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SF・ファンタジー

8140 のレビュー
  • 不死身の英知
    不死身の英知
    以前からTwitterでお見かけしており、特徴的な心臓の絵が気になっていたのでプレイさせていただきました! もう始まりから終わりまでかっこいい演出で、映画を一本見ているような感覚でした。 Live2Dモデルがもう「差分」という言葉にとどまらないくらい表情豊かで、かなり精緻をこめて作られたのだろうな、と思いました。 個人的にはiちゃんを探し出した後のHくんの怒りの表情のこだわりがとても好きです。 人間らしい、我々が「当たり前」とするような倫理観から乖離した世界の中で、互いを失うか失わないかに帰着せず、互いが「傷つくのは嫌」「痛いのは嫌」という感覚で慮り、守り合おうとしているのがとても際立っていて号泣しました。 R15相当の表現もありますが、それが描かれたからこそという表現の意味を感じたような気がします。 (あと去年に引きつづいて人情味あふれる老婆像……ごちそうさまです!) 素敵な作品をありがとうございました……!
  • 失憶の眷属
    失憶の眷属
    ストーリーがとても面白い作品でした! ワクワクする設定と、とにかく息を付かせないテンポの良い展開が良かったです。 バトルシーンの画面とBGMの演出も臨場感を高めていました。 大事なシーンで出現する選択肢も効果的だったと思います。 うっかり初回でTRUEに辿り着き、戻って様々なエンドを回収しました。 @ネタバレ開始 しれっと心臓を食べちゃうところのみ「うそーん!」と突っ込んでしまいました。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございます。
  • 小さなおくりもの
    小さなおくりもの
    鬼の子たちのやさしいやさしいお話。ボイロ伊織くんの読み上げも素敵です。紙芝居のような雰囲気で心がほわっとしました
  • アンドロイドは小説家になる夢を見るか?
    アンドロイドは小説家になる夢を見るか?
    アンドロイドが小説を書くお話。AIの今後の発達によっては、あり得なくもない話かなあと思いました。AIが小説などの創作分野でも活躍できるようになったら、ちょっと複雑な気分になってしまいますね…。技術の発達が素晴らしいと思う一方で、主人公の気持ちにもかなり共感できました。とても面白かったです。ありがとうございました!
  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    素晴らしい作品でした。 プレイ時間は短めながら綺麗に纏まっていて、会話劇も楽しく、二人の行末には目頭が熱くなります。ノエーシスの戦いの描写もカッコよかった……。アニメで見てみたくなるような作品でした。
  • 君が見た景色
    君が見た景色
    少女エリスの成長を、語り手と共におっていく物語。僕は1時間ほどで読了できました。エリスの物語は寓話的で、人生における大切なことが描かれているように感じました。また、「語り手と共に物語を見ていく」という形式が新鮮で、大変興味深かったです。 @ネタバレ開始 本作品の大きな魅力として、物語の特殊な構造があげられると思います。 本作品では2人称が採用されており、語り手はたびたびプレイヤーに語りかけてきます。そのため、プレイヤーはエリスの物語に触れると同時に、「自分は物語を読んでどう感じているのだろう? 何を考えているのだろう?」と意識させられます。 一例をあげますと、語り手は「エリスはどんな表情をしている?」なんて尋ねてきます。が、その時に彼女の顔のイラストが表示されているわけではありません。そこで僕は「どんな顔をしていると自分は想像しているんだろう?」と自問することになりました。 このように、プレイヤーはエリスの物語を読み取りつつ、それを読んでいる自身の内面にもたびたび目を向けることになります。普段は何気なくやっているはずのこの作業ですが、こうして語り手と共に取り組んだことはありませんでした。他ではなかなか味わえない体験ができて、大変興味深かったです。 ここからは、自分がエリスの物語を読んで感じたことを少し書いてみます。 僕は、「魔女を殺す」という言葉を、「1つの自分の生き方、可能性に別れを告げる」ことだと解釈しました。 エリスが森の中で過ごした3日間は、第三者から見ても素晴らしいものでした。天真爛漫なメルトとの生活には不快なものがなく、願望は次々に叶えられます。ごく狭い世界で生きる上では、彼女との生活は素晴らしいもののように思います。でもそんな生き方が叶うのは夢や空想の中、つまりは自分の内面でだけであり、現実世界での実現は困難です。他者と生きていく中で、自分の願望だけが叶い続けることはありえない。だからエリスは、大人になって村に帰るために、大人として生きていくために、「魔女を殺す」必要があったのかなと思いました。 