SF・ファンタジー
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Struggles/Unities ~cutty sark~感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 初手のOPから映画の導入のように引き込まれ、断片的に与えられる本編に出ている情報達。 概要の時点で主人公であるアイリーンが自分が死ぬという宣告を受けている以上、波乱万丈な展開が起きる事は想像できますが良い感じに期待を煽って来る演出として好きです。 @ネタバレ開始 広大な敷地に館。 身なりも含め高貴な身の上である事がわかるので、てっきりアイリーンが世の中という物を知らないというのも最初はよくある箱入り娘という物かな?程度に捉えていました。 それにしても、館の規模を考えると普段家にいるのがアイリーンだけとしてもメイドが一人だけで回るのか? 母親が居ない事、父親の名前からまず血の繋がりもない事。 それらの事に対して、何の疑問を持つ事のないアイリーン…さすがにただの世間知らずで済ませるには違和感もあるような。 不思議な夢を見るようになった事から、自分がいつの間にか毒草を口にしていたのかと疑問に思うもその可能性も否定される。 そして、出かける父親を見送る際の会話に出てきた重要ワードであろう『魔法』 後の展開を思えば、ここで魔法のように自由自在な~と話題に出した事でアルパチオは自ら崩壊へのトリガーを引いたんだなぁという部分ですね。 アイリーンの反応としては子供のように、もしも魔法が使えたら面白そうという反応でしたが…。 ここまで疑問を持たせず騙し通せたとはいえ、そろそろ限界が近かったのか。 それとも、ユメを認識した事で変化をもたらす前兆が来ていたのか。 最近同じ事ばかりしてて何か新しい事が欲しいと思った時点で、アイリーンが変化を望んでいたのは違いないでしょう。 うたたねをした事で、普段なら夜にしか接触をする事のなかったユメと初めて会話をする流れ。 アイリーンの見る夢の世界に対し「作りは歪だけど」と表現されたのは彼女の現状がかなり特殊な事にあるのでしょうね。 何者かと問われ、敢えて言うなら死神と返答をするユメ。 自称死神に「貴女は死ぬのよ」と言われ、ほぼ即断で右ストレートをいれるアイリーンは箱入り娘にしてはなかなかお転婆だな!?と驚きましたね。 そしてもはやそれは武士の発言だよ?となっているアイリーン。 (推定)知識の提供元であるラトゥが一体どんな事を教えていたのかが気になる部分でもあります。 要約すれば、今目の前にいる自称死神に殺される事はない。 だけど、アイリーンが死ぬ運命にある事そのものは嘘ではない。 そして再び重要ワードとして出てくる『魔法』 魔法を信じなさいという忠告。 本来ならいるはずであるラトゥの気配が感じられないという時点で、すでに固定されていたはずの世界に何かは起きていた。 そう言わんばかりに、ふと思いついた『こんな魔法があったら?』という出来事が目の前で起き。 隣の部屋に逃げ込んでも、そこには勝手にゲームを行うチェス盤が。 不可思議な現象に侵食されていく日常、それを見てしまった事で窓の外にあるのも自然に存在する空ではない事にも気づいてしまう。 ラトゥを探しながら自室の方角へ逃げていき、ようやく目的の人物を発見したと思うもそれはメイド服を被った人形だった。 ポルターガイストも真っ青な怪現象だけでなく、見知った数少ない人物まで人間ではない?そんな様を目撃すればもはや発狂寸前に陥るのは当然でしょう。 部屋の中に飛び込み震える中、異変に気付いたのか何故か出かけたはずの父親が扉を開け立っている。 そこで意味深に聞こえる魔力回路の暴走というアイリーンもプレイヤーも理解ができない言葉。 その意味を問い質すよりも前に、大火災の発生している室内の天井は焼け落ちたのか下敷きとなってしまった父親。 再び姿を現す自称死神にこれは貴女の仕業かと問うも全てはアイリーンがやっている事と返されてしまい…。 とにかく、この狂った現状から生き延びる為に魔法を信じると誓いようやく終わった長い夢。 繰り返される、時間の概念もなければ疑問すら生じさせなかった世界は全て結界の中で見ていた仮想空間と言える場所での出来事だった。 それもアイリーンがまだ物心つく前から、意図的に知識的な成長を遅らせていった結果成立させていた極めて歪な世界。 死神でなく、夢魔であるユメとしては今回のケースは珍しい事例であり好奇心からアイリーンを観察していただけにすぎない。 とはいえ、それがこの世界を崩壊させるきっかけの一つでもある以上関わった責任がないとは言い切れないですよね…。 結果的に、アイリーンの事を悪用しようとした相手は概念の空間にも関わらず物理的な死を迎える事となり彼女は自由の身になった。 そういえば大火災になっているのに、全く熱さがないという点で本当に意図せず暴走した結果大炎上しただけなんだなぁと(全然‟だけ”という言葉で済ませてはいけないと思いながらも) ここまでの展開が早く、何故アイリーンが不思議な生活に疑問を持っていなかったのか。 しかしいつかその世界にも終わりがくるとなってからの怒涛の展開はなかなかの物です。 プレイヤーとしてはユメの独白からここまでの展開を理解できても、当事者でありまだ精神的にも幼いアイリーンには理解しろというのが無理な状況でしょう。 自分が魔法を本当に使える、魔女の血を引いている事も知らない。 今まで父親と思っていた相手は自分を利用するつもりだった悪人で、育ててくれたメイドも人形でしかなかった。 自分の育ってきた環境全てが作り物の世界でしかなかったなんて。 体そのものは成人女性に近い程に成長していても、中身はまだまだ幼い子供そのもの。 あまりにも無垢とも言えるし、見た目とはアンバランスさがあってもそれが今の彼女の状態である事。 本来、ユメにアイリーンの面倒を見るまでの責任はないとしてもそんな様子を見ていてはさすがに放っておけない気持ちも出てしまったのか。 当然のように今まで生きてきた中で子育ての経験なんてないユメも、しばらくは…事が落ち着くまではアイリーンの面倒を見る事を誓う。 その為に必要な契約は、実質は彼女と長い付き合いになる事を意味している辺り本気なのが窺えます。 アイリーンを助けて生活をする為にユメは彼女と契約をしなければならない。 それは、不死であるユメと生きていく事を意味している。 魔女の血を引いているとはいえ人間であるという今の輪廻から外れ不老不死の存在に成るという事。 きっとその意味を全て理解できていない事は予想できても、それを受け入れるアイリーン。 こうして結ばれた奇妙な生活の始まり。 朝の訪れを告げるような明るいBGMと共に、まずは食料の場所についての記憶をユメから与えらえる。 不安もかなり大きいと思える中、ここでアイリーンが現状についての言葉を思い出し前向きに考えているのが印象的ですね。 それは何でも出来るという事。 自由というのは何にも縛られない代わりに、何でもできる事を意味している。 だから新しい環境の中を、知らない外の世界を探索しに出かけて行く。 見た事のなかった光景、綺麗に整った花壇に感動をして無邪気に駆け回る様はまさに自分で歩み始めた子供のようで。 自分の年齢はいくつだと思っているか尋ねられれば表情を曇らせながら10歳だと返すアイリーン。 肉体の年齢はユメの言う通り、恐らく18歳位に思えますが…精神的には下手をすると10歳よりも幼いような気もしますね。 だけど、不安そうなアイリーンに対しそのうち自分が大人の女性にしてあげると告げるユメ。 