ホラー・オカルト
8483 のレビュー-
ねぇ、どうして全てのエンドを見ました。個々のエンドに繋がるストーリーが、完全にリンクしているわけでなく、ifストーリーが絡み合って全容の運命が描かれているような印象でした。そのバランス感覚がとても上手だと感じました。 効果音やBGMに力を入れたとのことで、とっても素晴らしかったです。ゾクゾクするような効果音、聴いていると物語に吸い込まれてしまいそうな挿入歌。狂ったトロイメライも印象的だった…… 音楽だけでなくグラフィックの演出も凝っていて、恐怖をあおります。 @ネタバレ開始 特に窓ガラスに手型がベタベタッ!!とついた時は「ヒィッ」となりました。 しかし、まさか主人公があんなヤツだったとは……。一番初めに見たエンドが崖から転がされるもので、「なんて気の毒に」と不憫に感じていたのですが、エンド6では「逝ってよし」と頷きながら見送りました。 @ネタバレ終了 「ねぇどうして」から繰り広げられる数々の恐怖譚、面白かったです! 素敵なゲームをありがとうございました♪
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呪いのビル「呪いのビル」 とても面白かったです…! 盛り上がるBGMと展開に泣きそうになっちゃいました。 キャラクターの台詞まわしと掛け合いもとても好みで楽しめました! 読み応え抜群です。 @ネタバレ開始 ノーマルEND→ハッピーENDの順でクリアしました。 他のENDも見ます! ※トマトです。が面白くて…! 一人称は僕にしました。個人的にとてもしっくりきました。 @ネタバレ終了 他の作品もプレイさせていただきたいと思います。 ありがとうございました!
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分岐点タイトルに惹かれてプレイさせていただきました。無事にハッピーエンドに辿り着けて楽しかったです。
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腕商の男-ウデアキナイノオトコ-美しいイラストと気になるタイトル名。えげつない内容の長編かと思ったら、ちょっと違いました。長くて30分程の話が4つなので手軽にプレイできます。普通に読めば全体で1時間半くらいでしょうか。 不穏な内容はあるのですが、あまり恐れる必要はないと思います。責任取れませんが、たぶん! あとタグに女性向けとあるのですが、個人的に男性でも楽しめると思います。 つまり、みんな、やれ。 グラフィック面は言うまでもなく、ストーリー、文章や世界観など……とにかく凄い! @ネタバレ開始 何も分からない第一話では特に怯えていましたが、予想外におちゃめな部分を見せる店主さん。しかも愛情たっぷり! そして魅力的な彼女たち! コンプした名簿を読みながら誰と住みたいかな~なんて考えちゃいました。 ちなみに私はくちなしちゃん。尖った爪にシュッとした感じとキツネポーズ。くちなしの色がシックなのも素敵! 目立ちたがりだし気が強そうなのに、尽くすタイプでややMっ気ありのギャップ! 変な意味じゃなくて可愛がってあげたいな~と、けっこうリアルに同居生活を想像してしまいました(笑) そして店主に嫁がいたショック! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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早く扉を開けてどう見ても開けちゃいかんような気がするが……ポチッ。 @ネタバレ開始 何か一方的に色々話されているが……どういう状況? 攻略順はEND3(HAPPYEND!?)→END1→END2でした。 凄い修羅場ってますね主人公……そして巻き込まれるプレイヤー! 相手が複数だとは思ってましたが、想像以上に複雑でしたね……。 @ネタバレ終了 テキストだけで怖さを煽る見事な作品です。
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アズブルは今も井戸の底砂漠の砂が運んで来たかのような暗示的な夢。 @ネタバレ開始 前世かどうかは解らないけれど、繰り返される復讐。 人を殺す者は、何度も社会的、精神的に殺されてきた人だ、という言葉を思い出しました。 (うろ覚えなので正確ではないかも知れません) ズルをする者が得をするような世の中にも責任がある気がします。 復讐の先に何があるのか、主人公に何があったのか、色々気になります。 救われる道があれば良いのですが。 @ネタバレ終了 短い中に強いメッセージ性があり、考えさせられる作品でした。
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アズブルは今も井戸の底砂漠の井戸での怖いお話。 @ネタバレ開始 それから目が冷めて、もしかしたら自分の前世の話なのかも…と思ってしまうまでならよかったのですが。 復讐心までしっかり受け継いでしまっていて… まだまだ悪夢が続いていきそうな感じで終わっているのが、お話的によかったです! @ネタバレ終了 演出などが凝っていて、世界観にとてもマッチしていました!
