その他
7587 のレビュー-
何を呪って生きればいい?タイトルに惹かれてプレイしました。 最初は思うがままにプレイ。途中で「おや、これは?」と思いつつ最後までプレイしました。 @ネタバレ開始 あくまで個人の解釈なのですが、双子の堕胎のお話なのかな?と感じました(違っていたらすみません!)。 呪い→祝福の順にEDを見たのですが、ああ…どちらでも救いはないのかな、としんみり。ですが、もし解釈が合っているのならば、一人ではない事はひょっとしたら幸せな事なのかもしれないと感じました。 @ネタバレ終了 不思議な心地よさと、でもしんみりくるお話でした。色んな解釈ができる作品だと思います、ありがとうございました!
-
ナツノイドコロ爽やかで、でもちょっと切ないようなタイトルとタイトル画面が印象的でずっと気になっていました。 @ネタバレ開始 冒頭から、これはアレかな。「ぼく」は家で虐待か何かを受けていて、そこから逃げ出したのかな……と大変不穏な始まりに開始5秒からハラハラしてしまいました。(タイトル画面で「外に出る」ボタンに、んん?となっていたので、色々納得でした) そんな時に現れたお兄さん。彼との穏やかな時間に「ぼく」が癒されていく様子が分かって私まで癒されていました。しかし、アルビノであることを悪く言われていることや、お姉ちゃんが拾ってきた猫ちゃんの末路のことなど、少しずつ明らかになっていくぼくの境遇を思うと、癒されながらも胸が痛くなってしまい辛かったです。 そしてお兄さん。とても穏やかで優しいけれど、何かを諦めているようにも思えて、ぼくはもちろんですが、このお兄さんも心配になってしまいました。蝉や蟻のくだり、高校生でここまで死生観が達観している所に、お兄さんの心の闇というか、抱えているものの大きさみたいなのを想像してしまって苦しくなりました。特に、ぼくが耐え切れずに泣き出してしまう所と、それを優しく見守るお兄さんの懐の広さ(或いは、逆に色々諦めてしまっているが故の虚無感なのかも……)が垣間見えるシーンは、大変に情緒がかき乱されました……! 最初はエンド「ばいばい」に辿り着き、あの後ぼくが自らそれを選択してしまったことを思い、泣きました。その後、ばいばいを二回ほど見て(ちょっと攻略に詰まりました(笑))次に辿り着いた「ただいま」エンドで、お、お姉ちゃん……!( ;∀;)家庭環境がそもそも酷い様子なので、お姉ちゃんの愛情もそこから歪んでしまったのかなと思うと、何だかやるせなくなりますね……。 そして最後、白エンドに辿り着き。緋色の花……ハッカ飴……緋色君……!!となりました(語彙力霧散)。緋色君との夏のひと時があったから、真白君は、何とか今を踏ん張れているのかなと思うと(´;ω;`)最後保健室のドアの向こうにいたのは……そうだったらいいなと心から願いました。 そして、おまけがまさかの複数構造になっているとは!?クリックする度に新たに物語が紐解かれていくのが、ワクワク感がありました。 お兄さんこと緋色君と藍君のお話は、真白君とお兄さん時代を彷彿とさせる瞬間があり。緋色君は、昔から誰かに執着されやすい人なのかな?という印象を受けました。先輩こと灰君も話していましたが、緋色君はまるで蜃気楼のように儚げで、どこか消えてしまいそうな危うさを持っている子のようなので、相手は緋色君をほっとけなくて構っていたら、いつの間にか緋色君沼にハマっている様子を想像してしまいました。緋色君みたいな子いたら、私絶対好きになってしまう気がします……(笑) 真白君の今が幸せとは言えないけれど、それでもあの夏の日が、真白君を、そして緋色君のことも支えてくれているのかなと思うと、偶然の出会いの尊さを感じます。 おまけ3種続けて見まして、その後しばらく3種目が繰り返されたのでこれで終わりかな~と思ってたら……んんん?また新しいお話が!?こ、これはお姉ちゃんのこと!?黒江ちゃんというのですね。黒江ちゃんは、やっぱり周りからも異質な存在に思われているのだなと納得しつつ、彼女自身は弟を心から愛していると信じているのが物悲しかった。願わくば、彼女含めて、皆が少しでも生きやすい未来を選び取れるといいな~。真白君、灰君、緋色君、藍君、黒江ちゃん。皆、お名前に色の名前が使われているのが印象的でした。 @ネタバレ終了 短いながらも、夏の空気感と二人の様子が鮮烈に心に刻み込まれるような、趣深い作品でした。 全編通してBGMが無く環境音だけなのも、物語の深みや切なさをより強調していて、お話に没入出来る作りになっていると感じました。途中でセーブが出来ない仕様なのも、このお話では自然に思えます。もう戻れない、あの頃には……感! 多くを言葉で語らない作品で、読了後の余韻がすごいです。フルコンプまで30分程度とのことでしたが、その三倍くらいはナツノイドコロ世界に浸っていたと思います。今、完全にふやけております。 素敵な作品をありがとうございました!
