SF・ファンタジー
8209 のレビュー-
円環舞踏機エンジェライン(チャプター1配信)起動直後からこれこれ!これで育ったんだよ!という感じの懐かしさを感じるようなロゴや演出に嬉しくなりました(ロボット自体はサムネの通りの3Dなので育ったというと嘘になりますが)。 世界観設定は超王道と思える重厚さがありながらも、ストーリーの進行は主人公と遭遇するキャラとの会話のやりとりと現れる敵との戦闘で進んでいくので小難しくなくテンポも良くて良かったです。戦闘シーンはアニメのようにアクション演出が豊富でかなり凝っていました。 現状の配信はチャプター1までとなりますが、1つのチャプターには6つのエピソードがあるので結構ボリューム感もありました。多くの魅力的なキャラが現れますし、プレイすれば分かりますがかなりインパクトのある大きなイベントも発生します。戦闘システムやキャラ強化などの工夫もあってとても楽しめました。
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虫屋ときつね 胡蝶怪獣綺譚~ノベコレ出張版ぞな!~和風ファンタジーの全画面ノベル作品です。非常に凝った骨太の設定ですが一切小難しい感じはなく、プレイすればすぐに世界観に入り込めました。本作ではアニメ1話分くらいの分量のお話が3話分楽しめますが、それぞれのエピソードは完結させながら大きなストーリーは展開していく形で理想的に思えました。キャラクター同士のやりとりもとても面白かったです。 特筆すべきはやはり半端じゃない3DCGアニメーションだと思います。まさに妖怪大戦争やわぁ!と口を開けてしまうほどのド迫力。これはサムネやテキスト感想では決して伝わらないと思うので是非DLしてプレイして欲しいです。通常の2DグラフィックもイベントCGだけでなく通常シーンの画面差分も大量に用意されており、これ一体本作の制作にはどれだけ手間暇かかってるの?と心底驚きました。 -
きまぐれシャノワールずっと気になっていたこちらのお話、 ようやくプレイすることができました。 女児向け風ファンタジーと銘打たれている通り、 子どものころ学校の図書室やベッドのなかで 夢中になって読んだ物語のような心躍る体験をさせていただきました! @ネタバレ開始 自分に自信のない女の子、みのりちゃん。 彼女の心の揺らぎが読みやすく瑞々しい文章で表現されていて、 たちまち感情移入できました。 序盤登場した長髪美少年翔太くん、大変好みのタイプなので そのあたりもシンクロしてしまい……笑 そしてカペラ王国からやってきた一見黒猫、 実は魔法使いのケット・シー、ロダン。 突然の出会い、謎めいた宝石の存在、 そして魔法で家猫に擬態して居候に……! みのりちゃんとしか言葉が通じなかったり 家族や他の人には猫をかぶってたりしていて ニヤニヤがとまりませんでした。楽しすぎる……! そんなふたりが互いに影響を与え合いながら 成長していく姿が丁寧に描かれていて素晴らしかったです。 脇を固めるキャラクターも皆魅力的で、 真帆ちゃんたちやおじいちゃんなど 人柄を知れば知るほど好感が持てる人たちばかりでした。 とりわけエリザベートさんは知性と美貌、 そして気品のある素晴らしい女性だと思いました。 最初は苦手だった子たちと やがて打ち解けられるのもよかったです。 私も運動がとっても苦手なので、 みのりちゃんにさらに共感しておりました。 彼女が頑張る姿や成長する過程、 バスケがうまくなって貢献できたところなどは 本当によかったなあと思わず親目線に……。 ロダンはロダンで聖人君子というわけではなく、 むしろ悩みや苦しみを人一倍抱えているし 不安定で危ういところもあるように見えました。 彼女を羨ましく思う気持ちも理解できる気がします。 ありのままの彼を好きなんだと伝えるみのりちゃん、 本当にいい子だなあって感動しました。 一般家庭で家族から愛されて育ってきた子特有の強さ、 楽観的明るさがあると感じました。 それがロダンにとって救いになるといいなとも。 お弁当を魔法の丘で食べるシーンでは ロダンが心を開いてくれた嬉しさを私も共有できました。 お互い支え合えるなんて素敵すぎるじゃないですか。 