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森の中の檻なるほど、記憶がない。からのスタート。自分は和夜(かずや)、らしい。 珠洲(すず)さん、まなみさん、奈々保(ななほ)さん、晴夏(はるか)さん、俊(しゅん)くん。 どうやら1日1人づつ怪談話をするための集まりらしい。 一見何でもなさそうな皆のやり取りが何だか嵐の前の静けさのような……。 @ネタバレ開始 1話目は、最後がどうなったのか気になるドラマっぽい話。 ん?倉庫の鍵がない?何か怪しい? 2話目はぬいぐるみのかわコワ系の話。 3話目は動物の不思議系。 みんなに怖い話専用の絵があって良き……。 それに1つの作品の中にさらにいくつもの話を入れられるの凄いよな……。 4話目は漫画背景まで入ったバトル系。普通にカッコイイ。自分も七色の声が欲しいです。 5日目は話ではなく……? いや、いくら気まずくても一緒に居た方がいいんじゃないかな、命かかってるし。各個撃破されそう。 (主人公の「頼りないけど、後ろは俺が守る。でも置いてかないで。」に思わず吹き出しました。) 6話目は兄弟の哀しい話。てか主人公話せることあったのか。 そしてなるほどの伏線回収……。 皆ワケあり過ぎ!主人公も! てかおまけのあんなモテ方怖い!! (まなみさん、秘密のことは気にしないので、○そうとして来なければ普通に選びたかったのですが……俊くん、奈々保さん、ありがとう……) @ネタバレ終了 色々な怖さが楽しめる作品でした。
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シャブールの毒「アズブルは今も井戸の底」の前日譚があると知り、即プレイさせていただきました! こちら単体でも十分楽しめますが、個人的には「アズブルは今も井戸の底」を先にプレイがオススメです~。数分で読める作品なので、セットでぜひ! ストーリーはもちろん、アラビアンな雰囲気やイラストも大好きです! @ネタバレ開始 明確な答えはありませんが、やはり前作の彼は生まれ変わりだと思ってしまいます。恐ろしくもあり、報復できたことに胸がスッとしてしまう感覚もあり。何とも複雑です(笑) @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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アズブルは今も井戸の底数分で楽しめる超短編。よほどホラーが苦手でなければ大丈夫だと思うのですが、じわりと恐ろしさのある内容でした。 作品説明に「読むだけの短編」とあるのですが、文章だけでなく縦長画面にマッチしたグラフィックや効果音の演出も素晴らしいです! コンフィグ画面なども作品に合っていて世界観を崩さないのも素敵! 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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Brain-sharing Bot ブレイン・シェアリング・ボット吸い込まれるようにプレイし、夢中で気づけばクリアしていました。 AIでほぼ全てを制作されている作品ということで、どのようなゲームであるのか凄く気になりました。 自分にとっては制作者様とAIの合作という認識なのですが、物語の没入感に限っていえば、それは人の手によってのみ作られたもののそれでした。 人が作るからこそ、人の心に届く、或いは響く、といった概念を、良い意味で根底から覆してくれる作品でした。 自分にとって、価値観を覆してくれる、新しい何かに出会える喜びというのは大変大きなもので、プレイできて嬉しかったです。 大変に興味深い作品をありがとうございました。
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目覚めたら知らない男が枕元にいた見入ってしまうほど細かいデザインと美しい絵なのに、 物語を進めるとすぐにハラハラしてしまいました。 目が少し動くのも、色味が変わるの怖いですね。 @ネタバレ開始 律の爪はお掃除したからなんでしょうか。 お料理は美味しそうで、マイクのデザイン素敵で、ドロドロマーケットは苺ジュース売ってそうだなとか癒しポイントが有りつつ、 本編でのドロドロ・ハラハラとの差にどっぷりと見入ってしまいました。 ノイズの映像の演出も怖かったです。3や5。 6は見入ってしまって、考える間もなく物語を進めてしまいました。 羽乃のコメントの演出は最高です。こんな演出を考えられるなんて改めて物語を作るのが上手すぎると思いました。 序盤の色羽ちゃんがとても強いのにトラウマ持ちなのも、 全回収することで色羽ちゃんの行動原理が浮き彫りになり、 改めて考えると物語が繋がっている。もうすごいです。 色羽ちゃん、もう手遅れだったんですね。ラストの笑い声とっても良かったです。 エンディング順は、1、2、4、3、5、6でした。 @ネタバレ終了 SNSも何度も見に行きました。作り込みと絵とお話、クリア後にすっごい満足感が。 素敵な作品ありがとうございました。
