SF・ファンタジー
7044 のレビュー-
パーソナル・スペース点と点を繋げる物語。初回は3時間ほどで読了しました。 そう、初回は、なんです。この感想を書くためにもう一度読み直しました。 初回読了時点で作品から受けた感銘を文章で表現することが出来ずに諦めてしまったからです。 ノベルゲームという媒体でのシナリオの魅せ方を考え抜いた作品です。 作品のコンセプトとシナリオとシステムが綺麗にひとつに結ばれています。 ちょっとここに関してはお見事!としか言えないですね……。 @ネタバレ開始 あとがきも読んでからこの感想を書いているのですが、シナリオの原材料が10年以上前からあったにせよ、当初はノベルゲームとして作ろうとした訳ではないものを数か月の短期間でここまで昇華させた手腕は流石としか……。 シナリオに関してはやはり読み返しても感想を書くのが難しいですね。 このシナリオの面白さを表せる文章を私が持っていない。笑 ですので、特に印象深かったシーンを連ねていきます。 Chapter8。初めてラズリを起動するところですね。 ここでシロエがラズリに向けて自分は「人間」だと伝えるシーン。 やけに強く主張しているなと思っていたんですが、それがクロハから受けた言葉だと後で知ったときの納得感。 この辺り、Chapterが前後する構成が効いてきている場面でした。 Chapter15。天体観測。このChapter15で「15年」を合わせてくるあたりも憎いかったですね。(あとがきを読んだ限り、このシーンを書くときに聴いていた楽曲はやっぱりアレなんでしょうかね) 私はこのシーンとChapter33のスチルで涙腺が緩みました。 Chapter33。前述の通りなのですが、完全にやられました。 いや、展開的にはそうなるだろうとわかるところなのですが、予測可能回避不能ってやつです。 これまでの物語の積み重ねと、イラストの破壊力がなせる業でした。 Chapter34。 お話自体は悲恋なのですが、Chapter33のスチルのシーンや、この34の最期に希望を紡ぐ展開のおかげで前のめりな印象を受けます。 この雰囲気を支えているのはやはりラズリの性格あってのものだと思いました。個人的にこの作品のMVPはラズリですね……。 欲を言えば、初回プレイ中もREPORT画面のようにChapterの一覧を表示して、そこから既読と未読で色分けするなどして物語の全体をどこまで読めたか把握できるような作りだと嬉しかったかもしれません。 ただ、その場合は初回クリアまでは見れない14、15、21が歯抜けになってプレイヤーが「全部見てないけど本当にエンディング?」と余計な心配をしてしまう可能性もあるので難しいところですが……。 余談ですが、クロハがシロエに対して友好的だったのは、きっとベニカのことが好きだったからだろうなと思っていたので、あとがき読んで「やっぱりそうですよね!」って呟きました。 クロハとベニカの前日譚、「パーソナル・スペース・ゼロ」お待ちしております。 冗談です。響きがいいから言ってみたかっただけです。でも属性的に私の大好物なのは間違いないです。 @ネタバレ終了 UIの配置自体は前作と変わらずなのですが、より作品の雰囲気にマッチしたデザインに仕上がっています。 各メニューのボタンがスマホ操作でもしやすそうな大きさと間隔に配置されていて良いなと思いました。 ですので、まずはスマホからでも気軽に読み始めてもらいたい作品です。章区切りで読めるので最初のChapterだけでも!お勧めです。
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Diamond Engineコマンド選択式の戦闘が楽しめる作品でした。 敵を倒すヒントを別箇所で入手してから戦う、というシステムが良かったです。 微妙に似ている攻撃とこんがらがってしまった時など、 総当たりで進めるようになっている親切設計も有難いです。 徐々に仲間が増えていくのはRPG的な嬉しさがありましたし、 ローリング土下座や「分かった」「断る」のシーンなど、 要所要所で遊び心のあるテキストが面白かったです。 @ネタバレ開始 Congratulationのご褒美画面を見ましたが、 バッジが出なかったのでこれはハッピーじゃない!? ソーデュオ倒しちゃってるし、多分別エンドがあるんでしょうね。 ぬぬぬ~!! @ネタバレ終了 作品毎に新たな要素を盛り込んでいて素晴らしいです。 今回も面白い作品をありがとうございます。
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Shiny night Drop可愛い絵柄と優しそうな雰囲気に誘われてプレイさせて頂きました。 結果⇒んあああああああああああ!!!(悶絶) @ネタバレ開始 周回するごとに徐々に変化する様子と減っていく金平糖。 けれどソラちゃんだけが変わらないので際立つ違和感と不気味さを感じる作品でした。 せめて良い夢のまま醒めずに――夢から醒めて、良い現実になれれば一番と思いますが――幸せを感受し続けてほしいと思いました。 @ネタバレ終了
