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6779 のレビュー
  • 日陰の日葵 - sun in the shade
    日陰の日葵 - sun in the shade
    @ネタバレ開始 真実に気づいた瞬間ヒマリが隠れた理由とかがわかったの良かったし感動しました! あとは小ネタで自殺未遂の生徒二人って入ってたのも前作も好きだったので嬉しかったです!@ネタバレ終了
  • すいれん
    すいれん
     とても素敵な短編ノベルゲームでした。画面の中にどこか温かみを感じる背景やbgm、そしてすいれんを巡る少年少女の淡い交流が映えていました。じんわりと伝わってくる優しい雰囲気が好きです。心に残る、いい作品でした。
  • 椿堂ノ火
    椿堂ノ火
    とても感動的で心温まる作品です。涙をぬぐいながらプレイしました。 いつもながら情景描写が本当に巧みで、祭りの賑やかな雰囲気や主人公の心情などが手に取るように分かりました。立ち絵なし、グラフィックは背景のみですがそれを全く感じさせない…むしろ背景のみだからこそ、より文章に集中できるのが良かったです。作者さんの秀でた文章力もあり、容易に物語にのめり込むことが出来ました。 @ネタバレ開始 幼い頃と病室での父親の姿との対比が残酷な現実を主人公に突きつけているような気がして、とても悲しくなりました。主人公の心情をすべて推し量ることは出来ませんが、他人行儀に敬語で話しかける様子から、親子の深い溝をまざまざと感じました。 そのあとの祭りのシーン、お面のくだり…いつからかわかりませんが、気付けば大粒の涙を流していました。感想を書いている今も涙が滲むほどです。 病室で主人公の名前を書いたメモを見つけるシーンが特に感動的で、父親がいかに主人公を愛していたのかが否応なく伝わってくると同時に「あぁ…もっと早く会って和解すれば良かった」という主人公の心の声が聞こえるようでした。この状況を「間に合った」と捉えるのか、「間に合わなかった」と捉えるのか…プレイする人によって感じ方が変わるのだろうなと思いました。 @ネタバレ終了 今度は夏の時期に遊んでみようと思います。素敵な作品を作ってくださり、ありがとうございました!
  • 椿堂ノ火
    椿堂ノ火
    縁日の思い出、ノスタルジーなお祭りの思い出と、今の葛藤を行き来しながら、思い出の絆の終焉を彩る、素晴らしい作品でした。 家族のしがらみ、それでも切ろうとしても切れない絆 @ネタバレ開始 女の子のお面という印象的なモチーフがとても作品の中で効いていて いつかはいろんな人が向き合うであろう家族との終焉と人生 最後は、いろんな人が自分の親世代とも重ねてしまうような @ネタバレ終了 情景と描写が素晴らしい作品でした。
  • みまわり
    みまわり
    絵が可愛い!と惹かれプレイしました。 個性豊かな登場人物達が魅力的でした 彼等のちょっとした一面を見れるけれど、それにがっつり踏み込むと言うわけではない距離感がとても好きです。 特に結井君が好きです 可愛いね……。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時に出会った二人の関係が最後に明かされ、ぎゅっと胸が締めつけられました。5分くらいの短い物語で、登場人物は二人だけなのに、紡いできた時間や取り巻く人々の情景が心に浮かぶ、巧みな描写が印象的です。切ないピアノ曲の選択もまた素晴らしい。ノベルゲームならではの、音楽と文章、そして丁寧な筆遣いのイラストが織りなす世界に、心を揺さぶられる佳作でした。
  • ひとつだけ願いが叶うなら。
    ひとつだけ願いが叶うなら。
    初めから結末はなんとなく予想できるので、とりあえず黒魔法からバッドエンド回収に行くか、と多くの人が考えると思います。それで正解です。でも、白魔法を選んでも…。 @ネタバレ開始 他人から与えられた強大な力で自分のほしいままに振る舞っても、たとえそれが他人を傷つけないものだとしても、幸せにはなれない。でも、その力を他人のために使うのなら、世の中はきっと変わっていく。 当たり前のことですけど、とても重要なメッセージだと思います。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
  • あなたの命の価値リメイクver2
    あなたの命の価値リメイクver2
    重すぎて商業作品ではなかなかテーマにしにくい児童養護施設を舞台にしたADVとなります。主人公の人生をじっくり描いた22章からなる大作です。4時間弱のプレイを終えた時にはじんわりとした感動に包まれました。 設定が設定なので多くの登場キャラにはそれぞれの生い立ちが影を落としており、そのせいで終始葛藤から逃れることはできず様々な苦悩を生んでいます。とはいえただ辛く苦しいだけではなく、必死に生きる主人公の周りには彼を慕う多くの女性キャラが登場して、その中で一体誰とくっつくんだ!という恋愛ドラマも楽しめました。女性キャラたちは異なる魅力を持っており、マルチエンドでこっちのルートも見てぇ!となりました。 中盤以降はヒロインも確定して人生ドラマへと発展して、長い物語のラストには深い感動を味わうことができました。個人的には18章と22章でかなり涙が流れました。 理想だけでなく現実を正面から描いたシナリオだと感じました。あらすじを読んで興味を持った方は是非最後までプレイしてみてほしいです。フルボイスとなっており、声優さんたちの名演も良かったです。