ロダンと空を飛ぶシーン、思わず泣いちゃいました。 おじいちゃんに会いにいったのをきっかけに、 みのりちゃんが将来何がやりたいか気づくことができたり、 ペンダントの詳細が判明して……。 冒頭のシーンから、カペラ王国から転送された 勇者の子孫が現代日本にいるんだろうと推測してはいたんですが、 おばあちゃんだったんですね……! おじいちゃんもロダンの言葉がわかるのにも驚きました。 最初内緒にしてたおじいちゃん、お茶目さん(*´▽`*) 迷いを持ち始めているロダンにエーテルハートについて 穏やかではない情報が……。 このあたりで、ロダンはみのりちゃんを 特別大事な存在として考えているんだなと実感できました。 そして……。 SNSで拝見した黒髪のイケメン氏の正体がわかった時、 全私がスタンディングオベーションしました。 とても嬉しい展開です!!! おめかししたみのりちゃんの美少女っぷりよ……! いつか選択肢が出るのは存じ上げていたのですが、 いよいよそれが現れた時、ついに来た……!!と 居住まいを正しました。 全エンド回収したかったので、 あえて諦める方から選んでいったのですが、 ひたすら悲しいBE1 平和だけど切なすぎるBE2、 どちらもゲームならではの世界線を味わうことができました。 黒い蝶にも泣きました。 おばあちゃんとの邂逅を経てカペラ王国に自ら向かう みのりちゃんの凛々しい表情が目に焼き付いています。 とても強くなったなとまたしても親目線&涙目に……。 ロダンをとりこんだ魔王はとても強くて どうなってしまうんだろうとはらはらしました。 エリザベートさんまで石になったときマジ絶望しました……。 みのりちゃんの想いが通じて、 ロダンが我に返った時は本当にほっとしました。 ふたりとそして王国の皆が力を合わせて 魔王を撃退するシーンは胸が熱くなりました。 チェーザレ……きっと彼にも悲しい過去があったんですね。 しかしこのあと、もう一波乱が待っているとは 夢にも思っておらず……。 記憶を失うみのりちゃんと、王国追放寸前のロダン。 彼の両親の真実には驚愕しました。 そしてロダンを忘れてしまったみのりちゃんにも……。 このあとのみのりちゃんの運命が ロダンの選択肢に託されるところ、 非常に燃える展開だと思いました。 ◆恋愛エンド もちろん両方見る気満々でしたが、 イケメンロダンくんを知ってしまった自分としては 人間の彼をもっと見たい……!!!というわけで先にこちらのエンドを選択。 10年後のみのりさん&彼女とようやく再会したロダン、 ちょっぴりやきもきしながら見守りました! 大人になったみのりさんを見る私は ロダン目線になっていたので、 以前彼氏がいたとわかった時には オレ以外の男と付き合ってたんかい!! とジェラシーの炎がメラメラしてしまったり…笑 思い出せてほんとによかったです! 魔法の丘のスチル素晴らしかったです!! 人間同士、これからずーーっと一緒に 仲良く過ごしてほしいです(*´ω`) そういえばふたりが結婚して、 人魚伝説のある島に行くくだり、 もしかしなくてもあの島でしょうか?ですよね……? (裏話等に書いてあったらすみません。 感想文を書き終えるまでは拝読するのを我慢しておりまして…… これを投稿したら拝読しに伺います!) ◆友情エンド こっちは時間が続いているぶん、 翔太くんと伊藤さんのその後なども知ることができ、 真帆ちゃん翼くんのこともリアルタイム感覚で 祝福することができてほっこりしました。 ゲーム内でタイトル名が出るのも熱かったです! 一方で言葉が通じないロダンの悲しさが 切実に伝わってきて……。 とくにおじいちゃんとのオンライン通話のシーンでは、 必死でわかってもらおうと訴えかけているのがわかってしまい、 切なさに身をよじりました。 ここでエリザベートさんが助けにきてくれたのが 本当に嬉しくって。相棒にしたかったくらい 大事なロダンのこと、心配してくれてたんだなあって……。 無事もとどおりの関係になれたふたりが、 これからもずっと一緒に生きていくんだとわかる エンディングもとても素敵でした。 バッジふたつのエンドのうち、どっちがより自分好みか ずっと考えていたんですが結局選べませんでした。 