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Marionnette;Nostalgie ~人形の追想録~しっかりとした設定の中で繰り広げられる、バトルファンタジー作品です。前作未プレイですが、冒頭に出て来た「ティア」という少女のこと、そして主人公のアーネストさんのことが追ってしっかりと語られていきます。単体でも不明点のないストーリーでした! 魔術師であるのに「常識がある」アーネストさん…。これがイレギュラーな存在であるというのだから、魔術師になるということは茨の道なんだなあと… この世界のことを種々考えてしまうような、大きな物語でした。そしてバトルシーンの描写が凄いです。 以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 不穏な赤い字のカウントダウンから、「ああ、このときの写真なのか」を通過し、そしてすぐ訪れるロゼくんとの決別…! ここまで他人事のように茫然とストーリーを眺めていましたが、この辺りからもう完全に物語にのめり込んでいましたね…!(あと青龍剣がちゃんと戦闘で使えるようになったのがゲキアツでした…) 序盤で属性の「時」の話題が出たとき、へぇどんなのだろうと思ったのですが、シェリーさんのお話を読んで思わずウアァ…となりました…一見飄々としたこの方も壮絶な人生を歩んで来たのですね… 個人的にフィリアちゃんが好きです! ビジュアルも性格も好き…vsロゼくん戦の一枚絵が本当に良かった… ロゼくん、私の中ではまだ友人のロゼくんのイメージが消せないままだったので、応援したい気持ちが湧いて来て最後まで脳がパニック起こしていました。冒頭見てるからアーネストさん生き残るというのは判ってたけど、でもやっぱりみんなで写真撮った地点に戻りたい… ティアちゃん、素直な子に育って良かったなあとしみじみ思いました。大手を振ってハッピーエンドとはとても言えない凄まじい結末でしたが、これからの希望も見える素敵なお話でした。 @ネタバレ終了
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クローネとはぐるまのしまバーチャルフェスでお隣さんだったので、気になってプレイしてみました。お隣になったのは運命だったのかと思うほど、大好きな作品になりました。何度も泣いて泣き止んでを繰り返して、目が痛いです(笑) ひとでないものの、あり方。健気でやさしい在り方に、胸がぎゅっとしました。ひとでないもののお話なのに、何故か自分の胸につかえていたものを洗い流してくれるような物語。凄く好きです。 可愛らしく愛おしい世界でした。
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Shiny night Dropキラキラとした不思議な宇宙をお散歩する少女・ソラちゃんの物語です。20分程度で無事に完走することができました。 @ネタバレ開始 周回を重ねるごとに、どんどん不穏な演出が増えていく部分が良かったです。ソラちゃんのセリフが最初からあまり変わっていないのが、より後半の不気味さを引き立てており、この部分はビジュアルノベルだからこそできた表現だと感じました。 完走した後、ソラちゃんの背景を想像してしまうと、せめて夢の中だけでも心地よい空間でありたいよな、と考えてしまいました。とても印象深い作品でした。ありがとうございました!
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クローネとはぐるまのしまプレイいたしました。 世界観に惹き込まれる完成度の高い作品でした。覗いていいの?という衝動に駆られる、そんな作品でした。
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アンドロイドは小説家になる夢を見るか?AIが執筆するという世界設定が気に入ってプレイいたしました。 演出がうまく物語も面白かったです。
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ハウトの闘技場模擬戦ノベルゲーム風のバトルゲームです。通常攻撃・スキル・魔法などを使って戦います。HP・MPの桁がものすごいので長丁場になりそうな予感がありましたが、負けることはなくクリアできました。闘技場の耐久試験を行うために戦うという展開はなかなか見ない気がしますね!ありがとうございました!