-
バグだらけ研究室ゲーム制作者必見のゲームだと思います。 なんせ「あっ自分もやったことある~(胃痛)」みたいなバグが沢山あって突っ込みどころも見どころも満載な作品なので。 そしてそのバグを見つけるという発想が面白い 隠し要素やネタとして語られるバグをこうした形でもってくるのは凄いと思いました。 是非皆様もご自分の目でバグを見つけてください。 素敵な作品をありがとうございました!
-
わるいこになろう!攻略サイトも参考にしつつ 全部のエンド見ました。 BADがBAD過ぎて壮絶でしたが、 その分TRUEがとてもHAPPYに感じました。 @ネタバレ開始 もしかして、神永雫ちゃんは 「きむらまりあちゃん」だったのかなと考えました。 お父さんを殺して、施設に入り名前を変えたとしたら 全て辻褄が合いますし・・・ そうだとしても、その秘密を暴くのは野暮ですね。 魅麻ちゃんには知らせないでそのまま幸せになってほしいです。 @ネタバレ終了 面白かったです! 素敵な作品を有難うございました!
-
手紙『』未来の俺からの手紙。 それをどう受け止め対応するか。 学生である俺に起こったちょっとした異変。 @ネタバレ開始 学食のシーンに懐かしみと青春を感じます。 ありふれた日常が一番平和なんじゃないかなぁと思う一作。 水族館の魚が美味しそうに見えますw @ネタバレ終了 面白かったです。 とりあえず色々美味しそうに見えたと言う証拠を添えておきます。
-
プダラを着た悪魔配信でプレイさせていただきました!イラストと音楽はもちろん、キャラクターたちがとても魅力的で楽しく労働できました!!!!とくに工場長が好きです! @ネタバレ開始 工場長の貞操が心配です。大好きです。 @ネタバレ終了
-
シオコイこんなにギャルゲーちっくなタイトルなのに、恋愛要素ナシなんですか!?とちょっと笑ってしまいました(笑) タイトル画面も、髪が揺れたり目ぱちしたりとっても可愛いキャラデザで凝ってる恋愛ゲームみたいなのですが(笑) マルチエンディングで、ちょっとした選択肢で主人公の未来がほんのちょっとよくなったり悪くなったり……… @ネタバレ開始 恋愛はしないけれど、友情が芽生えてより良い人生になっていってるエンディングは見ていてちょっと幸せな気分になりました。 香月さんルートは推理したり助手になったり思いがけないエンディングになったりでとても楽しかったです。 @ネタバレ終了
-
「はい」か「YES」で答えられる質問だけタイトルに惹かれてプレイしました! 全部のエンディングを見させていただきました @ネタバレ開始 ディストピアのユートピアな世界がとても怖かったです 最後のあれでぞわっとしました @ネタバレ終了 とっても面白い作品をありがとうございます!
