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SF・ファンタジー

8622 のレビュー
  • 地底調査船に響く孤独
    地底調査船に響く孤独
    フェス開催につき、再コメントさせていただきます。 バージョンアップで実装された『想い出』で、登場人物や世界観を より深く知ることが出来て嬉しかったです。 @ネタバレ開始 『想い出』で、地底病、地底調査員、地底調査船の資料や、登場人物の概要、 ダヅとシエンの兄シャエのやり取りに事故時のクルーの様子などを とても興味深く読ませていただきました。 特に棚の下敷きになった状態で、徐々に死が近づく様子が描かれた 『備品庫のアゼ』は見ていてとても胸が痛むものでした。 最後に現実に戻った時、タイトル画面が変わり (死ねなくなったシエンがみている幻でしょうか?) 「もう思い出せない」と表示され何もできなくなってしまうのは 寂しく、悲しく、それでいて見事だと思える演出でした。 @ネタバレ終了 改めて、素敵な作品をありがとうございました。
  • 悪魔のリンゴ売り
    悪魔のリンゴ売り
    フェス開催につき、再コメントさせていただきます。 怪しい主人公に、怪しいリンゴ、怪しいセールストークと 怪しさ満点の雰囲気がとても魅力的で楽しい作品でした。 ターゲットの4人も外見だけでなく、言動や人となりも しっかり考えられており、リコペマさんの無尽蔵とも思える アイデアの数々には只々感心させられるばかりです。
  • スーパー家庭教師ロボット マナブくん
    スーパー家庭教師ロボット マナブくん
    タイトルに惹かれてプレイしました。 @ネタバレ開始 組み立て時の様子から分析するなど説得力のある分析、成績があがったとはいえ1位などの極端な上昇ではないリアリティーなど堅実さが面白かったです。 そして堅実な展開だからこそ前向きになって好転していくストーリーに説得力が生まれほっこりしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
  • 人形のデザイア
    人形のデザイア
    いびつな世界の中で灯る壊れた愛の形、大好きです!応援してます!!
  • 神様といっしょ
    神様といっしょ
    短編を探していてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 いきなりしんだのがツボです! ???(刻冥さん)は一緒にお祭りを回ってくれるし、おごったらとてもうれしそうで印象に残りました。 やり直して多分1番良いエンディングを見れて良かったです。 おまけの立ち絵集、刻冥さんの『とてもうれしい』顔がかわいかったですねー! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございます。
  • BAD ENDLESS THEATER
    BAD ENDLESS THEATER
    すんごい作り込みで、プレイするたびに新しい発見がありました! 本当にいろんな要素があるので、 たぶん全部は見つけられていないと思うのですがw ひどい目にあう女神様の反応にもハマってきて、 ずっと楽しくプレイできました~
  • あやかし温泉 うせもの係
    あやかし温泉 うせもの係
    既にすっかり作風として定着した和風×妖怪モノということで公開された時から絶対遊ぶぞ~と決めておりました。奇々怪々がたくさんいるのにとても優しくて明るくて楽し気な世界観がとても心地よいです。日本人で良かったと思うくらいです。うせもの係として健気に働く主人公も上司となるイケメンも脇を固めるキャラクターたちも全てのキャラクターが魅力的でした。個人的なお気に入りはハナオです! 短時間でサクッとプレイできる作品ですが、ほど良い難易度の練られたミニゲームやたくさんのスチルのおかげでプレイ時の満足度は非常に高いです!とても丁寧に作られているゲームだというのが実感できる作品です。クリア後に従業員名簿や感謝絵も見られるのも嬉しかったです。
  • 少年と天気雨
    少年と天気雨