本作品を読み終わって感じたのですが、こうした「別れ」って、大なり小なり誰でも経験するのだと思います。自分も年齢を重ねるごとに、周囲と折り合いをつけて生きる術を学んできました。でも一方で、メルトのような天真爛漫な自分もやっぱり残っていると感じるんですよね。本作品を読んで、そんな自分の声にも耳を傾けることが大事なのかな、なんてことも考えました。 本作品は抽象的な描写が多く、その分、想像する余地が多々ありました。その点も個人的に大変好みでした。 特に面白いと感じたのは、「バックログ」で表示される独白の中に、明らかに他と違うものが一部混じっていたことです。具体的には、メルトとあやとりをしているシーンですね。ほとんどのエリスの独白は当然我々に向けられたものではないのですが、あのシーンだけはまるで誰かに説明しているかのように語られます。これはつまり、エリスと「語り手」が混じり合ってしまいかねないような、非常に近しい存在であることが示されていたのかなと思いました。 @ネタバレ終了 独特な構造のゲームでしたが、おかげで他ではなかなか味わえない読書体験をさせて頂きました。素敵な作品をありがとうございました。
  • 旅人とほのぼのカフェ
    旅人とほのぼのカフェ
    プレイさせて頂きました。 タイトル通りほのぼのですね。 BGMと背景や登場人物のイラストだけでも癒されますね♪ 妖精さんの笑顔で更に癒されました。 そして、こんな街あったらいいなぁって思います。 超スーパーアクションゲームをプレイした後に、こちらの作品で全身の硬直した筋肉をほぐすと良さそうです♪ 時間がゆっくり流れている気持ちにもなりました。 ありがとうございました。
  • おしまい少女
    おしまい少女
    失恋で立ち止まってしまった人の背中を押す、少し切なくて優しいお話でした。 @ネタバレ開始 つらい失恋なのに「いい物語だった」と言う少女はとてもやさしいと思います。 おしまいというのはつらい気持ちのおしまいであって、やさしいきもちにこれからこんにちはするのですね。 @ネタバレ終了 タイトルで勝手にちょっと怖そうなお話だと思っていましたが、とてもあたたかなお話でした。
  • 鉛の魔女
    鉛の魔女
    触りだけやってみようかな」と起動したら最後、 気付いたら2周目まで終わってフルコンプしてました。 とってもおススメです!! オープニングの掛け合いの時点でもうこのゲームは勝利確定だな、と思いました。 キャラクターは差分が多くて見ていて飽きないですし、全てのクオリティが高いです。 しれっと1枚絵を会話文に挟んできたり、人物が登場するシーンの演出なども好きです。 ストーリーを読ませるより世界観を提示してゲームを遊んでもらう、といった趣です。 戦闘パートはとてもシンプルですが直感的にも分かりやすく面白かったです。 初回プレイでは思わずレベル上げをしまくってしまったため、 中ボスやボスでさえスライム扱いで瞬殺でした。ビバ筋力大正義。 ところがそんな状態ではどうやってもBADを見ることができず、 1からやり直して無事にBADも回収しました。 攻略サイトは程良いさじ加減でネタバレも配慮されていますので、 ストーリーに詰まった方は是非積極的に見てみてはいかがでしょうか。 とてもセンスフルで面白い短編作品を事前に遊んでいたため、 リリースされた時から非常に楽しみにさせて頂いていました。 期待通りに、いや期待以上にとっても面白かったです!! とても作り込んだ素晴らしい作品をありがとうございます。
  • 姫騎士くっころちゃんNV
    姫騎士くっころちゃんNV
    完全に市販のスマホゲーで遊んでいるような雰囲気が楽しめました。 育成は単純ながら楽しめるし、ED分岐を埋めていく喜びもあります。 しかし、まだ3周しかできていませんが、全然ボスが倒せない!惜しくもない! 攻略のヒントは拝見しているのですが、自分でも引くほど適性がないのか!? ハローライブ!は余裕で好スコア取れたのになんでやのん!!! コンプまで行かなくともベストパターンは絶対に回収したいと思います。 (もう少し演出スキップがあれば周回プレイには優しいな、と感じました) ちなみに私はブスハピの大ファンなので、 タイトルコールの瞬間に口谷亜夜さんのボイスにムッチャ驚きました! あと、遅ればせながらくっころの意味を知りました。 素晴らしい作品をありがとうございます。
  • どうか夜よ明けないで
    どうか夜よ明けないで
    夜空に浮かんだ月と星がキラキラ輝いている…そんなイメージが強く印象に残る作品でした。共同制作とのことですが、作品の雰囲気とお二人のイラストのタッチがとてもマッチしていて統一感があります。グラフィックやBGMが美しいのもありますが、瓜二つの美少年が拝めてとても癒されました! @ネタバレ開始 ノーチェとアルバが入れ替わるエンドが個人的に好みです。今後がとても気になりますね! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 怠惰な天使は夢を見る
