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6979 のレビュー
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    己の記憶や目に見えるものまで書き換え続けなくてはいけないくらい、この二人にとっては世界は苦しく悲しいものなのでしょう。 はたしてこれが二人にとっての幸福か不幸は、傍観者である私にはわかりません。 ただ、歪んだのは二人だけのせいではないことだけはわかります。 幸せの青い鳥。幸せはかごの中に閉じ込められてしまうものなのか、かごの中のものだから幸せなのか。 深く考えさせられます。 愛というものの意義に一石を投じる物語をありがとうございました!
  • 鬼の涙
    鬼の涙
    短いながらも切なさと悩みとを感じ取れ、また隠しエンドまで含めると読後感も綺麗な作品でした。 選択肢でのプレイヤーを悩ませる演出なども、猟師の心情と重なるようでとても作品とマッチしていてお見事です。(初見では「え、何これ選べないじゃないか!!やめろ!!」となると思いますし、ぜひそうしてからもう一つの結末を読むべきお話だとも思いました) 切なさもあるけれど優しいお話を読みたい時におすすめしたい、 そんな絵本のようなお話で、とても好きです。 心に響く素敵な物語をありがとうございました。
  • 断罪オペラ
    断罪オペラ
    執事と少女の掌編ストーリー。二人ともいいキャラをしていたので、そんな二人の物語がこれから始まる! ……というところで終わってしまうのが少しもにょっとするところ。 罪と罰にのめり込んでいく二人の姿を見てみたいので、気が向いたら続きを書いて欲しいなーと思う作品でした。
  • あまやどり
    あまやどり
    日常の一コマを描いた中に登場人物たちの過去に関する描写が入ってアクセントになっていました。
  • 鬼の涙
    鬼の涙
    どこか懐かしい雰囲気を感じられる作品でした。 昔話らしい残酷さや優しさが織り交ぜられた、短いながらも綺麗に綴られたお話だなと思いながらプレイさせていただきました。 選択肢からの分岐の仕方も、まるで猟師の逡巡をあらわしたかのような演出で、とても素敵です。 また、鬼の子の表情がころころ変わるので、まるで絵本を読んでいるような可愛らしさを感じられました。 素敵な作品を、ありがとうございました。
  • 冷たい夏の日
    冷たい夏の日
    お姉さんが死んだ理由は自分であるという、多分に合っていて、多分に間違っている事実を、彼はいつまで抱え続けるのでしょうか。 幻のように現れるお姉さんや、ただ一人心配してくれる幼馴染の心に、果たして気づくのはいつか、気づかないままか、気づいても無駄か。彼の行く末が気になります。 重たいテーマでしたが、後書きに仄めかされている続編があればぜひ読んでみたいです。 ありがとうございました!
  • 紅乙女
    紅乙女
    紅姫に見惚れた金城耀光が如く、このゲームに見惚れていました。 色使いがとても光る作品だと思います。
  • 紅乙女
    紅乙女
    演出が凝っていて、最初から最後まで鮮やかな作品でした。色々と想像を掻き立てられるエンディングで、彼女がどうやって、そして彼女はどこへ、色んな疑問がその匂い立つような美に吸い込まれていく、不思議な物語でした。
  • サマー・ロビン・ガール
    サマー・ロビン・ガール
    少し長いお話でしたが、途中から、予想外の展開に引き込まれて一気に読んでしまいました。とっても切ないですが、文章や物語の完成度がまさにノベルという感じで、読了感は個人的には一番でした。
  • 紅乙女
    紅乙女
    画面がとにかく美しいです。演出が本当にきれいで、どうやったらこんなふうに表現できるんだろう?とずっと思っていました。文章もきれいで、美しくて少しぞっとするような世界観が、完成された作品だと思いました。ものすごく心に残ります。
  • 流氷の天使
    流氷の天使
    金持ちの主人公とオークションで「ペット」として落札された三人兄弟の話。 傲慢系クズ主人公による身勝手な展開がありますが本格的な鬱展開に入る前にエンディングとなるので、ある意味では安心してプレイできます。 ある意味では。しかるに観測者で見るゲームとしては。つまり彼等の物語としては……、……ですが。 自然と主人公より兄弟達の方に心が傾き、彼等の今後が気になると同時に、このまま知らない方がいい気もする、そんな物語でした。
