ドラマ
7902 のレビュー-
メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。メドゥーサと会話するお話。 目を見たら・・・。 最後まで見ると、切ない感情が沸き上がってきます。
-
メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。@ネタバレ開始 ゆっくりと、でも確実に破滅に進んでいて切ないです。 タイトルをちゃんと見ていたはずなのに、最初に目を見てと言われて即目を合わせました(即死) こちら側は人間の恋人だと思っていたんですが、意外にも…!? @ネタバレ終了
-
コーヒーのくに絵本みたいな絵がかわいいです!また一人称なのもあって、彼の心苦しさがより伝わってきました。 特定のもの(今回だとコーヒー)を食べたり飲んだりすると体調を崩すというだけでも辛いのに、まわりは理解をしてくれるどころか…というのはとても辛かったと思います。 @ネタバレ開始 牛乳くんの最後の言葉が…! いつかコーヒーが苦手でも、否定されずに接してもらえる日が来て欲しいと思います。 @ネタバレ終了
-
暗がりビオトープ色使いが素敵な背景やUIがお洒落で気になっていた作品。 BGMも作品に溶けとんでいて、 音や空気感の感じられる作者様の文章がとても素敵でした。 Tipsは色々知れて面白かったです。 @ネタバレ開始 親子のほろ苦い思い出と、 強面客が声をかけてくれたり、 バッチリメイクのピアス着けたお姉さんが優しかったり、子供の頃の偏見を崩して世界を広げてくれるようなエピソードが印象的でした。 中でもサクラバさんとヒジリサワさん は傷を持った優しき大人で、彼らが手を差しのべてくれたお陰でユーキは居場所ができたように感じました。 女の子だったのには驚きました! 子供なんだなっと感じる反応をみると、何だかほっとしました。 ミホさんと仲良くなって、楽しそうで良かったなと思っていたけれど、そこに母の面影を感じたり、 三人で出掛けた時は家族を感じて心を痛めていたり、切なかったです。 サクラバさんが、重いんだと怒った所がとても印象的でした。 取り繕わない素直な言葉と、距離は取るけれど無関心に成りきれない情熱をもった大人の言葉だなと思いました。 そんな優しさゆえの言動が子供心にはシンプルに辛い…ここ、めちゃ泣きました。 ユーキも受け止めて考えるのが良かったです。 周りの人の言葉で自分の現状を間接的に知っていくなかで成長していく賢い子だなぁと思いました。 最後のユーキの反応が…憧れだったのかな…? エンディングも格好いい! 素敵な題名だと思いました。 暗がりのなかで、自分で自分の立ち位置を自覚して、初めて世界が広がっていく…自分はそんな風に感じました。 サクラバさんの低血圧イケメンで笑ってしまった… @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
-
メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。メドゥーサと話しながら、目を合わせるか、合わせないかの選択を迫られる話。イラストや効果音の使い方がとても効果的で、独特の不穏な雰囲気を漂わせていました。 @ネタバレ開始 イラストや効果音、統一感のない話し方から、じわじわと終わりが迫っているのを感じ、どんどん切ない気持ちになりました。黒ずんでいくメドゥーサが悲しかったです。 主人公は人間の男で恋人だと思っていたので、正体が分かったときは驚きました。 どのエンドも、結末は変わりませんが、ハッピーエンドは、その結末に至るまでの過程にとても心揺さぶられました。メドゥーサの顔が表示されたときには、ハッとしました。 @ネタバレ終了 最後は温かい気持ちになれました。ありがとうございました!
