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6817 のレビュー
  • 紅乙女
    紅乙女
    とてもとても美しい作品。和風な世界観でありながら、音楽やUIの一部がどこか異国めいていて、それが逆に作品に合っていると感じました。
  • 博士の子 -eternal recurrence-
    博士の子 -eternal recurrence-
    twitterにてイラストを見かけ、その可愛らしさに惹かれてプレイしました。 とてもいい意味で、裏切られました。 「ぼく」の一人称視点で語られる物語であり、情景や感情がとても瑞々しく描かれ、博士に憧れる様子や不器用にも関係を探している姿につい感情移入してしまいました。 可愛らしい「ぼく」の姿が淡く彩られ、すんなりとなじむBGMと相まって物語の世界に柔らかい印象を与えています。これがAIによるものであることも味わいの一つと感じました。 物語が進むにつれ、その雰囲気も変わっていきます。結末はある意味恐ろしく、しかし甘美で退廃的な許しに満ちていると感じました。 また、結末を知ることで物語の様々な違和感が一つに帰結する快感もありました。 三週目までプレイして感じたことは、自分は最初から物語の内側で観測者だったのではないか、ということでした。 素敵なゲームに巡り合えた偶然と作者様に感謝します。ありがとうございました。
  • 紅乙女
    紅乙女
    綺麗。美しい。言葉で表現できないほどの美しさを魅せてくれました。けれどそれを生み出す物語の存在感もすごかった。現実に響いてくる文章でした。PCでは短いながらもCPUを結構使うので、そこだけ注意かもしれません。
  • 向日葵に添えるアイリス
    向日葵に添えるアイリス
    過ぎ行く季節とともに進まざるを得ない、切ない、でもあたたかい物語でした。心にじわりと染み入りました。
  • 「ステッチ・ガール」
    「ステッチ・ガール」
    最初は痛々しくて切ないのですが、それらすべてを優しく包んでくれる物語でした。イラスト・テキスト・ボイス・フォント・どれもマッチしていて素敵です。救いがあって本当によかった、全部軽々と乗り越えるのは難しいかもしれないけれど、二人で幸せになってほしい、そう強く思いました。
  • 白雪舞う夏の日々
    白雪舞う夏の日々
    兄も妹も可愛くいい子なので安心して読めました。 選択肢毎に色々な会話が楽しめて面白かったです~(*'ω'*) ついつい兄側になって同じツッコミ入れてましたww パスワードで見られるストーリーの後半に [p] が p] となってると思われる部分がありましたので報告しておきます。
  • 紅乙女
    紅乙女
    読んでいる間、丸ごと別世界に吸い込まれた気分になれる和風ノベルゲーム。 画面がとてもとても美しく、「紅姫」に魅入られた男性(耀光)の気持ちが非常によく理解出来てしまいました。これはしかたない……。 人ならざる者に魅入られた男の話なので、ホラー要素もあるのですが、それすらも綺麗に見えてきます。 流麗な文章で童話のような物語が読みたい方に、特におすすめです。
  • くじらの公式
    くじらの公式
    序盤に出てくる鯨神さまの昔話、くじらの素性等の要素が徐々に解き明かされていくのが良かったです。シナリオだけでなく、キャラ達も生き生きとしており、一枚絵もキャラボイスの質も高くトップクラスの出来だと感じました。 2点だけ誤字が気になりましたので報告を ・釣り勝負の時の一海の台詞、紗素恵さんの”特性”スープ→特製 ・紗素恵が髪をほどいて真子を追及するCG後の真子の台詞のお”応”えします→お答え~
  • 白雪舞う夏の日々
    白雪舞う夏の日々
    妹=萌えキャラのイメージが強い中で等身大の年頃の兄妹を描いた作品というのが印象的でした。
  • くじらの公式
    くじらの公式
    一見、お気楽な感じでプレイできる楽しいだけの作品かと思っていたら、大変深い内容になってきたので、のめり込んでしまいました。 登場人物の諦めない心が胸を打ちました。 クオリティは、フリーゲームでいいの?と思うぐらい高かったです! 壮大で懐かしい物語をありがとうございました!
  • 向日葵に添えるアイリス
    向日葵に添えるアイリス
    人ではないアイリスは、私達のように大声で笑ったり、涙を流して悲しむ ような事はありません。 ただ季節に寄り添い、大好きな人を想う姿に・・・じんわりと胸に残ります。
  • くじらの公式
    くじらの公式
    とても若さ溢れるキラキラしたお話で、心の汚れた大人にはちょっと眩しすぎる気もしましたw 結構長いですが、飽きる事もなく一気にプレイできました。 キャラクターもみんな魅力的でかわいかったです~。 勝男が時々かっこよいのが悔しいです!勝男のくせに!!(謎) とても楽しかったです!
