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SF・ファンタジー

6313 のレビュー
  • しろもちの世界
    しろもちの世界
    「君は?」と聞いてきた直後に「どうでもいいや!」と言ってしまう圧倒的スピード感。ゆるふわ世界と思わせておいて唐突にバトルが始まる意外性。予想以上に刺激的な世界観でした。 選んだ選択肢によって出現するもちが変わり、短いながらかなり楽しめました。 印象的だったのはしろもちが頻繁に「ありがとう」と言ってくれるところ。この表情でお礼を言ってもらえると、唐突に色々なことが起きても、何があっても良い気分になれます。「ありがとう」という言葉の強さ、そしてその言葉に説得力をもたらすしろもちの存在に感銘を受けました。私ももちと戦って「ありがとう」と言える人間になりたいです。
  • 精神研究の実験人間
    精神研究の実験人間
    イケメンを実験対象としてコマンドでお関わりできるってだけでもう好き。実験人間って呼び方がハチャメチャ好き。ちゃんとマニュアルに沿って実験人間に協力的な選択肢を選ぶもよし、ひねくれてもよし。1周目は真面目に進めちゃったし2周目いくか。
  • 木陰の幻想たち
    木陰の幻想たち
    心温まる作品でした。大切な存在に忘れ去られるのは辛いこと、共感しました。
  • 蝶塚 -昆虫標本慕情-
    蝶塚 -昆虫標本慕情-
    主人公が蟲好きの草輔先生のお話を聞く和風なゲームです。お話選択で蟲の名称がクリックすると学名に切り替わるところや、ゲーム開始の演出や、漢字表記や言い回しの美しい古めかしさ等細かいところで世界観を楽しめました。お話の内容自体も幻想的、怪奇的で凄く好きな雰囲気でした。 個人的な話ですが蟲は凄く好きな生物で、見た目も綺麗だけど生態の美しさが良いという先生のお話には共感を覚えました。蟲に限らず生き物の生態って不思議で面白いですね。 そして、終盤のあかねちゃんの笑顔がとても可愛かったです。彼女がなったものが先生が好きな子によく似ているのが微笑ましいなと思いました。親愛なのか恋情なのかはさておき、とにかく先生慕われてるなあと(ここの解釈が間違っていたらすみません) おまけもとても面白かったです。ありがとうございました。
  • 泣けない兎2
    泣けない兎2
    「BADエンドが追加された」「地獄への入り口が開いた」等のお知らせに戦きつつも挑ませて頂きました。 導かれるように数々のBADエンドへ吸い寄せられる度に、今まさに地獄の真上で綱渡りをしているのだと思い知らされました。それでも靴を舐めたご利益でなんとか渡り切ることができました。ありがとうシーラ様。 そして笛と白夜君はよく頑張った…!明るいほうへ向かってくれればと願っています。
  • 青い翅の蜘蛛
    青い翅の蜘蛛
    絵本のようなタッチの豊富なイラストが目を引く作品でした。自分の醜い姿を気にする蜘蛛の蝶を羨ましがる気持ちが伝わって、切ない気持ちになります。一瞬でも、蝶の青い羽根を手に入れて友人を作れた蜘蛛は幸せだったのかな…といろいろと考えさせられるお話でした。ありがとうございました!
  • 青い翅の蜘蛛
    青い翅の蜘蛛
    虫は苦手なのですが絵が可愛いかったので、挑んでみました。 素敵な話だと思いました。 絵本を見ている感覚になりますね。 命の尊さとか、自分の事が大嫌いだとか、友達だとか。 @ネタバレ開始 最後、クモが落ちて、青い翅が散らばっているのを見て、きっと、友達だった蝶達は『本当はクモだったのに、私たちを食べないでくれたんだね』ってなるかと思ったのですが。 確かに、青い翅を装っていたことを知らなければ、青い蝶が食べられちゃったと思いますよね。 餓死するほど、大切にしていた友達・・・。 あとは、虫大嫌いだけど、クモが青い翅を装って自分を好きになったところとか、可愛いと思ってしまいました。 それから、死ぬ前に幸せな時間が過ごせて良かったなと思いました。 @ネタバレ終了 とても奥の深い話でした。 ありがとうございました。
  • 泣けない兎2
    泣けない兎2
