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8537 のレビュー
  • 雨の袂
    雨の袂
    主人公の佑悟が、幼馴染の妹・伊代と一緒に図書委員になったことから始まる文章メインの青春短編です。30分弱で完走することができました。 上質な一般小説の短編を読み終わった時のような満足感のある作品でした。途中から入る過去の章で佑悟たちの関係性が見えてきた瞬間、一気に作品に没入し、それからクリックする手が止まらなくなりました。 制作者様オリジナルのBGMも内容にマッチしていて素晴らしかったです。端正に作られた文章と相まって、より作品全体に静謐な感じを引き出していると感じました。もちろん文章自体も読みやすくて、すごく良かったです。 @ネタバレ開始 佑悟と伊代の関係性がとにかく絶妙で、二人の複雑で不器用な感じを文章全体で感じることができました。佑悟の関係を変えたくない恐怖、臆病な自分を認めるのが嫌で、美咲に対する感情を濁してしまった部分の文章描写は、特にグッとくるものがありました。 それでも最後は、晴れやかな感じで終わって良かったと思っています。伊代に対する同族嫌悪的な感情を持っていながらも、やっぱり同族だからこそ分かってしまう部分も否定できなくて、それらを経ての結末にいかにも2人らしいと思ってしまいました。 @ネタバレ終了 充実した読書時間を過ごすことができました。とても面白かったです。素敵な作品をありがとうございました!
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    @ネタバレ開始 恋人同士だと思ったら……完全にだまされました。 読み返してみると間違いなくそれまでの日常が崩壊したんだな、と思い知らされます。(夜更かし、など) 最後はやるせなく、切なく、けれど美しい物語だと思いました。 ありがとうございました! @ネタバレ終了
  • バーチャル沖縄
    バーチャル沖縄
    (沖縄のバーチャル世界ですが。) 沖縄旅行に行った様な気分を 味わえます。 私は実際には行ったことが無いので、 色々想像を膨らませて わくわくしながら読ませていただきました。 @ネタバレ開始 ただのバーチャル世界!楽しい! ではなくて植物人間になって しまった人向けの バーチャル世界だったのですね・・・。 途中、にぃさんがお金の事を考えて 相談してきた時はドキドキしましたが モブ野さんの提案に心底ホッとしました。 キジさんもにぃさんも前向きになって いて、帰る時はほっこりしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
  • タマキハル~石章 山沢損編~
    タマキハル~石章 山沢損編~
    めっちゃ面白かったです! シリーズ作品ですが、説明にある通りこちら単体でも楽しめる内容。ですが前作を先にプレイすると、色んな場面で色々考えちゃって深み増し増しです! 楽しかったりハラハラしたり、熱かったり感動したり。感じたことを書くだけで長くなるほど、色んな感情を味合わせてくれる素晴らしい内容でした。 そして美人姉妹が可愛い過ぎる! @ネタバレ開始 前作を知らないと「え?そこ?」ってところで泣きそうになったり、楽しい場面でも嫌な予感というか、色々考えちゃいますね。ネタバレで畳んでいても、前作を未プレイの方が見てしまいそうなので詳しくは書きませんが、「あそこ乗り越えた!」って感動で涙。思いっきり前作のことを思い出してしまってたので、ほんともう……! 神楽のシーンも凄く良くて即セーブ、じっくり鑑賞でした! あと走り屋なあのイラストが強烈で震えました。あんまり知らないのにすぐ分かるほど似てるw @ネタバレ終了 ファンアートは最高の癒し、胡桃ちゃんを描かせていただきました。可愛らしく手を繋ごうとしてくるのをイメージして(*´ω`*)うへへ 続編、楽しみにしています! 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    最初、タイトルからも不穏なお話なのかなと構えて読んでいたのですが、 中盤大泣きしながら読みすすめることになりました! 心温まるお話でとても良かったです 背景やUIの統一された色彩がすごく好きです
