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13455 のレビュー-
白き部屋にて君と飛ぶ彼女ちゃんがかわいい。最初の3つの何気ない選択肢からいろいろなお話が見られます!切ないストーリーでした。
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窓辺の彼女文章はもちろんボイスもとても素敵で、ふたりの外見や情景を想像しながら読みました。ラストに驚き…!演出がすばらしいです!思わずそのまま読みかえしてしまいました。切なく暖かいノベルゲームでした。
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空の果てからこんにちはとある少女との出会いからはじまる物語。僕は2時間30分ほどで全エンドを見ました。プレイ前から面白そうだと期待していたのですが、良い意味で予想を裏切ってくれた作品でした。 @ネタバレ開始 本作品の大きな魅力は、その舞台設定にあると思います。メイラの立ち絵を見て衝撃を受けない方はいるのでしょうか……(笑) この演出には、いきなり驚かされました(改めて見てみると、DLページにあるプレイ画面では、それが分からないようになっているのですね)。 共通ルートではその設定をうまく生かした展開が続き、大変楽しく読ませて頂きました。特に、メイラとヒロサキさんで初めて空を飛ぶシーンが好きです。読んでいるこちらもワクワクさせられました。また個人的には、万有引力の象徴ともいえるリンゴをシナリオに組み込んでくるところも良いなと思いました。余談ですが、同じく制作をしている身としては、「どうすればこんな面白そうなアイデアが思いつくんだろう」ということも気になりました。青いリンゴをたくさん食べれば良いのでしょうか。 個別ルートでは、上記の設定を生かしつつ、ヒロインとの恋愛をうまく描写していると感じました。ところどころ伏線もはられていて、後になって「なるほど!」と感動することが何度かありました。また、どのエンドも「空の果てからこんにちは」という素敵なタイトルを回収するような終わり方で、その点も良かったです。 ヒロインはどちらも良い子ですが、個人的にはリコがものすごく好みです。彼女のルートは読んでいてホッとしましたし、終わり方も素晴らしかった。シナリオとしての完成度は特に高かったように思います。 なお、個別ルートでもっとも印象に残ったのは「オールクリア」直前の展開です。例の「す〇嵐」の演出から始まった後、本編より若干緊張感のある展開が続いて。そこからむかえたラストには、こちらも少し目頭が熱くなりました。この個性的な設定をうまくいかしたグランドフィナーレだったと思います。彼らのその後は、とても気になりますね……。 本作品のもうひとつの魅力と言えば、ユーモアに富んだ文章だと思います。例えば、「右の頬をはたかれて、左の頬も、差し出していないのにはたかれた」といった言い回し。状況を簡潔に説明しつつ、ユーモアも忘れていない素敵な表現だと思います。「うまいなあ……!」と感心することは他にも多々ありました。 本作品は総じて、プレイヤーを楽しませるための色々な工夫がされていたように思います。バッジの説明や「read me」の文章もユーモラスで、読んでいて思わず笑ってしまいました。メタ発言は好みが分かれるのかもしれませんが、自分は好きです(そういう作品を僕も書いたことがあります)。「○○ルート」なんて言っちゃうヒロインは、なかなかお目にかかれないだろうと思いました(笑) また、ちょっとエロい表現も入りますが、これも本作品の魅力だと感じました。リコに対する例の三択では、もちろん即座にセーブして全て試しました。ただ、さすがに「被りたくないと言えば嘘になるが……」というヒロサキさんの発言には驚きました。同じ紳士としてヒロサキさんを尊敬しています。 グラフィックも非常に良かったです。立ち絵の美しさは言うまでもありませんが、デフォルメされた2人の絵も好きです。OPでこれらイラストがピョンピョン動いているのを見ると、なんだか幸せな気持ちになれました。 また、イベントスチルも深く印象に残りました。特に、リコルートのラストとオールクリア直前の1枚が好きです。繰り返しになりますが、あの2つのラストは本当に素晴らしかったです。 @ネタバレ終了 総じて、始めから終わりまで楽しく読める素敵な作品でした。素晴らしい物語をありがとうございました。
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メイドさんと繋がりたいメイドカフェの描写がリアルで、 本当にメイドカフェに行ったときのような気分に浸れました! いちごちゃんが可愛すぎてどんどんメイドカフェにのめり込んでいく 主人公の気持ちがよく分かりました。 いちごちゃんのいろんな格好も見られて良かったです(*´ω`) 主人公のオタクっぷりもリアルで、色々なパロディも盛り込まれていてニヤニヤしました。 END2に特に「うぉぉああ~~~~~」ってなりました(笑) 可愛いは正義!ありがとうございました!
