SF・ファンタジー
8473 のレビュー-
死と月は寄りそって眠る重いお話なのに時折クスッとさせてくれるとても面白い作品でした。 一時間ちょっととは思えぬほどボリュームを感じられるシナリオに、世界観に浸れるイラストがとても良かったです。 @ネタバレ開始 幼い頃から奴隷だったとは思えぬほど聡明なルナちゃんと、冷酷で不器用だけど、どこか優しさを感じられるモルスさんの日常会話はとても和みました。 生と死について年齢差を気にせず語らう二人に、本当に出会うべき存在同士だったんだなと勝手に運命のようなものを感じました。 屋敷に侵入してきた奴らに対してかなり冷酷だったルナちゃんに驚きましたが、ここまで達観している思想を持っているので、むしろ違和感がなくルナちゃんという人間が確立していました。 最後はどうしてもそうなるのか・・・と思いながら見届けましたが、タイトルに戻った時のルナちゃんの幸せそうな顔に、ああ、これでよかったんだよな。と納得してしまいました。 エンディングで、二人が眠ってから平穏が訪れるまでの途方もない時間をダイジェストのような形で紹介されているのがとても良かったです。 @ネタバレ終了 哲学的要素をもった一見難しそうなお話でしたが、とても読みやすい文章や演出であっという間に読み終えてしまいました。 素敵な作品をありがとうございました。 -
迷子のアレスくん素敵な瞳のアレス君に声をかけさせていただきました!! こういったゲームは初めてプレイしましたが、美少年いいですね!! アレス君の顔が良すぎてもはや美少女ですね!?素敵なデザインですっ 背景などもとても綺麗で短いお話なのにとても満足感のあるものでした。 @ネタバレ開始 追加シナリオで可愛いだけじゃないアレス君を知り、なんて罪作りな子っっっ、と主人公のようなテンションで読み進めてしまいました。 アレス君はきっとモテモテですね(確信) そしてなにより過保護なノイズリデルさんがとてもよかったです!! 顔も、性格も!持っている凶悪な鎌も!! 顔面偏差値の高すぎる、なんとも幸せな空間を覗き見してしまった気分になる作品でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
少女の時空皆既日食素敵なタイトルやグラフィックが ずっと気になっていたこちらの作品、 プレイさせていただきました。 30分ほどで2ENDともクリアできました。 立ち絵やスチルなどグラフィックがとにかくかわいいです。 どの登場人物も魅力的ですがとくにメリーちゃんが好きです。キラキラの瞳がとても綺麗……。 ほかにもキャラクターのネーミングやUI、アイキャッチなど、センスのよさを端々で感じました。 @ネタバレ開始 不幸な出来事が起きてひきこもってしまった 陽介くんですが、 メリーちゃんとの出会いをきっかけに、 おさななじみたちとの関係を修復できてよかったです。 またメリーちゃんとふたりエンドでは 陽介くんが前向きな気持ちを取り戻せそうな予感のなか終わっていて、 こちらも穏やかで素敵な結末だと感じました。 メリーちゃんとのお別れに一抹の寂しさを覚えながらも、 陽介くんたちのこれからの幸せを祈りたくなる、 そんな優しくて心温まるお話でした。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました! -
ボクとセカイの二人きり面白かったです。 石地君……。 -