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早く扉を開けてこわい…。 立ち絵も音楽もないのに、文章だけで怖いです。 @ネタバレ開始 この相手絶対彼女じゃない…というのはわかりましたが、首が出てきたところでビクッとしました。 もしかして相手死んでる…?差し入れが沢山あるから主人公が死んでる…?お供え物…?とどんどん斜め上に考えてしまって怖さ倍増でした。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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早く扉を開けて怖い…!(^^;) これ、絶対扉あけちゃダメなやつだと思ってプレイしました。 結末も二転三転して恐かったです…!
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ファントムゾーン エクソシストエクソシストという単語にワクワクしながらプレイ開始。 シリーズ物のようだけど大丈夫かな。 どうやら登場人物達の過去に色々あった様子。気になるけれどとりあえず進めよう。 @ネタバレ開始 アルジェントの過去とエンリカの秘めた思い。 そしてとにかくグレゴリオ神父が最強! @ネタバレ終了 独特の世界観が楽しめるオカルト事件ストーリーでした。
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なつやすみネコちゃん
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埋められたふたりの人形知らない土地の知らないルールって、なんで?って決まり事とかが多いですよね。我が土地にはそういうのはありませんが、それが体験できるゲームでした。 @ネタバレ開始 得体の知れない何かの恐怖と大事な人を守れなかった無力感が切なく残りました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
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よぉ!今から俺んち遊びに来ねぇか?前作でも高橋くんの突き抜けぶりが面白すぎましたが、今作も色々な意味で突き抜けていて面白かったです! エンドリストとエンドへのヒントがあって親切でした! @ネタバレ開始 口に金魚入れられて食べちゃうとか、どんな悪夢だよ!!と思わずエンドの画像を見て「高橋ぃいいいい!!!」と叫んでしまったのは秘密です。 今回は高橋くんが諸々の事情で幽霊ポジで、前作の窓の外に人影が!とは別の意味で面白かったです。 高橋くんが明らかに高橋くんではないと分かるこの高橋くんの唯一無二性よ…そして主人公の時々「高橋ってこういうやつだよな」によって成績が実はすごく良いとか新情報が出てきて、高橋くんがますますすごい人物としてインプットされました(笑) 見破り成功から続くトゥルーエンドへのルートでは「名前から住所を特定してくるタイプの幽霊」など相変わらずのパンチの効いているシナリオに笑いました。 高橋くんが天井から舞い降りてきた時は何事かと思いましたが、さすが高橋くん! ……と、普通にプレイしていた私は、高橋くんのさらにすごいところを目撃するまで高橋くんの何たるかをまだ理解していなかったのです!! 高橋くん視点の話もとても楽しかったです! 双子のグレイ型ってなんだよ!とかツッコミどころ満載過ぎて、私のツッコミ力が劇的にレベルアップした気がします(笑) そして、高橋くんのある意味君もストーカーではと言いたくなるGPS埋め込みやら、最後の最後の髪の毛ドリル!?(もうなんて言っていいか分からないので「伝説の高橋(髪)」とかそういう名前で呼びたい)が出てきたときは「高橋くん、君はもう歴史に名前を刻まれるアレだ!」と意味不明なことを口走る事態となっていました。 主人公サイドだけでは見られない全容に、今回もたくさん笑わせていただきました。 高橋くんの家の外観の独特さには「さすが高橋くんすぎる!」としか言えない、最後まで高橋くんでした! @ネタバレ終了 分岐なども難しくなく、すべてのエンドも無事にコンプリートできました。 一部のエンドは主人公にトラウマになってしまいそうですが(生臭いやつ) 今回も大変面白い作品をありがとうございました!
