ホラー・オカルト
8300 のレビュー-
だいすき序盤でキョウカが語る話を聞き、察したものを良い意味で裏切ってくれるゲームです。 他にもあらゆる部分(台詞)に細かい伏線があるため、途中で何度も寒気のする閃きが迸り、最後まで緊張しながらのクリアでした。 シナリオは、狂気一辺倒ではなく、友情のあり方、相手の想い方など、考えさせられることが非常に多く、エピローグで見れる過ぎ去った時間を目に入れた際には、衝撃と切なさがこみ上げてきました。 また、少しずつ不穏になっていくキョウカ(の話&表情)と、BGMであるセミの鳴き声が上手くマッチしているのがとても怖くてお気に入りです。
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愛と救いの塔もしや…もしやそういう意味なのか!? なんにせよこれで世界が終わってなかったら、宗教的には自分たちのおかげで世界が救われたと思ってハッピーエンドなんですよね…なんかやるせないです。 とりあえず生贄と救世主の衣装えろい。
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ヤンデレ妹は愛したいっ!おもしろかったです。ヒナちゃん、ぐいぐい来ますね。セリフが直球すぎて危ない妹ですけど、かわいかったです。 きっちり物語りに仕掛けが入っていて、Yazukiさんが大切にしている転のコンセプトを貫かれていたと思います。
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幻界ドリームツアーおもしろかったです。しんわじてん上下そろいました。 不死シリーズの特典ディスクみたいな感じで楽かったです。やはりキャラクタの独特のタッチと動きが持ち味ですね。 私が没頭したのは射撃ゲームの方です。練習相手のウェイターの方が手強かった気がして、むしろハ○○○余裕でしたw
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Giggle。ひそひそこの恐怖は、あとから迫ってくるもので、日本独自のホラー以上に効果的な描写が秀逸です。 ぶるぶる。
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ゆーたん例のブツの呼び名は知っていました。 しかし、こんなシチュエーションで出会うとは思ってもみなかったです。 人間の生きていく流れの中では、いつしか意識することもなく利益を求めて行動の重さを顧みないようになっていくのですね。 深く考えさせられる物語でした。
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幻界ドリームツアー「持って帰ろうかねえ」 トップ画を見るなり人外の極み!!!(乱舞)と飛びつかせていただいた貴作ですが、クリッカブルになるエリアの時間制限や細やかなモーションの駆使などでティラノでここまでアクションが作れるのか!!!!と純粋に技術的な意味で感服いたしました。 あと小柄ながらも逞しく、(あと主人公にご飯を分け与えてくれる)コミカルにくるくる動くおばあちゃんがかわいかったです!
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その赤い瞳お話の構成が上手だな……と思いながら最初はプレイしてました。 でも、話が進むほどにそんなこと考えられないほどに怖さが増していきました。登場する者すべてが怖い……演出もシンプルかつ恐怖感をあおる……22時にコメントを書いてるのですが、とても手が震えます。 背筋が凍るホラーゲームでした。プレイさせていただき、ありがとうございました。
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私の【怪】験談ホラーな話かと思いきや、ほっこりするお話でした。 ノベルゲームということを利用した演出もよかったです。 あと、裏話がおもしろかったですね。 ブラウザで気軽にプレイできますのでぜひ。
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人間標本小説を読んでいるような雰囲気の、素敵な作品でした。 じんわりと口の中で広がるような、苦みと言いますか、不穏な何かが私としましては凄くひんやりと怖かったです。
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みつけて幽霊の見える少年が奇妙な学校空間に迷い込んでしまい、脱出するために動くホラー探索ゲーム。難易度は高くないので、じわりじわりとした恐怖を感じつつ、30分程度で完走しました。 暴力的な表現はないので、その辺りが苦手な方でも楽しむことができると思います。 物語の部分もしっかりと作られており、主人公の男の子の儚さに惹かれつつ、最後のオチまでホラーを堪能させていただきました。短時間でじんわりとした雰囲気のホラーゲームを遊びたいという方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
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百合の間に男が入ってはいけない宗教的な理由によりエンディングコンプリートできないのですが、実にしょうもなくて安心感がありました。
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からっぽちゃんとアンインストールバッドエンド後のタイトル画面でヒエッとなりました。 からっぽちゃん視点はそこまでホラーではないけど、からっぽちゃん周囲視点はめちゃくちゃホラーだろうな……。と、全く躊躇なくアンインストールされていってしまった人達に思いを馳せました。 その点(どの点)おまけってすごいよな、最後まで皮肉たっぷりなんだもん。 短い中に纏まっていて面白かったです。
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ゆーたん沢山の作品が並んだ時に目を引く絵柄、確かに可愛いけれど何か裏がありそうな雰囲気。一目見たときから、この作品は絶対プレイすると決めていました。 ある程度の期待をもってわくわくしながらゲームを開きました。やってみると、期待以上に奥が深く、タイトルの『ゆーたん』一つとってもちゃんと意味が見出されていて、思わず「なるほど」と口に出しながらプレイしてしまいました。 世界観設定もさることながら、それに合わせた絵柄、一瞬しか映らないけれど、何枚も描かれている一枚絵に、とても作者様の愛を感じました。 思いの籠った作品をプレイさせていただき、ありがとうございました。 また、遊ぼうね! ゆーたん!