    一話から引き続き拝見しました。前回にも増して濃い、そして激動の展開で、もうすべての選択肢を一気に読みまくりました… これまで謎に包まれていた白夜くんのこと、そして笛さんの頑張りの理由が深く判る内容になっています。 以下内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 序盤からBADを踏みまくる私「エーッ!? なんでや白夜くん! ちょっとなけうさ一話見て来てや! きみのお姉ちゃん頑張っとるで!!」(なけうさ一話のzipを掲げながら) シオンくんに慎重に行動した方がいいって言われて本当だな…と反省しましたね…ごめん白夜くん… そして終盤まで読んで、彼の行動の理由も徐々に判って来ました。これはあかん、本当に救ってやらねばならん! 頭を冷やすのにセツカちゃんのところ行く選択肢を見てちょっと笑ってしまった…確かに冷やすにはここが一番だ…! シオンくんの言葉にはそうだなあうんうん、と思わず頷いてしまいました。きみもきっと前を向ける日が来るぞ… 前回も思いましたが、あらゆる選択肢の先にちゃんと迎えに来てくれる秋仁くんの存在もとても有難いものですね…。一プレイヤーとして「今回も来てくれた良かった~~!」と安堵する自分が居る…! 白夜くんサイド、これは本当にトゥルーじゃないのかこれはメインじゃないのか…! と思うほど内容が濃かった…! シーラさまもひどいことなさるでえ…(もちろん本意ではないのでしょうけど!!) やっぱり笛さんの快活な笑顔が好きだなあと思いつつ読了しました。 @ネタバレ終了
  • かこへの扉.part2
    かこへの扉.part2
    かこへの扉前作含めての感想を。サンプルを見てどこか覚えのあるキャラだと思ったら、やっぱりキャラクターグラフィック素材提供が、さささぐのウォーターフェニックス!それだけで興味がわきました。肝心の中身はというと、ところどころで違和感や伏線のようなものをちりばめているけれど、まだまだ訳が分からず、理由が分からず。決して詰まらないわけではないと思うので、広げた風呂敷をどうたためれるのか、続きに期待です。
  • 夢喰姫 夢見る君と呪われた国
    夢喰姫 夢見る君と呪われた国
    全体的にひっじょーに!クオリティの高い作品でした。 立ち絵はとても綺麗で、イベントスチルも数多く準備されています。 画面レイアウトやUI、タイトル画面など多くの面でとても凝っています。 一気に6+おまけED2種を完走いたしました。 テキストでは「心算」という単語が良く使われていたのが印象的でした。 自分では使いませんし、読んでいてもあまり目にしない単語ですが、 こういった文章の癖みたいなものを見つけるとなんだか嬉しくなります。 (と思ったら直後に他の作品でも目にしたので、単に自分の語彙不足かも) 素敵な作品をありがとうございます。
  • Kallipolis
    Kallipolis
    不思議な世界観で綴られるカレンダー進行型のADVです。 ゲーム内では1週間ちょっとくらいのお話なのですが、 ストーリーはとても振り幅大きく進行します。 壮大なスケールや様々な設定をギュッと詰め込んだような作品でした。 多くのシーンが駆け足で進んでいったように感じたので、 もう少し字数を増やしてしっかり語っても良いかな、と思いました。 ただ、おかげで展開が早くてテンポが良いとも言えるので好き好きですよね。 (一般的にはテンポが良い方が好まれるでしょうし) 面白い作品をありがとうございます。
  • 泣けない兎
    泣けない兎
    第一話、ということでまだまだ謎に包まれた部分の多い物語ですが、登場人物の個性や主人公・笛の頑張りが光る素敵なひとときでした。きっとまだまだこれから苦難も試練もあるんだろうな…! 引き続き次回作も拝見したいと思います。 以下内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 優しい人かツンデレがほとんどだ! かわいい!(保育園児並みの感想) いや私だったらセツカちゃんのようになるでしょうきっと…長い年月を経てみんな自分の気持ちに折り合いをつけてきたのですね…きっかけを待っていたんだ… 続きがあるので今回はこれくらいの感想に留めておきますが、現状での推しはイリスさんです可愛い。顔文字が…えへへ… あと生で「我々はトイレになど行かない」が見られて感動しました(?) こういうくだりだったのか…!! 探索の選択肢によってキャラクターのいろんな一面が判るのも素敵ですね。 @ネタバレ終了
  • パーソナル・スペース
    パーソナル・スペース
    点と点が繋がっていくお話。 チャプターの順番が入り乱れながら話が進むのに、物語のすじが通っていて混乱する事もなく、むしろ続きが気になって最後まで一気に読み進めました! エンド後も、シロエの足跡をたどるようにもう一度、今度はチャプター通りに読み進めて……やっぱりあの一枚絵のところでは涙が我慢できませんでした。 クロハも思い焦がれてたのだろうと想像すると、さらに涙が……。 現実の宇宙でも、想像の空間でも、シロエとクロハが繋がる事を祈ってしまう、心に余韻の残る素晴らしい作品でした。 ありがとうございます!