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メイドさんと繋がりたい全部のルートを見ました。 いちごちゃんが(見た目はもちろん、性格も)めちゃめちゃ可愛かったです!ライブ会場でのオタ芸の勢いに笑わせていただきました。 こんなかわいい子がいるメイドカフェ、行きたいですね~
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吹き溜まりの彼女良くも悪くも現実的な話でした。 記憶の中だけで収まっていた依存が、ふとしたきっかけで実態を持ってしまう。そうして、ひとたびすがるもの見つけてしまった依存、在り方を変えて果てまで続く。 @ネタバレ開始 やるせない気分になったというのが率直な感想です。 結末に関しては、何がだめだったとかは、おそらく関係ないのでしょうね。現実に明るい未来が約束されているなんてことは、ありえませんから。それが真の現実であるならば、救いがないこともまた現実です。悲劇のヒロインは、悲劇のヒロインのまま。 そもそも何が良いことで、何が良くないことだったかなんてものは、当人たちの尺度次第でしょうし。むしろ幻想にすがって生きなくてもよくなったという部分に目を向ければ、それほど悪いことではないようにも思えます。たとえ短い間だったとしても、二人は関係を取り戻して、枯れない愛の花も咲いていたのですから。残されたそれは、それほど長くは持たないでしょうけれど。 エンディング後のタイトル画面は、吹き溜まりではなさそうですね。 @ネタバレ終了 おもしろいとかいう種類の話ではなく、現実的な話です。 現実が見たいという方にはおすすめです。
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Pygmalion可愛らしく柔らかなタッチのイラストにキラキラとした曲が合わさって、童話のような雰囲気です。 @ネタバレ開始 最初に見たリデルが人形になってしまうエンドでは、2人にとって幸せな結末だけれど、人として鮮やかな感情を持ったリデルが心を失ってしまう事を残念だと思いました。(2人にしか分からない、互いに向ける感情も美しくはあるのですが…) そう思っていたところ、もう一つのエンドでフリートが人としてのリデルを恋しいと言ってくれて良かったです…。涙を流したリデルを見て、フリートが「こんなにきれいな物、人形は流せないだろう」と言ったシーンが好きです。 @ネタバレ終了 少し話が逸れますが、フリートは愛らしい見た目なのにしっかりた口調で魅力的でした…。 ほほえましいエンドがありますので、ぜひ「おまけ」が開放されるまで見て頂きたい作品です!
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暴君フィアンセツンデレの気配を感じてプレイしましたが、ディルは想像以上に暴君でした…!全てのエンドを見て、ルリカはヒビネとも幸せになれるけれど、ディルにはルリカしかいないなと思いました。だからやっぱり、ルリカとディルの2人が結ばれるべきなのかもしれません。キャラ絵はとても可愛く、短編なのにスチルが多くて満足感があります。読みやすいフォントや作品にピッタリのUIが使われており、視認性も良かったです。さくっと乙女ゲーを楽しみたい方にオススメです!
