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止水 -しすい-見た目だけでもめちゃくちゃ可愛い止水ちゃん。加えて性格も声も最高じゃないか! 全てが凶器! そんな彼女とイチャラブを楽しんだり、クラスメイトとの楽しい時間を過ごしたり。とても明るい気持ちになれる内容……なのに体の弱い止水ちゃんに対する心配・不安が付きまとう。 @ネタバレ開始 冒頭の棺で眠る止水ちゃん。死は確定しているってことだよな……と考えたので幸せな時ほど急展開に怯え、これが続いて欲しいと願ってばかりでした。後半、元気な止水ちゃんとのデートは特に。 大吉エンドでは詳しく語られていない数十年、大変な苦労があったはずで。それは家を飛び出した高校生が生活することはもちろん、彼女の存在に必要な「生きたいという強い想い」を消さないこと。 彼女の機嫌を損ねてしまった時には、いったい何を思ったのだろうか……など色々想像しました。 最後の時が長年連れ添った夫婦の様ではなく、恋人同士の会話に感じたのが、もう!(言葉にならない) そして別行動となったつかささんのことも考えたり。つかささん良い人過ぎる……! 変化したタイトル画面にもやられました。そこにあったはずの可愛い笑顔が! ファンアートを描きながら何度も起動してたのですが、その度に止水ちゃん居ねぇ! うわーん! って(笑) 中吉エンドも悲しいですが、凄く好きです! 色を失っていくシーンも辛いけど好き! @ネタバレ終了 演出も細かいところまで凄かったです! 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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その恋、保留につき、バレンタインシチュエーションボイス@ネタバレ開始 異性に興味が無さそうな剣道部長と姪浜さんって友達として結構理想の関係だなぁと思ったり。 ただ、どう見ても姪浜さんが剣道部長に脈ありで、微妙に寝取られ気分を味わいました。 天神さんはあくまで恋愛応援委員会としてバレンタインも利用してるんだな、と。 小澄さんは愛が重いし、それに応える主人公も中々ガッツあるなぁ… @ネタバレ終了 面白かったです!素晴らしい作品をありがとうございました!
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その恋、保留につき、ガーデンパーティー本編クリアした勢いでやらせて頂きました。 本編には居なかったキャラなどが見れて、とても面白かったです! @ネタバレ開始 剣道副部長の唐突さに少し笑ってしまいました。 それと、結局最後パルタルさんがMVP持って行ったのも驚きでした。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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その恋、保留につき、全クリさせて頂きました!とても面白かったです! 凄く完成度が高く、無料でこのクオリティなのが驚きでした。 フルボイスなのもそうですが、瞬きするのが凄いな、と。 色々な所が凝られていて、とても楽しめました。 @ネタバレ開始 個人的には姪浜ちゃんルートが1番好きでした。 ただ、1番最後に見た天神さんルートが完全にメインヒロインしてて、最初天神さんを見た時はキツそうな性格だなぁと思いましたが、結構好きになりました。 企救丘ルートは、企救丘が死んだ彼女を待ってた事よりも無くなった中央プラザで買い物した気になってた主人公が1番怖かったです。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!暫定もプレイします!