  • 向日葵に添えるアイリス
    向日葵に添えるアイリス
    季節の移ろいの中で過ごす少女の、優しさと悲しみが感じられました。くるりと回る演出が印象的で、なんだかひまわりのようですね。
  • オティリーの世界
    オティリーの世界
    プレイしてみたいのですが、スマホからみるとスタートボタンが表示されませんでした、またpcからアクセスしてみます
  • くじらの公式
    くじらの公式
    一言で言うと「青く澄んだ水のような物語」ですね・・・。素敵でした。 主人公と友人達が浜辺で倒れていた不思議な少女を保護し、受け入れ、鯨波祭というイベントを 経て心を通わるせという流れですが、大人なら抱くであろう、未知や異形に対する恐怖や警戒心 などは微塵も感じず、仲間として真っ直ぐに距離を詰めて行ける子供達の行動は、清々しく、 まぶしくも感じました。 そして対照的な大人いえば・・・ハリセンボン号のクルー達! 勝つ為に正々堂々とこずるい手に打って出る彼らに、「こっち側の人間だ!」と思わず親近感を 抱いてしまいました。(笑) 少しだけ気になった点は、プロローグでくじらちゃんが若音ちゃんから借りた水着にいきなり 「くじら」と書いてあった事。何かワンクッション、エピソードを挟んで欲しかったかなと。 あとは、くじらちゃんの素性に迫るシーンが会話メインで進んだので、もう少しイベントで 見たかったなと思いました。 「くじらの公式」は市販ソフトと比べても遜色無い作品だと思います。 ここまでの物を作り上げた、クラノートさんの熱意と労力に、なによりも感動します。
  • 次元の魔女と疑惑の生徒
    次元の魔女と疑惑の生徒
    ほんの一言が原因で次元の魔女を自称する美少女に目を付けられた押しに弱い平凡な生徒の話。 序盤は厨二病を患ってクラスで浮いてる気の強い美少女に「勇者」だと勘違いされ、というどこかで見たこと聞いたこと読んだことありそうな始まりで、そこから次第に少女の性格や価値観や「設定」が明らかになっていく形です。 ちょいちょい他のラノベネタやゲームネタ等が厨二参考資料的に挟まれています。私自身、まだ把握していないネタがあったように感じましたが、そろそろ某有名作品についても全く通じない世代が出てきてる頃なんだろうなあ、とプレイ中ぼんやり思慮に耽ってしまったりなど。ダメージ。 こちらの説明文にも「選択肢を持たない」とある通り一本道ノベルです。 もし仮に選択肢があったとしても始まった時点で結末は決まっていたんだろうなあ……。
  • 鬼の涙
    鬼の涙
    確かにあった昔話のように感じられる物語でした。こういう終わり方なのか……切ないな……と二回容赦ない選択をしてからreadmeのおかげでもう一つに辿りつけて、ああよかったなーと感じ入りました。淡々としながらも起承転結がしっかりとしてて、プレイできてよかったなーと思います。
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    愛とは何か、そんな感じの作品でした。 この作品には数種類の形態を伴った「愛」がでてきます。何をもって「愛」を定義するかは客観的に評価できないものなので、恐らくこれは愛ではないと思うものがあるかもしれないし、実際に僕も作中で似たような感情を覚えました。 一方で、作中人物が「愛」を定義する際にそのように定義しないといけなかった背景と必然性があるはずだと思うし、それを鑑みると「愛」は各々全く別の感情を覆い隠すベールのようなものかもしれないとも思います。 主人公たちの過去が印象的に語られる上、ほぼ一貫した匿名性など、少し引っかかりを覚える部分が各所に出てくる作品なので主人公たちの行動原理などをついつい考えてしまう作品でした。 ちなみに個人的に特に好きな場面はchapter1の過去回想です。 また、チャプター式で既読チャプターをメニューから読み直すことができて遊びやすかったです。BGMやイラストも世界観に寄り添うものでよかったと思います。 構成力が高くて、何かとプレイヤーに考えさせる面白い作品でした。ありがとうございます。
  • 断罪オペラ
    断罪オペラ
    自分も、もう少し続きがみたいです。また機会があったら…と思います
  • 「ステッチ・ガール」
    「ステッチ・ガール」
    影のあるモチーフを扱いつつも、丁寧な描写であたたかな結末を描いた作品。しかも膨大なイラスト(かわいい)と豪華なフルボイス。物語への没入感が段違いでした。 個人的に、創作において、短く美しくまとめることは至難の業だと思っています。そして、それを華麗に提示してみせた作者様には脱帽です。 後日談も拝読いたしました。不器用な二人の幸福を祈らずにはいられません。素敵な作品をありがとうございました。