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SF・ファンタジー

8610 のレビュー
  • 飛びたいの
    飛びたいの
    あそんだの。とってもたのしかったの。ありがとうなの。 『私を人間にしてください』から気になってプレイさせて頂きました。 こちらの『飛びたいの』も選択肢によるエンディング分岐が多くあり、謎が深まるシリアス描写、「えっ!? そんなつもりなかったのに」と思ってしまう程痛々しい描写、ミニキャラが可愛い癒し・ギャグっぽい描写等、短い時間の中で沢山のお話を楽しませて頂きました! @ネタバレ開始 段ボールで作ったハリボテのような羽根が、本物の天使の羽根になり主人公と共に天界に行く…綺麗だなぁと呑気に思って読んでいましたが、これってもしかして主人公が亡くなったのでは…?と思ってしまいました。神様からお礼を言われきちんと現世に返してもらえるのか…?と。『私を人間にしてください』を思うと、色々と考えてしまいますね。でも、あの手を取るスチルと「とびたいの」以外の彼女の言葉で紡がれたエンディングは美しいと思いました。 もう一つの選択肢「試してみる」で、彼女が天使であることを捨て、再び飛ぶことも捨て、主人公を助けたエンディングも好きです。彼女は今後人間として、彼と過ごしていくのかなぁなんて妄想しました。 @ネタバレ終了 どのエンドも多彩でスチルも豊富で楽しい時間を頂きました。 ステキな作品をありがとうございました!
  • ティアマトの星影
    ティアマトの星影
    プレイ想定18時間!という大ボリュームに惹かれてプレイしました。 やはりノベルゲームの醍醐味は長編!!と大声で言いたくなるような素敵な作品でした。 まず語りたいのは、背景の美しさ! この作品、ほとんど素材を使用しておらず、サークルさん自作の厚塗りで描かれた背景が大変美麗でした。 特に(サムネでも分かる通り)星空の描写には非常にこだわられており、夜空(銀河)の背景だけでも何種類もあります。 煌めく星々に彩られた人物たちの幻想的なイベントCGも必見です。 そしてシナリオ。 プレイ想定18時間!すごい!(大事なことなので2度言いました) どこかで見ましたが90万文字あるとか……(間違っていたら申し訳ない) タグには「ファンタジー」とありますが、「SF」色も強く感じました。 フリゲで90万文字のSFが楽しめるなんて、そこから感動です。 ネタバレなしで表現するため、例え話になりますが、このお話は3部構成であり 1部は折りたたまれた風呂敷のよう。様々な柄が見え隠れしてはいるものの、全てを見ることはできず。 2部に入った瞬間、ブワッと畳んでいた風呂敷を広げたように 物語が全貌を見せ 3部では 「1部で見えていたあの柄は、こっちの柄に繋がっていたのか!」 「あの柄は裏から見ればこういう風に見える柄だったのか!」 と全てが繋がるような作りになっていると思いました。 特に話が広がる2部がめちゃめちゃ面白かったです。 @ネタバレ開始 2部冒頭に「ティアマト」が登場した瞬間、マト……眞都……ああ!!!!となりました。 タイトルにも書いてあったのに、どうして気づかなかったのか! そこからは1部で疑問に思っていた点を、見えてきた世界の事情と照らし合わせていき…… 全く予想していなかった(しきれなかった)展開になっていく様が、素晴らしかったと思います。 最初に思っていたより、ずっとずっと壮大なお話でした。 そして3部。 ティアマトが探していたものが分かり……どしぇぇええ!! おま、こんな所に居たんか!!!とびっくりしました。 彼が大判焼きを食べているシーンは「~~~~!(感情が高まって語彙力が喪失)」となりました。 ヨナタンとティアマトのことで「どう足掻いても永遠に共に暮らすのは無理」と2部で予め解答が示されていたため 最後はどうなっちゃうの!?どうなっちゃうの!?とずっとハラハラしていました。 主人公が起死回生の1手を繰り出すのか……それとも90万文字ごしにバッドエンドなのか……それともそれとも……!?!? 結末を予想することができず、楽しみすぎて、3部はプレイの手が止まりませんでしたね。 やがて辿り着いた結末…… 探し物は見つかったけれど、離れていく2人…… やはりこうなってしまうのか……思い出しか残らないのか……!? 行かないでくれ……!頼む……!!流れるEDソングの歌詞を聞きながらボロ泣き。 鼻水を流しながら(笑)エピローグを読んで今度は別の意味でボロ泣き。 18時間分の感動が着地して、タイトル画面でしばらく余韻に浸ってました。波の音が聞こえているのが素敵だ……。 @ネタバレ終了 最後になりましたが、オリジナルBGMもどれも素敵でした。 こちらも星空を連想させるような曲がたくさんあって、とてもこの作品にマッチしたものばかりであると思います。 「星の海」は聞くだけで涙腺が緩みます。 女の子がいっぱい出てきますが、主軸になっているのが女性キャラですので、個人的には女性におすすめしたい物語でした。 終盤は共感の嵐で、絶対主人公がたまらなく好きになると思います(笑 素敵な作品をありがとうございました。
