ドラマ
9318 のレビュー-
よあけまえのキミへ歴史に興味はあるけど最低限の知識しかない乙女ゲーマーです。 歴史系乙女ゲーだと遙かシリーズや下天の華が好きです。 フォロワーさんがプレイしてるのを見て「絵がすごく綺麗!」と思い、興味を持ちました。 結論からいうと、とても良作だったと思います……! まず時代もの詳しくない勢へのフォローが手厚く、説明台詞なども自然に頭に入ってくるため、読みやすかったです。 現在公開中の一章だけでもかなりボリュームがあるのですが、メリハリと緩急のあるシナリオで、その先が気になってやめ時がわからなくなるくらいにはまってしまいました。(私はトータルで5時間くらいです) また、ヒロインの味方サイドの人物がみんな優しく、とても好感が持てます。一見無愛想な感じの人でも、しっかり話してみると、ヒロインを気遣ってくれていることがわかったりします。 攻略対象では明るく包容力のある坂本さんが好きですが(でも皆さん素敵なので選べませんw)、あえて推したいのは、ヒロインの姉的存在であるかすみさんです。 いつも笑顔で、天使のように優しいかすみさん、彼女に癒されたプレイヤーさんはかなり多いんじゃないかなと思います。 ネタバレで後述しますが、だからこそ劇中でかすみさんの身に起こったことがやるせなくてたまりません。とにかくかすみさんのことが心配で、私は後半ずっと彼女のことばかり考えていました……(あと雨京さんの心中) 他の人物だと、ヒロインの親友であるゆきちゃんも可愛いです。とても元気なゆきちゃんはThe・乙女ゲーの親友キャラ感が強く、「ゆきちゃんなら何があっても絶対に味方でいてくれる」という安心感が半端ないです。 あと立ち絵のない人物では新選組の山崎さんが印象に残っていて、また会いたいです!!w @ネタバレ開始 味方サイド人物はヒロイン含め、みんな好きです。 ただ悪役サイドの言動がえげつなく、中でもかすみさんに暴行を働いたことがとても衝撃で「えっ、ここまでやる!?」と思ったり…… ヒロインサイドもやられっぱなしではないのは安心でした。大好きなかすみさんの身に何が起きたかを知ったとき、ヒロインがブチギレ発砲(※語弊がある)した流れはマイ夜キミベストオブシーンです。 そのあと深門が毒づきながらもかすみさんの居場所を教えてくれましたが、きっと内心ではビビってたと思います。笑 メインの悪役がインパクトありすぎて忘れがちですが、いずみ屋放火事件のあとのご近所さんの敵意も生々しく、心に来るものがありました。それも、序盤では優しい姿が描かれていただけに…… 延焼で燃えてしまったお店もありますし、みんな生きていくのに必死なのはわかるのですが、 刺すのはちょっとやりすぎなので……某攻略対象が言っていたように、谷口屋のおかみさんは帰ってきてしかるべき裁きを受けてほしい、と思いました。 つまり言いたいことをまとめると(ここから乱文注意) 「クソッ俺のかすみと美湖にさんざん無礼を働きやがって絶対許さねえ(#´Д`)深門、水瀬、りく、聞いてるかテメェーらだよテメーら。全員まとめてブッ飛ばしてやっから首を洗って待っとけ(# ゚Д゚)あと谷口屋のおかみさんはちゃんと自分のしたことと向き合って罪を償おうね!!!」 以上です(いつお前のものになったんだよ) 商業ならともかく、同人ゲームの悪役にキレるのは気がひけると思いつつ あまりの所業についいろいろ言ってしまいましたがw、悪役は憎まれてこそというのも確かですし それだけ主人公サイドに感情移入させてくる制作者さんの手腕をひしひしと感じました。 @ネタバレ終了 二章以降の公開を切実に!!お待ちしています!! -
