heart

search

ドラマ

8400 のレビュー
  • タマキハル~序章 艮為山編~
    タマキハル~序章 艮為山編~
    高校2年生の主人公、陽介の学園生活を中心に描いた物語。僕は2時間ほどで読了できました。個性的なキャラクター達とのやり取りがとても楽しい作品でした。 @ネタバレ開始 本作品は登場人物が大変魅力的で、その点が強く印象に残りました。メインキャラクターはもちろん、立ち絵がないキャラクターもみな生き生きとしていたと感じます。その中でも、僕は香月さんが1番好きです。彼女、いちいち可愛すぎませんかね? 「香月さんと一緒に図書委員をやりたい人生だった……」なんて思いながら読ませて頂きました。陽介くんも良い奴で、この2人のやり取りは読んでいてすごく癒されました。 なお、立ち絵イラストも素晴らしい出来栄えで、キャラクターの魅力を更に高めていたと思います。くるくると表情が変わる演出も大変良かったです。 そんな彼らの学園生活の描写は、読んでいて実に楽しかったです。これも、キャラクターがしっかりたっていたからこそだと思いました。個人的には、斬新な新商品でテンションが上がっちゃう香月さんが好きです(笑) 笑えるシーンは他にも多々あり、読み進めるほどに彼らへの愛着がわいてきました。 それだけに……。ラストの展開には衝撃を受けました。いや、本当に落差がすごすぎます(笑) とりあえず今言えるのは、続きが出たら絶対に読ませて頂くということですね。 @ネタバレ終了 またひとつ、続きがとても気になる作品ができました。続編を楽しみにお待ちしております。
  • 朝焼けの日に
    朝焼けの日に
    優しい絵柄にひかれて全エンドクリアしました。 トゥルーエンドを見てから他のエンディングも見ましたが、どのエンドも素敵なお話しでした。
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    VTuberとスパチャの題材がずば抜けて面白いです!!にあちゃんかわいい~!!自然と応援したくなりました
  • 俺より強いやつに会いに行く
    俺より強いやつに会いに行く
    無敵感を感じるタイトルがカッコよくて気になりプレイさせていただきました! キャラクターのイラストは登場しませんが、堂園先生の怪しさが特に印象に残っています。 彼は一体…(゚Д゚;)
  • アンタなんて愛してない
    アンタなんて愛してない
    15分程でエンド回収しました。 紹介文にある通り死にゲーですが、ゲームオーバーになってもタイトルに戻らずすぐに時が戻ります。 なのでエンド回収もストレスにならず、隠しシナリオも一周目で見れたのでスムーズにクリアできました。 短編ながらOP付きなところや、背景の時計の演出、二人のまっすぐな想いもよかったです。 ありがとうございました!
  • 復活のアーチスト
    復活のアーチスト
    突然の戦力外通告!主人公は復活することができるのか?という、ノベルゲームでは珍しい設定の作品。こういう体験ができるのもゲームならではですね。新鮮な気持ちでプレイできました。
  • 夏の想いは星影に
    夏の想いは星影に
    選択肢が無く、物語に没入して読むことが出来ました。 夏、星空、題材がとても素敵。 物語を読み終わって、 情勢が落ち着いたら帰省したいなと思いました。
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    橘くんとずっとお話がしたくて、長居しました。 不思議な世界観で、切ないけど素敵なお話。 また、乗車したいと思います。
  • ほしにねがいをかけたなら
    ほしにねがいをかけたなら
    コミカルでテンポよく楽しい!人形への愛を感じるシーンもホラーなオチも良かったです。美少女(の人形)に罵られるなんて我々の業界ではご褒美…いや、やっぱり遠慮します。 そしてやはりナレーションがあの声で脳内再生されます…笑
  • 高層マンション
    高層マンション
    ホラーという事でしたが、どちらかというと人間ドラマに重点が置いてあり、ホラー苦手な自分でも楽しくプレイできました。 主人公が、少しずつ家族の事を考え直していく過程が素敵で、エンディングの演出ではホロリときました。 最初にベストエンド(かな?)を見れたのですが、別エンドでは演出が変わっていて「おお~!」となりました! @ネタバレ開始 教訓では、それぞれにそれなりに幸せかな?と思っていたところに意外な事実が!個人的に一番の恐怖ポイントでした!…でも、どうか幸せにしてあげてね? …個人的には、「幸」のバッジが獲得できるエンディングが一番好きですかね。真実は必ずしも明かすべきものではないのかな…と、これも人によりますかね。 @ネタバレ終了 とても楽しかったです!ありがとうございました!!