この時はそうなるのは一体何年先になる事か…と思っていました。 街へ行き、近場のパブに入って食事の時間へ。 外の世界…それも自分以外の人間が暮らしている場所そのものがアイリーンにとっては刺激的でたまらないでしょう。 そして、あの世界にいる間は食事は全てラトゥが用意してくれた以上飲食店という概念も物珍しくて仕方ない。 足をジタバタさせてはしゃぐ様子は初めての体験を楽しむ子供そのもので、連れてきてもらえて良かったなぁとほっこりします。 余興として行われる演奏も、それにあわせて思いのままに踊っている人々の様子も全てが新鮮で輝いている世界。 一時は本当にどうなる事かと思いながらも、こうやってアイリーンが楽しみながら社会を学んでいく様子は本当に見ているこちらの頬も緩むものです。 変化もなく、ただ繰り返させるだけだった日常はある意味不自由のない安全な箱庭だったのかもしれない。 先程自由という事に対し、何者にも縛られないと表現をしましたがそれは同時に守ってくれる相手がいない以上全てを自分で切り開かなければならない。 何の庇護も持たないという事であります。 今はユメが保護者をしている分、ある程度の安全は想定できても時に厳しい現実とも隣り合わせである事。 それでも彼女には自分の意思でこれからどう生きるのかを選んで様々な事を学んで欲しい想いになります。 街へ向かう際に利用した愛馬もやはりあの世界が全て作り物だった以上、実際はアイリーンの記憶から再現した存在に過ぎなかった。 実は運良く見つける事が出来てね。なんて、優しい嘘を添えながら。 それと同じように、ユメが表に姿を現せない時間の間アイリーンの傍にいる付添人としてラトゥが再びユメの力で現実世界へと受肉をされた。 ここは守れる対象が居た方がいいという面でも合理的でありながら、それがアイリーンにとって唯一無二であるラトゥであるというのがなかなか粋な部分ですね。 理屈はどうあれ、大切な存在であるラトゥが戻ってきた事。 確かにラトゥはかつて目の前でただの人形となり家は燃えてしまった。 その際に父親も失った。 しかし、まともに触れ合う時間の少なさもあったのかその父親の顔を思い出せなくなっていたというのは結果としてアイリーンにとっては幸せな事なのでしょう。 君を監禁して利用しようとしていた相手を覚えておく必要なんてないからな!! これからもっと楽しい思い出を作ってさっぱり忘れちまおうぜ!というところですからね。 自分にとって素敵と思った事を共有するように、ラトゥを昨日の花壇へ連れて行くアイリーン。 考えてみると、手入れはされているとありますが実際ここは誰の庭だったのか? 疑問は残るもののアイリーンの物という事に決定! そして、自分の物である以上そうなれば次は花の世話という問題が出てくる。 こうやって自分の物は自分が管理をしなければならない、そんな当たり前の事もラトゥの手ほどきを受けながら初めて自分の為に学ぶという行為に挑戦していく。 今まで学習機会を与えられなかったアイリーンが、自分の為に勉学に勤しむという記念すべき思い出が刻まれたんだなぁと思うと本当に微笑ましいです。 そして、ユメの視点と商売についての場面へ。 お客様第一号が来たものの、魔力強化に来た目的というのが全く褒められたものでもなく…。 OPにあったユメの不穏な表情はここだったのかと納得した部分もありました。 精魂もアレならば目的もつまらない物。 なのでユメが荒療法と前置きをしながら手段があると提示した事や、その結末は…。 アイリーンの保護者という世話焼きで優しい面を見ていると忘れてしまいそうになりますが、本来ユメは人間がどうなっても問題ないと思っていた夢魔である事。 守るべき対象やアイリーンが生活をする上で関わる人間に意味もなく危害を及ぼす事はなくとも、本来は人外である事を忘れてはいけない。 そんな面が見えるパートですね。 ここまではアイリーン達を中心とした視点で物語が進んでいましたが、外の世界に出て生きるという事はその中に関り揉まれていく事も意味をする。 先日パブで料理を振る舞ってくれたナーティーの視点で語られる、最近世の情勢が良くない方向に流れているという情報。 自分が好む、いつもの平和な酒宴を楽しんでいた常連たちも政府役人の過激な演説に共感していく。 まるで、今まで見てきたみんなが変わってしまったような不安。 地図を背景に語らえる、この世界の歴史と情勢。 どの世界でも、国同士の争いというのか、きな臭い問題は起きるというのか…。 所詮、平和と言うのは戦争と戦争の間でしかないと思ってしまう。 争いもなく生きていけるのが一番良いと思いながらも、1人の国民でしかないナーティーにはただ何事もないのを祈るしかない。 そして地図を見るに下方にある森林の周囲がアイリーンが現在住む家なのでしょう。 国境に近いのもあり、もしこれから戦争でも始まれば何の影響も受けないとは猶更思えないのが不安な所です。 実際は、国規模の争い以前にもっと根本的な部分からの脅威が迫っている事となりましたが。 アイリーンが何故あの場所で監禁とも言える生活をしていたのか。 その黒幕であるフランデルの登場。 さらっと重要な存在であるアイリーンを任せておきながら、アルパチオそのものは数多いる名もなき魔術師の傘下だった事もあり忘れているのはいっそ忘れたままでいて欲しかったなぁという面もありますね。 パトロンがいるのなら、人との繋がりがあるのならいつかはアルパチオが死んだという事もばれるでしょう。 そうなればいつまでも今の家にいるというのは危険でもあった。 だから引っ越しを考えていた矢先という最悪のタイミングなのが……。 私が築こうとしていた平和な日々が崩れていく音がする。 先にあったナーティーが情勢から日常の崩壊を察知していたように。 それよりも先にユメにそれが訪れてしまった。 そして互いに探り合うようなやり取りをするも、もはや戦いは回避不可能…からの、家がーーーーー!? 確かに少し距離を取ったとしても家の近くで戦闘をしていればこうなる事も予想はできたでしょう。 さらにタイミングが悪すぎる事に調査の為にだけきた花円だけでなくフランデルまでこの場にやってきてしまった。 今まで存在も忘れていたのに、自分の娘だと言いアイリーンを自分の手元に置こうとするフランデル。 ここで、OPであったあの台詞がくるのか…、と思ったところでここからはとにかくアイリーンを逃がす為の戦闘が始まる。 ユメが時間を稼いでいる間にラトゥと共に逃げようとするアイリーン。 しかしここで花円が追いついた際は終わったか…?と思いましたが、まさかの味方になってくれる展開!? どうやら本当に花円はフランデルが何をしていたのか把握していた訳ではなく、さすがに外道が過ぎるので見限った。 捕まえるまで戻ってくるな=捕まえなければいつまでも戻らなくて良い、というのはその通りでもこの子もなかなか面白い発想をするねぇ?というのが初見印象でした。 残されたユメについては、ただの夢魔がこんな戦闘能力が高くてたまるかと言わんばかりの強さを発揮。 ぼんやりした予想ですが、嘘はついてないけどまだユメの正体に関して隠されている情報があるのではないか? 本来ならば勝てる者はいないのであろうフランデルの黒魔術もユメ相手には全く効果がない。 死体を自身の影に食べさせている描写は商売の場面でもありましたが、その気になれば喰らう対象は実質制限がない? ユメが自身を表現する際に‟概念”という言葉を使っていたのは記憶にありますが、彼女の台詞から推測するに夢魔と表現するのが一番伝わりやすいだけにすぎない。 時間切れとなりトドメとまではいかずとも、時間稼ぎは充分に果たした所で戦闘は終わり。 