-
手紙『』3エンド全回収で約10分のお手軽サウンドノベル。 物語の真相を考えたり各エンドを見てからも考えさせられたりと、短いのに満足感もしっかりです。 難解という訳ではなく、想像が働かされるタイプと言えば良いでしょうか。マルチエンドの効果が抜群です。 注意事項も特に無いので、多くの人が楽しめると思います。空いた時間にぜひ! 素晴らしい作品をありがとうございました!
-
ナツノイドコロ夏休みの昼間に、公園でお兄さんとお話する物語。 ここだけ聞けばごく普通の日常と思ってしまいそうですが、冒頭のただならぬ文章から、一気に物語に引き込まれました。 主人公は言葉少なく、ほとんど自分のことを語りません。 なので読み手である私も、お兄さんと同じように主人公の言葉に耳を傾け、様子を探ります。 しかしお兄さんは未成年。できることには限界がありますし、なかなか上手い言葉が出てきません。 お兄さんに共感しつつ、少しのもどかしさも感じつつ、ゆっくりと読み進めていきました。 @ネタバレ開始 何も考えずに選択し、初手は「ただいま」エンド。 やっぱりかー!!と頭を抱えると同時に、あまりの惨状に絶望しました。 お姉さんは一見加害者のようで、追い詰められた被害者のようにも見えます。親は何をやってるんだー!! これはどげんかせんといかん!!ということで、そこからは他の方のコメントを頼りに他エンドの回収も進めました。 中には希望があるような終わり方もあり、私も救われた気分です。 保健室での再会を思わせるような、白ルートの結末が素敵ですね! @ネタバレ終了 主人公に明るい未来が待っていることを願います。 素敵な作品をありがとうございました。
-
シオコイ恋愛要素がないとは、どういうことだろうと思いプレイいたしました。 @ネタバレ開始 いい関係になっても結ばれる展開がなく あのエンドがトゥルーなのは、いいセンスだと思います。 1プレイが短く、手軽に遊べて ヒントもありストレスが少なかったです。 ジャンルが変わる超展開があるのに驚きました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
-
あのひ あのときドット絵の雰囲気がとても素敵で、BGMも綺麗でかわいくて、ケモノ好きなわたし的にもとても好みなゲームでした。 @ネタバレ開始 音楽を聴きながら歩くのも、水や風、虫の音を聞きながら帰るのも、学生時代に1時間近く歩いて帰っていた日々を思い出しました。 いろんな景色と音を楽しみながら歩くのって気持ち良いですよね。 @ネタバレ終了 とても楽しませていただきました。
-
ティラノフェス2023オープニング
-
シオコイサムネw からの本編の展開がとっても面白かったです。 選択肢によって展開があらゆる方向に変わっていくのはノベルゲームらしくてとても好きでした。 確かに恋愛要素はありませんがハッピーエンドはほっこりする展開で良かったです。 @ネタバレ開始 アナザーエンドで自己紹介を求めてくるが宇美が好きです@ネタバレ終了 樂しませていただきました。
-
ごちゃまぜヒロインこの作者さんが以前に作った「ごちゃまぜヒーロー」という作品の、続編とも言える物語です(「ヒーロー」は別サイトにてダウンロードできます)。で、時間軸も前作の終了後という設定です。ただし今作単独で物語は成立していますので、前作を読んでいなくても問題はありません(前作を読んでいるとより楽しめますが)。 今作は、3つの変身ヒロインの力をいっぺんに受け継いでしまった主人公真白が、地球を守ために奮闘する様子が描かれます。3つのヒロインは、セイ○トテール風、プ○キュア風、カードキャプターさ○ら風とでも言いましょうか(笑)。デザインは独自性が高く、前作「ヒーロー」と比べるとパロディ的面白さは薄いのですが、その分何も知らなくても楽しめます。 主人公が3つのヒロインの力を持ったということで、序盤はコメディ的な面白さもありながら、中盤から後半は非常に熱い展開となります。後半で、一時読み手の気持ちもダウンさせるようなことが起こりますが、その後反動のように一気に盛り上がるクライマックスはお見事。 また、きちんと3つのヒロインの力を使い切った作りになっていますし、ラストも大変気持ち良く話がまとまります。設定が設定だけに、少し盛り込みすぎのところがなくもないですが、文句なしの娯楽大作。大作と言いましたが、1時間半もあれば十分読めます。「コミカルながら熱くて感動もできるドラマ」を読みたい方には、自信を持ってお薦めします。
