ホラー・オカルト
8300 のレビュー-
「真夜中のクロッカス」数か月後に嫁ぐ私が祠で出会ったのは、紫という一人の少女―――から始まる、大自然に囲まれた中でのちょっと怖くそしてほんわりと幸せな気持ちになる物語でした。 OPムービーにアニメを見ているみたい~♪と思っていたら、一瞬とてつもなく怖い何かが映り込んでホラーが大の苦手なビビリチキンは頭がパゲるかと思うくらい心臓が縮み上がりました…。 @ネタバレ開始 魄さんも紫さんもデザインがとてもかわいいので、二人が同時にスチルに映っていると思わず笑顔になりました。 土蜘蛛様のお話が出てきた時は「あ、知ってる!」と思わず心が浮き立ち、この辺りは読むのも前のめりになりました。 なお、この後の祠で【何か】として出てきたときには私の心臓が停止したことを付記しておきます(笑) あ、こちらの御方が土蜘蛛様でしたか…(震え声) 土蜘蛛様にお願いして村で起きた真実を2人で見にいくときは、画面の前で私もすごく緊張していました。 じわじわと後ろで鳴るとても暗い背景BGMが効果的で、怖いものを見ている…とドキドキしていました。 真実はある意味で予想通りでもありつつ、商人の首スパーンは「あ…」となりましたが、そんな紫さんを魄さんはすべて丸ごと受け止めて「今度は私が紫を変える。私を選んで」と二人で見つめ合っているシーンは胸にじんわり響きました。 最後の夜明けの背景は本当に美しく、二人のこれからの未来に灯る希望のように見えました。 おまけの魄さんの家族やつっちー様のイラストとても可愛かったです! また、おまけまですべて見ると変わる爽やかなタイトルイラストに胸熱でした…二人ともめちゃくちゃかわいい…!!! 最後に。 土蜘蛛様、怖いー!!とビビリ散らかしてすみませんでした…実は紫さんをずっと護っていたとてもおやさしい方だったのに…! @ネタバレ終了 タイトル含めてところどころで動くキャラクターたちがとても魅力的でお話も面白く、クリアまであっという間でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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ビャクイ大学ユウレイチャットユウレイチャットってなんだろう…と思いながら「怖かったらどうしよう…ええーい、ままよ!」とプレイし始めた本作、双子姉妹に「かーわーいーいー」なんて浮かれ気分で「ほいほい異界ね、異界♪ 憂花さんかわいい~♪」と軽く読み進めていたら…。 @ネタバレ開始 送ってきた写真んんんんんんんんんん!!!!!!となりました(涙) いや、怖すぎますよ、怖すぎますよ!! 思わず2回早口で言ってしまうくらい怖すぎますよ!!(3回目) 霊感がないのに見えるのなら、それ実在する人物ですよね、つまりあなた誰!? Who are you!? …と、画面の前で非常に震え怯え慄きました。 本作はここが一番怖かったです。 その後は怖いというよりも面白いで進みました。 主人公はそもそもどこの誰なの?と思っていたので、要留さん放った真実が腑に落ちました。 主人公的には最後の終わりかたは納得できなかったかもしれませんが、元々死んだ理由が死んだ理由だったので、プレイヤー的にはむしろスッキリしました。 @ネタバレ終了 逢魔が時に迷い込んで抜け出してきたような、不思議な体験ができる面白い作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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海隠しタイトルの海とタイトル名から「和風伝奇と銘打たれているし、どんな伝奇ものかな?」とプレイし始め、ネッシーのお話から始まったので、「ほほーう」とどんな物語になるのか興味深く読み進めていたら―――。 @ネタバレ開始 ロボットが!! 出てきました!!(驚愕) 突如として広がる世界観にとても驚きました。 海藤さん、本当にどういうことなの、説明して!でした(笑) そのままイルミナティズというリアル的にも大変有名な某秘密組織に似たお名前の組織が出てきたり、機体が核を原動力にしていたり、終戦とともに大門湖に廃棄されたり…と 情 報 量 が 多 い …!! 主人公と一緒にここは「え!?」「えええ!?」と驚きっぱなしでした。 予測できない展開はとてもスピード感があって、面白かったです! タイトルの意味が明かされる終盤は、もう一クリックずつが激震でした。 方舟はもちろんあの話が一番有名ですが、まさに世界の終わり、すべてが海へ隠され還るというあの最後の終わりはとても印象的でした。 まだ明かされていないこともあるかな?と思いましたので、もし続編などがあれば楽しみにしています。 @ネタバレ終了 中盤からガラリと変わる雰囲気に圧倒されながら最後まで駆け抜けました。 思わず度肝を抜かれる展開、面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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心霊ホラーノベル「怪話」音響、グラフィック、ストーリー、すべてがハイクオリティのとても怖くて面白いホラーゲームでした。 特に入りとなる一話目の異形グラフィックがインパクトが強すぎて夢に出てくるのではと思うくらい脳裏に焼き付いています。 怪異ボイスと言っていいか分かりませんが、笑い声や異形の声など立体音響がもたらすゾワッと精神的に不安にさせる声が怖さを引き立てていました。 @ネタバレ開始 一話目が一番怖かったです。あまり見ないタイプのホラーでした。 とくにおばあさんとK野さんの顔が引っ張られてミチミチミチッ…!と歪んでいる瞬間のグラフィックがトラウマものでした。 物語の序盤で大家さんが出てきた瞬間に「変な顔の人だなー、具体的に言うと嫌な笑い方してる人だなー」ととても失礼なことを思っていたのですが、間違いではなかったですね(汗) なお、あの暴力夫を倒すこともできず、あの暴力夫が笑われながらミチミチ裂かれる姿も見られず悔しかったです…! どうせならあの暴力夫もろとも道連れエンドがほしかった…! 顔なしこけしはストレートなホラーで、こちらも怖かったです。 