ホラー・オカルト
8555 のレビュー-
夕暮倶楽部何から何まで、とてつもなく素晴らしい作品でした! 心療内科の先生であり地縛霊となった叔母「ツネオリ」と、様々な悩みを持った患者たちのお話。3時間ほどでクリアしました! チャット形式で進められるテンポのよい会話の中に、オカルト・宗教の濃密な舞台背景が自然に絡められていて、世界観の作り込みの深さに圧倒されました。 全体的にはコミカルで楽しく、でもしっとりするところや胡散臭いところもあり、夢中で楽しく読み進めることができました。 そして登場人物たちが持つ様々な「ラブ」も素敵でした! @ネタバレ開始 登場人物の間に思わぬ繋がりが見えたり、本編を見て「ひょっとして…?」と思っていたところがヒミツのメモで解説されていたりして、細部の作り込みが本当に凄かったです! 個性的なキャラクターばかりでしたが、特にクリスティーナさんが強烈に印象に残っています。チッス! からの金曜日以降の展開には意表を突かれまくりでした… クリア後も気になった曜日を2週3週したり、ヒミツのメモを熟読したりと、気付けばどっぷりと世界観に浸ってしまうゲームでした。 @ネタバレ終了 グラフィックが凄いのはサンプル画面から察していたのですが、世界観に合致した色選びも背景の緻密さも、どの画面もこだわり抜かれていることがわかるデザインで、どこを切り取っても本当に素晴らしかったです。 チャットでの入力中の待機や、キャラクターの感情に沿ったアイコンの変化・アニメーションなど、視覚的な演出まで作り込まれていて素敵でした。 グラフィック・演出・ストーリー・システムのどれをとっても本当に素晴らしかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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還る最後まで読んで「なるほど!そっちかぁ〜!」と気づかされました。途中のピシィ!のとこびくっとしてしまい最高でした!また、具体的なモチーフのない画像も、想像を掻き立てる演出に最適だと思いました。この人が還る理由がポジティブな方なのかネガティブな方なのか、読者に委ねられているところが余韻があって非常に面白かったです!! @ネタバレ開始 = = = 僕は呪うために還るという方を想像しました。
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GHOSTEACHERどの子もかわいらしくて魅力たっぷりでした! 給食のグラフィックが魅力的で大盛りのメニューが特にお気に入りです ホカホカに揚がったパンの上にジュワーっと溶けたバター、イラストだけでたまりません!
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鳥籠の嘘『気を付けて』→「? 何に気を付ければ良いのだろう? どこか隠しボタンでもあrんぎゃああそうきたかああああ!!」 ……すっかり騙されましたw @ネタバレ開始 これは檻の中/外どちらの視点なのだろうか?と気になりながら読み進めていきました。 物語の背景はサイドストーリーで語られており、作品の謎が残らない形ですっきりしました! この後二人は、そして周りの人々はどうなってしまうのか…… 負の連鎖がここで断ち切れればと願うばかりです。 @ネタバレ終了 最後のギミックにやられました!
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贋作のゆりかご。贋作とはなにかを問いかけられる作品。 犯人探しというか、どんな事件が起こったのかを知る作品かな?と思いながらプレイし始めましたが、そんな事はなくむしろ重たい考えさせられるものでした。 作品中の文章ひとつひとつが突き刺さり、自分とは/贋作とは/真作とはを見つめ直す事が出来ました。 燈さんは作中で色々と話してくれていますが、自分の思想を持っている時点で「個」であり「真作(理想)になろうと頑張る真作(現実)」であって、人間誰もに共通する思想なのではないか……と感じました。 なんて事を言うと〇されちゃいそうですね。 帰り道、気を付けます。
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タイトル無し不思議な世界観の作品でした。ホラーでもなく、嫌な気持ちになることもない不思議な世界。箱をいっぱいにしてからは怒涛のように言葉があふれ出しますが、そこから先が「タイトル無し」の意味につながるような素敵な作品でした。
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旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-とっても不思議な、「あるひとの旅するお話」でした! 演出がとても細かく、結末の余韻も素敵です。そして飛び交う軽口、浮かぶ効果音の可愛らしさ… オープニング、曲も相俟って旅籠屋のロゴもなんとも禍々しく見え、いったいどんな物語が展開されるんだ…とどきどきしていたら、始まったのは小女ちゃんとの軽快なトーク! なんて可愛い動きをするのだろう。 UIや画面構成も世界観に合っていてとっても素敵です。我々は"枠"から覗かせてもらってるんですね… 我々もひをつけないようにしなければ、ですね。
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犬神和の雰囲気がたまらない。過度な脅かしがない代わりに、ひたひたと迫る恐怖が味わえるホラーゲームでした。 @ネタバレ開始 神隠しの世界観が不気味で素敵。 犬神様とお猿さん達が特にお気に入りです。可愛い……! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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夕暮倶楽部なんだこのゲームは!?なんだこのゲームは!?!?(タイトル画面を見た率直な感想) かわいいゲーム画面と前評判に釣られてプレイしました。 こだわり抜かれたグラフィックにセンスの光る言い回し。どれを取っても最高でした。情報量が多めのゲーム画面ですが、プレイする側が見やすい(分かりやすい)ように配慮されているのもとても良かったです。 そしてチャットのアイコンがみんな可愛い!&アニメーションする豪華仕様。画面を見ているだけでも楽しいです。これ作るのすっごく大変でしたよね…お疲れさまです。 とても構成が凝っている作品で、飽きることなくノンストップで読み進めることが出来ました。 本編を読んで「これってどういうこと!?」と色々想像した後に、ヒミツのメモを読んで「はえ~なるほどな~」となりました。本編もそうですが、特にヒミツのメモは面白さのあまり熟読してしまいました。 シナリオを読んでいくごとに散らばっていた情報が一つにまとまっていく感覚が快感でしたね。 みなさんと同じく(?)好きなキャラはカルメンちゃんです。彼女の強烈な性格と「へへへへ。。。」という笑い方が好きでした。 二周したのですが、些細な会話が伏線になっていることに気付いたりと二周目もとても楽しめました。ありがとうございました。
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還る夜中にプレイしてしまいました。 はい、怖かったです……じわじわと締め付けられるような恐怖を味わうことができました。 そして、悲しさと切なさも。 @ネタバレ開始 ひとりの男が家に「帰る」ために歩いている。 道程で出会う人々。彼らを引き金に蘇る過去の記憶。 闇に惑い、闇に彷徨う。 「帰る」ではなく「還る」。 主人公はその行いの結果から、果てしなく続く無限の闇を終わりなくさすらうのでしょうか。 これもまた、ひとつの地獄の姿だと感じました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 楽しい時間をありがとうございました!