安直に百合という概念を当てはめたくない貴方へタイトルから「めんどくさいオタク臭がする!」と喜び勇んでプレイさせていただきました(褒めております)。 @ネタバレ開始 一番最初の名前の決定で「本当に人様に顔向けできるお名前ですか?」から笑わせていただきました。この時点で、これは自分と波長が合う作品だと確信し、実際最後までプレイし確信は間違っていませんでした。キャラクターの日常会話(と呼んでいいのか微妙にぶっ飛んだ会話、策略が張り巡らされた会話)は楽しく読めますし、小生の語りは「はいはい、わかったから」と苦笑してしまいますし、終盤では驚きとともにプレイさせていただきました。 ちなみに、一番笑ったのはカラオケでの「国辱」でした。表現のぶっ飛びっぷり。 序盤ではノリで作った感じが好きだと思っていたのですが、最後までプレイしたあと思い返してみれば、序盤で立ち絵に関してのメタ会話が差し込まれたり、選択肢の後の展開で小生が訝しんでいたり、過去に戻ることはできないと小生が語ることがあったりと、ちゃんと終盤の展開に至るまでの前フリをしてあるあたり、しかり作り込まれた正統派な作品だったんだと納得しました。 @ネタバレ終了 割とギャグで、割と真面目で、かなりノベルゲームという媒体に突っ込んだシナリオでしたが、ちょくちょく笑いながらプレイさせていただきました。面白い作品ありがとうございます! -
殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者何回も何回もループしながら殺戮を繰り返していく物語になっています。 異世界転生は憧れていますが、こんな異世界転生は嫌ですね(道具屋とかでのんびり働きたいかも) 殺戮を繰り返す主人公の気持ちはどのような感情だったのでしょうか… @ネタバレ開始 それにしても王女様と王様がいきなり殺しに来たのは草生えました(そんなそぶりなかっただろ←) -
儚き魔術師は虚無に棲む数学だけじゃなく勉強が大嫌い人間ですが、プレイさせていただきました! ユウ様の作品はデザインセンス&素敵なイラスト、明暗の同居、そして楽しく学びがあるってイメージがあります。なので今作は気が付けば数学が好きになってしまうんじゃないかと、期待を抱き無謀な挑戦! 結果、好きになったのは眼帯ツインテ女子とやんちゃ男子という全く違う方向でしたが、数学の気持ち良さを思い出せました。中学生レベルなんですが、連立方程式や証明は面白かった記憶です。 数学の難しい話が出てきますが、そういう問題を解くわけでなく、選択肢式のノベルゲームなので苦手な人も安心。攻略サイトも備えた親切設計!(助かりましたありがとうございます!) @ネタバレ開始 魔術の術式や解呪って言葉が数学を連想するのか、とてもしっくり来る感覚がありました。 エンディングはやはりTUREも好きですが、私はエンド3が1番好きですかね~。ハル君に引っ張られているのかもしれませんが、この状況だとエンド1も含めて大暴れ系だなと。理由もしっかりありますし、猫師匠のことを考えると……! @ネタバレ終了 素晴らし作品をありがとうございました(*´ω`*) -
Re:quiem[life]説明的でないのにすっと入ってくる特殊な世界観がとても魅力的でした。 本作のエピソードでは『女神の子』の真実が分かり驚きました。 同じ世界観の別のゲーム(続編?)もあるようなのでそちらも楽しみにします。 主人公2人の設定はとても面白いと思ったのですが、 髪型は一体どうやってちょいちょい変わっているんだろう。これも女神の力!? ガスマスクを外した博士の見目麗しい姿にドキッとしました! -
Struggles/Unities ~cutty sark~1本の映画を見終わったような、読み応えたっぷりのファンタジー作品でした。 ユメさんがツヨツヨで、めっちゃかっこよかったです! 余裕の笑みを浮かべながら敵をあしらっていく様が見ていて気持ちいい! 「夢魔」と聞くとサキュバスやインキュバスのようなセクシーなイメージがありますが、ちょこっとだけそういったシーンもあって、本当にありがとうございます← あとは、世界観にめちゃめちゃ力を入れてるな!!という印象でした。 国家の歴史から、戦、その後の内政まで細かく描かれており これだけで50時間クラスのRPG作れるんじゃないか!?と感動しました。 @ネタバレ開始 最初は少女だったアイリーンが、最終的に母になるのは素敵でした。 様々なキャラクターと関わりながら、あそこまで成長されたのですね。 もし今後の話があるのであれば、彼女の魔術師としての力も、もっと見てみたいと思いました! 世界(結界)をぶち破るだけの力を持つアイリーン……絶対只者じゃないはず……。考えるだけでワクワクします! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
