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7872 のレビュー
  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    通常時の優しいイラストから急変する暗いスチル。文章で細かくは語らない辛い過去が、短く視覚的に刺さる感じでした。こうして後から考えると重い気持ちになりそうなものですが、優しさが圧倒的に強いので幸せに包まれています♪ @ネタバレ開始 不器用だけどとっても素敵な二人。もう、ウルウルしちゃってヤバかったです! これからたくさんの幸せを掴んでほしいと願いながら、この二人なら絶対幸せになれるという確信もあったり。 最初は独身の若い男性がこんなかわいい子を引き取るという状況に、別の心配をしてしまった自分を
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    素敵な作品でした! 初っ端からぐっと引き込まれる文章と設定で、飽きるという概念が通じない作品でした。 括弧ちゃんとの会話も魅力的で、最後まで楽しめました。
  • ロストフレンド
    ロストフレンド
    主人公の碧人くんは、中学時代に友人を見捨てたことによる罪悪感により、毎晩悪夢にうなされ続けていた。そんな矢先、双子の姉の翠ちゃんから、とある提案を受けたことから始まる物語です。40分程度で完走しました。 @ネタバレ開始 こちらも非常に面白かったです。『ダークネス〜』『僕は猫になりたい。』の順番で読みましたので、読了後は「ついに和解できたか⋯⋯」と爽快感と同時に温かい気持ちになりました。「誰かに頼ってもいい」という作中の大きなメッセージについても、分岐で表現されている部分(頼る方を選んだらトゥルーエンドになる部分)が、個人的に「すごい!」と感じました。物語のメッセージに説得力を持たせる、秀逸な構造だと思いました。『ダークネス〜』のアリスちゃんと同様、翠ちゃんもすごく格好良かったです。 @ネタバレ終了 今作は制作者様の従来の作品にもある綺麗なイラスト・個性的なキャラクターに加え、強いメッセージ性とストレートなシナリオが盛り込まれた、とても面白い作品でした。素敵な物語をありがとうございました!
  • 高層マンション
    高層マンション
    プレイしました。書斎生活とは羨ましいものだ… 一風変わった脱出ゲームかと思いきや、その後の展開が独特で、かなり印象的でした。所々に張られた伏線がうまく機能しており、また異なる3人の女性にそれぞれテーマ性のあるエンディングを設けた手腕もお見事でした。フリンダメ、ゼッタイ。ヒニンダネ、ゼッタイ。
  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    プレイいたしました。面白かったです! 心に傷を負った凛ちゃんと優介くん。 ともに暮らすことになったものの、お互いどこかぎこちなくて……。 ふたりの心の距離が近づいていく過程を見守っていく、とても優しいお話でした。 @ネタバレ開始 お互いのことを大切に思っているふたりなのに、心の傷が枷になっていて、近づけない、踏み込めない。 臆病になってしまう気持ちが、痛いほど伝わってきました。 凛ちゃんが優介くんの役に立とうと一生懸命で、そのいじらしさに涙腺がゆるんでしまいました。 凛ちゃんはとてもしっかりしていて賢い子ですね。 これまでの境遇が辛いものだっただけに、精神的に頼るものがなかったからなのでしょうか、子どもだけれど落ち着いているというか、甘え方をしらないのかも……と感じました。 優介くんはとても優しくていい人。 私も凛ちゃんと同様、彼がしたことが悪いことだとは到底思えませんでした。 凛ちゃんが一晩悩んだ末に優介くんに打ち明けた気持ち、とても印象に残りました。 これからもずっと仲良く、幸せに暮らしてほしいです。 @ネタバレ終了 繊細で優しいタッチの絵も、お話にぴったりでした。 心温まるお話をありがとうございました!