正直これはどうあがいても倒せない存在を目の当たりにしたという点で、フランデルにとってはなかなかエッグイトラウマになりそうですね。 視点がアイリーン達の方へと切り替わり。 こうなってしまうと、前もってラトゥを受肉させていたのは正解だったなぁとなりますね。 守ってくれる人がいる事の心強さ、いくら移動手段として馬があったとしてもアイリーンだけでは限界があった以上。 そして合流した花円も事情を説明した事で受け入れる流れとなり、朝になった頃には夢の中でお茶会をしていたというすっかり打ち解けた関係に。 明確に敵対者がいる以上、仲間が増える事も頼もしいですし新しい家を手に入れる事にもなったのは幸いというべきか。 街に到着したという事で以前立ち寄った店に向かうも閉まっている様子。 治安の悪化、実際はこれから起きるであろう戦争の為と思うと何とも痛ましいものがあります。 それでも料理を振る舞ってもらい、ナーティーが新たな家族となったのはまた良い縁が切れずに良かったと言える部分ですね。 料理長に任命!という事でこれでラトゥも家事の負担は減りそうですし。 状況は決していいとは言いきれないながらも、新居で始まる共同生活。 そして、子供はいつまでも幼いだけではない。 知らない間に思った以上に成長していくものなんだ。 そう思わされるアイリーンの心境の変化。 守られるだけではない、自分にも何かができないものかという葛藤。 武術の本を見つける事で、強くなりたいという意志をみんなに伝える事ができた場面。 ユメはまだ、アイリーンの事を守られる子供であると思っているのかもしれませんが本来であれば彼女は推定18歳の大人に近い存在。 今まで散々遅らされていた精神的な発育が一気に刺激を受けたというのか。 自我を持った事で学ぶ事を覚えた少女はいつしか大人への階段を駆け上がっていく。 この作品をプレイしていて特に胸が熱くなったといいましょうか、アイリーンの事を見守っていたプレイヤーとしては自分の子供の事のようにその成長が本当に嬉しく思えます。 武術を学ぶに辺り、ラトゥと協力して互いに強くなっていく…というのも素晴らしいの一言。 元より人形だったラトゥに感情と呼べる物があるのか不確かな部分はあるので、存在意義やそこから生じる使命感と表現をした方が近いのかもしれませんが彼女もまた自分が強くなる事がアイリーンの為になると手札を増やそうとした。 変化があったのはアイリーンだけではなく、その周囲も良い意味で変わろうとしていく。 今、みんなが前を向いて進もうとしている。 こんな日々がいつまでも続いて欲しい。それはとても共感できる一文でした。 しかし、その裏で戦争の気配がある事等不穏な要素があるのもまた事実。 ユメ程の脅威はフランデルとしても想定外であり、簡単に対処ができない以上手を進めたくとも進められない現状。 そんな時に、現状を大きくひっくり返す事となる出来事の発生。 すでに噂という形で、近々戦争の気配はありましたがまさかフランデルの元へ大王が直々に資金提供を頼みに来るという展開を誰が予想できただろうか? ここがこの世界の情勢や登場人物達を組み合わせた上でとても巧く描写されていると思った部分でした。 何かしらユメへの対抗手段を見つけたフランデルが再びアイリーンの所へ行くというのが今後として一番可能性の高い展開だったでしょう。 朝方になればユメが姿を消した事から、時間制限はあれどその間なら何かしら策にかける事も不可能ではなかったはず。 それこそ財力があるのなら、偵察を送り情報を集める部分から入ればより有効な事への手がかりも掴めたでしょうし。 そこを、戦争が近いという事やフランデルが資金の出所はさておけば金持ちでそれまでの描写からパトロンになっても配下に対する関心が薄い位に金銭そのものに大きく執着を見せていない事。 これらを回収しつつ、彼がいくら富を得ても得られなかった公爵の爵位という…まさかの王から直々に名実共に貴族という地位を手に入れる事。 【身分上最高位にいるであろう存在が自分に頭を下げているという事実】 持たざる者として、果たしてこれ程己を満たす物が存在するのか? 罠等の危惧以上にこれを断る理由がない事への説得力として充分すぎました。 この先の大惨事を思うと文字通り悪魔の契約ではありますが、同時にフレンデルという人物を象徴する好きなシーンでもあります。 そしてとうとう始まってしまった戦争。 潤沢な資金はそれだけ兵力を強化する事へ繋がる以上、ここからアレキ帝国軍が勝利をするというのは予定調和だったのでしょう。 本来ならば開発費は当然として、量産にも大幅な資金がかかるであろう最新鋭の戦車部隊を十分な数まで用意できたのは悪魔の契約のもたらした力か。 さらにルリア側としても余計な刺激を与えるのを避けた結果、国境に要塞を予め築く事ができなかったのも悪い方向へ出てしまった。 いくら後方に軍事国ヒッシリアの支援をちらつかせているとしても、自国の地が戦場としては不向きである以上踏み込まれれば不利な結果になるという状況。 アレキ軍としても、相手の得意分野である海戦より地上から速やかに攻め込むつもりでいた事。 情報が武器である事を思い知らされる描写や、少ない兵力で敵の主力と言える海軍を沈めた事等…ここは完全に準備の段階から仕掛けに行ったアレキ軍が勝利するのも当然だったでしょう。 本当に、後は資金的な問題さえ解決すれば戦争で勝てるだけの策そのものは存在していた。 悪魔の契約による最後の一押しによって、それまであった平和は崩れ去ってしまった…。 ここまでだけでももう勝敗は決した…といえる位だった上に、そういえばヒッシリアはどう動くつもりなのか?と思えば。 運も全てがアレキ軍に味方をしていたと言わんばかりのタイミングでヒッシリアの国王が病に伏せっていた事。 その後継者がたった8歳の娘という、とても政治的な問題を任せて良いと言えない年齢であった事。 元より、軍事力があった事も自衛の意味が強く率先して戦争をしたいという方針でなかったとあれば参戦ができなかったのも納得しかありません。 敗戦国において、怒りの矛先がどこへ向けられるのか?その後どんな事が起きてしまうのか。 船頭を欠いた船が真っ当に進めるはずがないように、いくら反乱軍が結成されたとしてもかえって悲惨な結果を生み出すだけにすぎない。 そんな相手に力を貸したいと思える者がいる訳がないというのも当然な心理。 ルリアを挟んで存在する両国の思惑、東西に分断される国。 あまりにリアルすぎる描写の連続ですね…。 結果として、戦争そのものは主にルリア国を舞台とした結果国境アレキの付近にはそこまで大きな損害もなかったのでしょう。 元の家よりは多少国境より遠ざかっていたとしても、場合によっては戦争の影響を大きく受ける可能性もあったアイリーン達の現在。 かつては砂漠の都として親しまれていた町並みも往事の面影はなく無残な照度と化した故郷だけが残されたのであった。 この一文が全てと言うのか、戦争が終わったとしても敵国へ流れていった者にはもう帰る場所が存在しない事実。 せめてヒッシリア側へ逃れていたならまだ慈悲はあったかもしれませんが、わざわざ敵対国に逃れたという以上前提として国境付近に住んでいたという事でしょうから…。 アイリーンとしても、身近に存在する難民の存在を知れば何かがしたいと思うのは自然でしょう。 しかし、個人ができる事には限度もある。 それこそ莫大な富でもない限り、多くを救う為に何かを施す事だって難しい。 ユメの懸念するように、治安の意味合いでも厄介事に巻き込まれる可能性を回避する意味で関わらないのが良いのは違いないでしょう。 