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SF・ファンタジー

7023 のレビュー
  • 雨の王、不要な勇者
    雨の王、不要な勇者
    作者様コメントにあるように、鬱エンドかハッピーエンドに見せかけた鬱エンドのオンパレード。 私がこの物語を最初にプレイした時に思ったのは、「勇者って煌びやかで華々しくて常にハッピーエンド《ではない》物語」だということ。 例えば、天使が悪の化身だったような(例えが下手だけれど…)「普通はそうだよね」という一般常識ではない方の物語ってすごい好きです。 勇者と勇者を想うエリエスという少女。 選択肢でその関係が全然変わる。 それこそ、本当に人間関係のようにリアルに変わっていく物語運びがすごいと思いました。 よくも悪くも生々しい感じがしました。 闇落ちエリエスが、好きです。ということでファンアート描かせていただきました!
  • 魔法使いとかわいそうな女の子。
    魔法使いとかわいそうな女の子。
    タイトル通りの作品でした。 人間を信じることのできなくなった魔法使い、だけどどうして、どうしてせめて彼女のことを信じてあげられなかったのか…。 最後に得たものも偽りの幸福でしかないんですよね…幸福であるのかどうかも私にはわかりませんが…。
  • 封印されし上司
    封印されし上司
    憎い上司を封印する話なのかな?と思ったら全然そんなことはなかったです。プレイ後に紹介文に気づいたのですが憎い上司とかどこにも書いてなかったです。どのルートも最後まで宇宙ネコ成分たっぷりで心が宇宙ネコになりました。個人的には3番目のルートが好きですが、2番目のルートで見られる(ゲームの紹介ページでも見られる)宇宙ネコ会議のイラストは全体を通してもっとも好きです。
  • 惑星ホテル
    惑星ホテル
    美しいグラフィックとアニメーション、そしてフォントやBGMまで徹底して作り上げられた幻想的な雰囲気と世界観がとても素敵なゲームでした。 男主人公と女主人公とを周回ごとに交代して、ホテルのあちこちを歩き回ったり従業員とお話したり、まったりプレイさせていただきました。 ゲームとしての目的は分かりやすく提示されて、エンディングに向かう方法も簡単ですが、その一方でずっと部屋でのんびりしていたくなったり、何度もご飯を作ってもらったり、そんな寄り道をしたくなる雰囲気がすごく良かったです。 いつでも終えることが出来るからこそ、いつまでも。 各エンディングが、お喋りできる従業員の一人一人に対応する形になっているのもいいなあ、と思いました。 どのエンディングも全員にとっての幸福とは限らない。それでも、その選択を責めることはしない様子に、この物語の優しさを感じます。
  • 致死量の**
    致死量の**
    とにかくハイクオリティなドットアニメーションが素晴らしく、はじまりからおわりまで、ひたすらに魅了されてしまいます。 「僕を殺す瞳」をプレイした際にも感じましたが色彩の使い方が本当に上手くて……! 滅びた世界で目を惹き続ける青色。 テロップありでプレイした後にテロップなしで拝見させていただきました。これはこれで素晴らしいアニメーションを楽しめて良かったのですが、どちらかと言えば、なしで見た後にありでプレイした方がいっそう楽しめるかも。 テキストの表示演出も非常に凝られていて、クリックする度に、まずはアニメーションに目を向けるべきか、それともテロップに目を向けるべきかと、忙しなく視線を動かしてしまいました。すごい。 物語の結び方にも余韻があって、どんな言葉で語るべきか、この星に住んでいる読み手であるからこそ考えを巡らせたくなるような素敵な構造でした。
  • 10月32日のハロウィン
    10月32日のハロウィン