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最上邸 ANOTHER STORY 粟佐夕花編シリーズ初めてのプレイとなります。 冒頭から行方不明者が出たり、コンビニエンスストアで謎の現象が起きたりと、気になるストーリーでしたが…まだ本編ではなかった! そして本編開始1秒「うわあ…」(怖い)でした。 ムービーやエフェクトを多用した演出効果が秀逸で、ただでさえ暗くて怖い画面をさらに怖くしていました。 また、音楽と効果音も非常に怖くて、音量をゼロにすべきかと悩むくらいの怖さでした。耳が幸せならぬ耳が怖いでした…! 和風のホラー映画を見たかのような音響にビビリまくり、度々ビクーッ!!となりました。 @ネタバレ開始 日本のお人形が並んでいる絵面は、ほんとうにそれだけで迫力と怖さがありますね…。 一番怖かったのはわらべうたはどこから…と選択肢を選んだ時のテレビ画面、そこに映し出された井戸と女性のムービーでした。 「こっち来てるーー!!?? やだ、怖い怖い怖い!!」となりました。 大人しく最上邸を出ておけば良かったとムービー再生中は思いましたが、タイムリープで生き延びてよかったです(涙) @ネタバレ終了 演出が非常に強力で、すごく怖い&面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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黒い影の彼方でさえずる少年ゲーム紹介に目的が書いてありましたので「よし6冊の日記を集めてみんなを助ければいいのね!とトゥルーエンド目指して頑張るぞー!」 ……と思っていたのですが……部屋に入ったらショッキングな光景が広がっていて「あ、すみません、また来ます…」と小声で呟いて帰りたい衝動が込み上げてきました(怯) @ネタバレ開始 いざ日記探索!では、ルビーちゃんについていって秒でバッドエンドを踏みました(涙) 気を取り直して日記を回収すると、ご両親の人間関係など本人ら以外のところの関係も関わってきて「ね、根が深い…」と恐々進めていました。 その後も日記を集めていると思わず「毒親?」と言いたくなってしまうお母様の言動があったりで、たまに入るホラー的な恐怖演出と人間のドロドロがダブルで怖い状態でした。 ルビーちゃん以降はゲームオーバーは踏んでいなかったのですが、途中でお化け軍団に襲われたときに選択肢を間違えました。 白いかわいい幽霊にグシャッ!!されるゲームオーバーは絵が可愛いので逆にエグかったです(笑) 生前に誰かに抱かれることもなく死んでしまったルビーちゃんが、空さんに抱かれて眠りにつけたときは、心からホッとしました。 作者様の動物系の作品をいくつかプレイしているので、過去作を思い出して、どんな動物も幸せになってほしい…という気持ちにまたなりました。 無事に日記を集め終えて、カノンさんも遥さんも二人とも最後は手を取り合って穏やかに逝けてよかった…と思いました。 美影さんと黒月さんも幸せそうで何よりでした。 作者様の持ち味である面白い文章は今作でも健在で、「恋人(黒月)がいることも、もちろん公表するぞい☆」などエピローグや探索中もちょいちょいパンチが効いていて、面白かったです。 何もなさそうに見えて、お風呂にもしっかりスチルがあってご褒美でした☆ @ネタバレ終了 何度かゲームオーバーを挟んだりもしましたが、ゲームオーバーになる過程も面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!