SF・ファンタジー
7967 のレビュー-
春にならないと出られない部屋楽しかったです! @ネタバレ開始 何度もしにましたw
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王国の行方サムネイルと概要を見たときから「絶対に好き」を確信し、ずっとやりたいと思っていた作品。 いざプレイしてみると思っていたよりももっと内容が深くて、人生について、生きることについて、普段悩みがちな自分の心に配下達の言葉が刺さりまくりました。 @ネタバレ開始 誤った選択をすれば国が滅ぶかと思っていましたが、そんなことはありませんでした笑良かったです。 自分の中での最善案を選ぶつもりで選択していきました。 公平重視のパールさん、個人の能力向上重視のエメラルドさんに寄ってしまいがちでしたが、人間は感情の生き物だから!と感情特化でも行けそうなタイミングではヒスイさんを選んだりしました。 美人コンテストでは、どの候補者も自分の意見がしっかりあって魅力的でしたが、内面の輝きを重視し、自分という個性を大切にしているルビーさんの意志に惹かれて投票しました。 激ヤバ宗教団体トラブルでは、「言葉を否定したらお前らの教団の言ってることも無価値だよなァ!?」というチンピラメンタルでパールさんを選択。 エメラルドさんとの練習の論破が難しくて、論理的に否定できるパールさんが凄すぎました。 この部分、最後に「まあ練習しないよりマシだろう」と言われて選択ミスしたか!?と思い、クリア後にあえて逆を選んでみたりしましたが、論破方法がそれぞれ2パターンあるのですね。パールさんは凄いや。 一番印象的だったのは、パールさんが存外ノリノリのミュージカルでした。 女装は中性的な綺麗な顔した男の運命…だと思ってます笑 何よりも、悲しい気持ちで、嬉しい気持ちを無かったことにしないで、という言葉。 長い間、亡くなったペットに対してしていたことなので、深く胸に刺さって号泣してしまいました。 それから、エメラルドさんの退官も印象深いです。 彼が辞めるって言った時に「やだぁ、辞めないで」って言いました。来月自分も任期終わるのに。 ワシが女性好きなのは個人の価値観で、面倒を見てるこの子らとは違う!と言えるのは人格者が過ぎますね。大好きです。 仕事に対する心構えのことはパールさんも触れていましたが、国が良くなっていくところを見るのが楽しくて仕方なかったというエメラルドさんの言葉に感動しました。 沼出身のパールさんや孤児だったエメラルドさんと違って、恐らく良いところのお嬢様だったであろうヒスイさんが、自分は甘いのかもしれない、と言っていたところも素敵でした。 @ネタバレ終了 どのキャラクターも魅力的で、最後には皆大好きになっていました。 ワシずっとここで皆と国王やる… FAは、性格も容姿もとても好みなパールさんを描かせていただきました。 気付いたらミュシャ風になっていました。 世界観も、ゲームシステムも、登場人物も、作品のテーマも、全部大好きです。 大切なことを教えてくださったこの作品に心から感謝しています。 素敵な作品をありがとうございました!