両方味わえるのがゲームの醍醐味、ですもんね……? どちらも満喫させていただきました!! あたたかくて優しい絵柄もお話にぴったりでしたし、 スチルやイメージ画像などもふんだんにあって 物語の世界をより深く理解することができました。 ボイスもキャラクターにぴったりで、 おまけのフリートークも含め楽しませていただきました。 幼チェーザレ、如月さんだったんですね!! そういえばSNSで拝見してました!多才すぎる!! 前に進むために頑張ることの大切さ、尊さを みのりちゃんたちからたくさん教えてもらいました。 @ネタバレ終了 心温まる、素敵な時間をありがとうございました! -
オプライド実況させていただきました! 世界観がしっかり作られていて没入感が最高でした。 ジータ君エンドでのウラノさんとルイスさんの心情を思うと…その後ジータ君がクソデカ感情を主人公ちゃんに向けるようになるとさらにおいしいですね、という妄想を繰り広げています。遊び終わったあとにじわじわくるやつだ…! 前作の主人公ちゃん同様、か弱く見えて芯が強く、世間に流されず自分の心に正直に愛を貫き通すさまがかっこよすぎて!主人公ちゃんに惚れました。ありがとうありがとう。 今回も素敵な作品をありがとうございました!次回作も楽しみにお待ちしております~!! -
イモータル・ブレイブ何が悪で、何が正義なのか……誰が敵で誰が味方なのか……終始ワクワクドキドキしつつも切なさもあり夢中でプレイさせて頂きました。 スマホからのプレイにつき、バッジ獲得できていませんが、全ED見ました! OPが何度見てもとてもカッコイイです! 金髪ポニテなエクレールちゃんのビジュが好みだなぁ~というのがプレイするきっかけではありましたが…! @ネタバレ開始 かわいらしい姿でありながらも、剣を振るなんて、なんと勇ましい…!と思っていましたが、その事情が辛過ぎて、単純な理由でコロッと惚れてしまっていた自分が憎い…! ヒロイン2人共に根は本当に良い子で、敵対するなんて辛過ぎる!どちらも幸せになってくれや~~と叫んでましたが、ハッピーEDでは誰も不幸にならず、幸せそうで良かったなぁ~と思いました。 そういうわけで、エクレールちゃん→ティアちゃん順に、それぞれBADED→HAPPYEDの順に回収させて頂きました。 エクレールちゃんのぬいぐるみモフりスチルがかわいいです♡ ティアちゃんとの敵対→戦闘シーンは衝撃的でしたが、とても美しくもありました。 戦闘シーンについては、このシーンに限らず、文章のみでも状況がクリアに把握できるというか、文章を読み続けるのが得意ではない自分でも、100%ストーリーについていけました。読みやすいです。 どちらのルートを先にプレイするかによってもそれぞれの印象が違って見えるだろうなと…! 記憶を消してティアちゃんルートをやってみたらどうなるかな…? と思いつつも、ティアちゃんルートも知らなかったことが沢山出てきて予想できない展開で、ハラハラしました。 毒殺?!逃亡?!処刑?! フレイ君がノヴァさんの血を飲んで…のくだりはかっこ良すぎて興奮と共に背筋がシビれました。 パパさんも狂っていて非常に良い悪役でした!素敵! おまけイラストも拝見させて頂きました~!いずれも美麗でした♡ タイトル画面が青空笑顔に変化するのも素敵です♡ FAは能力に操られ狂っている様子の無敵エクレールちゃんが好きだったので…そんなイメージです。 @ネタバレ終了 本当に終始かっこ良くて、キュンあり、切なさありで、クリア後も印象深いです。 素晴らしい作品をありがとうございました! -
魅惑の薬と副作用ダークメルヘンな雰囲気に「副作用」というタイトルの不穏さが気になってプレイさせていただきました! そして、お嬢様とルベーヌさんのビジュアルが好みすぎてFAを描かずにはいられませんでした! @ネタバレ開始 お嬢様がどんな恐ろしい目に会ってしまうのかと内心ドキドキワクワクしつつも、お嬢様の心の闇を考えると、恐ろしい目に会うだけではなく、いちごシロップのプラシーボ効果で終わるENDもあって本当に良かったと思いました…! 理想の薬の効果が1年間あのままは怖すぎるけど、 モッフィーちゃんと化したもふもふなお嬢様が可愛すぎて…!いや、よくない…! ルベーヌさん、怪しい魔女のようでお父様に連絡入れてくれたり、過去の話から薬を正しい方向に使うように周りに知らしめるために薬屋の道へと進んだ優しいカッコいい方で更に好きになりました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