    ハロウィンの日、タマシイを回収する仕事をしているお化けのキュルビスの物語。ジャンルは暗めのファンタジー。選択肢はなく、おまけの部分を含めて30分弱で読了しました。 序盤のタマシイの記憶を見た瞬間、何となく次の展開を想像してしまいましたが、良い意味で何度も裏切られ、最後までダレることなく読むことができました。キュルビスの立ち絵も豊富にあり、とても可愛かったです⋯⋯! 説明文の通り、物語自体は暗いですが、不思議と読後感は悪いものありませんでした。たぶん、それは各登場人物の心情を丁寧に書いているからだと思いました。キュルビス以外の登場人物は、みんな人間としてどうしようもない部分があります。でも、それをちゃんと描写したことで、自分は妙に納得してしまいました(まあ、それでも被害者側としてはたまったものじゃないので、その報いは受けて欲しいんですけど)。単純な暗い作品にさせないぞ、という意気込みを個人的に感じました。
  • 10月32日のハロウィン
    10月32日のハロウィン
    >あびさん、ありがとうございます! ふふふ。スチルは60枚位描きました…ふふふ。数はパワー! 優しいけれど毒が有る語り口が大好きなので、 そこに注目して貰えて嬉しいです……! 罪が罪であると理解出来なければ、償いは与えられない。 キュルビスは年齢の割りに知識が与えられていないので、 ひたすら考えの浅い無知なる子供であります。 ハロウィンならお菓子を出さねばなるまい。 そして出すなら、意味を持たさねばなるまい…! という心意気で回収しました(お菓子が栄養になるとは言ってない)。 二人揃って雁字搦め。愛していると言うなら、 本当のお嫁さんにちゃんと言えば良かったのに。 二人ともどうしようもない大人で、 どうしようもなく子供だったから、 きっと、気付けなかったのです……。
  • MANGATA
    MANGATA
    やったー! 滅びた世界で神様を待ち続けてる人造物だ! この時点で好き! 重そうな世界観ですが序盤は軽いテンポで展開されていくのでサクサクと読み進めることが出来ました。 人類の姿形を踏襲した上で無性的なキャラデザも好きです。 静寂を思わせるBGMも世界観に合っていて素敵でした。人類エンドのクレジットBGMも皮肉じみててイイですね……。 ただ特定の選択肢の組み合わせで7日目を迎えると、例のスチルの後に暗転したままゲームがフリーズしてしまう現象に遭っており、まだ人類エンドと自殺エンド以外のエンディングを確認できていません(基本的に人類エンドは問題なく見れますが自殺エンドも一度だけ見れた後はフリーズに遭っています)。 もしかしたら仕様かもしれないこと、また或いは当方の環境に依る不具合かもしれませんが、一応、WindowsDL版とAndroidブラウザ版+@の環境にて同様の現象を確認したので報告させていただきますね。
  • サリエンシー
    サリエンシー
    タイトル画面の演出が素敵で、ゲームを開いて暫くはタイトル画面を見ていました。 丁寧で繊細な描写、そこから成る独特の物語の雰囲気がすごく素敵でした。 惹き付ける第一文。中学時代への強い拒絶。過去に何かあったのだろうことは早々から察せられますが、詳しい説明はないままに進んで行く。そのプレイヤーへの説明のなさが、かなたとの再会の後の心理描写にも繋がるようで。 Live2Dのイラストが使われる場所も対話感がって良かったです。 ざっくりとしか調べていないので「サリエンシー」という現象の意味については未だよく理解してはいないのですが、月のくだりなどから窺える世界観の断片がすごく好きだなあと思います。 どこか寂しくも美しい物語でした。
  • 10月32日のハロウィン
    10月32日のハロウィン
    可愛らしい立ち絵から一枚絵まで、たっぷりなグラフィックに、優しいようでいて毒のあるナレーションがアクセントになっている、メルヘンだけどリアリティな鬱のある作品でした。 無知であるかぎり罪は顕在化されない。 キュルビスの無邪気な様子が実に無知なる子供らしくて良かったです。 お菓子いっぱいで可愛いなあと思ってたら、そういう形で回収するか~! あのくだり切ないけど好きです。 執着の雁字搦め。免罪符に成り得ない愛。拗らせて一人で生きることが出来なかった大人達のどうしようもない末路が、なんとも、でした。もっと早く気付いて……。
  • ひとしずくの涙~スライムは黄金を目指す~
    ひとしずくの涙~スライムは黄金を目指す~
    まさかそうなる展開があるとは思わなかった!