それに、声を荒げたように助けたいと思ってもアイリーンは何も持っていないという事実。 気持ちだけでは救えない問題があるという事を認めなければならない。 いくら以前よりアイリーンが成長をしたと言っても、これは酷な話ですね…。 目の前にいる少女に自身の境遇を重ね助けたいと思う。 しかし、実際は目の届かない所にも似たような境遇の子供達は沢山いるという事実。 圧倒的に、救える数の方が少ない事。 1年が経過した事で、アイリーンも以前のような子供らしさが消えてようやく年相応かそれに近い程になったのでしょう。 だとしても、今目の前にある問題はその年頃の人間でもあまりに難題といえる物。 ユメがいくら説得しようにも、アイリーンは反論をするという形で譲ろうとしない。 これが本来あるべきだった、紆余曲折はあれどようやく作られたアイリーンの自我なのだと思うと感慨深いものはあります。 そして、かつて何もわからずに泣く事しかできなかった少女は母となる事を選んだ。 本当に…当初はいきなり家がなくなるし身内もいないし、おなかがすいた!とユメを困らせ本能だけで生きている子供かな…?という状態だったあのアイリーンが次は自分が誰かの親代わりになる事を選ぶようになろうとは…。 子供の成長とは本当にあっという間というべきか…。 新しい家族、ラルも加わりこれからどんな生活が始まるのか。 まだまだ次の戦争の気配が見え隠れする状況ながらも、その中にひとつの希望も同居している良い締めくくりでした。 @ネタバレ終了 最初はファンタジー色が強く怒涛の展開の中、この先がどうなるのか?とハラハラをし。 まさかの展開や現実でも起こりうる要素を交えた話の作りにすっかり引き込まれていきました。 この作品の魅力はやはりアイリーンの成長にあると思うので、子を見守る親のような目線で楽しめました。 続編の方も近いうちに遊ばせていただく予定です。 それでは、素敵な作品をありがとうございました。 -
IZ EP:CORNEAな、なんなんですか!?この贅沢な作品は。 絵が奇麗すぎる…!いったい何枚あるのか恐ろしいスチルの数。 BGMのない世界に響く、鳥のさえずりと彼らの足音がより作品の雰囲気を際立てて最高でした。 退廃した世界を旅する三人を見届けられて感無量です。 @ネタバレ開始 いっそ明確な悪役がいれば苦しくないのに、でてくるみんながそれぞれの立場の正義を信じているから読み進めながら苦しかったです。 でもこの苦しさこそがこの作品の最大の魅力でもあります。 コーニアのまっすぐさも、アイの純粋さもすごく丁寧に描かれていて一緒に旅をしているような友人同士だったような素敵な文章でした。 一人称の視点も切り替わって、それぞれの心情がきちんと表現されているのもうまい演出だなぁ~と感じました。登場人物が少ない分、それぞれにしっかりスポットライトがあてられるのでどちらの気持ちもわかりすぎる…。物語の立体感がありすぎるが故に最後の選択肢はえぇここで選ぶのか…と悶えました。が!どちらのラストも彼ららしくて好きです。 @ネタバレ終了 読み終わった後も、まるで美しい映画を見た後のような余韻がずーっと心に残ってます。 素晴らしい作品をありがとうございました。 -
リードマインドトランプゲームとタイムマシン…!? と見かけたことない組み合わせに気になってプレイしてみました。 トンランプであまり遊んでこなかったのでルールは大丈夫かしらとヒヤヒヤしましたが、丁寧な説明とヒントであたふたすることなく楽しめました。 運要素があると大体悪い方を引いてしまうので、こういったシステムありがたかったです。クリアに集中して物語に集中できなくなることもあるので。 @ネタバレ開始 結婚を阻止するためにと意気込んで会場に向かったのに結局、魅力的なタイムマシンを使わないという結末、すごく良かったです。 今まで自分が積み上げてきたものすべてなかったことにしてでも、となると過去を変えることってなかなか選択できないなぁと自分の人生を振り返りながら考えてしまいました。 人生万事塞翁が馬で、許嫁から逃げてきたから憧れのマジシャンになれたわけだし。不幸を幸運に変えていくのは現在の自分自身でしかないのかな。 本当に大事になものは何か、をマジシャンとして生きている主人公に問う面白い視点の物語でした! 登場人物たちもそれぞれに過去があって、タイムマシンを望む理由があって…。 変人が多かったですがそれがまた可愛くもあり、ゲーム中の掛け合いも楽しかったです。ラミアちゃんの悪口、笑っちゃいました。 ティエラさんの覚醒してから凄く生き生きしていてカッコよさ5割増しでした!狂人だけど! @ネタバレ終了 最後のムービーもスタイリッシュで感動しました~! 素敵な作品をありがとうございました -
少女がひとり、生贄となる。~水葬~プレイさせていただきましたー! ゲームイベントの定番イケニエもの大好きですぐえっへっへっ。 @ネタバレ開始 これから贄になるというのに天真爛漫なヒロインちゃんもさることながら、贄の始まりも見れることってそうないのでとても新鮮で面白かったです。いや切ない話なのですが。 水葬って、水むしろ汚れない……?と、余計なことを考えていたのですが水の神様が代弁してくれたのも良かったです。人間臭いって言ったらこの神様怒るでしょうけど、神様もいい性格してましたね。やっぱり贄の始まりはきれいではないかもしれないけど、誰かの純粋な願いなり想いで始まって欲しいですよね。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました! -
ミライ選択ノベルゲーム センタクシティかわいらしいイラストに惹かれてプレイさせていただきました! ぷにちゃんがとっても好きでした~!! 素敵な作品をありがとうございした! -
黒き竜と黄昏の書[Failed]プレイさせていただきましたー! 最初から好みそうな作品だなと思ってはいましたが性癖ドストライクでした。異種族恋愛年の差身長差よき……。 @ネタバレ開始 黒竜さんがあれこれいいながら結果お付き合いすっ飛ばしての告白・結婚・新居してるのが笑えました。 自分を異性として好いてくれること大前提ですか……!? どんだけ自分に自信があるのか、それとも種族的なアレなのか。 でもルーナちゃんは2つ返事でOKしてくれるだろうという安心感がありますね。 そして薔薇! フランシス! 勝手にここには出ないと思ってましたがいましたね おのれ薔薇め! 出るたびに顔面ぶん殴りたくなるw ……でも今回この人手出ししてないんですよね。 ある意味どちらも悪くて、どちらも悪くない。お互いがお互いを憎む気持ちもわかるけど、やっぱりどこかでこの連鎖を止めて欲しい。この竜と少女の物語はハッピーエンドには出来ないけど、想いは紡がれて遠い未来のどこかで叶うかもしれない。 演出面も凄くて選択肢とかはじめからとか、選べない選択肢にとりあえずセーブ……あれセーブ開かないセーブ!?とワタワタしてたところに第3の選択肢とか……! フランシス出てきた時点で「この物語を汚すんじゃねー!コイツ出てきた時点でどうすればいいの!?納得できる形で終わるの!?」と、別のところで心乱されましたが、ラストめちゃくちゃよかったです。 @ネタバレ終了 とても素敵な物語をありがとうございました! -
