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ホラー・オカルト

8485 のレビュー
  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    短時間でひきつけられた作品です。 静かな語り口で淡々と語られる物語と、画面が次々に移り変わる演出が魅力的です。 @ネタバレ開始 完全な真作なんてこの世界にないものの、追い求める気持ちは分からないでもないので、何とも言えない気持ちになりました。 @ネタバレ終了 1周目終了後の演出には鳥肌が立ちました。 強く余韻の残る作品でした。ありがとうございました!
  • 犬神
    犬神
    絵本のような和風のイラストと雰囲気が良い感じの作品ですね。 バッドエンドの描写が結構容赦がありませんでした(汗 面白い作品をありがとうございました。
  • 神祓 ~ミハライ~ ノベル版
    神祓 ~ミハライ~ ノベル版
    説明の通りに1話完結で楽しめる面白いゲームでした。 グラフィックの素晴らしさは言うまでもなくイベントスチルも多数あります。 冒頭やクライマックス、エンドロールなど、要所要所の演出も光っていました。 また、和風のとてもカッコ良い音楽が多数使われており、それだけでテンションは最高潮です。 本作で発生する不穏な事件は納得の展開とともに綺麗に幕が閉じられます。 シナリオは意外性もあり、その後の展開の興味を大きく引かれました。 精神科や心理学関連の描写についてもとても本格的なモノだと感じたました。 総じて、ゲームのクオリティの高さに圧倒されました。流石の作者様です。 SRPGの完成版を待とうかとも思ったのですが、我慢できず遊んでしまいました。 完成がとても待ち遠しいです。
  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    僕は15分ほどで最後まで読むことが出来ました。短編ながらも強く印象に残る作品でした。 @ネタバレ開始 本作品はアイデンティティを確立できずに苦しむ人の悲しみを描いた物語だったと思います。彼女のしたことはもちろん許されないのですが、「真作」を求めずにはいられない彼女の姿は、痛ましくもあると感じました。自分にも身に覚えがあることだけに、なおさらですね……。 また、彼女の淡々とした言動からは、世界に対する強い怒りも感じられました。「何が出てくるか分からない」という怖さ、底知れなさはグラフィックによる演出との親和性も高く、個人的には結構怖かったです。しばらくの間、帰宅中に彼女のことを思い出しそうです(笑)  @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 鳥籠の嘘
    鳥籠の嘘
    説明文に記載の通り、微サイコホラーで癖が強すぎたりもせず読みやすいストーリーでした。 本編で、何故そう言った行動を取ってしまったのか?と言うのがサイドストーリーで描かれている為、もやもやすることもなく、綺麗にプレイを終わらせることが出来ました。 美味しいシチュエーションだけで終わらず、物語がきっちりと纏められているので個人的には好感が持てる好きな作りでした。 最後に、ショタはやっぱり可愛いですね!最高です!
  • 真夜中の学校
    真夜中の学校
    十三階段や九十九神など、聞いたことのある妖怪が学校の七不思議とリンクしているのが面白かったです。 ……ヒナちゃん可愛らしいけど、それでもイジメられてしまうもんなんですかね……。 @ネタバレ開始 家にも学校にも居場所がない彼女が望んだのは、大好きな化け猫と一緒にいることだったんですね。 最後はその願いが叶って良かったと思います。 @ネタバレ終了 制作ありがとうございました。
  • 還る
    還る
    重めのストーリーの掌編。 帰るべき場所を目指して歩き続ける男の話。 とても読みやすくて10分ほどで読了しました。 途中で物語の見え方がかなり変わるのが面白い! 他の作品も読んでみたくなりました!
