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12600 のレビュー
  • 螺旋卵形線チェルアルコ
    螺旋卵形線チェルアルコ
    朝から8時間ぶっ続けでプレイして目がショボショボしているところです。 全エンド回収、あとがきまで読みました。 とにかく物語の構成が素晴らしく、人物の繋がりや背景、世界観の全てがうまく絡まり合った作品でした。 @ネタバレ開始 序盤はモナカちゃんの性格もあり、もう少し軽めのお話なのかな?と思っていたのですが、とんでもない(笑)とても重厚なストーリーでした。 物語を進める度に、様々なエンディングを見る度に新たな繋がりと奥行が見えてくるという作りが本当に巧みだと思いました。 そしてあとがきを見る限り、ある程度勢いで書いたこともわかってさらに驚きました。いや、大筋のプロットは最初からあったんでしょうけど!…流石になきゃ無理だよね? 逆にこれだけのものを2年で作り切ったことは物凄いと思います…。 フェルシニー→ルーシャ→ロクス→カナラール→クリス の順番でエンディングを見たのですが、カナラールエンドでわかる真実がかなり衝撃的だったので、この順番でプレイ出来て良かったです。 キャラクター的にはロクスさんが推しですが、フェルシニーさんが時々放つタラシ言葉もたまんねーっす。そりゃモナカちゃんも落ちる。 あとロクスさんのエンディングのあのスチルを見た時は、モナカちゃんの状態を何度も確認していました。 ロクスさん、登場の時点で絶対に敵側の人間だろコイツとか思っててごめんなさい。 @ネタバレ終了 これだけ奥行がある作品なので正直、一回読んだだけでは理解しきれていない部分がまだまだあるので、またいつか再読したいなと思っています。
  • もしもあなたを骨まで食べ尽くすことが出来るのなら
    もしもあなたを骨まで食べ尽くすことが出来るのなら
    タイトル名とホラーのタグを見て覚悟を決めてプレイし始めたら、 思いの外可愛いらしいキャラで、案外ホラーじゃない?と 安心していたところを一気にホラー展開にもってかれました。 面白かったです!
  • 呉暮(くれぐれ)
    呉暮(くれぐれ)
    15歳以上推奨、百合や流血といった注意事項がありますが、美しくて素敵な作品でした! トゥルーエンドを見るのにちょっと苦戦しましたが、詰まるほどではなく短時間でクリアできました。 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 無視する世界
    無視する世界
    ちっとグロテスク表現に注意のヤンデレホラー。 心が痛くて放心状態です。なんでこんな世界に。ちくしょう! ちくしょう! 強烈な作品をありがとうございました(ノД`)・゜・。
  • 永続する世界
    永続する世界
    永続する世界……なるほど! トゥルーエンド、凄く良かったです! スチルがとても綺麗でじっくり見させていただきました。 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 奥様はショタ ティラノスクリプト版
    奥様はショタ ティラノスクリプト版
    かわいい奥様に癒されました(*´ω`*)幸せ♪ 素敵な作品をありがとうございました!
  • 四十年の初恋
    四十年の初恋
    不倫だけど純愛。色々と考えさせられる作品でした。                                      @ネタバレ開始 千弥さん酷い奴だと思いながら同情もしちゃいました。もう少し好かれるように出来なかったのかと思うんですけどね。そういうことが下手なのは育った環境もあるのかな~と考えてしまいました。 父親も滅茶苦茶だけど、そうなるほど一族のために尽くし、自身も大きなものを犠牲にして生きてきたのかもしれないとか。親友についてもですし、朔と咲夏含め善悪では割り切れないものがあるなと感じました。 皆が運命に翻弄され、被害者で加害者という感覚です。 ラストが後追いというのは個人的にかなりしっくりくるし、泣いちゃうんじゃないかと思いましたが、幸せな気持ちなので奇跡に感謝です!@ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)。
  • もしもあなたを骨まで食べ尽くすことが出来るのなら
    もしもあなたを骨まで食べ尽くすことが出来るのなら
    タイトル画面からがっつりホラーかと思いましたが、まさかの可愛いイラスト。さらにまさかの展開に(ノД`)・゜・。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 偽りの夢
    偽りの夢
    消えない後悔を抱きながらも、最後は明るい未来を思わせるような、素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 過去の話に登場する人物と、現実の人物がどう繋がってるのか、色々と考えながら読み進めていましたが、明かされた真実にそう来たか、と脱帽しました。擬態する群衆のときも思いましたが、叙述トリックがすごく上手いですね。 作中の物語、過去の話、現在の話と3つの世界がリンクしながら展開しているのが、とても面白かったです。 文化祭の劇を決めるシーンでは、とても胸が痛かったです。香澄さんの気持ちも、修司くんの気持ちも分かるので、誰のことも責められないです……。 個人的な好みを言うと、ラストで修司くんに声をかけられないシーンが、とても刺さりました。ああいうすれ違い、切なくて大好きです。 @ネタバレ終了 夢中で読んでしまいました。とても良かったです。ありがとうございました!