赤ずきんは何も知らないはじめまして。ねりちゃわというチャンネルでゲーム実況しているものです。 ゲーム実況させていただきました。 演じながら読み上げています。嫌な思いをさせてしまったらすみません。 サムネは、タイトル画面のスクリーンショットを結構加工しています。問題があれば変更します。 @ネタバレ開始 タイトルやタグから明るいお話ではないだろうなとは思っていたのですが、思っていた以上にダークでした……。 どちらのエンドも赤ずきんは村から脱出できていたので、赤ずきん側のことを考えるとどちらもいい結末なのかなとは思っています……。 個人的にお気に入りのイラストは、赤ずきんが窓に顔をくっつけているイラストです! 全体のかわいい雰囲気とお話にギャップがあって楽しかったです! 浅はかな感想ですみません……ありがとうございました!@ネタバレ終了 -
アンガー・マネジメント・ファンタジーあー序盤のハムスターから持っていかれました。 ゆっきさんの笑いのセンス、凄すぎます。 あっという間にクリアしてしまいました。絵のタッチと会話のミスマッチ感がより笑いを引き立てていて私の血圧も上がりそうでした。 @ネタバレ開始 見た目は重厚なファンタジーっぽいのに脳筋パーティーで最高です。 ツッコミが誰もいない…!! ダーヴィン、賢そうな魔法使いなのに全然人の話聞かないし。 騎士団長が社畜で不憫すぎるんですが、彼のチャーハン私も食べてみたいです。 演出も凝っていてドラゴン討伐のお話も楽しめました。 @ネタバレ終了 はー!面白かったです。落ち込んだり、イライラしてるときにまたプレイしたいです。 元気をもらえました! 素敵な作品をありがとうございました -
機械仕掛けの嘘と夢大変いい作品でしたノベルゲームコレクションで一番最初にやったゲームでしたが今でも一番だと思えるぐらいの名作です @ネタバレ開始 ところでエンド2 への行き方が知りたいのですがわかる人いませんか?。@ネタバレ終了 -
おばけのともだち屋最後までプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 色んなゴーストがいますね~。 満足のいくコガレくんのような関係もあれば、ネリちゃんのように人をダメにする関係もあったり。 契約違反も「そんなはずじゃなかった」とはいえ、人間のことを考えすぎたんでしょうね~…うっうっ、ごめんよ~。 フジムラさんが優しすぎる…!あなたは導きの使徒か?? そしてヒソクさんあなた…。やっていいことの限度がですね… (とはいえエンジョイできてるから、いいのか…?) @ネタバレ終了 心の関係性がとても素敵なお話でした! -
異種間エンパシーお、面白かったー! 今後現実でも、起こり得そうな世界観で没頭して読みました。 こんな優しくて麗しいバイオノイドさんが家に来てくれたら好きになってしまうかも…!! 私たちの脳も電気信号でやり取りしているから、バイオノイドと人間を隔てるものってなんだろうと悶々と考えてしまいました。その差異って明確にできないのではと思いながら読んでいました。 @ネタバレ開始 亜子ちゃんの話を聞きながら喧嘩相手の弟にまで共感してしまう彼はきっと生きにくいだろうなと感じました。 共感してもらう側は救われた気持ちになるけど、本人はきっと苦しいですよね。 弟君の恋人も予想外の人物でした。彼女はアルくんとは逆の立場で刺激的でした。色々な見方ができる世界観…!素晴らしいです。 個人的には重いお話が好きなのでEND2が一番好きでしたー!金髪の闇落ちしたアルくん、邪悪で美しい。亜子ちゃんへの相反する感情、もっと深堀したもの読んでみたいなと思えるくらいぐぐっと来ました。一番人間臭い結末だったかなと感じます。 @ネタバレ終了 素敵なお話、ありがとうございました。 -
空と白雪 空色少女と雪女神最初にシエルルートとキリカルートだけやり込めました。 特にキリカさんが大押しで、 顔と胸が魅力的ですね。 ヤンデレなのは仕方がないけど、 昔は髪が長かっただって?。 その姿が最も見てみたいです。 -
IZ EP:CORNEA今社会人ですが,高校生の頃からイラストが好きで拝見していました. 昔からイラストのような世界観のゲームを作ってみたい or やってみたいと仰っていた気がします. イラスト見させていただいて,私も同じように感じていましたので,とても良い経験ができました,ありがとうございます. エインはユーモアがあって非常にいいキャラでした,お気に入りです. -
『STELLA System Down~星見台の憂鬱~』はじめまして、ねりちゃわと申します。ゲーム実況させていただきました。 ちょっと感情をこめて読み上げています。気分を害されてしまったら申し訳ありません……。 思考実験的な話はあまり読んだことがなかったので問題について深いところまで考えて自分自身の答えを出す、ということがあまりできなかったのですが、考え方の違う二人の掛け合いが楽しく、読んでいるだけでも面白かったです! 浅はかな感想ですみません……。素敵なゲームをありがとうございました! -
機械仕掛けの嘘と夢プレイさせていただきました!! @ネタバレ開始 最初の「元気かい?」「どういうこと?」好きです。 グリベルの簡潔というか…端的な返しが好きです。 「心があるのか?」「ない」ってとことか。 途中の故障イベントで、「だしっぱなしにしてしまった~」というところで「あれ?」っとなっていましたが、ネジ巻き通りでの会話で「アッ…」っとなりました。 「先輩」ではなく、「絡繰」になってしまったところで心が死にかけました。 永遠ルート、グリベルとブリキうさぎのところと、車掌ちゃんの言葉で完全に心が死にました。 そういうことだもんなぁ…。と突き付けられました。 「俺」と「彼女」を選ぶのか、「僕」と「394番」を選ぶのか…。 みんな好きなのですが、個人的には先輩とグリベルが好きです。いやみんな好きなんですけどね?特にということで…。 先輩の話も…勝手にあるのではと期待しています…。 ブリキうさぎ、最後までかわいく癒しでした。かわいいかわいいね。 「俺」と「彼女」のゲームもプレイさせていただきます! @ネタバレ終了 本当に素敵な作品をありがとうございました!!!!!! -
ねじまきマキナ前回プレイから、恐らく完成版まで跨ぎましたが無事クリア出来ました! @ネタバレ開始 END3に向かう為の試練に、パソコンからだと苦戦し到達できませんでした。 ですがその問題はiPadなどで自力に解消。その工程も踏まえて、 達成感が素晴らしい結末でした。そう、ハッピーエンドだったのです。 ネタバレOKの項目の筈がこれは皆さんに到達して体感して頂ければ とやんわりとした感想で申し訳ございません。@ネタバレ終了 作者さま、他作品もプレイした上で、本当に良い体験をしました。 有難うございます!! -
おばけのともだち屋ありがとうございます 全キャラプレイしました -
