ティラノゲームフェス2021参加作品
8647 のレビュー-
彼と彼女の怖い話READMEに書いてあった「概要:ナンセンスホラーコメディ」を見て、 真反対のものを合わせた不協和音しか聞こえないと思っていたのですが、 説明するとしたら確かにナンセンスホラーコメディでしたw キャラクターは表情豊かで飽きさせず、 忘れた頃に不穏なBGMとともに差し込まれるホラー成分が、 いい具合にピリリと効いていた作品でした。
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穴の中トナリノから作者様のファンです 土着信仰に基づく怪奇事件、そして……というホラー好きにはたまらないものでした 作者様の文章力がすごいので、どんなことが起きているのか臨場感たっぷりで怖いです!!! さらに登場人物もいきいきとしていて魅力的です 攻略ページも用意されているので無事にコンプリートすることができました @ネタバレ開始 最初にグッドエンドに到達したので全エンドコンプリートするのが、ちょっとつらかったです(;^_^A グッドエンドもこれからは希望にあふれた素晴らしい未来ではなく、まさに「穴の中」といったタイトル回収がお見事すぎるエンディングで一番好きです! @ネタバレ終了 とても面白かったです!怖くて素敵な作品をありがとうございました!
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会社人間エンディングを全て読みました。生きていくために働くのだけれど、やはり自分の精神安定が一番ですね。
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The Hotel私にとって蛇花町への訪問は本作が初めてでした。 @ネタバレ開始 もし「ブー・ブー・ドールズ」を先に遊んでいたらあの登場人物たちに親近感と愛着を持ち過ぎてしまい、この独特すぎる非日常を味わえなかったことでしょう。それほどまでに初見プレイでは登場人物たちに強烈な胡散臭さと好奇心を覚え、蜘蛛男の最後の一言に背筋が凍りました。あと急に殴るのやめなー! 結局一週間近く宿泊したあとあることに気づき、無事チェックアウトを許されました。いざホテルを出てみれば、蜘蛛男も鳥乙女もノノさんもロボットたちも普段どおりに振舞っていただけで、滞在中の違和感の正体は二人の宿泊者だったように思います。爺さんのおしゃべりを聞き流す会社員の車を――今までは語り手であった彼の視点で読み進めていたのに――モニタの向こうから見送りながら私は一人納得しました。非日常とは待ち構えているのではなく、持ち込まれるものなのかもしれないな、と。 @ネタバレ終了 唯一無二の体験をさせて頂き、ありがとうございました!
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世界を破壊する魔法若さゆえに世界は狭く、その中だけで醜く渦巻き続ける逃げ場のないエネルギーがいかに眩しいか。可愛らしい、しかし独特で印象的なタッチのイラストと、明瞭な、しかし生々しく容赦のないテキストで描かれていました。すまんがそのフェアリーハートをしまってくれんか…わしには強すぎる…のに百合好きなのと怖いもの見たさで最後まで一気に読んでしまったではありませんか!(分岐、初見は下を選びました) ホントに全年齢でいいんですかこれ!! まあ制限つけると鴉やヒカルと同年代のプレイヤーが味わえませんものね。いいか! とは書きましたがオトナにこそ読んで頂きたい…そして自分が彼女らと同じ頃どんなだったのか、そして二本のスコップでないなら何を<世界を破壊する魔法>の発動体とし、吹き込んできた新鮮な暴風雨を浴びることができたのか思い出して欲しい。その時、隣にいたのは? そんな作品でした。 絶対に忘れられない物語として私の中に刻み込まれています。ありがとうございました!