  • 殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    「殺すしか選択肢を与えられなかった」ってそういうこと!? とても斬新で、臨場感のあるストーリーでした! @ネタバレ開始 ノベルゲーム、異世界転生というメタ設定そのものをうまく利用しており、とても面白かったです!オチも最高です! 運命に抗う主人公、実は魔王側も、、な構図も良いですね! @ネタバレ終了 面白かったです。ありがとうございました
  • 殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    典型的な異世界転生ものの始まりから、どんどん血生臭くなっていくストーリー。 一言でも言及すると面白みが薄れる、ネタバレ厳禁のゲームですね。とても面白かったです!
  • 隠花生物/顕花生物
    隠花生物/顕花生物
    非常に素晴らしい長編ノベルゲームでした。 ノベルゲームというよりは総合芸術を体験したような感覚です。 ストーリーは新人類をテーマとした非常に壮大なもので、神話のような聖書のような趣すらあります。スケールが大きいだけでなく、個々の登場人物の心情も丁寧に描かれておりました。 壮大なストーリーを盛り立てるグラフィックは点数が非常に多いのですが、抽象的・幻想的なタッチのイラストや動画演出などもありとても想像力を掻き立てられました。 極めて強い印象を受けたのが本作のストーリーを彩るBGMの数々でした。時に優しく、時に激しく、様々な感情を揺さぶられました。作曲者の方も本作の企画に携わっていると知り、とても腑に落ちました。
  • 異世界の助っ人!!ー異世界の旅路外伝ー【おまけエピソード追加!】
    異世界の助っ人!!ー異世界の旅路外伝ー【おまけエピソード追加!】
    友達を探すという日常生活にありがちな行動から、このようなRPGが生まれるとは、感無量でした。発想がすごいです。 また主人公や友達、助っ人の性別が選べるとは…色んなパターンで物語を楽しめるなんてすごいですね。 異次元空間でのバトルや、誰を信じるかの選択肢は激アツで、「あなたを信じる」とした時はエモさを感じました。 私自身はRPGを読まなければプレイしたこともなく、作ったこともないですが、とても参考になりました。ありがとうございました。
  • リードマインド
    リードマインド
    プレイさせていただきました。 知らないトランプゲームが出た時はルールが分からずひやひやしましたが、丁寧な説明と選択肢で進行するのでセーブしつつ慎重に楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 途中の選択肢によっては一枚絵が見られる場面もあったので色々試してみました。 EDムービーとても格好良かったです。 初登場時の段階からラミアが憎めない存在だと感じており、個人的には一番好きなキャラかもです(笑)後半から好感度アップ! @ネタバレ終了 プレイ時間は約1時間チョイ。 面白いゲームをありがとうございます!
  • はこにわのみこ
    はこにわのみこ
    とにかくかわいい! アニメーションも凝っていて、アニメ絵本とも呼べるような感じでした。 最後まで楽しめました!ありがとうございました!
  • 少女の時空皆既日食
    少女の時空皆既日食
    先日YouTubeで実況配信をしましたが、配信内ではノーマルエンドしか出せませんでした。 配信外でグッドを出すことができて満足です! ノーマルだけではストーリー全体をちゃんと把握できないので、これからプレイされる方は一気にグッドまでいってほしいと思います! 可愛らしいメリーに幼馴染3人が迎える結末、とても楽しかったです! ありがとうございました!!
