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7872 のレビュー
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    とても知性あふれる怒涛のようなテキストで、妹の個性の強さが際立っていました。 本当に沢山のトリビア・トピックがあふれていました。 @ネタバレ開始 最後の重要な内容・発言を避けているような会話の応酬は、 不器用な2人の兄妹の関係性を感じました。 そして、沢山の話題を提供してくれる賑やかな妹がいなくなった後の男の日常の、淡白を通り越して虚無に近いほどの静寂さ、そのコントラスト……。 兄にとっての妹の存在の大きさを感じさせ、寂しくなりました。 しかし、妹がお相手を連れてくることにより、兄にとって楽しみが出来たことがうかがえて良かったと思います。 今後は妹、そのお相手と新しい関係性を築いていってほしいと思います。 @ネタバレ終了 とてもお洒落な作品でした。 ありがとうございました。
  • タマキハル~序章 艮為山編~
    タマキハル~序章 艮為山編~
    春から始まる楽しい学園生活!香月さんかわいい。何やら不穏な気配を感じますが、平和に過ぎていく日々… と思ったらすごいところで終わってしまいました。続編の制作、応援しています!
  • さよならチョコミント
    さよならチョコミント
    僕は5分ほどで読了できました。文章が大変美しい作品で、読んでいるだけで青草の匂いやチョコミントの味が感じられるようでした。ノスタルジックなBGMも魅力的で、物語の雰囲気によく合っていたと思います(「露草」という曲なのですね。素晴らしい……!)。 ストーリーについては様々な考察ができるものになっています。僕も自分なりに色々と想像してみました。 @ネタバレ開始 途中で発生するイベントへの反応が主人公とチコで大きく異なるところをみると、現在2人が置かれている境遇も全然違うのでは、と思いました(チコの方がより厳しい世界に身を置いているように感じます)。また、チコに触れる時の2人の様子を見ていると、「昔のチコには、『装甲の接ぎ目やリベットのわずかな凸凹』なんかなかったのでは?」という気もしました。 「過去の2人はもっと距離が近くて、よく遊ぶ仲だったんじゃないか」 「最期が迫る中、『また昔みたいに遊んでみたい』とどちらかが提案したのではないか」 なんてことを想像しました。 最後のチコの様子を見ても、この2人はもう2度と生きて会えないのだろうという気がします。だとすると、とても切ないお話ですね……。 @ネタバレ終了 ノスタルジックな雰囲気を味わえる素敵な作品でした。ありがとうございました。
  • 高層マンション
    高層マンション
    プレイさせていただきました。 書斎という小さな場所をメインに、様々な話が繰り広げられるのがとても面白いです! 短いながらもその中で幸せとは何か、家族とは何か、等様々なことが語られ、とても楽しめました!
  • 僕らの一歩
    僕らの一歩
    面白い作品でした。 主人公の過去の話もそうだし、全体的にも現実味があって読んでいて少し共感してしまう部分があったりしました。 仲良くなったチャットの相手には驚きました。
  • 僕らの一歩
    僕らの一歩
    知っているという人を入り口にすると、なかなか趣味で作っているものの共感は得られないのですが、 作品を入り口にすると、そうじゃないんですよ、 趣味の合う作品出入り口が絞られているから。 一歩。制作はすべての一歩。生きる一歩。創るという手段はとてもすごい手段です。 願わくば、作品の表出と、彼が人とのかかわりとのバランスを磨いていけますように。 短い中に、一歩が込められた素敵なお話でした。
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    Live2Dで動くにあちゃんが本当に実在するVTuberみたいでとてもリアルでした!私はVtuberの世界はあまり詳しくない…というよりスパチャを一度もやったことがないのですが、疑似体験できて楽しかったです。 @ネタバレ開始 最初にたどり着いたのはC-ENDでした。初見は地下帝国が急に出てきて「何事!?」と驚きましたが、すぐに察しました。何事にもほどほどにですね! A-ENDとV-ENDはどちらも幸せなエンドで、どちらが良いか!とは一概に決め難いですが個人的にはV-ENDが好きです。最近知った言葉ですがまさに"バ美肉"エンドでした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 幽明少女はユメを見る
    幽明少女はユメを見る
    学校の「ある噂」のお話。 ウィンドウやイラストなどものすごく丁寧に作られているのがすぐに分かりました。画面オシャレ!綺麗!お話はもちろん、キャラクターたちの掛け合いが楽しかったです。 幽霊も普通に出てくるし、ちょっと不思議なテンションでした。こんなにかわいい幽霊なら大歓迎ですね(?)。オカルト的だけど怖くない…!穏やかでやさしい物語でした。終わり方も良かったです!