妹のろいアキヒトお兄ちゃんの強烈な妹愛に圧倒されながらも(笑)両方のエンディングを見ました! ごく普通の高校生……ごく普通!? なんてツッコミながらも、楽しくプレイしておりました。 そして妹のさゆりちゃんは、お兄ちゃんが溺愛するのも納得な美少女! 胸元に両手を上げながら、楽しそうにお話を聞いてくれるなんて……可愛すぎて、私も重度のシスコンを発症してしまいそうになりました。 優しい雰囲気のBGMが、さゆちゃんのほんわりとした可愛さを引き立てます。 前半はギャグテイスト強めの作品ですが、後半にかけてしっとりと切ない展開を楽しむことができます。 さゆちゃんのテーマ曲(かな?)のアレンジがいい仕事するんですね~~!! @ネタバレ開始 終盤の「さゆりの卒業式が~~ようやく終わった」の文はグッときました……。 お兄ちゃんのために、卒業しないで待っていてくれたんだね……さゆ……。なんていい子なんだ。 さゆのためにも、アキヒトお兄ちゃんにはこれから幸せに生きていってほしい! そう思える良きエンディングでした。 もう1つのエンディングのほうは少し悲しい雰囲気になりますが これはこれで良かったのかなと思いました。 きっとさゆちゃんなら、優しく笑って兄貴を引っ張っていってくれるだろう……!! @ネタバレ終了 FAは、可愛すぎる妹さゆちゃんを描きました。 素敵な作品をありがとうございました。 -
妹のろいさゆの可愛さは、シスコンになるのも仕方がない(笑) 物語としては王道ものという感じでしょうか。向風鈴さんのコメディ→シリアスな流れがキレッキレで素敵でした。 長編や中編でじっくりと世界観に浸るのも良いですが、本作のようにドカンと世界観を味わう短編もまた良き…という感じでした! 素敵な物語をありがとうございました〜! -
妹のろい20分程でエンド回収しました。 序盤はぶっ飛んだシスコン主人公に笑いながらプレイしていたら、後半から入ってくるシリアスな要素も良かったです。 タイトルの「のろい」にも二重の意味があり、短いプレイ時間ながらとても楽しめる作品でした。 さゆがイラスト含めてかわいかったです。 ありがとうございました! -
君に贈る世界人生で一番自分自身について悩む時期特有の心の揺らぎなどを上手く用いた物語でした。 短編なので細かな背景などは描かれていませんが、それでも「だいたいこんな感じかな」と想像はできて、最後は心地良い余韻を感じたまま終われました。 @ネタバレ開始 選択肢をミスしてしまい、飛び降りコースに入った時は「どこで間違えたー!?」と慌てました…。 無事に一番ほんわりと終われるエンドに進むと「またね」という彼女自身が前向きに生きようとする姿が見られて、一度飛び降りさせてしまった身としては「良かったー」と安心しました。 このまま高校も無事に終えて、大学まで二人の関係が続くといいな、そして社会に出たら「そんな時もあったね」と二人が思い出話として笑えたらいいなと思いました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました! -
老と白老いた男とまだ年端もいかぬ少女の邂逅とこれから二人の物語が始まる予感がする、続きが見たくなる素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 大きくなったら旅について行くと口にする彼女が健気で、もうこのまま二人で旅に出てしまいなよと言いたくなる続きが気になる終わり方でした。 不老不死の見世物としての人生から脱した彼女に、これから多くの笑顔がありますようにと願わずにはいられませんでした。 自分で「こんなジジイが不老になっても」と言っていた淵野さんですが、彼女にとっていつか淵野さんが父のような存在になるのかな…そうなったのなら、不老になったのも悪くないと思ったりするのでしょうか。 そんなことをアレコレと考えたくなる素敵な話でした。 @ネタバレ終了 村の事情を見るにかなり厳しい世界のようですが、二人がこの後どのような物語を紡いでいくのか、最後の流れとスチルから色々と想像するのも面白い作品でした。 クリア後にタイトルの画像が変わるのも、最後まで見た後だと嬉しかったです。 ありがとうございました! -
