ドラマ
7849 のレビュー-
森の不思議と小さな出会いパステルトーンの絵にひかれてプレイしました。 キャラも背景も可愛いっ! 選択肢・エンド分岐はありますが、合わせても20分くらい、でしょうか。 展開は王道そのもの。ちょっとはらはらしながらも、安心して読めました。 3人の友情が、長く続きますように。にこにこで見守っちゃう感じでした。
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消灯コーヒーふらふらと「入店」してしまいました。 趣のある風景に、素敵なボイス。 最後までプレイして、コーヒーが飲みたくなる気分になりました!
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さよならチョコミントチョコミントの如く、甘くて・爽やかで、でも香りはいつまでも残るものではなくって…。 そんな夏の、日常とは言えないものが日常として終わるところに作品のテーマを感じました。 とても良い時間をありがとうございます!
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夢の狭間で短いながらもまとまりのある良いお話でした。 せっかちなのでエンドを見るまで2周掛かってしまいました!
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嘘の手紙最初はルールが分からず手探り状態でしたが、進めるうちに段々と要領がつかめてきました。様々な人の言葉やエンディングから主人公と山中の関係性を少しずつ読み解いていくのが楽しかったです。 とある場面でBGMが消えたり、電話の発信音で終わるエンディングがあったりと演出が素晴らしかったです。グラフィックも、独特の雰囲気を醸し出していて印象的でした。 気が付くとこの世界観に夢中になっていて、どんどん読み進めていきたくなりました。 素敵な作品をありがとうございました。
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幽明少女はユメを見る幽霊の少女を成仏させるのが目的のゲームでしたが、不思議と暗くならず、暖かな雰囲気で終わりました。 というかキャラクターがみんな優しくてほっこりなんですよね。 ちなみにホラーではないので皆さん安心してください、優しいゲームです。
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指先で世界を見る高崎君と7つの魔法、のころからのファンです。 今回も巧みな文章でのギミックで、見事にAのことを「悪い人なのかな?」とだまされかけました… たしかにSNSではあることないこと書かれますが、学校でもそれは同じなんですね。 Aは悔しかっただろうなあ…どうか、負けることのない、したたかな子であってくれるといいなあと思いました。
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蚕の箱庭イエスロリータ、ノータッチ! おにロリほのぼの日常系だと作者さんはおっしゃってますが…おにロリ…はぎりぎりとして、ほのぼの日常系じゃなかったー!!! ほのぼのどころかめちゃくちゃ不穏ですが、でもたぶん蜜ちゃんはしあわせなんだろうなあ。 蚕の一生と絡めたストーリーがとてもよかったです。 ちなみに私が生まれる前には実家で蚕育ててたそうです。…見たかったなあ…モフモフでかわいいですよね、蚕。
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美しき人本当に素敵な作品でした! @ネタバレ開始 たった一言でがらりと見方の変わるシナリオに驚きました。 作品のテーマの明確さと、美しく無駄がない洗礼された作りにとても感動しました。 @ネタバレ終了 今作に触れられて、心から嬉しかったです。