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糖分アイスフロート主人公、住枝兎衣は博愛主義で誰にでも親切に振る舞い、その行いから周りからも聖母と噂されるまでになっていた。 密かに「特別な存在」になりたいと思っていた兎衣はある日の放課後、友達の香深にキスをしたことをきっかけに……。 滅茶苦茶面白かったです! プロローグが終わりタイトルロゴ演出を見た段階で「本当のタイトルはそれか!」ってなりました。 エンドロールの演出もとても凝っていて良かったです。 エンディングは5種類ありますが、個人的にはエンド1を最後に見ることをお勧めします! 可愛い女の子との百合ヤンデレエンドのほかにも、微笑ましい百合ほんわかエンドもあります。百合百合。 @ネタバレ開始 私はソーダちゃんがお気に入りだったので、最初にすべてソーダちゃんをすべて選ぶ選択をしていたため、3→2→4→5→1の順番でクリアしました。 エンド1では最推しのソーダちゃんが私が兎衣ちゃんに抱いていたモヤモヤをすべて一蹴するという無双状態を見せてくれて満足感が非常に高かったです。 また、物語の落としどころも素晴らしく、読後感もとても良かったです。 (余談ですが前作が前作だったのでかなり構えてプレイしたのは内緒です。) @ネタバレ終了
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白い日傘とアンデッド全ルートプレイさせていただきました。 かかった時間は説明文通り40~50分くらい。物語の入りもあらすじ通りです。キャラ同士の掛け合いは読んでいて楽しく飽きませんし、そのテンポや長さもとてもよかったです。 基本は主人公である流太くん視点なのでホネ子ちゃんの立ち絵でしめられていたのですが、彼女の立ち姿や明るい表情がいろいろあってそれを見るだけでも楽しかったです。 (可愛いんですよ、それが。だからこそ苦しい場面もあったのですけどね) @ネタバレ開始 けど流太くん。出会ってすぐだったとしてもホネ子ちゃんにもっと優しくしてあげなよ。かわいそうだよ(笑) どのエンドもそれぞれ意味がありよかったのですが、そんな中でふと見たくなってしまったのがバッドエンド2のホネ子ちゃん視点。あの瞬間のホネ子ちゃんの心情が(手紙とはまた別で)どうだったのか、きっと苦しい選択だったのだろうしプレイする側も辛くなるだろうけど、その時の想いも見てみたいと思いました。 そしてルートは変わってハッピーエンド。ここでお別れか~って覚悟していたところにエンディング後のイベント。あの笑顔と立ち姿、会話を見れたことは個人的にとてもうれしかったです。 @ネタバレ終了 笑いあり、泣きあり、最後にはしっかりしめるところだったりとても読んでいて心地よい物語でした。
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愛しのリョーくん風邪を引いた主人公の元に、愛しの彼氏・リョーくんが看病に来てくれるお話。15分ほどでフルコンプしました! 爽やかで優しいリョーくんがとてもかっこよくて、スチルが出る度に「い、イケメン…!」とドキドキしました。 選択肢ごとにスチルが用意されているので、楽しくエンディング回収することができました! 説明文から、何かあるんだろうなーとは思っていましたが…… @ネタバレ開始 おまけページを開いて、びっくりしました…! 実は妄想なんじゃないか…とは予想を立てていましたが、その一歩先を行く衝撃…!(主人公の年齢にも地味に驚きました…笑) リョーくんの好物や指輪のことなど、妄想と現実にズレがあって、切ないと言うべきか、主人公の妄想力がたくましいと言うべきか… 本物の彼女さんのことを思うと、胸が痛みますね。 新聞やSNSの様子から何があったのかを察するという見せ方がとても好きです! 回想や、誰かの視点からエピソードを読むよりもずっと印象に残る見せ方で、すごく巧いなーと感じました…! バッジは飛び降りる直前なのかなとか、想像に委ねられる塩梅がちょうどよくて、しばらく余韻に浸っていました。 @ネタバレ終了 短い時間で得られるときめきと衝撃、とても面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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文学少女のホンネ生まれたての赤子のように右も左も分からない、恐る恐るな不器用すぎるコミュニケーション。けれど、だからこそその拙さに込められた気持ちが愛おしい。 青春には色々な形があると思うのですが、文学や本を通じて始まり結ぶ静かな青春ももちろん眩しい物語でした。 鈴野さんとの距離の詰め方が秀逸でした。 人と付き合うことに対して苦手意識があり、石橋を叩いて渡る慎重派の主人公が不器用ながら精一杯の誠意をもって鈴野さんと向き合っていく姿と変わっていく様子が気持ちのよい物語です。 鈴野さんも突飛なところのない等身大の悩める文学少女で、とても可愛らしかったです。 @ネタバレ開始 おまけで二人の関係が本編からまた変化している様子が描かれていて、ほっこりしました。 このゲーム全体を通してのことですが、キャラクターたちが少しずつ、本当の意味で「一歩ずつ」距離を縮めていく丁寧な描写が素晴らしいなと思いました。 一気に相手と親しくなるのではなく、手探りでお互いを理解していく様子がリアルでした。 主人公の内面の描写で、人と関わることの臆病さもしっかりと描いていたところが印象的でした。 最後の本の栞のエピソードは、文学少女ならではの結びで心に残りました。 結果はおまけのとおり……ですね。 クラスの中でも堂々と誰に遠慮するでもなく話しだした二人に拍手しました! @ネタバレ終了 お互い好きなものが同じだと共通の話題で盛り上がるとは言いますが、その中でも不器用な二人が心を通じ合わせていく様子がとても素敵な物語でした。 ありがとうございました!