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デヰツァの幕切れ─蝶華の鳥籠─とある方の実況動画でこの作品を知り、これは自身でプレイせねば!!とプレイさせていただきました。 各キャラの過去までしっかり描かれており、最後まで楽しくプレイさせていただきました。 最推しは京子さん、次に鏡太郎くんと帳で揺れています。 絵がとてもきれいな上、スチル数やエンド数、エンドには関わらない選択肢でもキャラの過去を匂わせたりなど、しっかりと作り込まれており、これがフリーゲーム!?無料でプレイしてもいいのか!?と思うぐらいにはクオリティの高い作品です。 ただ確実に好みが分かれる作品でもあると感じました。まあ軽くといえどG表現が入る時点で万人受けはしないわな…。 @ネタバレ開始 最後までプレイすると分かりますが、これは主人公に選択肢が無い…。誰のルートに行っても最終的に帳と結ばれることになるんですね…。だがしかし、この感じがヤンデレ好きには良いんだ…!!すまないな、花純(主人公デフォ名)ちゃん! おすすめ攻略順で今回攻略させていただきました。攻略順でそれぞれのキャラやストーリーの感想などを書かせていただきます。 【帳】 メインヒーローだしヤンデレだろうと思ってた。思ってたけど…!一番最初に攻略して、あんな王道展開された後にあんな病み見せられるとは…! 爽やかで溌剌とした好青年(しかも頭良いし運動神経抜群)、という人物像に隠された病みと、なぜそんな人物になったのかが描かれた過去。もうはわわ…としか言えませんでしたね。めちゃくちゃ好みです。でも京子さんが最推しなんだ…。すまんな…。 鏡太郎くんルートの、最後の選択肢で帳を選んだ時の最後のあの顔にはガチめにビビりました。ヒッ、とリアルで声が出ました。あれは怖い。花純ちゃん、帳のあんな顔見て大丈夫だったんでしょうか…。 帳のハピエンであるエンド1は本当に分かりやすく王道展開でした。善と悪、ヒーローとヴィランの構図がまさに王道!!この展開が嫌いな人はそういないのではないでしょうか。 また、彼の心の中を細かく書き著した”???の部屋”の手記。それぞれのキャラのルートごとに用意されたそれは、如実に彼の本心と本性、裏での暗躍を描いています。すばらしく病んでいましたね。好きです。 そして、彼がどうしてここまでのヤンデレになってしまったのか、花純ちゃんに依存してしまったのかを描いた追憶編。 家柄ゆえの自由の無さと帳の両親の関心が基本的に彼の才能だとかにしか無かったこと、愛情がきちんと彼に注がれなかったこと、その他諸々が彼をここまで歪めてしまったのか…、と納得。正しく愛情が注がれていればこんな風には歪まなかったでしょうね…。 しかし花純ちゃん、めちゃくちゃ大事な約束してるのに忘れるのはまずいと思うよ…? 本当に、子供だからと侮るなかれ、でしたね。 【八尋】 絶対やばい人だ、と思っていたら、案の定やばい人だったキャラです。何なら予想の数倍やばい人だった。頭のネジが1本どころか、4,5本はどっか行ってる。この作品のナチュラルサイコパスといえばこの人で確実に通じると思う。そんなレベルです。 彼に関しては、もう本編読んでくれ、としか言いようがありません。もう、なんといえばいいのか分からない…。私には、彼のことをどう書けばいいのか分からないよ…。 とりあえず、好き嫌いが一番はっきり分かれるキャラだと思いました。私は八尋さんのこと嫌いではないですが、ちょっと苦手だと感じました。 【京子/ケイ】 はい、この作品の私の最推し、京子さんことケイさんです! 一目見た瞬間に、あ、女装男子か。となりました。 