  • 少女の時空皆既日食
    少女の時空皆既日食
    「少女の時空皆既日食」 不思議な少女との出会いから始まる 少年の小さな勇気の物語 とにかくキャラが可愛らしく それだけで得した気分になってしまいます お話自体はそう長くありませんが TRUEエンドは胸にあたたかいものを感じてしまいました 楽しい作品ありがとうございました!
  • 泣けない兎4
    泣けない兎4
    秋仁が正論で殴ってくるので泣きそうでしたが、それはそれとして平和な回でした!(当社比) シリアスなエピソードが続く中でコメディが織り交ぜられていて楽しかったです! @ネタバレ開始 冬月秋仁さんからリクエストが届いています→拒否 そこで選択肢が出るのはずるいw 10年待つ男は流石に根気が強い! 白夜の待ち受けは控えめに言って天使だし笑顔が満点でした! 可愛すぎて白夜エンドに直行したのですが、覚悟を決めた白夜は恰好良かったです。 自分のいない未来ばかり選んでいた彼の心境の変化を感じられてグッときました。 秋仁は笛に救いを見出しているのに、笛にとっては白夜が何より大事という一方通行な関係を改めて感じて切なくなりました。 もちろん笛も秋仁を大切な幼馴染と思っているけれど、秋仁の思いが強すぎて。報われて欲しいような、そのままでいて欲しいような。 @ネタバレ終了 続編も楽しみにしています!
  • はこにわのみこ
    はこにわのみこ
    HELPページの存在だったり、気持ちの良い動き方をするメッセージ周りだったり、ちまちまと動く可愛らしいアニメであったり、細部の隅々まで丁寧に気を配られているんだなと強く感じる作品でした。ユーザビリティと言うのですかね。プレイヤー側が心地よくプレイできるように随所に手を加えられているような安定感がありました。 それはそうとしてときなしはこの手のほのぼの不穏展開とおにロリにめちゃくちゃ弱いのでおにロリ成分が補給できて有り難みしかないです。ありがとうございました。
  • 紡ぐ空へ。
    紡ぐ空へ。
    一人でひっそり暮らす少年つむぎの元に、飛行機が故障したために不時着した旅人の2人、空木とボタンが訪ねてくるところから始まる物語。冒頭だけ見ると、剣も魔法も登場しませんが、どことなくファンタジー風味ですが、最後まで読むと(一方のエンドでは)意外な収まり方を見せます。 短い物語ですが、「どこをとってどこを捨てるか」の選択が絶妙で、この尺の中で3人の交流、そして心を通わせる様子がしっかり描かれており、感心させられました。構成もしっかりしており、自然と物語の流れについていけました。 2種類のエンドは、どちらも味わいがあって好きです。地味と言えば地味な物語ですが、いぶし銀のような魅力があります。「短くてもしっかりした物語を」という方は、是非読んでみてください。
  • 隠花生物/顕花生物
    隠花生物/顕花生物
    壮大な世界観と物語に引き込まれて一気読みしてしまいました。 じわじわ侵食されていく恐怖と、どこか神聖で深遠な音楽がよくマッチしていたところも良かったです。 非常に濃密で面白い作品でした。ありがとうございました。
  • 儚き魔術師は虚無に棲む
    儚き魔術師は虚無に棲む
    数学の能力で魔法バトル!!!な設定に惹かれてプレイさせていただきました。 物語の選択肢を探る中で必須となる人物像の理解を行うにあたり、情報を集める過程で数学の知識が自然と頭に入ってくる構成が面白かったです。こういうゲームをわたしも作りたかった……! @ネタバレ開始 劇中の世界観、能力バトルによる殺人、複素空間への転送など一見して現実離れした設定のようにも思えましたが、実は「ピーキーな能力、専門の分野」への世間の反応って割と劇中の世界と似たところあるのでは……?とも感じました。 その分野を修めた人、能力を満たした人が少数派であればあるほど、人物そのものまでも「わかられにくい」存在になってしまう。凶暴性のない者までも過剰に危険視されたり、逆に世間の目が届かず凶暴性が見過ごされてしまったり、理想や懸念を理解してもらえなかったり。そういう種の孤独が、驚くほどリアルに描かれている作品だと思いました。 ラストあたりで「数」という語をこちら(魔術を理解する者)側の言葉としてではなく、大衆のもつ残酷な本質を表現するのに用いていたのが、すごくアイロニーな描写でとても印象に残っています。 @ネタバレ終了 とても面白くて出会えてよかったなと感じる作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 迷子のアレスくん