    大変綺麗なグラフィックにつられて、雨宿りさせていただきました。 終わった後にふわっと心が軽くなる、あたたかいお話でした。 @ネタバレ開始 母を失った少年にそっと寄り添うキツネさんの、近づきすぎず離れすぎない距離感での気遣いがとても心地よい物語でした。 雨のやさしい音の中で、他愛もない会話をする…それだけでも鬱々としていた心がふわっと浮き上がることもある…そんなやさしい時間を過ごさせていただきました。 少年がまだ子どもの心だからこそ神様が少年に見えたのか、あるいは運命の悪戯のような一瞬の邂逅なのか…様々な考えが巡りますが、少年はこれからの人生で成長していくうちに、キツネさんとの出逢いをふと思い出すこともあるのだろうなと思いました。雨の日、あるいは茜色の空が今日見た空に似ている日に。 そして、気が向いたら…きっとオススメされたお店に行くのだろうなとも。 そう考えると、少年の前途が喪失感以外のものでも満たされそうで、爽やかな後読感に包まれました。 また、これから先は姿こそ見えなくてもキツネさんが見守ってくれていそうな気もするやさしさに溢れた物語、とても心地よかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 寄生の園
    寄生の園
    とても骨太で緻密な設定に支えられた、個人的にとても好みで刺さる物語でした。 また、本感想はバッジ取得時注意書きに込められた作者様のお気持ちを踏まえ、私が経験した(最初の)物語からのみ感想を書かせていただきます。 何卒ご了承ください。 @ネタバレ開始 私は初プレイでニーナさん生存エンドへ進みましたので、そちらの物語でのみ感想を寄せさせていただきます。 本当は、すべての物語を読んだうえで書くことも可能なのでしょうが…選ばれなかった未来のことを知ったうえでつらつら書いてしまうと、本作でニーナさん(サマエルさん)と話したことと究極の選択をした意味を軽んじてしまいそうなので…お許しください。 全世界の人間が消滅しちゃうよと言われても、私は真実を選ぶのだろうなぁ…と選択肢を見て思いました。 ニーナさんとイーナさんがそれぞれ相手の生存を望むお話をしていたときから、私はニーナさんを選ぶことを前提に過ごしてしまっていたので、どれだけ物語の真相が好きやねん!と自分でも思いますが、そのあたりを割り切ってしまえるユーザーなのだなと自覚もしました…。 イーナさんの恋心は感じていましたし、一つ一つのリアクションがかわいいイーナさんのこと、大好きです。 本音を言えば、ニーナさんもイーナさんもどちらもが生きて主人公さんと仲良く暮らす未来があってほしかったと思いました。 物語をプレイし始めた当初、花が咲いている二人と主人公の関係性は? これ穏やかな話? 不穏な話?と、何も分からない状態だったので、手記を見た瞬間に色々と想像し始め、進む手記の内容とサマエルさんの言葉に、イーナさんたち二人の置かれた境遇、この物語に直接姿が出てこない無数の子どもたちが不憫でなりませんでした。 それと同時に、物語内にもあった「人類というものがいかに愚かであるか」には、あかべこ式に頷きまくりました。 人類が真の意味で知的生物になれる日は来るのか?といつも思っているので、ニーナさんエンドの最後の最後…ボンさんがどちらの未来をとったのかには大いに興味があります。(これも真相知りたがりの悪い癖ですね…!) 「そうして、主人公(ボンさん)は三人とのよき思い出を胸に明日を生きていきました。めでたしめでたし」で終わらないところが痺れました。 あの終わり方は本当に大好きです。 知恵の実を齧った瞬間から始まったと言われる「知ること」に対する代償よりも、「知りすぎた」ことに対する代償をどんな形でも払わなければならないのが『感情』を持ったものの宿命なのかもしれませんね…。 毎日の朝食など細かいところでイラストがずっと差分で変化し続けていてすごいと思いました。 表情などの豊富さはもちろん、かわいいタッチのイラストで二人との勉強時間などはほのぼのしたりしました。 最後のお勉強では徐々に気持ちが高ぶり涙するイーナさんが胸にグッときました。 最後に余談を…。 実は昨年の冬頃にお出しになられていた「ミリしら」なのですが、表にこそ出していないのですがお借りして挑戦していました。 「ミリしら」というものに初めてトライしてみたので、作者様や作品に失礼がないか、ご不快になられないかと思い、いまも手元にあたためている状態なのですが、本作に関してはほぼ当たっていないのですが、ほんのちょっと掠ってる!と思って嬉しくなりました。 @ネタバレ終了 人間という生物が頭脳と知恵を持つことに対して色々と考えさせられる深い物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 悪魔のリンゴ売り