虹のくじら-TyranoEdition-息ができない窮屈な世界で、日常のすべてに嫌気がさしている少女と虹のくじらを待つ少女との胸が締め付けられるような物語でした。 画用紙に描いたような水彩風の画面とスチルが物語を盛り上げていて、素敵です。 @ネタバレ開始 最後の終わり方は人によって感じ方が違うだろう、素晴らしい幕引きでした。 私は佐々木さんは「普通であること」を強要し、それ以外を排除しようとするこの残酷な世界からついに解放されて旅に出たのだと解釈しました。 希望があってほしい……と、そんなことを思いながら。 逃げ出したいと思ったことは数えきれないほどありますし、逃げ出したこともありますが、逃げること=悪いことではないので、小杉さんもいざとなったら逃げてほしいなと思いつつ。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
サヨナラを八月に残して一度崩壊したバンドの再生の物語……と思いきや、 そこからさらに「幸せとはなにか」という深いテーマにまで切り込んでいく作品です。 構成としては、大きく前半パートと後半パートに分かれており、 後半パートでは選択肢により、エンディングが3パターンほどに分岐します。 シナリオは曲の歌詞のようなリズムの良さが特徴で、 楽曲とのシンクロ率も素晴らしいです。 「仲間との絆」が鮮やかに描かれた感動できる作品だと思います。
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ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~高校の文芸部を舞台にした青春ノベルです。 文芸部のメンバーそれぞれが熱い情熱を持っており、 それを持ち寄って、みんなで進んでいく姿が印象的な作品です。 縦書きのテキストウィンドウと画面全体を使った演出で、 主人公の情熱、苦悩、挫折、意志が繊細に描かれています。 イラストが綺麗でOP&EDムービーもあり、全体的にクオリティが高い作品です。 創作をやる人間のリアルな心境を、ビリビリ感じられる作品でした! -
非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakeloreこの作品はぜひ、BGMをONにしてお楽しみください。 全て作者様のオリジナル楽曲ということもあり、音楽とシーンがとてもマッチしていて、どれもオシャレです。流れているBGMがシナリオと関わっているシーンもあります。 アンニュイな雰囲気の漂う本作ですが、メインの登場人物であるサイトウとマエの掛け合いはコミカルなものも多いです。本当に日常会話を切り取ったかのような。「デザイナーズ路地裏」の真相も社会風刺的なリアリティがあり、全編に現実感を思わせる工夫がされていました。 QRコードは読み込むとフフッとなったので、必ず「クリア後に」読み込んでみてください。 次回作にも彼女たちが登場するようで、とても楽しみです。 -
君のゲームに恋してる!クールビューティー奥崎さんをめぐった野郎達の日常ギャルゲーなんですが、各エンド男子達が頑張ったりしているので、乙女目線でニヤニヤしてました。 それにしても、初っ端のエラーメッセージが何度見てもドキッとしてしまいます。 初回は、本気でブラウザ閉じようかと思いましたし(ポンコツ機使用のため) @ネタバレ開始 男子達の立ち絵がないので脳内補完しつつ、個人的好みを申し上げますと… 不器用男子(でも衝動派)萩山君がカワイイなーと。 理系男子?の頭の中こんがらがってきた感がいいので私好みです。 次点で、外見イケメン(中身が残念)今井君。 自分の文章最高!のナル入ってる奴だなーと思ってたら、ENDで奥崎さんに想いを文章に乗せてるのにキュンとしました。 @ネタバレ終了 周りにこんなゲ制に活躍するメンツが揃ってるなんて羨ましい〜!と思いながらプレイさせていただきました。 -
