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7851 のレビュー
  • 蚕の箱庭
    蚕の箱庭
    依ぞ…ほのぼの日常の話でした。 何も知らない蜜ちゃんにとっては…。 弱いお兄さんっていいですよね。 まるで、おしらさんの頭の中を覗き込んで余すことなく、一片の隅々まで言葉を拾ったかのような濃密な文章の中に、ものすごく共感できるところがあってよかったです。 誰でもこうやって、自分自身を一歩引いたところで見てしまうところがあるのかもしれませんね…。 また、クリア後のキャラクター紹介文で彼のことを「ああ、そうだよね、やっぱりそういう性格だよね…」と思いました。 実力はあるし、彼自身の人生自体は結構生きやすいものなのではないかと思うのですが、それを辛くしてるのは彼自身…。 でもまたそこが「人間」という感じで好きです。 エンド2の切ない感じも好きですが、1の終わり方もすっごく好きです。 素敵な作品をありがとうございました。
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    とても綺麗な作品を実況させていただきました。 映像の美しさもさることながら、文章とBGMに凄くセンスを感じました。 同じ景色を見ていいても、人により全く別の受け取り方をする所が音楽によってよりわかりやすく表現されていたように思います。 ありがとうございました。
  • 指先で世界を見る
    指先で世界を見る
    おしゃれなタイトル画面に惹かれてプレイしました。 一つの事象を複数の人物視点で語るのはとても興味深いです。 全員がAを非難しているわけではなくて、好感を持っている子、憎んでいる子、そもそもどうでもいい子……などなど、同じものを見ているはずなのに全然違う思いが生まれるのが不思議であるとともに、恐ろしいなぁと思いました。そして、ただの噂に踊らされている人間はなんと愚かなのだろうと……。 私の語彙力不足のせいで、陳腐な感想となってしまうのですが……色々考えさせられる、深いお話でした。とても良い作品でした。
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    「洋画が始まった!?」──最初の印象でした。 音楽も映像も文章も色も、全てがおしゃれ。一体これからどんな物語が綴られていくのだろう?と、わくわくしました。 @ネタバレ開始 が、淡々と流れて行き、エンド。さて、何を伝えたかったのか?と首をかしげていると、突然のニュース。え?これってまさか?と思い、録画されているかをチェック。すると、「彼女」の心が見えてきました。 誰もが憧れる存在…悩み、不安、本当の姿…。 「彼女」みたいに成功して羨望の眼差しを向けられていなくとも、多かれ少なかれ誰もが抱える悩み・葛藤が描かれていたと感じました。どんな絵か見たかったけど、それは酷と言うものでしょうか。 @ネタバレ終了 全体的におしゃれなのに、クリアすると見方・感じ方がここまで変わるものかと、しばし放心していました。 色々と考えさせられる作品でした!ありがとうございました!
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    文章、画像、全体の雰囲気がとても綺麗で引き込まれました。 モノクロに青だけで彩られる風景が美しく、だけどどこか不穏さも感じます。 動画の撮影者である「彼女」は神秘的な存在に見えるのですが @ネタバレ開始 2周目で明かされる彼女は1周目の印象よりずっと俗物的な考えの持ち主。 1周目では絵画の登場人物みたいに思えた彼女も、ただの一人の人間だったんだ…とハッとさせられました。 完璧であるためステーキやスイーツも好きに食べられない彼女がどれだけ大きなものを抱えていたことか。 1周目、2周目の最後で語られるシーグラスの例えが皮肉的で、やるせない気分でした。 @ネタバレ終了 とにかく綺麗でセンスの塊みたいな素敵な作品でした。
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    ちょっとダウナーっぽいがめちゃくちゃ喋る妹と、どうでもいい世間話を一生してるのが性癖すぎてめちゃくちゃ好きでした!レトロ調なシステムも雰囲気が良い感じ。括弧…お前ともっと話していたかった…
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    プロモーションビデオのような美しい映像と音楽が印象に残るゲームでした。青で統一された世界観も綺麗です。 @ネタバレ開始 2周目からは全く違った世界が見えてきて、彼女が何を思ってこの映像を撮ったのか…芸能界という華やかさの裏を彼女はどんな気持ちで乗り越えてきたのか、そして乗り越えられなかったのかが伝わってきました。 @ネタバレ終了 英語に声が付いてるのに驚きました。 美しいゲームをありがとうございます!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    こんにあ~。 Vtuberという今までありそうでなかったテーマが使われた素敵な作品でした! 私も好きなVがある日突然消えた身なので、主人公に気持ちがじんわりと染みてきました。 恐らくV好きな人ならだれでも楽しめるのではないかと思う作品でしたね!