Choice&Roll ~冒険者の選択~大変感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 まず、選択次第で善にも悪にもなれるという事でどんなRPをするかも含めて楽しめそう!という点が魅力的に感じました。 レトロゲームブック風という事で、基本はどこか懐かしさを感じるTRPGのような雰囲気や背景としてある世界観。 攻略の本筋とは関係なくとも盛り上げてくれる要素がある作品ですね。 @ネタバレ開始 まずはキャラメイクからスタートという事でここは好みを前面に出しつつ 軍事大国の戦士→人々を魔物から守るため→屈強な剣闘士→ドラゴンを討伐した→最後まで倒れない忍耐 冒険者になった理由にさらっと「犯罪の過去の隠すため」という不穏な選択肢があるのは好きです。 選択肢次第で善にも悪にもなれるというのがここから仕込めるという点やRP設定の幅が広がりそうという点で。 ここを決めていくにあたって今回冒険をする自分はどんな設定の人物なのか? ゲームには反映されない設定も選択肢の内容から膨らませていけるのは考えていて楽しかったです。 結果的に攻撃(6)と防御(7)しか上がっていないという能力値となり >>竜殺しのヒガン(脳筋)爆誕<< いざ受ける依頼を決めたところで、まずは基本といえば情報収集という事で話を聞いたり所持金全てをぶっこんで回復薬を購入したりと準備も万端。 フレデリックから聞けるこの世界の歴史に関する話は世界観を知る上で重要ですし、初見ではロザリンドの操作説明も必須ですしやはり情報は武器…。 亡国から見つかった魔法の杖という時点で、これはそれを盗んだと言われているキャリバンも杖に操られている予感がしますね。 能力値的に、技量が初期値の為アイテムを探すには不向きと思いスライム避けという選択肢は捨てて倒して経験値にしよう方針で進行。 戦闘に勝利すれば迷わず攻撃を上げる攻撃と防御で全てを解決する形へ。 戦いの音?という事で近づいてみれば酒場で名前が出ていたヘレナさんが苦戦しているのを発見。 ここで加勢をするか見捨てるか、善悪に関する部分も出てたなぁ!とワクワクするものがありました。 基本は善人プレイで行くつもりだったのでここは加勢を選択。 そもそも魔物も女戦士に気を取られているなら、別に逃げなくても後ろから奇襲ができるのでは? と思いましたが騎士道精神なのか女戦士の隣にわざわざ行く主人公。 奇襲で片方は倒しておきたかったなぁと思いつつ、どちらの魔物を相手にするか選べるようなので自分の能力値と相性がいいのはどちらかを迷いましたが恐らく大きな魔物の方がダメージは大きそうだけど脳筋戦法でやりあうにはいい相手か?と選択。 苦戦はしましたが何とか回避を潜り抜け必殺を当てられた事もあり勝利。 同行者としてヘレナさんも加わり舞台は森へ。 無事に目的地に到着したところでどこかで名前を見た気がするシャイロックさんと遭遇。 遺跡の調査にきた、プレイヤーにとっては行商人も兼ねた人かな?と思えば…選択肢の真ん中が悪人プレイをするなら選んでくださいと言わんばかりの物が。 善人プレイをすると決めた以上、殺害して道具を奪うのはなしで。 というか、同行者がいるのにここで殺生をしたらどう思われるかも怖い物がありますね…。 幸い先に進む程売却レートが上がっているという訳でもなさそうなので先程の戦闘で消耗した回復薬を全額投資をして補充。 魔法の矢も欲しいところですが、このプレイスタイルだと回復薬を切らさない事が生命線になりそうという判断より。 探索中に見つけた書物から、これは杖に操られていたのではなく元々野心家だったパターンかな?と推理をしながら家探しは冒険者の特権と回復薬をゲット。 反対の通路にいけば鍵を持った魔物を発見、これは敏捷が高ければ余計な戦闘を回避できたのかなと思うも不意打ちから仕掛ける事に。 プレイヤーの方針によっては悪人プレイもですが、こういう場面で器用さを利用して立ち回るプレイングもできるというのはいいですね。 入口から右も探索すれば先客がいたようで、宝箱の鍵を開ければ横取りをされる展開へ。 100リアを払おうにも50リアしか持っていない上にこの宝玉は恐らく重要アイテムの予感がしてならない。 …という訳で私から奪ったお前が悪い!とここで初めての人間相手の戦闘へ。 みねうち程度で済ませるつもりでしたがどうやら死体になってしまったか…と思いつつやはり宝玉の名前からほぼ必須アイテムだったのを再認識。 これで寄り道も終わったと正面の扉へ行けばそこには先に旅立ったと言われていたロレンスさんが! キャリバンに呪われたせいで操られているという事で、ここは先程ころしてでもうばいとるをしてきた宝玉が早速使える場面だと使用すれば同行者も増えて最終決戦への準備も整ってきました。 再び入口に戻って回復薬もしっかり購入。 最奥に到達し、使い魔を物理で殴る!上げられる能力値はここまできたら攻撃だと上げる! 連戦として魔神キャリバン戦へといきましたが、ここで今までに見捨てたり殺害した人間の数に応じて敵の強さが上がる仕様ときましたか…。 初回だし、と善人プレイをしていた事を正解と思う瞬間でした。 それでもなかなか敵の火力が痛い分、苦戦はしましたが実は魔法の矢が優秀だったのが最後の最後で判明したのと同時に撃破成功。 危険物である杖は結果として破壊されたのもあり世界の危機を回避する事にも成功となりましたね。 同行者であったヘレナさんとロレンスさんも今後も一緒に冒険をするという事でグッドエンドとなりました。 @ネタバレ終了 プレイヤーによって、能力値の振り方やRPの方針から展開される物語が変わるというのは良かったです。 力こそ正義とばかりに遊んでいきましたが、それ故に選べなかった選択肢もまたどんな展開になるのか? こういった方式のゲーム故の楽しみ方が堪能できると言えましょう。 それでは、素敵な作品をありがとうございました。
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ファンタジー世界であった怖い話大変感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 怖い話に関するゲームは数あれど‟ファンタジー世界で”というのはなかなか斬新な設定と目を引きました。 内容としては先輩冒険者から経験談としてこれまでに体験した怖い冒険についての話を聞く、この世界においては隣り合わせにある怖い話という視点。 プレイヤーにとっては別世界の怖い話という事もあって不思議な話のような感覚で読み進める事ができますが、もし自分もこんな世界にいたら? 少し視点を変える事でまた感じ方が違う題材と言えましょう。 @ネタバレ開始 最初は酒場で先輩冒険者達から旅の心得を聞いていたはずが、各自の直面した危険な体験談へ。 実際ありえる想定として本題に入る前にシヴィルさんが言っているような死の危険も存在するでしょうが、実際死んだらどんな経験だったか知れませんからね。 ここで話を本題として持って行くにあたって確かにと思えたのがバジルさんの発言でしょうか。 「ほかの冒険者から聞く話は、たいてい武勇伝や成功譚ばかりだからな」 それも誇張されたホラ話が多いとなれば確かに先輩方でもそういった他者の話を聞くのはあまりない機会なのかもしれません。 ◆人ならざるもの こういう時は左から順番かな、とまずはバジルさんの話から。 駆け出しである主人公に目線を合わせてくれたというべきか、バジルさんにとって最初の冒険のお話という事ですね。 若さ故というのか、まだ世界の広さも知らないし自分が強いと疑わない故の無謀さというのか。 本来冒険者なら夜間の行動は控えるべきという原則を無視した行動をし依頼のあった村へ到着したバジルさん。 どうやら人間に化ける魔物を退治して欲しいという事でバジルさん自身もその魔物に関する噂は聞いたことがある様子。 いざ、村の近くにある森へ向かい魔物が潜んでいそうな洞窟を発見。 しかしいくら進んでも何も出てこない…と思いきや、違和感を覚え何故自分の影は前へとのびているのか。 後ろに光源がある可能性と共に流れる不吉なBGM…。 とっさに背後へ向かって斬りかかるとそこにはこちらの攻撃が当たったであろう、負傷した女性が。 この人がもしや人に化けるという魔物のウーズ? しかし、何やら引っかかる発言もしているのが気になる…。 ここでバジルさんがどうしたかを選択できるようですが… もし相手が魔物であれ一撃は入れている以上こちらの方が有利。 かつ、引っかかる事がある以上話を聞く一択でしょう。 こちらが有利であるというのはバジルさんも同じ認識のようで、話を聞いてみれば彼女はウーズについての知識があるようでした。 