-
星を待つ片月大切な何かを感じる、やわらかく素敵な百合ノベルでした。
-
腐った果実 ‐Rotten Fruit-メインBGMがシナリオの雰囲気に合っていて、少女の儚い美しさとクリア後のタイトル画面が好きです♡
-
タマキハル~石章 山沢損編~続きが気になっていた作品、遊ばせて頂きました。 @ネタバレ開始 相変わらず家事が染み付いてる陽介君。お掃除したりお手伝いしたり… 空手をやめても家事が守ることと同じと考えるところとか、とてもいいお兄ちゃんなところとか、本当にかっこいいです。 香月さんは相変わらず可愛いかった! 猫を友達に当てはめて描いちゃうとか、本当に可愛い。 燎君は怖い人かなと思いきや弟妹に腰の低い可愛いお兄ちゃんでしたね。 秋本さんはゲーム好き…親近感湧きます!しかも面白い…すき(´- `*) 沖崎さんは素直じゃないけど、そこが可愛い。 舞いのスチルがどれも素敵で、狐の巫女さんが特にかっこよかったです。香月さんに手を引かれるスチルもときめきました。奥行きや躍動感や表情があって素敵… かわいい女の子に囲まれてお祭りなんて最高ですね。 今回は香月さんとのいい雰囲気が見れて嬉しかったです。…陽介君、パンナコッタの話聞いてあげて! 胡桃ちゃんを助けに行くのに、友人が怪我をしたり戦ったりでめちゃ熱い展開でハラハラしました。 神岡さん、ここでもかっこいい…! そして告白…良かった…! 椿姫ちゃんの驚いてるスチルも可愛い。ここで幸せな気持ちに浸っていたのですが、これからって時にまた… タイトルが悲しすぎる…続きはどこですか…( ;∀;) @ネタバレ終了 人の温かさが感じられる会話がとても好みで、相変わらず友達同士仲良しで和みました。 新しい登場人物も増えて賑やかになって、物語が動いてきたなぁと感じました。続き楽しみです! 素敵な作品をありがとうございます。
-
雨音と自動人形 結(むすび)非常に何をとってもクオリティが高く、素晴らしい作品でした。 効果音、音楽、ボイス、グラフィック、そしてボーカル曲とムービーまで全てが高レベルです。 まず起動した瞬間に「うわ、これは相当気合が入っているぞ」と分かる演出が素晴らしいです。開始1秒で掴みに成功です。OP曲、そして動画のクオリティも尋常じゃないです。グラフィックも綺麗。特にプレイ体験の終盤の方のCGはどれも本当に息をのんでしまう美しさでした。また、ED曲も最高でした。 でもその中でもやっぱり自分が一番好きなのはシナリオです。ストーリーの構成や構造がとても完成されていました。様々な伏線、象徴的なアイテムやちょっとした違和感がシナリオが進むと効果を発揮しまくっており、何度も驚きと感動を与えられました。ストーリー終盤からエンディングまでも描写・表現の無駄が一切感じられず、振り返ってみると短編巧者の作者さんらしいなと感じました。 @ネタバレ開始 感動的な作品だと大体終盤からボロボロ泣いてしまう自分ですが、今作では非常に珍しいことにED曲が流れ終わり、エピローグから涙がこぼれ始めました。で、タイトル画面に戻ってしばらくダラダラと泣き続ける、という。博士と雪村の想いを胸にアヤは人間のために封じ屋を続ける、という部分が一番刺さったということなのかもしれません。そう言うプレイヤーもいた、という情報提供ということで。 CGモードや回想モードなどを入れなかったのは様々なシーンをきちんと記憶に留めて欲しいからなのかな、なんて思ってもみたのですが、でもやっぱり物凄く気に入ったクリア後のタイトル画面が戻ってしまうのだけは頂けない!となんとも図々しい感情があります。 @ネタバレ終了 本作は非常におススメです。プレイして後悔することはまずないかと!
-
雨の袂とても素敵な作品でした。 以前から感じているのですが、作者さんの描く文章は本当に魅力的だなと改めて感じました。人間や人間関係を繊細に捉えているので、ふとした動作や会話にまで感情が乗っていることが感じられるんだろうなぁ、と思います。日常の何気ない描写が本当に素晴らしいです。 また、表現には一切余分な贅肉がなく、テンポが素晴らしいです。句読点の置き方も含めて、ノベルゲームであることを意識した文章なのだな、とも改めて感じました。 今作の画面レイアウトはちょっとだけ変わっていますが、それも良かったです。きちんとレイアウトを踏まえて画像や文章を配置しているのが良く分かりました。背景や効果音もこれまでの作品と同じく丁寧に選択・配置されております。驚いたのは今作では音楽も自作であるということです。エンドロールで気付いて驚きました。どの曲もシーンにピッタリだったのは選択の妙ではなく作者さんが作られたからだったのか、と。EDのボーカル曲もとても良い曲で、映像と相まって読後感をかなり良くしてくれたと思いました。 とても素敵な作品でした。
-
