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7847 のレビュー
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    プレイ直後のため、半ば放心しています。 冒頭から終盤まで、構成と心理描写が特に素晴らしい作品だと感じました。 未プレイの方は今すぐあらすじだけ読んでさっさとDLして遊んでほしいです。 何をどう書いてもネタバレになりそうなので、 珍しくこのくらいにしておきたいと思います。 (細かい感想は自分用の備忘録的にどこかでまとめるつもりです) ただただ強い「愛」、「愛」の物語でした。 素晴らしい作品をありがとうございます。 制作者様がリメイクならびにTGF2020に応募して頂いたおかげで 本作に触れることができましたので、私にとっては大変な幸運でした。
  • 【Valentine's・Junkies】
    【Valentine's・Junkies】
    短編ADVです。とても面白かったです! 3つのエンディングを見ましたが、この三段構えは良かったです。 プレイ時間は短いですが主人公もろこあちゃんもとてもキャラが立っており印象に残りました。 面白い作品をありがとうございます。
  • 東雲に霞む
    東雲に霞む
    深いテーマで色々と考えさせられる作品でした。 テキストの巧みさのおかげでぐいぐいとストーリーに引き込まれます。 状況が状況なので必ずしもすべて解決するようなものではなかったですが、 きちんと登場人物が前に進めそうなエンディングは読後感が良かったです。 素敵な作品をありがとうございます。
  • ほしにねがいをかけたなら
    ほしにねがいをかけたなら
    ドタバタ感満載のコメディで、主人公(作者さん?)の人形に対する熱量に思わず吹き出します。それでいて、大量の画像を惜しみなく使っており、細かいアニメーション演出などもあるかなりの力作です。シナリオは分かり易く、オチも秀逸です。笑いました!
  • オリンピックの緒
    オリンピックの緒
    場面が次々と入れ替わるADVです。 ちょっと小粋な、というかセリフめいた会話が繰り広げられます。 謎めいた不思議な雰囲気を持つ作品でした。 なかなかに示唆的な作品なので、 受け止め方は十人十色になりそうな珍しい作品だと感じました。 オリンピック中止云々の言及もあり、なんだか予言めいた雰囲気まであります。 興味深い作品をありがとうございます。
  • 老と白
    老と白
    独特の渋い絵柄で、以前から気になっていました。 バックログやメニューまで手を入れられて、尚更引き立てられます。 @ネタバレ開始 かなりのクズさを見せる村長ですが、それがこれと言って産業もなく作物も取れない寒村の様子を物語っているように思えました。 ぶっきらぼうであんまり口は良い方じゃないけど、唯一となった同郷のましろを護り、これからの路銀を渡してやる淵野。あの村の荒んだ状況においても腐らず、冷静に村を抜け出す準備をしてきた聡明なましろも、そこに惹かれたのでしょう。 二人の行く末に幸多かれと願わずにはいられません。 @ネタバレ終了
  • 僕たちが爆発するまで あと1分
    僕たちが爆発するまで あと1分
    ドット調の画面と不穏なあらすじ(というかタイトル名からして気になっていたのかも)に惹かれてプレイしました。 最初は普通のノベルだと思っていたのですが……… 構成が…!秀逸でして…! @ネタバレ開始 小話を連続させることで進んでいく…しかも様々な視点から。 つまり、小話がスンッと終わるので続きが気になって次へと読み進めてしまう、と思えば違う視点で別の話が始まるのでその人について続きが気になるし全体の続きも気になるし、というか爆発ってマジなのか、爆発ってなんなんだ、え、本当に爆発するの?え?という情緒が先に爆発させられる仕組み…… 超短編を繰り返して紡ぐ群像劇でした。 視点の変わり方が毎回ハッとさせられます。まさかラジオ視点がくるとは! なんか爆発オチゲーなのかな、と思った一周目。 そんなわけなかった変わるかも世界と期待したら事故で情緒が爆発した二周目。 全ての伏線を回収し悪に同情させきらない終わりを見届けさせてくれたおまけパート。 1周するごとにこの作品のことが凄いと思うようになって、気づけばこの長文であります。 部長がどうなったか分からないけど、パパがお家に遊びにおいでよって言ってくれたってことは喘息持ちの子と部長の話も事なきを得たんだろうか…! エンドロールのイラストにヒントがあるのかも…!?まだ色々と考えてしまいます。 そして最後に響くキーボードを打つ効果音、最高に高まりました。 喋るセリフにも昔懐かしの効果音が入っていてクオリティ高すぎです。 ただ、早送りできずパスワードをもう一回見に行くのが大変でしたけども…! @ネタバレ終了 プレイヤー自身が道を選ぶ瞬間は少ないのに、読ませる力、次を読もうとクリックさせる力の作用がすごい作品でした。とても勉強になりました、ありがとうございました!
