ホラー・オカルト
8482 のレビュー-
セツナワールド一つ一つの演出及びキャラクターの表情がとても細かく、じわじわと侵食されていくような恐怖を味わうことができました。フリーホラーゲームはこの作品が初めてでしたが、飽きさせない演出で、叫びっぱなしでした!セツナちゃんがとてもかわいかったです・・!!
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ツカレサマ・ヤンデル『普通』の少女が気がつけば見知らぬ映画館にいたところから始まるサウンドノベルです。 とにかく演出が素敵でした! オープニングは本当に映画が始まるようでドキドキしましたし、全編を通して古い劇場にいるかのような雰囲気に浸れました。 ストーリーについては具体的に語られる部分が少なく入り難いと感じる方もいるかもしれませんが、物語が進むにつれてどんどん引き込まれて行くと思いますので、最後までじっくり楽しんで欲しいと思います。 魅力的な世界だったので、もっとたくさんのエピソードが見たかったなあと思います。世界キネマの物語も、ツカレサマとナナメちゃんのお話も。またどこかで彼らの物語に触れられる日を願っています! ツカレサマのお耳の先などが見えなかったので、FAには捏造を含みます。
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階段怪談音楽がファミコン音源風でいいですね、効果音や背景もレトロ感が ありました そのおかげか何となくホラー要素の怖さも抑えるので 怪談苦手な人でもすんなり受け取れる印象を受けました ただ、やっぱりホラー作品なので怖いところや脅かされるとこは ちゃんとあるので @ネタバレ開始 例えば唐突な緊迫感あるBGMの演出や作中文字の色が赤く変わるやラストの怪物等のでびっくりしました、 しかもおまけを見るとランタン少女が化け物なのか、それとも普通の人間で夢落ちなのか謎が深まるばかりですが 色々構想するとまた @ネタバレ終了 色々面白かったです
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贋作のゆりかご。プレイさせて頂きました。 短いストーリの中での自分の気持ちの変化が凄まじかったです。 最初は、怖い→切ない→可哀そう→共感→切ない→怖いといった感じでした。 そしてEND1のあと、あるとこクリックしてからは @ネタバレ開始 育った環境とか両親からの愛情などで、 人から受ける愛情と、人へ求める愛情の違いが不幸を招いてしまうもんなのだと、しみじみ思いました。 だけど、本当の燈は、顔は怖いけど、優しい人でした。 @ネタバレ終了 奥の深いお話ありがとうございました。
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西の森には化物がいる最初はほのぼのとしていたのに、最後は・・・。 ドンデン返しのラストだったのでびっくりしました。 化け物とはなんだったのか、考えさせられます。
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バスルームバスルームで周囲がやたら気になる男の話。振り返るとそこにあった物は…。って感じでした。先が気になる展開は良いと思いました。
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インビジブル-invisible-日常で聞く自然音をBGMにし、静かに心に響く物語。 美麗な絵も音楽も作品を際立たせていると感じました。 おまけも含めて、複数視点で同じ出来事を表現しており、物語の深みに誘われて一気読みしました。 エンド1と2が両方好きです……。 気になる点もあるので、考察も楽しめるかも!?
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GHOSTEACHERオーソドックスくんと先生のキャラデザ大好き! 世界観が独特で引き込まれる…
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Eat-Tsuke!面白かった……!そして怖かったです。怖がりなので明るい部屋で寝っ転がりながら読んでいたにも関わらず怖かった。怖いのについつい先を急いでしまうような適度なクリック待ち、絶妙なタイミングでびくっとさせられるSE。そして文章が上手い……時折こちらの身につまされるような、それどころか心を抉られるかのような表現があり、印象に残りました。そして2周目の、何とも重苦しい読後感……。これを書いている現在、まだ息の詰まるような緊張感、余韻が続いています。ありがとうございました。
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尋ね人幻想的な作品でした。温かみのあるいい話でした。
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犬神不安定さを感じさせる世界観にあった絵柄で引き込まれました。
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ヤーウェ・イルエとても世界観に引き込まれる作品でした。 ゲームは掌編といった長さですが、ずいぶんと心を奪われました。そしてエグられました。 ゲームデザイン全般に非常に高いセンスを感じました。 削りに削ったというテキストは短く洗練されており、 特徴的なグラフィック、見栄えの良いUIなど言うことなしです。 とても素晴らしい作品をありがとうございます。