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黒き竜と黄昏の書[Failed]とっても壮大で、とっても美しい物語でした……! @ネタバレ開始 最初から最後まで……最高でした! 可愛くて懐かしい絵本の様な画面構成、だけどしっかりとゲームという媒体を駆使した演出。そのすべてが嚙み合いすぎていて、ノンストップでこの物語を読み進めてしまいました……! フォントをキャラクターや心情によって変えたり、無慈悲な選択肢や辺り一面のテキストの演出も怖さや不安を掻き立てていたり、物語を深く見る事によって手に入るtipsや図書館の本や研究資料などのフレーバーテキストも、そのすべてが世界観に没入してしまう要因の一つでした……! ルーナとクロイツ……そして竜殺しのそれぞれがとっても辛く美しかったです。 クロイツの心情、ルーナの境遇、二人の馴れ初め、とても初々しくて微笑ましい過去、それらがしっかりと描かれているからこそ、クロイツの記憶を辿る度に「何処で、何処でああなってしまうんだ!!」と内心ビビりながらプレイしていましたが、それを裏切らない悲劇、その悲劇から生まれた復讐心を噛み潰してまでルーナの意思をクロイツは大切してたのに、そのルーナの意思すらも人間に踏み躙られて……「人間の憎悪が無限に募っていく~!」とハチワレみたいな声を出しながらプレイ中に悶えていたのですが、最初は狂言回しだと思っていた竜殺しの方に物語がシフトしていくことによって、このゲームが人間の露悪や傲慢さを描いたゲームじゃないという事に気付かされました。 いや、最初の戦死者の手記で気付くべきでした……一人ひとりに人生はあった……。 竜殺しという存在が、如何に無慈悲にただ殺し続けるキリングマシーンの様な存在になってしまったのか……その過去もただただ辛く、血生臭く、罪に塗れていたその物語は本当に心がズタズタにされました。も、もう辞めてくれ……(泣) それらの結末を見届け、心も顔もぐちゃぐちゃになっていたタイミングにあのダイアログ……!読み手に訴えかけてくるあのダイアログ……第三の選択肢から繰り広げられる物語、お互いの感情、その全てが本当になんというか……もう最高でした。何も言えねえ! メッセージ性がとても強い、この残酷な物語を諦観と冷笑で終わらせず、光ある方へと紡いで行ったのも本当に良かったです。フランシスさんとソウさんの掛け合い、とっても好きです。 それに、物語を締めくくるアーロ、ルーナ、クロイツの行く末もとても心に来るものがありました、どうか安らかに。 エンディング曲も、ズタボロだった心に染み入るものがありました。すげぇ良い曲だぜ……。 @ネタバレ終了 演出もシナリオも構成も、とっても凄い作品でした!めっちゃ面白かったです!!
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惑わしミンクス強い能力を持った凛音ちゃんとの危ういやり取りを、ドキマギしながら眺めていました。 @ネタバレ開始 幼くわがままな女の子かと思いきや、大人びた物言いは予想外でした! もし実年齢が大人だとすると、朝のシーンや斗亜くんの出ていくシーンの意味合いが全く変わってきますね。大人びた服を試着して見せた凛音ちゃんの気持ちを思うと、胸を突かれます。 告白のシーンで吐露された凛音ちゃんの本音を聞いて、好きなように自由に生きてきたイメージが覆されました。確かに周りがイエスマンばかりだと、自分の考えが正しいのか、怖くなってきますよね……。 エンディング後の真相では、斗亜くんがひたすらに可哀そうでした……。 凛音ちゃんの成敗にスカっとしましたが、怖いので何をしたかは想像しないでおきます。 カットインの使い方が非常に上手いです。 クリア後のタイトル画面は微笑ましかったです……!やっぱり斗亜くんはカッコいいなあ、と惚れ惚れしました。 @ネタバレ終了 クリア後にミンクスの意味を調べましたが、納得でした……! 素敵な作品をありがとうございました!