いわゆる主人公生存エンドでは、スチルのふんわりした感じが直前の守娘さんの御体やらわらわらと出てきた方々のグラフィックやらの諸々の怖さを忘れさせてくれるほど印象的でした。 ゅべぬろは、これは「あ…」とお察ししたところで大体末路までお察しでした。 元に戻すとか心を入れ替えるとか、なるほどそういう…と妙に納得しました。 ゅべぬろの異形さに持っていかれそうになっていましたが、よくよく考えたらしっかりと「そうなっている」ことが分かる面白いストーリーでした。 最後の新婚旅行はT彦さんのメンタルの強さにただただ脱帽でした。 あのどう考えても「よく君ら祠に収まってたね」と言いたくなるラスボス系の存在を前に恐れらしい恐れもなかったのもすごいのですが、最後まで貫き通す精神力、最後はちょっとほっこりした気持ちになりました。 全話終わった後の????で「そう言えば名前入力したのでしたわ」と、すっかり記憶から忘れ去られていました。 続編があるのでしょうか、とても楽しみです! @ネタバレ終了 上質の恐怖をじっくりと味わい人にオススメしたい、音響をたっぷり味わってほしいハイクオリティーホラーです。 素敵な作品をありがとうございました!
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とらうまごっこ作者さんのHP情報を参考に両ED拝見しました。 相変わらず抜群のセンスで、不安を煽る色彩デザインと秀逸な煽りコメント?で心をざわざわさせられました。主人公も登場キャラと同じ、いやそれ以上に不気味に見えていることでしょう。 なお、おまけで見られる次回作予告を見て震えました。メチャクチャクオリティ高そう&面白そうで今から非常に楽しみです。
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樹海の怪モノクロを基調とした、時折色づくグラフィックに"生と死"を感じました。 @ネタバレ開始 死というものは、うすぼんやりとした将来への不安から、意識的にであれ無意識的であれ、じわじわと身を蝕んでいくものなのでしょう。多感な時期であるほど、死こそが救済だと感じてしまうものではないでしょうか。 少年の「ひとりじゃないよ?」「ともだちが、たくさん、いるから」のスチルが純粋なる狂気を感じられてすごく好みです。「…またね」の台詞も様々な解釈が浮かび上がってきます。底のない虚しさを感じなくなった樹くんですが、今後"また"はあるのかな、なんて考えてしまいました。 @ネタバレ終了
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Brain-sharing Bot ブレイン・シェアリング・ボットほぼ全てAIが作った作品! 気になってプレイいたしました。 StableDiffusionが公開された時、自分も「全編これで絵を描かせた作品が作れるのでは」とは考えましたが、シナリオや音楽まで全部、というのは驚きました。技術の進歩はすごいですね。 読めそうで読めない看板の文字や、指や口がぐちゃぐちゃになりがちなAIのイラストですが、そうした違和感がホラーには上手くマッチしていました。 @ネタバレ開始 そして、本編以上に解説の内容が非常に興味深かったです。 作る側として欲しいものをAIはなかなか出力してくれず、そうかと思えば想像以上のものが出てきて人間側がAIに寄せていったり、主導権はどちらにあるのか、みたいな話は作品内容と合わさって面白く感じました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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車座怪談面白かったですー、男四人ダラダラと駄弁りながらの怪談回し、良い雰囲気でした 幽霊の話、人が怖い話、意味が分かると怖い話、バリエーションが多彩な点がとてもよかったです、個人的には永井の話が一番グッと来た?かも @ネタバレ開始 小林の話を聞くために必要なギミックも面白かったです、かまいたちを彷彿させますね @ネタバレ終了 いや~だらけながら怪談話、したくなりましたね、面白かったです
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神々廻タイトルの満月に彼岸花を背景にした美少年に惹かれてプレイさせてもらいました。 ゾクッとくるホラー感を美麗な立ち絵とお声がより掻き立ててくれ、とても凜とした静かな選曲も和風情緒をより楽しませてくれて鳥肌が立ちました。 @ネタバレ開始 神々廻の正体を語られた時に思わず身震いしてしまうほどでしたが、結びがハッピーエンドだけど、ちょっと?がついてしまうニュアンスの終わり方も最後にうっすら恐怖を植え付けて終わるのはとても秀逸だなって感じました。 順仁への嫌悪を示していた神々廻の言葉を思えばひょっとして成長したあとに……みたいな妄想をしてしまったのは、内緒にしてください(笑 ) それはさておき、イケメン美女の結ばれる流れで毎回ニッコリしてしまうのって私だけなんでしょうか……? @ネタバレ終了 全体を通してとてもテンポ良く、さっくりと後味の良く雰囲気を楽しめました。
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ポンコツファンタジー開始早々からの独特で不思議な世界観に引き込まれました! 道中の物語も良かったです。 マイケルボ!絶妙に癖になるネーミング!頭から離れません! コマンド式のRPGも熱い!アニメーションがかっこいいです。 @ネタバレ開始 クイーンとのバトル、長期戦を覚悟し1時間弱殴り合った結果、ようやく勝利しました!!! 色んなコマンドを試して勝ち方を探っていくのが楽しかったです。 @ネタバレ終了 ダークなファンタジー、おもしろかったです。 ありがとうございました~
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そこは佐藤さんのお宅ですよ。実況させていただきました! 少しずつ真相が分かっていく展開がハラハラして面白かったです。 素晴らしいゲームをありがとうございました!