ウーズは熱に弱い、予想以上に数が多く村一つを丸ごと皆殺しにして成り代っている。 この場面で村人とのやり取りの際に松明を怖がっていた描写が思い出されますね。 確かにリザさんの話が本当であればそれも説明がつきます。 確認の為にリザさんと村へ戻れば背後からの殺気。 後ろへと剣を振るえばそこにはさっきの村人が。 一見すれば人を斬ってしまった状況ですが、リザさんの言葉通りに松明を近づけると村人はウーズの姿へ…! さらに周囲からもう擬態する必要はないとばかりにウーズが群れを成して出てきた事でリザさんの話が本当だった事は証明されましたね。 一歩間違えれば魔物に利用されるところだったという危機。 ギルドへ出されている依頼ですら、実は人間が出した物とは限らないのが何ともトラップすぎるでしょう。 人間が出していても100%信用できると限らないのに…。 結果的にはそこからバジルさんはリザさんと旅をする事になりめでたく結婚したという事でオーライではあれど。 もう片方の場合も気になったのでそのまま攻撃したらどうなるかも試しました。 すでに結末を知っている以上この行動が何をもたらすのかわかっているだけに心は痛みましたが…結果女性は死んでしまう事に。 ここでようやくバジルさんも想定するべきだった可能性が恐ろしくなったようで。 人間に化けたウーズが死んだら、死体は人間の姿のままなのか? …確かに何かに化ける魔物というのはファンタジーにおいて多々あれど、大抵は本来の姿に戻るイメージがあります。 しかし、その嫌な予感を振り払うように村へ戻ってみればそこには水の入った桶を持っている村人が。 最初に接触した際、松明を怖がっていた以上やはり用済みになればそれを消す用意をしていたのでしょう。 火が消えた途端、そこにはウーズの姿がありかろうじてまぐれ当たりで倒せたものの村はすでにウーズに乗っ取られていた…。 そして村から逃走し、ギルドに結果を報告したところ討伐隊が組まれはしたけれどすでに村はもぬけの殻に。 残っているのは犠牲者の遺品であろう物だけ。 あの洞窟にいた女性もウーズだったのか確認しようとした所、洞窟に死体は残っていなかった為真相は闇の中…… なんて事はなく、ウーズの弱点である熱源だった松明を持っていた彼女は確実に人間だった事を知る事に。 ただ力が強いだけでは駄目な事だってある。 知恵というものがどれだけ大事なのか、もしこれが明るい時間であればまた何か違ったのか。 人を殺め、魔物を取り逃がしたという結果だけが残る後味の悪さを残した体験談となりましたね。 ◆血塗られた宝石 冒険者の仕事と言えば何を思い浮かべるか? やっぱり定番は魔物退治、それもドラゴンとか?なんて想像してしまいますがシヴィルさんが挙げているように実際は様々な物がありますね。 どうやらシヴィルさんが一番好きなのは宝探しのようで、その際に経験したお話のようです。 ファンタジー世界らしい職業の一つとも言える探索屋をするエリックさんから遺跡の情報を入手。 情報料として宝の分け前を要求するというのはこういった世界観ならではですね。 いざ現地に到着してみれば、シヴィルさんの勘も「当たり」だと思えるような場所のよう。 しかしいざ地下へと入ってみれば本能的に危機を察知するような場所でもあり、お宝はあるとしても相応か釣り合わない危険が待っているのでしょう。 それでも宝探しに危険は付き物と進めば案外あっさりと最深部まで到着し、一個の赤い宝石を発見。 見ていると心臓を鷲掴みにされるような、説明しようのない怪しさがあった。 …まさか呪われた宝石?ブルーダイヤ辺りが有名でしょうか。 現実でもそういった話はよくある以上この宝石もその類なのかという予感がひしひしとします。 直感的に宝石から視線を逸らして対策をしたシヴィルさんと違い、そういった勘が働かなかったのかエリックさんは魅入られてしまったようで。 口からこぼれる台詞も完全にそういう時に発するであろう内容ですね…。 そしてやはりというべきか、宝石に魅了されてしまったという展開へ。 さらに悪い事は重なるというのか、宝石をとった事で本来の持ち主であろう骸骨が出てくるという事態に。 ここで選択肢ですが、これは骸骨もまずいしエリックさんを放置するのも嫌な予感しかしない。 宝石がトリガーになっているなら台座へ戻せば助かるのではないか? 窃盗が許されない場面におけるトラップとして王道でしょう。 そういう意味でもまずはエリックさんを正気に戻す事を優先しました。 荒療治とはいえ殴ってしまえばそのショックで宝石を手放した事もありエリックさんは正気に戻り。 宝石は床にあるので元に戻せないですがこうなればもう逃げるしかないのは仕方ないでしょう。 というか、骸骨としては宝石に触れた時点で手放してもアウト判定だったらしく攻撃をされる流れへ。 執念がそのまま強さに反映されているかのように重たい一撃。 こんな奴を一体相手にしているだけでも厳しいというのに増援として出てきた骸骨達までいるとは!? と、思いきや骸骨兵の目的はこちらへ敵対する為の増援ではなく宝石の様子…? さらにこちらが相手をしていた骸骨も参戦して宝石の争奪戦が開幕するという展開へ。 幸いこちらを狙っている訳ではない事もあり、その隙に脱出すれば宝石についての詳細が後日判明。 宝石が好きな公爵の略奪品、その中でもひときわ美しいとされた赤い宝石が存在していた事。 あまりの美しさのせいか、宝石を巡って館の中で殺し合いが発生し公爵や兵士はおろか召使いたちまで武器を持って斬り合うという事が起きたという話。 エリックさんの反応の時点で予想はできましたが、やはり人を魅了する呪いの宝石だったのでしょうね。 館で起きた惨劇のせいで血を浴びた宝石がますます妖しく輝くようになったというのがまさしくその魔性を示しています。 死後も宝石の奪い合いは続いており、自分が死んだ事にすら気づいていない…。 宝石の魔力と人間の欲深さ、どちらも恐ろしいと言えますがこれはまず欲深さがないと成立しない式と思えば…。 でも、それを利用する存在も大概と言えましょう。 やはり選ばなかった方も気になり、骸骨に攻撃を仕掛ければ持っていた盾に防がれてしまいダメージは通らず。 それどころかさらに他にも兵士風の骸骨が複数出てくるという窮地へ。 狙いはエリックさんのようでこちらが逃げるように叫んでも全く気付く様子はない。 宝石に魅入られた時点で他者の声なんて届かなくなってしまったのでしょうが…。 何本もの剣に突き刺され死んでしまうエリックさん。 次はこちらが狙われるのか?と思えばどうやら骸骨兵の狙いは最初から宝石のようでシヴィルさんと交戦していた骸骨も含め宝石を巡って争いだす展開に。 バジルさんの時同様、話の本筋が変わらないのならやはり優先事項を間違えたIFルートという事なのでしょうね。 そしてさらに後日談として、他の冒険者が例の遺跡に入った際の目撃談が予想はできてもなかなかでした。 一人だけいる、肉の身体を持ったアンデッド。 全身を切り刻まれても宝石を手に取ろうとし続け、肉が削げ落ちていき白い骨が露出していく様は最終的にあの骸骨兵と同様になる事を示唆している。 死後も虜になってしまう呪いの宝石がある。 犠牲者が出ているという点ではバッドなのでしょうが、こちらの方が後日談も含めより宝石の魔力を感じる内容として好みでした。 ◆ローズの墓 最後はヘンリーさんという事で、彼としては怖い話という事でこれしかないと決めていた様子。 今までの体験談が危険と隣り合わせの冒険という内容だったので、やはり失敗すれば死者も出る。 そして、その亡骸を丁重に葬る事もまた必要な事である。 