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死ぬよりもつらいこと1時間ほどで読了できました。 この作者様のゲームは、ほぼ全てプレイしています。 自分でも不思議に思っていることとして、「なぜ自分は浦田さんのゲームにこんなにも惹かれるのだろう」というのがあります。浦田さんが描くテーマは毎回かなり重たくて、けっこうドロドロとしたものを見せられます。楽しい気分で読めるシーンより、暗い気分になるシーンが多いかもしれません(笑) それなのに、どうして好き好んでこの方の作品を読んでしまうのか。 それは多分、「浦田さんは全力でテーマに取り組み、嘘偽りなく描く」ことを知っているからだと思います。自分ならつい「うまくかわす」ことを考えてしまいそうな事柄でも、この方は決して逃げず、真摯に取り組みます。だから毎回、「このテーマを浦田さんはどう描くんだろう」と気になってしまうんだと思います。 そんな浦田さんの作品で僕が1番好きなのが、この「死ぬよりもつらいこと」です。浦田さんの並々ならぬ思いを感じることのできる傑作だと思います。 @ネタバレ開始 本作品では描写の解像度が高まったと感じるシーンがいくつかあって、そこに作者様の個性を強く感じました。そのうちの1つが、誰かの死で苦しんでいる人の描写です。この部分は、作者様自身が深く考えなければ書けないものだという気がしました。 例えば、海翔の場合。 兄が自殺した後、海翔の母は激しく感情を表出します。が、時がたつにつれて、彼女は少しずつ前に進み始めました。一方、海翔は全く泣けませんでした。その後も、「兄が急にいなくなった」という現実としっかり向き合えないままに、時間がどんどん流れてしまいます。海翔の苦しみは、もちろんうつ病のせいでもあるのでしょう。しかし本質的には、兄の自殺に向き合えず「取り残されてしまった」という感覚があるからこそ生じたんじゃないかな、と思いました。このあたりの海翔の心理描写は非常にリアルで、夢中になって読んでしまいました。 また、杏の心理描写も、真に迫るものがありました。 父の死があまりにもつらかった彼女は、自分の心を守るために父を憎みます。が、その一方で、「父が死んだのは自分のせいだ」ともずっと考えていました。父を完全に嫌いになってしまえればもっと楽になれるのでしょうけど、彼女はそれを選ばなかった。というか、選べなかったんでしょうね。表面では父に怒りを覚えつつも、深いところでは父を愛していたからなのだと思います。こうした複雑な思いが同時に存在するという描写には、深く共感できました。また、杏が本当の自分の気持ちに気が付くシーンには、目頭が熱くなるほどに感動しました。 目を覆いたくなるくらいにつらいものを描いた本作品ですが、登場人物たちは最後に「それでも生きる」と決意します。個人的には、この作者様がこのような形で物語をしめたところにも、深く感動させて頂きました。 技術的な部分に言及いたしますと、本作品は特に構成が素晴らしかったと思います。真一郎と栄一が創作に向かうシーンはかなりテンポも良いし、楽しく読めます。これが序盤にあったからこそ、自分は物語に深く入り込めたのだと感じます。 キャラクターとしては栄一が好きで、創作にストイックなところが良いと思いました。「物語の解釈を制作者がべらべら語りたくない」という言葉は、少し耳が痛かったです(笑) 立ち絵も曲もすべて自作されたとのことで、その努力に脱帽です。ED曲は特に歌詞が印象的でした。クリア後も何度か歌詞を見ながら聞き入ってしまいました。 @ネタバレ終了 本作品を読むことが出来て、本当に良かったです。素晴らしい作品をありがとうございました。
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僕らのノベルゲーム深夜なので少しだけプレイしようと思っていたのですが、途中で止められず朝になってしまいました(笑) しかも興奮しちゃって眠気がぶっ飛んでしまう、胸熱な内容! 創作活動をしている身としては色々と共感したり勉強になったり。あいつを除いて素敵な人ばっかりだし、女性陣がみんな可愛いすぎるし。作中の作品もウルウルしちゃうし。合宿超楽しいし。 思い出すと色々ありすぎて感想が纏まりませんが、とにかく素晴らしい作品でした。ありがとうございました!