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    少しずつ変化する7日間の中で、目の前のメドゥーサと過ごす。タイトルにあるように『目を合わせると死ぬ』から目を合わせないのではなく、『まだ終わらせたくない』から目を合わせまいと思うようになっていきました。 @ネタバレ開始 最初はなんとなく『少女のような顔立ちをしたメドゥーサとそれを匿う人間』を想像していたのですが、目を合わせることでようやくそれが違うとわかります。 視点がほんの少し上を向いただけで、こんなにも見える世界が変わってくるのだと驚きました。 最後の『あいしてる』という言葉が本当に切なくて、胸を締め付けられるような心地になります……。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • winding road
    winding road
    なるほど、罪とはこういうことか……。
  • お姉ちゃんの定理
    お姉ちゃんの定理
    「フェルマーの最終定理」とかにロマンを感じちゃう人にオススメです! ジャンルは数学青春モノになるんでしょうか。心地よくするすると入ってくる文章で一気に最後までプレイしました。BGMも各場面に合っていて没入感を強めてくれます。「お姉ちゃん」にも「僕」にも感情移入してしまって、胸の高鳴りと熱いものを感じました。数学できないけど笑 難しいテーマだと思うんですが、またこういうの作ってほしいですね。これからも応援してます。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    切なく悲しい物語でしたが感動しました。 たった15分以内のシナリオでここまで心にグっとくるというか 上手く説明できませんがシナリオ物凄く良かったです。 @ネタバレ開始 さて、ここで由依奈ちゃんのセリフに 「残された人はそうもいかないんだね」 個人的な事ですが 自分自身色々あって、このセリフは特に考えさせられました。 また結末を知った時、「こういう展開ズルイよ…」っと目頭が熱くなり 衝撃の結末を知ったからこそ、もう1回プレイしました。 那由多君のセリフに切なさと悲しみが… @ネタバレ終了 15分以内のノベルゲームでここまで感極まる作品は 自分の中ではこの作品が初めてです。 (自分が涙もろいのかもしれませんが…) こんな素晴らしい作品で出会えて本当に良かった。 ありがとうございました。 今後の製作活動もがんばってください。
  • コーヒーのくに
    コーヒーのくに
    中々同じ境遇の人には出会えないから、もし出会えたら奇跡で感謝ですね!ありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    美しい夕暮れの中で交わされる儚い二人の会話劇です。 ほぼ二人の会話だけなのですが、 とにかくシナリオと文章が素晴らしく ゲーム開始後すぐに惹き込まれました。 面白く可愛らしい二人の会話が微笑ましかったです。 そんなテンポ良く楽しいやり取りが、 徐々に切なく…そして衝撃の結末へと移ろい行く様は、 まるで逢魔時の空のようで。胸を締めつけられました。 @ネタバレ開始 タイトルバックから消えてしまった二人のその後がどうなったのか。 切なさでいっぱいの余韻の中、思考を巡らせています。 真実に気付いたら由依奈ちゃんすごく怒りそうですよね。 でも同じ世界にいられるようになったら幸せ…なのかな? 少しでも二人が幸せを感じられるといいなと思います。 そしていつか二人とも家に帰れますように。 @ネタバレ終了 言葉では言い尽くせない感情に心震わせる作品でした。 素敵な時間をありがとうございました!
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    これは面白い作品だ~。 お洒落なイラストと吹き出しを効果的に使ったテンポのいい会話と人情系のストーリー、大変面白かったです! @ネタバレ開始 主人公の設定をはじめ見た時、主人公がどんどん不幸になっていくことを想像していましたが、徐々に前向きになっていくストーリーに惹きつけられました。 主人公が女の子というのも意外性があってよかったです。彼女が男勝りな理由も家族と繋がると、胸が切なくなりました。 主人公がいたラックは仮初の居場所だったかもしれないですが、それでも居場所であったのには変わらなくて、そこから新しく出発していく流れは秀逸でした。こういう展開大好きです。 読後もすごい良くて、あとがきで他の作品も形にしたいとのことだったので、是非次回作も期待しております。 @ネタバレ終了 良作ありがとうございました!