麗しく厳しい、でも優しい京子という人物の中身が、ケイというちょっと抜けているけどちゃっかりしていて、無邪気な笑顔を見せる男の人なのだと思ったら…なんかもう、ギャップにやられていましたよね。 そして彼のルートで見ることができた、花純ちゃんたちが勤めるカフェーのオーナーの顔…イケおじでしたね。すばらしい。おっと脱線しました。 いや、本当に語りたいところがたくさんあるんですが、あまり書きすぎると作品の内容を語り尽くしてしまうことになりそうなので、頑張ってまとめようと思います。 簡単に彼の過去をまとめますと、元々食い繋ぐためにスリなど悪事を働いていた彼が、養父となるやばい人に捕まり、もっとやばい悪事を強制的にさせられる、という感じです。養父の気を損ねたり、依頼を失敗したりすると躾として暴力を振るわれる…やばいですね。ちなみに八尋はケイの義理の弟だったりします。 まあそんなやばい家に嫌気が差し(ちょっと違う。これは追憶編を読んで確認してください)、もうどうにでもなーれ!と家を飛び出したことが、彼の運命を変えます。そう、オーナーとの出会いです。そうしてオーナーに拾われた彼は、のちに京子としてカフェーで働くように…というのが彼、ケイの過去になります。 大正時代という、貧富の差が激しかった時代ならではの設定ですね。 もう、彼のエンドでは、語彙が消失するぐらいに彼が格好良くてですね。はー、好き。と、もうそれしか言えなくなりました。しかもこのルートだと、花純ちゃんも逞しくなったことにより、すごくかっこいいことします。未プレイの人には、これは本編を実際読んで確認してほしいと思います。このルートの花純ちゃんが私は一番好きです。そして、このルートの花純ちゃんが一番自分の気持ちに鈍い…のか?もしかしたらケイの胸中を分かったうえで言ってるのかも…? これ以上彼と彼のルートを語ろうと思うと、多分止まれなくなるのでここでやめておきます。 【鏡太郎】 初心くて可愛いルートでした。後日談、結婚までいったのにその幸せが帳によって壊されると思うと…。可哀そうが過ぎる…。 帳への劣等感ゆえに彼が大切にしている花純ちゃんを奪おうとして、逆に彼女に心奪われるというのが…可愛いなあとほっこりしましたよね。赤面姿も可愛ければ、恋人になった直後の花純ちゃんのほっぺにキス…という初心さも可愛い。 花純ちゃんも、彼に影響されてかこのルートだと他のルートより若干おぼこいです。可愛いね。 もう、初心くて可愛いしか言えないです。 そして、序盤も序盤なところの、彼のスチルが入手できる選択肢…そこに行ってしまうとどれを選んでもすぐさまバッドエンド突入という救われなさ…。しかも内一つはちょっとエンド表記の様子が可笑しいという…。理由が分かった瞬間、なるほどこういうことだったか、と納得しました。 また、彼のルートが一番ストーリーの真髄…真髄?ちょっと違いますね、本来の姿、とでも言いましょうか、彼のルートで見ることのできるエンドこそが、この作品が一体誰のための物語なのかが良く分かるストーリーとなっています。 ぜっっっっったい、花純ちゃんは誰も選ばなかった時が、彼のルートだと一番幸せだと思う。変わらぬ日常って、時に誰かと結ばれることよりも幸せだと思うんだよ私は…。 彼の詳細も、プレイして皆様の目で確認してください。私が語るより絶対早いので。 文字書きとしては、ものすごく二次創作したい!!と思わせられる作品でした。うおおおおお、妄想が捗るんじゃああああああ!!! 完成した暁には、こちらに報告を載せていこうと思います。 当方シブの民なので、おそらくそちらに投稿すると思います。 @ネタバレ終了 兎にも角にも、フリゲとは思えないほど素晴らしい完成度の作品でした。 作者様がまた制作をなされた際にはプレイしたいと思います。 素晴らしい作品と楽しい時間をありがとうございました!
