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8483 のレビュー
  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    優しく温かく寄り添ってくれるような作品です。 淡いタッチのイラストと物語がよく似合っており、 テキストだけでも表示速度や大きさ、ルビ振りと とても丁寧に演出がつけられており、更には 盛り上がりに合わせて丁度のタイミングでスチルが入り スチルの表示範囲までもシーンによって変えられるなど、 作者様の作品への愛情がひしひしと伝わって来ました。 テキストは読みやすく、起承転結がしっかり付けられ、 登場人物たちの幸せを願いたくなる過去と現在の描写、 前述した通りの丁寧な演出。どれも優れていると感じます。 温もりのある素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 嘘の手紙
    嘘の手紙
    以前よりずっと気になっていたゲームのひとつです。 ようやくクリアいたしました。面白かったです! 夢中になって世界を体験し、約30分ほどで真実に辿り着くことができました。 作者様のセンスのすごさにすっかり感服いたしました。 @ネタバレ開始 おぼろげな記憶を具現化するようなグラフィック、手紙の嘘を探す洗練されたゲームシステム、そしてドラマチックな各エンドと真エンド。 スタイリッシュなだけでなく、寂寥感や喪失感をも見事に表現されていて、クリア後の余韻がすごいです……。 ゲームは総合芸術なんだな、と痛感いたしました。 最後のENDのあと、原田くんと山中くんの再会シーンを想像すると泣けてきます……。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 消灯コーヒー
    消灯コーヒー
    とあるコーヒー店で男女が少しだけお話をする作品。 背景やUIがオシャレですね。静かなコーヒー店の雰囲気を感じ取ることが出来ました。 短い時間でしたが、全体的にほのぼのとした二人のやり取りに楽しめました。 素敵な作品ありがとうございました。
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    とある女性有名画家に関する動画によって描かれるお話。 全体的にオシャレな作品でした。 青っぽい雰囲気の背景や動画をメインに、すっと流れ込んでくる文章がいい感じに合わさっていたと思います。 背景とBGMの方が程よく主張され、文章はそれを壊さないように支えているような印象を受けました。 今作も英語の音声が作品とマッチしていて素敵ですね。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    列車の中で出会った少年と会話するゲーム。橘くんが好みな美少年すぎて始終目の保養でした。ありがとうございます…!!文体やグラフィック等、演出がとても美しくて見惚れてしまいました。 @ネタバレ開始 トゥルーエンドでは忘却列車の中で永遠に2人で過ごす展開が待っていると思っていたので、最後の展開は少し意外で驚きました!あとがきを読んで納得です。幸薄美少年…大好物です!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 東雲に霞む
    東雲に霞む
    ある目的で集まった四人の少年少女たち。彼らはそれぞれ過去を語り始める… えぐい描写やドキッとする展開もあり(ストーカーのところでびっくりしました)、最終的にどうなるのか?この中に怪しい人物がいたりするのか…?と気になりながら読みました。 エンドロール後の真相にも驚く、面白い作品でした。
  • ユキとアカリ
    ユキとアカリ
    異常気象で雪が降り続ける8月に、主人公が人に見えない少女と出会うお話です。切なくも心温まる物語で、とても感動しました。主人公の境遇はとてもつらいものでしたが、不思議な少女との出会いを機に、これからは前向きな人生を歩んでいけそうだなあと思いました。素敵な作品をありがとうございました!
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    美しい星空を駆けるノスタルジックな作品。 「忘却列車」に秘められた残酷な真実は、優しく切ないです。 タイトル画面に惹かれたら、速攻でプレイする事をオススメします!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    何が起こるか分からない面白さ。 流行りのアプリの画面が忠実に再現されていて、演出がとてもリアルです。 ストーリーに煩雑な点がなく、プレイするとスムーズに作品の世界に入っていける作品だと思います。 まずは攻略情報等を一切見ずに一度プレイしてみる事をオススメします!
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    冒頭がおしゃれな洋画のようで、一気に世界観に入り込みました。 @ネタバレ開始 1周目は単純におしゃれで素敵なバカンス気分を楽しめましたが、2周目の彼女の心情、背景に胸が締め付けられました。特に、本当は違うものを食べたいけど、人から見られた自分を意識して我慢するところが印象的でした。 幸せに見えても、本当に幸せじゃないと意味がないのではないかと思う一方で、彼女の気持ちも分からなくもないです。色々と考えさせられました。 「幸せな自分」を演じられなかったら意味がないとする彼女のゼロか100かの思考は、とても危ういけれど、だからこそ惹かれるところがありました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • とある温泉宿にて
    とある温泉宿にて
    温泉宿にやってきた主人公。近くには不思議な神社があり…? ちょっとした選択肢で分岐していくのでセーブしながら進めました。最初にトゥルーに行きそうになりましたが注意書きが出てきたので(親切!)他のルートを目指すことに。 @ネタバレ開始 バッドやハッピーなどいろいろ見ました。けっこう展開が変わるのがすごい…! トゥルーの喋る豚貯金箱にびっくりしました。めちゃかわいい!終わり方も爽やかで良かったです。 @ネタバレ終了
  • MYJOLLYROGER -マイジョリーロジャー-
    MYJOLLYROGER -マイジョリーロジャー-
    胸躍る冒険!楽しいファンタジーでした。 とにかくお話のテンポがよくどんどん進んでいくので、あっという間に読み終わりました!盛りだくさんなイラストが綺麗でかっこいい。キャラクターデザインもスチルもマップも素晴らしい… 意外なところでゲームオーバーになったりするのでこまめなセーブが推奨です!