  • もんだいがある▼
    もんだいがある▼
    ほぼ接点なしの男の子から告白された女の子は…!? 登場人物みんないい性格しててとっても可愛いです。総じて押しが強い。3人の中では木嶋くん推しです。 とはいえ最後の最後までたどり着くと、やっぱり須藤くんを応援したくなります。あの純真さには敵いません。 みんな頑張り屋さんなので、これからも仲良く学生生活過ごしてほしいです…! @ネタバレ開始 あの勝負は勝てることもあるのでしょうか…? @ネタバレ終了
  • メイドさんと繋がりたい
    メイドさんと繋がりたい
    もえもえきゅん!(胸の前でハート) …くっそー、かわいいな…… 不覚にも主人公と同じく、いちごちゃんに即コロっといってしまいました。 しかし浅ましい独占欲を出したおかげで初回は最悪なエンドへ(´;ω;`) でも無事TrueEndに辿り着けましました!! 清々しい結末よかった〜! 実際のメイドカフェは行ったことありませんが、このゲームのおかげでMEXP(メイド経験値)がかなり上がった気がします。 これでどんなにかわいいメイドさんと出会っても怖くない!(違うか) ポップキュートなオープニングムービーもすごい!ワクワク感ハンパない! いやー、面白かった!! ありがとうございました(^^)
  • 三秒前の恋人
    三秒前の恋人
    演出参加型アニメーションとは…?と始めて早々、きれいなドット絵が想像以上に動いて感動しました! 演出のささやかなお手伝いをしながら、彼らのシーンを追っていきます。プレイヤーにとってはわずか数分、彼女にとっては…と思うとズシリとくるところがありますね。 不思議な時間を過ごせる作品でした。
  • 一恋
    一恋
    グラフィックがとても綺麗で魅力的で、短いなかでもシナリオも合わせて濃密に乙女ゲームを堪能させていただきました!クリック待ち画像が本当に語尾にハートがついているようで、萌えが倍増しました(笑)。笑って楽しめて萌えられて、素敵な作品でした!
  • 倒錯する愛とその行方
    倒錯する愛とその行方
    プレイさせて頂きました。 ストーカー・ヤンデレ・サイコパスとあったので、怖さを覚悟でプレイしました。 最初にBADエンドを見ました。そして、TRUEエンド、NOMALエンドという順番でした。 @ネタバレ開始 出だしの"趣味"に私は笑ってしまったのですがTRUEエンドを見ていたら、笑いごとではないことに・・・。 それがとても怖かったです。 @ネタバレ終了 ちょっと、怖かったけど、 3つのエンドが奇麗にまとまっていてとても良かったです!
  • 手は口ほどに物を言う
    手は口ほどに物を言う
    ちょっと変わった乙女ゲームでときめきたい人にぜひオススメしたいゲームでした。 キャラクターのビジュアルは、手だけしか表示されないのですが、感情豊かで、とてもキュンとします! あえてキャラクターの顔を出さない乙女ゲームは好きですが、このタイプは初めてでした。手フェチに目覚めたかもしれません!笑 示祐くん→薬師寺先輩→央司くんの順で攻略しました。 @ネタバレ開始 示祐くんの手が、ぎゅっと握られたり、少し緩んだりする仕草で、感情が伝わってきました。大きくてゴツい手、いいですね……。 物語も甘酸っぱい青春の香りがして非常にときめきました!告白のときのあの手の動き!!思わず「きゃー!」と叫びました笑 一番ドキドキした瞬間でした。 薬師寺先輩は、最初の印象と過去の姿のギャップが良かったです。頼りになる面だけではなく、ちょっと理屈っぽくてヘタレな面もあるのがすごく人間味があって、好感が持てました。一番好きなキャラクターでした。 央司くんは、通常グラの手がどれも王子!!という感じで素敵でした。手だけでイケメンなのが伝わってきてすごいです。HAPPY ENDの最後の手の動きとセリフに胸を撃ち抜かれました。ただ、1回目は、何を書いてるのか分からなかったので、2回見ました。主人公の指の影があると、指が浮いてるかついてるか分かりやすくなるかもしれません。 それぞれのキャラクターが他のキャラクターのルートでも出てきてたのが良かったです。示祐くんが大人で、示祐くん以外のルートの時、すごく切なかったです……! @ネタバレ終了 ところどころで外見に関する情報が出てくるので、それと手のイラストを見て、どんな見た目なのか想像するのが楽しかったです。 珍しいときめき体験をさせていただきました。ありがとうございました!