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夏休み、憧れの先輩とお祭りに行くだけ。図書室でお喋りした先輩との続編とのことで、プレイしました。雨月先輩、浴衣が似合います!!付き合い始めて最初の夏祭りなんて素敵なシチュエーションでドキドキしました。前回と同様に短い中にキュンとする要素が詰まっていて楽しかったです。 @ネタバレ開始 射的をする横顔が、最高でした。いつも温和な雰囲気の人が、真剣な表情になる瞬間って最高ですね!しかも、射的が上手いのが努力した結果というのがまた良いです! 花火のスチルもいいですね……。この雰囲気は……来るか!?と身構えてはいたのですが、実際に「いい?」と聞かれるとめちゃくちゃドキドキしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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nail lain世界観が作り込まれた作品で、作品の雰囲気に一気に惹き込まれました、、!終盤にかけて明かされていく真実、攻略対象それぞれの想いがしっかりと描かれていて素敵でした〜!! また、おまけ要素も多く、とても充実感がありました! 素敵な作品をありがとうございました(*^^*)
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オモイデオンラインゲームの中でVR体験という設定が斬新でした! しかも、その場所は廃校になった小学校。 電脳世界で一つずつ消えていく思い出の場所・・・のシーンが 印象的でした。 軽快なピアノやムーディーなサックスを効かせたジャズのBGMが ストーリーを読ませる推進力になり、どんどん引き込まれていきました。 1990年代のサイバーパンクの香りと、 現在(2021年)を「過去」として描く未来の浮遊感と 廃校になった小学校という郷愁あふれる世界とか綯い交ぜになって ほろ苦いラストとともに、痛みと切なさとほの酸っぱい甘ささえ思わせる 不思議な読後感でした。 素敵な作品を作ってくださり、 ありがとうございました!
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さよならをセカイにこれは……切ないです。切ない。自分の小学校時代を思い出しました。 好きな子と一緒に帰る時、恥ずかしさよりも嬉しさのほうが勝るあの感じ……懐かしいです。 大人になったらなんでもないようなことで、なんだか気まずくなってしまう……分かります。 純粋で、それでいてもどかしい感じが、なんとも小学生らしい、淡い恋物語です。 @ネタバレ開始 でも私は思ってたんです。 これはフィクション。1度距離が離れるのは演出で、成長したら運命の再開を果たすだろうって。 確かに再開は果たしました。でも……そこにあったのは、変わらぬもどかしさと、切なさでした。 初恋は実らないものといいますが、本当にリアルです。 だからこそ、胸うたれるものがあります。 最後(最初)のシーンは、なんとも言えない究極の切なさにおそわれました。 キーホールダーのこと、最後まで言えなかったね。 だけど、もうそれは二人にとっては言っても言わなくても変わらないような、些細なことになってしまったんだね。 そう思うと、胸がぎゅーっと締め付けられます。 @ネタバレ終了 きっとこれからも夏樹くんは、彼女のことをたまに夢に見ながら生きていくんだろうなあと思いました。 素敵な作品をありがとうございました。
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私を人間にしてくださいフルボイスでかわいい悪魔と対話! それなのに、最初はすぐに死んでしまい、 あの手この手で生き延びました。 面白くて8エンドくらいしたのですが、 Macのせいか(M1チップ搭載のせいか)、ブラウザ・ゲームではバッジがいただけませんでした・・・ それだけが残念です。 面白可愛くちょっと怖い、素敵な作品を作ってくださり、 ありがとうございました!