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彼岸の蟲作品全体を通じた空気感がとても印象に残るゲームでした。 丁寧に描かれたイラスト、縦書き、田舎の背景や音楽など、 全てがマッチしていて作品世界に引き込まれました。 また、作品全体の進捗が分かる仕組みはとても親切だと思いました。 ストーリー序盤の徐々に異変が起こる辺りの描写は素晴らしいと思いました。 グラフィックの効果もあって、どうなるものかとドキドキしました。 ED分岐も分かりやすく納得感があって良かったです。 ストーリーの性質上完全なHAPPYはありませんが読後感は温かいものでした。 @ネタバレ開始 主人公の言動は大人になった今では主人公が自覚している通り「最低だ」と思いましたが、 思春期のヤローなんていくらでも人を傷つけますよね。 自分を振り返ってもそう思います。とても現実的な描写だったように感じました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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はこ、から、こつんスタートでフリーズしたかと勘違いしましたが、 音量を大きくしたらきちんと起動していました。 特にバグっているわけではないのでプレイ時はご注意ください。 コロナの影響もあるのか、普段は主に現実空間で創作活動を行う方たちの作品です。 気のせいかもしれませんが、作り手側の感覚が違うような感覚は受けました。 というわけでいわゆる普通のノベルゲームと一風違った感じが楽しめます。 画面構成や演劇風に読み上げられるセリフが印象的でした。 作品内容は上手く伝えられないのですが、一言でいえば箱ゲーです。 箱。圧倒的箱感。 作品内の女や男やその他、という表現は良かったです。 そこには確かな意思を感じました。
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真夜中の学校ポップで可愛いイラストとは裏腹に中々深くて考えさせられるストーリーでした。 七不思議という題材も好きですし、ヒナちゃんと化猫さんの決して明るくはないけど楽しそうなやり取りにとても引き込まれました。 選択肢を選ぶ度にヒナちゃんに起こる出来事が、もうとんでもなかったですね。 そのシーンイラストがまたポップなのが少し不気味でとても好きでした。 そして個人的には黄色いアノ子が可愛くて会ってみたいなぁ、と思いつつ実際遭遇したら腰抜けちゃうなぁ…と思いましたね! エンディング後の日記の内容、とっても好きでした… とても好みのゲームに出会えてよかったです。
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ブルームバーナの恐ろしい風雰囲気の良い作品でした。彼の最後は、きっと悲しいものかもしれない。
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Eat-Tsuke!大変面白かったです。 ウェブサイト系のホラーって面白いものが多いよねみたいな軽い気持ちでプレイを始めたのですが、いつの間にか本作の世界にのめり込んでいました。とても引き込まれる文章で、あっという間の1時間でした。 最初の文章がこのノベコレというサイトに掲載されている状況にマッチしていて、虚構と現実の境が融解しているような不思議なリンク感があるのが好きです。某掲示板独特の空気感だったり、現実世界のあれこれだったり。 日記の写真の背景による雰囲気作りもとても素敵です。 @ネタバレ開始 謎の日記を読んだことで始まる怪奇現象!お前も道連れじゃあ!!からの2週目で画面がああなってびっくりしてしまいました。そこから始まる内容は怖いというよりはやるせない。プレイ後に重くのしかかる感触がしました。あの時ああしていればもっと違う結末にいけたのかなって。この2週目の内容を踏まえて1周目を思い返してみるとまた別の感情が湧いてきますね。きっと現実でも似たようなことは起こっているのだろうということが怖かったです。 3週目の演出も好きです。 @ネタバレ終了 2週目が終わると同じデータではもう二度とこのゲームは遊べないのでしょうか?
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女中浮世の怪談女中の浮世という女性が、眠れない主のために、 小話をしてくれるのですが、その内容が怖い話がメイン、 というちょっと変わった短編ホラー。 世にも奇妙な物語のように、オムニバス形式で、その都度、 お話の中の主人公が変わっていくのですが、終わりに近づくにつれ、話の内容が怖くなっていき、先がどうなるのか引き込まれる内容でした。 女中浮世のイラストも美麗で、その分余計に話の怖さを引き立てます。 話中のイラストもきれいで、話の内容をイメージするのがわかりやすくてよいです。 怖い話をぎゅっと詰まった短編のオムニバスにして、美麗なイラストともに 楽しむことができて、よかったです。 製作者さん、素敵怖いホラーをありがとうございました。
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Two people one animal love面白かったです。短編にしてはよく作りこまれたホラー作品で、 選択肢がない故に、読み終わった後の考察で、あれこれと何が真実なのか考えてしまいます。サクッと読むことができ、最後にゾクッとさせられる、そんな作品でした。作って下さりありがとうございました。
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点鬼簿行路心底ゾクゾクする作品でした。 恐怖という意味もありますが、言葉にできない感情を揺さぶられる感覚。 開演のブザーとともに始まる物語は、まさに演劇のようです。 語呂のよい文章とでも言えば良いのでしょうか。声に出したくなる、独特の読みやすさがあります。 さらに、ボイス付きの独白には、感情の込められた「凄み」があり、一気に臨場感が高まります。 ホラーは苦手なのに頁を進める手が止まらない。 そして、影のある美麗なイラスト、特にエンディングスチルもハイクオリティ。 @ネタバレ開始 先輩の死、その理由、主人公の思い、2人の生い立ち、思い出、そして先輩の思い。 それらが現在と過去を行き来しながら少しずつ語られてゆき、2人の生々しい感情を深く味わえるのがたまりません。 読み手毎に解釈の余地があるので、色々な受け止め方がある素敵な作品だと思います。 私は、少しだけボタンを掛け違えてしまった悲劇だと感じました。 主人公の狂おしいほどの独占欲、苛立ちは、先輩の手記を見つけたことで、ある種満たされた気持ちに変わったのではないでしょうか。 Ending-Aとタイトル画面を見て、そう思いました。 @ネタバレ終了