  • 箱の中のユメ
    箱の中のユメ
    とても面白い作品でした。 主人公の思い悩んでいるシーンは見入ってしまいました。 タイトルの意味も最後のシーンを見て、なるほど~って思いました。
  • 嘘つきジョアンナと春の雪
    嘘つきジョアンナと春の雪
    これは良い泣きゲー!!!! SNSでも色々書きましたが改めてこちらにも投稿しようと思います。 この作品は泣けます。可哀想~!ではなく、感動の涙です。 特にBGMが素晴らしく、シナリオとマッチして盛り上げてくれます。 ピアノが見事に涙腺を崩壊させてくれますね。 泣きたい方は是非にプレイしてみてください。そして泣きましょう。 グラフィックに関しまして 作中、ショタしか出てきませんので、ショタ好きのお姉様には特におすすめです。BLではありませんので、ショタ好きの殿方も安心してショタを愛でてください。 このゲーム、実は立ち絵がありません。言ってしまえば、グラフィック全部イベントCGです。すごすぎ! そしてそのどれもがクォリティが高いのです。特にクライマックスの……いやいや、未プレイの方は是非ともご自身の目で確かめてください。 涙で画面が歪んでよく見えないかも知れませんが……、ね。
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    散々ブログで愛を叫びましたが、ついにこちらでも叫びます タツさいこ~~~~~~~~~~~~!!!!!! ……ごほんっ。失礼しました。 文芸部のみんなでノベルゲームを作る、というお話です。 読む前は、共同制作の難しさを追体験するお話なのかな?とビクビクしていたのですが、そうではなく、主人公の成長を見守るお話なので、過去にトラウマ持ちの皆様(自分含めw)も安心して楽しんでいただけるかと思います。 プレイ時間が3時間、とのことですが、1度読みだしたら先が気になって止まらない作品です。 途中で止めたら結末が気になって眠れません。実際、どうしても気になったので深夜に起き出して続きを読みました(笑) それぐらい面白いシナリオです。 ネタバレ無しなので詳細は控えますが、キャラクターが作られたものではなく、とにかくリアルなんです。 読んでいて「どうしてもっと上手く言えないかなあ?」って、大人としては思ってしまう場面が多々あると思います。 全員が未成年で、完璧じゃない。 だからこそ魅力的で、先がどうなるか分からない。素晴らしいですね。 立ち絵に関しては万人に受け入れやすい絵柄だと思います。 作中、随所で左右反転で表示されますが、まったく違和感がありません。 つまりデッサンの狂いが無い!上手!! 着色屋としては左右反転すると光源がずれるので、反転表示するときは正面光源にせななぁ……なんて思いましたが、可愛いのでヨシ!です(笑 個人的には冒頭でも叫びました通り、本当にタツが好みで……担当絵師さんを拝みたい。 この作品はいつまでも私の心に残り続けると思います。 面白かったです!
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    高校の文芸部員が仲間とともに文化祭に向けてノベルゲームを作る―― 特に創作者にたまらないシチュエーションの素晴らしい作品でした。 一度始めたら最後まで惹きつけられっぱなしで、 コミカルからシリアスから感動まで様々な感情を味わうことができました。 笑いありドキドキあり涙ありの3時間×2(クリア後即再プレイ)でした。 ストーリーは青春モノの王道中の王道といった様相です。 個性溢れるキャラクターたちが一生懸命に協力し合い、 トラブルに見舞われつつも文化祭という明確なゴールに突き進みます。 青春を捧げる対象はノベルゲームということで、 あまりこのジャンルに馴染みがない方は新鮮な経験を、 ノベルゲームに限らず創作者の方は大なり小なり共感を味わえるはずです。 ノベルゲームファンにとってはこの上なくキャッチーな題材ですが、 安易なテーマ選定ではないことはプレイして驚くほど実感できました。 ・導入からラストまでのストーリーの構成と起伏 ・登場するキャラクターたちの際立つ個性 ・プレイのテンポを損なわないために行き届いた工夫 ・読み手の感情を意識・配慮した描写 ・「創作」に対する情熱やスタンスの描き方 いずれも極めて素晴らしいものだと感じました。 とても面白かったので続けざまに2周プレイしたのですが、 この後どうなるんだろうと感情強めでズンズンと読んだ1周目と 冷静に理性強めで読める2周目で見える景色が異なるのも面白かったです。 1周目はおもしろー!と一気読みであっという間に結末まで進みましたが、 様々な点が練りに練られていることが分かる2周目は感嘆しきりでした。 @ネタバレ開始 なお某キャラの暴走は1周目はまぁ高校生だし、熱中してるし、 ある程度は仕方ないのかな、と感じて見ていましたが、 2周目はいくらなんでも完全にありえねーだろ!に変わりました(笑) いやはや、部員の皆さんは本当に全員心が広くて優しい。 (冷静な時の某キャラの普段の行いが良かったのかもしれませんが) @ネタバレ終了 個人的に最も印象的だったのは @ネタバレ開始 鬼瓦君の家で大きな絵を初めて目にしたシーンです。 主人公が長年心の中で大切にしていた物語が具現化したまさにその瞬間、 完全に主人公にシンクロして思わず同じタイミングで涙を流しました。 このシーンはモチベ向上の特効薬として何度も読み直す気がします。 @ネタバレ終了 他にも印象的な場面やエピソードには事欠かない作品だと思いました。 この題材をここまで綺麗に料理されたことはただただ感服の一言です。 素晴らしい作品をありがとうございます。
  • わたしのしたい
    わたしのしたい
    意外性に溢れたストーリーやタイトルが魅力的でした。 イラストもシナリオもとても美しくも残酷で、グレうさぎさんらしさ溢れる作品だと思います。
  • 1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)
    1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)
    トップの夕暮れ風景に惹かれてプレイしました。 オープニングのムービーからすっかり『世界』の中に意識が落とされた感じで……演出も言葉選びも、何一つその枠から外れることがなくて。 表現がすごく絞られているのに、イメージは十分広がっていて、なんていうか……凄かったです。 エンドについては他の方も語られている通りですが……どうか、幸あれと。 見事な『世界』をありがとうございました。
  • 森の不思議と小さな出会い
    森の不思議と小さな出会い
    画面から温かさがにじみ出るような絵に癒やされました。みんなお洋服のデザインが可愛くて素敵です。きっとこれから良くなっていくという希望を感じるお話でした。
  • too late but
    too late but
    創作を趣味で続けている主人公の物語です。選択肢はなく30分程度で読み終えることができました。 @ネタバレ開始 自分も細々と創作を行っている身なので、心にジーンとくる素晴らしい内容でした。個人的な話になってしまいますが、遠い昔ネットにアップロードした処女作の小説に初めて感想を頂いた時の高揚感を思い出してしまいました。だからこそ、終盤のお守りは個人的に刺さりました。 @ネタバレ終了 画面全体も懐かしさを感じさせるデザインになっており、それがより物語を引き立てていたと思います。また、左上のチャプターもどれくらい読んだのかが分かる内容になっており、とても親切な設計で良かったです。 面白かったです。素敵な作品をありがとうございました!
  • ロストフレンド
    ロストフレンド
    ダークネス・ボーイフレンドとはまた違った雰囲気の考えさせられるお話でした。難しい問題であるため、最終的にどうなるのか…とハラハラしましたがどちらのエンディングもよかったです!ノーマルのほうもリアルな感じで好き。素敵な作品をありがとうございました!