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止水 -しすい-幼馴染の巫女ヒロイン&好みの絵柄で、ずっとプレイするのを楽しみにしておりました。王道の純愛物(サービスカットあり)で大変好みでした! 美しいグラフィックに和風のUI、魅力的なキャラクター達(ボイスもぴったり)、コメディパートと切なく儚い恋物語パートとでがっつり抑揚のついたシナリオなど、大変クオリティが高い作品だと思いました。(こなみかん) 止水ちゃんがもう可愛くて可愛くて…!「萌え」の王道をひた走っている感じが「ありがとうございます!」と思わず拝みたくなります。 貧乏って言ってたけどおっぱいにしっかり栄養が…!(←おい自分、思考がイワくん並だぞ。) 私服の差分も豊富だし、ちっちゃい頃の止水ちゃんも可愛かったです。 止水ちゃん…すごくいい子に育って、つかささんも男手ひとつで止水ちゃんのことをすごく大事に育てていたんだろうな。(ストーリー途中は気が動転して暴走してしまいましたが…。) 止水ちゃんはもちろん姉御肌で実はお嬢様なまひらちゃん(ギャップ萌え。必殺技持ち。) お調子者でいじられキャラのイワくん(まひらちゃんと幼馴染。まひらちゃんと幼馴染。←大事なことなので二回言いました。) たまに毒舌になるイケメン瑞樹くん(バッサリ言い放つ時のボイスが笑いを誘って好き。) そして主人公の了くん。みんな大好きです! コメディパートはギャグセンスがキレッキレでした。王様ゲームの時とか超笑いました! ふたりっきりのパートでは、了くんも止水ちゃんも子供のころからずっとお互いを想い続けていて大好きだったのがひしひし伝わってくるだけに、互いを想って気持ちを押し殺していたのがとても切なかったです。 @ネタバレ開始 止水ちゃんが命がけで病院を抜け出して了くんのために神楽を舞うシーンと、了くんが抑え込んでいた真っすぐな気持ちを止水ちゃんに伝えた熱い告白シーンがすごく好きでした。 止水ちゃん頑張ったね!了くんカッコ良かったぞ! @ネタバレ終了 了くんの涙があふれた時に画面がぼやけたり @ネタバレ開始 止水ちゃんのいない世界を想像した了くんがどんどん病んでいく時に画面に色が無くなったりと @ネタバレ終了 主人公の視点から見える世界の演出がとても凝っていて、声優さん達の声もキャラクター達にぴったりで、ストーリーへの没入感も抜群でした! 最後にエンディング、三種類とも見せていただきました。 大吉エンドでは @ネタバレ開始 EDでびっくりした後、第十一章こと後日談!子供の頃の神様へのお祈りの言葉が全ての付箋になっていたとは…すごい!そしてタイトル画面が変わった! @ネタバレ終了 大吉エンドも良かったですが、切なくも美しい中吉エンドも好みでした。 素敵な作品をありがとうございました!
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白い日傘とアンデッドコメディを楽しんでいたはずなのに、気が付けばめっちゃ泣いてました……! 上手くまとまっている上に分岐も素晴らしいので、とっても濃密! そして贅沢に使われた、みゃあすけ隊長さんのイラスト! ホネ子ちゃん! かわいいよホネ子ちゃんっ!! @ネタバレ開始 幽霊との恋はお別れがつきもの。もし生まれ変わったら、またお会いしましょう。ってのがお約束だよね……と思っていたのですが、そう来るとは! 素直に気持ち良くなれるハッピーエンドでした。ありがとうございます! 二つのバッドもすごく良かったです……って、どこ行っても泣くんですが!? @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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君と話したいゲームならではのギミックと言いますか、素晴らしいアイディアでできたゲームです。このゲームはクリアしてからが本番の二度美味しいゲームでした。 @ネタバレ開始 心理テストと称して主人公を誘いに来る本編の彼女ももちろんかわいいのですが、チュートリアルちゃんとのルートがあるとは……!! 生成されたシステムセーブデータ類を捨てる日が来るとは思いませんでした。 チュートリアルを何度も何度も選んだら出てきました、チュートリアルちゃんのセリフ…! チュートリアルって初めから飛ばされたり、読んでも一度きりが多い中、健気にも待っていたこちらこそ本当のヒロインなのでは?と思いました。 作品の紹介ページにも「〜記憶を消してでも、君と話したい〜」とありましたので、こちらが真のヒロインなのかなと。 ノーヒントでしたが答えは既に示されていたので、入力する言葉はボックスが出たときには分かっている状態でした。 とても面白い仕掛けでした。 @ネタバレ終了 アイディアが素晴らしすぎる素敵なゲームでした。 ありがとうございました!