  • Vergunty Midnight swallow
    Vergunty Midnight swallow
    また泣いてしまいました。 本編で消化しきれなかった箇所が描かれていたので、大満足の内容でした! シャルルや春市さんのような人生の先輩がいると、やはり話全体が引き締まりますね。本当にいいことを言うなぁ、としみじみ思いました。 @ネタバレ開始 年齢差や性差による未来への意識の違いとか、美月くんをそばで見続けたゆえの夢への葛藤とか、きちんとフラれていないから残っていた想いの片付けとか、そこに問題が起きそうだと思える箇所だったので、読んでいて非常にしっくりときました。ジュンさん編の剣磨くんまで泣きそうになっているところは、本当にしんみりとします。演技力がすごい。 ももちゃん先輩の登場に驚きましたが、そうするとあの彼とは別れが決定しているのかとやや複雑な気持ちになったりも。剣磨くんも幸せな未来が訪れそうで安心しました。 喫茶店で指を絡める二人を想像して無性にドキドキしました。「それは俺の中では理由になってない」が恰好いい。本当に破綻してしまうのではないかとひやひやしていたので、心から良かったなぁと思います。 @ネタバレ終了 とても明るい気持ちで読み終えられました。ありがとうございました!
  • 彼女とカノジョのパラドックス
    彼女とカノジョのパラドックス
    ポップで可愛らしい絵柄に惹かれてプレイしました。 前作と同じ体制で制作されたようですが、全員更にレベルアップされていて感動しました。 プレイしてまずはロゴとUIの完成度の高さに驚きました。 コンフィグ画面は今まで見た中でも相当に5本の指に入るほどポップで凄いっす。 ストーリーはかなりキャッチーな感じで進み、文章もとても読みやすかったです。 ちょっと切ないながらも、明るくすっきりした読後感のラブコメでした! @ネタバレ開始 ちなみに二重人格ということは「そのきっかけになる壮絶な体験をしている」とか、 「シャイな美宇が実は超演技派だった」とか私の予想は悉く外れましたw @ネタバレ終了
  • 一恋
    一恋
    盛大に笑いました!ハチャメチャな乙女展開に突っ込みながらも、圧倒的クオリティで良き所に収まっていく様は痛快です。何より、主人公ちゃんの主人公力がすごい。。。このゲームの主人公はこの子しか考えられないです。萌え+笑いで元気になれました。楽しかったです。
  • らぶ×らぶ=ふぉーりんらぶ!
    らぶ×らぶ=ふぉーりんらぶ!
    推しのVtuberが実況してるのを見て気になってプレイしてみました! とても面白かったです! まず、主人公の性別の自由度!!どれを選んでも矛盾がなく、しかしプレイヤーごとによってれんちゃんへの印象とシナリオの"意味"が変わるという素晴らしい全方位システム!!(ちなみに両性でプレイしました) BAD ENDがそもそも結構衝撃的ですが、各エンド、デートシーン、各曜日の会話などで、キャラクターの細かい心情が見えてきてキャラクターをどんどん好きになれます。 作中時間で1週間しかなく、1周のプレイ時間が短いのも全ルート制覇の負担が少なくて助かります! ただ、短所をあげるとすれば、ヒントコーナーの内輪ノリ?がやや長ったらしく思えました。 過去作をプレイしてないので知らないキャラクターがゾロゾロ出てきて、彼らが知らないノリではしゃいで、というのが「知ってたら楽しめるんだろうな〜」と蚊帳の外感を感じさせました。 ヒント自体は、段階的にかつピンポイントで必要最低限の情報を出していく、というとてもよい塩梅だったので、惜しいなぁ〜という気持ちです。 しかし、このゲームはとても面白かったので、過去作もぜひプレイしてみたいです! 次回作にも期待しています!