  • 消灯コーヒー
    消灯コーヒー
    コーヒー片手に読みたくなるノベルでした。最後のオチにクスッとしたり。一息つける楽しいノベルをありがとうございました。
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    この愛は純粋で、ひどく歪んでいました。 共依存と一言でいえば簡単ですが、それでも彼は確かに彼を愛していたんだと思います。 何度も周回するゲームですが、周回が理にかなっています。それも悲しい理由ですが… 素晴らしいゲームでした。
  • エンドロールの最後まで
    エンドロールの最後まで
    短くあっさりとしたストーリーなので、いろいろな想像が膨らみました。 ストーリーの続きを見るごとにエンドロールが変わっていくのが良かったです。 個人的には第2幕の冷たくあしらうヒカリさんが好きです。(氷魚)
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    言葉の選び方からイラスト、音楽、システム面まで細部にこだわり抜いて作られた作品です。 @ネタバレ開始 諦められない彼らの未来を願わずにはいられません…。 人間と人間の間に生まれる関係、エゴのぶつかり合い、個人的な愛のために自身を犠牲にすること…登場人物全員の業が深いです。 プレイヤーとしては、何かを諦めたら、妥協したら、きっと幸せな生活を送れるのに…と考えてしまいますが、そうしないからこそ、この愛には誰も口出しすることができません。 彼らのことを思い返すたびに胸が締め付けられてしまいます。 ささやかな幸せが彼らの人生にありますように。 @ネタバレ終了 数年前に、数年後にプレイしたら受ける印象が変わるような作品だと思います。また何度もプレイしたい! 追加シナリオ、待ってます!
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    静かな雨が降る日にゆっくりと読みたくなって、作中に登場する駅にふらっと降り立ってみたくなるお話でした。優しく、暖かい文章と世界観が好きです。素敵な作品をありがとうございました!(個人的に色素うすいキャラクターが好きなので、橘くんとてもツボです、、、←)
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    とてもととても面白かったです!!! ノベルゲームや小説に限らず、創作が好きな人には刺さる作品じゃないかなと思いました。 誰でも何かしら身に覚えのあるエピソードがありそうですよね。 読んだ直後はちょっとした興奮状態にあり、まともに感想書ける感じがしないほどでした。本当に面白かったです。
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    まずタイトル画面を拝見して「男子高校生たちの爽やかな青春物語かな」と勝手に予想していたのですが、良い意味で期待を裏切られました。 とてつもなく壮大でささやかで、純粋で歪な「愛」の物語でした。 主人公の梓くんは従兄弟で同じ学校に通っている隆之介くんの面倒を日々見ていますが、それを象徴する「子供返りしてしまったように泣きわめく隆之介くんと、それを優しくなだめる梓くん」のシーンを見て、それが端から見ればアンバランスで今にも壊れてしまいそうな情景だった、というのがこの2人に対する第一印象でした。 また、隆之介くんの見た目が、文章からも立ち絵からも「美しい」と感じられ、心惹かれました。 最初2人は共依存の関係にあると思ったのですが何度か「世界」を繰り返すうち、梓くんの都合のいいようにふるまう隆之介くんの方が、ある意味「大人」であると感じました。 一方で梓くんは決して強くない、むしろ弱いのに強くありたいと強がる様子や自分の気持ちに言い訳を探してしまうところが人間臭くていいなあと思いました。 