ホラー・オカルト
8300 のレビュー-
心霊ホラーノベル「怪話」めちゃくちゃ怖かったです!!それでいて面白い! 大きく4つのお話が用意されていますが、その全てが面白く、ガラッと雰囲気が違うお話を楽しめますので飽きがきません。 1つずつ楽しむのも良し、一気に楽しむも良し。是非ヘッドホンを着けて深夜にソロプレイしてください。 他の方も仰っていますが、やはり『音』の演出が素晴らしいです。 「ポーン♪」という決定音ですら響くので、お話が始まる前から驚きまくってました。 それがホラー演出でバンバンでてくるので、その怖さといったらもう……!です。 そして、グラフィックでの演出も非常に高クオリティで有料作品を遊んでいるようでした。 クオリティが高いということは、怖いということで……小中学生は夢に出てくるぐらいの表現がありますので(R15作品です)苦手な方はこちらだけ注意ですね。 @ネタバレ開始 『怪道』のイベントCGから「こえええええ!!!!」って震えていましたが、一番怖かったのは『顔なしこけし』ですね。 暗黒からのCGバーン!の衝撃がハンパなかったです。もはや怖すぎて直視できませんでした。 あんなのに追いかけられたらチビります。脱出なんて絶対無理だ……。 好きなお話も、やはり『顔なしこけし』です。 見えない恐怖、そして見えないからこその安心。相反する2つの感情が交差し、最後に衝撃の絶望と救いに変えてくるシナリオは素晴らしかったと思います。 そして次作も楽しみにしております!! @ネタバレ終了 大変面白かったです。ありがとうございました。
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「真夜中のクロッカス」少女漫画のようなグラフィックと雰囲気で、幻想的な世界に浸れる物語でした。 百合ゲーとありますが、百合要素はやさしめなので苦手な方でも楽しめると思います!ぜひ! まず、タイトル画面もそうですが随所でアニメーションが入っていて演出に凝ってるなー!と思いました。 イベントCGはほぼ目パチアリで、ぱちくりする紫ちゃんが可愛い! 最初は分からないことだらけだったお話が、徐々に謎が解けていき、最後は全てが繋がって着地したのが気持ちよかったです。 エンディングは2つありますが、どちらも意味のあるエンディングなので必見。 @ネタバレ開始 おまけを選択して、不意打ちで土蜘蛛様が出てきたときはビビリ散らかしました(笑) 土蜘蛛様、顔が恐すぎっす……!ホラー要素総取りです! 『あとがき』の背景、面白かったです(笑) 魄ファミリーズあんな感じやったんか! @ネタバレ終了 エンド後、クロッカスの花言葉をググりました。 とても素敵な意味で、作品にぴったりだと思います! 素敵なゲームをありがとうございました。
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フォーチュン・チャーリー!面白かったです。サムネイルにポップにある、 「ここはサーカスですわ~!」 「-次に目を覚ました時はどうかその罪と向き合えますように」 というシーンの印象がプレイする前と後でまったく変わってしまう。怖。 @ネタバレ開始 まったく救いの無い1~6章は見ててももうつらくてつらくて・・・なのに見てしまう。一体何が起きているか、人は理解したくなるものなのですね。 そんな中、最後の7章の始まりは、ついに真実がわかるんだ・・・と鳥肌もののワクワク感がありました。 地獄の中に最後に救いが・・・って思ったけど、最後のチャーリーの言葉と、7人の元天使たちの話を聞くとやっぱりチャーリー救われてないのかも、となんとも複雑な気持ちでした。 嘘をついているつもりもないのに嘘をついて罰を受ける。人間ってそういうものなのですね。 地獄の中にひとつ救いがあるとすれば、最後のおまけで1発でfriendな人が登場した驚異の引き。最後に救われました。 そのあとなぜかsalvationがなかなか引けず相当なトライをすることになりますが、おまけのボリューム、そしてどのお話もすごく深く面白く楽しめました。 @ネタバレ終了 人間の本質をえぐるような深い作品、ありがとうございました。これでアングラ人鳥歌劇展さんからすると優しめの今年のフェス3作品、というのが驚きですが「宇宙のカタコンベより。」も素晴らしかったですし、過去の作品もぜひプレイさせて頂きます。
