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SF・ファンタジー

8127 のレビュー
  • ヤドカリ1.5
    ヤドカリ1.5
    『ヤドカリ』の彼らにまた会える!とわくわくしながらプレイしました。前日譚はヤドカリにまつわるオカルト&興味深いお話、後日談のほうはとても平和~で楽しいお話でした! そしてタピ爺に全部持って行かれました…笑 続編も大変かと思いますが、楽しみに待っております!制作頑張ってください!
  • ボクとセカイの二人きり
    ボクとセカイの二人きり
    これは衝撃作でした。 主人公に感情移入して進めていると、途中からの展開が凄まじくて……ほんとにどんどん逃げ場を失うような、ゾクゾクとした体験をすることができました。 プレイ中は自分の中だけでも様々な感情が入り混じってしまい 正義感に対してダイレクトに訴えかけてくるような作品はなかなかないので、貴重な体験でした。 途中からはどんどん引き込まれてノンストップでプレイしました。 忘れられない作品です。 最後に明かされる話も衝撃で… 結末に至った主人公や周りの人の気持ちを考えると、なんというか上手く言葉がでません。すごい作品でした。 @ネタバレ開始 主人公はあの後、浮かばれるのでしょうか。 浮かぶことを許されるのでしょうか。 死してなお、孤独が待ち受けていそうですね……。 主人公はまだ子供で、元々悪気はなかったと考えると、どうしてあんなことになったのか……。誰か止めることはできなかったのか……。 フィクションのはずなのに、真剣に考えずにはいられません。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。
  • Rootkids
    Rootkids
    タブレット端末に住むAIのあさひさんと、特殊な「感覚」を持っている主人公が、未来を揺るがす大きな分岐へと挑むタイムリープものでした。たいへん濃密な正統派SFでした。 ちょいちょい挿し込まれるお話に初めは「???」となっていましたが、物語が進むと「!!」となりました。 何が起きているのかが分からなかった部分が、何が起きているかが分かっているようになったといったほうが正確かもしれませんが……その部分が物語と繋がると「なるほど!」となります。 @ネタバレ開始 茜さんと白雪姫さんがどう物語に関わってくるのかと思っていたら「実の親子ではなかったと出たが、彼氏以外にはありえなかった」からのあの真実で「そういう展開なのね!」となりました。 あさひさんがタイムリープしてきた理由も茜さんの未来を憂いて、絶対にその未来へ辿り着かないようにという人間味あふれる理由だったことに胸が熱くなりました。 物語の最後、そして最後を迎えた後の真に終わりの物語はどちらも大変面白かったです。 いよいよ仮初とはいえ肉体を得たあさひさんと出会えて嬉しかったです! ケントさんも元はと言えば大人に都合の良いように振り回され続けた犠牲者……これから3人で再起してほしいと思います。 @ネタバレ終了 一時間という時間をたっぷりと楽しめるとても素晴らしい作品でした。 終盤に行くにつれてすべてのピースがはまるべきところにカチリとはまる、手に汗握る展開が楽しかったです! すべての物語を読み終えた後にもう一度タイトルの「Rootkids」を見ると、感慨深いものがありました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • レギオン
    レギオン
    プレイ冒頭の魔法陣と世界観説明の文章で既に「どんなバトルが待っているんだろう……」とワクワクしながらプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 初戦でルールなどが分からないままでも、いつの間にか勝てました(運が良すぎました) 偶然でも勝てるくらいの難易度がとても良かったです。 せっかくなので周回してみたところ、意外とおしゃべりなレギオンさんのおかげで「見切った!(君のおしゃべりのおかげで)」という形になりました。 このヒントをくれる親切なゲーム設計もとても好印象でした。 @ネタバレ終了 UIなど細部までクオリティが高く、ストーリーの続きがとても気になるゲームです。 ありがとうございました!
  • 魔法学園 進級試験
    魔法学園 進級試験
    ノベルゲームではなく完全に育成シミュレーションゲームです! こういった趣向のゲームはノベコレでは珍しいので楽しくプレイしました! ステータスを上げるための行動やミニゲーム、戦闘など、とても楽しめました! ミニゲームの倉庫番は懐かしすぎて意気揚々とプレイしましたし、 戦闘も効率的にやっつけるのが楽しかったです。 シミュレーションパートとステータスが連動しているのが良かったです。 それにしても敵AIのアルゴリズムはどうやって組んでいるのだろうか! クリアに関しては難易度は控えめの親切設計だと思いましたが、 3周してもまだ図鑑で埋まっていない箇所があるのが悔しい!