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終末、執事と星に歌う以前から気になっていた作品をプレイさせて頂きました!!!! SFをテーマにした作品をプレイした経験がほとんどないのですが、適切なタイミングで設定やエピソードを開示して下さるので、SF初心者でも非常に世界観に入り込みやすかったです!! @ネタバレ開始 SFとピアノという究極のデジタルとアナログの組み合わせがお互いを引き立て合っていたのが、主演お二人の関係性そのものでとてもよかったです。 雄大な宇宙を背景に二人で連弾をするシーンは、どうやったらこんなに切なくて美しい情景を思いつくんだろう……とうっとりしてしまいました。お気に入りのシーンです! 二人の言動や容姿についても、どれもこれも全部積み重ねた過去のやり取りから影響され形成されていったものだったことを少しずつ理解出来て行くプレイ体験が非常に楽しかったです。 戻れない過去や宇宙船での束の間の時間が美しければ美しいほど、じわじわと迫り来る現実がよりつらいものになっていく演出とストーリー構成が本っ当に天才的でした。 物語が深淵に進んでいくにつれて、つい先程まで楽しく話していたはずの回想(話題の選択肢)が一つずつ真実で塗り潰されていく演出が、夢から叩き起こされ非情な現実と強制的に向き合わされているようでとても苦しかったです。 でもそれが……メチャクチャイイから困る……!!!!!!!!;;;; エンド3で宇宙に投げ出されたリートさんと共に入るエンドロールに茫然自失としつつも、「宇宙船での彼女とのひとときを独り占めして持って行く」という、人間のような独占欲を手に入れ愛する人を守り抜いたアンドロイドの顛末が物語としてあまりにも完成度が高く美し過ぎて、正直プレイヤーとしてはどこかこの結末に納得してしまう気持ちもありました。 諦観漂うそんなタイミングで「ちょっと待った~!!!!」とでも言いたげに乱入して来るマリ姉様のトゥルーエンドにもう……思わず拍手喝采でございました!!!!!!!!!!!!!!! 冒頭からちょこちょこ匂わされていた「この世界がループしている?説」をこんな形で回収して下さるとは思っておらず……!! 「大人になったマリちゃんは素敵な女性になる」という賭けの話もここで回収してくれたのがもう最高にアツ過ぎて泣いてしまいました。天才なのか? あの頃とは全く同じではないかもしれないけれど、二人が二人のまま、もう一度今生で出会うことが出来て本当によかったです……! この先はどうか幸せになってくれ~~~!!!!!!!!!!!(大声) 若干話が逸れるのですが、到着した惑星に居たもう一人の「リートさん」も、記憶はコピーだとしても彼のデータを受け継いで(上書きして?)いる以上現状「リートさん」であることには違いないのに、誰の視点から見ても「偽物」のような立場になってしまっていることがちょっぴり切なかったです。 本物が目覚めたトゥルーエンドの後の彼のことが、個人的にはとても気がかりですね……。 あわよくば彼も一緒に可愛がってあげて……欲しいな!!そういうのはだめか!?だめなのか!?!?!?(強欲) @ネタバレ終了 どの部分を取り上げても、これほどまでに緻密で美しい作品を作ることを可能にした作者様の技術力にただただ感服する思いです。 つらい場面も多々ありましたが、まごうことなきハートフルSF乙女ゲームをありがとうございました!!!!!!!!!!
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思い出の晩餐@ネタバレ開始 2つのエンドみれました~! 最初にステーキを断ったとき「コック早乙女に殺されるのかな、、」とドキドキしていましたが虚ろな表情のイラストに笑いました。ごめんなさい…。 気を取り直して右上のメーターを上げていき…ハッピーエンド! おいしいものをたくさん生み出して、たんぽぽくんが食べてください! ダークで可愛いお話でした、ありがとうございました! @ネタバレ終了
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機械仕掛けの嘘と夢綺麗なグラフィック、UI、キャラクターの思考パターンとそれを作り上げる世界観、どれも素敵な作品でした。 @ネタバレ開始 作者様の他二作品をプレイ済ですが、この作品はしんみりとした作風でギャップに驚きました。 カットインや、かわいいブリキうさぎちゃん、19番のとぼけた反応等の気を抜ける箇所と、ほの暗い世界観と先輩や394番さんとの関係とのギャップにも驚きました。 @ネタバレ終了 全体的に雰囲気がとてもいい作品でした。素敵な作品をありがとうございました。