-
Moral2つの働き方に対する視点から仕事と給料×時間に対して語られるこちらの作品。 どちらの視点が正しくどちらが正しくないのかは人それぞれだと思いますが 対立した働き方に対する考え方から今の日本の会社組織の働き方の問題点が見えてきます。 この作品をプレイする前もプレイした後も最初のなんの変哲もないビルが不穏なBGMと相まってずっと違和感を感じる。 今の日本の会社の働き方に対して横から斬りかからんとするそんな作品だと思いました。
-
プダラを着た悪魔瞬時の判断能力を試されるゲーム! 幾度となくクビになりながらも、なんとか終業時間まで働くことができました!! とにかく細かいことを考える必要はありません。オリジナル商品を作って下さい。作り続けてください。 ……なのですが、中にはお恥ずかしながら元ネタ(笑)を知らないものもありまして、オリジナル商品を生み出すことの難しさを思い知りました!! @ネタバレ開始 最後は「工場長~~~~!!!!(涙」と感動してからの、しっかりオチが効いた作りで良かったです! さあ、今の内に夜逃げの準備を始めましょう!! @ネタバレ終了 面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました。
-
何を呪って生きればいい?最初プレイしたときはそこに横たわっている人がいて、傍に誰かが腰かけて問答をしている印象でした。でもこれはどんな場面を表現しているんだろう、と疑問が残りました。 ふたつのエンディングを見た後、参考文献の欄を見てちょっと検索してみると… @ネタバレ開始 登場人物2人の姿と鐘の音の意味がプレイ中のイメージとは全く異なるものだったことに気づきました。それらが正確には何を表しているのか想像の域を出ませんが、目の前の光景がガラリと変わる感覚に少しぞくっとしました。 @ネタバレ終了 ただ参考文献を見落としていただけなのですが、驚いて思わず2周してしまった印象深い作品でした。
-
The BondThe Hotelが大変面白かったので続編もプレイさせていただきました。 本作は現代怪談のようなまた違った世界観でとても惹き込まれました。 @ネタバレ開始 怪談話を一つづつ楽しんでいたところ…… やはり一筋縄ではいかないのが作者様の作品なのですね! 不可思議現象と怪談話を楽しんでいたはずが、いつの間にか地下迷宮に迷い込んでる…⁉と、驚きました。 先の読めない展開にまたもや翻弄されながらも何とか脱出。 テキストから示唆に気づけたときは嬉しくなっちゃいました。 脱出したはずが、また蛇花町に・・・?あれ…? もしやまだ続きが!?と予感させるENDINGに期待が膨らみました。 作者様の作品他にもシリーズで出されているようで、ぜひそちらも遊ばせていただきたいです。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品を遊ばせていただきありがとうざいます!
-
タバコ屋乙女と小話でもレトロなイラストに惹かれてプレイしました。アンニュイな表情がいいですね。ちょっとしたアニメーションや落ち着いたBGMが雰囲気を高めてくれます。 @ネタバレ開始 顔を手でこするのあたりであれ……?と思ったのですが、おまけを見てやはり、とニッコリ。 もしや最後に出てきた男性は例の酔っ払いで、素直に言えなかったのかな……などと想像していました。(だってアカヨさん美人ですもの……!) 雨が降ったあとの匂いは私も好きですが、細菌が出す匂いだとは知りませんでした…!一つ賢くなれました。 @ネタバレ終了 しっとりとした世界観に浸れました。ありがとうございました!