雨音と自動人形 結(むすび)今日初めてプレイさせていただきました。 とっても感動したし、感情移入しすぎて気づいたら泣いていました。 -
老と白これまで村に流れてきた時間や歴史に、つい想いを馳せてしまう一作でした。淵野さんが格好良すぎる…。洗練された画面構成のおかげで作中の世界に集中でき、またビジュアルも非常に綺麗です。 個人的に、辺鄙な村であくどい人間が出てくる話はとてつもなく好みなので、よい作品を見付けたと勝手ながら喜びました。読んでいて好きな場面はたくさんあったのですが、短いお話なので具体的に記載することは避けておきます。「そうだったのか!」と驚く場面もあったり…(村の衆と同じ反応をしていたかもしれない…) 完成度の高い作品だと思いますので、短い時間でよい体験をしたい方にお勧めです。 -
非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakeloreツイッターでお見掛けして、ノベルゲームの雰囲気や世界観が面白そうだなーと思いプレイさせていただきました。 私にとっては初めてやるタイプの世界観でした。アンダーグラウンドな世界をオカルト記者として取材していく。仄暗くて、でも、本人たちの思う面白さを求めてキャラが動くから、妙なリアル感があって独特に感じたのかもしれないです。BGMもその都度雰囲気や世界観にあっていて音楽単体でもオートモードで楽しめそうだな、なんて思いました。 ありがとうございました! -
よあけまえのキミへ楽しいゲームをありがとうございました。無事、完走致しました……!! 重厚なのに「時代ものだからわかんない……」という感覚はなく、読みやすい(軽薄な、という意味ではなく想像が広がるという意味です)文章でほんとうにプレイしやすかったです。 どのシーンシーンにも愛が詰められているのを強く感じました。商業作品だとそのあたりが薄味に感じることもあるのですが、どのシーンも「萌え」「こだわり」「情熱」を感じることができ、また、削るに削れないほどの「愛情」があり、その熱量……しかと受け取らせていただきました! 同人作品のすばらしさを改めて教えてくれる……作品自体の魅力以外にもそんなパワーを持っている作品でした。 物語の怒涛の展開も「おぉー!」となるんですが(あ、平和なシーンもありますよ。和む……)、私はとくにキャラクターが最高だな、と、思いました。どのキャラクターもほどよく個性があって、けれどアクが強いというほどでもないので、ほんとに「最近の個性爆裂拳なキャラは苦手……王道の魅力を持ったキャラに萌えたい」という方にもおすすめです。顔の造詣の良さにも萌えられますし、魅力満載な性格にも萌えられます(ビジュアル面での萌えはだれか迷いますが……性格面での燃えなら、私は田中さんイチオシです! 初見のみなさん! 田中さんをよろしくお願い致します!!)。女性キャラクターもチャーミングでいいですね。かすみさんやゆきちゃんが好きです。主人公のビジュアルも「心」(成長)も好きです。燃え萌えです! そしてイラスト! イラストもね~、みんなの個性を的確に表している立ち絵とスタート画面で好きです! 男性キャラクターの描き方もさることながら、女性キャラクターの描き方、ファッションセンスもめっちゃ好き……。美湖ちゃんがとくにかわいすぎる……。 表情の描き方もいいんですよね。なんていうかやわらかいけどはっきりした線で描かれているおかげなのか、みんなの表情が生き生きしています。好き。 そしてひとつひとつのシーンに作者さまの「素敵感情」を感じると言いましたが具体的には…… @ネタバレ開始 ・田中さんに「あなた本人ですか?」ってなるシーン→田中さんの精気のない写真めっちゃ気になるし、それで疑う美湖ちゃんにふふってなる。 ・かすみさん奪還シーンで、かすみさんを傷物にしたことに激怒して、みんながより一層がんばるシーン→ここ、主人公の悲痛な心の叫びを感じてめちゃくちゃ良かった……! 胸アツですよね。 ・長岡さん登場シーン→平和な一幕だけどなぜか印象深い……。キャラが魅力的だからかな? よあキミくんは平和なシーンもいいんですよ……。雨京さんや美湖ちゃんの料理食べたい~!! とも、作品読み進めていったら、なりますし。 @ネタバレ終了 すてきな作品をほんとうにありがとうございました。二章も楽しみにしています……!! 田中さんの漢気、大好きです! -