    悪魔のリンゴ売り
    リコペマさんのとてもキュートな絵で綴られるダークな予感がする物語…リンゴ、売らせていただきました! なんとなんと、すべてのお客様にストレートに売りつけられました!(それ詐欺師の才能があるだけでは? ガーン!!) もしかして私は前世怪しいリンゴ売りだったのかもしれません…? @ネタバレ開始 マショットさんから始まりランクスさんまで左から順番に林檎を抱えて押しかけセールスさせていただきました。 アヤシイ度は90超えたりしてわりとギリギリでしたがキニナル度は毎回きちんとボーダーラインを越えて、全員ストレートで売りつけられましたので、リンゴ売り…もとい、押しかけセールスの才能が発見されたかもしれません…! みんな完全にキマッてしまっていて「うわああ、なんか人生終わっちゃった感あってごめんなさい、でも幸せだからいいよね?」と合掌しながら皆さんの注文を見ていました。 そんなリピーターさんたちを嬉々として受け入れるシーゼさんの秘密…マスターとはだれぞやと思ったら、大変かわいらしくて…! シーゼさんのやっていることはかなり限界ギリギリ(いやアウト寄りのアウト?)ですが、マスターさんとは一秒でも長くいられるように応援しています♡ リコペマさんのとてもかわいい絵で描かれるダークな物語は怖いというよりコミカルかわいい感じで、他にはないダークさが味わえるので大好きです。 @ネタバレ終了 シーゼさんと一緒に考えながらセールストークするのがとても楽しかったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 神様といっしょ
    神様といっしょ
    神様かわいい〜!!!!雰囲気からして神様なのは見てわかるんですけど可愛すぎる…… @ネタバレ開始 バトエンから回収しよう〜として帰ったり帰ったりわざと怒らせたりしてみたんですけど、神様可愛すぎる… 気がついたら一緒に祭りを回って貢いで世話焼いて遊びに出かける約束してました…あれ?????? 覚えてる範囲でそれっぽいエンドであるエンド1、2、7は回収しました!他は帰ったり夏休みだったりdeadだったりな気がします…? 個人的に7のエンドも可愛いなーと思いましたが、やっぱり2の笑顔が可愛いですね〜ふふ〜! 選択肢によってイベント変わるのも面白くて@ネタバレ終了 楽しかったです…
  • Soda Light
    Soda Light
    素敵な作品でした! 眠れない夜中にそっと寄り添ってくれるステキなストーリーと世界にとても引き込まれました…。 @ネタバレ開始 突然繋がった通信相手とゆったりと会話していく所や聞いたことがない虫の声、自然の音に哀愁を感じるシーンにディストピアな雰囲気が感じられてこの世界がどうなってしまったのか気になりました。 通信相手の正体が気になりつつ、知ってしまい、心が揺さぶられました…。 また、奇跡か、偶然が起きたらいいなと思ってしまいました。 @ネタバレ終了 すんなりと世界観に引き込まれ、あっという間に終わってしまう本当に素晴らしい作品でした。この作品に出会えて良かったです。 素晴らしい作品をプレイさせて頂きありがとうございました!
  • 少年と天気雨
    少年と天気雨
    ゲームをプレイさせて頂きました! 音楽がほんのり和風ですごく好きです。 ジャージを着ているお休みの神様が人間らしくて良いなと思いました。人間らしい神様が好きなので! @ネタバレ開始 ラーメンの話しだすのも俗っぽくてよいなと思いました。 神様らしい姿になると思っていなかったので、変身したときにおお!神様だ!と驚きました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 獣戯神楽 ハイエナの姫君(プリンセス)
    獣戯神楽 ハイエナの姫君(プリンセス)
    擬人化姿もかわいく、キャラの表情も豊かで終始楽しかったです! 武器も技もその動物に合っててすごいなと思いました! フレヤちゃん好きなんですが個人的にポワールさんもめっちゃ好きだなって( @ネタバレ開始 フレヤちゃんとモコちゃんの心のつながりの親友感(いや姉妹の力か…?)が見ていてほっこりしていました。 フレヤちゃんは最初大丈夫かな…?と思っていましたが、徐々に母の、モコの、みんなの想いに気づいて成長する姿が見れて安心しました! @ネタバレ終了 イラストは試合終わりに甘いものとかおいしいものたくさん食べててほしいなって…