  • ユキとアカリ
    ユキとアカリ
    とても感動的な作品でした。 グラフィック、シナリオ、演出面でのスクリプト、音楽、総じてレベルが高かったです。 エンドロールを見ると全員別の方が担当されているようです。チーム制作、羨ましいです。 子持ちで主人公と年齢も近い自分からすると、 主人公の境遇はなんとなく他人事に思えませんでした。 @ネタバレ開始 そりゃ前向きに生きていくのは無理です。 そんな主人公に訪れた温かい奇蹟のお話でした。 @ネタバレ終了 素晴らしいオリジナルED曲からのタイトル画面の演出がとても光っていました。 やはり最後の締めが素晴らしいと読後の満足度も非常に高まりますね! 素敵な作品をありがとうございます。
  • 監禁部屋からの脱出
    監禁部屋からの脱出
    タイトル通りのストーリーの短編作品となります。 エンディング時のテーマ曲がもはや恒例といった感じがしました。 多数の作品を遊ばせて頂いているので、実家に戻ったような謎の安心感がありました!
  • 俺より強いやつに会いに行く
    俺より強いやつに会いに行く
    思わず筋肉少女帯の歌を熱唱したくなるようなタイトルの作品です。 選択肢により大きく展開の変わるADVでした!
  • 能面な、先生
    能面な、先生
    すごく良かったです。 痛みがあるけど、やさしさに溢れた作品で、こういう作品大好きです! ピアノのBGMも作品に合っていて素敵でした。 スチル絵も豊富で、口元だけ写したりする表現、いいですね。 @ネタバレ開始 孤立することの怖さが伝わって、花ちゃんの辛さが滲み出ていました。 心情の描写、とてもお上手ですね。 最後は希望のある感じで、良かったです! 2人に幸あれ! @ネタバレ終了 メッセージウィンドウの花も可愛いくて良かったです! ぜひ、作者様の他の作品も見てみたいです!
  • わたしのしたい
    わたしのしたい
    最初ヒロインの表情が怖くて結構ビビッてました。 しかし……、 ま、 @ネタバレ開始 まさか、こう来るとは……! あのオープニングから、こうぐッと浮上して、こういう結末に導かれるなんて、最初の10分まで思いませんでした。 人を選ぶというか万人にお勧めできるかというとちょっと考えてしまいますが、愛子の人生が劇的に動いた瞬間を切り取ったお話で、そこには驚きと感動がありました。最後の展開によって、自分はこの作品を好きになりました。 最後はタイトルが変わるのも素敵です。 少し現実よりに考えると、 愛子の存在はもとより、愛子の父もまた悲しいです。 色々と状況が違えば森の奥でひっそりと薬を飲みながら娘に手を上げながら暮らすということもなかったように思うので。 愛子は幸せに、 そして父にも何かの救いがあるようにと願います。 この新鮮な驚きを感じてもらうために、前情報のないまっさらな状態でこの作品を楽しんでいただきたいと思いました。 @ネタバレ終了 制作お疲れさまでした。 そして、ありがとうございました。
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    青で統一されたグラフィックがオシャレで、美しい文章に惹き込まれる作品でした。 動画を使った演出、音声、BGMも映画のようでとてもよかったです。 2周目で彼女の印象、タイトルにもなっているSea glassの意味が変わるのでTRUE ENDは必見です。 クリア後はしばらく彼女のことを考えていました。 余談ですが先に七海君をプレイしていたので、温度差で風邪を引きそうになりました(笑)
  • 夢の狭間で
    夢の狭間で
    記憶の一部を失った主人公が、アカネちゃんと共に学校をまわるお話。僕は10分ほどで読了できました。 @ネタバレ開始 気軽にプレイしていたのですが、ラストの展開にはちょっとじーんとしてしまいました。 「アカネちゃんはどんな気持ちで主人公が目覚めるのを待っていたのだろう」 等、色々と想像せずにはいられませんでした。
  • 風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    3人の若者が、自分の本当にやりたいことを探していく物語。僕は40分ほどで読了できました。自分の趣向に合う部分が多かったこともあってか、大変印象深い作品となりました。 @ネタバレ開始 本作品の大きな魅力の1つとして、リアリティのある描写があげられると思います。キャラクターはみな等身大で親近感が持てましたし、展開も「新入社員あるある」が満載です。先輩の悪口に神山が同意してしまうシーンなんかは、身に覚えがありすぎてちょっと苦しくなりましたし。金田のネクタイが微妙に曲がっているのを見た時は、芸の細かさにちょっと感動してしまいました(笑) なお、写真画像を背景として使った点も良かったと思います。 