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オモイデオンラインVRの「オモイデオンライン」という仮想の小学校で、叶わなかった学生時代の思い出を再構築していくお話でした。 仮想空間で再会した幾田くんと綾瀬さんの短くも甘酸っぱい思い出作りが、 主人公達でなく第三者の視点から淡々と綴られていきます。 第三者目線で描かれることで「主人公達を俯瞰で見ているような感覚」を覚え、 より一層仮想空間らしさが出ているように感じました。 また主人公達のキャラや背景が3Dなところも、 VRの仮想空間をモチーフにした作風とマッチしていると思います。 @ネタバレ開始 そんな仮想空間が舞台ですが、お話はとても現実味がありました。 サービス終了に伴ってだんだんと思い出の場所が壊れていく様は、 特にリアリティがあり切なかったです。 オンライン上にすら思い出を残しておけないという展開に、 現実の厳しさを突き付けられた気がしました。 そして二人の結末!まさかの展開で驚きました。 てっきり再会してそこから恋が始まるのかと思っていたのですが、 現実はそう甘くなかったですね…。いい意味で裏切られました。 女性のほうが現実と非現実の切り替えがスパッとできるものなのかも? そういえばオモイデオンラインをどうにか残そうと画策したのも幾田くんのほうでしたし、 仮想空間と現実の境目が曖昧になってしまっていたのかもしれませんね。 現実に引き戻された幾田くんを少し気の毒に思いましたが、 最後には美しく輝く思い出たちを胸に新たな一歩を踏み出せたようで良かったです。 ほろ苦さの中にも、前向きな光を感じる爽やかな終幕でした。 @ネタバレ終了 VRや仮想空間という先進的な世界が舞台ですが、 お話としてはむしろ郷愁にあふれ、 自分の思い出をも掘り起こしてくれるような物語だと思います。 色々と過去を振り返り浸ってしまいました…。 現実味がありながらもどこか温かな、ステキな作品でした。 ありがとうございました!
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ときめきスパッツァー初見からポップで可愛らしいイラストとスパッツが印象的な作品でした。 プレイ前にう〇こネタが多めと聞いてもいたのですが、 想像の10倍くらいはう〇こを中心とした下ネタ祭りで驚きました。 が、コロコロ(う〇こネタではない)くらいの下ネタなのでスッキリ爽やかです! ギャグとお色気とハートフルラブストーリーが楽しめました!! 以下個別ルートの感想です!!! @ネタバレ開始 くるみルートは絵に描いたような幼馴染との物語!誰も間に入れないほどの関係ってメッチャ憧れます。熟年夫婦並のツーカーっぷりなのに異性としての関係は進展せずにやきもきしましたが、最後は自然で気取らない感じでくっついたので末永く爆発しろと思わざるを得ませんでした。くるみのスパッツは破壊力が尋常じゃなく、知ってか知らずか挑発してくるので煩悩を押さえるのに必死でした。自分は相当歴の長いブルマ派戦士なのですが、この年になって新しい性癖に目覚めそうです!どうしてくれるんですか!! 310ルートは絵に描いたようなロボットとの物語!メルタの存在が本ルートの真骨頂だと思います。主人公のあだ名のエスカレートっぷりが相当にツボでした。いや、かなり序盤でもう原型なかったよ!前述の通りブルマ派なので、BADエンドではこれもこれで一興だぜ、ぐふふとよからぬ感情を抱いてしまいました。博士!私も耐久試験を手伝いたいであります!フリー素材のパワーも見せつけられました。 ペスカルートは宇宙人というあまり見ない設定でしたが、全身ペインティングがマニアの間で流行っていると聞いたことがあるので地下アイドルとしてはアリかも!?なんて思いました。ペスカの性格が謙虚で控えめかつ優しくて元気という絶妙なバランスでなんて良い子なんだ!となりました。壮大な展開も良かったです。 @ネタバレ終了 全ルート通じて胸糞即BADルートが搭載されていますが、こちらは是非見ることをお勧めです! そこまでの鬱展開はなくギャグやお色気が楽しめるので必見です! 戦闘シーンも全ルートあってどれも楽しめました。特に310ルート。 明るく爽やかな下ネタと爽やかなストーリー、綺麗なイラストが楽しめるゲームでした!