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負け犬の癖に吠えるな単なる愛とも憎悪とも言えないような、でもその全てがあるような、どん詰まりでどうかしている人の話でした。ストーリーは重いですが語り口は軽妙で、エンディングを迎えていくたびに爽やかな読了感が増していく作品です。 @ネタバレ開始 エンド回収順は6→5→4→3→2→1 分岐はこっちの方がひどい結果になりそう!で選びました。 皆まあまああれな人ですが、個人的には優太くんも美咲さんも佳くんも嫌いにはなりきれなかったです。無理に善性を見出したいわけではないですが、どうしようもないほどの人間だったな…という感じでした。 @ネタバレ終了 こういう作品からしか得られないものがあるので、この作品を作って世に出していただいたこと、それに触れられることに感謝です。 ありがとうございました!楽しかったです。
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けものからるる子守唄個性的なかわいいキャラクターがとてもいいと思いました!なんか悪いキャラクターが出るのかな〜?と思っていましたが出てこなくてちょっと安心しましたw
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キミに心臓をあげたい凄く感動しました泣 @ネタバレ開始 ピアノのシーンで律がその場にいる人たちのためじゃなくUのために弾くって言った瞬間うるっと来ました。 TRUE ENDのエンディングの優の言っていたセリフ、「律に逢えるといいな的なこと」凄く気になります。自分的にも再会して欲しいですが、そこから先は、ご想像におまかせ……ですね‼(まるでAnjel Beatsのような感じで!!) @ネタバレ終了 作者さん、本当に素敵な作品を作ってくださってありがとうございます;;
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マッチングアプリで出会い厨してみたおもしろかったです!特に主人公の最初のプロフがだめだめすぎて、ツッコむのが楽しかったです。私としては、あんなプロフィールを書いていた人が、その後あんなに無難なプロフィールをかけることにびっくりしました。真奈さんは大学の華やかな生活には疲れているけれど、1人で過ごすほどの勇気はないというのがリアルな設定だなと思いました。 2〜3周目でMさんが佐々木真奈さんになるルートを探索しました。 @ネタバレ開始 お酒を勧められる真奈さんをかばって主人公が代わりにお酒をがぶ飲みするところはかっこよかったです。佐々木さんが待ち合わせ場所に現れたときはすごく嬉しかったです!ゆるい服装にばっさり切った髪で現れて、本来の自分を取り戻せてよかったね!という気持ちになりました。 複数のエンドがあるところも、そこに辿り着くまでの道筋が割とわかりやすいところも良かったです。ありがとうございました!
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一刻迷華ちょっと変わった仕組みの異世界転生系中華(+西洋要素アリ)ファンタジー乙女ゲーム。 @ネタバレ開始 全クリ後に分かることなのですが、実は一人残らずハッピーエンドを迎えるという素敵なつくりをされています。 ハッピーエンド至上主義の私としては嬉しいゲームです。 @ネタバレ終了 とても素敵なゲームでした!
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ノアの審判ずっと気になっていて、やっとプレイできました! @ネタバレ開始 現時点で公開されている、「2章:事件編」までプレイ! ビジュアル・システム・ストーリー、演出、とにかく全てにクオリティが高すぎて、びっくりしました!! このクオリティでの制作は…確かに血反吐をドバドバ吐きますね(ご無理なさらず…) 「デスゲーム」ということで、殺伐としたお話なのかな?と思ったのですが、コメディ要素がたくさんあってびっくりしました。 中でもFAで描かせていただいた、脱衣ポーカーには爆笑しました~~!! 住民たちがみんないいキャラをしていて、「どうしよう、誰一人として死んでほしくない…」と思ってしまっています。 でもこの「情」が、物語の味を生み出すのでしょうね…おもしれぇ!(みんな、ゴメン) ちなみにキャラクターでは、シーリーンさんとハヤテが1番好きです♪ (けど、まさかの脱落で、涙・涙・涙!!!もっと暴れる姿を見たかったぁ~~!!) 推理パートでは、「頭弱いので大丈夫かな?」と思ったのですが… すごく丁寧にわかりやすくみんなが整理してくれていて、めっちゃ助かりました。みんな、頭いいな!!! (それでもポンコツを発揮して、みんなに突っ込まれるMyノアちゃん) テンポよくプレイできる親切仕様もあり、本当に丁寧に愛情を込めて作られた作品だなぁ…と感動していました。 @ネタバレ終了 まだ未完ですが、現時点でも十分に楽しめるクオリティでした!とっても楽しかった!! ぜひ最後までの完走を、願ってやみません! お体にお気をつけて、制作に取り掛かってくださるととてもありがたいです…!