  • まちがい勇者とテキトー天使の迷宮パズル
    まちがい勇者とテキトー天使の迷宮パズル
    パズル好きなのでノベコレに珍しいパズル作品を見かけて飛びつきました。 ルールは文章で厳密に書くとややこしいですが、要は敵をうまく誘導して階段までの道からどかせばクリア。幸い敵は賢くないので、慣れてくると意のままに敵を操れる感覚があって楽しい。 第2部ではギミックが追加されてやや難易度上昇。しかし基本は同じなので、試行錯誤を重ねることでパズルが得意な方でなくても問題なくクリアできるでしょう。 この試行錯誤がパズルゲームの要で、本作では操作に対するレスポンスもよく、詰んだ時のリトライもスムーズなのでストレスを感じることなく攻略していくことができます。ゲームオーバーになっても長々とした演出を見せられることなく再挑戦できるので安心していろんな行動を試せます。 パズル得意と自認する私は、2部のワープギミックの攻略を編み出すのに少し時間を要しましたが20分ほどでオールクリアできました。2-12とかは結構難しかった気がします。 シナリオの筋はシンプルですが、毒舌気味の天使とツッコミ役(?)のアカリとキャラが立っていて気持ちよく進みます。クリア後に再プレイしようとするとシーンやステージを選んでプレイできるのも嬉しいですね。 普段パズルをやらない方も是非挑戦してみて欲しいです。
  • Soda Light
    Soda Light
    Xのリンクから飛んできました! ゲームの中で紡がれる言葉たちはとても繊細で心に寄り添ってくれているようで5分という短さでも1冊の小説を読み終わったかのような満足感と少しの寂しさがありました。 音楽もゲームの雰囲気に非常に合っていて素敵でした! 眠れない夜にプレイしたくなるような作品でした。 @ネタバレ開始 最初お姉さんの言っていることがわからなかったのですがゲームが進んでいくに連れてお姉さんが孤独な宇宙飛行士ということが分かりなんとも言えない虚無感に囚われました @ネタバレ終了 素敵な作品を生み出してくださりありがとうございました!
  • 夢、夢のあと
    夢、夢のあと
    41分で読了しました。ダークファンタジーと言いたいところですが、雰囲気そのものはそこまでダークではありません。復讐のために旅をしていた主人公のギルバートが、「影」に命を救われ、「影」に「ユメ」という名をつけ、一緒に旅をする物語です。 途中とんでもなく救いようのない展開になりますが、にもかかわらず読後感は非常に爽やか。「うたいびと」もそうでしたけど、この作者さんは「ダークなのに、爽やかで、温かみさえ感じさせる」という物語を作るのが、本当に上手いです。今作も感心することしきりでした。 なんといっても、ギルバートとユメの関係性がとても良いのです。恋愛でもない、友情かと言われればそれも違う気がする、遠いようで近い距離感。その描写が絶妙です。 クライマックスでユメがやっていることは、あまりにもとんでもないのですが、読んでいて気持ちよさすら感じました。こんな物語で、気持ちよさを感じさせてくれるところに、作者さんの筆力の凄さを感じました。 ファンタジーなのに、一部の用語や表現が妙に今風なところが、気にならなくもなかったのですが、総じてとても優れた物語です。一人でも多くの方に味わっていただきたいなと思います。 なお、同じ作者さんの過去作を先に読んでいると、より楽しめるかも知れません。
  • 飛行型朝食号
    飛行型朝食号
    タイトルとイラストと「謎に満ちているな……」と感じつつプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 眠って起きて、朝食を食べる行為というのは連綿と続く生の営みであって、知性と共に不死を授かったとしても、それが変わらない生物のありようであることをお皿型の飛行型朝食号が教えてくれているようにも思え、 soles occidere et redire possunt: nobis, cum semel occidit brevis lux, nox est perpetua una dormienda. 「太陽は沈むがまた戻ることができる。しかし、短い人生の光がひとたび沈んだ時、我々が眠るべき永遠の一つの夜がある」 古代ローマ詩人カトゥルスの詩の一説が浮かびました。 このお話の中の誰もが、そしてこのお話を読む誰もが、いつかあの亀のように誰もが来るべき夜の眠りについてしまうのでしょう。 でも、それまでは一時の夜に寝て、朝には起きてごはんを食べたいですね。 @ネタバレ終了 とても考えさせられる作品でした。ありがとうございました。 P.S.スピーカー付きメロン、カワイイ。