    迷子のアレスくん
    迷子の美少年、アレス君をひたすらに愛でて癒され続ける! お姉さんの一人称語りが暴走しててめっちゃ面白かったです。 美少年とは内面まで含めたもの、もっといえば存在そのものなんだ! おまけでアレス君の背景を知ると、芯があって、より魅力的に感じますね。 本編が別にあるのかな?楽しみです。 ありがとうございました~
  • 【第1弾】劇団ほしえび「この世は間違っているのだ.vdo」
    【第1弾】劇団ほしえび「この世は間違っているのだ.vdo」
    劇団ほしえびのゆうきくんです ごあいさつがおそくなりごめんなさい コメント、メッセージ、ファンアートまで ほんとにほんとにうれしです! たくさんあそんでくださいね カンシャカンゲキです!ゆうきくんでした
  • 儚き魔術師は虚無に棲む
    儚き魔術師は虚無に棲む
    数式の意味と魔術を組み合わせた数字のお話でした ちょっと世界を理解するには少し難しくてヒントのサイトがなければTureEDにたどり着けなかったけれど猫さんの愛した数式は美しいなと思わされました 素敵な作品をありがとうございました!
  • ヤドカリ1.5
    ヤドカリ1.5
    前作読了済みなので流れで読みました。 @ネタバレ開始 最初に伊澤くんの方を読みました。本編のほうでヤドカリとして出てきているのだから、当然そういう結末なのだと思いますが、このように経緯を見せられると、「ああ伊澤くんも生きていたのだなあ」と感じました。危険を顧みずというところである程度の軽減はされているでしょうが、この後やられると思うとやはり悲しくもありました。 次にえみちゃんの方を読みました。印象的な台詞は「欲張りセットもいいとこでしょ」です。あの後のやけ食いの物語でしたが、やけ食いで忘れようみたいな感じよりは、素直に受け入れてしまった方が楽なんじゃないかなあと思いながら読んでいました。しかしそうしたくてもできないから、やけ食いをしているというのが実際のところだと思うので、このやけ食いはある意味では思いの強さの証でもあるなあと感じながら読んでいました。やっぱり好きなんていう感情は、そうそう簡単には片付けられないですよねえ。(*´ー`*) @ネタバレ終了 あと、おまけに関して、 @ネタバレ開始 メイド服ならえみちゃんにしろ!!ヽ(`Д´#)ノ @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。
  • 反動のクラウドレイジ FREE BATTLE
    反動のクラウドレイジ FREE BATTLE
    twitterで他プレイヤーの任務報告書を見てそんなにスコア出る!?とガチ勢の本気に震えました。 戦闘中のミニキャラとカットイン時のギャップにぐっときます。登場キャラクターが多いと誰が誰やらになりがちですが、みんな個性的&使用武器も異なるので何度もお世話になった人(桧さん)はすぐ覚えられます。戦闘前の編成画面からキャラを見てまわるだけでもう楽しい。 アウト・シミュレートはランダムの目つぶしがいい具合に難易度を上げてくれます。なぜか次のターンに大ダメージを繰り出す予定の人が続けて狙われるので、当たらないようにお祈り&当たってうわあやめて!を繰り返し、粘って勝てたときの嬉しさが半端ないです。 忘れた頃に飛んでくる貫通ダメージ、Chスキル使い忘れたり、完全防御中なのにダメージ軽減スキル使ってしまったり。うっかり多発してもなんとか戦える自動編成機能が便利でした。 それに加えて特設サイトのヒントとキャラ別アドバイスがとても分かりやすくて助かりました。ここ読むだけでもまた楽しくて…笑。 キャラや装備の組み合わせ、自分で縛りを入れてみたりしていろいろな遊び方ができる奥深い作品でした!