嘘の手紙タイトルに惹かれてプレイいたしました。 一度、真までたどり着いたあと、開発後記も拝読し、またもう一度世界を見て参りました。 @ネタバレ開始 最後は青空。ハッピーエンドで良かったと感じます。 私が涙脆いせいなのかもしれませんが、開発後記の「まさかの涙」につられました。 赤い空の下、山中くんがひっそりと笑みを殺したシーンで「そうだろうな」と思えてしまった、切なさ、苦さが心に刺さっています。ハッピーエンドの空の下、一抹、どこかで苦い夢をぐるぐると彷徨った苦さが残っているような。 ゲームシステムがスタイリッシュ且つスムーズで、そのぶん間隙がなく、没入感がとても高いのだと感じます。 そして、山中くんを思い出すことで、もしかしたら忘れたようで残っていた罪悪感を原田くんも払拭できたのかもしれませんね。 再会後はどんな嘘を吐くのだろう。 たぶん、「きみのことを忘れていたよ」と笑い合ったりするのかもしれません。 @ネタバレ終了 泥土の夢から嘘の真偽を掬いあげる、物語とゲームシステムとマッチした素晴らしい作品を体験できたことに感謝をこめまして。ありがとうございます。 -
日陰の日葵 - sun in the shade公開時から楽しみにしておりましたがようやくプレイできました。 思春期の主人公を描いた感動の青春ストーリーで、強く心を揺さぶられました。 まず、最も印象的だったのがビジュアル面の素晴らしさです。ADVとして良くある背景+立ち絵という表現方式を取っておらず映画のようにシーンごとに構図が異なるため、とてもクオリティが高い上に、シーンに合った多くの臨場感のあるグラフィックが楽しめます。 シナリオ面も劣らず素晴らしく、過不足のないお手本のような構成だと感じました。冒頭からエンディングまでシーンの配置や伏線回収、向日葵のモチーフによるプレーヤーへの印象付けなど、ただただ全ての演出が巧みでした。 プレイ時間1時間~1時間半くらいなのでぜひお気軽にプレイして頂ければ!! 素晴らしい作品でした。 -
オルタナティブ・マスカレード ~槐夏の章~花飛の章に引き続いて、こちらもプレイさせていただきました。 こちらでは主人公の卯月桜さん(デフォルト名)が、隣人であり桜さんの慕う「愁にぃ」こと山大地 愁さんに支えられながら、行方不明となってしまった父親を探すお話でした。 @ネタバレ開始 父親が行方不明になってから時折こちらの様子をうかがっている、どう見ても怪しい人物…。その人を追いかけて行ったら…というサスペンス調の導入から始まりますが、読後にはほっこりしてしまうとても甘い乙女展開なお話でした。 顔に傷があったり、ちょっと胸元が大きめに開いた服装だったり…と、武骨そうな出で立ちのイケメンは予想通りマフィア?そして父の行方不明にもかかわっていて?と思いきや、正義のヒーローだった!という嬉しい誤算。花飛の章を先にプレイしていたので、こちらでも不穏な展開があるかもと構えていましたが、天神川さんは純粋に素敵な殿方でした。 制服姿も似合うし、何より最後のスチルの笑顔が最・高!八重歯がかわいい…!正体を隠しているときは無表情に努めていただけなのね…と思うほど表情豊かで、非常に愛くるしいキャラクターだなと思いました。これは惚れる。更に上目遣いにこちらを見上げてくる表情も可愛かったですし、EXTRAでも作者お二方の天神川さんが見られてホクホクでした。 職業柄身の危険がありそうで心配ですが、桜さんとの関係が進展していったらいいな、と思います。