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SF・ファンタジー

8482 のレビュー
  • 夢見た少女のニルヴァーナ
    夢見た少女のニルヴァーナ
    濃厚かつ、もんのすごいボリュームの物語。 日を分けてプレイしましたが、 10時間は軽く読んだと思います。 序盤の想像していた物語の遥か斜め上を行った展開で 本当に面白かったです。 途中ちょっぴりすけべ展開(一枚絵)もあるので、 アクセントになって中だるみする事なく、 最後の最後まで楽しめました。 イラストも美しく、キャラたちもフルボイスなので 本当にどこを見ても フリーとは思えないハイクオリティさです。 序盤の不思議な展開から、中盤にかけて ひとつひとつ丁寧に拾っていき、 最終章は、・・・もう涙で前が見えません。 それなのにエンディングは心晴れやかに終わる所が 本当にすごいなと思いました。 @ネタバレ開始 1章を読んで、なるほどこの山に居る少女とラブラブに なるお話だ!と思ってたのですが、そんなもんじゃない 物語の深さに驚きました。 夕月ちゃんの存在が消えるから始まり、 夢見ちゃんに存在を呑まれ、 美羽ちゃんのサングラスの理由、 季咲ちゃんの人間恐怖症、 白菊ちゃんのお父さんの事や ミナナちゃんの過去・・・などなど・・・ ひとつひとつ、夢見ちゃんと在志くんで 解決していくところで、もう既に面白いのに、 今までの事が生かされる最終章が本当に感動でした。 特にあずきちゃんがずっと夕月ちゃんを探すシーンと 夕月ちゃんがニルヴァーナから お兄ちゃんを助けに現実に少しだけ登場する辺りで 目頭が熱くなりました。 夕月ちゃんの気持ちを考えると絶対辛いのに、 お兄ちゃんを信じて待つ所に兄弟愛を感じました。 素敵すぎて・・・泣けます。 そして最後の最後に夢見ちゃんの事に そっと触れて、「ああ・・・よがっだ・・・」と なった所にタイトル画面で、また涙ですよ。 何回泣かせるんだ、この作品!笑 @ネタバレ終了 1日ずつ区切りがあるので、 少しずつ読みすすめるのにもすごく良かったです。 素敵な作品を有難うございました!
  • ORDER
    ORDER
    ジョーが可愛いのですが、手軽にプレイ出来て様々なことに思いを馳せられるゲームだと感じました。 普通にプレイするとEND2→END7辺りになってしまうので、もっと強い心でプレイしなければと思いました。
  • 故郷からの便り
    故郷からの便り
    4通のお手紙を読んだ後にもう一度二度読みたくなる巧みな仕掛けがなされている、シンプルながら面白いゲームでした。 @ネタバレ開始 最初にお手紙に目を通した時は「???」となるところが多かったのですが、家系図を見た後だとすべてが繋がり、思わずもう一度皆さんからのお手紙をすべて読みました。 マキシくんは二つの世界を行き来する、とても稀有な方だったのですね。 七夕のくだりや異世界のお誕生日の予定など、一度目は頭に疑問符が浮かんで整理が利かなかったところも、2度目は何を綴っているのかが頭の中にスッと入ってきて手紙の文字に色や景色がついたようでした。 @ネタバレ終了 2度読むことでそれぞれの方がマキシさんにあてた手紙の意味がじっくりと味わえて、面白いゲームでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • ボクとセカイの二人きり
    ボクとセカイの二人きり
    ハンマーを持つ者は、道具であるハンマーの力を自分の力だと思い込む……というどこかの本で読んだ言葉を思い出しました。 清々しいまでの全方向救いのない物語ですが、最も救いのない存在が最後にそれ相応の終わり方を迎えるので、個人的には後読感は悪くありませんでした。 @ネタバレ開始 主人公が天晴なほどの暴走ぶりで、肥大化したエゴを抱えてこの世の地獄を地で行く様までを描いた内心の鬱々とした描写がリアルでした。 よくぞここまで拗らせることができたなと感心してしまうほど、主人公の鬱屈した心情描写が巧みで、ブレーキの利かないその性格もある意味で超能力並みの奇跡ではないかと思いました。 逆に言えば、それだけ主人公の心が抱えた闇と言いますか、自己肯定感の低さが顕著であったということなのかもしれませんが……。 はたして奪った命に見合うだけの懺悔が果たされるのかは分かりませんが、主人公には是非懺悔を続けてほしいなと思いました。大丈夫、いつかは終わる。君の自我が終わるのが先か、懺悔が終わるのが先かは分からないが。 そうそう、地球の意志とも呼ぶべき方が懺悔に入る前に最後に暗闇の中で一瞬笑ったところが個人的にとても好きでした。 これは救う気がないのでは……と思ってしまいましたが、私の心が汚れすぎでしょうか(汗) @ネタバレ終了 終末世界へと至るまでを追体験する過程で、人間の持つある種の愚かさの極致と人間の持つ複雑な善性を味わうことができる面白い物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 桜の森の魔界の下 第壱集