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お前のスパチャで世界を救え可愛らしい絵柄とキャッチーなタイトル、ゲーム内容に惹かれてプレイしました。Vtuberに疎い方なので作品を深く理解できるか不安だったのですが、演出やゲーム内の雰囲気も絵柄と同様に洗練されていたので没入感が凄まじく、ストーリーのテンポが良いので、最初から最後まで時間を置くことなく楽しんでプレイ出来ました。
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Sea glass(シーグラス)いや、もうオシャレ過ぎる!! 映像や写真と文章の融合度が高いです。 テキストを先に準備してから画像を用意する制作手法でなく、 これは明らかに同時進行(もしくは素材先行)ですね。シンクロ率が凄いです。 描かれる映像・画像・テキストが美しければ美しいほど、 本作の裏側にある「リアル」が対比的にくっきりと浮かび上がってきました。 そのあたりの演出がとても素晴らしいと感じました。 @ネタバレ開始 (やや失礼な表現があったため再投稿しました) ただ、個人的には1周目の終わりのシーンで撮影者の心情は想像できたので、 正直に申し上げると2周目の存在は少し蛇足だったかも、と思いました。 新規の映像や演出もあってそれらも素晴らしかったのですが、 1周目のエンドロール後の「END」で終わるのがベストだと思ってしまいました。 1周目の表現や最後のシーンの匂わせ方が物凄く秀逸だったため、 アレを見てからもう1回1周目をやれば真相はほぼ想像がついたように思います。 但し、このあたりのさじ加減が非常に難しいのは承知しておりますし、 多くの人にキョトン?で終わられてしまう懸念もありますし、 そもそも今回たまたままぐれ的に2周目のような真相を想像できた気もしますので、 あくまでも一個人の意見ということでお納めください。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to全体的にLo-fiな雰囲気で、音楽を聴いて目を閉じている時のような没入感。 レトロな画面、環境音と混じる音楽、深夜の散歩、兄妹の取り留めのない会話、どこか掴めないままのキャラクターも堪りません。 深夜に何度でも戻って来ます。素敵な作品をありがとうございます!
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蚕の箱庭確かにこれはほのぼのせいかつでしたね(?) タイトル画面に漏れず節々から不穏な要素が沢山ありつつも、最後まで楽しませていただきました。 ほのぼのしているのにどうしてこんなに不穏なんだ……だがそこが最高に良いです 蜜ちゃん可愛いよ蜜ちゃん……
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よざくら奇譚夜桜の晩に現れる少年と女性の話。中性的な少年が可愛いですね。
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かみさま の きもち絵本調に語られながらもテーマはとても深いもので読みながら読み終えても考えさせられました。 かみさまにとって、人にとって、なにが幸いなのかというのは日頃は考えることが少ないですが、こういう作品に触れたときはしばらく考えてみようという気持ちにさせられます。 ありがとうございました。
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幽明少女はユメを見るそれぞれ問題がありながらも、他人のことばかり気にする。変人だとも思われても、根底にあるのはみなお人よしだということ。場面に合ったBGMやEDも作品をよく形作ってくれました。
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そして僕らは世界を壊す一気に最後までプレイしてしまいました。 描写が丁寧なので、登場人物たちをとてもリアルに感じられました。メイン以外のキャラクターについても印象深く、特に隆之介くんの担任は心に残りました。 @ネタバレ開始 教師という仕事に希望を持っていたはずの彼女もまた被害者だったのだなと……。もちろん、彼女の行いは「正しい」と言えるものではありませんでしたが、彼女にとってはあれが精一杯だったのだろうと思うと、切ない気持ちになりました。 グラフィック面では、キャラクターが付けているアクセサリーにこだわりが感じられ、「あのキャラクターと同じアクセサリーを付けている!」等と気づけたのも嬉しかったです。 後半、タイトル画面が変わった後に伏線が回収され、謎が解き明かされていく展開には夢中になりました。特に感銘を受けたのは、梓くんと隆之介くんと邑井さんの関係性です。 梓くんが自ら幸せから遠ざかっているのが切なすぎて、もう全部忘れてもいいんだよ。幸せになっていいんだよ!!と思ってしまいました。 報われてほしい!と思いながらプレイしていたので、最後はとても辛かったですが、しばらく考えて、あれもまた一つの美しい終わり方なのかなと思いました。邑井さんと幸せになってほしい……! @ネタバレ終了 プレイしてしばらくはドキドキが止まりませんでした。素晴らしい作品をありがとうございました!
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僕らのノベルゲームプレイさせて頂きました。 ノベルゲームを作る一人として「ああ」とか「うん」とか言いながらプレイしてしまいました。創作をやっている人間の葛藤や悩みなどが鮮明に描かれていてとても共感できる部分が多くありました。素敵な作品ありがとうございます