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使用人との恋お家が傾いた下級貴族の主人公令嬢が、使用人アランとの禁断の身分違いの恋に落ちるのか、それとも婚約者であるオーウェンと結ばれるのか―――使用人との恋をたっぷり楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 ヤンデレで迫ってくるアランさんもタガが外れて容赦がなくて素敵でしたし、太陽のような笑顔で二人で生きていくことを喜ぶアランさんも、どんなアランさんも素敵でした。 特にヤンデレエンドは「アランさんつよい…!」となりました。 ヤンデレもそれはそれで愛の濃度がよし。 オーウェンさんとのアナザーエンドでは、とても分かりやすくアランさんが信じられないものを見るような氷河期真っただ中の凍てついた御顔でしたので「ヒ、ヒエェ…!これはアランさんの人生史上最高に怒っておられるのでは!?」となりました。 このエンドを見たときは「ごめんなさい!」と心の中で思わず頭を下げました……。 「困難な道でも二人なら」のルートのアランさんの独白は一番グッときました。 どのルートでもアランさんが主人公のことをただただ一途に想い続けているだけに、独白部分でちょっと涙腺にきました。 @ネタバレ終了 アランさんが徹頭徹尾、主人公さん想いの愛情たっぷりな短編でした。 オーウェンさんの話題になるとサッと無表情になるあたりで「あっ…」とお察しできる愛情の強さが本当に素敵です。 素敵な作品をありがとうございました!
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オモイデオンラインメチャクチャに切ないお話でした。 「さよならをセカイに」もそうですが、3Dと切ないお話は相性が良いのかも!? ゲーム内容ともピッタリな3Dのキャラクターが印象的ですが、背景ワークも見事でした。 終盤の画面の特殊効果のシーンのなど、とても臨場感がありました。 テキストだけでなく画面で表現されると印象が強まります。 テキストは情景描写の装飾が少なくシンプルなのが印象的です。 淡々と書かれるからこそ深く染みるなぁ、という気持ちになりました。 伏線回収とプレイした場面の回想の挿入がとてもお見事でした。 そして、ラストシーンでは思わず脱魂してしまいました。 @ネタバレ開始 幾田!バカ!綾瀬の連絡先を聞け!何をもたもたやってるんだ!! お前は山本に直撃だろ!!二次会に誘うなりデートに誘うなりしろこのボケ!! と妙にエキサイティングしていたら3年が経過したので頭を抱えてしまいました。 まずい!3年はまずいよ!でも不安とともに一縷の望みを抱いてラストシーンに突入。 作者のサドーーー!!!!と叫ばずにはいられないエンディングでした。 でも、これって圧倒的にリアルですよね。やっぱり~!という。 片想いの相手や付き合ってた彼女が結婚してたり、子どもができてたり、それが人生っす。 正直なところこれはこれでハッピーというほど私は大人にはなり切れませんが、 読後感はバッドという印象ではなくなんだかしんみりしました。 幾田!!まだまだ30代だからこれから頑張るんだ!!という気持ちにはなれました。 @ネタバレ終了 熱くなってしまいましたが、とても印象深い作品でした。