二人の未来のため、どうか天神川さんが今後部署変更になってくれますように…。 また、大元の設定は同じでも花飛の章とはガラッと趣の違う展開で、どちらを先に読んでも楽しめる工夫がなされているのが本当にすごいです。素晴らしい構成と感じました。 そしてどちらのお話もメインとなるキャラクターが非常に魅力的で素敵!今回の企画のみというのが残念なほど好みなキャラクターだったので、またいつか何かの形で再会できたらなと思いました。こっそり期待しています。 @ネタバレ終了 仮面をつけているのは誰なのか、そしてその下に隠されている嘘とは何なのか…短編ながらドキドキするような乙女要素を堪能できる素敵なお話でした。 そしてキーとなるキャラクターが本当にカッコかわいくて、とても好みだったのも幸せポイントです!素敵な萌えをありがとうございました! ※槐夏の章と花飛の章どちらを先に読むかについて 花飛の章の感想にも書かせていただきましたが、個人的には色々な事が判明する花飛の章を後にしたほうがいいのではないかと思いました。クリーンな状態で槐夏の章を読み、花飛の章で真相を知った後ふたたび槐夏の章を読むとまた物語が違って見えて面白いと感じたので、槐夏→花飛→槐夏とループすることもオススメしたいです。 -
A-line最初から最後までおしゃれな画面構成で、音楽やボイスの演出も世界観をより引き立てていて素晴らしかったです。 叶わない恋の中で、それでも必死に何かにしがみつこうとする主人公の心情が繊細に描かれていて……それらの文字をなぞって読んでいくだけで、こちらまで胸が苦しくなるようでした。 @ネタバレ開始 エンディングでギター背負って走り出したときはもう涙が止まりませんでした。辛いね……辛かったね……ッッ からの、ふわふわロングヘアの女の子と「環くん」なる人物が出てきて頭の中は大混乱。 しかも彼のお部屋はどう見ても「ミナちゃん」のお部屋……! 最初は何年後かのお話で、別のカップルが住み始めたのかな? などと思っておりましたが、現実はもっと残酷でした。というか、環くん、色気がありすぎてギター背負ってた彼だとは気づきませんでした。 環くんの激重感情と、それを知っていて尚彼にアタックし続ける器の大きな「日奈ちゃん」。ふたりのやり取りにハラハラしつつも、確かに前へと歩んでいく姿を見て、こんな恋も素敵だなあと思うようになりました。 お腹を抱えて笑う環くん、めちゃくちゃ良かったです。かわいい。あとスタンプも使うんですね。かわいい。 初日にプレイさせていただいたのですが、バッジの取得方法がわからないところで攻略情報などを用意してくださり、無事に取得できました。また、タイトル画面での機能開放タイミングについてもすぐに対応してくださり、本当に感謝です。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
瓶の中の声手話の所作を調べてファンアートを描かせていただきました。 能動的に人の声を聞きたいと願うまで、どれほどの時間と心を使うのでしょうね。音のない世界は想像してもなお、計りかねます。 @ネタバレ開始 END4でスチルを見たとき、心底良かったなぁ……と感じました。 他のENDも、あり得ないこととは思えませんし、最良と呼べる人生を送れる人もいる、そうでない人もいる。音のない世界で手探りで進んでいく主人公もいたかもしれない。そんなふうに考えたりしたので、主人公くんの名前のとおり、晴れた喜びに満ちたイラストを描きたくなりました。 声を聞きたいと望む彼がどこかに居りますように。 @ネタバレ終了 蓋をした瓶が届いて、声を聞いた気がしました。 素敵な物語をありがとうございます。

ナナ
みゃあすけ隊長
神崎 ユウ
豹牙晃
SHIA
向風鈴g
桃 実女子
鳥飼
☠️ 潮江 いさみ
丹綿樫
芦緒みきな
かんそー垢。
鈴乃屋
富井サカナ/DIGITALL
かおり
さむいそら