    怠惰な天使は夢を見る
    白黒を基調としたグラフィックがストーリーとマッチしていてとても惹きつけられる作品でした。他の方も書かれているとおり、とにかく美しいです! 文章もとても読みやすく、物語が自然と頭の中にスッと入ってくる感じがして好きです! @ネタバレ開始 白かった長髪の天使が、堕ちて黒髪になるところが特に印象に残っています。 世界観は現実世界とはかけ離れたものであるのに、女神と天使たちの関係や悪魔と天使たちの関係が想像しやすく、自分もこの世界に溶け込んでいるような気分になれました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • ヘブンズ・ロワイヤル -Frozen Butterfly-
    ヘブンズ・ロワイヤル -Frozen Butterfly-
    続編ということで、前作に引き続きプレイさせていただきました。 サスペンス(?)的なストーリーがやはり読み物としてとてもおもしろいのですが、個人的には、なにより二人の関係が・・・! ここまで進展すると思っていなくて、表面上相棒なんだけど実は心の中では・・・的な感じまでかと思っていたら、まさかの・・・! ナルガさんがここまでしっかりラブになってくれるとは。 前作冒頭がこれにつながると思うと、なんだかドキドキしてしまいました・・・ そして、クリア後のタイトル画面のナルガさんの表情がやさしくて、二人ともよかったね・・・!とほっとした気持ちになりました。 二人の続きが見られてよかったです。ありがとうございました!
  • 魔法使いになれない魔法使いの弟子は
    魔法使いになれない魔法使いの弟子は
    始めてから数秒後の斬新な時間経過にまず惹かれました。メッセージ送りやリスタートのしやすさなど、全体的にテンポが良く気持ちよかったです。 ミニゲームも多種多様で楽しかったです! ダンジョン探索もできて「いいの!?」とテンションが上がりました。 各エンディングラストの期待感溢れる描写で、今後のカイト君達の未来も応援したくなります。素敵な作品をありがとうございました!
  • 美味しいドラゴンの食べ方
    美味しいドラゴンの食べ方
    完全なる飯テロゲーでした。 深夜・空腹時のプレイは夜食に直結しますのでご注意ください。 設定としては王道のファンタージーギルドものとなっていて、 老若男女様々な種族の個性溢れる仲間との冒険譚です。 ですが、グルメモノとしての一面が追加されておりひねりを感じます。 食い意地が張っているのは主人公だけと思いきや、 仲間たちも実食シーンではグルメリポーター並みに語りまくります。 ミスター〇っ子を彷彿とさせる部分でもあり面白かったです。 大勢のキャラ分のグラフィックとボイスが実装されており豪華ですし、 戦闘シーンやキャラ登場シーンなどの演出も凝っていて良かったです。 楽しい作品をありがとうございます。
  • 仙年六花 ー引き継がれし想いー 第二章
    仙年六花 ー引き継がれし想いー 第二章
    前作はあくまで導入の冒頭という感じでしたが、大きな進展のあった第二章でした。 新キャラも登場しつつ、様々な事実が明らかになっていきました。 とはいえ、原田君と結菜のキャラクターのおかげで、 多くのシーンはコミカルな会話で進行していたような印象です。 本の演出が印象的だったのと、タイトル絵がとても綺麗でした!
  • 仙年六花 ー引き継がれし想いー 第一章
    仙年六花 ー引き継がれし想いー 第一章
    豪華なOPムービー+男性ボーカルで冒頭からびっくりしました。 システムや演出面にかなり力の入っている力作です。 ボイスだけでなくイラストや音楽も含めて多くの人が制作に携わっているようです。 割と早いタイミングで幕引きとなりましたので、早速引き続き二章目に突入しました!
  • おしまい少女
    おしまい少女
    立ち止まってしまった人の背中をそっと押してあげる、優しくて素敵な物語でした。 Live2Dの動く立ち絵や背景などの演出がとても素敵で、短いながらもとても楽しませて頂きました。 素敵な作品を、ありがとうございました…!!
  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    美少女ロボものはロマン!!と思って読み始めました。 確かに美少女ロボものなのですが…話が深い!!! ヒロインがとにかく明るくていい子でいい子で・・・なんでやあああ( ノД`)ってなりました。 エンディング見た後のタイトル画面は一味違いますね・・・・とても面白かったです!!!!
  • 不死身の英知
    不死身の英知
    R15とわかっていても『ひっ!』となるシーンもあり、ハラハラしながら読み進めました。続きが気になる終わり方で、他の作品にも出てくるキャラクターだそうなので、そちらも時間を見つけてプレイしてみたいと思います! 良く動く立ち絵。雰囲気がダークなところも好きでした! 楽しませていただきました!ありがとうございました!