特に素晴らしいと思ったのは、本作品のテーマでもあろう「夢」についての描写です。理想と現実のギャップに悩む彼らの描写は圧巻で、何度も心揺さぶられました。例えば、 「安心しているんだな、僕は。彼女のようにならなくてよかった、と。履歴書に空白を作らなくてよかった、と。」 という神山の独白には、魂を感じました。個人的に、この発言には神山の色々な思いが込められているように感じるので、額面通りにとるのもちょっと違う気がします。が、それでもこれは彼の本心の1つであると思うし、実際、夢にはこうした側面もあると思います。ここらあたりから「彼らは一体どんな答えに辿り着くのだろう……」と気になって仕方がなくなり、夢中になってプレイしていました。 その後の展開も、素晴らしかったと思います。思い切って夢の舞台へ身を投じる者。やり方を変えながら夢を追いかける者。そして、明確な夢がなくても、今いる場所で頑張って喜びを見出していく者。どのあり方も、きっと正解なのだと思います。彼らの頑張る姿は最後までリアルに描かれていますが、そこには作者様の温かいまなざしが注がれているようにも感じられました。同じような経験で悩んだことのある、というか、現在進行形で悩んでいる僕としては、大変励まされる思いでした。 主要キャラクターは3人ともとても魅力的ですが、1番好きなのは金田です。彼が祖父との思い出を話すシーンは、ちょっとウルっときてしまいました。また、彼が酔っぱらった岬さんの言いなりになってしまうシーンも大好きです。英語で歌うシーンは、カオス過ぎて吹き出してしまいました(笑) なお、1番自分に似ていると思ったのは神山です。彼の行く末は特に気になっていたので、彼が見せてくれた最後の笑顔はとても印象に残りました。 演出は総じてハイセンスで、フリーゲームとは思えない出来栄えだったと感じます。挿入歌「よわむしスクートニプ」が流れるシーンは特に印象的で、まるで映画のワンシーンを見ているかのような心地でした。ラストシーンも、めちゃくちゃお洒落ですよね……! 「風待ち人 夢追い人」というタイトルもぴったりとハマっていて、制作者様のセンスの高さを至るところで感じました。 イラストは、岬さんの立ち絵が特に好きです。彼女がタバコを吸っている立ち絵は、とても素敵でした。余談ですが、最初は年下にしか見えなかったはずの彼女が、後半はちゃんと年上に見えてきて、その点にもちょっと感動してしまいました(笑)  @ネタバレ終了 総じて、全ての面でハイレベルの作品であり、特にシナリオは心に深く残りました。素晴らしい作品をありがとうございました。
  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    プレイしました。さっ、桜井お前……見損なったぞ。 静謐な作品でした。文章やイラスト、音がそれぞれ主張しすぎないことで、作品全体にうまく調和がとれていたように思います。それゆえ物語に入り込みやすく、人物にも愛着が持てました。テンポもとてもいいのでスラスラ読み進められます。本日休業のケーキ屋さんで大爆笑してしまった。
  • 能面な、先生
    能面な、先生
    タイトルに惹かれてプレイいたしました。 人間関係の葛藤と主人公の心理描写が巧でした。 素敵なゲームをありがとうございます
  • 嘘の手紙
    嘘の手紙
    システムや文字の使い方がオシャレ!登場人物の顔が見えなくなっているのが考えられてるなーと勝手に思いました。 1周だけでは何が本当なのか嘘なのかわからず、流されるままEDを迎えてしまいましたが、2周目ではヒントモードもあり攻略しやすかったです。 どれか一つの嘘、というワードが真ENDではこう表現されるのか!と山中くんの本当の気持ちに涙しました。 @ネタバレ開始 てっきり本当に死んだのだと思っていたのでEND3・真は思わず「おぉ!」と声がでました。素敵な終わり方だと思います。 @ネタバレ終了 感動しました。素敵なゲームをありがとうございます!
  • 嘘の手紙
    嘘の手紙
    プレイさせて頂きました。 ゲームの始まり方、手紙の文章で幾つも話が広がる、そして様々なEND、 こういうゲーム好きです。 @ネタバレ開始 特に気に入ってしまった部分は、 たった3行の文章の手紙で、1つの文の嘘を変えただけで、意味合いが全く変わっていくという面白い部分でした。 それと、その3行の文それぞれに、言葉を付け足すだけで、これまた、その1行の文の意味合いが変わっていくというところも面白かったです。 それから、山中君が病室で、顔がにやけてしまうという表現が、山中君の望みが叶ったんだなぁなんて、(山中君がちょっと意地悪にも感じましたが(笑))思いました。 持病を抱えていじめにあっていた山中君でしたが、この先2人がずっと親友でいられることを願います。 @ネタバレ終了 プレイ後も色々と考えちゃいました。 ありがとうございました。