  • Crescendo Moon
    Crescendo Moon
    タイトルやタイトル画面から想像した通りに、落ち着いた雰囲気の素敵な作品でした! そして少女が良い。凄く良い! @ネタバレ開始 特に「細かいことウジウジ考えるな」的な言動が刺さりました。彼女と一緒に渋いお菓子を食べながら語れるなら、今から海に入りたいくらいです。冬だし北国だけど! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 箱の中のユメ
    箱の中のユメ
    @ネタバレ開始 夢を追うことの辛さ、苦しさ、焦り等の感情を、非常にリアル、かつ濃縮するかのようにしっかりと描いているように感じます。 作中の主人公の男は、ある程度愚かな者としても描かれているように感じますが、一方で置かれた立場を想像すると、あのように行動しても何ら不思議ではないな、と思いました。 自分自身がゲームを作る時の気持ちには、何分の1かでも主人公に通じるものを見た気がします。 物語の結末がどういうものになるのか気になっていましたが、 最終的に色々飲みこんで いわゆる「大人」的な行動(嫌だった依頼の絵を描くことに宗旨変え)をしたのは、 彼の人となりを考えれば多少「意外」でもありましたが、現実的にはアリ、というか、自分だとそれ以外の解は見つけられない気がしたのでほっとしました。 しかし一方でそうなってしまうことが何故か少し寂しいと思ってしまう気持ちもあり、複雑でした。 彼にはまたいつか、自分の一番望む形で夢に挑戦できる機会に恵まれると良いですね。 @ネタバレ終了 人の感情の闇にスポットを当てて丹念に描写された作品だと思いました。 ありがとうございました。
  • エンドロールの最後まで
    エンドロールの最後まで
    シンプルなやりとりからなるストーリーです。 @ネタバレ開始 途中で終わらずに最後までプレイし続けることで、少しずつ登場人物たちの時間の変化を感じることが出来ます。 途中から終わらせることにしても、登場してきたキャストはしっかり出てきます。 どこでも終わらせることが出来る選択肢を置くことで、最後まで見られた時の喜びが大きくなるところが良いなと感じました。 @ネタバレ終了 また、ストーリーには自由に解釈できる箇所があり、プレイした方にその見解を聞いてみたいと思いました。 制作ありがとうございました。
  • GARAKTA ROCKERS - 1st ALBUM -
    GARAKTA ROCKERS - 1st ALBUM -
    ロックだ!青春だ! ある理由で入部したチリトリ、めちゃくちゃ口の悪いくっぴー、部長のMAC…三人のオトケンメンバーたち。ドラマチックに展開していくロックンロール青春ストーリーでした! テンポよく進んでいくのでロックや音楽に興味ない方にもオススメです。熱い、熱すぎます…あっという間に読み終わりました。 @ネタバレ開始 序盤はポップな感じの絵柄とテンションで、くっぴーがボードで喋ってるのもそういうキャラ付けなのかなと思っていたので驚きました!二人のやり取りがとても楽しそうで良い…祟姉妹もロックで優しい…どのキャラも魅力的ですね。 ライブのシーンは辛い展開が続きましたが星空へ向かっての歌のシーンがとても良かったです。駐車場で大丈夫か!?と思ったらちゃんとオチもついていました。ですよね! @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!!