感情スペクトラム難しかったです!登場する彼らが本当に怒っているのか笑っているのか……それは本人だけが分かることで考え出すと分からなくなります!特に最後の選択肢が難しかったです。何度かプレイさせて頂きました!ありがとうございました! -
Heliogabalus人物的にも歴史的にも興味のある人物がメインのお話で、楽しく遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 事前知識でそれなりに逸話を存じていましたが改めてノベルゲーム形式で史実を見れるのはとても新鮮でした。 -
弾圧イグニス宗教を信仰する者がいるのであれば弾圧する者もいるよね!ということで楽しく遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 ゲーム内ではデフォルメされているけれども凄惨な宗教弾圧は実際にあったことで、何なら歴史上においては切っては切り離せない出来事であり、神を信ずるのも否定するのも神なる者を祀り上げてきた人間の文明の変異そのもの。 移り変わるからこそ歴史は面白く、普遍の思いに馳せさせてくれた素晴らしい作品でした。 -
がんばれ!ミトラ神ミトラ神への解像度が!跳ね上がる!! 多分おそらくミトラ神を主人公にしたノベルゲームはこの世でこの方しか作ってない気がするのでその手の神話学に興味がある人には非常に参考になる作品かもしれません。 何故なら参考文献がガチだから!!! -
図書館より愛を込めてあらすじや紹介画像から好みな匂いを感じたので遊ばせていただきました。 最初から最後まで好きなテイスト、美しい世界観で構成されていて非常に楽しく遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 本ごとに詳細が読めるのがめちゃくちゃよかったです。 -
赤ずきんは何も知らないフェス用の2回目の感想になります。 お兄さんとロリは良いぞ。 ショタでも良いぞ。 -
花の悪魔と紅茶使いティラノでこういったゲームを作れるのは本当にすごいと感心した作品でした。 ひとりで爆速タップ芸人になっていたのはここだけの話だ! -
石と薬のヒトガタリ少年(年長)とロリの組み合わせは危険すぎるでしょーが!!!!好きです。 @ネタバレ開始 リジュくんが割と容赦なくアルジェリーズちゃんを殴るとこに「あ、この子ガチめに慈愛とかないんだな」という人外みを感じておりました。 時間と共に心を開いて通じ合っていく系ストーリーは総じて沼なので、最後まで楽しく遊ぶことができました。
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きまぐれシャノワールこの物語に出会えて良かった。 前向きな気持ちになれる正統派ファンタジーでした! @ネタバレ開始 いきなり失恋だったり交友関係でうまくいかなかったりと、ネガティブになっちゃうみのりちゃん。 若いなぁ!大人目線だと「考えすぎだよ~」って思うんですが、高校生だとすごく悩んじゃいますよね。 そんなみのりちゃんが変わるきっかけになったロダンくんの言葉がとても素敵でした。 自分の価値を決めるのは自分自身。どんな自分になりたいか? プレイヤーである私も、みのりちゃんと一緒にはっとさせられます。 「自信を持て」という励ましも含めて、ロダンくんがエリザベート先生に教わり、自分自身に言い聞かせていることなんだろうなと思いました。 ロダンくんのおかげで強くなれたみのりちゃんが、次はロダンくんを変え、そして助けに行く展開がすごく熱かったです。 バッドエンド1は悲しかったですね。どこまでも逃避…… バッドエンド2は寂しいですが、私は結構好きだったりします。 ロダンくんが命と引き換えに守った異世界で、周囲に支えられながらたくましく夢を叶えるみのりちゃんが素敵でした。 友情エンドでまさかのタイトル回収!!