  • Crescendo Moon
    Crescendo Moon
    僕は20分ほどで最後まで読了できました。とても良い雰囲気の作品で、プレイ後は心が温かくなりました。 @ネタバレ開始 本作品はその舞台設定が素晴らしかったと思います。夜の海というひっそりとした場所が舞台であることが個人的に良いなと思いましたし、そこに現れた女の子との等身大の交流も良かったです。お互い、普段の様子は知らない点も好きなポイントです。「2人とも、昼間はまた少し違う顔で過ごしているのかもなあ」なんて思いました。 2人で過ごした時間はわずかですが、その思い出はそれぞれの胸にずっと残り続けるんじゃないかな、とも思いました。 女の子の立ち絵も柔らかな雰囲気で本作品に良く合っていたと思います。表情が豊かな点も良かったです。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございました。
  • 夢の狭間で
    夢の狭間で
    ちょっぴり切ないお話でした。 アカネちゃーーーん!! @ネタバレ開始 夢でも想いを告げられて良かったね・・・!! @ネタバレ終了 短編で読みやすく、面白かったです!!
  • 復活のアーチスト
    復活のアーチスト
    野球にはあまり詳しくないのですが、 実際、こんな感じなんだろうか・・・?と想像しながら 読んでおりました。 @ネタバレ開始 支えている奥さんが、 旦那さんの意思を尊重していてとても素敵な励まし方でした。 @ネタバレ終了 面白い作品でした。
  • MYJOLLYROGER -マイジョリーロジャー-
    MYJOLLYROGER -マイジョリーロジャー-
    1時間程で読了しました。 海賊を題材にした王道冒険もので、面白かったです! 美麗な背景はオリジナルで、壮大なBGMも雰囲気を引き立てていました。 イベントCGは全員集合した時のものはもちろん、戦闘シーンは特にかっこよかったです。 キャラは全員個性的でデザインも良く、自分はキャプテンのルカが一番好きです。 文章がなくセリフのみなのでテンポがよくすらすらと読むことができました。 ありがとうございました!
  • わたしのしたい
    わたしのしたい
    美しい文学に触れた気分にさせてくれた作品。演出が素晴らしい。 @ネタバレ開始 可愛い女の子が出てきてキュンキュンしてたら、あのお願い。始まり方が上手く、冒頭から心掴まれました。 互いに苦しい環境にいたからこそ、あれほどの短時間で心通わせる事ができたのかなとしんみりしてしまいました。 途中、不穏な感じになり先がどうなるか怖かったですが、優しく爽やかな終わりを迎えて良かったです。タイトル画面の二人が微笑ましい。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    神山さん、金田さん、岬さんの三人がそれぞれの考え方で夢に向かっていく物語。目を背けたい現実の上手くいかない部分や人間の弱い部分もきちんと描かれていて、とても良かったです。 冒頭の春の描写から、一気に世界観に入り込みました。美しい文章が、胸にすっと入り込んできて、心地よかったです。 @ネタバレ開始 岬さんの歌のシーンでもムービーが流れるのが良かったです。表情などが細かく変わり、エフェクトも美しく、臨場感に溢れていて素敵でした。 居酒屋のカオスな会話には爆笑しました。金田さんが昇天している立ち絵などセンス抜群ですね! 素敵な文章がたくさんありましたが、中でも印象に残ったのは、「忘れていた、逆風っていうのは前に向かって進んでいる証拠」です。自分が落ち込んでいる時に思い出したい言葉です。 好きなキャラクターは金田さんです。最初はちょっと強引な性格だなと思っていましたが、読み進めていくうちに、本当にいい人だなあ……!と思いました。祖父との話では泣きそうになりました。 ラストでは、神山さんの弱さを持ちながらも前に向かっていく姿に、勇気をもらえました。最後の終わり方も、本当にセンスがいいなあ……!と感銘を受けました。タイトル画面の変化も素晴らしいです。神山さんと金田さんの友情、最高でした! 全て読み終わってから、ローディング画面を見ると「この二人だったのか!」と良い意味で胸が締め付けられました。笑顔が素敵ですね……! @ネタバレ終了 透明感のあるイラストと繊細な感覚の文章、どこか温かさを感じるストーリーがとても好みでした。時々起動して、この空気感を浴びたいと思える作品でした。 ありがとうございました!