほしいと思いつつ、リョウくんがもうどうあっても逃がしてくれなさそうなので…相思相愛で末永くお幸せに!です。 おまけストーリーもボリュームたっぷりで、読み応え満点でした。 リョウくんがゲンキくんを気にかけるようになったストーリーが特に心に残りました。 この二人はそれがきっかけだったのかーと思いつつ、ロコミさんの社会はこういうものだという見方が「それな!」と思うところばかりでウンウンウンウン頷きまくるアカベコになっていました。 ゲンキくんとまた一緒に学校に~と聞いた途端にイキイキとするリョウくんが超かわいかったです! 真っ黒なシルエットは誰だろうと思ったら…苦悩は分かりますが、納得はしたくない~~!と反射的に思ってしまいました。このおまけのストーリーが一番もやもやもやっ!としたかもしれません…愛憎ともにではないですが、大切にしたい気持ちと大切にできないという気持ちなど自分で手一杯な父親自身の内面は本当にドロドロと重たいものとともに伝わってくるのですが、本編での「死にたい、死にたい」と泣き続けるゲンキくんを見ると、やはり幼少期の様々なことが人生に影を落としまくりになってしまっているので「お前のせいでお前が愛した最愛の人の唯一の形見である息子さんの人生ぐちゃぐちゃなんやで!」と指をさしたくなってしまうプレイヤー心理も捨てきれず…読んでいて大変情緒が乱されました! どんな理由があっても暴力はナシでいてほしかったですね…リョウくん笑っていたのか、そうですか…「逃げろ」ってそういうことですか…。 特に気になるキャラのカミノオシエさんの過去エピソードも「あわわわ…」と思う展開で、幸せと不幸の表裏一体を痛いほど感じました。 個人的には幸せになってほしい人でした…二人で一緒に。いやもう永遠に叶わないのですが。 来世とかそういうのがあるのなら、二人で幸せになってほしいです。 最後はやはり、この言葉で締めくくりたいと思います。 『糸目はいいぞ』。(糸目はよかったです!) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!