  • ORDER
    ORDER
    選択肢を選ぶだけで、国を動かせる お手軽大統領シミュレーションゲームでした。 私が真っ先に辿り着いたエンドは、END1! こりゃ大統領の素質無いな、と思いました。笑 攻略サイトも参考にしつつ、ゲームオーバー含め 全部のエンド見ました! @ネタバレ開始 ・END1 頭にチップを埋め込まれ、 作られた笑顔になってしまった国民達。 そして、国民現象化へ。そりゃそうだ。 しまいには自害してしまい、全て投げやり。 でも一番に辿り着いた私はリアル世界で 大統領ではなくて本当に良かったと思いました。 ・END2 比較的平和。 ・END3 戦争だ!!! ・END4 「大統領ではない、神だ。崇めよ。」の世界へ。 当然の結末でした。 ・END5 END4と一緒と思いきや・・・。 ジョー・・・?お前・・・。 ・END6 正義の味方、HITMAN ・END7 これも比較的平和。 ・END8 世紀末な国へようこそ! GAMEOVERの牢屋行きも納得でした。笑 @ネタバレ終了 2周目以降プロローグを飛ばせる機能が神!! 一周が短くサクッと遊べるので、 面白かったです! 素敵な作品を有難うございました!
  • 儚き魔術師は虚無に棲む
    儚き魔術師は虚無に棲む
    数学を魔術として使って戦闘するということをゲーム化した、そのすごさに驚きます。 数学は、かっこいい概念やネーミングが溢れているものの、なかなか理解しにくいですが、その魅力にこうした形で触れることができるというのは、「苦手だけどすき」という身にとって、とてもありがたいです。 可愛らしいイラストも非常に魅力的で、数式を体に刻むことの美しさを知りました。 戦闘シーンのセリフは、どれも口に出したくなるカッコいいものばかりです。 レッスンでは優しく丁寧に数学を学べました(実際のレッスンの姿には、びっくりしましたが、スチル絵で愛を感じました)。 素敵な数学の物語をありがとうございました!
  • 常夜の品さがし
    常夜の品さがし
    夜祭の雰囲気溢れるイラストに惹かれてプレイしました。 全エンドを見ましたが、何気ない会話に重要な意味が込められていたことが後で分かって感動しました。 屋台それぞれに深い意味があって、ストーリーに密接に関係してくるのが熱かったです。 素敵な物語をありがとうございました。
  • はこにわのみこ
    はこにわのみこ
    可愛いイラストと、吹き出しで伝える感情、そしてアニーの素直な言葉が描かれた日記。 どれをとっても心の暖まる作品でした。 強引さがなく、このお話の伝えたいメッセージや背景を柔らかく表現されていると思います。 素敵なお話をありがとうございました。
  • EternalCrystals
    EternalCrystals
    Twitterで何度か見かけて気になっていたのですが、ようやくプレイできました。 王道ファンタジーながら魔術師を中心とした独特の世界観も混じっていたと思います。序盤シリアスな展開からコミカルな雰囲気に転じ、後半再びシリアスに。最後まで楽しめました。 @ネタバレ開始 後半が特に熱かったですね。 初めは何もできなかった主人公ですが、魔術を使いこなせるようになり、 終盤ヤスコラルダから魔法陣継承、そして魔物の撃破。 ラストで村の事情も明らかになる。 @ネタバレ終了 絵も綺麗だったと思います。 続編があるなら見てみたいですね。 良い作品をありがとうございました。
  • 予命
    予命
    四篇から成る短編オムニバス集です。 いずれも近未来を舞台にアンドロイドをテーマにした作品です。 こういう世界になったらこんなことも起きるだろうな、という納得感のある、 想像力に溢れた作品群であり夢中で一気にプレイしました。 切ない・悲しい系のお話が多めですがなんともしっとり心に響きます。 各話のエンドロール後にエピローグを含む構成と統一感のあるBGMが印象的でした。 本作も絵柄と世界観のマッチした多数の美麗なグラフィックが拝めて大満足でした!