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タイトル無し説明が無く概要が分からないようになっていますが、 プレイ後は説明が無い事も演出だったのだと気付きます。 分岐は多いですが一度選んだ選択肢が消され、迷わず エンドに辿り着けるストレスフリーな設計で良かったです。 終盤の畳みかける演出が印象的でした。
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GHOSTEACHER良い、凄く良い作品でした。 生徒達が可愛すぎて辛い...(*´꒳`*) 張って教えようと思うのだけれど、映像資料も絵の授業も給食も全部気になって、結局平均的な教え子にしてしまいます。 もう少し尖った教育の方が良かったのかな。 フロッピーの節々から感じていたのですが、この世界の人間は大らかで中々に手強そうで、先生心配です。 がんばれ皆、ちゃんと怖いから自信を持って٩( 'ω' )و @ネタバレ開始 でもそんな人間を絶叫させる黒猫...強い。 偉大な卒業生なのかも。 @ネタバレ終了
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特に怖くはない話凄く面白かったです!!!! そんなにたくさんホラーゲームを遊んでいるわけではないですが、 私も室町武士系のプレーヤーなのかあまりホラーゲームの怖さが分からないタイプです。 そんな私ですが、本作はしっかりと怖いというか、イヤコワという感じが凄くしました。 結局一番怖いのはやっぱり人ですよね。着想から広げられた通りの怖さを満喫できました。 @ネタバレ開始 なお、作品をプレイしていて香港映画の名作「八仙飯店之人肉饅頭」を思い出しました。 @ネタバレ終了 ホラー好きにもそうでない人にもおススメです。 面白い作品をありがとうございます。
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でーた、15分以内の掌編として素晴らしい出来栄えと思いました。 効果音などの演出で余計な説明なく状況が理解できるところも良かったです。 @ネタバレ開始 完全に引っかかりました!! 最後にゾワッとなりましたね。 本当にゲームで良かったです。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございます。
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さんさいとりかなり様々な分岐が楽しめるホラーゲームでした。 可愛らしいイラストの雰囲気が逆に不思議な怖さを醸し出しておりました。 ド定番の設定ではありますが、それだけに王道の怖さが味わえます。 食事が振舞われる前後なんてドキドキしっぱなしでした。 イベントCGはちょっと妖艶なモノから不気味なモノまでいくつかあって良かったです。 面白い作品をありがとうございます。
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フードにジャムにされるゲーム初めての単眼ものに触れましたが、ものすごいフェチが詰められているのを感じました。 これからも制作頑張ってください!
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ブルームバーナの恐ろしい風世界観はよく分からないけどこのシステムはかなり好き。別作品もプレイしてみたいな
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Eat-Tsuke!懐かしさ溢れるサムネイル、きっと爆速なんだろうなあ。そんなことを思いながら読んでいくシットリ怖めのお話。たまにこういうライブ感たっぷりの面白いのあるよね、なんて脳裏にネットのオカルト話を思い浮かべていたら… 見た目の懐かしさとは裏腹に、展開や構成は真新しくてとても面白かったです。 @ネタバレ開始 アアア心臓がヒュオッてしました…!! ゲームを起動して、「宜しくお願いしまーす」くらいの気持ちで見ていたら呪われてしまった…!! T-Suke氏、謀ったな…(´;ω;`)ブワ 怖い部分をいったん横におきますと、境遇はなんとも悲しいものですね…。社会はいつも爪弾く者を作り上げているのかも。二人分の人生が濃厚に語られていて、どちらも閉塞感に取り残されているような感じでした。エンディングを見る限り、これで未練がなくなったと思いたいものです…。 @ネタバレ終了
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タイトル無しホラーは苦手ですが、こういうタイプの恐怖はむしろ好きでした。雰囲気が独特で、プレイしていくうちにどんどんのめり込んでいきました。 @ネタバレ開始 どんどん色々なものが無いことに気付いていくのが恐ろしくて良かったです。個人的には、自分の体が無いことに気付くシーンが一番怖かったです。 ラストのゴミ箱を削除するシーンも印象的でした。「削除しない」を選んだのに……。先に進めるには「削除する」を選ぶしかないんですね。 全て消えてしまうのが悲しすぎて、ゲームをプレイしている私の中のあなたまでは消えてないからね!!と伝えたくなりました。 @ネタバレ終了 間違いなく記憶に残る作品でした。ありがとうございました!
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宵子の呪い宵子ちゃんが優しすぎて、逆に辛い物語でした。 何かの間違いじゃないかと思い、2回トゥルーエンドを読み直しましたが なんとも切ない・・・。 心情がリアルに表現されてて面白かったです。 素敵な作品を有難うございました。