お見事です。ふたりで夢を叶えられて良かった…! 恋愛エンドはなんと10年後!それでもかたーい運命で結ばれて、ちゃんと再会できてほっとしました。 ここまで多くの困難があったけど、これからふたりは堂々と一緒に歩けて、堂々と一緒にゴハンを食べて、結婚もできるんですね。 それがすごく嬉しくて。ここまでの物語を見守ることができて良かったと思える、素晴らしいハッピーエンドでした! あと魔王くん、見た目が大変好みだったので描かせていただきました…! 彼も現代で幸せそうに暮らしていて良かったです。 @ネタバレ終了 この作品を通して「自分も前を向いて頑張ろう!」と明るく素直な気持ちになれました。 素敵なゲームを公開してくださり、ありがとうございました! -
おちない ゆめのはなし可愛らしいバクのイラストが気になってプレイしました。 出てくる夢のメニューが不穏だけれど、どれも可愛らしいテイストの イラストなのが好きです。 @ネタバレ開始 全エンド見ましたが、どれも夢の不思議な感覚が表現されていて 良かったです。 「おひるごはん」の奇妙なストーリー展開は、まさに夢ならでは と思いました。 「カブトムシ」が悪夢の感触としてすごく好きです。 「白骨死体」のとぼけた感じも、夢らしかったです。 そして起きたときのオチが怖いけれどほっこり楽しいです。 おまけページも読みごたえがありました。 カブトムシで上司の「自分では揚げたくない」というコメントが 奇妙にリアルで良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
ルドベキアの花束 - 遊戯の章 -ノエルちゃんのキャラデザの可愛さに惹かれてプレイさせて頂きました! @ネタバレ開始 正義って一体何なのだろうか、と考えさせられました。 皆が皆、正しいと思って行ったことだけれども、ノエルちゃんの悲願も受け入れられず、九時は九時として生涯を終えてしまい、それでも正義の為ならば悲劇に蓋をすることしか出来なかったことが切なくなりました。 2人の幸せが感じられる、ノエルちゃんの覚悟と愛が込められた背中の傷が見えるスチルをエンディング後に見て、更に胸が締め付けられました。 TIPSで見れる、各々の思考やその後の話、設定なども細かく描かれていて、プレイ後も余韻を噛みしめることが出来ました。 BGMの音楽も、切なくて素敵でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
きまぐれシャノワールプレイさせていただきました! 現代と異世界が繋ぐ願いがテーマのファンタジーで、みのりちゃん達の幸せを心から願うばかりでした。 @ネタバレ開始 ほのぼの系かな?と思ったら初手から災厄シーンでびっくりしました。 のちに逃がされた一人娘がみのりちゃんのおばあちゃんだったとは……… 作中では、健気なみのりちゃんを応援したい気持ちでいっぱいになりました。 悪口を言っていた奴らに言い返したり、バスケの練習をしたりと、変わりたいと思い努力するみのりちゃんは本当強くてかっこいいなと。 そしてロダンとの関係性が本当に素敵でした。お互い上手くいかない事があったからこそ、共に支えたい2人の姿を応援したいと思いました。ロダンが自己開示し素直になっていく姿がとても可愛かったです。 クリスマスイベでは、ロダン人間モードもかっこいいしおめかしみのりちゃんも滅茶苦茶可愛い………(ロダン21歳なの!!?みのりちゃんより年上だったとは………!?) ロダンを救いたいという思いでカペラ王国に飛び込むみのりちゃん、本当に格好良かったです。 因みにBADED2は、カペラ王国で夢をかなえられて希望のあるエンドだなと思います。(でもロダンが……) 9章での戦闘後記憶を失い、クリスマスに撮った写真にみのりちゃんしか写っていなくて、胸が引き裂かれそうでした。 恋愛ED・友情ED 大人になったみのりちゃん綺麗だし 真帆ちゃんと翼君が結ばれてるし 魔王の生まれ変わり(?)がお友達と楽しそうに遊んでいるし 最後の最後でロダンの事を思い出せたし………どちらも素敵なエンドでした。 そしてタイトル回収__店の名前になるのがエモすぎます。 (個人的に友情EDが好きです!) @ネタバレ終了 新年を迎えると同時に、ほんの少しの勇気と自信を持てるような、素敵な作品でした。 ありがとうございました! -