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    ACT2公開を期に満を持して(?)プレイさせていただきました! とても人気がある作品らしい…と期待値を上げてプレイしましたが、 全く期待を裏切らないどころか自分も使っているティラノビルダーで作られたと思えないゲームのクオリティに衝撃を受けまくりでした。 @ネタバレ開始 〇ゲーム性について 2年ほど前に、私も身内向けのTRPG?みたいなものでターン制バトルを作ったことがあるのですが、 これがまあめんどくさかった!!(戦闘2回しかなかったのに) 敵の体力設定!! 味方の攻撃力防御力設定!! ダメージ処理!! それらのバランスを整えるのがまあ難しいこと!! …という経験があるので、 個人制作でありながら17人ものキャラにそれぞれ3つも通常攻撃を持たせ、 その上でCharge溜まり次第使える固有スキルを持たせ、 複数のパターンの戦闘を作り、 さらに難易度調整まで考慮されているという作者様を、 最大限の尊敬と畏怖の念を込めて化け物と形容させていただきたいと思います。 そしてレベル上げの概念が無いので、常に戦闘がギリギリ…! 頭脳戦が強いられて楽しかったです。 ちなみにラストバトルでカウントダウンが出てきた時に、「あーなるほど、完全回避ね!」とわかってたのに使うタイミングが合わなくてしっかり喰らいました。何をしているんでしょうね。 それとフリーバトル、素敵なシステムですね! 後にあんなことになるとは知らずに、佐富•古賀•都倉チームで出撃するのがやっぱり一番しっくり来ました。良いチーム…でしたね… でも吉良さんで出撃してみたら強すぎて楽しかったです。力こそすべて。 〇グラフィックについて 視界に飛び込んでくるUIやキャラクターイラストのクオリティーがまぁ高いこと!! 企業ゲームを遊んでいる時にはUIのことはそんなに意識しない上、 自分がゲームを作る時もUIに全くこだわりがないのですが、 この世界観の確立というか、良い意味で企業ゲームみたいに見えるというか、 そういう作品全体の質が一気に上がるものなんだなぁと見ていて思いました。 〇世界観について 世界観の設計の緻密さも素晴らしかったです。 補助装備の緊急再生をブチ壊しまくってクリアした(ソーリー摂津)私の頭では完璧に理解したとは言い難いのですが、 なんとなく原子力が元になってるんだろうなぁとか、零子生み出すために体内で核融合って多分ものすごくやばいよなぁとか、そんな理解で今のところはいます。 こういったガチバトルものの世界観を本気で構築したことがないので、敵がどこから生まれ何をするのかとか、主人公達が能力を持つ仕組みとか、それらを徹底的に考え抜かれているのが本当にすごいとしか言いようがないです。そんなとこまで考えることになるんだ… 〇ストーリーについて 続きが気になって思わず2日でエンディング(平日なのに気づいたら日付回ってて焦りました)を迎えるほど夢中になりました。 途中の殺人事件の話からおや?と思っていましたが、 仲間同士で戦うことになって、精神的にもバトル的にも辛かったですね…。 だってフリーバトルで自分で使ってその強さを知っているから… 吉良さんとか絶対戦いたくないですね。 そしてタイトルにもある「クラウドレイジ」を使うのが、臨界化した古賀ちゃん…? それを見てから思わず「反動」という単語の意味を調べたんですが… タイトルが「反動のクラウドレイジ」という言い方なら、「〇〇の反動のクラウドレイジ」って感じで、本来クラウドレイジの前に発生した何かがあると勝手に予想してます。 あるとしたらなんて名前だろうな。対義語で考えたらローカルサッドネスとかかな。弱そう。 そしてイトムラさん… 彼の最後の吐露が切なかったです。 倒れている古賀ちゃんの手を取るイトムラさんのスチル、凄くぐっときました。 先ほどふせったーの情報読ませていただいたんですが、意図的に古賀ちゃん殺せない状況を維持するために避けてたとか、両思いだったとか…ねぇ?