他の二人と違い僧侶でもあるという視点が活かされた内容ですね。 今回は若くして亡くなった冒険者であるローズさんを、彼女の生前の願い通り緑豊かな場所へ眠らせてあげるようです。 恋人であり共に冒険をしていたセドリックさんは酷く落ち込んでいるようでしたがこれも冒険者であればあり得た結末でしょう。 ヘンリーさんの言う通り、後は時間が解決してくれるのを待つしかないと思えば聞こえてくる奇妙な噂。 すっかり酒場に姿を見せなくなったセドリックさんの様子がおかしい。 しかも毎晩どこかへ向かっている? この状況で向かう場所といえばローズさんが眠る墓の一択と思えますが、それにしても尋常ではない様子というのは気になります。 何故昼間でなく真夜中に向かうのか…ヘンリーさんの疑問もごもっとも。 なんて思っていれば、さらに奇妙な目撃情報が…。 手から血の雫を落としながら戻ってくるセドリックさんを目撃した…? 理由をきけば、死んだはずのローズさんが自分の血を欲しがっているからと答えたというのも変と言えましょう。 毎晩彼が出かけるのも理由として裏は取れましたが、まるで死んだ彼女がまだ生きているかのような口ぶりというのが奇妙ではあります。 幻聴を聞いた…にしても違和感は拭えません。 そして、夜に出かけるセドリックさんを尾行する流れとなり何が起きているのかを確認すれば… 死んだはずのローズさんが呼びかけに応じて姿を見せた? さらに今日の分の血を要求する彼女に何の疑問も持たず与えるセドリックさん。 こうすればまた生き返る事ができる。そして二人で幸せに暮らしましょうと甘い言葉を囁くローズさんは何者なのか。 きっちり弔いの儀式をした以上、アンデッドではない。 ふと、奇妙な事に気づき視線を彼女を埋葬した木の方へ向ければ…これ完全にモンスターだ!?という姿が。 こうなれば対処するしかないと選択肢が出ましたが、やはり片方は不幸な結果となるのは予想ができます。 吸血樹そのものをどうにかするのも重要ですが、まずは目の前にある幻を消すのが先でしょう。 こちらがその為に呪文の詠唱を始めればセドリックさんも吸血樹もヘンリーさんに気づいた様子。 すぐにヘンリーさんを殺すように叫ぶローズさんの幻、けれどあまりに突然すぎるその言葉にセドリックさんもさすがに戸惑っている。 その間に詠唱が終わり幻を消し去れば、本体は露わとなりもはやこちらを騙そうにも声の真似すらもできない吸血樹。 結果、彼女の姿で騙し続けた報いというべきか…セドリックさんの詠唱した魔法により吸血樹が燃やされたというのは迎えるべき形だったと言えましょう。 後日談としても徐々にセドリックさんもローズさんの死から立ち直り冒険者として復帰したようで一安心。 興味深いのが、本来の彼は理性のしっかりした人物であり平常時であればこんな偽物に騙される事もありえないはずだった。 けれど、そんな人物の精神を弱らせてしまう程死別という物は測り知れない悲しみがある。 ありえないはずなのに、自分の血によって彼女が生き返るかもしれないという希望にすがってしまった事も。 人を騙すという意味ではウーズの時もそうでしたが、弱った心の隙間に付け込む…そんな魔物も存在するというのは恐ろしい物です。 個人的にはこっちの方が悪質と思えますね…。 バジルさんの話が肉体や戦いという意味の強さを持った冒険者でも駄目な場合があるケースでしたが、こちらは心身共に屈強であっても必ず人には弱点はあるというのもあわせ。 こうなると嫌な予感しかしませんが、もし幻を放置したまま樹を攻撃すればどうなるのか。 僧侶であるヘンリーさんが攻撃呪文を使える訳がなく、杖を持って駆け出す事しかできない。 となれば、その攻撃対象が何なのか誤解がされるのも仕方ないでしょう。 「いや!セドリック助けて!」 幻も放置している以上、セドリックさんからすれば攻撃対象がその背後にある吸血樹でなくローズさんの幻だと思えるのも当然。 彼はまず何が起きているのかを理解していないのだから…。 結果、やはりのやはり出てしまった犠牲者。 背後から伸びた枝に心臓を貫かれ、幻である彼女が本性を見せても事態を把握できないセドリックさん。 ようやく自分が騙されていた事を悟れば、せめてヘンリーさんを助ける為にと息も絶え絶えの中で呪文を詠唱し最後の力で吸血樹を燃やす事に成功。 …しかし、彼は胸を貫かれたままその身体は自らが放った炎に包まれてしまった。 そして、あのまま死んだと思われた彼はあの時点ではまだ生きており…亡骸はローズさんの墓の近くへ這いずるような形で倒れていた。 恋人のそばで逝けた事を唯一の救いと見るべきか。 もう一つの選択肢の先を知っていると何とも言えない気持ちもありますね…。 ◆魔王の予言 全ての話が終わったかと思えば魔法使いであろう風貌の女性、ノーラさんが登場。 どうやら大魔女と呼ばれるような人物らしく、知恵者のよう。 彼女が話すのは魔法文明時代の古文書によく出る文章とされる『魔王の予言』についてのお話。 予言によれば遠い未来に現れ世界を滅ぼすとされているものの、力が強すぎるあまり人間界に現れる事ができないという存在のよう。 それでも、魔界に留まりながらもこの世界を侵略する機会を狙っておりこちらとあちらを繋ぐ『門』の完成を待っている。 千年前の古文書には、門が完成するのは千年後と書かれていた。 これの意味する事は…十中八九近々恐ろしい事が起きるという内容でしょう。 魔王が現れたらこの世界に何が起きるのか、想像したら面白いと思わない?と締めくくるノーラさん。 冒険譚ではないですが、あくまで話したい事を話しただけのようですね。 そして、魔王とくればやはり勇者というカギになる存在もいるようで。 勇者が何者なのかはわからない。 お開きとなり、自身の部屋で眠ろうとするも先程の話が気になっていればその後に見た夢は… 夢の中でこちらに語り掛けてくる魔王。 そんな予感はありましたが、どうやら主人公こそが勇者当人だったようで…。 世界の半分をやろう…ではありませんが、取引を持ちかけられる流れに。 もしも魔王の邪魔をするならば殺すけれど、右腕となりその力を魔王の為に使うのなら見逃される? ここは選択肢として「いいえ」の一択でしょう。 この感想文を書くにあたり「はい」も試しましたがですよねー…というか、だれうまというか…でしたね。 そして「いいえ」を選べば自覚を持った事で力が覚醒したのか、激しい光に包まれる主人公。 撃退に成功するも、あくまでこれは夢の中。真の決着は持ち越しのようですね。 …こっちが握り潰される分には死ぬのに理不尽だな? 無事に朝を迎えれば、昨日話を聞かせてくれた4人が主人公最初の冒険についてきてくれるという展開に。 ここから勇者一行による冒険が始まる…希望のある締めくくりでした。 @ネタバレ終了 各話につき1箇所ある選択肢。 それにより違う展開も楽しめる為セーブも活用しつつ全ての展開を楽しませていただきました。 ファンタジー世界の住人にとっては隣り合わせの日常でもある冒険譚。 最終話からの展開もまさにタイトルに相応しい流れで良かったです。 それでは、素敵な作品をありがとうございました。
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惑溺のしずくときはふぁたーるに引き続きプレイさせていただきました! 今回もめっちゃ好みでしたー! カーソルのイカちゃんかわいい 選択肢で会話していく感じも楽しかったです。 素敵なゲームをありがとうございました!

天凱彼岸花(テンガイ ヒガンバナ)
胡桃りら
宮波笹
芦緒みきな
ねりちゃわ
風花よしの
REI
おさら
リーダー大館主 キャラクター名リーダー