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ナナツモリ学校の怪談をネタにした物語で、シナリオがとてもよくまとまっていて、読みやすかったです。 主人公の女の子とヒーローキャラの男の子のやりとりが面白く、ついついニヤけてしいました。 物語が終盤になってくると、シリアスな雰囲気に変わりますが、上手く切り替わっています。 ネタバレになるので詳細は控えますが、あることわざを、あのような解釈で使った事にも感心しました。 プレイし終わった後に、これ良いじゃん! と、無意識のうちに呟いてしまいました。 ちょっと気になったのですが、UIに若干の不便さを感じました。 バックログへのアクセスが分かりづらいので、もう少し分かりやすいと良いのではないかと思いました。 メッセージスキップの設定に、既読のみスキップするのか・未読も含めてスキップするのかがあると助かります。
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BEAR※ネタバレを含みます テディベアってかわいいけどどこか不気味で、 ホラーの名役者ですよね。 そんなテディベアが、なんで厄災となってしまったのか、 テディベア視点での、生きた道がとても悲しく、 絵本のような丁寧なイラストが、 テディベアの気持ちをよりいっそう引き立ててくれて、最期はとても心をうたれました。 きっとこの結末で、テディベアに関わった皆が救われたのだと思います。 ここからは余談なのですが、自分たちのTGFの作品とたまたま扱ったモチーフが同じで、運命を感じたのでプレイさせていただきました。 全くちがう視点からの物語だったので、製作者としてもすごく新鮮でした。 せっかくなのでファンアートはうちのテディベア(ゆーたん)とセットで描かせていただきました。 同じTGFでこの作品に出会えてよかったです。
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異常体管理記録報告連絡9件SCP読者だったので興味をそそられ読破に至りました。 怪異の中にひとすくい温かいものが残る作風がとても好きです! 個人的には「お姉ちゃんミイラとその妹」がすごく……すごくよかったです……!
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幻界ドリームツアーシューティング、じゃんけんカードバトル、老婆RPGと全く違うジャンルのゲームを全く独立したルートで遊べるというコンセプトがなかなかないものでよかったです。老婆ルートのスタッフロールが実によかったです。
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arizigokuシュールすぎる!! 途中で慣れてくるとジャーンのSEに笑ってしまいます。 途中なんかいも「友達だって言ってたのに」のシーンを 繰り返し見てしまいましたが、はしっこに…0003とか 出てる画面の端っこに… 進めました。そしてリンゴ。 リンゴが食べたいの?
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だいすきいわゆる「ヤンデレもの」としての予想を裏切る、タイトルに違わぬ愛と友情の物語でした。 キョウカちゃんの何気ない言葉にもしっかり意味がもたれていて、 話を聞いていく内に分かっていくそれぞれの関係性や想いに何度も 「そういうことだったのか…!」とびっくりさせられました。 やったことは正しくないことかもしれないけど、 色んな状況が重なってこう転がっていくしかなかったように思えて、 怖いというよりとても切ない気持ちで読了しました。 明言はされていなかったけれどエピローグを読んで先輩の脅したネタに思い当たり、 キョウカちゃんの心情を考えると余計に胸が苦しくなりました。 自身の台詞としてほとんど登場しない分、 なかなおりした時や教えてあげた時、彼らはどんなやりとりをしたのか想像が膨らみます…! 「なかなおり」をその方法でしてしまった辺り、話している通りだけではない感情もやはりあったのかなあ、とか。 ぞわぞわ来る恐怖と、想いと愛情とに胸が締め付けられる印象深い作品でした。 ありがとうございました!