  • イヴが終わるまで
    イヴが終わるまで
    アンドロイドを中心に据えた作品で、非常に切ないお話でした。 そう作られたということもあるのでしょうが、とても優しく温かいイヴが印象的です。 作者さんのゲームはグラフィックと世界観がピッタリだなぁといつも感じます。 非常に素敵なグラフィックが多数拝めて大満足でした!
  • 異世界の助っ人!!ー異世界の旅路外伝ー【おまけエピソード追加!】
    異世界の助っ人!!ー異世界の旅路外伝ー【おまけエピソード追加!】
    行方の分からなくなってしまった友人を、 「時渡り」という助っ人の力を借りて探すお話でした。 EDのシナリオ自体は3つ(+バッド)ですが、キャラクターの性別を選べ、 それによってEDやスチルに差分が発生する仕組みで、計12のED(+バッド)がありました。 (↑EDシナリオ数や分岐に関して誤りがありましたので訂正させていただきました) この差分集めが意外と難しくメモは必須かと。 私もメモを取ってやっと全てのEDとスチルを回収できましたが、 EDコンプすることで変わるタイトル画面の絵を見られた時はとても嬉しかったです。達成感…! ストーリーは、前半は少しコミカルに、 後半は戦闘シーンなどもあり白熱の展開になっていきました。 そして人を信じることの大切さが強く描かれていたように思います。 @ネタバレ開始 中でも大きな分岐となる「誰を信じるか」という選択肢と、 選択によって辿り着くEDの内容がとても印象的でした。 特に自分を信じるEDが、 二人とも消えてしまうというバッド寄りな内容だったのには驚きました…。 自分を信じるEDの場合「今この瞬間だけ」を願ったからなのかもしれませんが、 二人が自分を貫き通し他者(助っ人)の介入を拒んだことも要因なのかな、という気もします。 何だかやるせない結末でした。 また友人を信じるEDも、自分を信じるEDよりは明るい未来を予期させるものでしたが、 こちらも主人公の状況は良くなっていないのでほろ苦さが残りますね…。 ということで、主人公が友人も自分自身も大切にできる「あなたを信じるED」がベストだったのかなと思います。 それからゲームを牽引した時渡りの二人ですが、 ゲーム内で説明はあったものの謎めいた部分のほうが多く、 よくわからないまま終わってしまったのが残念でした。 できればこのゲームをプレイ中にも彼らのことがもう少しわかるよう、 例えばおまけなどに彼らのストーリーを盛り込む等してもらえたら嬉しかったかな…。 (わがまま言ってすみません…!!) ただ二人とも魅力的なキャラでしたし、 過去のソラくんがどんなだったのかやアルさんとの経緯なども気になるので、 彼らの物語「異世界の旅路」もいつかプレイしてみたいなと思いました。 @ネタバレ終了 全体を通して、人として大切なことを改めて気付かせてくれるお話だった気がします。 また、傷ついた心に寄り添ってくれるような優しさを感じる、温かみのある作品でした。 素敵な物語をありがとうございました!
  • リリスの泪
    リリスの泪
    タイトルの美麗さに惹かれて遊びましたが、 1枚1枚のスチルが美しい綺麗な作品でした。 紡がれる物語はファンタジー感たっぷりで、 別世界の絵本を読んでいるような心地に…。 リリスのカケラを集める天使たちの心が 優しく綺麗なので、悲劇と感じるよりも 幻想的で温かい印象を受けました…!