    桜の森の魔界の下 第壱集
    物語の第一話に当たる部分ということで、起承転結の「起」の部分で幕を閉じますが、公開中の部分だけでも十分に楽しませていただきました。 作画量が恐ろしいことになっていて、漫画+アニメを融合した作品を見ているのかなと錯覚するほどの画面構成でした。 クリックするごとに絵が変わると言っても過言でないほど場面描写としてコロコロと変わるので、とても驚きました。 どれだけの時間をかければここまでのものが作れるんだろうと、戦慄しました。 クライマックスで挿入されたアニメーション部分と、咲夜さんが刀を構えて睨みつける斜め上からの俯瞰したスチルがとても格好良かったです。 「え、終わった!? あ、そうだった!」と、これがまだ第壱集のみだったと終わった瞬間に気づくほど、終盤は物語に引き込まれていました。 物語はまだ始まったばかりなので、灯魔さんたちがこれからどうなっていくのかがとても気になります。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 怪獣の人 ―かいじゅうのひと―
    怪獣の人 ―かいじゅうのひと―
    怪獣になってしまった人がどう行動するかによって未来ががらりと変わる不思議なお話でした。怪獣視点というのが斬新でした。 タイトル画面のみで立ち絵や背景画像などは一切ありませんが、主人公が今いる場所などを想像力を駆使して読んでいくのが面白かったです。 怪獣映画は人生で2、3本見たか見なかったかなので上手に想像できているとは言い難いかもしれませんが、たぶんこんな感じかなと頑張って想像しました。 @ネタバレ開始 エンド2に至る家族のことを思い出して思い止まる姿が胸熱でした。 選択肢でメロディーを思い出すが出たときは、0.02秒で選ばせていただきました。 少しずつ自我が失われていくということで、主人公はいずれ完全に自我を失い完全な怪獣になることが予想されますが、消えていく自分の中から手繰り寄せた姿に人間が人間たる所以を見た気がします。 その他の森から出ないエンドなど、色々なエンドを見ましたが、個人的には希望はないにしてもエンド2がお気に入りでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    強烈なタイトルに惹きつけられプレイしました。ノベルゲーム特有の選択肢を使った演出の巧みさや、印象を矢継ぎ早にどんどん覆していくスピーディな展開、そして異世界の人間や女神の都合に翻弄される勇者の苦悩や葛藤が面白く、どの要素も物語と巧く絡み合っていました。動画やメッセージウインドウのセンスも格好良く、とてもハイセンスな作品だと感じました。
  • 常夜の品さがし
    常夜の品さがし
    ココは一体?と始まりから、どんどん素敵な世界に引きこまれていきました。 特にこの世界の雰囲気がすごく好きです! @ネタバレ開始 名前がわかったぞ!と思ってから札を取られ、これからどうなる???と はらはらし通しでした。 クリア後のおまけもとても嬉しかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • はこにわのみこ
    はこにわのみこ
    可愛いけど、可愛いだけじゃない、少し考えさせられるお話でした。読み終わって、タイトルの意味がしみじみと入ってきました。おまけと、会話のテキストで二度楽しめました。
  • 殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    本当に選択肢は【殺す】だけでした。 短いながらも引き込まれるストーリー、なによりゲームとして面白いつくりにおもわず「なるほど」と感じ入ってしまいました。 @ネタバレ開始 物語の中で悪役として描かれる王女と騎士と王様ですが、だからこそ彼女ら視点のお話が読んでみたくなりました。 女神はあのあと本当に死んでしまったのか、それともすべては夢だったのか…余韻が気持ちいい作品でした。 @ネタバレ終了 ありがとうございました~!