  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    ほとんどの人類が滅亡した近未来で起こったとある二つの生物のお話。 少し重い設定なのですが、会話のテンポなどがよいためスラスラと読むことが出来ました。 ヒロインのシェルが可愛いです。 前半部分は彼女の可愛さを十分に堪能することが出来ました。 後半の展開もお見事で、途中からハラハラドキドキと感情を揺さぶられながら読み進めました。 1時間で綺麗にまとまった作品で終始楽しむことが出来ました。 素敵な物語をありがとうございました。
  • 2100-1
    2100-1
    前作であるKAN0N(カノン)が高品質なゲームだったため、今作「2100-1」もプレイしました。 今作も同様に非常にクオリティの高いゲームでしたので、気になっている方はぜひプレイして欲しいです。 KAN0N(カノン)の感想でも同じようなことを書いた気がするが、説明描写を極端に省いているにもかかわらず、わからせる文章、台詞作りは今作でも絶品だったように思う。 キャラクターに対する細かい描写から性格はもちろん、チューニングされた設定が垣間見れて好感が持てます。 登場人物の台詞が少しウィットに富んでるのは個人的には大好き。 ユーザーはアンドロイドである主人公モモの記録データを“覗き見”する形で物語を見ていくことになるのだが、この視聴型というアプローチが冴えわたった作品だったように思う。 モモの視覚、聴覚といった五感を通してみる強烈(暴力的とも言える)な一人称のおかげでゲームへの没入感が非常に高い。 また、このゲームには非常に多くのユニークな登場人物が存在するが、モモを通してその人間関係に触れるため、モモ自身が持っているその人物への好感度によって、その印象が変わっていくのもまた面白かった。日常というゲームのテーマとこの演出面がうまく噛み合ってる稀有な例だなと感心しきりだった。 反面、日常がテーマであるがゆえに物語に大きな展開がなく、ただただ文字を負うような印象を持ってしまうのは辛いところだった。 また、視聴するかしないかの画面にバグがあるようで選択肢が表示されないようでした。 驚くべきことに今作も制作者は一人でゲーム制作しているようです。このクオリティのゲームを一人でというのはすごいです。 これからも制作頑張ってください。応援してます。 あんまり関係ないが、海外ドラマやSF作品はなぜ箱に入った中華とか食べるんだろうね。
  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    ロボ欲がそそられてしまい描いてしまった……。 テンポが良くそれでいて描写も丁寧、SF世界観をキャラクター描写で綺麗に描き切っており、非常に読み心地の良い作品でした。 多分普段SFに触れていない方でもサラッと世界観にのめり込むことができるのではないでしょうか? それくらいに描写が素晴らしかったです。 あとは本当に個人的に感じたことなのですが @ネタバレ開始 「セカイ系」のお手本的作品であったからこそ、選択肢がみたかった……っ! バッドエンドでも良いのです……、「ここで、元のスパイの生活に戻ってしまう展開があっても……」「裏切ってシェルさんを殺す展開があっても……」というバッドエンドへ繋がる選択をした時にどのような心理描写になるのかが見たかったなあと個人的に思いました。 美少女ゲームにおいてエンディングとしてのバッドエンドは避けられる傾向はありますが、この作品ならばその演出もあっても良さそうだと思った次第です。 @ネタバレ終了 世界観、キャラクター、プロットのバランスが取れた素晴らしい作品でした、ありがとうございました!
  • GEMINI
    GEMINI
    DL版でプレイしました。 OPから流れるムービーがとても綺麗な色合いでした。 イラストも色彩豊かで、二人の姉妹も可愛らしく描かれていて、幸せな気持ちになる作品でした。 BGMもオリジナルということで、短くても世界観の完成された作品だと思いました。誰でも気軽にプレイしてほしい作品です。 あと、ガトーショコラが食べたくなりました。
  • Foret de pommes
    Foret de pommes
    以前から作者様のイラストが好きで、プレイさせて頂きました! りんご王国のお姫様の優しさや強い心が伝わる素敵なお話でした。 作者様のメルヘンな世界観への愛が伝わる作品でした!ありがとうございました!
  • ぼくの葬式にようこそ
    ぼくの葬式にようこそ
    独特な世界観にどっぷり浸ることが出来ました。 周回するたびにキャラクター達のことを少しずつ知っていくのがとても楽しかったです。 とても温かい世界観で、キャラクター達の主人公への優しさが心に染みました。 個人的にはやはり、色のついたエンディングが一番好きでしたが、他のエンディングも納得感のあるものでした。 好きなキャラクターはシャカ姫でした。とあるエンディングの最後に出てくるスチルには心を揺さぶられました!! 世界観、キャラクター、ストーリー、どれをとっても素敵な作品でした。ありがとうございました!
  • 小さなおくりもの
    小さなおくりもの
    疲れた心にじんわりしみいるやさしい童話です。和みました。 1文ごとに絵が変わるのがすごくて、デジタル紙芝居のお手本のような作品でした。 しかもボイス付。最後までナレーションが誰かわかりませんでした笑 長男さんがどうして顔布してるのか気になりすぎて、FAで妄想させていただきました。