  • 殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    どれだけ GAME OVER を繰り返したことか・・・ やっとの思いでバッジ、ゲットしました。 ありがとうございます。 それにしても、 「殺すしか選択肢を与えられなかった」場合、 人は殺していくんだな、と 我が身を顧みてゾッとしました。 秒殺で殺すを選ばないと死んでしまうとき、 選ぶんだな、と。 ホラーでした、私自身の姿が。 その姿を思い知らされるようなエンディング! しかし、エンドに達した後の テレビアニメのエンディングのような素晴らしさ! しかも、そこからの〜〜〜。 素晴らしいゲームです! EXTRAの吟遊詩人の歌で、 「殺すしか選択肢がない」ことの恐ろしさを感じ、 胸に詰まる思いで聴きました。 人は簡単に、 「殺す」を選択してしまえるようになる・・・ ホラーでした。 そのことに気づかせてくれた、 深い作品を作ってくださり、 ありがとうございました。
  • ファンタジー世界であった怖い話
    ファンタジー世界であった怖い話
    ファンタジー×怪談話という組み合わせ。おもしろい切り口でした。 この世界ではこれが日常…ではなく。武装した冒険者たちの間でも怖い話として認識されているんだな、と思うと少しホッとするようなそうでもないような。 もしただの村人だったらこんな怪談の現場に居合わせることはないのかも?遭遇したとしてあのお話のように無事ではいられなさそう。 RPGゲームではよくある?出来事をゲームの中の人たちが語る構図にも見えて。お話自体は恐ろしくもありますが、読んでいるうちになんだか不思議な気分になる作品でした。
  • 反動のクラウドレイジ FREE BATTLE
    反動のクラウドレイジ FREE BATTLE
    ひとまず目標だったA+を攻略したので コメントを書きに来ました・・・! 反動のクラウドレイジ初プレイが、 フリーバトルだったのですが ・・・何これ面白過ぎません!?!? プレイの止め時が(面白すぎで)本当に分からなくて、 HP、SP、Ch、アシストチップetc・・・ 色んな組み合わせで遊んでいたら 15分じゃとてもとても、遊びきれません・・・! 隊員達の必殺技カットインもカッコいいしで 見応えありまくりです。 見た目筋肉で選んだ柴山さんと都倉さんが スキルも優秀で、過去の活躍も見たいなと思いました!! 絶対過去作も遊びに行きます・・・!!! 車の運転がすごく荒い柴山さん(妄想多め)を 描きましたので、そっと置いていきます・・・。 素敵な作品を有難うございました!
  • インビジブル
    インビジブル
    長い長い道のりを、キャラクターたちとともに歩んでいくような感覚で楽しませていただきました。それぞれの想いがぶつかり合いながら、次第に仲を深めていく描写はすごいリアルでした。バトルシーンも臨場感があってかっこよかったです! @ネタバレ開始 セーブデータにおさまりきらないくらいの選択肢がありますが、つぐみさんが軌道修正してくれるのでなんとか先に進めました。命がかかっていると思うとドキドキしますね……。 坂倉さんの部屋にみんなで集まって話すシーンがありますが、序盤に比べて終盤は人数が増えたところが印象的でした。当初は組織の一員としてだったけれど、本当の意味での仲間になった感じがして最高に胸が熱くなりました。 本当に魅力的なキャラクターたちですが、私はしーちゃんが一番好きです。 なんとなく彼女の言動が気になっていて、つぐみさんの妹なんじゃないかと思ってました。最後の方はもう涙が止まらなくて画面が見えなかったです……。 思い返せばその一言一句が「お姉ちゃん」に向けられていて、頭ではわかっていても「お姉ちゃん」と呼びたかったんだろうなあと。 @ネタバレ終了 上手く言葉に表せられないのですが、最後まで読んで良かったと思える素晴らしい作品でした。ありがとうございました。
  • 迷子のアレスくん
    迷子のアレスくん
    アレスくんが美少年すぎた作品でした。 お姉さんがあれだけご乱心になるのも分かるくらい、確かに顔も性格も可愛いです。 他のキャラクター(ヴィスシーク・ノイズリデル)もカッコ可愛く、本編が非常に楽しみと言っても過言ではないでしょう。 素晴らしい作品をありがとうございました! 本編楽しみにしています!
  • 交響曲第十番「融合」
    交響曲第十番「融合」
    濃密な森と雨の中で綴られる本格的なノベル・・・ と思って読み進めていたら、 ・・・ 本格的で官能的なSFでした。 しかも時空を超えて壮大な大河に流れ込み また、一粒の滴に戻っていくような ・・・そうそう、『星を継ぐもの』(J.P.ホーガン)を思い出していました。 第四楽章に分かれた30分ほどの時間で、 何万年ものときをただ「黙視」し、「黙聴」していたような気持ちになりました。 私自身が、見届ける水の一つになったような。 大きく素敵な(しかし恐ろしい)作品を作ってくださり、 ありがとうございました。