インビジブル記憶喪失の主人公、異能バトル、都市伝説、そして銃を構えるツインテールのゆるふわ女子高生……ゆるふわ女子高生っ!! とにかくハイクオリティーで、すごいのなんの。異能バトルの熱さ、仲間との絆、敵の正体や主人公の記憶など謎が明らかになっていく面白さ。個性的で魅力たっぷりな登場人物などなど……たまらん! 約10時間の長編作品ですが、小分けにプレイしやすいのも良かったです。で、油断して夜にプレイしていたら最終章に突入。明日早いのに途中で止められない! しかもプレイ後の興奮が冷めなくて全然眠れないー! @ネタバレ開始 色々ありすぎて纏まらないのですが、いくつか感想を。 黒霧やヒナちゃんのシーンなどホラーな部分も好物で、めちゃ面白かったです! そしてヒナちゃんには感動もさせられ、宗形さんもほんと憎めないしむしろ好き。 ゲームオーバーをあえて先に見ていくスタイルでプレイしました。美弥子ちゃん戦に蓮君を連れて行ったり、茉莉花ちゃんが撃っちゃうゲームオーバーは「なるほど!」という感覚が強くて、特に印象に残っています。 香澄ちゃんの記憶が失われるの悲しかったです。でも絵が残ってて、遠くない未来に立ち直ってくれそうな気がしてます。 異世界と知った時の驚きと納得、最高に気持ち良かったです! そしてやっぱり蓮君! 最高でした! 初見から好きだった彼が黒霧での活躍でノックアウト状態だったのに、もう最後まで、もう!! 好きな人が多すぎてファンアートは誰を描くか、かなり悩みました(笑) 特にしーちゃんも大好きなので描きたかったのですが、蓮君が中心ならこのメンツ。茉莉花ちゃんも律君も好きだし見た目も最強! って感じで決定しました。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございましたっ! -
殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者初っぱなのドジっ子(?)女神に嫌な予感がしてましたが……。しくじり異世界転生、面白かったです。 選択肢というゲームならではのギミックが逆に使われていて「うまいなあ!」と思いました。ホントのRPGみたいな戦闘画面も楽しい。 @ネタバレ開始 そして人のコメントを見てから真のエンディングがあることに気づき必死で探しました(普通に満足していた)。まさかここで「待つ」とは……! そして女神別にドジじゃなかった笑 クリア後のおまけでますます「勇者とは?」って気持ちになりましたね。スライムちゃん可哀相……。 @ネタバレ終了 面白いゲームをありがとうございました! -
迷子のアレスくん「迷子の美少年と束の間お話するだけ」。看板に偽りナシ。本当に束の間でした笑 アレスくんに尊みを感じすぎる主人公が逆に尊いよ。もっとお話できたらよかったね……。 「流血表現あり」の注意書き、親切すぎて笑いました。確かに1箇所、めっちゃ血ぃ飛びますもんね! アレスくん可愛かったです。楽しいゲームをありがとうございました。 -
祈る星夜の灯緋光「悪魔」や「魔女」「箱屋」「緋光機」等、独特で奥行きのある世界観に引き込まれ、最後まで一気に読了しました。 @ネタバレ開始 主人公エトラと兄とその婚約者の関係が良いなぁと思っていただけに、後半の展開には手に汗握りました。緋光機が飛び立つ高揚感。覚悟を決めたエトラと悪魔ティグが心を通わせ兄と戦うシーン。ラストまで目を離せなかったです。 両方のエンドを見ましたが、どちらも余韻のある終わりで良かったな。旅は終わっても世界の謎はすべてはわからない、でもそれが心地よい読後感でした。 @ネタバレ終了 この世界の物語にもう少し触れていたかった。美しい物語をありがとうございました。 -