  • 僕らの一歩
    僕らの一歩
    読みやすい文章でさくさく読み進められました。終わり方がとても良かったです。ゲーム制作者に限らず、ものづくりが好きな方にプレイしてみてほしい作品です。
  • 四十雀とフォトグラフ
    四十雀とフォトグラフ
    サムネイルの印象と違って最初は驚きましたが、とても爽やかなボーイミーツガールでした。二人のこれからが気になります!
  • 夏の想いは星影に
    夏の想いは星影に
    実家へ帰省した主人公と高校時代の部長。夏の空気を感じるノスタルジックなお話で、効果音やセリフの演出などが丁寧でした。爽やかな作品なので夏にプレイすると涼しい気持ちになれるかも…?
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    春樹花にあさんのユラユラした動きや配信画面や右側のコメント欄に流れていくスパチャなどリアルな臨場感があり、物語に引き込まれます。 画面がとてもキレイに構成されていてとてもスムーズにゲームを進めていくことができ、周回プレイも楽しみながらできます。 楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございます、私もこんな素晴らしいゲームが作りたいと思いました!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    ノベコレランキング上位に不動明王の如く常に鎮座されているこちらの作品。面白いのだろうなぁとは思っていたのですが……すっごく面白かったです! こんにあー♪ おつにあー♪ にあちゃん可愛い!! しかも動くよ!? その上歌まで……!? 主人公が推したくなる気持ちがめちゃくちゃ分かりました。 @ネタバレ開始 開始当初からにあらーになっていたので、金に糸目をつけずに応援したら藤原竜也さんが定期的に収監されているような場所に連れていかれて笑いました。でもあのエンドは実質カタラーメンさんとのトゥルーエンドなので、満足です! 物語の方も、萌え+笑い+シリアスが上手く融合してきちんと伏線回収もされてすごく良かったです。最後はとってもいいお話でした……! 最後に製作者様にお聞きしたいのですが、次のにあちゃんの配信はいつでしょうか??(万札握りしめ) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 夏の亡霊、刹那の雪と透羽の空
    夏の亡霊、刹那の雪と透羽の空
    スタートした瞬間から作品の雰囲気に入り込めました。 全編を通じて幻想的な感覚で読み進めることができました。 プレイ後も含めてなんだか郷愁を感じる作品でした。 冒頭とエンディングの動画演出ももちろんですが、 コミPOを最大限活用した画面構成がとても良かったです。 特にヒジリは本当に活き活きと描かれていたと思いました。 素敵な作品をありがとうございます。
  • 能面な、先生
    能面な、先生
    読み終わった後に心が温かくなる物語でした。 冒頭、花ちゃんの苦悩がとても伝わってきました。だからこそ、さりげなくたしなめてくれる先生の優しさが心に沁みました。 自分を気にかけてくれていると思っていた人が、自分のことなど歯牙にもかけていないことがある。でも、自分の気付かないところで、意外な人が自分のことをよく見ていてくれていることもある。素敵なことを教えていただけたような気持ちになりました。 優しい雰囲気のイラストも、作品の雰囲気によく合っていて素敵でした。時々入るイラストも効果的だったと思います。 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    Vtuberなどの世界には詳しくないのですが、すんなりと世界に入り込めました。とにかくにあちゃんがかわいい!!(*´ω`*) 主人公の名前入力式でして。いつもなら何か適当な名前を付けるのですが、ふと思い立ち今回は自分のペンネームを入力。したら!うおーーー!!にあちゃんに名前呼んでもらえたーーー!!と、テンション上がりました!! 本当に応援している気持になれて楽しいです!! @ネタバレ開始 1週目は地下エンドでした(笑)。 明確なバッドエンドを除いては、どれがトゥルーorハッピーエンドかは人によるかと思いますが、個人的にはVエンドが好きです。 @ネタバレ終了 とにかく理屈抜きで楽しめました!楽しい作品をありがとうございました!!