  • 警笛と魔笛の境界<はざま>で
    警笛と魔笛の境界<はざま>で
    キャスターの視点と刑事の視点とが切り替わりながらお話が進み、短時間でありながら硬派なサスペンスドラマを見ているような緊迫感を感じられました。 5END見させていただきましたが、単純にどれが正解とも言えない奥深さが印象に残ります。素敵な作品をありがとうございました。
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    再読いたしました&ファンアート描かせていただきました。 改めて、素敵な物語をありがとうございます。 @ネタバレ開始 本当にご丁寧な返答をくださって、ありがとうございます。 シルエット調のものをどうするかで迷った結果、目をつむってもらうことにしました。三世代だなあ……と思いながら。 描かせていただくあいだは、すごく楽しいのですが、お見せして大丈夫かなとはいつも迷います。 何かひとつでもお目に留まるものがありましたら嬉しいです。 とある格闘ゲーマーさんを最初読ませていただいたときには思い浮かべていたのですが、再読した今は、これは普遍的な物語だと感じています。 たぶん、今を生きる子どもたちも、何十年か後には何か置き去りにした想いや思い出を胸に秘めていたり、誰かに語りたくなったりしている……のかもしれませんね。 @ネタバレ終了 家族も読ませていただいている最中で、絵を見てもらおうとしたら「知らない人がいる、ネタバレ禁止」と言われてしまいました。 家族ともども楽しませていただき、ありがとうございました。
  • はぐれモノがたり~ストレイガール~
    はぐれモノがたり~ストレイガール~
    すっごく面白かったです! 各部屋の探索が楽しかったのと、途中途中のアリサとジュンのやり取りがめちゃくちゃ可愛くて……! コミカルな部分と合わせてとても癒されました。 一方で徐々に館の悲しい記憶が判明するにつれ、シナリオに引き込まれました。トゥルー以外のENDがすべて切ない……。 最後のENDに手間取りましたが全部見られて達成感と満足感がいっぱいです。「そのご」も漏れなく見させていただきました。 @ネタバレ開始 序盤のバッドエンド+「そのご」が出現する4ENDを無事見られました(これで全部で合ってますでしょうか……?) 厨房で食材を漁るシーンが特に好きです。ぜひトゥルーENDでは、二人、学園祭で思いっきり食べ歩いてほしいものです。 最後にアンドレイの部屋へ行ける選択肢が出現した際は嬉しかったです!他のENDでほぼアンドレイ不在なことが気になってはいましたが、まさかあんなことになっていたとは……(失礼ながら悪そうな面してるなとは思ってました) @ネタバレ終了 可愛いカップルと素敵な作品をありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    夕暮れを背に会話する、幼馴染二人のお話でした。 どことなく漂う哀愁がある雰囲気と、余韻を残すような結末がとても印象的な作品でした。 @ネタバレ開始 結末を知ってからもう一度プレイすると、那由多くんの言葉に一層切なさを感じます。言葉は少なくても、那由多くんにとって、由依奈ちゃんの存在がどれほど大きかったのかが伝わってきました。二人の関係性が本当に尊いです...! 「今日はまだ...帰りたくない」からの二人のやり取りが可愛いくてお気に入りです。本当に素敵な作品でした! @ネタバレ終了
  • ファッションサイコパスの災難
    ファッションサイコパスの災難
    自称サイコパスのイキり陰キャと本物のサイコパスの友情物語(?)でした!お話の展開が面白く、二人の噛み合ってるようで噛み合ってない関係性が大好きです! @ネタバレ開始 ただ、千夏くんは元からサイコパスのようではなく、家庭環境等が影響してそうなってしまったのかなという背景も見えて、少し同情してしまいました。千夏くんの「なるほど。そうなんだね」3連打がお気に入りです笑 加藤くんのイキりっぷりはただただ愛らしいです。ウザいを通り越した愛らしさがここにあります。二人とも本当に可愛いかったです! @ネタバレ終了
  • 腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    宝石の様に美しいタイトル画面に惹かれプレイしました。 序盤から謎が多いミステリアスなストーリーが展開され、考察をしながら物語を読み進めていきました。 物語の終盤で明かされた真実に「ああなるほど」と納得しました! 世界観が幻想的で、夢でも見ているかのような気分になれる美しい作品でした。 素敵な作品をプレイさせて頂き、ありがとうございました!!
  • 警笛と魔笛の境界<はざま>で
    警笛と魔笛の境界<はざま>で
    果たして真実はなんなのだろうか・・・と思い、すべてのエンディング見たと思います。面白い作品をありがとうございました。
  • タマキハル~石章 山沢損編~
    タマキハル~石章 山沢損編~
    ~山沢損編~楽しませて頂きました 前編では学校周辺くらいの物語から今作で大きく広がり、長編の醍醐味と言えるキャラクター間の関係性とそれを意識させる大きな世界観になったのが印象的です 特に山沢損編ではこれまで見れなかったキャラクターの意外な一面が見られることができるのですが、それがまた謎を呼び物語の深さを象徴している様で心躍らせます 学生らしい青春がありながら起こる事件、そして散りばめられる謎・・にどんな展開が始まるのかワクワクします 長編考察好きにはたまらない作品、次回山雷頤編も楽しみにしています!