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    制作日を見て、ホラーではないのに、 むしろ痛ましく愛しい話なのに、 寒気がしました。 素晴らしいです。 最初は普通のちょっと不思議世界の話なのかな?とだけ思わせ、 ゲームの中で1日ずつ過ぎるごとに、物語世界が少しずつ深まり、 同時に何か言い知れぬ不安を抱かせて、 ホラーではないのに、一級のホラーのように じわじわとした居心地の悪さが広がってきました。 私は、ハッピーエンドでした。 しかしこのハッピーエンドのなんと痛ましいことか・・・。 そしてだからこそ、 素晴らしいプロテスト・ゲーム(というものがあるのなら!)だ、と 感動しました。 素晴らしい作品を作ってくださり、 ありがとうございました。
  • 非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    先輩後輩の気怠くもセンス溢れる会話、軽妙なLofi、都市伝説から社会問題へと急展開するシナリオ、個人の力の限界とそれでも一歩踏み越えるささやかな異議申し立て、これらが織り合わされて実に心地よい物語世界が展開されます 前作「深夜徘徊のための音楽」と同様に、寝る前の布団の中でプレイするのがおすすめ Lofi に脳を揺らされながら、二人と一緒に路地裏で都市伝説を追っかけてる気分になってきます
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    物語の面白さはもちろん、洗練された上手な文章ってこういう事なんだろうなと読みながら強く思いました。それだけではなく文字の大きさや適切に改行されている部分など、ノベルゲームとして「読ませる」ことを徹底的に配慮した画面構成も素晴らしかったです。完走まで1時間ほどでしたが、体感的にはあっという間でした。 @ネタバレ開始 春というシチュエーションにも後押しされ、どのシナリオも気持ちが温かくなるような感触で読み終えることができました。3つの物語が微妙に繋がっている構成も良かったです。上から順番に読んでいきましたが、「あっ、これはもしかして」というシーンが多くあり、その部分でも楽しむことができました。どのシナリオも素晴らしかったですが、強いて言うなら「真っ赤なウソ」「ウソから出た誠」が好きです。 最後にどうでも良い事ですが、タイトル画面の「ウソ」が赤く塗られているので、読む前は血生臭い要素があるのかなと考えていました(笑)。その後、あとがきで「当初は大きな事件を入れる予定だった」と書いてあり、ひっそりと納得しました(笑)。 @ネタバレ終了 充実した読書時間を過ごすことができました。素敵な作品をありがとうございました。
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    タイトル画面がキラキラ綺麗で、なんとなく希望に満ち溢れた話なのかな、と思っていました。 @ネタバレ開始 列車を降りずに橘くんと話を続けて、それから列車と橘くんとプレイヤーの関係性の真実を知ったときは衝撃を受けました。 それから橘くんとずっと一緒にいられるエンドを探しましたが、どうあがいても二人は離別する運命・・・。切ないけれど、美しいお話でした・・・! プレイさせていただき、ありがとうございました!
  • けものからるる子守唄
    けものからるる子守唄
    ケモノ妖精!!可愛すぎる!! 江戸っ子のカロンがお気に入りです! おじいさんの件は感動して心が温まりました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 【Valentine's・Loved one】
    【Valentine's・Loved one】
    バレンタインの甘いお話かと思ったらシリアスなお話だったので、逆にとても気になって一気に読み進めました。 チョコをもらったドゥーデの表情が明るくてとても嬉しそうで、その後の展開は嘘だと信じたかった…。 @ネタバレ開始 バッジの説明が切ない…! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • PERSONACONSCIOUS
    PERSONACONSCIOUS
    え、飲む・飲めないオムライスが気になる……となりつつ、とても個性的なキャラクターonlyかつ中二病やクトゥルフ神話などが好きそうな人は涎を垂らしながらプレイするしかないような言葉が画面に常に存在し続ける、超個性派ゲームでした。 初めの半エンドレス拷問ショーからの目のくだりがどこで繋がるのかなと思っていたら……壮大な物語として姿を現してきて、そして色々と衝撃な展開を迎えました。 @ネタバレ開始 想像力をブーストかけ続けて限界フルスロットルしたら皆がカタツムリなどの姿になって、そこからもう一段ブーストして奇跡が起きたり……と、最後の方は「何もかもが(先の展開が)読めないから、このまま一気に読み進めるしかない!」と最後まで駆け抜けました。 選択肢で間違えてゲームオーバーになったりもしましたが、最後は無事に奇跡が起きて地球の映像まで出てくる壮大なスケールを堪能させていただきました。 @ネタバレ終了 個性豊かなキャラクターと驚きの設定や世界観が非常に個性的なゲームでした。 ありがとうございました!