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偽りの夢読みました。 @ネタバレ開始 学校内のカーストというものは、縛りになりますよね。影響力の大きい位置にいるのであれば、なおさらだと思います。そんな状況で作られる人間関係では、やはり自己を埋没させなければいけない場面も出てくるのでしょう。 合わせることって、けっこうつらいですよね。しかしだからこそ、そういう縛りの外にいる人間に、憧れや羨望を向けるのだと思います。周りに合わせて自分のやりたくないことまでしてしまうのは、悲しいですね。 以下ふたつの文章を抜粋します。 「周りの評価や世間体に縛られて過ごすより、本当の気持ちを語り合える人の側にいたい」 「友達ごっこが無くなった代わりに、本当の友達がいないことがより鮮明になった」 これらの文章から、本当の気持ち、本当の友だちというものは、縛りの外で作られるものなのだと感じました。ほんとうに欲しかったのは、偽らなくていい関係、ありのままの自分でいられる場所、そんな自らの手で手放してしまった夢のようなひとときだったのだと思います。 偽りの夢が偽りではなくなり、真実の夢に変わるのは、そう遠くない未来であるようにも感じました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
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Pygmalion絵本のようなイラストと演出、そしてちょっぴり毒のあるストーリーが素敵なゲームでした。 短いお話ですが、とても楽しかったです。
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+転校生JNの日常+ ギャルゲー編今回のフェスでは最後の投稿になります、よろしくお願いしま~す^q^
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おるばり! BN主人公の庵は、半ば強引に先輩が率いるバンドのボーカルを学園祭で行うことになる。すぐに辞めるつもりだったが、バンドのファンだと言うミィがやってきたことから始まる青春バンドストーリーです。選択肢はありますがエンディングは1つで、約4時間半で読了しました。 とても面白かったです!「絆」を絡めた熱い展開に、クリックする手が止まりませんでした。個人的にすごく良いなと思ったのは、リアリティを感じさせる音楽パートの部分でした。自分は音楽についての専門的な知識はありませんが(ずっと昔から聞き専です)、編曲方法とかスタジオ練習に関する部分を細かく描写をしており、その辺りにしっかりとしたリアリティを感じました。地に足がついているからこそ、バンドを絡めた部分がより輝いていたと思います。 もちろん音楽以外にも登場キャラみんな個性的で、彼らのやり取りも楽しく読むことができました。「みんな好き!」と断言しますが、強いて言うなら岡崎先生が一番好きです。ギャグ部分は強烈なインパクトを残してくれますが、終盤の熱い展開はグッと来るものがありました。「みんなでぶつかり合いながらも、目標に向かっていく青春っていいよなぁ」と、作品全体を読みながら思いました。 長々と書いてしまいましたが、大きな青春を感じさせる熱いバンドストーリーでした。4時間以上の長い作品ですが、最後まで全くダレることなく、楽しく読むことができました。ありがとうございました!
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かぎっこタイプの違う2人の少年とイチャイチャさせて頂きました…! 冒頭で選ぶ主人公の性格によってシナリオが分岐するシステムが珍しく、全ルートとおまけストーリーも堪能しました。 ほほえましく会話を重ねていた彼らの未来の姿がイケメン過ぎて、驚くと共に神々しかったです。 これからプレイする方は、クリア後に開放されるスチルにもストーリーの補足が書いてあるので、見逃さずに楽しんでください。 ときめきと癒しの作品をありがとうございました♪
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気づいてよ彼女ちゃんどこか様子のおかしい彼女ちゃんとやり取りを行っていくゲームです。15分程度で全4エンディングを見ることができました。 彼女ちゃんのいろんな可愛い表情を堪能しながら、全てのエンディングを見ることができました。とあるエンディングの彼女ちゃんの狂気は、(良い意味で)「おおっ⋯⋯」と思ってしまいました。また、エンディング1のギミックは、一人の制作者として「こういう方法もあるのか!」と驚きました。 短い時間ながらも彼女ちゃんの可愛い表情の数々、ノベルゲームの媒体を利用したギミック、いろいろ推測してしまうストーリーなど、様々な部分で楽しめました!