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惑わしミンクスちょっと不穏なボーイミーツガールとの触込み通り、色々な意味でドキドキできるノベルゲームでした! 訳ありな二人でありながら、何気ないシーンに温かい気持ちになったり、このままでは終わらないんだろうなという予感にそわそわしたり、終始感情移入していたように思います。 美しいイラストはもちろん、繊細で過不足ない言葉選びと綺麗なプロットが相まってとても完成度の高いお話だったと思います。 @ネタバレ開始 二人の未来を考えた時にこのままでいいのかと言う疑問はやっぱりあるのですが、二人一緒にいるのが幸せならそれでいいよ!と言う気持ちになりました。 ずっと一緒に美味しいご飯食べてね…… @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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思い出の晩餐不気味なコックの料理店。次々と出てくるメニューの不穏な解説。 @ネタバレ開始 まさに食べられるためにいるような主人公。 これはやばいという雰囲気たっぷりで、増えていくメーターにハラハラしましたが、その後、予想外の展開。そうだったのか!という結末でした。 ラストの主人公とコックが一緒に食べているシーンはとても幸せいっぱいでした。 どの料理もおいしそうだし、白飯がもう一回来たときは、さすがこのコックは分かってる!と思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありあとうございました。
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バイト バイト バイト!!!色使いがおしゃれなドット絵に惹かれてプレイしました。 光と影の表現がすごいです。 そしてストーリー展開のテンポが良く、ぐいぐいプレイできます。 @ネタバレ開始 UIがとっても凝っていて好きです。思わず、怪しいサイトの広告をクリックしてしまいました。 どちらのエンドも回収しましたが、エンドのドット絵もとても見ごたえがありました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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オプライドこんにちは、SOALのスカと申します! SF✕乙女ゲーム、重そうな設定、フルボイス!気になっておりました! 「脳が、体を乗り換える。生き続ける。」とは? 倫理の欠如した研究施設。 モルモットにされる脳みそ。とは?なにかの揶揄なのか…?と思っていましたが、 @ネタバレ開始 思った以上にそのまんまだった! 病気や怪我をしたとき、あーあ、機械の体だったらなーと思ったことはありましたが 2~3年で体が駄目になるし、ライドするたびに苦痛を伴うかつ成功率が50%は…全然良くない! まぁ余裕で年齢制限オーバーしてるんですがね…。 こういうの既得権益者が欲しがりそうだから必死で子どもを犠牲にして 研究してるんだろうなと想像し胸糞が悪くなりました…。 気分を変えてキャラについて語らせてください! ジータくん キャラデザがすごく素敵!ずっと飴持ってて かわいいなーと思ってたんですが、そんな理由があったとは…! 黒崎さんの艷やかなボイスも合っていたし、途中かわいい声になっちゃうのも美味しかったです! メンタル強強とおっしゃっていましたが、個人的には御子柴さんの書かれる少年は 表面的には攻撃的だけど、内面結構ナイーブだなと思っていて、 ジータくんもそうなんじゃないかなと感じました。 どうかどうか人らしく最期を迎えられますように…! ルイスさん 制作中の我々のゲームにもお力添えいただいているヨッシ~バランさんがCV! ということでまずはルイスさんのエンドから拝見しました! 気になるキャラから攻略するのがいいって鉄則ですもんね…! 専門用語多めな中スラスラと読み上げられるので頭に入る入る!ありがてぇー…! メンタル弱そう、ナイーブに見えますが、実はメンタル強いんじゃないかと思います。 泣くとストレス発散になりますしね!優しいがゆえに苦しんでしまっていますが、 それを打破する行動力もあるし、素敵な大人だと思いました! ウラノさん 全然出てこないから攻略…できるんだよね…!?と不安になりましたが大丈夫でした。笑 最も闇が深いなぁ…と感じた人でした。 他の家族の記憶は消すけど、自分は兄の記憶を消さないし必死で繋ぎ止めようとする…。 そこまで必死になるのはどうしてなのかなと色々想像してしまいますね(もし登場済みでしたらすみません…!) しっかり睡眠取っているのに、正気で狂気なところが魅力なんだろうと思いました! オートファジー機能、作ってくれますように…。 全編にわたって不穏で重厚な雰囲気で、 立ち絵も美麗だったので、もっと!スチルとか!見たかったです!! やばい回想とか見たかったです…!笑 @ネタバレ終了 今回も世界観を浴びさせていただきました! プレイさせていただきありがとうございました!