夢見た少女のニルヴァーナとても読み応えのある非常にクオリティの高い長編作品でした! グラフィックは隙がない完成度、声優さん達の演技も素晴らしいフルボイス、雰囲気によく合ったBGM、そしてほどよい緩急でテンポよく進むシナリオ、どれを取ってもハイレベルな作品です。 女の子たちはみんな粒ぞろいの美少女!(ラッキースケベ有)どの子もかなり個性的で魅力いっぱいなので、読んでいる途中でどの子にも愛着が湧いてしまい、最後にはもうみんなまとめて好きになってしまいました。 ストーリーの展開も飽きさせることなく、パズルのピースが段々とはまるように謎が明らかになっていくのは素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 それぞれにかなりヘビーな過去を抱えている少女たちなのですが、一人一人の葛藤に心を打たれました。どの子もなかなか心を開いてくれないのですが、真実が明らかになる度に切なくなり・・・。在志君と同調して、「この美少女達は、俺が守る!」と謎の使命感を感じました。主人公の在志君もとても良いキャラで。最初は料理の出来ないこっちが見ていて心配になるお兄さんだったのが、少女たちと関りあっていくことで段々と頼もしく成長していくところが良かったと思います。あと、時折いい感じでギャグネタを披露してくれるところが好きです。 みんなで仲良く話しているところには癒されましたが、あずきちゃんとの朝のやり取りが一番好きかな。あずきちゃんがぷりぷりしているのかわいいです。キャラとして一番お気に入りになったのは美羽ちゃんでした。のほほーんとしているけど、面倒見がよくていい子だなと。その分、呑在鬼に呑まれた後に学校でうずくまっている姿が痛ましくて切なかった・・・。素顔描いちゃうとネタバレになってしまうので、FAは夢見ちゃんを描かせていただきました。 ラストシーンがやはり感動的で、夢見ちゃんが幸せになって欲しいなと心から思いました。クリア後に変わったタイトル画面にまたぐっときました。 @ネタバレ終了 これだけ凝ったシナリオを書くのにはかなり気力が要っただろうと思います。作者様がきっと大変な熱量と愛情を注いで制作された作品だろうと感じました。 この作品が沢山の人達に届けばいいなと思います。 -
リビーに平穏を私の勘違いでなければフリコンに出展されてた作品ですよね?(違ったらすみません) その時にプレイさせていただいて、めちゃくちゃ楽しませていただきました! トゥルーだけまだ見れてないのですが、それ以外は一応回収させていただきましたm(_ _)m 何度も何度も死に戻りを繰り返しながら、パスワードなどのヒントを得ていく作品で、あえて死ななければいけないというのがすごい面白い発想だなと思いました。 せっかくなので、トゥルーエンドを目指して、またやろうかなと思います。(その手がかりが未だ掴めていないけど) -
安直に百合という概念を当てはめたくない貴方へ言いたいことを全部言ってくれた、このゲーム、私のこと言ってる! みたいな私の中の全JKが共感しました。 最初の内は「読み物」としてみていましたが、「ゲーム」としての盛り上がりが凄まじかったです。 できれば何も知らずにこのゲームを遊んで私の受けた衝撃を味わってほしいですね。 今後とも応援させていただきます。 -
夢見た少女のニルヴァーナ美しいグラフィックとBGMに彩られた大ボリュームのボイス付きノベル作品です。 シナリオは長編ですが、 各章ごとに特定のキャラクターにスポットライトが当たって盛り上がりがあり、 日常パートの何気ない会話も面白いので、読み進めるのは苦にならないと思います。 作品の特徴として、各キャラクターがとても深い闇を抱えており、 ときおりホラーやサスペンスに匹敵するレベルのブラック展開が存在します。 しかしながら、それを乗り越えて成長していくキャラクターたちと、 光と闇を見事に演じ切っている声優さんたちの演技は本当に素晴らしいです。 -