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非公開中数分で味わえるヒトコワ。切れ味抜群です! おまわりさんの語りやイラストがかわいくてほのぼのしてしまいますが、これは罠に違いないと構えて読み進めました(笑) @ネタバレ開始 実は女子高生が犯人?いや、女子大生って言ってるのにそれはさすがに無いか。まだ新しい人が出てくるのかな?と思っていたら……まさかおまわりさんが襲われるとは!そんな予想外からの予想外にしてやられました!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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おい、佐藤黄昏時、不気味に照らされる世界でのジットリとした恐怖体験でした。 おい、佐藤。9股は激しすぎるぜ……。 鈴木くんに同情しつつも、もし現実世界で青白い顔の元カレが追いかけてきたら、普通にダッシュで逃げちゃうと思います。(笑) トゥルールートは怖かったです。ごめんね、鈴木くん。 浮気はするもんじゃないなと思いました。(切実 面白いゲームをありがとうございました。
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選択肢選ばなかった方の選択肢の方がよかったのでは、もっとよく検討していたら…と何かとくよくよしがちなので親しみを感じるテーマでした。 @ネタバレ開始 選択後に情報が増えたり予想外の出来事が起こったり、目の前の二択が必ずしも最善とは限らないのがリアルです。ゲームでは選ばなかった選択肢の結果も確認できてしまうから、選ぶ意味や悩んだ意味などいろいろと考えてしまいます。 @ネタバレ終了 やっぱり後悔はしてしまうと思いますが、それでもどこかで気持ちを切り替えて次へ繋げて行けるようになりたいですね。
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マリオネット・パラシュートクドーさんがもう見た目から好みだったんですが、プレイしてから更に大好きになりました! 閉鎖的な場所にふたりっきりということで、何か(意味深)あるんじゃないかと思いましたが、クドーさんがものすごく紳士的で、少しずつ二人の心の距離が近くなるのがとっても良かったです。 そして何か(意味深)の方の選択肢もあって本当にありがとうございます。 @ネタバレ開始 最後の方で危険を顧みずに見に行こうとしている理由や、ED1の救世主という意味がED4まで見ると、とても深いものとなりました。 @ネタバレ終了 ホラー要素もあって終始、ドキッとしたり、しんみりしたりして、とっても楽しかったです! あとクドーさんの「お洋服」って言い方がめちゃ好きです。 素敵なゲームをありがとうございました!
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落とし屋・麒麟とても素敵なゲームでした! @ネタバレ開始 最初の選択肢から、どれを選ぼうか悩みました 呪いを何個かかけられてしまいました…でも色んなものを見れて 最初から世界観に引き込まれました 物語が進むとイケおじが出てきて 沢山の差分と素敵な表情にぐっときました…! ゾクっとする演出もあり素敵でした 亥角さんの好きな食べ物のギャップがすごく良かったです @ネタバレ終了 魅力的なキャラクター、素晴らしい世界観のゲームでした! 素敵なゲームを作って下さりありがとうございました!
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呪いのビルとっても面白かったです! タイトル画面のホラー感もすごく良くてワクワクしながらプレイしました。 @ネタバレ開始 怖い場面もいっぱいあったのですが、一番よかったのが「※トマトです」の場面でした!(笑) 怖くてシリアスな場面なのに、真面目にこの文字が出た時は笑いが止まりませんでした(笑) それからまたビルに戻ってくる熱い展開になった時も、「あれ、これもう一回同じ事するのなら、あの場面も…!?」と期待値が爆上がり! 今度はおじさんが大真面目に大金払ってトマトを爆買いしてくれてもう最高でした! ホラー展開も、ちゃんとこういう理由でこうなったという説明もあったのでスッキリ出来てよかったですv @ネタバレ終了 BadEDになっても途中からやり直しできる親切設計でとてもやりやすかったです!