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グリモワール・ヘヴン -Vampire's Red Needle-美女の吸血鬼に攫われた人間のおじさんがどうあがくか、というとても楽しい設定の作品です。 ダークな絵本のようなイラスト・世界観がとても好きです。 @ネタバレ開始 モリゾナの苦し紛れのセリフがとても面白く、靴が踏んでる床を舐めるというところには笑ってしまいました。その発想はなかったです。 笑いもありながら、モリゾナの医者としての熱い想いがあふれていて感動的でした。 赤い本のテキストから、多角的にモリゾナのことがわかるのもとても良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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円環舞踏機エンジェライン(チャプター1配信)起動直後からこれこれ!これで育ったんだよ!という感じの懐かしさを感じるようなロゴや演出に嬉しくなりました(ロボット自体はサムネの通りの3Dなので育ったというと嘘になりますが)。 世界観設定は超王道と思える重厚さがありながらも、ストーリーの進行は主人公と遭遇するキャラとの会話のやりとりと現れる敵との戦闘で進んでいくので小難しくなくテンポも良くて良かったです。戦闘シーンはアニメのようにアクション演出が豊富でかなり凝っていました。 現状の配信はチャプター1までとなりますが、1つのチャプターには6つのエピソードがあるので結構ボリューム感もありました。多くの魅力的なキャラが現れますし、プレイすれば分かりますがかなりインパクトのある大きなイベントも発生します。戦闘システムやキャラ強化などの工夫もあってとても楽しめました。
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虫屋ときつね 胡蝶怪獣綺譚~ノベコレ出張版ぞな!~和風ファンタジーの全画面ノベル作品です。非常に凝った骨太の設定ですが一切小難しい感じはなく、プレイすればすぐに世界観に入り込めました。本作ではアニメ1話分くらいの分量のお話が3話分楽しめますが、それぞれのエピソードは完結させながら大きなストーリーは展開していく形で理想的に思えました。キャラクター同士のやりとりもとても面白かったです。 特筆すべきはやはり半端じゃない3DCGアニメーションだと思います。まさに妖怪大戦争やわぁ!と口を開けてしまうほどのド迫力。これはサムネやテキスト感想では決して伝わらないと思うので是非DLしてプレイして欲しいです。通常の2DグラフィックもイベントCGだけでなく通常シーンの画面差分も大量に用意されており、これ一体本作の制作にはどれだけ手間暇かかってるの?と心底驚きました。
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きまぐれシャノワールずっと気になっていたこちらのお話、 ようやくプレイすることができました。 女児向け風ファンタジーと銘打たれている通り、 子どものころ学校の図書室やベッドのなかで 夢中になって読んだ物語のような心躍る体験をさせていただきました! @ネタバレ開始 自分に自信のない女の子、みのりちゃん。 彼女の心の揺らぎが読みやすく瑞々しい文章で表現されていて、 たちまち感情移入できました。 序盤登場した長髪美少年翔太くん、大変好みのタイプなので そのあたりもシンクロしてしまい……笑 そしてカペラ王国からやってきた一見黒猫、 実は魔法使いのケット・シー、ロダン。 突然の出会い、謎めいた宝石の存在、 そして魔法で家猫に擬態して居候に……! みのりちゃんとしか言葉が通じなかったり 家族や他の人には猫をかぶってたりしていて ニヤニヤがとまりませんでした。楽しすぎる……! そんなふたりが互いに影響を与え合いながら 成長していく姿が丁寧に描かれていて素晴らしかったです。 脇を固めるキャラクターも皆魅力的で、 真帆ちゃんたちやおじいちゃんなど 人柄を知れば知るほど好感が持てる人たちばかりでした。 とりわけエリザベートさんは知性と美貌、 そして気品のある素晴らしい女性だと思いました。 最初は苦手だった子たちと やがて打ち解けられるのもよかったです。 私も運動がとっても苦手なので、 みのりちゃんにさらに共感しておりました。 彼女が頑張る姿や成長する過程、 バスケがうまくなって貢献できたところなどは 本当によかったなあと思わず親目線に……。 ロダンはロダンで聖人君子というわけではなく、 むしろ悩みや苦しみを人一倍抱えているし 不安定で危ういところもあるように見えました。 彼女を羨ましく思う気持ちも理解できる気がします。 ありのままの彼を好きなんだと伝えるみのりちゃん、 本当にいい子だなあって感動しました。 一般家庭で家族から愛されて育ってきた子特有の強さ、 楽観的明るさがあると感じました。 それがロダンにとって救いになるといいなとも。 