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はこにわのみことてもよかった…。 やさしい世界でほっこりしました。 キャラクターの動きも丁寧で、絵本を読んでいるようなゲームでした。 お話もしっかり作られていて素敵でした。 ありがとうございました。
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The Hotel素敵なホテルに3日ほど滞在させていただきました。 @ネタバレ開始 怪しい山奥のホテルで、不可思議な住人たちの話を聞く・・・ 噛み合っているのかいないのか、哲学なのか酔っ払いの絡みなのか… と、心地よくテキストに酔うような気分でプレイしていたら。。 最後のあの問い…!まさしく「何に?」となりました(笑) 周回プレイでもまだ翻弄され、コメント欄のヒントがなければきっとまだ山奥に・・・・ @ネタバレ終了 ゴシック小説のような世界観と謎解きの組み合わせがとても新鮮で素敵した。 素晴らしい作品を遊ばせていただきありがとうざいました!
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はこにわのみここのゲームに出会ってちょうど一年ほどでしたので、もう一度プレイさせていただきました! @ネタバレ開始 「神さまの子」として崇められる「ふつうの女の子」のアニーちゃん。 この時点でもう辛いし、シスターたちはアニーちゃんを「アニーちゃん」としてではなく、 「神さまの子」としてしか見ていないのだと思うともっと辛い。 一周目はそのまま、二周目はログで二人が何を喋っているのかを見ながら読み進めました。 日記がいつも「今日もすてきな1日でした。」で終わるのもまた…切ない… クロとの出会いがアニーちゃんを変えていっているのを見ると荒ぶる心が落ち着きます。 アニーちゃん!!!!!!!!幸福にならないと怒るわよ!!!!!!!!!! @ネタバレ終了 この先、アニーちゃんたちはどうなるんだろう。教会の人々はどうなるんだろう。 どうかアニーちゃんには幸せになってほしいです。素敵な作品をありがとうございました!
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私の名前を呼びなさい!お仕置きシーンが思っていたよりも過激で楽しめました! 最初はちょっと苦しそうだね程度だったのが、段々血を見るような内容になっていき…段階を踏むごとに取り返しがつかなくなるようなことをされ、歪んだ愛っていいなぁと改めて感じられましたね。 探索もやりごたえがあり会話やCGも豊富で、キャラへの愛着も湧く素敵な作品でした!
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生きるその先に -岐尾森編-「岐尾森編」「覚醒編」「回生編」と続く三部作の超大作・恋愛ADV… ずっと気になっておりました。'23のフェス作品も目に留めつつまずは本作を! (シリーズに外伝まであるんですね!とんでもない贅沢…!!) @ネタバレ開始 皆様おっしゃられてますが、ボリュームやスチル・演出が本当に贅沢で、え、フリーで遊んでいいの…?とずっと思いながらプレイしていました(;;) 何もかもクオリティが高すぎてどこに触れたら良いのかわからない状態なのですが、他の方のコメントを読みながら一緒に感動を分かち合ったかのような気持ちになり、とにかく素晴らしい作品を遊ばせていただいたお礼を伝えたく今これを書いてます。 作品全体で、シナリオやキャラクターが濃密で素晴らしいのはもちろん、文章がとても綺麗でするする入ってくるのも大きな魅力で凄いなぁと…! 結→水輝→鬼晶の順に進めていったのですが、本当にどのルートも良かったです…! 個別ルートでこの子を幸せにできたああ、と喜びと感動に浸りながら、でも一方あの子は今どうしているのか…というジレンマに打ちひしがれもしました… (夏生と春生と秋生が神社と公園と駅前の持ち場担当を決めるみたいな協調プレーで全員を救い出してほしい・・・!!弟二人も絶対やれば出来る子たちだもの!) みんな魅力的だったのですが、一番好きなのはやっぱり鬼晶ちゃんです。 冒頭からずっと好きでした。他ルートでも心の隅には鬼晶ちゃんがいました。 毒舌で暴力的で常に上から来るのに、ふと見せる照れ顔が可愛くてずるい・・・! 