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異界明るく活発的だったクラスメイトが失踪した…それに関する話題で持ちきりのクラスで、不思議な御札を拾った主人公。 ここまではプレイヤーも普通にプレイしていたのですが、その後…先生がいきなり七不思議をするわね~と言い始めて「心の準備がー!」と慌てふためく間にも話が始まってしまいました…ドキドキです。 @ネタバレ開始 先生が今回で3回目とかいうので、とても怖くなりました…。 15年前の子は見つかっていないって…!(震え声) あと、先生の怪談語り→通常会話→怪談と繰り返し恐怖が来るので、恐怖増量で怖かったです! 最後に教えていただいた悪魔の見分け方を心に刻んだ次第です。 異界に行ってしまった後は、流れるようにきれいにバッドエンドへ行きました(数字を素直に信じました) その後で「ぐぎぎぎ…純粋に信じたものを落とすなんて…さすが異界…!」と血の涙を流しながら再度の探索開始、無事に塩見さんとも合流し、三人で行くよーとなりました。 普段、ホラーゲームなどで突如かかってきた電話に出ると大体怖いことになるため出ないのですが、本作では勇気をもって出ました。 紆余曲折を経て、無事に生還してめでたしめでたしなのかな…でも『置いていかないで』って…と、なにか捜索などを間違えたかなと思っていたら、まさかの展開で俄然やる気が出ました。 無事にトゥルーエンドまで走り、最後の四人のスチルは本当に嬉しかったです。 特に腰に抱きついている奈々子先生が心から嬉しそうで、あの怖い悪魔の画像が幾度となくドアップになるのに耐えてよかったと思いました。 重要そうな画像が出てきたところでは必ずセーブしていたので、配置などでは特に迷うことなくサクサクと進めることができました。 開けたらバッドエンドかな?と、選択肢そのものにドキドキすることが多かったです。 @ネタバレ終了 スチルの迫力が大変すばらしく、とても怖いものに襲われている!という臨場感がありました。 キャラクターもかわいらしく魅力的で、しっかりしているのにちょっと抜けているところがあった奈々子先生が特に好きです。 素敵な作品をありがとうございました!
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巣喰うケモノ新人さんは誰がどんな性格で癖のある人か、はたまたとんでもない裏を持っている人なのか分からないものですが…本作も人によっては「なんとなくお察していましたー!」という方から「うん…こんな方だったとは…」という方まで、人間の複雑さが巧みに絡み合っていました。 @ネタバレ開始 一番印象に残ったのは、りなさんルートでした。 (初回は水月さんルートに進み遺体になってしまったので「すまない、新人くん…!」でした) りなさんが「私が救ってあげる立場にいられるように、いつもいつでもいつまでも可哀想でありなさい」という主旨の発言をしたときは「ああ、この人は息もできないほど苦しんでいるんだ」と感じました。 誰かを救うとか、誰かにやさしくしてあげているとか、そういう「他者の役に立っている私」がないと自分がどこのだれでどこに立っているのかも分からないんだな…と。 それくらい苦しいんだなと。 ですので、彼女の涙を見たときは、これが彼女の本心なんだろうなと思いました。 彼女は業務中も「ああ、これでいい。誰かを救っている私はきちんと存在が許されている」と度々感じたりしていたのでしょうか…王国を築き上げた彼女は自ら王国を去り、その後は分かりませんが、一瞬の光を忘れずに自分の人生を歩いていってくれていたらと思いました。 救い続けることに意義を見出そうとしていたりなさんが、ありのままの弱い自分を許し救われますようにと思いました。 @ネタバレ終了 他者の前で取り繕っている仮面も、ふとした瞬間に見せる人間らしい脆さも、すべてが一つに混ざり合って織りなす物語、とても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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失われたクロニクル気がついたら病院にいて記憶障害、しかも真っ暗な病院というだけでも十分怖いのに水道を捻ったらブシャー!!という冒頭の部分で既に逃げ出したくなりました。 血まみれの病室を見た時点で縮み上がっていましたが、いざ深夜の病院を徘徊です! @ネタバレ開始 診察室で「ぎゃああーー誰ですかあなたはすみませんなんか私の知っている一般的な女性の範囲内の姿ではなくて思わず変な悲鳴が出てしまいましたごめんなさい今すぐここから去りますのでこっち来ないでください本当にすみません(ここまでノーブレス)」という声が口からシュババババと出てきました。 「今すぐその腫瘍を切除してもらったほうがいいですよー!!」と言いたくなる怖い女性を見て、心がへし折れかけました。 探索を続けていたら電話がかかってきましたが、怖いのでもちろん取りませんでした(怖くて半泣き) 一周くるりと回っていよいよ舞さんとご対面したときに、真相を教えてくださった異形の女性の口からサラッと出てきましたが、あの心霊現象、イタズラだったんですか…! 数々のイタズラ、とても怖かったです。 生まれながらの真なる天才である舞さんが、自分の臓器を魔術で提供しているくだりは「舞さん、もっと自分を大切に…!」と思いました。 無事にトゥルーエンドを迎えましたが、異形の女性はまた今後どこかで会うこともあるかも…と残していったので、もしかしてまたどこかで会う日が来るのかも…!?と少しドキドキしながら読了となりました。 @ネタバレ終了 自分だったらどちらを選ぶか…思わず悩んでしまう選択肢が多く、読み応えがありました! 素敵な作品をありがとうございました!