  • Vergunty  ヴァーガンティー
    Vergunty  ヴァーガンティー
    プレイしての感動と衝撃を、どう表現したらいいかが分からない。 読んでいて涙が止まりませんでした。涙を誘う物語ではないと思うのですが、ままならない胸の痛みをじっくりと描き出しているので、ことごとく心が掻き乱されて大変でした。 タイトル画面で音楽が流れて「ヴァーガンティー」の時点でワクワクします。そして始まるオープニングが期待感を煽ってくれます。 読み始めて、とても丁寧に書かれた作品であると感じました。美月と綿貫の作家と編集者という関係は、こうして作品をプレイして感想を書く自分とも重なって見えて共感もしやすいですが、一方で社会人と未成年の恋愛や同性間の恋愛描写などは、少なくとも自分は割と抵抗のある題材でした。それをすんなりと受け入れられたのは、心理描写がとても丁寧になされていたからだと思います。そうして登場人物の好感度が高く設定されているので、序盤の小さな変化を積み重ねる流れも退屈しませんでしたし、ラストも皆が幸せになってほしいと願っていました。 中盤以降、各人の思いがぐちゃっと集まって入り乱れた恋模様になりますが、一口にドロドロと称するにはみんな根っこが純粋なんですよね。なんでこんなになっちゃったのかな、と苦しくなり、結論が出てほしい一心で読み進めていきました。この話がよく書けたな、と心底感じ入ります。 @ネタバレ開始 前半の途中から、美月くんが恋にのめり込んでいく様子(そして綿貫の甘やかし方)を見て、これは破綻するパターンだなと直感しました。でも高校生の時分に大人のお姉さんって、むちゃくちゃ色っぽいですからね。初恋だし、作品を認めてくれた人だし、仕方ない。ここでの剣磨くんは、綿貫に対して本当に的確に刺す言葉を投げたと思います。この歳であそこまで明確な答えを導けていることに、一体どれだけ美月くんとその作品に対して真剣に向き合ってきたのだろうと考え込んでしまいました。普段のクールさの内側に秘められた激情が溢れるこの場面がすごく好きです。部屋に綿貫の匂いが残るのが嫌、という心情も分かりすぎる。そして、こうして傷ついた綿貫が、辛いながらもそれを零さず、きちんと決断を下した姿は立派でした。 後半に入ると、それまで見守る立場にいた大人組の二人が同じステージに降ってきて混沌としますが、この展開には少しシナリオ上の危うさを感じました。前半で全てに恋を優先する美月くんを「幼い」と評していたのに、後半ではジュンさんがこれまでの積み重ねを投げ打って恋を選んでしまう。ジュンさんと榎本さんの、丁寧に描かれた二人の過去を見ている分、ジュンさんの幸せに榎本さんの替えは利かないと思うんです。8年も一緒にいれば気持ちも落ち着いているでしょうし……とはいえ、ジュンさんは非常に入り組んだ感情を抱えた繊細な人物でしょうから、他人の杓子で推し量るのは無粋なのかもしれません。 このジュンさんの秘密による舞台の転換は本当に見事だと思いました。傍観者だった二人が当事者に変わり、あらゆる矢印に同性愛的な要素が含まれてくる、それによって、やや浮いていた剣磨くんのBL要素が特別なものではなくなり、榎本さんが先達かつ飛び抜けた人格者に昇華されます。要素を一つ切り替えるだけでこんなに綺麗に嵌まるのか、と驚嘆しました。 その榎本さんが、ジュンさんが出ていった途端に泣き崩れるシーンは、強く胸に刺さって言葉が出ませんでした。そりゃそうか、と、自分は何を勘違いしていたんだろう、と恥ずかしくなりました。いくら強い人に見えても、大切な人が自分の許から離れて平気でいられるわけがない。むしろ、榎本さんが強い人でいられたのは、隣にジュンさんがいたからなんだ、と。そして、その瞬間までよく耐えたな、と胸を打たれました。その後、嫉妬に駆られて黒い行動を起こしてしまう様は、とても人間的で好ましく感じられました。 終盤で、美月くんの成長(まだ危うさは残りますが)が見られる一方で、主人公である綿貫が流されるままに決着している点は気に掛かりました。相手二人はこれだけ覚悟を決めているのに! けれども、あらゆるものを受け入れる懐の広さは主人公(というか視点キャラ)に相応しい美点ですので、恐らくここは、全ての人物に焦点を当ててドラマチックな変化を描いているがために、相対的に変化の薄い主人公が目立ってしまっただけのようにも思います。 終わり方としては、美月くんと結ばれるのが一番収まりがいいかなと思いました。ジュンさんと榎本さんは一緒にいてほしいですし、剣磨くんは耐えてくれ。叶わない恋を秘める君が好きだ。 @ネタバレ終了 番外編もあるようなので、これから読んできます。内容に大きな質量があり、満足度の高い物語でした。読ませて頂けて、ありがとうございます。