お弁当を魔法の丘で食べるシーンでは ロダンが心を開いてくれた嬉しさを私も共有できました。 お互い支え合えるなんて素敵すぎるじゃないですか。 ロダンと空を飛ぶシーン、思わず泣いちゃいました。 おじいちゃんに会いにいったのをきっかけに、 みのりちゃんが将来何がやりたいか気づくことができたり、 ペンダントの詳細が判明して……。 冒頭のシーンから、カペラ王国から転送された 勇者の子孫が現代日本にいるんだろうと推測してはいたんですが、 おばあちゃんだったんですね……! おじいちゃんもロダンの言葉がわかるのにも驚きました。 最初内緒にしてたおじいちゃん、お茶目さん(*´▽`*) 迷いを持ち始めているロダンにエーテルハートについて 穏やかではない情報が……。 このあたりで、ロダンはみのりちゃんを 特別大事な存在として考えているんだなと実感できました。 そして……。 SNSで拝見した黒髪のイケメン氏の正体がわかった時、 全私がスタンディングオベーションしました。 とても嬉しい展開です!!! おめかししたみのりちゃんの美少女っぷりよ……! いつか選択肢が出るのは存じ上げていたのですが、 いよいよそれが現れた時、ついに来た……!!と 居住まいを正しました。 全エンド回収したかったので、 あえて諦める方から選んでいったのですが、 ひたすら悲しいBE1 平和だけど切なすぎるBE2、 どちらもゲームならではの世界線を味わうことができました。 黒い蝶にも泣きました。 おばあちゃんとの邂逅を経てカペラ王国に自ら向かう みのりちゃんの凛々しい表情が目に焼き付いています。 とても強くなったなとまたしても親目線&涙目に……。 ロダンをとりこんだ魔王はとても強くて どうなってしまうんだろうとはらはらしました。 エリザベートさんまで石になったときマジ絶望しました……。 みのりちゃんの想いが通じて、 ロダンが我に返った時は本当にほっとしました。 ふたりとそして王国の皆が力を合わせて 魔王を撃退するシーンは胸が熱くなりました。 チェーザレ……きっと彼にも悲しい過去があったんですね。 しかしこのあと、もう一波乱が待っているとは 夢にも思っておらず……。 記憶を失うみのりちゃんと、王国追放寸前のロダン。 彼の両親の真実には驚愕しました。 そしてロダンを忘れてしまったみのりちゃんにも……。 このあとのみのりちゃんの運命が ロダンの選択肢に託されるところ、 非常に燃える展開だと思いました。 ◆恋愛エンド もちろん両方見る気満々でしたが、 イケメンロダンくんを知ってしまった自分としては 人間の彼をもっと見たい……!!!というわけで先にこちらのエンドを選択。 10年後のみのりさん&彼女とようやく再会したロダン、 ちょっぴりやきもきしながら見守りました! 大人になったみのりさんを見る私は ロダン目線になっていたので、 以前彼氏がいたとわかった時には オレ以外の男と付き合ってたんかい!! とジェラシーの炎がメラメラしてしまったり…笑 思い出せてほんとによかったです! 魔法の丘のスチル素晴らしかったです!! 人間同士、これからずーーっと一緒に 仲良く過ごしてほしいです(*´ω`) そういえばふたりが結婚して、 人魚伝説のある島に行くくだり、 もしかしなくてもあの島でしょうか?ですよね……? (裏話等に書いてあったらすみません。 感想文を書き終えるまでは拝読するのを我慢しておりまして…… これを投稿したら拝読しに伺います!) ◆友情エンド こっちは時間が続いているぶん、 翔太くんと伊藤さんのその後なども知ることができ、 真帆ちゃん翼くんのこともリアルタイム感覚で 祝福することができてほっこりしました。 ゲーム内でタイトル名が出るのも熱かったです! 一方で言葉が通じないロダンの悲しさが 切実に伝わってきて……。 とくにおじいちゃんとのオンライン通話のシーンでは、 必死でわかってもらおうと訴えかけているのがわかってしまい、 切なさに身をよじりました。 ここでエリザベートさんが助けにきてくれたのが 本当に嬉しくって。相棒にしたかったくらい 大事なロダンのこと、心配してくれてたんだなあって……。 無事もとどおりの関係になれたふたりが、 これからもずっと一緒に生きていくんだとわかる エンディングもとても素敵でした。 バッジふたつのエンドのうち、どっちがより自分好みか ずっと考えていたんですが結局選べませんでした。 両方味わえるのがゲームの醍醐味、ですもんね……? どちらも満喫させていただきました!! あたたかくて優しい絵柄もお話にぴったりでしたし、 スチルやイメージ画像などもふんだんにあって 物語の世界をより深く理解することができました。 ボイスもキャラクターにぴったりで、 おまけのフリートークも含め楽しませていただきました。 幼チェーザレ、如月さんだったんですね!! そういえばSNSで拝見してました!多才すぎる!! 前に進むために頑張ることの大切さ、尊さを みのりちゃんたちからたくさん教えてもらいました。 @ネタバレ終了 心温まる、素敵な時間をありがとうございました!