(威圧) しかしながら、プレイしていた時の私は全くもって恋愛感情というものに気が付かず、 娘のように目をかけていた子の暗殺命令とか、耐えがたかっただろうな…と思っていたらイトムラさん28歳でした。 2歳しか違わないのに古賀ちゃんは古賀ちゃんだし、イトムラさんはイトムラさんと呼んでしまう…隊長の風格がありすぎる。 そして古賀ちゃんの最後。 古賀ちゃんは女性キャラとして魅力的で好きだったので、かなりへこみました。 ただあれは彼女の本心ではない気がするので、私も佐富くんのように人の善性を信じすぎる思考をしているのかもしれません。 なりてぇな、都倉さんみてぇに。 ただなぁ…人を殺すのは確実に一線を超えた行為だと思うので、 たとえ本心じゃなかったとしても、もう古賀ちゃんからライダーinゼリーを渡されるようなあの頃の関係には戻れない気がしますね…。 きっとここからまだ落ちる。 その覚悟で続きを遊ばせていただこうと思います。怖ぇ〜 〇キャラクターについて 私はたった5人のキャラクターを動かすのにも精一杯ですが、17人!? それぞれにバックボーンがあって、何かしらの秘密を抱えている設定を練るだけでも大変なのに、 それぞれに美麗な立ち絵と戦闘カットインまで描かれていて凄すぎました。 そして皆…若いのに立派! 己自身と比較してダメージを受けながらプレイさせていただきました。 いや、世間一般のバトルもの作品の主人公とかって10代が基本なので、それと比べれば大人しかいない作品ではあるのですが…! それに戦場を駆け回るのも20代30代の体力が限界だと思いますが…! 24歳の、社会人2年目程度の佐富くんが、 もう現場慣れした中堅みたいな扱いを受けている!! 20代後半の面々が、 軒並み課長や部長みたいな立場に就いている!! 私がぬるま湯に浸かって生きてきただけかもしれませんが、これがまぁ恐ろしかったです。 ちなみに25歳の相川くんが、民間人の避難誘導を任されているシーンが一番堪えました。立派すぎる。 あと友瀬くんと仙原くんについて、 君達は置かれた場所で咲かなくていいから! 特に仙原お前はオペレーターに戻ったほうがいい!!そっちの方が君は輝ける!!と思いながら見ていたのですが、 零子生成ができる人達は皆徴兵されてるわけではないですよね…? 自らここに来ているなら良いのですが…いや仙原は異動させられて来たんだよな…仙原…! 勝手に仙原くんの心配をしております。彼には強く生きてほしい。 〇キャラクターデザインについて 作者様が短髪の男性がお好きだということは以前から伺っていたのですが、 この度短髪男性の世界の広さを知りました。 短髪男性って皆同じ見た目になるものとばかり思っていましたが、 顔の造形やアイテムでこんなに描き分けができるものなんだ!?と衝撃でした。 勉強になります…! 〇好きなキャラクターについて 純粋な好みだと一見厳格そうだけど根が優しい人格者が好きなので、鳥居さんが好きです。 ダイナモが意外と弓なのも良いですね! 人気投票の結果見たらシルバーホローが1位で、あぁ確かに!と思いました。 それから終盤から一緒に行動するようになってから、双馬さんがかっこよく見えてきました。 無口系クールキャラが元々好きなこともあるんですが、必要なことは普通に喋るし判断力も思いやりもあってステキです。 あとシンプルに名前がかっこいい。下の名前みたいな名字ってずるいですよね。 人気投票でも強かったと聞きました。でしょうね!! @ネタバレ終了 目に映るもの全てがすごい(語彙力:D-)作品でした。面白かった…! こんなクオリティのものが無料で遊ばせていただけることに感謝しながら、続きも遊ばせていただきます! 素晴らしいゲームをありがとうございました!
  • まちがい勇者とテキトー天使の迷宮パズル
    まちがい勇者とテキトー天使の迷宮パズル
    龍王城編もプレイさせていただきました! 背景のこだわりがとても好きで、実際に城を登っているような雰囲気が味わえました。 新しいギミックも歯ごたえがありとても楽しかったです。 次のステージは1発クリアを目指すぞ!と意気込んでも初手でやられてしまいました。 @ネタバレ開始 二人のさっぱりとした関係も相変わらずで、試練を乗り越えた後も各々マイペースにやり取りをしていて良かったです。 @ネタバレ終了 改めて、楽しいゲームをありがとうございました!