儚き魔術師は虚無に棲むスタイリッシュな数学と魔術の世界観。 BGMと黒い背景、キャラクターのシルエットとデザインが効いた 哲学のようなロジックのようなファンタジー。 猫先生の解説…はふむ…なるほど(??) でしたが!この言葉遣いのオシャレさがかっこよかったです。 魔術を数学するというモチーフも面白かったです! バッチはなぜか開くブラウザが…うまくいかず習得できませんでしたが! マルチエンディングも楽しまさせていただきました! エンディングのイラストもカッコいいです。 -
リビーに平穏を緊迫した状態からのスタート、からの即クライマックス、そしてパスワードが分かったときの爽快感!短いながら超盛り上がりました! @ネタバレ開始 選択肢を見た時からうっっっすらと抱いていたモヤモヤ、謎が解けた時になるほど!と思いました。ノベルゲームといえば選択肢だと思いますが、それを利用した今作のトリックは発明だと感じました。すごかったです! @ネタバレ終了 ありがとうございました~ -
インビジブル友情もの、バトルもの、能力もののお話が大好きでこの作品に惹かれ、最後までプレイさせて頂きました! 立ち絵やボイス、スチルやBGM、UI等がとても綺麗で、壮大なお話に引き込まれまくりの連続でした! @ネタバレ開始 【1章】 最初のシーン。しとしと降る雨の音と、その時のセリフ。一体誰の、何に対しての後悔なのか、これからの展開にどきどきしていました。 そして記憶を失った状態からの坂倉先生との出会い。ちゃぶ台返しには思わず笑ってしまいました!ですが、どうして坂倉先生がそこまで質問攻めになるほど興奮していたのかが最後の最後に明らかになり、「あぁぁ~~~!!」ってなりました。 突如出てきたバケモノにはホラーが苦手なのもあって「ひえぇっ!!」となりましたが、なんとか耐えました(笑)3章以降、「あぁ~もうバケモノは出てこないのか~ちょっと安心~」と思いきや6章で再会(?)したのでビックリしました。耐性はついていた!はず!! 照り焼きモックバーガーを頬張る茉莉花ちゃんをずっと見ていたいの一言につきますね。毎日照り焼きモックバーガー貢ぎたい。 【2章】 蓮くんと茉莉花ちゃんが大喧嘩してお互いの地雷を踏みまくってたシーンには「あっ……それ言っちゃアカンやつや……」とハラハラしながら見ていました。ですが、お互いの欠点を自覚し仲直りするシーン、そのあと3人で手を重ねるシーンは本当に良かったです!うぅ…成長したのぅ…… 蓮くんと律くんの複雑な家庭環境、そして未来への恐怖などの2人の心情がひしひしと伝わって、心にグッときました。 そして蓮くんと律くんがほっぺぷにぷにし合うシーンがめちゃくちゃ可愛すぎます!!尊い!!! 【3章】 ヒナちゃんと茉莉花ちゃんが無事再会しお手紙も渡すことが出来たシーンには思わずうるうる来てしまいましたホントに良かったね…2人とも……!! 黒霧の異能使いであり悪側にいた宗形先輩ですが、そんな宗形先輩にも心の傷があるんだと分かり、心が締め付けられました。 それにしても黒羽両親……貴方達は、宗形先輩をあんな風にした元凶を作り、ヒナちゃんと茉莉花ちゃんを引き離した上に茉莉花ちゃんにトラウマを植え付けたのだぞ……許せませんな……… 【4章】 香澄ちゃんが記憶を失ってしまった場面__特に、「イルカのストラップ?…そんなことより本体が使えないと困る…」などと言っていたシーンにはショックを隠せませんでした。 そして波乱のバトルシーン来ましたね!! 最初の選択肢__蓮くんを一緒に連れてきてしまい、ゲームオーバーになってしまいました…。ですが、これがまさか次の選択肢のヒントになってたとは! 