  • 人間らしく
    人間らしく
    ゾンビもののゲームをプレしたときに、ふと自分だったらどうするかと考えることがあるのですが、何の特技も力もない自分はただ震えて死ぬのを待つだけなんだろうと思うことがあります。このお話も死ぬまでに何ができるのかを深く考えさせられました。 @ネタバレ開始 タイトル画面の変化がとても良かったです。主人公はゲームを最後まで作れたのでしょうか。後ろ姿からは達成感を感じられるようでした。 @ネタバレ終了
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    俺が世界最遅救世主だ…!! やっっっっっっとにあちゃん救うことが出来ました!!攻略を見てもトゥルーまでいくことが出来ず、何故…と思っていましたがただ単に選択肢見逃してました。おばかさん! 推しVが次々引退宣言していく身として、主人公に痛いほど共感できました…。Vに限らず好きなものがサ終するのはつらい…。だから課金はやめられないんだ…。 言ってしまえば一人の配信者に活動を続けてもらうだけの事なのに、タイトルで「世界を救え」とあるのがオタクのクソデカ感情を表しているようで好きです。 にあちゃんが大変可愛らしい作品ですが、同時に少しのミステリー要素もありドキドキしました。 初回プレイは動くにあちゃんに感動…!これは本物のVだ!!!! 主人公がにあちゃん以外にはあまり興味ない設定なので、Vに詳しくない方でも入り込みやすく楽しめる作品だと思います。
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    とても知性あふれる怒涛のようなテキストで、妹の個性の強さが際立っていました。 本当に沢山のトリビア・トピックがあふれていました。 @ネタバレ開始 最後の重要な内容・発言を避けているような会話の応酬は、 不器用な2人の兄妹の関係性を感じました。 そして、沢山の話題を提供してくれる賑やかな妹がいなくなった後の男の日常の、淡白を通り越して虚無に近いほどの静寂さ、そのコントラスト……。 兄にとっての妹の存在の大きさを感じさせ、寂しくなりました。 しかし、妹がお相手を連れてくることにより、兄にとって楽しみが出来たことがうかがえて良かったと思います。 今後は妹、そのお相手と新しい関係性を築いていってほしいと思います。 @ネタバレ終了 とてもお洒落な作品でした。 ありがとうございました。
  • タマキハル~序章 艮為山編~
    タマキハル~序章 艮為山編~
    春から始まる楽しい学園生活!香月さんかわいい。何やら不穏な気配を感じますが、平和に過ぎていく日々… と思ったらすごいところで終わってしまいました。続編の制作、応援しています!
  • さよならチョコミント
    さよならチョコミント
    僕は5分ほどで読了できました。文章が大変美しい作品で、読んでいるだけで青草の匂いやチョコミントの味が感じられるようでした。ノスタルジックなBGMも魅力的で、物語の雰囲気によく合っていたと思います(「露草」という曲なのですね。素晴らしい……!)。 ストーリーについては様々な考察ができるものになっています。僕も自分なりに色々と想像してみました。 @ネタバレ開始 途中で発生するイベントへの反応が主人公とチコで大きく異なるところをみると、現在2人が置かれている境遇も全然違うのでは、と思いました(チコの方がより厳しい世界に身を置いているように感じます)。また、チコに触れる時の2人の様子を見ていると、「昔のチコには、『装甲の接ぎ目やリベットのわずかな凸凹』なんかなかったのでは?」という気もしました。 「過去の2人はもっと距離が近くて、よく遊ぶ仲だったんじゃないか」 「最期が迫る中、『また昔みたいに遊んでみたい』とどちらかが提案したのではないか」 なんてことを想像しました。 最後のチコの様子を見ても、この2人はもう2度と生きて会えないのだろうという気がします。だとすると、とても切ないお話ですね……。 @ネタバレ終了 ノスタルジックな雰囲気を味わえる素敵な作品でした。ありがとうございました。
  • 高層マンション
    高層マンション
    プレイさせていただきました。 書斎という小さな場所をメインに、様々な話が繰り広げられるのがとても面白いです! 短いながらもその中で幸せとは何か、家族とは何か、等様々なことが語られ、とても楽しめました!
  • 僕らの一歩
    僕らの一歩
    面白い作品でした。 主人公の過去の話もそうだし、全体的にも現実味があって読んでいて少し共感してしまう部分があったりしました。 仲良くなったチャットの相手には驚きました。
  • 僕らの一歩
    僕らの一歩
    知っているという人を入り口にすると、なかなか趣味で作っているものの共感は得られないのですが、 作品を入り口にすると、そうじゃないんですよ、 趣味の合う作品出入り口が絞られているから。 一歩。制作はすべての一歩。生きる一歩。創るという手段はとてもすごい手段です。 願わくば、作品の表出と、彼が人とのかかわりとのバランスを磨いていけますように。 短い中に、一歩が込められた素敵なお話でした。