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ヤドカリプレイ時間1時間とのことで、時間をとってじっくりプレイさせていただきました! ラノベのようなにやけてしまうラブコメ三角関係?からの急転直下に、どんどん惹き込まれていきます。 綺麗なタイトル画面とのギャップが印象的な作品でした。 @ネタバレ開始 一発BADED行きの選択肢も全て確認したくなるストーリー作り。 BADを見たとしても話の大筋には謎を含んでくれるので「なんで殺されたんだろう!?」と、不謹慎ながら推察する楽しさがありました(笑) 最後まで見ないと分からない「ヤドカリ」の生態がいい感じに感情を刺激するので、怪しげな羽鳥さんの正体にとても安心しました…! えみちゃんも潔白?でよかった!(笑) そして何より「伊澤君…!!」と胸が苦しくなる展開も作品によい苦みを残し、インパクトに一役買っております…。 上手に表現できませんが、伊澤君の犠牲によって「何もかもうまくいったハッピーエンド」にならなかったので、とても現実味を感じます。このシビアな展開がリアリティを生んでいて好きでした。 @ネタバレ終了 やはり長編は時間を十分にとって、一気にじっくり遊びたいですね…! 素晴らしい作品をありがとうございました!
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残り1分! 魔王城!リリーちゃん可愛かったです。 @ネタバレ開始 14回デッドエンド確定のゲームですねw 『頭をフル回転させる』の選択肢で煩悩にまみれている間に何の解説もなく終わるのはシュールで笑っちゃいました。 かと思えば唐突にしみじみとしたエンドが始まったり……。 そして一発エンドだけじゃなくて正解の生存エンドもちゃんとあってよかったです。 @ネタバレ終了 気軽な気持ちで楽しめて、面白かったです。 制作ありがとうございました!
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旅人とほのぼのカフェおもしろかった
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姫騎士くっころちゃんNV一年後の魔王決戦に備えて姫騎士を育てるというコンセプトが面白い! 美麗なグラフィックとモーションで彩られるビジュアルが煌びやかです。一見の価値あり!! そしてノベコレでは少数派の貴重な縦画面ゲーム! これはみんな是非スマホでブラウザプレイしてほしい! @ネタバレ開始 しかしファンシーな修行パートと打って変わって、戦いの結果は非常にシビア…… 仲間達の「死亡」「行方不明」「拷問」という単語が並ぶリザルト画面、最初は目を疑いました…… えええ?そんな重たいノリのゲームだったっけコレ!?(´༎ຶོρ༎ຶོ`) ってなりました(笑) あと、周回プレイするには、もうちょっとテンポ良く修行パートを回せたらいいなー、と思いました。 @ネタバレ終了 とてもチャレンジングでハイエンドな作品、ありがとうございました!
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対象She-11に関する記録ずっと気になっていた作品です。 プレイさせて頂きました。 エンディングを迎え再び、タイトルとタイトル画面を見て深く頷いてる自分がいました。 印象に残る場面がたくさんありました。 人型兵器の驚異的な強さが伝わる場面からスタートし、そのあとに繰り広げられる、素晴らしいストーリー、正にSF恋愛ノベルゲームです。 @ネタバレ開始 最初2人の会話が凄く面白かったです。 気の合う2人といった感じでした。 それから、シェルちゃん可愛かったです。そして、そのシェルちゃんを愛おしく思うアルベルトさんの、どんどん"愛"を思い出していく感じが良かったです。 何度も究極の選択に追い詰められましたが、最終的に本当に大切なものに気付けて良かったです。 そろそろエンディングが近づいてきたなという時、ほんとにドキドキしました。 気付くと2人の会話に、一緒になって頷いてました。『そうだ!がんばれ!』心の中で叫びながら。 悲しかったけど、これで良かったのかも・・・。もし、2人が再会できていなければ、お互い一時の幸せも無かったんだし。 そう思いました。 10年目に再会出来て、また10年後に再会できてと素晴らしいストーリーでした。 それから、11番目だから"She-11"それをシェルと呼ぶとか、それを『なるほど~』なんて感心してしまったり。 @ネタバレ終了 ストーリー全体的に、ハラハラ感とか恋愛感情の胸が熱くなる感じとか感動など、自分の中の良い感情を刺激してくれました。 ありがとうございました。
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ヤドカリあらすじを読まずにプレイしたら、誰もが主人公とヒロインの青春ラブコメストーリーと勘違いしそうな冒頭から転がり落ちるように不穏な雰囲気。 物語の緩急が上手く、文章も読みやすい為、サクサク読み進めることができました。立ち絵が無くても人物描写がきちんとされていたので、可愛いヒロイン達を頭の中で描く事が出来ました。 @ネタバレ開始 王道の幼馴染!! と思ってえみちゃんを選んだら速攻殺されて少し切なかったです……(笑)愛の力だけじゃ人知を超える相手無理だよな……。 そしてここで殺されたため犯人えみちゃんやろっ!!と思って読み進めたら全く違って、主人公と同じくらい驚きました。全ては深山宵さんの掌の上……。 欲を言えばあの三人がわちゃわちゃしている所もう少し見たかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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未来の為にプレイさせて頂きました。 タイムスリップものは好きなので興奮しながらプレイいたしました。効果音とかも好きです。面白かったです!