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空の果てからこんにちは■設定が斬新で面白い 果たして、 立ち絵が逆さまのままでエンディングを迎えるヒロインがいただろうか……。 重力が真逆の世界から来た少女メイラ。 当然ヒロインの立ち絵も画面で逆さになっていて、 天井から生えているシュールな状態で会話をすることになります。 トイレとかどうしてるんだろう、とか。 逆さの状態で人間何ヶ月も過ごせるのかな? みたいなツッコミはもはや野暮でしょう! 知っている人はクスリとできるパロディネタなんかもありました。 メタ要素も結構ぐいぐい来ます。 ■選択肢が豊富 ギャルゲ好きとしてはかなりの高評価ポイントでした。 その選択肢自体も、ヒロインのリアクションを期待させるタイプで、 どれを選ぼうかなーと迷わせてくれるのが憎いところです。 思わず全部試したくなる選択肢、いいですよね。 ■作中の雰囲気 とてもコミカルに話が進んでいきます。 かなり日常シーンを大切にされているのがわかりました。 なだけに、まさか直接的な「行為シーン」があるとは思わず、 声をあげてびっくりしました。 このコミカルさでエッチシーンあるの!? ■この作品の一番良いところ 突き抜けているところです。 ツッコミどころが多いというのが逆に楽しい。 設定がガチガチな作品だと、ツッコミどころはストレスにしかなりませんが、 この作品のそれは一味違うというか、なんか楽しめてしまうんですよね。 なので理屈ではなんかおかしいなってところもニヤニヤしてプレイ出来ます。 本来シリアスなシーンとかピンチなシーンでも、 やっぱりシュールな絵面を想像して笑ってしまいます。 逆さま設定でどうあがいても心が重くなる展開がないのも良い。 終始楽しくプレイできました。
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と或る男と女の馴初め ver.2
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温泉彼氏 リメイク版仕事に追われ、疲れ果てていた主人公のOLいずみ。ある日、友人から渡された入浴剤を使ってお風呂に入ったところ、いきなり裸の男が現れたことから始まる、女性向けお風呂コメディー物語です。全7エンド、2時間程度で読了しました。お風呂を舞台にしてますので、たくさんの裸を見ることができますが、内容はとても健全です(笑)。 とにかく細かい部分まで洗練されたUI・凝った演出がすごいと思いました。マンガの吹き出しみたいに出てくるセリフ、感情を出すときも様々なエフェクトが使われているので、いずみと男性陣の何気ない会話も楽しく読むことができました。入浴剤をきっかけに裸の男が出てくるストーリーは、斬新で衝撃的ですね(笑)。入浴は1日の中で貴重なリラックスできる時間なので、そこに刺激的でコミカルな内容をぶつけたコンセプトは「おおっ!」と感じました。 男性陣はみんな個性的で、主人公のいずみや友人の由布子のキャラクターも良かったです。個人的には主人公のいずみや、ナトリウムくんが好きです。ナトリウムくんは一番年下だけど、ほんの少しだけ危険な匂いも漂わせており、その部分に魅力を感じました(もちろん、他の男性陣も格好良かったです!)。最後の課長ルートについても、物語をビシッと締める良いエンドだと思いました。 読み終わった後、なんだか自分も温泉に行きたくなってしまうような、楽しいお風呂コメディーでした!素敵な作品をありがとうございました!
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レディ・ブルー主人公は年下の彼女・のんとバレンタインデートをするが、どこか彼女の様子がおかしい。そこから始まる物語です。一本道で10分程度で読了しました。 おしゃれで可愛いイラストと雰囲気に惹かれてプレイをしました。彼女の魅力的なキャラクター性はもちろん、散りばめられた伏線や背景など考える余地が多くあり、短い時間ながら、とても楽しくプレイすることができました。ムスカリについても調べましたが、相反する花言葉の数々は、まさに彼女を象徴していると感じました。いろんな余韻が残る物語でした。 @ネタバレ開始 当初「女装した双子の兄かな?」と入れ替わりを考えてしまいましたが、おまけを見て、ようやく理解することができました。ミステリー小説を読みすぎたのかもしれません(笑)。@ネタバレ終了
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おるばり! BN(´_`。)師弟の絆が描かれた目頭が熱くなる話でした。ラストも熱い。岡崎先生かっこよすぎです。あとジャクソン先生と理事長もイカしてました。 美術館でメンバが脱落していったり、倉永先輩が質問リストを台無しにしたり、ドタバタ感も楽しかったです。エピローグも、おるばりらしくて私は好きでした。 ゆかりとミィの展開にはハラハラしましたが、庵の決断がストレートでこれまたかっこよかったです。これまでで一番かっこいいような? あと、ミィかわいいですね。途中でデザイン的にも工夫されていることに気がつきました。 やはり今回も光輝先輩いい人でした。推しのキャラクタが活躍する話しは楽しいですね。ステキな話、ありがとうございました。
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君は夜明けの星になる最初はヒロインをちょっとウザいと思いましたが(汗)、後の行動力と漢らしさに、実はヒーローだったのだと感嘆しました。 Goodエンドも素敵ですが、Badエンドがなんとも美しくて心に残りました。