  • 各務家〜食卓物語〜
    各務家〜食卓物語〜
    一つ屋根の下で暮らしている家族の日常の中から、一つの出来事を家族全員の視点で見ていく面白い構成の物語でした。 お父さんのくたびれ具合やお母さんの子どもが第一なところなど、日本らしいというか……日本の社会構造によって形成されざるをえないある種スタンダードな家族の在り方が見えて、ほのぼのとした中にリアリティもありました。 @ネタバレ開始 お父さんの妻との会話を諦めているところ、家の中にまともに居場所がなさそうなところ、家族に向き合うより飲みに行き現実の問題を先送りにしているところなど……お父さんのパートの部分にリアリティがとてもあり、この辺りで各務家が幸せなだけの家ではないことに触れられてよかったです。 シンプルかつかわいらしい絵柄とのギャップでもありましたが、ほのぼのだけではないリアルな空気が各務家の皆さんにキャラクターの厚みを添えていたと思います。 歩さんと笑楽さんの二人のパートが本当に好きです。 この2人のお互いを大切にしている部分に癒されました。 各務家に色々あるように、きっと笑楽さんも笑楽さんの家族とは色々あると思うのですが、笑楽さんの笑顔とサプライズが各務家に素敵な風を吹かせた最後のカップケーキシーンは拍手したい思いでした。 日本ではよくよく「言わなくても察しろ」などというテレパシー呪文がまかり通っていますが、本来家族であっても「言わないと伝わらない」はずで、各務家では笑楽さんがその辺りのほぐし役をしていましたが、一人一人がもう一歩歩み寄り口にできたらいいだろうなと思いました。 @ネタバレ終了 家族のカタチはそれぞれで多様化していますが、各務家の場合はこんな感じだよと触れられることができて「なるほど」と面白いゲームでした。 それぞれの視点から見ることで、この家族の個々の人間の関係性などを考察したり想像する余地もあって面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 各務家〜食卓物語〜
    各務家〜食卓物語〜
    6人の視点から語られる、ある家族の物語。 少しずつ明かされていく秘密や思いによって、物語が完成していく。 ジグソーパズルのような面白さがありました。 @ネタバレ開始 語られていく順番が練られていて、読んでいて上に下にと気持ちが翻弄されてしまいました。 家族だからこそ、親しいからこそ言葉にはしない。だからそこに誤解も生まれてしまうのかもしれません。でもそんなもどかしさが、家族になるかもしれない他人によって解消されていく、という結末もとても感慨深いものがありました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 ありがとうございました。
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    @ネタバレ開始 泣いた 人間は愚か…( ; ; ) 制作日が“あの日”なのも… セリフの一つ一つに愛情感じるのもそういう関係性だって気付いたらより辛い 名作
  • 星を待つ片月
    星を待つ片月
    概要欄にある通り、1週目と2週目でガラリと雰囲気が変わる物語でした。 まさかそういう話とは……。 最初に始めた時は何がなんだか分からずに進めておりましたが、徐々に何が起きたのか見えてきて 全て分かった時に切ない気持ちになりました。 @ネタバレ開始 1週目の終わりで、無事にツキコが成仏し、ここからまた新たな1歩を踏み出せる…!と希望に満ちてからの2週目。 本当に過去に囚われていたのはツキコではなく、セイだったと分かった時には衝撃を受けました。 未練たらたらだと思っていたツキコは、本当はセイを助けるために出てきてくれていたんだなあ……とほろりほろり。 あの月夜をキッカケに今度こそ未来への1歩を踏み出せることを願います。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    Ver1.02を2週、ver1.03を1週プレイしました 物語は雪村とアヤ、そして美月と日を追うごとに少しづつ変化していく関係に引き込まれていき、世界観と合わせてED後には何とも言えない余韻に浸っておりました。 登場人物の細やかな表情と差分、CGの綺麗さ、繊細さには終始圧倒されっぱなしでBGMと合わさり全てが高いレベルで調和し、完成していると感じます。 @ネタバレ開始 個人的に1番好きなビンタシーンで、まさかの加筆!! アヤと博士、そして雪村の3人の心の動きが細やかに表現されていて、アプデ前と合わせて更に好きなシーンとなりました! @ネタバレ終了 本当に良い作品に出会えて、ゲームができたこと。本当にありがとうございます