  • リードマインド
    リードマインド
    めちゃくちゃゲームオーバーになりながら、最後は攻略法を頼りにトゥルーエンドまで到達できました。闇のデュエルは恐ろしいですね(涙 ストーリーもなかなか変わった設定で面白かったのですが、カードゲームのイベントはかなり力が入っているかと思います。実際にカードゲームをプレイする訳ではないのですが、カードゲームをした気分になれます。 そして、エンディングのムービーはかなりおしゃれで一見の価値ありですぞ。 ラミアちゃんカワイイ!どこかの業界ではご褒美なので、人によっては幸せになれるかもしれませんね。
  • ヤドカリ1.5
    ヤドカリ1.5
    前回のフェスで本編をプレイさせて頂いたので、番外編プレイさせて頂きました。前回登場した二人のキャラにスポットを当てた今作は、ちょっとコミカル?で楽しいお話でした。 個人的には、読んでいて、え?ここで終わるの?という感じだったので、もう少し二人の続きが見たかったかもです!(続編に続くのかな…?) 素敵な作品をありがとうございました。  
  • リードマインド
    リードマインド
    未来の自分から過去の自分への手紙、何故かタイムマシンをかけた勝負に招待した婚約者……謎に包まれたストーリーの先が気になって一気にプレイしました。 色んなトランプゲームが出てきて楽しかったです!ブラックジャックやハイアンドローなど、おなじみのものから揃っていました。……弱くて、すぐ負けてしまいましたが笑 カードをめくる演出など、臨場感があったのも良かったです。 @ネタバレ開始 ラミアさんの悪口の語彙には笑ってしまいました……。ボケナストマトケチャップ笑 憎めない良いキャラでした! BGMもどれもかっこよくて素敵でした!特に、タイトル画面の曲が好きです!! ティエラさんの正体には驚きました……!怪しいから主催者かもしれないなあ、とは思っていましたが、まさか未来から来たとは……!タイムマシンがあるんだから、そういう可能性ももちろんありますよね。 最後の勝負の、スチルには、胸が熱くなりました……!「やったー!!勝った!!!」と叫びたい気持ちになりました。 過去の自分への手紙で物語が始まり、未来の自分への手紙で物語が終わるのが粋だなあ……!と思いました。 キャラクターでは、リリスちゃんが好きでした。悲しい境遇でも立ち向かって、何度もティエラさんに勝っていたなんてすごいです!!最後の、涙を浮かべるリリスちゃんに、ミハエルくんがハンカチを渡すシーンが特に好きでした!ミハエルくん、優しい! リリスちゃんはミラくんと出会って、カードのシャッフルの仕方等、いっぱい研究したんだろうな……と想像を膨らませていました。この二人の関係性、とても好きです……!そんな気持ちをFAに込めてみました。 @ネタバレ終了 BGMも、どれもかっこよくて良かったです!特にタイトル画面の曲が好きで、作業中に流していました。楽しい時間をありがとうございました!