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蒼白のマジックシールエメラルドプレイ致しました! 1時半くらいでプレイし終えたと思うのですが、あっという間に読み終えることの出来る勢いのある作品でした。 バトルシーンのカメラワークが凝っていて、迫力のある演出も見所です。 個人的にシン君が好青年にして紳士的で好きです。 続編は出るのかな…ワクワク 素敵な作品をありがとうございました。
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対象She-11に関する記録素晴らしい1時間を過ごすごとができました! ロボットもののノベルゲームなんてあまりないので、公開されてから気になっていました。 豊富なスチル絵と丁寧な描写に引き込まれました。 @ネタバレ開始 シェルと主人公が仲を深めていく過程が丁寧で、見ていて心地よかったです。 シェルの戦争を終わらせるという意思の固さと普段は女の子であるところのギャップがとてもいい! ノエーシスの描写もカッコよかったです。白くて緑色に発光する羽があるところとか個人的に大変好みでした。 イデアライトに関しての設定も凝っていて面白かったです。 シーンごとのBGMも雰囲気と合っていてよかったです。個人的に気に入ったのはピアノのBGMです。 悲しい別れからのラストシーンは、本当にジ~ンと胸に来ました。死後の世界ですが、夢を叶えて青空を一緒に見られる、主人公の頑張りも相まってとてもよかったです。そのシーンのスチル絵も一番お気に入りです! @ネタバレ終了 起承転結を丁寧に描きつつ、ロボットを取り入れたSF恋愛物語、本当に素晴らしかったです。ありがとうございました!
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飛びたいのシンプルにとびたいのにどう答えるか!の分岐ノベル らくがきのようなUIがかわいらしく、ほのぼのしたのも多い中 色んなエンドを見ることで、飛びたい君の秘密というか 過去?をかいま見ることができ、エンディング回収が面白かったです。 手軽にプレイできる規模で、エンド回収が苦にならない作り!とても楽しめました。 スチルがたくさんあって演出が生きていました。多分エンドは全部見られたと思うのですが、個人的にはダークなルートと、大穴(?)ハンググライダーが好きです。
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対象She-11に関する記録ゲーム内容紹介にあるロボットが気になって始めました。 ロボットによるシーンもあるのですが、どちらかと言えば世界観や恋愛方面に繋がるような会話や描写よりのお話です。「終末ものSF恋愛ノベルゲーム」ですからね。(ただノエーシスの登場シーンはほとんどがカッコよかったです) どう考えても絶望的な世界観なのですがシェルとの生活における会話は良い意味でそんな現状を忘れさせてくれるくらいにほのぼのしていました。そしていい具合に主人公(+読み手)に絶望も与えてくれるのでいいバランスです。 終始だれることもあまりなくスムーズに読めてとても楽しめた作品でした。 @ネタバレ開始 自分の予想していたことが外れ、さらにその先を行く絶望を用意してくれているのは話の流れとして個人的にはとても好きです。 ただシェルにはもうちょっとだけ救いがあってほしかった。(あのラストシーンが彼女にとっての救いだったのかもしれませんが)そうでなければ悲しすぎます。ですが物語としては変にオチをつけることなく、まとまった展開に感じたのですごくいいと思いました。 ちなみに欲を言うなら主人公の姿(イラスト)も見てみたかったなと思いました。 @ネタバレ終了