  • タイトル無し
    タイトル無し
    真っ暗な中にあるのは、文字と選択肢のボタンだけの世界。 可愛い立ち絵や綺麗な背景も無い、シンプルな画面構成。 それなのに、いや、だからこそ。 強烈なインパクトを受けました。 周回時に選択済みの選択肢が表示されないのも、本作品の場合は良い感じに新しい情報を得るのに集中出来るので、とても良かったです。 周回が終わった後に行った事を思うと、色々と考えさせられます。 ただのノベルゲームで終わらない魅力がある、不思議で素敵な作品でした。
  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    サムネを見てなくて、最初の選択肢が出たときにまずぎょっとして回れ右したくなったビビリですが、ちゃんと最後まで読めました。2エンドコンプリートです! これまたどこから語ればいいのか……完全に、物語の中に呑まれました。すごかったです。 徐々に見える真相と終幕。どちらのエンドも好きですが、やっぱり二人の方がいいなぁ。 ボイスの使い方が画期的で効果的で、キャストさんの名演もすごかったです。エンドロールのムービーとかもうほんとに演技というかなんというか(聞いた人は分かってくれると思う) 凄い作品でした。ありがとうございました。
  • 篠目村
    篠目村
    まずは一言 「渡辺お前〜〜!!!!」    クリア後に彼のことしか考えられなくなる程渡辺君が凄い話でした。  大学生二人が田舎に行って恐怖体験をする……と書くとオーソドックスな田舎系ホラーのようですが、そこに友情というワンポイントを加えることで独自のストーリーができあがっています。  篠目村という名前の由来、今もなお続く因習など田舎系ホラーの定石はバッチリ! 雰囲気最高!! 短いながらもしっかりとホラーノベルとしての楽しみが詰まっています!!  そこに主人公と中山君と渡辺君の切ない友情話が強烈な印象を残していきます。 @ネタバレ開始  バッドエンドの方だと完全に裏切ったなてめぇ!!って感じだったのですが、トゥルーエンドの方は本当に……本当にやるせない……  二人共助かる未来はないんですか?  ない? そんな……  トゥルーエンド後、中山君は渡辺君がどうなったのかを知らずに生きていくんだな〜と考えると何とも形容できない感情に襲われました。だからこそ私はこの話が好きです。 @ネタバレ終了  素敵な作品をありがとうございました。
  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    ダークな雰囲気の中、彼女から聞かされる内容は決して褒められるべき内容ではないお話。 彼女の話が上手く、あの雰囲気には魅入りました。 お話に合わせて表示されるイラストがとても印象的で、テキストを読みながらでも目に入ってくるのでとても分かりやすかったです。 @ネタバレ開始 とある話以降、名前表示が消えたりとかする演出、とても大好きです。 @ネタバレ終了 演出、雰囲気がとても良く、短い時間でダークな雰囲気を味わいたい時にぴったりな、素敵な作品でした。
  • 旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    プレイしていきながら「そう来たか~~~!!!」とめちゃくちゃ叫びました 美麗なグラフィックからは想像できない疾走感とシュールさが癖になります 演出も凝っていて、最初から最後までどっぷりと世界観に浸れる素敵な作品でした!
  • タイトル無し
    タイトル無し
    @ネタバレ開始 『タイトル無し』というタイトル  ゲーム紹介のスクリーンショットがまさかの5枚共真っ黒  ゲームを開始してみるとタイトル画面が表示……されることはなく、やはり黒い画面に“目を開ける”というボタンが表示されるのみ  メニュー画面 そんなものは無い  音楽 そんなものも無い  プレイヤーができるのは文章を読み、時折表示される選択肢をタッチすることのみ  そんなシンプルでミステリアス ノベルゲームらしくないとも、これがノベルゲームの本質を突き詰めた形だとも言える不思議なゲームでした。  上記にメニュー画面が無いと書きましたが、それが不便かというとそうでもなく 一度選択したルートは気づいたらなくなっているので、快適にゲームを進めることができました。というかこの一度辿った結末がいつの間にか消えてしまっている意味を考えると非常に怖い。物語性と利便性を兼ねた素晴らしいシステムだと思います。  文字だけのゲームなのだから当然重要なのは描かれている文章の内容です。  目を開けると光の無い世界にいた主人公。どこを向いても何もない場所で色んなことをし、考えを巡らせていきます。この内容が、真っ暗で音の無い画面を見ているプレイヤーとシンクロを起こしていて、凄いな〜と思いました。  選択肢によって二転三転する主人公の状況が不安定で変わり種の恐怖体験が楽しめます。何もないことの怖さ、知らず知らずのうちに消えていく怖さ……みたいな。  そして特筆すべきは、やはり全ての結末を回収した末の……  基本的にシンプルな画面構成で進んでいくゲームでしたので、あの怒涛の文字演出がより印象深く感じられました。  ここまで感想を綴っておいて何ですが、私はこのゲームのシナリオを完全に理解できたかというと……自信がありません。謎が多くいろんな考察が楽しめるゲームだと思います。  最後にもらえるバッジから連想するにゲームのデバッグをしてたら全部ゴミ箱に突っ込んで消してしまったみたいな……? 本当はタイトルも背景画像もBGMもあったのにまるごと何処かにプレイヤーがやってしまったみたいな……そんな想像を私はしました。だとしたら元のタイトルは何だったのでしょうね。    とまあ的外れかもしれないけど色々な考え方ができる新感覚なホラーノベルでした。素敵な作品をありがとうございました! @ネタバレ終了
  • 鳥籠の嘘
    鳥籠の嘘
    もしかしたら…?と思っていた予想が当たってしまい、嬉しい反面不穏と不安上昇の中、可愛らしいボイスに殴られました。いやぁ…ショタは最高だ!!! 可愛らしい絵柄とは対照的などろどろとした感情描写やぞっとする演出がとても好きです 癖になるぜ… 短編で驚きやサイコホラーを味わえる素敵な作品でした!!!