  • 幻想探検物語~ポーリーヌとヒイラギ文具店~
    幻想探検物語~ポーリーヌとヒイラギ文具店~
    最初から最後まで、ただひたすらにほのぼのかわいいボイスドラマゲーム。 ナレーションもポーリーヌちゃんもとても聴きやすく落ち着く声で癒されました!登場するキャラクターやアイテム、どんな感じなんだろ~?と想像するのが楽しかったです。 大人も子供も楽しめると思うので、幅広くプレイしてほしいなと思いました。
  • 隠花生物/顕花生物
    隠花生物/顕花生物
    壮大な物語と世界観にただただ圧倒されました。 すごいものを読んでしまった…! 少しずつ進んでいく病、侵食してくる菌や植物などの描写が凄まじく、どの章もハラハラしながら興味深く読みました。SF・サスペンスとしてもめちゃくちゃ面白かったです!!映画を観ているような気持ちになりました。 音楽も作品に合っていてとても良かったです… @ネタバレ開始 植物・菌側に肩入れ(?)して読んでいたので人類滅亡エンドのほうが好きかもしれません。でもどのエンドも好きです。 @ネタバレ終了
  • 桜の森の魔界の下 第壱集
    桜の森の魔界の下 第壱集
    漫画とアニメとノベルゲームが合わさったような超クオリティファンタジーゲームでした!背景や妖怪、アクションシーンなどとにかく全部すごい…!ぬるぬる動く! キャラクターも個性的でかっこいい&かわいい。 いいところで終わってしまったので続きが気になります~。 大変かと思いますが制作応援しております!
  • リリスの泪
    リリスの泪
    種族の壁を越えた友情をストーリーを美麗なイラストとあわせて堪能できる作品でした!優しい文体で絵本のように物語が進んでいくため、ファンタジー作品でしか味わえない物語展開の儚さがより引き立っているように感じます。また、オルゴールの音色が作品の雰囲気とあっていて、双子の天使とリリスの迎えた結末が決して絶望的なものでないことを強く思わせてくれました。素敵な作品をありがとうございました!
  • リードマインド
    リードマインド
    何度か「そんなバカなっ……!(゜Д゜)」とミハエル君に言わせつつも、セーブ&ロードという時空を操る能力を駆使してクリアしました……!! 騙し合いゲームの数々、熱くて超面白かったです! 相手の裏を読むか、裏の裏を読むかで選択肢が出るたびに唸っておりました。まぁ自分はだいたい外してしまいましたが……(苦笑) 全部のゲームが楽しかったのですが、一番最後のゲームが最も白熱しました。 あそこの読み合いはすごかった! マジックのことはあまりよく分からないですが、そんな自分にも分かりやすく手順を説明してくれるので、ちゃんとついていくことができました。 そして主人公ミハエル君がめちゃめちゃカッコイイ!です。 頭がきれて、咄嗟の機転が利くところが痺れした……! 面白いゲームをありがとうございました。
  • 魔法学園 進級試験
    魔法学園 進級試験
    本格的な育成趣味レーションゲームで、最後の試験が意外と難しく、個人的には回復アイテムをきちんと持っているかがかなり重要なゲームでした。 初回プレイでは「まずは試験突破して最後までクリアするぞ!」と意気込み主人公をとにかく強く育てることだけに注力していたので、毎日試験勉強とアルバイト漬けな孤高の人状態でした(苦笑) とにかく魔法の杖を手に入れるぞと意気込んでいましたが、魔法の杖より回復アイテムが大事なのかも……と、戦闘の時に思い至ることに。 バイトと勉強三昧の末の試験では回復アイテムを併用しつつ敵の属性を見極めつつ、何度トライしたか分かりませんがクリアできました。 体力を限界値まで鍛えていましたが遠くにいる敵からの攻撃のダメージが地味に痛く、かと言って近くの敵ばかりを倒していても詰んでしまう…という絶妙なバランスでした。 10回の行動回数でいかに落ちている薬草類を手に入れるかなどのミニゲーム類も、楽しませていただきました。個人的にマンドラゴラのグラフィックが好きだったので、マンドラゴラ回収の人になってました。 模擬戦闘は慣れるまでボコスカ殴られまくりましたが最後の1体を倒してクリアし、無事に先生に合格と言っていただけて嬉しかったです。 1周目の反省を生かして、2周目以降はキャラクターたちとも仲良くなろうと話しかけてみたり、1周目では購入しなかったアイテムを購入してみたりと、隅々まで楽しめました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 異世界魔法少女メリュール~イワルク地方~
    異世界魔法少女メリュール~イワルク地方~
    とてもかわいくて癒されました。