  • 紅乙女
    紅乙女
    鯉をモチーフにしているところに惹かれてプレイしましたが…… 全 部 が 美 し い 。 初期に公開なさっていたバージョンでプレイ済みだったのですが、最新のバージョンでタイトル画像が追加されたと聞きつけたので再プレイしました!! タイトル画面、さらに美しくなっていて、もう……本当にきれいです(うっとり) タイトル画面のイラストと演出、芸術作品を見ているみたい…… 動く水面や広がる波紋、赤を基盤とした配色、和の雰囲気漂う画像で、繊細な演出を実現させている作品。 紅姫、美しすぎて……耀光が虜になるのも納得です(*´д`*)
  • サマー・ロビン・ガール
    サマー・ロビン・ガール
    ゲームの序盤は、日本特有の夏の情景を味わいながら読み進めていましたが、途中から衝撃の展開が待っています。 そこからじわじわとヒロイン(陽和)の背景が明かされていきますが……彼女の抱えていた悩みは、本作でも描写されていた通り、人によっては深刻(重大)な悩み(ある行動に至った理由や動機)になると感じました。 ネタバレになるので多くは触れられませんが、私個人はヒロインの悩みに共感できたので、読み進める上で感情移入が阻害されることはありませんでした。 ほかに選択肢はなかったのか、彼女に問うことは残酷なことのようにも感じられました…… 陽和ちゃんは、本当に「サマー・ロビン・ガール」というタイトルを体現した少女でしたね……切ない…… 読み終わったあと、いろいろと考えさせられる作品でした!!
  • 冴子さんとホワイトデー
    冴子さんとホワイトデー
    本編リリースが大注目されている「ラグナコード」の番外編! キャラクター同士の掛け合いがテンポ良くて、冴子さんたちの日常が垣間見れて微笑ましい気持ちになりました(*'ω'*)ノ アサユキさん自作の立ち絵(イラスト)が非常に美しく、差分も豊富で表情豊かなキャラクターたちを見ているだけでも楽しいです!! デザインも洗練されていて、本編の完全リリースが待ち遠しいです&応援してます!!
  • 紅乙女
    紅乙女
    グラフィックノベルとして際立った一作。 ティラノスクリプトで綺麗な世界観を表現したい人たちに勇気を与える一作だとおもいます。
  • 白雪舞う夏の日々
    白雪舞う夏の日々
    兄妹の何気ない日常を描いた作品でした。 日常・ギャグ(パロディとか)に特化した作品で1時間を超えるボリュームのある作品は珍しく、新鮮でした。 日常系の作品はともすれば冗長に感じることがあるのですが、本作は大きなシナリオが独立に3つあって、その中の選択肢で展開がどれも変わっていき小ネタも色々違うので飽きることなく楽しめました。 また、色々なシナリオを通じてキャラクターの輪郭がはっきりしてくるのがよかったです。不器用ながら兄になついている妹と兄の会話劇はほほえましく、癒されました。 おまけシナリオは他より少し真面目な話で締めとしてよかったです。兄の考え方は割と好きです。 ほのぼのとした作品ありがとうございました。
  • 素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    #ティラノビルダーフェス かわいくてほのぼの・・・癒される・・。 展開もそれなりにハラハラして楽しめた
  • 「ステッチ・ガール」
    「ステッチ・ガール」
    痛々しいところはありましたが、良いお話でした。イラストもかわいいしボイスもあって良かったです。イケボですよね!!
  • 素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    最初にトゥルーエンドを見たので、END3は衝撃でした・・・! かわいいお話にかわいいイラストに、システムデザインもかわいくて、なんてーかもうかわいいです。
  • ある母子の亡命
    ある母子の亡命
    内容がよく練られた物語でした。 よく「時代が悪い」と現実の歴史を見ていう人が多いですが、結局は時代ではなく一部の人間による「人災」なのだと思います。そう感じたのは「本編」と「さなぎのままで」を読了したためです。 もっと幸せであるべき家族だったのに、と思うと胸が疼きます。 でも、救いも有るものだとも感じさせてくれました。 このビジュアルノベルには感動しました! ありがとうございました!