よくある日常あなたは、過去や今の世界を変えられる力があった時、どうしますか?―――開始15秒、かわいい女の子を自分の妹か否か選ぶ選択肢から入り、ちょっと出来心で選んだ選択肢でそのままバッドなエンドへ直行したりもしましたが、何気なく選んでいる選択肢に明確な意味を持たせ、選択を迫られたときにどうするかを考えさせられるゲームでした。 @ネタバレ開始 1番好みのエンディングは「『キミ』の選択」です。 それまでに過去を変えたりしてきた『キミ』が、神様との会話で「過去を変える」を選んでももう手遅れだとなったときの選択肢3連続は、本作の選択肢そのものに意味があるという作風を代表していていいなと思いました。 一応、選択肢類を網羅するためにセーブなどは小まめに取っていましたが、いずれのエンドも大逆転スーパー大団円などはなく、確かに「よくある日常」を感じました。 壮大な運命が待っているわけでもない、突然日常が輝いて始まるわけでもない、ただただ地続きの日常―――けれど、そこに選択肢というものが入り込んだ「ゲームにはよくある日常」を。 @ネタバレ終了 ゲームをたくさんプレイしていると慣れてしまうため、当然のように出てきて当然のように選んでいるものに、意味を持たせて話の展開がガラリと変わっていく手法が面白いと思いました。 ありがとうございました。
-
コーヒーのくにイラストのタッチがとってもかわいくて素敵でした!なるほどいろいろなことに置き換えて考えられそうなお話ですね。優しい作品をありがとうございました。
-
ラムネ瓶入り夏休み少年がひと夏に経験する、大切な時間のお話。 あの夏は……と思いを馳せられました。 @ネタバレ開始 ジゲン可愛い!!!w 可愛さに取り乱して失礼しました。 岡山弁を始めて読みましたが、こんな感じなんですね! なんとなくわかりました。 文も絵も、まるで寄り添ってくれているかのように優しく、「いつでもおいで。待ってるよ」と言ってくれているかのようでした。 また、じいちゃんとの会話や、田舎の風景、お祭り……昔を思い出し、なつかしい気持ちになりました。 そして、髪飾りを付けた京香さんに見惚れました。 美しい……。 @ネタバレ終了 喉元過ぎれば熱さを忘れる、という言葉がありますが、熱かった事は覚えているよねと思っています。 同じように、じいちゃんや京香さんと過ごした時間はラムネの泡のように短くて忘れてしまうかもしれないけれど、大切な時間だったと、ずっと覚えているんだろうなぁ……。 そう感じられる作品でした。 素敵な作品をありがとうございます!
-
宝石と夜食前作はシリアスめでしたが、今回は穏やかな空気のお話が楽しめてよかったです。ムービーでのお話が素敵でした。みんな幸せになってほしい。
-
逢魔時の家路(リメイク版)那由多くんと由依奈ちゃんのある日の夕方の帰り道でのお話。 切ない音楽と夕焼けが心に残ります。 @ネタバレ開始 幼馴染と久々の会話…と思っていたら…由依奈ちゃん…マジかーと、脱力してしまいました。 自分の死を受け入れてなお那由多くんの隣に居続ける…本当に大好きなんだな、と感じました。同時に、泣いてる家族を見たくないという言葉に脆さも垣間見えて。…だれだって、自分の大切な人が泣いて哀しんでいるところは観たくないですよね。 じゃあ那由多くんは?とふと考えてしまいます。那由多くんの家に帰った先、この二人はどうなるんだろう?と、色々と考えてしまいました。 @ネタバレ終了 短いけど、その中に色んな想いが凝縮された作品でした。ありがとうございました。
-
【Valentine's・Loved one】両方のエンドを拝見させて頂きました。 バレンタインのチョコという甘やかな アイテムが主軸になっているものの 描かれているお話は苦く対照的でした。 @ネタバレ開始 登場人物に悪人がいないのに 起こってしまった悲劇というのが 悲しい印象ではありますが、 ドゥーデがコク先輩に向ける感情が 悪意に染まらなかった所に救いを感じます。 マシュマロに毒を混ぜて殺害する事も 展開としては十分あり得たと思いますが、 そうしなかった所、マシュマロそのものに 意味を持たせた所に作者様のこだわりが あるのではないかなぁと思いました……。 @ネタバレ終了
-
逢魔時の家路(リメイク版)開いてすぐ、わぁあああ~作者さんのワールドだ~!とスチルや立ち絵の配置加減、BGMの選曲など随所から感じました。懐かしい感覚。 ・・上手く言えないけれど、こういうのを〝エモい〟というのではないでしょうか? 短い中に切なさがギュッと詰め込まれた作品でした。 @ネタバレ開始 私が見たのは二人の一部分で、その前にもずーーっと時間が流れていて、きっとこの先にも物語はあると強く想像させられました。 鈍い自分は、最後の一文の意味が分からなくて三周目くらいでやっとその〝言葉の意味〟に自分なりの答えが出せました。 それからタイトルの曲を聴きながら、暫く涙しました・・。 作者さんの作品は「おかえりなさい」と言われてるような懐かしい気持ちになります、なんでなのでしょうね? 個人的にはコレが作者さんの内から滲み出ている持ち味なのではないかと思っています・・(*´ω`*)好き~ @ネタバレ終了 これからも応援しております。^^
-
暗がりビオトープ情景描写が丁寧で、ゲームセンターの音や空気感がリアルに浮かんできました。 私自身ゲームセンターに思い出はないのですが、なぜか懐かしさのような感情が湧いてきました。文章も綺麗で、とにかくシナリオがすごく良かったです! TIPSもすごく凝ってるなと思いました。 ゲームセンターの当時の様子を細かく知って、より作品を楽しむことができ新鮮でした。 すっかり作品の世界観に引き込まれていて、エンドロールが流れた時は感動が溢れてきて、プレイ後も余韻に浸ってしまいました。 素敵な作品をありがとうございました!
