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7832 のレビュー
  • 美しき人
    美しき人
    同じ文章でも、先入観が変わるだけで全く意味合いが変わるのですね……。 1つのゲームで2つの美しさを知れました。
  • せめて、笑ってくれたなら。
    せめて、笑ってくれたなら。
    <笹笠箕範さん コメントありがとうございます! この物語のシリアステーマは読者の方それぞれに言葉を変えて良いものだと思っています。 物語的には一つの出来事を多方面から、そして大枠から見る設計なので全体像を見つつ読者様の世界観と照らし合わせて頂けたら幸いです。 こちらこそ、ありがとうございました!
  • 生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    ストレートなメッセージ表現の落としどころを考えさせる作品でもあり、 金銭のことや生活の事に関する理解や知識のありかた、 支える人との摩擦、好意をもった相手に良いことであると思い、 素直に教えてしまう、「主人公の青さ」を作品全体から感じ、 人の行動らしさにリアリティを感じました。 事実の部分としては間違っている、取り扱い方に関する指摘もありますが 他者から言われがちな「言葉」を視点を変えて 感じることができ、「知らない人に」とっては 多様性を知る1歩になる良い作品ではないでしょうか。
  • マッチ売りの美少年
    マッチ売りの美少年
    オマージュ元である「マッチ売りの少女」のお話が悲しすぎるのでこちらの作品はどんな展開になるのだろう…といろいろな意味でどきどきしながら読み進めました。 大まかな流れはしっかりと踏襲しつつも、リリーという希望の光とも言うべき存在がこの作品を温かく優しい雰囲気にしてくれていたと感じます。 ミラーチェくんも健気で優しい性格で、「絶対に幸せになってほしい」と思わせてくれる男の子で良かったです。 ミラーチェくんは新たな環境で幸せに暮らしつつ、いつかお父さんとの絆も取り戻せたらいいなと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    >龍のなさん、ありがとうございます! 最初の方、日常パートは二人とも仲が良くて、 表情もコロコロ変わって、楽しそうなんですよね。 けれど、其れすらも兄にとっては、 薄氷の上を歩く様な心持だったのかも知れません。 妹を支えて守って、幸せの青い鳥を 二度と逃がさない様に籠に閉じ込めて、 これできっと自分達は幸せになれると信じた後に 青い鳥が死んでしまっていた事に、 黒く、変質してしまっていた事に気付いた彼の絶望は、 どれほどだったでしょうか。 其れでも多分、兄は妹を守ろうとするでしょうね。 彼は「お兄ちゃん」ですから……。
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    >舞緒さん、ありがとうございます! ですね。二人の間には憎しみも悪意も一切無かったと思います。 もしかしたら、二人はずっと前から、 お互いにボタンの掛け違いをしていたのかも知れません。 でも、エンド後の二人はきっと幸せです。 例え其れが、ほんの一時でも、幸せは、幸せです。
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    >あびさん、ありがとうございます! プレイヤー視点だと、ちょっと気持ち悪いというか、 えぇ……みたいな方向性のエンドだと思います。多分……。 いや、普通に考えたら最初の時点で「えぇ……」って感じなんですけど。 何で実の兄に監禁されないといけないのか……! そうなんですよね。一方的な愛情は、 例え其れが本当に相手を想ったものでも、 伝わらなければ、何にもならないですよね。 とはいえ、伝えても、伝わるかどうかは、また別なんですけど……。 黙っていれば正統派美少女にしよう! と思ってデザインしたので、嬉しいです! 言動が、強い。
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    >笹笠さん、ありがとうございます! ……幸せってね、本人の認識が9割なんじゃないかな、と思うのですよ。 認識が狂った結果が幸せなら、いいんじゃないかな、って……。 とはいえ、籠の中の青い鳥は、 きっと閉じ込めた瞬間に、 黒い鳥になってしまったのでしょうけれど。 其れでも多分、兄と妹の目には、 青い鳥に見えているんじゃないかなと、思います。
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    >夜は行くさん、ありがとうございます! 見た目に反して強い子です!(表層だけ)
  • はらぺこりんちゃん
    はらぺこりんちゃん
    有名な某絵本を連想させるようなタイトルに、まるで子供に向けて語り掛けるようなナレーターの言葉。 けれどゲームを始めるとすぐに感じられる違和があって、どきどきしながらプレイさせていただきました。 周回とエンディングの構造が独特で面白かったです。ハッピーエンド……ほんとにハッピーエンドかな……? からの。 脚を映しているイラストがすごく好きです……。バッドエンドの視点を引いたような構図には何だかぞくりとしました。 どんなに……な親でも、それを他人に言われるのは嫌だしそんなふうに言われてしまったら認めたくなくなるよなあ、と思わず感じてしまった癇癪のシーンも、りんちゃんの子供感を感じられて良かったです。
  • RADIANT*SIGN
    RADIANT*SIGN