どうあがいても結末は同じになってしまう「世界」にやるせなさを覚え、「どうにかしてこの2人を救えないのだろうか」と切なくなりました。 時折登場する謎の男性や少女の正体も気になるところでした。 6(7)周目で雰囲気ががらりと変わります。 「相手のため」と思ってすることが「自分のため」だったりその逆も然りで、それで「世界」を壊したり救えたりするのだから「愛」や「恋」という概念はとてつもなく複雑で力があって、それでいて扱いが難しいものなのだと改めて痛感しました。 「愛」や「恋」に振り回されながらも自らの意志を貫く本作品の登場人物たちの生き様はなんて愚直で美しいのだろうと感じました。 「世界」を壊したら、待っているものは何なのだろうか、そう考えずにはいられない、人の綺麗な心も醜い心も巧みに描写された作品でした。 @ネタバレ開始 大変不謹慎ではありますが、隆之介くんの死に様のスチルがどれも美しくて好きです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 画廊の横顔
    画廊の横顔
    綺麗なサムネに惹かれてプレイさせていただきました。 漫画や芸術といった分野には明るくないですが、主人公の気持ちに共感できる部分が多々あって胸を締め付けられるようでした。 最後は涙が止まらなかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 人間らしく
    人間らしく
    プレイ時間は約5分ほどと短いですが、受ける印象は鮮烈でした。 生きるとは何か。自分の人生について考えたくなる、そんな物語でした。 次回作も楽しみにしています。 心に残るお話をありがとうございました。
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    紹介文の通り、兄妹が世間話をしながら深夜を散歩する作品です。 プレイ時間としては1時間ぐらいですが、よく話題が尽きないなーと思うぐらい、 色んな話題でテンポ良く、会話のキャッチボールが進みます。 そのテンポがあまりに良いので、文字送りの操作すらも、 タイトルの「beat」の通り、何かリズムを刻んでるんじゃないかと思うほどでした。 心地よい音楽、深夜の不気味さとどこか非日常でワクワクもする画像、 それらとマッチした全体の画面構成がイイカンジで、そこに圧倒的な量の会話キャッチボール。 文字を送りながら、不思議とこの作品に浸かっていくような感覚があり、 良い意味で、会話を聞きながらも眠くなっていきました。 作中、あくびの話がありましたが、同じタイミングで出ましたし、 この作品に共感しつつ、リラックスしてる証拠なのかなと思いました。 @ネタバレ開始 散歩が終わり、括弧と別れて一人になってから「……」が連続するシーンが、 マシンガンのように会話していたのと比較して、静寂がものすごく感じられ、 めちゃくちゃ印象的なシーンになっていました。あそこはとっても良かったですね! @ネタバレ終了 この作品は深夜になんとなく、コレという目的もなく、 フラーっとネットサーフィンするような感覚の延長で、手に取ってみるのが、 不思議な感覚と共にリラックスもできて、適しているような気がしました。 ぜひ深夜に遊んでみてほしい一作でした!
  • かみさま の きもち
    かみさま の きもち
    表紙からめくるも裏表紙からめくるもよし。 絵本を読んでいるかのようにページをめくり、 かみさまとひととまちとむらについて考えさせられる 温かくも切ない読み心地がする素敵な作品です。
  • よざくら奇譚
    よざくら奇譚
    短いですが酔った時に見る夢のような、素敵な作品でした。 あっさりした大人の女性の優しさも心地いいですね。 イラストも、選曲もとても良いと思います。 ありがとうございました。
  • 「私のこと、ご存知ですか。」
    「私のこと、ご存知ですか。」
    選択肢と一枚絵にボリュームがありました。 これからも制作頑張ってください。