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オプライド実況させていただきました! 世界観がしっかり作られていて没入感が最高でした。 ジータ君エンドでのウラノさんとルイスさんの心情を思うと…その後ジータ君がクソデカ感情を主人公ちゃんに向けるようになるとさらにおいしいですね、という妄想を繰り広げています。遊び終わったあとにじわじわくるやつだ…! 前作の主人公ちゃん同様、か弱く見えて芯が強く、世間に流されず自分の心に正直に愛を貫き通すさまがかっこよすぎて!主人公ちゃんに惚れました。ありがとうありがとう。 今回も素敵な作品をありがとうございました!次回作も楽しみにお待ちしております~!!
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イモータル・ブレイブ何が悪で、何が正義なのか……誰が敵で誰が味方なのか……終始ワクワクドキドキしつつも切なさもあり夢中でプレイさせて頂きました。 スマホからのプレイにつき、バッジ獲得できていませんが、全ED見ました! OPが何度見てもとてもカッコイイです! 金髪ポニテなエクレールちゃんのビジュが好みだなぁ~というのがプレイするきっかけではありましたが…! @ネタバレ開始 かわいらしい姿でありながらも、剣を振るなんて、なんと勇ましい…!と思っていましたが、その事情が辛過ぎて、単純な理由でコロッと惚れてしまっていた自分が憎い…! ヒロイン2人共に根は本当に良い子で、敵対するなんて辛過ぎる!どちらも幸せになってくれや~~と叫んでましたが、ハッピーEDでは誰も不幸にならず、幸せそうで良かったなぁ~と思いました。 そういうわけで、エクレールちゃん→ティアちゃん順に、それぞれBADED→HAPPYEDの順に回収させて頂きました。 エクレールちゃんのぬいぐるみモフりスチルがかわいいです♡ ティアちゃんとの敵対→戦闘シーンは衝撃的でしたが、とても美しくもありました。 戦闘シーンについては、このシーンに限らず、文章のみでも状況がクリアに把握できるというか、文章を読み続けるのが得意ではない自分でも、100%ストーリーについていけました。読みやすいです。 どちらのルートを先にプレイするかによってもそれぞれの印象が違って見えるだろうなと…! 記憶を消してティアちゃんルートをやってみたらどうなるかな…? と思いつつも、ティアちゃんルートも知らなかったことが沢山出てきて予想できない展開で、ハラハラしました。 毒殺?!逃亡?!処刑?! フレイ君がノヴァさんの血を飲んで…のくだりはかっこ良すぎて興奮と共に背筋がシビれました。 パパさんも狂っていて非常に良い悪役でした!素敵! おまけイラストも拝見させて頂きました~!いずれも美麗でした♡ タイトル画面が青空笑顔に変化するのも素敵です♡ FAは能力に操られ狂っている様子の無敵エクレールちゃんが好きだったので…そんなイメージです。 @ネタバレ終了 本当に終始かっこ良くて、キュンあり、切なさありで、クリア後も印象深いです。 素晴らしい作品をありがとうございました!
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魅惑の薬と副作用ダークメルヘンな雰囲気に「副作用」というタイトルの不穏さが気になってプレイさせていただきました! そして、お嬢様とルベーヌさんのビジュアルが好みすぎてFAを描かずにはいられませんでした! @ネタバレ開始 お嬢様がどんな恐ろしい目に会ってしまうのかと内心ドキドキワクワクしつつも、お嬢様の心の闇を考えると、恐ろしい目に会うだけではなく、いちごシロップのプラシーボ効果で終わるENDもあって本当に良かったと思いました…! 理想の薬の効果が1年間あのままは怖すぎるけど、 モッフィーちゃんと化したもふもふなお嬢様が可愛すぎて…!いや、よくない…! ルベーヌさん、怪しい魔女のようでお父様に連絡入れてくれたり、過去の話から薬を正しい方向に使うように周りに知らしめるために薬屋の道へと進んだ優しいカッコいい方で更に好きになりました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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感情スペクトラム難しかったです!登場する彼らが本当に怒っているのか笑っているのか……それは本人だけが分かることで考え出すと分からなくなります!特に最後の選択肢が難しかったです。何度かプレイさせて頂きました!ありがとうございました!
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Heliogabalus人物的にも歴史的にも興味のある人物がメインのお話で、楽しく遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 事前知識でそれなりに逸話を存じていましたが改めてノベルゲーム形式で史実を見れるのはとても新鮮でした。