    特に秀でた個性はなかったものの努力と根性は人一倍の夏姫ちゃんをはじめとした5人の女の子アイドルユニットの物語です。 システムやUI、エピソードの切りよくコンパクトな見せ方など、いい意味で最近のソーシャルゲームのようだと感じました。 私はPCでプレイさせていただきましたが、スマートフォンで遊んだらもっと没入感が高そうだなと思いました。 ストーリーは王道のサクセスストーリーでありつつ、メインの女の子それぞれのキャラや役割がしっかりしているので飽きることなく進められました。 「憧れ」から始まったアイドル活動ではありますが、活動を通してそれぞれの信念や目標などがわかってきて成長していく様は、見ていて本当に元気づけられました。 「幕間」というメインストーリーを補完するエピソードが用意されているのも深く彼女たちを知ることができて良かったです。 キャラクターでは特に望織璃さんが推しです。一見ふわふわおっとりしていますが聡明で何でもそつなくやってのけるところが素敵です。つよい。 またキャラグラフィックもかわいく、ライブごとにきちんと衣装が用意されていて感心しました。特に初ワンマンの時の衣装がかっこかわいくて好きです。 総合的にゲームのそれぞれの要素に強いこだわりが見られクオリティが高く、本当にSeventh Heavenは存在して彼女たちの活動を応援させていただいている錯覚に陥りました。 彼女たちの今後の活躍をもっと見たいです。 まさにきらきらとした星たちのような素敵なアイドルの物語でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    本編はもちろんなのですが、エンドロールまで映画のようで素敵でした。 ゲーム自体とってもおしゃれで、プレイヤーによっていろいろな解釈ができそうな所も楽しいし、魅力的だなって思いました。
  • 織リシ心ノ果テニ
    織リシ心ノ果テニ
    言葉で人を操ることができる能力を持つ主人公・柊が、同級生・芽依の自殺を止めてしまったことにより始まる物語。選択肢はなく、1時間程度で読了。 自己中心的になりがちな正義感・学校という閉鎖的な空間で起こりうる過激な集団心理・無関心など、いろいろな内容を詰め込んでいる作品です。陰鬱な展開が続き、結末も良いものではないので、人によって好き嫌いが別れるかなと思います。 しかし、個人的にはずっしりと心に残る、魅力的な作品でした。救う側の責任など、いろいろ考えさせるものがありました。柊の決意が、今度こそ達成できるように祈るばかりです。 個人的に良いと感じたのは芽依です。悲劇的なヒロインの部分がありつつも、周囲の人間を惑わせてしまう悪女的な部分が混在しており、とても印象に残るキャラクターでした。また、危険な匂いを漂わせながらも、天然な部分を出している妹の美夜も素敵でした⋯⋯! 二人の立ち絵もスタイリッシュで可愛らしく、惹かれるものがありました。
  • 写真部の幽霊部員
    写真部の幽霊部員
    まさしく幽霊部員な彼女と、友人を亡くして悔やみ続けている先生の、とどまり続けていた想いを昇華した美しい作品。 彼女の存在、そして先生の後悔と、そして主人公の想いが、綺麗に納まった一作でした。 普段ゲームで泣くことってないんですけど、ちょっとだけウルウルしてしまいました… でもデウスマキナちゃんまじで普通に人間なのだろうか…w すっごい気になるww
  • マッチ売りの美少年
    マッチ売りの美少年
    先に原作エンドを見てから、もう片方の選択肢へ。 片やマッチの灯の温もりを、片や繋いだ手の温もりを、じんわりと感じるような切なくも温かい物語でした。 美少年と美少女なイラストも非常に可愛らしくて、それからスライドメニューUIも好きです。 おまけは本編の雰囲気とは少しだけ変わりますが、やっぱり~? と思うようなほのぼのにやにやで可愛かったです。
  • せめて、笑ってくれたなら。
    せめて、笑ってくれたなら。
    誰しもが「悲しみ」に耐える力を持ち合わせていない。 例え他人の苦しみが楽しいような人間でも、己のことに関しては騒いではいられないはず。 どんなに達観しているか鈍感そうなのかにしても、「悲しみ」を耐えられはしないのです。 そしてほとんどの人間が、悲しみの中でしか生きていけないのが現状なのです。 鳥の様に空を飛び、魚の様に水を支配し、太陽のようなエネルギーを再現し、…しかし己の体一つ満足に自由さを得られない。 私はこの作品の中で「悲しみ」に生きる人間がどう行動していくか、という深いテーマを感じさせられました。 一つの出来事を多方向から見た光景。実に内容量も豊富で素晴らしかったと思います。 素晴らしいひと時と得難い感動を、ありがとうございました。
  • 私の兄貴はワンと鳴く
    私の兄貴はワンと鳴く
    いろいろと残念だけれど明るく優しい兄のハルくんとそんな兄に素直になれない妹のカスミちゃんのお話です。 基本的にコミカルな雰囲気で楽しく読み進められたので、そのおかげかラストの展開がぐっと引き立っていたように感じました。 「どうしてかな?」と思うことは多々あったのですが、そのどれにもきちんと理由があって読後感が良かったです。 何だかんだ言ってもお互い想い合っていたハルくんとカスミちゃんはとても素敵な兄妹だなと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • ツヅリマツリ
    ツヅリマツリ
    高校生の少年が、田舎の町で女の子に出会い、一緒に過ごすお話。ビジュアル面含め、素朴な夏の良い雰囲気が感じられて良かったです。 お話の構成も良かったと思います。少しずつ真相が見えてくるので、どんどん読むのが楽しくなりました。盛り上がるべきところでちゃんと主人公が格好良く活躍したところも好きなポイントでした。みのりちゃんはかわいいですね。カレーを食べるシーンが特に好きでした。
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    クリアいたしました。 感想コメント得意ではないので後ほどまたゆっくり語りたいと思います。 映画のようなゲームでした。
  • 葉鳴
    葉鳴
    とにかく言の葉が美しかったです。哲学めいた独白。 樹と風を中心とした言い回しが多くて、観念的、どうしても理解が及ばずに二周してきましたが、それで内容を理解できたかといえば、きっと、そういう訳ではないと思うのですが。 ただ、ひたすらに美しい文章なので、その独特の雰囲気を味わえる素敵な一時でした。