  • ビデオレター
    ビデオレター
    説明欄読んで「うわこれ絶対泣くやつじゃん」って思って プレイしたらやっぱり泣きました。良いお話でした。
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    従兄弟を救うために、主人公である保志が奮闘する物語。僕は3時間ほどで読了できました。 @ネタバレ開始 本作品は、シナリオが特に素晴らしかったと感じます。 まず、序盤の「繰り返し」ですが、これはゲームであることを生かした演出だったと思います。タイトル画面に戻った時は絶望感に襲われましたし、繰り返すほどにその絶望が強まっていくのも印象的でした。この演出のおかげで、繰り返し続けた「彼」の気持ちが少しだけ分かったような気もします。 また、物語の展開としては後半が特に面白かったです。何が起こっていたのかが明らかになると同時に、「なんとか打開できるのか」が気になってしまい、一気に読んでしまいました。なお、ラストの展開を読んだ後は、しばし呆然としてしまいました……。 本作品では、愛するものを追い求める人間の美しくも悲しい性が描かれていたと思います。特に、保志の強い思いには終始圧倒されていました。本来、こうした感情は時間と共に少しずつ風化していくところもあると思います。が、今回は彼の執着とタイムトラベルとが結びついてしまったことがさらなる悲劇をうんだように思います。失敗を繰り返すほどに、「自分のやってきたことが間違いだったと認めたくない」と思うようになり、ますます執着してしまう……。後半の保志は、もう引き返せないところまできてしまっていたのだと思います。邑井さんの存在があっただけに、あのような終わり方を迎えるしかなかったことがいっそう切なく思えました。 これは全く個人的な感想ですが、本作品をプレイして「運命とはどの時点で決まってしまうものなのだろうか」なんてことを考えさせられました。僕は決定論者ではないので、最初からすべての運命が決まっているとは思いません。ですが一方で、「今となってはもうどうにも変えようのないこと、避けられないこと」も確かにあると思います。例えば、後半の保志はもう引き返せなくなっていましたし、隆之介は4月4日の時点で自殺することを固く決意していたと思います。 「はじめはあらゆる可能性があって、天秤は平衡を保っている。けれど、無数の選択を通じて少しずつ天秤はどちらかに傾いていき、ある時点を超えてしまうと天秤はもう何があってもひっくり返せなくなってしまう」 そんな風に僕は考えていたりします。ですから、「もっと前からやり直す」という方法は「ひょっとしたらうまくいくんじゃないか?」と思ったのです(笑) しかし、そう考えていただけにラストの展開は衝撃的でした。また、あのように物語を締めくくったことにこそ、本作品の個性が色濃く出ているようにも感じました。昔から「ループもの」のノベルゲームが好きな僕ですが、本作品を通じて「過去をやり直す」危うさも強く感じました。 登場人物の中では、特に邑井さんが好きです。これは想像ですが、保志の中にも自分への好意があることを、彼女はもっと前から気がついていたと思います。お互いに想いあっていると理解しつつ、それでも保志とは結ばれない。彼女がどんな思いで保志のそばにいたかを想像すると、それだけでちょっとくるものがあります……。 個人的に、自分と心的な距離が1番あると感じたのが隆之介です。プレイ中は彼がどうしてこんなにも死にとらわれているのかがうまく理解できず、色々と考えました。彼の知的能力が著しく低かったとは思えません。また、虐待という不幸はあったにしろ、今も著しく不幸な環境にあるとも思えない。その上、他でもない保志が「生きていてほしい」とも言っている。にも関わらず、どうして彼は死を選ばずにはいられなかったのでしょうか。 自分なりにしばらく考えてみたのですが、やはり保志の影響が大きかったのかなと思いました。前半の物語を読んでいると、とにかく「大人の存在感がない」と感じます。彼らにとってキーパーソンとなりえるはずの両親も、ほとんど登場しません。実際、大人が頼りなかった部分もあるのでしょう。しかし一方で、2人がすすんで大人を遠ざけたところもある気がします。それら2つが相互に作用しあって、いつからか2人と周囲の間には深い断裂が出来たのではないかと思います。そうして長い時間をかけて作った2人だけの世界に、2人は生きる意味を見出していた。しかし、いつからか隆之介は「こんなあり方をずっと続けることはできない」と悟り、「ならば早く保志をこの世界から解放してあげたい。そうするのが自分にできる罪滅ぼしだ」と考えるに至ったのかな、なんて考えました。 もうひとつ、これはもっと突っ込んだ意見ですが……。隆之介の中には、自分をこのような状況に追いやった者達への怒りがあったのかもしれないと思いました。それは世界や大人だけに向けられたものではなく、保志に対してもです。もちろん、保志のことを愛していたと思うのですが、それだけでは隆之介の行動をうまく説明できないような気がします。保志に対しては、本当に沢山の感情を持っていたのではないかな……。 まったくの見当違いでしたら申し訳ありません。 本作品は、立ち絵やイラストも美しく、その点も大きな魅力だと思いました。特に、イベントスチルが素晴らしく、物語への没入度を高めてくれたと感じます。隆之介が炎の中で笑っているシーン、溺死してしまったシーンのイラストは怖いほどに美しかったです。 @ネタバレ終了 作品の感想としては少しズレているであろう自論も書いてしまい、すみません。彼らの生き様を見届けて思うことは他にも多々あります。大きく感情を揺さぶられ、読み終えてしばらくはこの作品のことばかり考えていました。様々な角度からの考察ができる素晴らしい作品だったと思います。本当にありがとうございました。