  • 拝啓アリア・ユグドリオン様
    拝啓アリア・ユグドリオン様
    本当に手紙を読んでいるかのような演出とボリュームに加え、受取った人物であるアリアについてが不明瞭な状態故に様々な『その後』を考えられるのがとても印象に残りました。 (アリアの気持ちや状況によっては手紙の言葉も色々な意味に捉えられるので) また、サイトの小説も読了しました。こちらの妄想を遥かに超えたストーリーが展開されており、心が震えました。 このまま余韻に浸りたいような、更に続きをみたいような…不思議な気持ちです。 文字の力は凄い、と改めて感じる作品でした。
  • むいむい。
    むいむい。
    人間から忌み嫌われている魔女の少女と、彼女に作られ唯一の拠り所として大事にされている『むいむい』。一人と一匹の愛情に満ちたストーリーに引き込まれました。 読むごとに頭の中に『むいむい』の可愛い仕草が浮かぶ文章がとっても素敵です。(イラストもかわいい~♥) 加えて、しだいに明らかになる少女の壮絶な過去。そして、味方が一人もいない中で少女を気にかける少年の登場と、短い時間の中に見どころが沢山詰まっているノベルゲームでした。
  • 惑星ホテル
    惑星ホテル
    綺麗な世界観をゆっくり味わいたい人におすすめ。めっちゃ綺麗
  • 遠い海のアリア
    遠い海のアリア
    商業作品として出しても遜色のない美しいグラフィックの数々に圧倒されました。 とても純粋な恋のお話で、2人は穏やかに、しかし確実に終着へと向かっていく様を「どうかこの2人に幸せな結末を」と祈るような気持ちで見届けていました。 「想い続けられるだけで幸せ」とは言えない日もきっとアリアちゃんにはあるでしょう。だけどその想いこそが彼女を生かし続けているのだなと感じます。 切ないけれど暖かい気持ちになれる読後感でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 喰らう猫
    喰らう猫
    >宮守 計都さん ありがとうございます! 四苦八苦しながらUIを作った甲斐がありました! おまけの短編ノベルパート、概ね完成しましたので近日中にアップできると思います!アップデートした際には、ぜひ読んでやって下さいね^^
  • 雨の天秤 God and Close associate
    雨の天秤 God and Close associate
    神様と側近。美しいグラフィックの神聖感ある世界観でありながら、ほわほわするような穏やかで優しいお話でした。 これが暇を持て余した神々の遊び……!(あまり最近は聞かないフレーズ)(そして神々ではない) 二人のキャラデザも素敵で、どこか人間とは違う精神性であるような雰囲気が良かったです。
  • SOUND JOURNEY DREAM SEEKER
    SOUND JOURNEY DREAM SEEKER
    おおお、久しぶりにノベコレのページを見たらSOUND JOURNEY DREAM SEEKERに熱い感想をいただけてる。。 ティラノフェス凄いっすね。。 マジでありがとうございます。 私事で恐縮ですが今、逆流性食道炎でかなり苦しいのですがおかげさまで痛みが緩和されました。 感想はなによりも至福のお薬。。 励みに生きます。 ティラノフェス作品も遊んでみまっす!
  • ぬるルン♪ぷらねっと
    ぬるルン♪ぷらねっと
    全END見ました! true endの終わり方が良かったです
  • 運命の選択
    運命の選択
    30分ほどの短編作品です。 エンドは2つですが、個人的にはメッセージ性の強い運命の終わりENDが好きです。 登場するキャラクターはみんな魅力的です。 ノアさんは一途だし、リドくんはいい子だし、悪魔はどこか憎めません。 そして……最後の選択肢は笑いました。