kara no utsuwa宇宙で遭難しちゃったお話! 本当なら切迫した状況なはずなんですが、基本やることはサバイバルではなく会話という。 作品の空気感がゆるくて良い〜〜〜 @ネタバレ開始 と「宇宙で遭難したストーリー」だと思っていたんですが!!なんと! 最後にやられた〜ってなりました。うまいですね! タイトル『kara no utsuwa』。なるほど… 宇宙服の意味合いが何重にも感じられますね。 自分も相手の(けっきょく自分だけど)顔も見えないというのも面白い…。 対話じゃなくて内省や思考や夢やらだもんな…対面用の顔必要ないもんな。 宇宙船が墜落したときや漂流した星での感じから、主人公はお気楽な性格だなとは思うんですが、だからと言って悩んだり傷ついたりしない訳ではなくむしろ重圧や空気の吸いにくさ心苦しさを感じる最中にあるのツラ…! けど落ち込むような読後感になるのではなく、考える感じになるのもいいですね! そして思考がまとまる訳ではなく宙に漂う感じ、“宇宙”感になるのも構成がキマってます! @ネタバレ終了 -
大強盗幽霊痺れております。もう色々と…… 過去作から毎回Live2D技術については驚き続けてきたのですが、今回は立ち絵だけでなく終盤の大演出にも使われており物語の臨場感がえげつないです。特徴的な厚塗りのグラフィックも好きでキャラの民族衣装も素敵… 3国の世界観を「生存の可能性」という命題や「復讐」という目的と並走しながら流れるように飲みこませてくれて、それで終盤の盛り上がりとシナリオの風呂敷広げすぎないコンパクト感。BGMも最高。家で民族ファンタジー映画を1本見終わったようなそんなドドド満足感に包まれています。 勇敢だったから死んだのであって、お前から勇敢を奪ったら生き残れるよね?あ、ちなみに残りの臆病も失ったらお前は死ぬよ~ん! …というのが基礎ルールなのですが、この方程式が後々すごく効いてくる…!! @ネタバレ開始 臆病を失う=死 ○○する=臆病を失う この連立方程式がすごい!! カシュウが箱を開け、見せかけではない「本物の勇敢」を手にする…(それがカラスに取られた「少しの勇気」だったのか、新しく芽生えたものなのかどうかは解釈ゥ…ですが)そのシーンのBGMの盛り上がりが本当に良くてかっこよくてとてもよかったです…(語彙力無) その時点で死の運命が走りだしているとしても、その死をどこで迎えるのか?復讐を終えてから?という命の使い方へ発展していくのも面白いです。 死=勇敢 勇敢=臆病を失う 臆病を失う=箱を開ける 箱を開ける=死 死=自死し竜神となる(ED1) 最初はその手があったのか!と驚きましたが、式にしてみると法則通りなのでこれが本来のカシュウの運命だったのではないかと思います。 しかしカヤ姫の「信念」を奪い「疑念」を残すことで洪水を回避、さらにカラスをとっ捕まえて自己暗示?を晴らし(既に箱を開けた時点で抜け出せていたのかもしれない)たか、強盗からの逃亡で臆病判定が生き返ったかでカシュウの生存の可能性を取り戻すのが、方程式通りなのか法則ブッ飛ばしてるのかなんかもうすごいことになってて良すぎです。 卑しくとも「生存の可能性」を探り続けるのが命題であるので、ED3が一番素敵ですね… タイトル名の「大強盗幽霊」がどういう意味なのかプレイ前は分かりませんでしたが、今は幽霊として乗り込み大強盗を成したカシュウと、サータ王の建て直す新たな国に想いを馳せています。雨季と乾季もサータ殿ならきっと理解できるはず…!! あと最後の動く水竜がすごくて、ああ、まじでこれ降ってくるんか……と呆けました。でも水の表現がとても綺麗…!!!! @ネタバレ終了 終盤までは一本道で物語をスラスラ体感できつつも、じわりと考察も捗る、すごいシナリオでした。臆病な主人公の旅をぜひ!!

富井サカナ/DIGITALL
深山宵
神楽いづち
椎葉シュロ
七星海星
あめのゆ畫
薙沢ムニン
ひちよ
エヌエヌ
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弐藤(ニトー)