  • 還る
    還る
    とある男がよくわからない場所から家へ帰ろうとするお話。 かなり暗めで救いのないお話なので好き嫌いはわかれるかもしれませんが、私はこういうお話も嫌いではないですね。 ほぼ無音で淡々と進んでいく文章は、主人公の男がただ歩いている描写と妙な一体感を感じさせられました。 結末は……、知らないほうがいいこともありますよね。 何かと考えさせられる作品ありがとうございました。
  • かくも幽けき命のかたち
    かくも幽けき命のかたち
    面白かったです! 他の方の感想を見て、裏をかかれると分かっているのに見事にやられました。 最初の神崎夜との会話でよく分からない話が続いて読みづらさがあるのですが、そこを超えて時沢が出てきた辺りから、ぐっと物語に引き込まれていきました。 そして迎えたトゥルーエンドでは真相が明かされて、本当に気持ちよく読み終えることができました。 @ネタバレ開始 舞台が常に夜なことなど、ずっと違和感はあったのに、こんなに綺麗に盲点に入るのだな、という感じでした。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    人形の首を集める演劇部の男の子と、お芝居が大好きな先輩のお話。 凄まじくクオリティの高い作品でした。 読ませる文章に演出、二人のボイスと、どれもがこの作品に必要な要素だったと思います。 二人のいびつな関係性が大好きです。 END-Aいいですね。こういう青春も素敵だと思います。 最後まで不気味な雰囲気を味わうことができ、綺麗な終わり方を味わえた素敵な作品でした。 楽しく遊ばせていただきありがとうございました。
  • 夕暮倶楽部
    夕暮倶楽部
    急逝した医師の叔母。彼女と患者たちのチャットログを読み、彼女が何をしようとしていたのか、また姪である主人公に何を託そうとしているのかを追っていく。 診療所?宗教?と最初は世界観に戸惑いました。曜日ごとに振り分けられた患者たちとの支離滅裂なやりとり。よく分からないままログを追い続け、やがて物語の焦点が彼らから叔母へと移っていきます。 @ネタバレ開始 金曜日辺りからの怒涛の急展開。 それはカウンセリング?としてどうなの…とずっとナミさんに頼りなさを感じていました。しかし彼女には彼女なりの信念があったことが明らかになり、ぐっと惹きつけられました。 失敗しても後悔しても不断の努力で邁進する姿に、これは見届けなくてはならないという思いでエンディングを迎えました。 @ネタバレ終了 Tipsの量も半端なく本編はチャット形式ですが、全体的なテキスト量は膨大で読み応えがありました。 これでよかったのかな、と何度も後ろを振り返ってしまうような不思議な読後感に包まれる作品でした。
  • まほろば商店街 たそがれ金魚堂
    まほろば商店街 たそがれ金魚堂
    ジャンル:怪異アドベンチャーがぴったりの作品でした。 まず使用されている背景写真がとても綺麗ですっと作品世界に入っていけました。 グラフィックもとても綺麗で、かつ背景にもとても合っています。 ベストエンドのイベント絵を筆頭にすごく綺麗で感動しました。 バックログの文字が見にくいのでプレイ時はテキストに要集中ですが、 そのおかげもあってか怪異の住む街での少し不思議な物語を満喫できました。 非常に雰囲気の良い作品でしたので、続編も遊ばせて頂きます。
  • タイトル無し
    タイトル無し
    バッチ獲得までプレイさせて頂きました。 良い意味で雰囲気のあるノベルゲームだったと思います。 最後あたりの演出も、ホラーというか不安になる感じが雰囲気出ていて良かったです。 素敵なノベルゲーム、ありがとうございました!