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目覚めたら知らない男が枕元にいた怖いけど、スルスル読めました。 本当に怖いですけど、何故そんなことをしたのかを後で分かり、悶えるばかりです。
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点鬼簿行路暗めの雰囲気と美しい絵に惹かれてプレイしました。 ボイスの演技力と引き込まれるストーリー、美しいイラストで最後は号泣しました。 素敵な作品に出会えて嬉しいです。これからも楽しみにしております。
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ミツメテイルこちら、楽しくプレイさせていただきました! ミツメテイルの意味がわかって、とても温かな作品だと感じました。 終始、ホラーな雰囲気に疑心暗鬼になりましたが、それも含めて楽しかったです!
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GRIFOSアクションゲーム風味で面白かったです。めっちゃ怖い><
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No Mmus先の読めない展開の連続で面白かったです!
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エッグノックサムネイルを某動画サイトで見かけ、「これは先にプレイしないと後悔するタイプだ……!」と直感し、やってきました。今は直感を信じて正解と自分をほめています。 地味にタイトルが出るときの音嵌めが好きです。 @ネタバレ開始 初手では地図の見方に気付けず、お目目が合ってしまいました。地球儀にも意味があることに気が付いて「ちゃんと小物も意味持たせてくれてる」と謎の感動。 アニマルとてんしを経てひと段落し、コメントを覗いて「エンドカード登場卵を唯一選んでなかった」ことに気付いてもう一周しなおしました……店員さんのこれからが平和であることを祈ります。 ……プレイヤーが買わなかった卵、どうなるんでしょう?(勝手な不穏予想) 追記:ビフォアエッグノックもプレイしました。一部の謎は解けてすっきりし、またぞわぞわしたものごと全て抱え込んで、今日もモンスターデパートはがやがやとしているのだろうなと思いました。 @ネタバレ終了 さっくりとしたゲームかつ、程よく残る後味。楽しませていただきました、ありがとうございます!
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くれちブルーミング個性的なキャラクターがたくさん登場する学園妖怪バトルものです。 ストーリーは緊迫感のある展開の連続で、何よりバトルシーンが熱いです。 特に、バトル中のカットインイラストによる演出がカッコいいですね。 さらにケモ耳の可愛いキャラクターがいたり、 妖怪と人間の複雑で繊細な心の繋がりが描かれていたりなど、 バトル以外にも見どころが満載のスケールの大きな作品です。 「妖怪」キャラや「バトル」の要素が好きな方におススメしたい作品です。
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とらうまごっこ「とらうまごっこ」って、そういうことか!納得。 いろんな人に刺さってる意味がよくわかったと同時に、該当するトラウマを負わずに生きれている自分の幸せさを体感しました。
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家これは怪異なのか?それとも幻?いや、それとも……様々な考察をしながら読むのが楽しい作品でした。 2つのメッセージウィンドウで繰り広げられる物語。 まずはその上下の意味を探る所から、楽しみが始まりました。 登場人物、それぞれの目線なのかと思いきや、違う人間まで入ってきます。 だとすれば空間の境界線なのか? でもウィンドウの中で場所は別れています。 じゃあ何か他の意味が……?などなど、もうこの時点で考察が楽しいです。 次に考えたのは「家」の正体。 そのままで受け取れば、怪異のようでありますが よくよく考えると、何かの例えのようでもあります。 居るはずなのに居ない家族 1つだけ残されたオムライスなど 考えれば考えるほど色んな意味が含まれているようで、きっと答えはプレイヤーごとに違ってくるんだろうなと思いました。(自分は、ホラー好きなので怪異説かな!) 面白い作品をありがとうございました。