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呪いのビル本作は冒頭に物語が動いた直後から「なにかヤバイ感じのものがいるー! そして追ってきてるっぽい!」とホラー苦手なビビリチキンはすぐにビビリを発揮し「来ないでください! 選択肢きたー! あー、バッドエンド! 主人公、ごめんー!」とバッドエンドを綺麗に踏み始めました。 やり直し→またバッドエンドを踏みぬきをしつつも、読み進めるにつれて壮大な物語が待っていて怖いだけではない読みごたえがある面白い作品でした! @ネタバレ開始 行く手を阻む影犬さんたちをどうするかのシーンの「※トマトです」は笑いました。 ビル内で意図せず何回か死亡エンドを通過し、どうせならエンドリストを埋めよう・バッドエンドのために選択肢を総当たりしていこうと決めたので、すわまたバッドエンドかと思ったらトマトで笑いました。 その後、ノーマルエンドを挟んで自分で石を掴んだ際の水龍さんの「何度も時を巻き戻した」のセリフには「あ、お世話になってます」とペコリと頭を下げたい気持ちでした。バッドエンドを見るため選択肢を総当たりでしたので、水龍さんも「こいつ、死にすぎでは?」と思っておられたのではと…。 また、そのバッドエンドからの復帰さえも物語の一部だったと知ったときは「(物語の運びが)すごく上手いなぁ…!」と思いました。 みんなで学校へ行くぞー!のときも安定の「トマトです」に笑い、そのまま疾走する皆さんと同じく疾走する熱い物語をノンストップで読了となりました。 おまけでは葵さんにちょっと振り回されている主人公が面白く、初めは怖かった物語も最後はちょっとクスッと笑って楽しい気持ちで終えられました。 クールビューティーな葵さんの話し方がキリッとしていて好きです。 物語にはたくさんは登場していなかったものの「トマト1つ98円だった」と命の危機にお値段の話をしたりする伯父さんたちの会話もちょっとわちゃわちゃ感があって好きでした。 本作の制作は夢を元にして~とのことでしたが、重要人物である葵さんもとある悪夢に出てきた方だと拝見し、葵さんが出てきたという悪夢も気になりました。 ファンタジー作品のリメイクもあって大変だと思いますが、続編が出るのなら楽しみです! @ネタバレ終了 バッドエンドになってしまっても直前の選択肢へすぐに戻れるシステムがとても親切で、終始ストレスフリーでプレイできました。 選択肢そのものの難易度もちょうどよくて、細部まで練られた深い物語そのものを純粋に楽しむことができました。 素敵な作品をありがとうございました!
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とらうまごっこどんよりとした怖さが凄いと思いました。 イラストもBGMもボイスもどんよりな怖さを盛り上げていて凄く緊張感があって楽しかったです。 実際にありそうなシチュエーションが多いのでそういう意味でも題名通りだなーと思いました。 不安の煽り方が抜群にうまいのでそういうのを求めてる人はぜひおすすめしたいです。
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DIE OR SWING物の名前と意味を教えてもらうだけ……ですが、色々考える余地のある物語でした。 最初は簡単だったのですが、2問目、3問目と進むごとに縦横無尽に動きまわる物体を捉えるのに必至でした。 単語カードVSマウス 全ての選択肢(?)を見ましたが、中には「えっ」と思う物あり それがその説明になった経緯を色々と考えました。 @ネタバレ開始 特に気になったのが、辞書を「武器」と言い切ったこと。 そして、それまで選んだ物体と、何が関係あるのか。 彼女の左半身の、不自然に切れた髪。 色々勘ぐってしまいます……!! ともあれ、最後は気持ちよくフルスイング決められたようでよかったです! @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。
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天使のロマンホリデーイラストが美麗で立ち絵も豊富で世界観もユニークで面白いゲームでした。 @ネタバレ開始 二組目の二人はなんとなく幸せにしなきゃならない…ってなったので、幸せになあれ⭐︎と願い選択しましたが、思いが叶ってにっこりでした。 @ネタバレ終了
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足音と雨音サクっと読めるホラーでした。 短編ながら、怖さは十分あり、とてもドキドキしました。 後でジワジワ来る怖さで、夜道が怖くなりました。 とても素敵な作品をありがとうございました♪