次の選択肢__美弥子ちゃんの能力レンタル。これは一発で当たりました。 最初の選択肢でゲームオーバーになっちゃったとき、美弥子ちゃんが何故か蓮くんの能力を使ってて、「あれっ、これってもしかして!?」って思って選んだのが正解だったみたいです!…我、もしかして天才だったり!?(黙れ) その次の選択肢__最初は引き金を引いてしまいました……早く殺さないと茉莉花ちゃんやつぐみちゃんがやられちゃうって思って………つぐみちゃんが歪んで消えていき、ゲームオーバーのBGMが流れ始めたときは罪悪感で心がズタズタになりました……うわぁぁぁ……本当にごめんよ…茉莉花ちゃん…つぐみちゃん……(涙) 紆余曲折ありましたが正しい選択肢を選び、美弥子ちゃんを助けられて良かったです! とても優しい美弥子ちゃんには、もっと自分に優しく我が儘になっても良いんだよって言ってあげたくなります。幸せになってくれ。 【5章】 異能やドッペルゲンガー、都市伝説の真実がどんどん明らかになり、驚きの連続でした。 あと坂倉先生がいる時の安心感が半端ないです。 【6章】 切符を買った時、「戻レナイ」とか「現実世界には戻れません」などが書かれていたのを見て、滅茶苦茶ゾッとしました…… 白熱したバトルシーンにドキドキしました! 途中一人称が美弥子ちゃん→蓮くん→茉莉花ちゃんと変わりましたが、蓮くんのちょっと脳筋っぽいところにクスッときました(笑) 茉莉花ちゃんと美弥子ちゃんの能力を入れ替えた後、美弥子ちゃんのレンタル能力でしーちゃんの能力を借り、キリシマンに嘘を3回つかせて罰が下る作戦には思わず「あぁ~!!すげぇ!」ってなりました!凄くよく作りこまれている戦法に感激せざるを得ないです! 【アナザーエンド】 如月つぐみちゃんに関する真実を明かされ、とにかく驚きの連続でした。 皆つぐみちゃんと思い思いの言葉を交わしますが、なんて言っていいか分からず抱きしめた蓮くんがとにかく素敵でした…! 【シスターエンド】 しーちゃんのお姉さん__瀬戸愛実さんを失った後つぐみちゃんに出会ってから、「つぐみちゃんは愛実さんではない。だからつぐみちゃんはつぐみちゃんとして受け入れよう」としていましたが、最後の最後にあふれ出したしーちゃんの本音が聞けて、とてもうるうる来ました!! 【エピローグ】 お話、スチルと共に素敵な終わりでした! 「奇跡」という捉え方も良いですが、「大切な人達と一緒にいる日常が此処にある」とも捉えられるなと改めて思いました! そしてそれが起こる経緯を考えるのではなく、「つぐみちゃんの願いが叶った」と言ってくれた坂倉先生にジーンと来てしまいました……! つぐみちゃん、おかえりなさい! 【その他】 電車の広告にインビジブルのタイトル画面が載っていたりと細かいところに工夫があって素敵でした! 6章でつぐみちゃんが宗形先輩の黒霧に巻き込まれたとき、駅名が「はつはな」だったのが「たかさき」になってるのに気づいたんですが、反対から読むと「きさかた」になりますよね……これってつぐみちゃんの「きさらぎ」と宗形先輩の「むなかた」の苗字を組み合わせていたりして………?? 【全体として凄く好きだったところ】 誰が裏切り者か分からない中、誰を信じればいいのか分からない中、信じたいからただ闇雲に信じるのではなく、「信じるために疑う」という方法に、相手を大事に思うからこその行動があると思うし、そこに友情の奥深さを感じることが出来ました! @ネタバレ終了 綺麗な絵柄、人間味のあるキャラクター、惹き込まれるストーリー、全てが盛り込まれていて、凄く楽しかったです! ありがとうございました!

Dawn From the North
深山宵
Circleight
宮人@虚無
恋歌
雨宿りん
富井サカナ/DIGITALL
みゃあすけ隊長
Rakushi
Mirin(Hase im Haus)
ききよ
向風鈴g
あ行。(アワラギ)
void
空回りね