夏生くんへの無償の愛の中に、一欠片の欲が混ざっている感じも堪らなく好きです… 一緒に過ごした2週間、本当はずっと罪悪感を抱え葛藤していて、それを隠して笑ったり、眠ったり、何でもないように振る舞っていたのだと思うと…… 抑えなくて良いんだよ、望んで良いんだよ、と抱きしめたくなりました。 白詰草のスチルが素晴らしくて、Endingが美しいなぁと思ったのですが… でもやっぱり、鬼晶ちゃんには幸せになって欲しいです・・・!ぞ、続編!! おまけのリメイク裏話もとっても面白かったです。こういうの大好きで…… シナリオの派生や追加、はたまたメインヒロインの変更まで?! こうやって作者様は作品を創られたのかと知れる贅沢な時間でした。 ・・・と、長くなってしまいましたが、本作をプレイできたこと、 そしてまだこれから続編もプレイできる喜びに感謝でいっぱいです…! @ネタバレ終了 とっても贅沢な作品を遊ばせていいただき本当にありがとうざいました。
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花枕(第一章~第二章)文学フリマ東京37に出店されるとのことなので、事前知識として!とプレイさせていただきました。 一話二話と成長に合わせて立ち絵も変わっていて、時の流れを感じられます。 二話の美大の話がリアルに思えたのですが、本当に美大って…あんな感じなのかな、ちょっと怖い…。 でも芸術って難しい、絵画も小説も含めて芸術って難しい…。 何故芸術に手を出すのか。色々と考えてしまいました。 @ネタバレ開始 水菜のデレっぷりには驚愕しましたが、可愛いが勝ちますね! 弟くんを思うツンな水菜も好きだけれどデレもまた…。 三角関係になるみたいなので、今後のストーリーが気になります。 みんな好きだから不幸にはなってほしくない…! 蓮葉のキャラクターもいいですね…水菜と蓮葉、仲良くなって欲しいけど…!! @ネタバレ終了 続編、楽しみにしております!
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終末兄妹世界と調和した音楽、綿密に描かれた背景、演出された光の粒子が、寂しくも神秘的で魅了されました。 3部作とのことで、兄妹の旅がどんな結末を迎えるのか、とても気になります。
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黒い獣と契約の夜プレイさせていただきました! 不穏な雰囲気ではじまり、最後には…? サクッとやられまくりながらも、先の展開が気になりながら最後までプレイ! @ネタバレ開始 まさか、ノベルゲームで死にゲーをプレイできるとは…!まずそこに驚きました。 しかも「はじめから」で、何もせずにいきなり終わるとは!(タイトル画面に戻る衝撃) すでに死にゲーが始まっていたのね…!! 謎のシルエットに「ひえ~!」とやられまくりながらも、進んでいくと…美しい黒天使が…! さらに進めていくと…まってくれ、最初は黒いけど、実は真っ白だった私好みの銀髪赤目イケメン出てきたぞ…!? と、キャラの登場でいっきに世界観がわかっていく過程が素敵でした。 そして、みんな心に闇を抱えている…その心理描写が丁寧に描かれていて…胸が締め付けられました。 クロVSシロのシーンでは、ビジュアルはすごくきれいなのに、残酷な言葉のやり取りでギャップがこれまた…!! 特に私としては、クロちゃんの闇が響きました。 毒舌だけど、共感できる部分がたくさんあって…すごく好きになってました……。 (リアの「他人からの評価でしか生きていけない子」の洞察力には、「私も同じことしてる…」と響きました…) クロちゃんも、寂しかっただけなんだよね…(涙) これらの描写はムービーになっていて、まるで映画を見ているかのようでした。 とにかく、様々な演出がすごかったです…! また、全エンド回収後の真実は衝撃でした。 全人類いずれくる、老い。リアは…そうだったんだね……。 必要とされている外の世界もいいけど…私個人としてはシロたちと一緒のエンドが好きでした。 なによりシロの「お前はお前だ。それだけでいい」が胸に響きすぎました…発言もイケメンかよ……!(イケメンだよ!) プレイを楽しめられるだけではなく、心の闇と向き合える考えさせられる作品でした。(途中で思わず、自分ごとに響いて泣いてしまった) @ネタバレ終了 この度は、ステキなゲームを作ってくださりありがとうございました♪