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蒸気の街の怪奇譚 過ぎた話『月光照らした美女と野獣』プロローグのモノローグの時点でハッピーエンドではなさそうな気配はしていましたが、実際に読了した余韻としても「うあああ、切なすぎるー!!」でした。 @ネタバレ開始 「ブランカさんと娘を設けて三人で幸せに暮らしているよ」で終わってほしかった…! 本気でそう思うほど、月が綺麗な夜から先はメンタル的にも打ち砕かれる連続でした。 さっきまでミニゲームして兎を狩っていたのに…! ロボさんの心を射止めた最初で最後の人間ブランカさんの愛がいかにロボさんにとってすべてであったか、ブランカさんの存在がいかにすべてであったかがひしひしと伝わってくる終わりでした。 愛がたとえ呪いであったとしても、それがブランカさんの愛であるのなら構わない、むしろそうであってほしいとさえ希い願うロボさんの晩年に、人といかほどの違いがあろうかとさえ思いました。 「最高の味」だったかもしれなくても、ブランカさんを失うくらいならきっと死ぬまでそんなものは要らなかっただろうな…と思うと本当にやり切れません。 最後、親子は再会を果たしそうな雰囲気で、果たして結末がどうなるのか…それはプレイヤーのご想像にという感じでしたが、ハッピーエンド至上主義のプレイヤーとしては何とかして脳内で親子二人を幸せにしてあげたくもあり…という思いです。 ブランカさんなら、きっと二人が殺し合うなんて望まないだろうな…と思いました。 @ネタバレ終了 物語中、ちょっとだけ入るドット絵がとてもかわいく、さらっと入ってきたミニゲームも面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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森の中の檻「俺、誰?」と記憶喪失になってしまっている主人公の和夜くんと彼を取り巻く魅力的な登場人物たち、いったいどんなストーリーになっていくのか目が離せませんでした! 開始してすぐ、めにゅーボタンがかわいくてとにかく気になりました。 @ネタバレ開始 和気藹々とした雰囲気から一転、第一話『美奈子』が始まったあたりから「怖い…めちゃくちゃ怖いのですが…!」とホラーはとにかく苦手なチキンプレイヤーはビビリまくりでした。 「つか…あと4回もあんな話聞くの?」←和夜くんのこの発言は、激しく同意!でした。 ずっと同じような流れで行くのかなと思っていましたが、違いました。 クローズド・サークル化したあたりから、先が気になって気になって、読む手が止まらなくなりました。 ここは物語が一気にドッと動いて、すごく面白かったです。 「なんでみんなバラバラに動くの…そういうときにはみんなで一緒に動くか、みんなで一緒にいる方がマシだよ…」と思い、次から次にバラバラに動くキャラクターたちには「フラグ立つから!」とハラハラしきりでした。 そこかーらーの、どんでん返しに「やられたー!!」となりました。 いや、本当にあの流れからさらに流れが変わって、本当によかったのですが………思いっきり騙されました!! ラストの展開にはとてもビックリしました。 特に和夜くんのエンドは他のキャラクターのエンドと比べるととにかく毛色が違っていて、鳥肌が立ちました。 だから記憶喪失だったのかと納得もしましたが、最後のあの言葉は…ズドーンときました。 ちなみに、一番初めに見たときから俊さんのシャツのお団子柄がずっと気になっていました(笑) @ネタバレ終了 読み始めたときと終わりでは全く印象が異なるとても面白い作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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Bon appetit拉致された恋人のために主人公が出される料理を完食する…という見たこともない不思議なストーリーに、初めからワクワクが止まりませんでした! 料理に関しては、食べて大丈夫かしら…と思わず手が止まってしまいました。 @ネタバレ開始 …話の流れ的に、一品目からして人肉を出されているのかと思いました。 しかも、状況的に実はもう自分の恋人は殺されていて、その肉を食べさせられているのかというところまで想像しました(汗) 虐めたほうは「そんなことあったっけ?」と覚えていなくても虐められたほうは一生死ぬまで忘れないんですよね…主人公が虐める側だったこともあり、さまざまなバリエーションで死んでいくのは自業自得の面もあるよな…と納得しながら死に様を見届けたりもしました。 すべてが謎だらけで右も左も分からない状況の中から、断片を通して少しずつ物語の真相が見えてくる趣向、大変素晴らしかったです! イジメ、ダメ、ゼッタイ。という言葉で締めたいと思います。 @ネタバレ終了 異質な状況に目が行きがちですが、物語の根幹にあるテーマに思いを巡らせると色々と考えたくなる作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!