  • 消灯コーヒー
    消灯コーヒー
    お洒落な雰囲気に誘われて入店しました٩( 'ω' )و シナリオ、背景絵や可愛いキャラ絵を活かす声の力ってすんごいですね。 コーヒー飲みながら続きが見たくなる2人な物語、ありがとうございました。
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    無人在涙腺爆破…………… 途中まではへ~え何それ超良い駅やん降りよ~、え、きみ次降りるの?じゃあ次で降りよ~と能天気にプレイしていたのですが、やはり匂うぜ銀河鉄道の香り。 @ネタバレ開始 真実はやはり銀河鉄道のような悲しい死の物語…と思ったのですが、分かっているのに泣いてしまいました。トゥルーエンド後にあとがきを拝見して「地の文を削る試み」であったと知りました。つまりもう死んでいるという真実が分かっていても、ずっと橘がこちらに語りかけてくることで対話が成立したというか、感情が伝わってきたというか……。大成功だと思います、地の文削り。 だからこそ時間をかけて問答をした上で橘の気持ちを対話で引き出した上でお別れする……の………が……………(滝涙) ハッピーエンド削った理由ゥゥゥ!!!! 車掌さんの小噺が無かったらきっと涙で琵琶湖つくってました。 @ネタバレ終了 丁寧な対話が重なって感動になっていました!そしてメニュー画面が凄く綺麗でセーブするのが気持ちよかったです。ありがとうございました!
  • 夢幻の秋
    夢幻の秋
    ゲーム紹介にある「あなたは知らないうちに、誰かを傷つけていませんか?」が印象的で多くを語らずやってみよう!と誘い込まれました。静かなBGMと実写の背景がこのお話にマッチしており文章に集中できました。 @ネタバレ開始 大切な友人だからこそ、幸せを願いたい気持ちと嫉妬で苦しんでしまったのでしょうか。切ないです。 小さい頃の小夜の心情が少しだけ出てきますが、高校生になったときの小夜は親友の美樹からしか描かれておらず、本当の気持ちは誰にもわからないのがまた読み手が勝手に想像してしまいストーリーをより深く心に残しました。 小夜が言った「私じゃなく彼をとった」って言うのは実は本心じゃないか、と想像してしまいます。 @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございます。
  • 消灯コーヒー
    消灯コーヒー
    素敵な喫茶店でまったりコーヒーブレイクと洒落込むつもりがまさかの……? な短編フルボイスノベル。タイトル画面から分かるようにオシャレで可愛いです。僕っ子な無糖ちゃん良き……! @ネタバレ開始 二人の恋のお話かと思ったら殺人事件発生した!! と思ったら……無糖ちゃんの演技力にカンパイ。ほろ苦くほろ甘い作品でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • さらば劇薬
    さらば劇薬
    劇団のオーディションを受けに来た女子高生、マチネとソワレの物語。全編がハイクオリティ……! パンフレットの様なタイトル画面からはじまり、開幕前の注意事項アナウンス、スポットライト、幕間、ナレーション等、舞台演出が上手く実際に一つの劇を観たような満足度の高い作品でした。 @ネタバレ開始 まさか全編が劇とは……! 確かに開幕のベルは鳴っていましたが、すっかり騙されました。と思ったら別エンドでは現実……!? 展開がまさに劇薬でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • too late but
    too late but
    じんわりと心にしみるお話でした。 縦書きのお話を久しぶりに読んだのですが、横に慣れていた分、最初は違和感があったのですがすぐにスッと馴染みました。このお話には縦書きが似合うなーと。上にゲームの進捗が表示されるの良いですね。 ゲーム制作や執筆活動をしているわけではないのですが、人から感想を貰う活動をしているので初心にかえった気がします。 素敵なお話をありがとうございます。
  • Crescendo Moon
    Crescendo Moon
    白セーラー、とてもかわいい。 夜の海の冷たさなど感じさせないくらい、あたたかな物語でした。 少女がとても明るい子で、くるくる変わる表情や動きが愛らしくて、月よりもずっとずっとまぶしく見えました。 この先の未来、二人はどうなっているのかな……想像が無限にふくらみます。 素敵な作品をありがとうございました!
  • とある温泉宿にて
    とある温泉宿にて
    全END見ました! 昨今の世情では難しくなった旅気分を味わいつつ、若干のホラー要素もあって楽しめました。 @ネタバレ開始 トゥルーENDと直前のもうひとつの分岐のENDを見て、そういうことか!と。 あの温泉宿自体が不思議な魔女や眷属(?)達の集まる場所だったのですね。 主人公と猫のミキも晴れてその仲間入り……ということで今後さらに不思議な事件に遭遇する予感がしますね。 @ネタバレ終了 個人的には、同僚女性が嫌~なキャラでありつつも憎めなくてお気に入りです。 素敵な作品ありがとうございました。