-
カンナ 可惜夜の星廻り幻想的で美しいグラフィックに惹かれプレイしました。 登場人物たちの意志の強さや、カンナに送られた言葉の温かさに、私も強く心を打たれました。 @ネタバレ開始 まず、星の問題を見事解決するのかと思いきや、意外にも悲しい結末で終わってしまったことに驚きと感銘を受けました。それでもカンナ達を責めない星の住人達(シトラスは最初こそ裏切り者だと言っていましたが)……滅びてしまうのはカンナやハティのせいじゃなくて、そこに住む自分たちの責任。住民たちの覚悟が心にぐさりと来ます。 次に、アディオを倒すという一心で星巡りを長年続けていたハティは一見カンナと対照的に見えますが、星巡りの最中で去ってしまった仲間の事で憂い悩み、それでも「」により悲惨な目に遭った人を助けずにはいられないその優しい心は、カンナと非常によく似ていると感じました。 ヒバナがカンナの背中を押すシーンと、アルシャクがハティに「誰もハティを恨んでいない」と語りかけるシーンは泣きました。 そして、カンナの星巡りを通して「他者のため」とは何だろうと、深く考えさせられました。他者の言いなりになることでも、他者の犠牲になることでもなく。 自分の本当の気持ちをはっきりとつかみ取ったカンナはとてもかっこよかったです。 アディオもただ「病」を治したかっただけだったんですよね……道を間違えなければ、ハティと笑顔で一緒にいられた未来もあったのではないかと思うと、やるせない気持ちになります。 @ネタバレ終了 とても感動的な作品です。特に獣人や宇宙が好きな人は、ぜひぜひプレイしてほしいです。
-
雨音と自動人形 結(むすび)盲目のアンドロイドと、記憶を封じそれを届ける『封じ屋』の男の物語。読み込み画面から既に可愛い。そして水滴の音だけが響く、静かで、引き込まれる冒頭。全編が素晴らしいクオリティの作品でした。 @ネタバレ開始 無表情クール系かと思いきや、感情豊かなアヤが可愛かったです。耳の上下するピコピコも! 煙草くわえるメイドさん斬新……! 突然始まった怖い話にビビりな私は『ひっ!』となりましたが、私よりもさらにビビりまくる美月ちゃんが画面にいてくれたので助かりました(笑) 雪村の記憶を封じる時のビジュアルがすごく美しかった。 左上は単純に劣化具合が激しいアヤの停止カウントダウンかと思っていたら、まさかの……! 雪村を普通に人間と思い込んでいたので驚きました。 献身的なアヤの愛が間違った方向へ行かず、博士の最期の願いを拒否した所が素敵でした。弟からの願いを受け、封じ屋をする生き生きとしたアヤの最後のイラストを見た所で我慢していた涙腺がダーッとなってしまいました。良かった、良かったよぅ。 その後のタイトル画面の変化も好き……。 惜しむらくは素敵なOPとEDを鑑賞する場が無かった事と、一度ゲームを終了して立ち上げると初期化されてしまう事でした。意図的なものでしたらすみません。 @ネタバレ終了 心に残る素晴らしい作品をありがとうございました!